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JPH0795102A - 望遠鏡付きラジオ受信機 - Google Patents

望遠鏡付きラジオ受信機

Info

Publication number
JPH0795102A
JPH0795102A JP5256487A JP25648793A JPH0795102A JP H0795102 A JPH0795102 A JP H0795102A JP 5256487 A JP5256487 A JP 5256487A JP 25648793 A JP25648793 A JP 25648793A JP H0795102 A JPH0795102 A JP H0795102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telescope
housing
radio receiver
loading
earphone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5256487A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Takakuchi
信之 鷹啄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP5256487A priority Critical patent/JPH0795102A/ja
Priority to US08/305,281 priority patent/US5537677A/en
Priority to KR1019940023604A priority patent/KR950010391A/ko
Priority to CN94115965A priority patent/CN1066876C/zh
Publication of JPH0795102A publication Critical patent/JPH0795102A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/08Constructional details, e.g. cabinet
    • H04B1/086Portable receivers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/08Constructional details, e.g. cabinet
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B2001/3894Waterproofing of transmission device

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Structure Of Receivers (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型軽量でありかつ受信感度が良好である望
遠鏡を一体に組み込んだ望遠鏡付きラジオ受信機を提供
する。 【構成】 上ハーフ3と下ハーフ4とを組み合わせて略
偏平箱状の筐体2を構成し、この筐体2の幅方向の側面
部9に筒状の空間部をなす望遠鏡装填部20を形成し
て、少なくとも鏡筒43をガラス繊維入り合成樹脂材料
によって成形した望遠鏡42を装填する。望遠鏡装填部
20を形成した側面部9と直交する前方側面部7を、望
遠鏡42の本体の端部よりも前方へと膨出形成してバー
アンテナ収納部7Aを構成する。このバーアンテナ収納
部7Aに望遠鏡装填部20に装填された望遠鏡42と直
交する方向に組み付けたバーアンテナ30の軸線上に
は、望遠鏡42の本体部は存在しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、望遠鏡を一体に組み込
んだラジオ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】スポーツ或いは競馬等をスタンドで観戦
するに際して、ラジオの実況中継を聞きながら望遠鏡を
使用するといった光景が数多く見られる。しかしなが
ら、競技場や競馬場に望遠鏡とラジオ受信機を持参して
行くことは極めて面倒であり、また同時操作を必要とす
ることから肝心の場面を見逃したり、聞き逃したりする
ことも多く、さらに手持ちの物品が多いことから落下さ
せたりすることも多い。したがって、望遠鏡とラジオ受
信機とを一体化した望遠鏡付きラジオ受信機の要望が大
きい。
【0003】ところで、望遠鏡においては、レンズが組
み込まれた鏡筒に歪みがあると像がゆがんで見えたり、
モアレ模様が生じたりするといった問題点が生じるた
め、鏡筒或いはその他の部品は、金属ダイキャスト等に
よって、精密かつ充分な機械的強度をもって形成されて
いる。したがって、従来の望遠鏡は比較的重量が重くな
っている。
【0004】一方、携帯用ラジオ受信機においては、F
M放送及びAM放送を受信することができる2バンドタ
イプ或いはFM放送、AM放送及び短波放送を受信する
ことができる3バンドタイプが一般的である。これらの
各放送を明瞭に受信するためにアンテナが必要とされ、
FM放送の受信用アンテナとしてイヤホンコードが兼用
されている。また、AM放送用アンテナには、伸縮自在
なロッドアンテナや内蔵型のフェライトバーアンテナが
用いられている。一般に、いわゆるポケットサイズの携
帯用ラジオ受信機には、着衣に引っ掛かることも無く、
邪魔にもならないため、フェライトバーアンテナが用い
られている。
【0005】このフェライトバーアンテナは、指向性が
高いとともに、電波の飛来方向が金属等の導体部材に遮
蔽された場合には、受信感度が著しく低下するといった
特性が有り、ラジオ受信機の設計に際してはその配置に
充分な配慮が必要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】携帯型ラジオ受信機と
望遠鏡とは、以上の特性を有する機器であることから、
これらの機器を単に組み合わせて構成した望遠鏡付きラ
ジオ受信機は、大型で極めて重量が重くなって携帯用と
しての使用が困難であり、またラジオ受信機の受信感度
も悪く、到底実用される装置にはなり得ない。特に、金
属ダイキャストの鏡筒は、フェライトバーアンテナに対
して内外2重の遮蔽壁を構成するため、受信感度を著し
く阻害するといった問題点がある。
【0007】したがって、本発明は、小型軽量でありか
つ受信感度も極めて良好である、望遠鏡を一体に組み込
んだ望遠鏡付きラジオ受信機を提供することを目的に提
案されたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成した
本発明に係る望遠鏡付きラジオ受信機は、上下ハーフを
組み合わせて構成した略偏平箱状の筐体の幅方向の側面
部に筒状の空間部をなす望遠鏡装填部を一体に形成し、
この望遠鏡装填部に少なくとも鏡筒をガラス繊維入り合
成樹脂材料によって成形した望遠鏡を装填したことを特
徴とする。
【0009】また、本発明に係る望遠鏡付きラジオ受信
機は、望遠鏡装填部を一体に形成した筐体の側面部と直
交する筐体の前方側面部を、望遠鏡装填部に装填された
望遠鏡の対物レンズ側の端部よりも前方へと膨出するこ
とによってバーアンテナ収納部を構成し、この膨出形成
されたバーアンテナ収納部に望遠鏡と交差する方向でバ
ーアンテナを組み付けることによって、バーアンテナの
軸線上に前記望遠鏡が位置しないように構成したことを
特徴とする。
【0010】本発明に係る望遠鏡付きラジオ受信機は、
筐体の幅方向の側面部に形成された望遠鏡装填部を、ラ
ジオ受信部と隔離された円筒形状の空間部として構成し
たことを特徴とする。
【0011】本発明に係る望遠鏡付きラジオ受信機は、
筐体の一側部に円筒形状の空間部として構成された望遠
鏡装填部に、少なくともラジオ受信部と隔離する隔壁の
内側面に断熱手段を設けたことを特徴とする。
【0012】本発明に係る望遠鏡付きラジオ受信機は、
円筒形状の空間部として構成された望遠鏡装填部の内壁
に回り止めリブを一体に突設するとともに、この望遠鏡
装填部に装填される望遠鏡の鏡筒の外周面に前記回り止
めリブが嵌合される回り止め凹部を形成したことを特徴
とする。
【0013】本発明に係る望遠鏡付きラジオ受信機は、
望遠鏡装填部を筐体の右側面部に一体に形成し、この望
遠鏡装填部に単眼望遠鏡を装填したことを特徴とする。
【0014】本発明に係る望遠鏡付きラジオ受信機は、
イヤホン及びこのイヤホーンを接続したイヤホンコード
の巻き取り装置を筐体の内部に収納し、前記イヤホン及
びイヤホンコードを望遠鏡装填部が形成された側面部と
直交する筐体の底面部から引き出すように構成したこと
を特徴とする。
【0015】
【作用】以上の構成を備える本発明に係る望遠鏡付きラ
ジオ受信機によれば、望遠鏡装填部に装填される望遠鏡
は、鏡筒が合成樹脂材料によって成形されていることに
よって、全体として小型で軽量となる。
【0016】本発明に係る望遠鏡付きラジオ受信機によ
れば、AM放送を受信するバーアンテナは、望遠鏡の干
渉を受けない膨出された前方側面部に構成したバーアン
テナ収納部に組み込むことによって電波の飛来方向に遮
蔽物が存在しないようにし、かつ望遠鏡もその鏡筒を干
渉作用の小さい合成樹脂製としたことにより、バーアン
テナの受信感度が良好に保持される。
【0017】本発明に係る望遠鏡付きラジオ受信機によ
れば、望遠鏡はラジオ受信部と隔離して構成した望遠鏡
装填部に装填されていることによって、望遠鏡の通気性
が確保されるとともにこの望遠鏡に対してラジオ受信部
から発生する熱等の影響が排除される。
【0018】本発明に係る望遠鏡付きラジオ受信機によ
れば、ラジオ受信部と隔離して構成した望遠鏡装填部
は、断熱手段が設けられていることにより、望遠鏡に対
してラジオ受信部から発生する熱等の影響がさらに確実
に排除される。
【0019】本発明に係る望遠鏡付きラジオ受信機によ
れば、望遠鏡装填部に装填される望遠鏡は、その外周部
に形成した回り止め凹部と望遠鏡装填部に形成した回り
止めリブとが嵌合することによって、遊動することなく
確実に保持される。
【0020】本発明に係る望遠鏡付きラジオ受信機によ
れば、筐体の右側面部に望遠鏡装填部を形成して単眼望
遠鏡を装填したことにより、極く自然な状態でこの携帯
型ラジオ受信機を把持しながら望遠鏡を覗くことができ
る。
【0021】本発明に係る望遠鏡付きラジオ受信機によ
れば、筐体底面部からイヤホンを引き出すようにしたこ
とにより、周囲に迷惑をかけずに放送を聞くことができ
るとともに、イヤホンコードが邪魔になることも無い。
【0022】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について図面
を参照して詳細に説明する。実施例は、単眼望遠鏡42
を一体に組み込んだ望遠鏡付きラジオ受信機1であっ
て、図1に示すように、合成樹脂材料によって成形した
上ハーフ3と下ハーフ4とを互いに突き合わせるように
して組み合わせることによって、全体が略偏平な箱状を
呈する筐体2が構成されてなる。
【0023】そして、筐体2の内部は、後述するよう
に、ラジオ受信装置を構成する各部品が組み込まれるラ
ジオ受信部2Aと、単眼望遠鏡42が組み込まれる望遠
鏡装填部20とに仕切られている。なお、以下の説明に
おいて、便宜上図2に示した位置を以って、実施例望遠
鏡付きラジオ受信機1の各面を、上側主面部5、下側主
面部6、前方側面部7、後方側面部8、右側面部9及び
左側面部10と称するものとする。
【0024】筐体2の上側主面部5には、図3に示すよ
うに、横長矩形のデジタル表示部11、複数個のワンタ
ッチチューナボタン12及びプラス、マイナス一対の時
刻修正ボタン13A、13Bとが配設されている。デジ
タル表示部11には、現在時刻が表示されるとともに、
前記ワンタッチチューナボタン12のいずれか1つが押
圧操作されると、このワンタッチチューナボタン12に
設定された周波数が一定時間切り換え表示される。ま
た、プラス時刻修正ボタン13Aを押圧操作すると、デ
ジタル表示部11の数字がプラス側に、マイナス時刻修
正ボタン13Bを押圧操作すると、デジタル表示部11
の数字がマイナス側に修正される。
【0025】筐体2の長手方向の一方側面を構成する後
方側面部8には、図5に示すように、電源ボタン14或
いはAM放送とFM放送とのバンドの切り換えを行うバ
ンド設定ボタン15等が配設されるとともに、後述する
ように右側面部9に沿って形成された望遠鏡装填部20
に装填された単眼望遠鏡42の接眼レンズ機構48が対
向している。
【0026】筐体2の下側主面部6には、図4に示すよ
うに、周面の一部が後方側面部8側に突出するようにし
てボリュームダイヤル16が配設されるとともに、筐体
2の幅方向の一方側面を構成する左側面部10側に位置
して後述するイヤホン収納凹部33を開閉する蓋部材1
7、電池収納部を開閉する電池蓋18が配設され、さら
に望遠鏡装填部20との境界領域には図示しないイヤホ
ンコード巻き取り装置を駆動するイヤホンコード巻き取
りレバー19が配設されている。
【0027】やや右下がりとされた筐体2の右側面部9
は、図1に示すように、上ハーフ3と下ハーフ4とが互
いに半円形状に形成されて突き合わされることによっ
て、筒状の空間部をなす望遠鏡装填部20が構成されて
いる。また、この右側面部9には、紐掛け部21が突設
されている。筐体2の左側面部10には、図6に示すよ
うに、後方側面部8側に位置して下側主面部6から回り
込んだ前記蓋部材17の取り付け部35が収納される蓋
部材収納凹部10Aが凹設されるとともに、この左側面
部10と同一面を構成するようにして略L字状を呈する
前記電池蓋18の一側部が下側主面部6から回り込んで
いる。
【0028】筐体2の前方側面部7には、前記望遠鏡装
填部20に装填された単眼望遠鏡42の対物レンズ部を
構成する対物レンズキャップ45の開口部が臨むととも
に、図3に示すように、この望遠鏡装填部20に対して
ラジオ受信部2A側の部分が前方へとやや膨出するよう
にして形成されている。
【0029】以上の外観を呈するように構成された実施
例望遠鏡付きラジオ受信機1について、以下細部の構造
について説明する。筐体2の右側面部9に沿って構成さ
れた望遠鏡装填部20は、ラジオ受信部2Aとの間を上
下ハーフ3、4に形成された円弧状の凸壁3A、4Aを
突き合わせて構成した隔壁22によって隔離され、上述
したように、後方側面部8及び前方側面部7側を開放さ
れた円筒形の空間部として構成されている。
【0030】隔壁22の望遠鏡装填部20側の内側面に
は、単眼望遠鏡42がラジオ受信部2Aの構成各電気、
電子部品等から発生する熱の影響を受けないように、図
10に示すように、筐体2の幅方向全域に亘ってシリコ
ン樹脂をコーティングすることによって、断熱層23が
形成されている。なお、ラジオ受信部2Aと望遠鏡装填
部20とを熱遮断する断熱層23は、例えば断熱シート
を介挿して構成してもよい。
【0031】望遠鏡装填部20を構成する隔壁22の一
部には、ラジオ受信部2A側に張り出すことによってね
じ穴を有する望遠鏡取り付け部24が形成され、また望
遠鏡装填部20を構成する下ハーフ4の内面には、装填
された単眼望遠鏡42を安定した状態で保持する前後方
向に離間して幅方向の一対の円弧状のリブ25が一体に
形成されるとともに、側端部にはガイドリブ26が一体
に突設されている。
【0032】一方、望遠鏡装填部20を構成する上ハー
フ3の内面には、図10において仮想線で示すように、
前後方向に離間して軸方向の一対の回り止めリブ27が
一体に突設されている。さらに、望遠鏡装填部20の前
方開口部側には、単眼望遠鏡42の対物レンズキャツプ
装着部28が形成されるとともに、後方開口部側には接
眼レンズキャップ装着部29が形成されている。
【0033】望遠鏡装填部20に対して前方側へと膨出
された前方側面部7の内部には、図9に示すように、A
M放送を受信するためのフェライトバーアンテナ30
が、望遠鏡装填部20と交差する方向に延在して、この
前方側面部7に沿って配設されている。なお、実施例望
遠鏡付きラジオ受信機1においては、FM放送も受信可
能であるが、このFM放送を受信するためのアンテナ
は、後述するイヤホンコード32が兼用される。
【0034】したがって、このフェライトバーアンテナ
30の軸線上には、後述するように望遠鏡装填部20に
装填された単眼望遠鏡42の本体部が位置しないように
構成されている。以上のように前方側面部7の内部に配
設された軸線方向の電波指向性を有するフェライトバー
アンテナ30は、この実施例望遠鏡付きラジオ受信機1
を把持する手や、望遠鏡装填部20に装填された単眼望
遠鏡42による影響が排除されるため、良好な受信感度
が保持される。
【0035】この実施例望遠鏡付きラジオ受信機1にお
いては、AM放送或いはFM放送は、イヤホン31を利
用して聴取するように構成されており、イヤホンコード
32に接続されたイヤホン31は、不使用時には、前記
蓋部材17によって閉塞される筐体2の下側主面部6に
凹設したイヤホン収納凹部33に収納されている。イヤ
ホンコード32は、筐体2の内部に組み込まれた図示し
ないイヤホンコード巻き取り装置によって、不使用時或
いは不要な部分が筐体2の内部に自動的に収納されるよ
うに構成されている。
【0036】なお、このイヤホンコード巻き取り装置と
しては、例えば特公平5ー34840号「イヤホン収納
装置」に開示されたイヤホンコードの巻き取り装置と同
等の構成を備えたものが採用される。図示を省略するイ
ヤホンコードの巻き取り装置は、イヤホン収納部と、ゼ
ンマイバネによってイヤホンコードの巻き取り方向に付
勢されたコード巻き取りリールと、このコード巻き取り
リールの回転軸を中心とする同心円状端子及びこの同心
円状端子に接触する圧接端子とで構成された回動自在な
コード接続端子と、前記コード巻き取りリールに形成さ
れた係止爪及びこの係止爪に係合する方向に付勢された
解除自在な係止板等によって構成されている。
【0037】したがって、このように構成されたイヤホ
ンコードの巻き取り装置によれば、イヤホン31を強く
引っ張ることによって、イヤホンコード32は、コード
巻き取りリールに作用するゼンマイバネを巻き込みなが
らイヤホン収納部33から任意の長さ分引き出される。
また、引き出されたイヤホンコード32は、イヤホンコ
ード巻き取りレバー19を操作して係止板と係止爪との
係合状態を解除することによって、コード巻き取りリー
ルがゼンマイバネの弾性力によって復帰回動して巻き取
られる。
【0038】蓋部材17は、図14に示すように、エラ
ストマー或いはゴム等の弾性材料によって、全体略舌片
状に形成されており、下側主面部6に凹設した前記イヤ
ホン収納凹部33を閉塞する閉塞部34と、筐体2の左
側面部10に回り込んで蓋部材収納凹部10Aに収納さ
れる取り付け部35及びこの取り付け部35の先端部近
傍の内面に幅方向に離間して突設された一対の取り付け
凸部36A、36Bとから構成されている。
【0039】蓋部材17の閉塞部34には、外周縁部の
内面に、全周に亘って突設された薄肉の立壁部37とこ
の立壁部37の先端部分に閉塞部34の外周縁部と対向
するようにして形成された薄膜状のフランジ部38とが
設けられることによって、全体の厚みが大とされた嵌合
部39が構成されている。勿論、この嵌合部39は、前
記イヤホン収納凹部33の開口形状とほぼ等しい。そし
て、閉塞部34の外周縁部と立壁部37とに亘る外周面
には、図14に示すように、イヤホンコード引き出し溝
40が凹設されている。このイヤホンコード引き出し溝
40は、フランジ部38の部分には設けられていない。
換言すれば、イヤホンコード引き出し溝40には、フラ
ンジ部38による薄肉の底壁が形成されている。
【0040】蓋部材17の取り付け部35に設けられた
取り付け凸部36A、36Bは、ブロック状に形成され
ており、それぞれ高さ方向の嵌着穴36a、36bが穿
設されている。これら取り付け凸部36A、36Bは、
筐体2の左側面部10に穿設した取り付け穴10a、1
0bにそれぞれ嵌入される。取り付け穴10a、10b
に嵌入されて筐体2の内部に臨んだ取り付け凸部36
A、36Bには、嵌着穴36a、36bにコ字状の抜け
止めピン41が差し込まれる。これによって、蓋部材1
7は、自由端部側の閉塞部34が筐体2の下側主面部6
に回り込んで、筐体2の左側面部10に片持ち状態で支
持される。
【0041】なお、取り付け凸部36A、36Bの外形
寸法は、取り付け穴10a、10bの開口寸法よりもや
や大とされているが、弾性変形を利用して取り付け穴1
0a、10bにきつく嵌入される。このように構成した
ことによって、蓋部材17の取り付け部からの雨水等の
進入が防止される。
【0042】以上のように構成された蓋部材17は、図
12に示すように、嵌合部39がイヤホン収納凹部33
に嵌合される。これによって、嵌合部39の薄膜状に形
成されたフランジ部38は弾性変形してイヤホン収納凹
部33の開口部内周壁に密着するため、イヤホン収納凹
部33への雨水等の進入を防止する。この蓋部材17に
よるイヤホン収納凹部33に対する防滴作用は、イヤホ
ン収納凹部33からイヤホン31を引き出した状態にお
いても保持される。
【0043】すなわち、イヤホン31を引き出した状態
で、蓋部材17の嵌合部39をイヤホン収納凹部33に
嵌合する。このとき、イヤホンコード32は、図13に
示すように、イヤホンコード引き出し溝40に沿ってイ
ヤホン収納凹部33から引き出される。イヤホンコード
引き出し溝40の底壁を構成する薄膜状のフランジ部3
8は、弾性変形した状態でイヤホンコード32の周面に
密着することによって、イヤホン収納凹部33への雨水
等の進入が防止される。
【0044】筐体2の望遠鏡装填部20に装填される単
眼望遠鏡42は、ガラス繊維を混合することによって機
械的強度を保持してなる合成樹脂材料、例えばABS樹
脂、ポリカーボネート樹脂等によって鏡筒43を成形し
てなる。対物レンズ組44が嵌め込まれた鏡筒43の前
方部には、図11に示すように、硬質の合成樹脂材料に
よって成形された対物レンズキャップ45が装着され、
また内部にはプリズム46を含むプリズム機構47が組
み込まれている。
【0045】鏡筒43の周面には、ラジオ受信部2Aと
単眼望遠鏡42が装填される望遠鏡装填部20との間に
形成した隔壁22に設けた望遠鏡取り付け部24に対応
して透孔を有する取り付け片48が一体に突設されると
ともに、上ハーフ3に形成した回り止めリブ27に対応
して回り止め凹部49が凹設されている。
【0046】鏡筒43の後方部には、回転操作すること
によって、鏡筒43に対して進退自在な接眼レンズ機構
50が組み付けられている。接眼レンズ機構50は、鏡
筒43の後方開口部に嵌め合わされたリード環51とね
じ合わせされた接眼レンズ筒52と、この接眼レンズ筒
52に間隔環53を介在して組み込まれた開玉レンズ或
いは元玉レンズ等からなる接眼レンズ組54及び接眼レ
ンズ筒52の開口端に装着された接眼レンズキャップ
(見口ゴム)55等から構成されている。
【0047】以上の構成各部材を備える単眼望遠鏡42
において、上述したように、鏡筒43と対物レンズキャ
ップ45とを合成樹脂材料によって成形するばかりでな
く、例えばリード環51、接眼レンズ筒52及び間隔環
53もまた、ガラス繊維を混合することによって機械的
強度を保持してなる合成樹脂材料によって成形されてい
る。勿論、接眼レンズキャップ55もゴム或いはエラス
トマー等によって成形されている。
【0048】このように、レンズ及びプリズムを除くほ
とんどの構成各部材を合成樹脂製とした単眼望遠鏡42
にあっては、従来の金属製のものと比較して大幅な軽量
化が図られている。軽量化された単眼望遠鏡42は、筐
体2の右側面部に構成した望遠鏡装填部20内に装填さ
れ、重ね合った隔壁22の望遠鏡取り付け部24と取り
付け片48をねじ止めするとともに、上ハーフ3と下ハ
ーフ4とを組み合わせると回り止め凹部49に上ハーフ
3側の回り止めリブ27が嵌合することによって、筐体
2内にしっかりと組み合わされる。
【0049】なお、鏡筒43の前方開口部に装着された
対物レンズキャップ45は、望遠鏡装填部20に形成し
た対物レンズキャップ装着部29に挟み込まれることに
よって保持され、また後方開口部に装着された接眼レン
ズキャップ55は、接眼レンズキャップ装着部29に挟
み込まれることによって保持される。
【0050】本発明は、上述した実施例望遠鏡付きラジ
オ受信機1に限定されるものでは無い。例えば全体とし
てやや大型とはなるが、筐体2の右側面部9に構成した
単眼望遠鏡42を装填する望遠鏡装填部20と同様に構
成した望遠鏡装填部を筐体2の左側面部にも構成し、こ
れに望遠鏡を装填することによって、いわゆる双眼鏡型
の望遠鏡付きラジオ受信機が完成される。なお、この場
合、左右の単眼望遠鏡は、周知の双眼鏡のように、焦点
調節機構によって接眼レンズ機構が一体的に駆動調整さ
れるように構成されることは勿論である。
【0051】また、上述した実施例望遠鏡付きラジオ受
信機1は、右きき用に便ならしめるため、筐体2の右側
面部9側に望遠鏡装填部20を形成して単眼望遠鏡42
を装填するように構成したが、左きき用として筐体2の
左側面部10側に望遠鏡装填部20を形成して、これに
単眼望遠鏡42を装填するように構成してもよい。
【0052】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る望遠鏡付きラジオ受信機によれば、望遠鏡装填部に装
填される望遠鏡は少なくとも鏡筒を含む構成各部材の多
くをガラス繊維入りの合成樹脂材料によって成形して構
成したことにより、大幅な軽量化が図られ、以って全体
として持ち疲れすることがなくかつ使い勝手の向上が図
られる。
【0053】また、ラジオ受信部と望遠鏡装填部とは、
完全に隔離されるとともにその隔壁部に断熱処理が施さ
れていることにより、ラジオ受信部の各電気、電子部品
等から発生した熱による望遠鏡装填部に装填された望遠
鏡への影響が排除され、鏡筒に歪み等が発生するといっ
た不都合が生じることは無い。また、雨水の進入等に対
して絶縁を保持するため、ラジオ受信部を防滴構造とし
た場合にも、独立空間として構成された望遠鏡装填部の
通風性を保持することができるため、レンズに結露が発
生するといった不都合の発生が防止される。
【0054】さらに、本発明に係る望遠鏡付きラジオ受
信機によれば、バーアンテナを筐体の前方側面部から前
方へと膨出形成したバーアンテナ収納凹部に前方側面部
に沿って収納配置したことにより、左右側面部に配置し
た望遠鏡或いは筐体を把持する手による電波の干渉が排
除され、良好な受信感度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る望遠鏡付きラジオ受信機の分解斜
視図である。
【図2】同望遠鏡付きラジオ受信機の斜視図である。
【図3】同望遠鏡付きラジオ受信機の平面図である。
【図4】同望遠鏡付きラジオ受信機の底面図である。
【図5】同望遠鏡付きラジオ受信機の正面図である。
【図6】同望遠鏡付きラジオ受信機の左側面図である。
【図7】同望遠鏡付きラジオ受信機において、イヤホン
を引き出した状態の斜視図である。
【図8】同望遠鏡付きラジオ受信機の上ハーフを取り除
いて示した平面図である。
【図9】同望遠鏡付きラジオ受信機の一部切欠き平面図
である。
【図10】同望遠鏡付きラジオ受信機の下ハーフ部分の
平面図である。
【図11】同望遠鏡付きラジオ受信機に組み込まれる単
眼望遠鏡の縦断面図である。
【図12】同望遠鏡付きラジオ受信機のイヤホン収納凹
部部分を説明するための要部縦断面図である。
【図13】同望遠鏡付きラジオ受信機のイヤホン収納凹
部部分からイヤホンを引き出した状態を説明するための
要部縦断面図である。
【図14】同望遠鏡付きラジオ受信機のイヤホン収納凹
部を開閉する蓋部材及びその取り付け状態を説明するた
めの要部斜視図である。
【符号の説明】
1・・・望遠鏡付きラジオ受信機 2・・・筐体 3・・・上ハーフ 4・・・下ハーフ 5・・・上側主面部 6・・・下側主面部 7・・・前方側面部 7A・・・バーアンテナ収納部 8・・・後方側面部 9・・・右側面部 10・・・左側面部 17・・・イヤホン収納凹部を開閉する蓋部材 20・・・望遠鏡装填部 22・・・隔壁 23・・・断熱層 27・・・回り止めリブ 30・・・フェライトバーアンテナ 31・・・イヤホン 32・・・イヤホンコード 33・・・イヤホン収納凹部 42・・・単眼望遠鏡 43・・・鏡筒 44・・・対物レンズ組 50・・・接眼レンズ機構 51・・・リード環 52・・・接眼レンズ筒 53・・・間隔環 54・・・接眼レンズ組

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下ハーフを組み合わせて構成した略偏
    平箱状の筐体の幅方向の側面部に筒状の空間部をなす望
    遠鏡装填部を一体に形成し、この望遠鏡装填部に少なく
    とも鏡筒をガラス繊維入り合成樹脂材料によって成形し
    た望遠鏡を装填したことを特徴とする望遠鏡付きラジオ
    受信機。
  2. 【請求項2】 望遠鏡装填部を一体に形成した筐体の側
    面部と直交する筐体の前方側面部を、望遠鏡装填部に装
    填された望遠鏡の対物レンズ側の端部よりも前方へと膨
    出することによってバーアンテナ収納部を構成し、この
    膨出形成されたバーアンテナ収納部に望遠鏡と交差する
    方向でバーアンテナを組み付けることによって、バーア
    ンテナの軸線上に前記望遠鏡が位置しないように構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の望遠鏡付きラジオ受
    信機。
  3. 【請求項3】 筐体の幅方向の側面部に形成された望遠
    鏡装填部は、ラジオ受信部と隔離された円筒形状の空間
    部として構成されたことを特徴とする請求項1記載の望
    遠鏡付きラジオ受信機。
  4. 【請求項4】 筐体の一側部に円筒形状の空間部として
    構成された望遠鏡装填部には、少なくともラジオ受信部
    と隔離する隔壁の内側面に断熱手段が設けられたことを
    特徴とする請求項3記載の望遠鏡付きラジオ受信機。
  5. 【請求項5】 筐体の一側部に円筒形状の空間部として
    構成された望遠鏡装填部の内壁に回り止めリブを一体に
    突設するとともに、この望遠鏡装填部に装填される望遠
    鏡の鏡筒の外周面に前記回り止めリブが嵌合される回り
    止め凹部を形成したことを特徴とする請求項1記載の望
    遠鏡付きラジオ受信機。
  6. 【請求項6】 望遠鏡装填部は、筐体の右側面部に一体
    に形成され、この望遠鏡装填部に単眼望遠鏡を装填した
    ことを特徴とする請求項1記載の望遠鏡付きラジオ受信
    機。
  7. 【請求項7】 イヤホン及びこのイヤホーンを接続した
    イヤホンコードの巻き取り装置を筐体の内部に収納し、
    前記イヤホン及びイヤホンコードを望遠鏡装填部が形成
    された側面部と直交する筐体の底面部から引き出すよう
    に構成したことを特徴とする請求項1記載の望遠鏡付き
    ラジオ受信機。
JP5256487A 1993-09-20 1993-09-20 望遠鏡付きラジオ受信機 Withdrawn JPH0795102A (ja)

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KR1019940023604A KR950010391A (ko) 1993-09-20 1994-09-16 망원경이 부착된 라디오 수신기
CN94115965A CN1066876C (zh) 1993-09-20 1994-09-20 带有望远镜的无线接收机

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KR950010391A (ko) 1995-04-28
US5537677A (en) 1996-07-16
CN1110030A (zh) 1995-10-11
CN1066876C (zh) 2001-06-06

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