JPH0794077A - 電子デバイス - Google Patents
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- Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
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Abstract
放出電流及び電流利得が増大すると共に、耐電圧または
耐電流が増大する電子デバイスを提供する。 【構成】 単結晶ダイヤモンドからなる基板1上には、
高抵抗ダイヤモンドからなるi型層2、及び低抵抗ダイ
ヤモンドからなるn型層3を順次積層して形成する。n
型層は平滑な表面を有し、所定領域に凸状のエミッタ部
が突出する。エミッタ部は範囲1〜10μm角の底部面
積を有し、底部最小幅の1/10程度の高さを有する。
ダイヤモンドは電子親和力が負でゼロに非常に近いた
め、伝導帯と真空準位との差が微小である。n型層では
n型ドーパントとして高濃度に窒素がドープされてお
り、ドナー準位が縮退して伝導帯付近に存在しているの
で、電子の伝導として金属性伝導が支配的であり、エミ
ッタ部の先端が微細でなくとも、小さい電界強度による
電界放出で容易に真空中に電子が取り出される。
Description
素子アレイ等において電子線のエミッタとして機能する
冷陰極素子に利用される電子デバイスに関する。
が真空中と比較して1/1000程度と小さいというこ
とや、放射線に対する信頼性が低いという短所があっ
た。一方、従来の真空管には、このような短所が存在し
ていなかった。そのため、Si半導体デバイスにおいて
培われた微細加工技術を用いてマイクロ真空管を製造す
ることにより、従来の真空管の性能を有するICが作成
可能であると考えられるようになった。したがって、近
年、Si半導体デバイスの製造技術を駆使することによ
り、従来の半導体デバイスの短所を克服するマイクロ真
空管が盛んに研究開発されている。
管、発光素子アレイ等に用いられる電子線のエミッタが
研究されている。しかしながら、従来の真空管では、動
作開始から使用可能になるまで数分間の長い待機時間を
要するという短所があった。そのため、マイクロ真空管
などの電子デバイスでは、Si半導体デバイスの製造技
術によりエミッタ部の先端を非常に鋭い針のように微細
加工し、電界放出で電子を取り出すことにより、待機時
間が非常に短縮されるようになった。
イヤモンドを利用することが注目されている。ダイヤモ
ンドは熱伝導率が20W/cm・Kであり、これは電子
デバイスの他の材料の中で最大であり、Siの10倍以
上の値を有する。そのため、大きな電流密度に対して放
熱性に優れているので、高温下で動作可能な電子デバイ
スが形成され得る。
絶縁体であり、絶縁耐圧が大きい上に、誘電率が5.5
と小さく、破壊電界が5x106 V/cmと大きいとい
う特徴を有する。そのため、高周波で使用される大電力
用の電子デバイスとしても、有望である。
製については、MITのGeisらがカーボンの注入に
よりn型ダイヤモンド半導体を形成している。
献"Appl.Phys.Lett.,vol.41,no.10,pp.950-952,Novembe
r 1982"などに詳細に記載されている。
スでは、容易に微細加工を行ってエミッタ部を作製する
ために、材料として単結晶シリコン基板やこれと併用し
て高融点を有する金属が用いられている。しかしなが
ら、このような材料から形成されているエミッタ部で
は、放出電流が1素子当りせいぜい100μA程度であ
り、これにより構成されたトランジスタで評価された相
互コンダクタンスgmはμSのオーダーに留まっている
という問題がある。これらの値は、通常の半導体デバイ
スに要求される放出電流、相互コンダクタンスそれぞれ
がmA、mS程度のオーダーであることと比較し、非常
に小さいものである。
ッタ部を非常に低電圧で動作させるために、エミッタ部
の先端が非常に細く形成されている。そのため、このよ
うなエミッタ部では、動作中の電流密度が大きくなるの
で、耐電圧または耐電流が増大しないという問題があ
る。
体では、電子が効率良く取り出せないという問題があ
る。
なされたものであり、マイクロ電子技術をダイヤモンド
に適用し、動作中のエミッタ部における電流密度を低減
することにより、放出電流及び電流利得が増大すると共
に、耐電圧または耐電流が増大する電子デバイスを提供
することを目的とする。
達成するために、真空容器内で電子を放出する電子デバ
イスにおいて、基板上に平滑な表面を有して形成された
n型ダイヤモンド層を備え、このn型ダイヤモンド層
は、表面の所定領域に10μm角以内の底部面積を有す
るエミッタ部が当該表面から突出して形成されているこ
とを特徴とする。
めに、真空容器内で電子を放出する電子デバイスにおい
て、平滑な表面を有して形成された基板と、この基板の
表面の所定領域に10μm角以内の底部面積を有し、当
該表面から突出して形成されたエミッタ部とを備え、こ
のエミッタ部は、先端領域にn型ダイヤモンド層が形成
されていることを特徴とする。
が二次元的に配列されていることを特徴としてもよい。
定領域における最小幅の値の1/10以上の高さを有し
て形成されていることを特徴としてもよい。
ーパントが窒素であることを特徴としてもよい。
ドーパント濃度が1x1019cm−3以上であることを
特徴としてもよい。
ドーパント濃度が硼素のドーパント濃度より大きく、か
つ当該硼素のドーパント濃度の100倍以下であること
を特徴としてもよい。
のドーパント濃度が硼素のドーパント濃度より大きく、
かつ当該硼素のドーパント濃度の10倍以下であること
を特徴としてもよい。
形成されたn型ダイヤモンド層に、当該表面の所定領域
に10μm角以内の底部面積を有するエミッタ部が、当
該表面から突出して形成されている。
モンドは、電子親和力がゼロに非常に近い値を有するこ
とにより、伝導帯と真空準位との差が微小である。ここ
で、本件出願の発明者は、ダイヤモンド中で電流を移動
させることにより、容易に電子を真空中に取り出せると
推測した。
して高濃度に窒素をドープすることにより、あるいは窒
素のドーパント濃度に対応して硼素をさらにドープする
ことによりn型ダイヤモンド層を形成し、電界放出によ
り非常に高効率で電子が真空中に放出されることを確認
した。このn型ダイヤモンド層では、n型ドーパントが
高濃度にドープされていることにより、ドナー準位が縮
退して伝導帯付近に存在しているので、電子の伝導とし
て金属性伝導が支配的になっている。
0℃程度の温度に上昇させると共に、エミッタ部の表面
付近で電界を発生すると、エミッタ部の先端部分から電
子が真空中に高効率で放出される。また、n型ダイヤモ
ンド層における窒素のドーパント濃度が大きい場合は、
基板温度が室温程度であっても、電界放出によりエミッ
タ部の先端部分から電子が高効率で取り出される。
ッタ部は先端部分を非常に微細に形成されていなくと
も、所定領域の内側部に10μm角以内の底部面積を有
して当該所定領域の周辺部表面より突出していれば、小
さい電界強度による電界放出で容易に真空中に電子が取
り出される。
されると共に、エミッタ部における電流密度が低減され
るので、耐電流または耐電圧が増大される。
の所定領域に、10μm角以内の底部面積を有するエミ
ッタが当該表面から突出して形成されており、このエミ
ッタ部の先端領域に、n型ダイヤモンド層が形成されて
いる。
約300〜約600℃程度の温度に上昇させると共に、
エミッタ部の表面付近で電界を発生すると、エミッタ部
の先端部分から電子が真空中に放出される。また、n型
ダイヤモンド層における窒素のドーパント濃度が大きい
場合は、基板温度が室温程度であっても、電界放出によ
りエミッタ部の先端部分から電子が取り出される。
について、図1ないし図26を参照して説明する。な
お、図面の説明においては同一要素には同一符号を付
し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率
は、説明のものと必ずしも一致していない。
る第1実施例の構成を示す。基板1上には、i型層2及
びn型層3が順次積層して形成されている。n型層3
は、平滑な表面を有しており、所定領域に凸状のエミッ
タ部が当該表面から突出して形成されている。このエミ
ッタ部は、範囲1〜10μm角の底部面積を有し、底部
における最小幅の値の1/10以上の高さを有してい
る。なお、エミッタ部の頂部面積は、底部面積とほぼ同
一の値を有する。
単結晶ダイヤモンド(Ib型)からなる絶縁体基板、あ
るいはシリコンからなる半導体基板である。また、i型
層2は、層厚約2μmを有する高抵抗ダイヤモンドから
なる。さらに、n型層3は、層厚約5μmを有する低抵
抗ダイヤモンドからなる。
プされており、ドーパント濃度CNが1x1019cm-3
以上である。あるいは、窒素と共に硼素がドープされて
おり、窒素のドーパント濃度CN は硼素のドーパント濃
度CB に対して100CB ≧CN >CB の関係、望まし
くは10CB ≧CN >CB の関係を有している。
にほとんどドープされておらず、少なくともそれぞれの
ドーパント濃度は共にn型層3における窒素のドーパン
ト濃度の値未満である。
実施例の第1及び第2変形例をそれぞれ示す。第1変形
例では、エミッタ部の頂部面積が範囲0.5〜5μm角
であり、範囲1〜10μm角の底部面積に対応した値を
有する。また、第2変形例では、エミッタ部の頂部面積
が0.1μm角以内の値を有する。
する。
親和力がゼロに非常に近い値を有することにより、伝導
帯と真空準位との差が微小である。このn型層3では、
n型ドーパントとして高濃度に窒素がドープされてお
り、あるいは窒素のドーパント濃度に対応して硼素がさ
らにドープされているので、ドナー準位が縮退して伝導
帯付近に存在しているので、電子の伝導として金属性伝
導が支配的になっている。
0℃程度の温度に上昇させると共に、エミッタ部の表面
付近で電界を発生すると、エミッタ部の先端部分から電
子が真空中に高効率で放出される。また、n型層3にお
ける窒素のドーパント濃度が大きい場合は、基板温度が
室温程度であっても、電界放出によりエミッタ部の先端
部分から電子が高効率で取り出される。
先端部分を非常に微細に形成されていなくとも、小さい
電界強度による電界放出で容易に真空中に電子が取り出
される。したがって、放出電流及び電流利得が増大され
ると共に、エミッタ部における電流密度が低減されるの
で、耐電流または耐電圧が増大される。
す。
VD法によりi型層2、n型層3及びマスク層4を順次
積層して形成する(図2(a)参照)。
ccm及びCH4 流量6sccmからなる混合ガスに、
出力300Wでマイクロ波を印加して高周波放電を行
い、圧力40Torrで温度約800℃の基板1に蒸着
して形成されている。また、n型層3は、i型層2と同
様の製造条件に、NH3 流量5sccmをドーパントガ
スとして混合ガスに加えて形成されている。さらに、マ
スク4は、AlまたはSiO2 を蒸着して形成されてい
る。
ピンコートして形成する(図2(b)参照)。
用いてレジスト層5に所定のパターン形成を行う。続い
て、通常のエッチング技術を用いてレジスト層5のパタ
ーンに対応してマスク層4を成形する(図2(c)参
照)。
ライエッチングを用いてマスク層4のパターンに対応し
てn型層3を成形する(図2(d)参照)。
は、平滑な表面を有するようにエッチングを行い、結果
としてマスク層4のパターンの内側部に、周辺部の表面
から突出するようにエミッタ部を形成する。
及び第2変形例の製造工程を示す。これらの製造工程
は、上記第1実施例とほぼ同様に行われる。ただし、各
エミッタ部は、頂部面積が上記第1実施例よりもそれぞ
れ小さくなるように形成される。
明図である。真空チャンバ11の内部はほぼ真空に保持
されており、底部に加熱ホルダ12が設置され、その上
方に位置する設置部13にアノード電極板14が設置さ
れている。加熱ホルダ12上には、電子デバイス10が
設置され、アノード電極板14との間に距離0.1〜5
mmを保持している。
は、電圧源及び電流計が直列に配線されており、アノー
ド電極板14と電子デバイス10との間に電界を発生す
る。また、電子デバイス10から放出された電子はアノ
ード電極板14に捕獲され、電子デバイス10からの放
出電流として電流計により検出される。
の基板1上にn型層3からなる複数個のエミッタ部が間
隔5〜50μmで二次元的に配列されている。各エミッ
タ部は、n型層3における窒素及び硼素のドーパント濃
度を一定の範囲で変動させたことを除き、上記第1実施
例と同様にして形成されている。また、アノード電極板
14は、板状のタングステン金属から形成されている。
り、基板1を温度20〜600℃に設定した。次に、電
圧源を動作させることにより、電子デバイス10とアノ
ード電極板14との間に電圧10Vを印加し、発生した
電界により電子デバイス10から放出された電流を電流
計で測定した。
単結晶ダイヤモンドからなる場合の、窒素及び硼素のド
ーパント濃度に対する放出電流の変化を示す。
ンドからなる基板1上に気相合成された単結晶ダイヤモ
ンド(エピタキシャル層)からなる場合の、窒素及び硼
素のドーパント濃度に対する放出電流の変化を示す。
なる基板1上に気相合成された多結晶ダイヤモンドから
なる場合の、窒素及び硼素のドーパント濃度に対する放
出電流の変化を示す。
ーパント濃度CN が1x1019cm-3以上である場合
に、十分な放出電流が得られることがわかる。また、n
型層3における窒素及び硼素のドーパント濃度CN 、C
B が100CB ≧CN >CB の関係を有する場合、さら
に望ましくは10CB ≧CN >CB の関係を有する場合
に、十分な放出電流が得られることがわかる。
る第2実施例の構成を示す。基板1上には、i型層2、
n型層3、絶縁層6及びアノード電極層7が順次積層し
て形成されている。n型層3は、平滑な表面を有してお
り、所定領域に凸状のエミッタ部が当該表面から突出し
て形成されている。このエミッタ部は、範囲1〜10μ
m角の底部面積を有し、底部における最小幅の値の1/
10以上の高さを有しており、頂部が外部に露出されて
いる。なお、エミッタ部の頂部面積は、底部面積とほぼ
同一の値を有する。
位置するn型層3上に形成されている。さらに、グリッ
ド電極層7は、絶縁層6上に形成されている。
は、上記第1実施例とほぼ同様に形成されている。ただ
し、絶縁層6は、AlまたはSiO2 を蒸着して形成さ
れている。また、アノード電極層7は、良好な導電性を
有する金属を蒸着して形成されている。
施例の第1及び第2変形例をそれぞれ示す。第1変形例
では、エミッタ部の頂部面積が範囲0.5〜5μm角で
あり、範囲1〜10μm角の底部面積に対応した値を有
する。また、第2変形例では、エミッタ部の頂部面積が
0.1μm角以内の値を有する。
実施例とほぼ同様に作用する。ただし、エミッタ部を除
いたn型層3の周辺部上方にアノード電極層7が形成さ
れていることにより、エミッタ部から放出された電子
は、アノード電極層7で捕獲されて検出される。
程を示す。
VD法によりi型層2、n型層3及びマスク層4を順次
積層して形成する(図7(a)参照)。
4は、上記第1実施例の形成方法とほぼ同様にして形成
されている。
ピンコートして形成する(図7(b)参照)。
用いてレジスト層5に所定のパターン形成を行う。次
に、通常のエッチング技術を用いてレジスト層5のパタ
ーンに対応してマスク層4を成形する(図7(c)参
照)。
ライエッチングを用いてマスク層4のパターンに対応し
てn型層3を成形する(図8(a)参照)。
は、平滑な表面を有するようにエッチングを行い、結果
としてマスク層4のパターンの内側部に、周辺部の表面
から突出するようにエミッタ部を形成する。
またはSiO2 を蒸着して絶縁層6を形成する(図8
(b)参照)。
層6上に、金属を蒸着してアノード電極層7を形成する
(図8(c)参照)。
に、それぞれ上記第1及び第2変形例の製造工程を示
す。これらの製造工程は、上記第2実施例とほぼ同様に
行われる。ただし、各エミッタ部は、頂部面積が上記第
1実施例よりもそれぞれ小さくなるように形成される。
説明図である。真空チャンバ11の内部では、上記第1
実施例に対する実験とほぼ同様にして、電子デバイス1
0が設置されている。ただし、アノード電極板14が設
置されておらず、アノード電極層7とn型層3との間に
電圧源及び電流計が直列に配線されている。
の基板1上にn型層3からなる複数個のエミッタ部が間
隔5〜50μmで二次元的に配列されている。各エミッ
タ部は、n型層3における窒素及び硼素のドーパント濃
度を一定の範囲で変動させたことを除き、上記第2実施
例と同様にして形成されている。また、各エミッタ部に
対応するアノード電極層7は、それぞれ独立して形成さ
れている。さらに、アノード電極層7とn型層3との間
で電圧源及び電流計を介する配線は、スイッチングによ
り、選択されたエミッタ部と電気的に接続するように構
成することも可能である。
り、基板1を温度20〜600℃に設定した。次に、電
圧源を動作させることにより、電子デバイス10の選択
したエミッタ部とアノード電極層7との間に電圧10V
を印加し、発生した電界により電子デバイス10から放
出された電流を電流計で測定した。
単結晶ダイヤモンドからなる場合の、窒素及び硼素のド
ーパント濃度に対する放出電流の変化を示す。
ンドからなる基板1上に気相合成された単結晶ダイヤモ
ンド(エピタキシャル層)からなる場合の、窒素及び硼
素のドーパント濃度に対する放出電流の変化を示す。
なる基板1上に気相合成された多結晶ダイヤモンドから
なる場合の、窒素及び硼素のドーパント濃度に対する放
出電流の変化を示す。
ーパント濃度CN が1x1019cm-3以上である場合
に、十分な放出電流が得られることがわかる。また、n
型層3における窒素及び硼素のドーパント濃度CN 、C
B が100CB ≧CN >CB の関係を有する場合、さら
に望ましくは10CB ≧CN >CB の関係を有する場合
に、十分な放出電流が得られることがわかる。
係る第3実施例の構成を示す。基板1上には、i型層2
及びn型層3が順次積層して形成されている。基板1
は、平滑な表面を有している。この基板1の所定領域
に、i型層2及びn型層3が凸状のエミッタ部として基
板1の表面から突出して形成されている。このエミッタ
部は、範囲1〜10μm角の底部面積を有し、底部にお
ける最小幅の値の1/10以上の高さを有している。
とほぼ同一の値を有する。また、エミッタ部周辺におけ
る基板1上の所定領域に、配線層8がi型層2と接触す
るように形成されている。
は、上記第1実施例とほぼ同様に形成されている。ただ
し、n型層3は、層厚約1μmを有する低抵抗ダイヤモ
ンドからなる。また、配線層8は、良好な導電性を有す
る金属を蒸着して形成されている。
3実施例の第1及び第2変形例をそれぞれ示す。第1変
形例では、エミッタ部の頂部面積が範囲0.5〜5μm
角であり、範囲1〜10μm角の底部面積に対応した値
を有する。また、第2変形例では、エミッタ部の頂部面
積が0.1μm角以内の値を有する。
実施例とほぼ同様に作用する。
す。
VD法によりi型層2、n型層3及びマスク層4を順次
積層して形成する(図15(a)参照)。
4は、上記第1実施例の形成方法とほぼ同様にして形成
されている。
ピンコートして形成する(図15(b)参照)。
用いてレジスト層5に所定のパターン形成を行う。続い
て、通常のエッチング技術を用いてレジスト層5のパタ
ーンに対応してマスク層4を成形する(図15(c)参
照)。
ライエッチングを用いてマスク層4のパターンに対応し
てn型層3及びi型層2を成形する(図15(d)参
照)。
は、基板1が平滑な表面を有するようにエッチングを行
い、結果としてマスク層4のパターンの内側部に、基板
1の表面から突出するようにエミッタ部を形成する。
所定領域に、良好な導電性を有する金属をi型層2に接
触するように蒸着して配線層8を形成する(図15
(e)参照)。
第1及び第2変形例の製造工程を示す。これらの製造工
程は、上記第3実施例とほぼ同様に行われる。ただし、
各エミッタ部は、頂部面積が上記第1実施例よりもそれ
ぞれ小さくなるように形成される。
説明図である。真空チャンバ11の内部では、上記第1
実施例に対する実験とほぼ同様にして、電子デバイス1
0が設置されている。
の基板1上にi型層2及びn型層3からなる複数個のエ
ミッタ部が間隔5〜50μmで二次元的に配列されてい
る。各エミッタ部は、n型層3における窒素及び硼素の
ドーパント濃度を一定の範囲で変動させたことを除き、
上記第3実施例と同様にして形成されている。
り、基板1を温度20〜600℃に設定した。次に、電
圧源を動作させることにより、電子デバイス10とアノ
ード電極板14との間に電圧10Vを印加し、発生した
電界により電子デバイス10から放出された電流を電流
計で測定した。
らなる基板1上に気相合成された単結晶ダイヤモンド
(エピタキシャル層)からなる場合の、窒素及び硼素の
ドーパント濃度に対する放出電流の変化を示す。
る基板1上に気相合成された多結晶ダイヤモンドからな
る場合の、窒素及び硼素のドーパント濃度に対する放出
電流の変化を示す。
ーパント濃度CN が1x1019cm-3以上である場合
に、十分な放出電流が得られることがわかる。また、n
型層3における窒素及び硼素のドーパント濃度CN 、C
B が100CB ≧CN >CB の関係を有する場合、さら
に望ましくは10CB ≧CN >CB の関係を有する場合
に、十分な放出電流が得られることがわかる。
係る第4実施例の構成を示す。基板1上には、i型層
2、n型層3、配線層8、絶縁層6及びアノード電極層
7が順次積層して形成されている。基板1は、平滑な表
面を有している。この基板1の所定領域に、i型層2及
びn型層3が凸状のエミッタ部として基板1の表面から
突出して形成されている。このエミッタ部は、範囲1〜
10μm角の底部面積を有し、底部における最小幅の値
の1/10以上の高さを有しており、頂部が外部に露出
されている。
とほぼ同一の値を有する。また、エミッタ部周辺におけ
る基板1上の所定領域に、配線層8がi型層2と接触す
るように形成されている。さらに、絶縁層6及びアノー
ド電極層7は、配線層8上に順次積層して形成されてい
る。
は、上記第1実施例とほぼ同様に形成されている。ただ
し、n型層3は、層厚約1μmを有する低抵抗ダイヤモ
ンドからなる。また、配線層8は、良好な導電性を有す
る金属を蒸着して形成されている。また、絶縁層6は、
AlまたはSiO2 を蒸着して形成されている。さら
に、アノード電極層7は、良好な導電性を有する金属を
蒸着して形成されている。
実施例の第1及び第2変形例をそれぞれ示す。第1変形
例では、エミッタ部の頂部面積が範囲0.5〜5μm角
であり、範囲1〜10μm角の底部面積に対応した値を
有する。また、第2変形例では、エミッタ部の頂部面積
が0.1μm角以内の値を有する。
実施例とほぼ同様に作用する。ただし、エミッタ部を除
いたn型層3の周辺部上方にアノード電極層7が形成さ
れていることにより、エミッタ部から放出された電子
は、アノード電極層7で捕獲されて検出される。
造工程を示す。
VD法によりi型層2、n型層3及びマスク層4を順次
積層して形成する(図20(a)参照)。
4は、上記第1実施例の形成方法とほぼ同様にして形成
されている。
ピンコートして形成する(図20(b)参照)。
用いてレジスト層5に所定のパターン形成を行う。次
に、通常のエッチング技術を用いてレジスト層5のパタ
ーンに対応してマスク層4を成形する(図20(c)参
照)。
ライエッチングを用いてマスク層4のパターンに対応し
てn型層3及びi型層2を成形し、基板1上に突起部を
形成する(図20(d)参照)。
は、基板1が平滑な表面を有するようにエッチングを行
い、結果としてマスク層4のパターンの内側部に、基板
1の表面から突出するようにエミッタ部を形成する。
所定領域に、良好な導電性を有する金属をi型層2に接
触するように蒸着して配線層8を形成する(図21
(a)参照)。
たはSiO2 を蒸着して絶縁層6を形成する(図21
(b)参照)。
好な導電性を有する金属を蒸着してアノード電極層7を
形成し、エミッタ部上の絶縁層6及びマスク層4を除去
する(図21(c)参照)。
5に、それぞれ上記第1及び第2変形例の製造工程を示
す。これらの製造工程は、上記第4実施例とほぼ同様に
行われる。ただし、各エミッタ部は、頂部面積が上記第
1実施例よりもそれぞれ小さくなるように形成される。
説明図である。真空チャンバ11の内部では、上記第2
実施例に対する実験とほぼ同様にして、電子デバイス1
0が設置されている。
の基板1上にi型層2及びn型層3からなる複数個のエ
ミッタ部が間隔5〜50μmで二次元的に配列されてい
る。各エミッタ部は、n型層3における窒素及び硼素の
ドーパント濃度を一定の範囲で変動させたことを除き、
上記第4実施例と同様にして形成されている。また、各
エミッタ部に対応するアノード電極層7は、それぞれ独
立して形成されている。さらに、アノード電極層7とn
型層との間で電圧源及び電流計を介する配線は、スイッ
チングにより、選択されたエミッタ部と電気的に接続す
るように構成することも可能である。
り、基板1を温度20〜600℃に設定した。次に、電
圧源を動作させることにより、電子デバイス10とアノ
ード電極層7との間に電圧10Vを印加し、発生した電
界により電子デバイス10から放出された電流を電流計
で測定した。
らなる基板1上に気相合成された単結晶ダイヤモンド
(エピタキシャル層)からなる場合の、窒素及び硼素の
ドーパント濃度に対する放出電流の変化を示す。
なる基板1上に気相合成された多結晶ダイヤモンドから
なる場合の、窒素及び硼素のドーパント濃度に対する放
出電流の変化を示す。
ーパント濃度CN が1x1019cm-3以上である場合
に、十分な放出電流が得られることがわかる。また、n
型層3における窒素及び硼素のドーパント濃度CN 、C
B が100CB ≧CN >CB の関係を有する場合、さら
に望ましくは10CB ≧CN >CB の関係を有する場合
に、十分な放出電流が得られることがわかる。
なく、種々の変形が可能である。
半導体層は気相合成された薄膜単結晶(エピタキシャル
層)であるが、高圧合成された人工のバルク単結晶、あ
るいは気相合成された薄膜多結晶であっても同様な作用
効果が得られる。しかしながら、半導体デバイスの作製
上における制御性を考慮すると、単結晶基板、あるいは
平坦に研磨された表面を有する多結晶基板上にCVD法
により気相合成された薄膜単結晶を用いることが好適で
ある。
イヤモンド半導体層はプラズマCVD法により形成され
ているが、次に例示するCVD法を用いても同様な作用
効果が得られる。第1の方法は、直流電界または交流電
界で放電を起こすことにより、原料ガスを活性化する。
また、第2の方法は、熱電子放射材を加熱することによ
り、原料ガスを活性化する。また、第3の方法は、イオ
ンで衝撃された表面にダイヤモンドを成長させる。ま
た、第4の方法は、レーザ、紫外線等の光を照射するこ
とにより、原料ガスを励起させる。さらに、第5の方法
は、原料ガスを燃焼させる。
法によりダイヤモンド中に窒素を添加されているが、高
圧合成容器中に炭素を含む原料、窒素を含む原料及び溶
媒を添加して高圧合成法を用いて形成しても、同様な作
用効果が得られる。
ダイヤモンドからなる絶縁体基板、あるいはシリコンか
らなる半導体基板としているが、その他の材料からなる
絶縁体基板または半導体基板としてもよい。さらに、基
板は、金属から形成されていてもよい。
れば、n型ダイヤモンド層からなるエミッタ部が、10
μm角以内の底部面積を有し、周囲の平滑な表面から突
出して形成されている。
モンドは、電子親和力がゼロに非常に近い値を有するこ
とにより、伝導帯と真空準位との差が微小である。ま
た、n型ドーパントが高濃度にドープされていることに
より、ドナー準位が縮退してそれぞれ伝導帯付近に存在
しているので、電子の伝導として金属性伝導が支配的に
なっている。
囲においてエミッタ部の表面付近で電界を発生すると、
エミッタ部は先端部分を非常に微細に形成されていなく
とも、小さい電界強度による電界放出で真空中に電子が
高効率で放出される。
が低減されるので、放出電流及び電流利得が増大される
と共に、耐電流または耐電圧が増大される電子デバイス
を提供することができるという効果がある。
を示す断面図である。
方法を示す工程断面図である。
方法を示す工程断面図である。
方法を示す工程断面図である。
を示す説明図である。
を示す断面図である。
方法を示す工程断面図である。
方法を示す工程断面図である。
方法を示す工程断面図である。
造方法を示す工程断面図である。
造方法を示す工程断面図である。
造方法を示す工程断面図である。
験を示す説明図である。
成を示す断面図である。
造方法を示す工程断面図である。
造方法を示す工程断面図である。
造方法を示す工程断面図である。
験を示す説明図である。
成を示す断面図である。
造方法を示す工程断面図である。
造方法を示す工程断面図である。
造方法を示す工程断面図である。
造方法を示す工程断面図である。
造方法を示す工程断面図である。
造方法を示す工程断面図である。
験を示す説明図である。
5…レジスト層、6…絶縁層、7…グリッド電極層、8
…配線層、10…電子デバイス、11…真空チャンバ、
12…加熱ホルダ、13…設置部、14…プレート、1
5…アノード電極板。
Claims (8)
- 【請求項1】 真空容器内で電子を放出する電子デバイ
スにおいて、 基板上に平滑な表面を有して形成されたn型ダイヤモン
ド層を備え、このn型ダイヤモンド層は、前記表面の所
定領域に10μm角以内の底部面積を有するエミッタ部
が該表面から突出して形成されていることを特徴とする
電子デバイス。 - 【請求項2】 真空容器内で電子を放出する電子デバイ
スにおいて、 平滑な表面を有して形成された基板と、この基板の前記
表面の所定領域に10μm角以内の底部面積を有し、該
表面から突出して形成されたエミッタ部とを備え、この
エミッタ部は、先端領域にn型ダイヤモンド層が形成さ
れていることを特徴とする電子デバイス。 - 【請求項3】 前記エミッタ部は、前記基板上に複数個
が二次元的に配列されていることを特徴とする請求項1
または請求項2記載の電子デバイス。 - 【請求項4】 前記エミッタ部は、前記表面に対して前
記所定領域における最小幅の値の1/10以上の高さを
有して形成されていることを特徴とする請求項1または
請求項2記載の電子デバイス。 - 【請求項5】 前記n型ダイヤモンド層は、n型ドーパ
ントが窒素であることを特徴とする請求項1または請求
項2記載の電子デバイス。 - 【請求項6】 前記n型ダイヤモンド層は、窒素のドー
パント濃度が1x1019cm-3以上であることを特徴と
する請求項5記載の電子デバイス。 - 【請求項7】 前記n型ダイヤモンド層は、窒素のドー
パント濃度が硼素のドーパント濃度より大きく、かつ該
硼素のドーパント濃度の100倍以下であることを特徴
とする請求項5記載の電子デバイス。 - 【請求項8】 前記n型ダイヤモンド層は、窒素のドー
パント濃度が硼素のドーパント濃度より大きく、かつ該
硼素のドーパント濃度の10倍以下であることを特徴と
する請求項7記載の電子デバイス。
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