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JPH0789937A - フェノキシアルキルアミン誘導体、その製法及び農園芸用の有害生物防除剤 - Google Patents

フェノキシアルキルアミン誘導体、その製法及び農園芸用の有害生物防除剤

Info

Publication number
JPH0789937A
JPH0789937A JP12278194A JP12278194A JPH0789937A JP H0789937 A JPH0789937 A JP H0789937A JP 12278194 A JP12278194 A JP 12278194A JP 12278194 A JP12278194 A JP 12278194A JP H0789937 A JPH0789937 A JP H0789937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon atoms
group
alkyl group
compound
hydrogen atom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12278194A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokio Obata
登紀夫 小畑
Katsutoshi Fujii
勝利 藤井
Makoto Minazu
真 水津
Akira Ooka
朗 大岡
Kiyoshi Omori
潔 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP12278194A priority Critical patent/JPH0789937A/ja
Publication of JPH0789937A publication Critical patent/JPH0789937A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】新規なフェノキシアルキルアミン誘導体、その
製法及びそれを有効成分とする殺虫剤,殺ダニ剤,殺菌
剤などとして有用な農園芸用の有害生物防除剤を提供す
ることである。 【構成】N−{2−[4−(2−メトキシエチル)−2
−メチルフェノキシ]エチル}−3−t-ブチル−1−メ
チル−5−ピラゾールカルボキサミドなどの新規なフェ
ノキシアルキルアミン誘導体は、例えば、2−[4−
(2−メトキシエチル)−2−メチルフェノキシ]エチ
ルアミンなどのフェノキシアルキルアミン誘導体と3−
t-ブチル−1−メチル−5−ピラゾールカルボン酸クロ
ライドなどの5−ピラゾールカルボン酸誘導体とを反応
させることによって合成することができる。そして、本
発明の新規化合物を有効成分とする製剤は農園芸用の有
害生物防除剤として有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、殺虫剤,殺ダニ剤,殺
菌剤などとして有用な農園芸用の有害生物防除剤である
新規なフェノキシアルキルアミン誘導体に関するもので
ある。
【0002】
【従来技術の説明】フェノキシアルキルアミン誘導体と
しては、特開平3−27360号公報に、次式(1'):
【0003】
【化4】
【0004】〔式中、R1'は炭素数1〜5個のアルキル
基又は水素原子を表し;R2'は炭素数1〜5個のアルキ
ル基を表し;R3'は炭素数1〜5個のアルキル基,水素
原子又はハロゲン原子を表し;R4'はA2'−O−R6'
(なお、A2'は炭素数1〜5個のアルキレン基を表し、
6'は炭素数1〜5個のアルキル基,炭素数3〜5個の
アルケニル基もしくは炭素数3〜5個のアルキニル基を
表す。),水素原子,炭素数1〜5個のアルキル基又は
炭素数3〜5個のアルケニル基を表し;R5'は水素原
子,炭素数1〜5個のアルキル基又はハロゲン原子を表
し;A1'は炭素数2〜5個のアルキレン基を表す。〕で
示されるピラゾール誘導体が開示されている。
【0005】しかしながら本発明のようなピラゾール環
の4−位が未置換である新規な5−ピラゾールカルボキ
サミド誘導体については全く報告されていない。従っ
て、本発明のフェノキシアルキルアミン誘導体は、新規
化合物であることから、殺虫剤,殺ダニ剤,殺菌剤など
として有用な農園芸用の有害生物防除活性を有すること
についても知られていない。
【0006】
【発明が解決すべき課題】本発明の目的は、新規なフェ
ノキシアルキルアミン誘導体、その製法及びそれを有効
成分とする殺虫剤,殺ダニ剤,殺菌剤などとして有用で
ある農園芸用の有害生物防除剤を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の課
題を解決するために検討した結果、新規なフェノキシア
ルキルアミン誘導体が殺虫剤,殺ダニ剤,殺菌剤などと
して有用な農園芸用の有害生物防除剤として顕著な防除
活性を有することを見出し、本発明を完成するに至っ
た。即ち、本発明は次の通りである。第1の発明は、次
式(1):
【0008】
【化5】
【0009】〔式中、R1 は炭素数1〜4個のアルキル
基又は水素原子を表し;R2 は炭素数1〜6個のアルキ
ル基,炭素数3〜8個のシクロアルキル基又は炭素数1
〜4個のハロアルキル基を表し;R3 は炭素数1〜4個
のアルキル基,水素原子又はハロゲン原子を表し;R4
はA2 −O−R6 (なお、A2 は炭素数1〜4個のアル
キレン基を表し、R6 は炭素数1〜4個のアルキル基,
炭素数3〜5個のアルケニル基もしくは炭素数3〜5個
のアルキニル基を表す。),水素原子,炭素数1〜12
個のアルキル基,ハロゲン原子又は炭素数3〜5個のア
ルケニル基を表し;R5 は水素原子,炭素数1〜4個の
アルキル基又はハロゲン原子を表し;A1は炭素数1〜
5個のアルキレン基を表す。ただし、R1 は炭素数1〜
4個のアルキル基又は水素原子を表し;R2 は炭素数1
〜6個のアルキル基を表し;R3 は炭素数1〜5個のア
ルキル基,水素原子又はハロゲン原子を表し;R4 はA
2 −O−R6 (なお、A2 は炭素数1〜4個のアルキレ
ン基を表し、R6 は炭素数1〜4個のアルキル基,炭素
数3〜5個のアルケニル基もしくは炭素数3〜5個のア
ルキニル基を表す。),水素原子,炭素数1〜5個のア
ルキル基又は炭素数3〜5個のアルケニル基を表し;R
5 は水素原子,炭素数1〜4個のアルキル基又はハロゲ
ン原子を表し;A1 は炭素数2〜5個のアルキレン基を
表す場合を除く。〕で示されるフェノキシアルキルアミ
ン誘導体に関するものである。第2の発明は、次式
(2):
【0010】
【化6】
【0011】〔式中、R1 及びR2 は前記と同義であ
り;Xはハロゲン原子,R7 O基(なお、R7 は炭素数
1〜6個のアルキル基を表す。)又は水酸基を表す。〕
で示されるピラゾールカルボン酸誘導体と次式(3):
【0012】
【化7】
【0013】(式中、R3 ,R4 ,R5 及びA1 は前記
と同義である。)で示されるフェノキシアルキルアミン
類とを反応させることを特徴とする前記の式(1)で示
されるフェノキシアルキルアミン誘導体の製法に関する
ものである。
【0014】第3の発明は、第1の発明に記載の式
(1)で示されるフェノキシアルキルアミン誘導体を有
効成分とする農園芸用の有害生物防除剤に関するもので
ある。
【0015】以下、本発明について詳細に説明する。前
記の目的化合物である新規なフェノキシアルキルアミン
誘導体(1)、その製造原料である化合物(2)及び
(3)におけるR1 〜R7 ,A1 ,A2 及びXは次の通
りである。
【0016】R1 としては、例えば、炭素数1〜4個の
アルキル基,水素原子などを挙げることができる。R1
におけるアルキル基としては、例えば、直鎖状又は分岐
状のもの(メチル基,エチル基,n−プロピル基,i−
プロピル基,n−ブチル基,i−ブチル基,t−ブチル
基など)を挙げることができるが;好ましくは炭素数が
1〜2個のものがよく;さらに好ましくはメチル基がよ
い。
【0017】R2 としては、例えば、炭素数1〜6個の
アルキル基,炭素数3〜8個のシクロアルキル基,炭素
数1〜4個のハロアルキル基などを挙げることができ
る。R2 におけるアルキル基としては、例えば、直鎖状
又は分岐状のものを挙げることができるが;好ましくは
炭素数が1〜4個のものがよく;さらに好ましくは炭素
数が3又は4個のもの(n−プロピル基,i−プロピル
基,t−ブチル基,i−ブチル基など)がよい。
【0018】R2 におけるシクロアルキル基としては、
好ましくは炭素数が3〜6個のものがよく;さらに好ま
しくはシクロプロピル基がよい。R2 におけるハロアル
キル基のハロゲン原子としては、例えば、塩素原子,ヨ
ウ素原子,臭素原子,フッ素原子などを挙げることがで
きるが;好ましくはフッ素原子がよい。R2 におけるハ
ロアルキル基のアルキル基としては、例えば、直鎖状又
は分岐状のものを挙げることができるが;好ましくは炭
素数が1〜4個のものがよく;さらに好ましくはメチル
基がよい。そして、R2 における最も好ましいハロアル
キル基としては、トリフルオロメチル基を挙げることが
できる。
【0019】R3 としては、例えば、炭素数1〜4個の
アルキル基,水素原子,ハロゲン原子などを挙げること
ができる。R3 におけるアルキル基としては、例えば、
直鎖状又は分岐状のものを挙げることができるが;好ま
しくはメチル基がよい。R3 におけるハロゲン原子とし
ては、例えば、塩素原子,ヨウ素原子,臭素原子,フッ
素原子などを挙げることができるが;好ましくは塩素原
子がよい。
【0020】R4 としては、例えば、A2 −O−R
6 (なお、A2 は炭素数1〜4個のアルキレン基を表
し、R6 は炭素数1〜4個のアルキル基,炭素数3〜5
個のアルケニル基もしくは炭素数3〜5個のアルキニル
基を表す。),水素原子,炭素数1〜12個のアルキル
基,ハロゲン原子,炭素数3〜5個のアルケニル基など
を挙げることができる。
【0021】R4 のA2 −O−R6 におけるA2 として
は、例えば、直鎖状又は分岐状のものを挙げることがで
きるが;好ましくは炭素数が1又は2のものがよく;さ
らに好ましくはエチレン基がよい。R4 のA2 −O−R
6 におけるR6 のアルキル基としては、例えば、直鎖状
又は分岐状のものを挙げることができるが;好ましくは
炭素数が1〜3個のものがよく;さらに好ましくはメチ
ル基,エチル基がよい。
【0022】R4 のA2 −O−R6 におけるR6 のアル
ケニル基としては、例えば、直鎖状又は分岐状のものを
挙げることができるが;好ましくはアリル基がよい。R
4 のA2 −O−R6 におけるR6 のアルキニル基として
は、例えば、直鎖状又は分岐状のものを挙げることがで
きるが;好ましくは1−プロピニル基がよい。そして、
2 −O−R6 で最も好ましいものとしては、2−メト
シエチル基,2−エトキシエチル基,2−プロポキシエ
チル基,2−プロパルギルオキシエチル基などを挙げる
ことができる。
【0023】R4 における炭素数1〜12個のアルキル
基としては、例えば、直鎖状又は分岐状のものを挙げる
ことができるが;好ましくは炭素数が1〜10個のもの
がよく;さらに好ましくは炭素数が1〜6個のものがよ
い。R4 におけるハロゲン原子としては、例えば、塩素
原子,ヨウ素原子,臭素原子,フッ素原子などを挙げる
ことができるが;好ましくは塩素原子がよい。R4 にお
ける炭素数3〜5個のアルケニル基としては、例えば、
直鎖状又は分岐状のものを挙げることができるが;好ま
しくは1−プロピニル基がよい。
【0024】R5 としては、例えば、水素原子,炭素数
1〜4個のアルキル基,ハロゲン原子などを挙げること
ができる。R5 におけるアルキル基としては、例えば、
直鎖状又は分岐状のものを挙げることができるが;好ま
しくは炭素数が1又は2個のものがよく;さらに好まし
くはメチル基がよい。そして、R5 の置換位置は、特に
限定されないが;好ましくは3−位,6−位がよい。
【0025】R5 におけるハロゲン原子としては、例え
ば、塩素原子,ヨウ素原子,臭素原子,フッ素原子など
を挙げることができるが;好ましくは塩素原子がよい。
1 におけるアルキレン基としては、例えば、直鎖状又
は分岐状のものを挙げることができるが;好ましくは炭
素数が2〜4のものがよく;さらに好ましくはエチレン
基がよい。Xとしては、例えば、ハロゲン原子,R7
基(なお、R7 は炭素数1〜6個のアルキル基を表
す。)などを挙げることができる。
【0026】Xにおけるハロゲン原子としては、例え
ば、塩素原子,ヨウ素原子,臭素原子,フッ素原子など
を挙げることができるが;好ましくは塩素原子がよい。
7 におけるアルキル基としては、例えば、直鎖状又は
分岐状のものを挙げる子ことができるが、好ましくはメ
チル基,エチル基がよい。
【0027】化合物(1)としては、前記の各種の置換
基を組み合わせたもの〔ただし、R 1 は炭素数1〜4個
のアルキル基又は水素原子を表し;R2 は炭素数1〜6
個のアルキル基を表し;R3 は炭素数1〜5個のアルキ
ル基,水素原子又はハロゲン原子を表し;R4 はA2
O−R6 (なお、A2 は炭素数1〜4個のアルキレン基
を表し、R6 は炭素数1〜4個のアルキル基,炭素数3
〜5個のアルケニル基もしくは炭素数3〜5個のアルキ
ニル基を表す。),水素原子,炭素数1〜5個のアルキ
ル基又は炭素数3〜5個のアルケニル基を表し;R5
水素原子,炭素数1〜4個のアルキル基又はハロゲン原
子を表し;A1 は炭素数2〜5個のアルキレン基を表す
場合を除く。〕を挙げることができる。
【0028】それらの中で、薬効の面から好ましいもの
は、次の通りである。 (a) R1 が炭素数1〜4個のアルキル基であり、R2
炭素数1〜6個のアルキル基であり、R3 が炭素数1〜
4個のアルキル基であり、R4 が(CH2 2−O−
(炭素数1〜4個のアルキル基)であり、R5 が水素原
子であり、A1が(CH2 2 である化合物。 (b) R1 が炭素数1〜4個のアルキル基であり、R2
炭素数1〜6個のアルキル基であり、R3 が炭素数1〜
4個のアルキル基であり、R4 が(CH2 2−O−
(炭素数1〜4個のアルキル基)であり、R5 が炭素数
1〜4個のアルキル基であり、A1 が(CH2 2 であ
る化合物。
【0029】(c) R1 が炭素数1〜4個のアルキル基で
あり、R2 が炭素数3〜8個のシクロアルキル基であ
り、R3 が炭素数1〜4個のアルキル基であり、R4
(CH2 2 −O−(炭素数1〜4個のアルキル基)で
あり、R5 が水素原子であり、A1 が(CH2 2 であ
る化合物。 (d) R1 が炭素数1〜4個のアルキル基であり、R2
炭素数1〜4個のハロアルキル基であり、R3 が炭素数
1〜4個のアルキル基であり、R4 が(CH22 −O
−(炭素数1〜4個のアルキル基)であり、R5 が水素
原子であり、A1 が(CH2 2 である化合物。
【0030】(e) R1 が炭素数1〜4個のアルキル基で
あり、R2 が炭素数1〜6個のアルキル基であり、R3
が炭素数1〜4個のアルキル基であり、R4 が(C
2 2−O−(炭素数3〜5個のアルケニル基)であ
り、R5 が水素原子であり、A1 が(CH2 2 である
化合物。 (f) R1 が炭素数1〜4個のアルキル基であり、R2
炭素数1〜6個のアルキル基であり、R3 が炭素数1〜
4個のアルキル基であり、R4 が(CH2 2−O−
(炭素数3〜5個のアルケニル基)であり、R5 が水素
原子であり、A1 が(CH2 2 である化合物。
【0031】(g) R1 が炭素数1〜4個のアルキル基で
あり、R2 が炭素数1〜6個のアルキル基であり、R3
が炭素数1〜4個のアルキル基であり、R4 が炭素数1
〜12個のアルキル基であり、R5 が水素原子であり、
1 が(CH2 2 である化合物。 (h) R1 が炭素数1〜4個のアルキル基であり、R2
炭素数1〜6個のアルキル基であり、R3 が水素原子で
あり、R4 が炭素数3〜5個のアルケニル基であり、R
5 が水素原子であり、A1 が(CH2 2 である化合
物。
【0032】これらの(a) 〜(h) で示した化合物のR1
〜R4 としては、前記のR1 〜R4の説明箇所で示した
好ましいもの、さらに好ましいものを例示することがで
きる。これらの化合物の内の具体的な化合物(1)とし
ては、後述の表1〜5中に記載した化合物1〜4,8〜
15,17〜19,21〜23,26,30,34を挙
げることができる。
【0033】本発明の化合物(1)の合成は、次に示す
ように、通常、化合物(2)と化合物(3)とを溶媒中
又は無溶媒で反応させることによって行うことができる
が;好ましくは、反応を促進させるために、Xがハロゲ
ン原子の場合には塩基の存在下で反応させるのがよく;
XがR7 O基の場合には塩基触媒の存在下で反応させる
のがよく;Xが水酸基の場合には脱水剤の存在下に反応
させることが好ましい。
【0034】
【化8】
【0035】(式中、R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R5
1 及びXは、前記と同義である。)Xがハロゲン原子
の場合の溶媒としては、本反応に直接関与しないもので
あれば特に限定されず、例えば、ベンゼン,トルエン,
キシレン,メチルナフタリン,石油エーテル,リグロイ
ン,ヘキサン,クロルベンゼン,ジクロルベンゼン,塩
化メチレン,クロロホルム,ジクロルエタン,トリクロ
ルエチレン,シクロヘキサンのような塩素化された又は
されていない芳香族,脂肪族,脂環式の炭化水素類;ジ
エチルエーテル,テトラヒドロフラン,ジオキサンなど
のようなエーテル類;アセトン,メチルエチルケトンな
どのようなケトン類;N,N−ジメチルホルムアミド,
N,N−ジメチルアセトアミドなどのようなアミド類;
トリエチルアミン,ピリジン,N,N−ジメチルアニリ
ンなどのような有機塩基;1,3−ジメチル−2−イミ
ダゾリジノン;ジメチルスルホキシド;前記溶媒の混合
物などを挙げることができる。
【0036】そして、その溶媒の使用量は、化合物
(2)の濃度が2〜80重量%の濃度範囲になるように
して使用することができるが、好ましくは化合物(2)
の濃度が5〜70重量%になるようにして使用するのが
よい。塩基としては、特に限定されず、例えば、トリエ
チルアミン,ピリジン,N,N−ジメチルアニリン,D
BUなどの有機塩基;ナトリウムメトキシド,ナトリウ
ムエトキシドなどのアルカリ金属アルコキシド;水素化
ナトリウム,ナトリウムアミド,水酸化ナトリウム,水
酸化カリウム,炭酸ナトリウム,炭酸水素ナトリウム,
炭酸カリウムなどの無機塩基を挙げることができるが;
有機塩基が好ましい。
【0037】そして、その塩基の使用量は、化合物
(2)に対して0.001〜5倍モルで使用することが
できるが、好ましくは1.0〜1.5倍モルであるのが
よい。反応温度は、特に限定されないが、氷冷温度から
使用する溶媒の沸点以下の温度範囲内であり、0〜30
℃が好ましい。反応時間は、前記の濃度,温度によって
変化するが、通常0.3〜2時間で行うことができる。
原料化合物の使用量は、化合物(2)に対して化合物
(3)が0.5〜2倍モルであるが、好ましくは1.0
〜1.5倍モルであるのがよい。
【0038】XがR7 O基の場合の溶媒としては、Xが
ハロゲン原子の場合に示した溶媒の他に、メタノール,
エタノール,プロパノール,ブタノールなどのようなア
ルコール類;及びこれら溶媒の混合物などを挙げること
ができる。そして、その溶媒の使用量は、化合物(3)
の濃度が2〜80重量%の濃度範囲になるようにして使
用することができるが、好ましくは化合物(3)の濃度
が5〜70重量%になるようにして使用するのがよい。
【0039】塩基触媒としては、特に限定されず、例え
ば、トリエチルアミン,ピリジン,N,N−ジメチルア
ニリン,DBUなどの有機塩基;ナトリウムメトキシ
ド,ナトリウムエトキシドなどのアルカリ金属アルコキ
シド;水素化ナトリウム,ナトリウムアミド,水酸化ナ
トリウム,水酸化カリウム,炭酸ナトリウム,炭酸水素
ナトリウム,炭酸カリウムなどの無機塩基を挙げること
ができるが;アルカリ金属アルコキシドが好ましい。
【0040】そして、その塩基の使用量は、化合物
(3)に対して0.001〜5倍モルで使用することが
できるが、好ましくは0.1〜1.5倍モルであるのが
よい。反応温度は、特に限定されないが、氷冷温度から
使用する溶媒の沸点以下の温度範囲内であり、50〜1
10℃が好ましい。反応時間は、前記の濃度,温度によ
って変化するが、通常0.5〜20時間で行うことがで
きる。原料化合物の使用量は、化合物(3)に対して化
合物(2)が0.5〜3倍モルであるが、好ましくは
0.9〜1.5倍モルである。
【0041】Xが水酸基の場合の溶媒としては、本反応
に直接関与しないものであれば特に限定されず、例え
ば、ベンゼン,トルエン,キシレン,メチルナフタリ
ン,石油エーテル,リグロイン,ヘキサン,クロルベン
ゼン,ジクロルベンゼン,塩化メチレン,クロロホル
ム,ジクロルエタン,トリクロルエチレン,シクロヘキ
サンのような塩素化された又はされていない芳香族,脂
肪族,脂環式の炭化水素類;ジエチルエーテル,テトラ
ヒドロフラン,ジオキサンなどのようなエーテル類;
N,N−ジメチルホルムアミド,N,N−ジメチルアセ
トアミドなどのようなアミド類;前記溶媒の混合物など
を挙げることができる。
【0042】そして、その溶媒の使用量は、化合物
(2)の濃度が2〜80重量%の濃度範囲になるように
して使用することができるが、好ましくは化合物(2)
の濃度が5〜70重量%になるようにして使用するのが
よい。脱水剤としては、特に限定されないが、WSCI
〔1−エチル−3−(3’−ジメチルアミノプロピル)
カルボジイミド〕、DCC〔1,3−ジシクロヘキシル
カルボジイミド〕、DIPC〔ジイソプロピルカルボジ
イミド〕などのようなカルボジイミド類;BOP〔ベン
ゾトリアゾール−1−イル−トリス(ジメチルアミノ)
ホスホニウムヘキサフルオロリン化物塩〕;DPPA
〔ジフェニルフォスホリルアジド〕などを挙げることが
できるが、WSCI及びDCCなどのようなカルボジイ
ミド類が好ましい。
【0043】そして、脱水剤の使用量は、化合物(2)
に対して0.5〜5倍モルで使用することができるが、
好ましくは1.0〜1.5倍モルであるのがよい。反応
温度は、特に限定されないが、氷冷温度から使用する溶
媒の沸点以下の温度範囲内であり、0〜30℃が好まし
い。反応時間は、前記の濃度,温度によって変化する
が、通常0.3〜2時間で行うことができる。原料化合
物の使用量は、化合物(2)に対して化合物(3)が
0.5〜2倍モルであるが、好ましくは1.0〜1.5
倍モルであるのがよい。化合物(2)は、次に示すそれ
自体公知の方法で容易に製造することができる。
【0044】
【化9】
【0045】(式中、R1 ,R2 及びR7 は、前記と同
義である。)化合物(2)としては、例えば、表1〜5
中に示した化合物1〜34に対応した各置換基の種類か
らなる各化合物(2)を挙げることができる〔化合物
(2) 1 〜化合物(2)34と称する。例えば、化合物
(2)1 は、R1 がメチル基であり、R2 がt−ブチル
基であり、Xがハロゲン原子,R7 O基(ただし、R7
は炭素数1〜6個のアルキル基を表す。)又は水酸基で
ある。〕。化合物(3)は、次に示すそれ自体公知の方
法で容易に製造することができる。
【0046】
【化10】
【0047】(式中、R3 ,R4 ,R5 及びA1 は前記
と同義であり;Yはハロゲン原子を表す。)化合物
(3)としては、例えば、表1〜5中に示した化合物1
〜34に対応した各置換基の種類からなる各化合物
(3)を挙げることができる〔化合物(3) 1 〜化合物
(3)34と称する。例えば、化合物(3)1 は、R3
メチル基,R 4 が2−メトキシエチル基,R5 が水素原
子,A1 がエチレン基である。〕。
【0048】以上のようにして製造された目的の化合物
(1)は、反応終了後、抽出,濃縮,濾過などの通常の
後処理を行い、必要に応じて再結晶,各種クロマトグラ
フィーなどの公知の手段で適宜精製することができる。
化合物(1)としては、例えば、表1〜5中に示した化
合物1〜34を挙げることができる〔例えば、化合物1
は、R1 がメチル基,R2 がt−ブチル基,R 3 がメチ
ル基,R4 が2−メトキシエチル基,R5 が水素原子,
1 がエチレン基である。〕。
【0049】本発明の化合物(1)で防除効果が認めら
れる有害生物としては、農園芸害虫〔例えば、半翅目
(ウンカ類,ヨコバイ類,アブラムシ類,コナジラミ類
など)、鱗翅目(ヨトウムシ類,コナガ,ハマキムシ
類,メイガ類,シンクイムシ類,モンシロチョウな
ど)、鞘翅目(ゴミムシダマシ類,ゾウムシ類,ハムシ
類,コガネムシ類など)、ダニ目(ハダニ科のミカンハ
ダニ,ナミハダニなど、フシダニ科のミカンサビダニな
ど)〕、衛生害虫(例えば、ハエ,カ,ゴキブリな
ど)、貯穀害虫(コクストモドキ類,マメゾウムシ類な
ど)、土壌中のネコブセンチュウ、マツノザイセンチュ
ウ、ネダニなどを挙げることができ、また、農園芸病原
菌(例えば、コムギ赤さび病,大麦うどんこ病,キュウ
リべと病、イネいもち病、トマト疫病など)を挙げるこ
とができる。
【0050】本発明の有害生物防除剤は、顕著な殺虫・
殺ダニ・殺菌効果を有しており、化合物(1)の1種以
上を有効成分として含有するものである。化合物(1)
は、単独で使用することもできるが、通常は常法によっ
て、担体,界面活性剤,分散剤,補助剤などを配合(例
えば、粉剤,乳剤,微粒剤,粒剤,水和剤,油性の懸濁
液,エアゾールなどの組成物として調製する)して使用
することが好ましい。
【0051】担体としては、例えば、タルク,ベントナ
イト,クレー,カオリン,ケイソウ土,ホワイトカーボ
ン,バーミキュライト,消石灰,ケイ砂,硫安,尿素な
どの固体担体;炭化水素(ケロシン,鉱油など)、芳香
族炭化水素(ベンゼン,トルエン,キシレンなど)、塩
素化炭化水素(クロロホルム,四塩化炭素など)、エー
テル類(ジオキサン,テトラヒドロフランなど)、ケト
ン類(アセトン,シクロヘキサノン,イソホロンな
ど)、エステル類(酢酸エチル,エチレングリコールア
セテート,マレイン酸ジブチルなど)、アルコール類
(メタノール,n−ヘキサノール,エチレングリコール
など)、極性溶媒(ジメチルホルムアミド,ジメチルス
ルホキシドなど)、水などの液体担体;空気,窒素,炭
酸ガス,フレオンなどの気体担体(この場合には、混合
噴射することができる)などを挙げることができる。
【0052】本剤の動植物への付着,吸収の向上,薬剤
の分散,乳化,展着などの性能を向上させるために使用
できる界面活性剤や分散剤としては、例えば、アルコー
ル硫酸エステル類,アルキルスルホン酸塩,リグニンス
ルホン酸塩,ポリオキシエチレングリコールエーテルな
どを挙げることができる。そして、その製剤の性状を改
善するためには、例えば、カルボキシメチルセルロー
ス,ポリエチレングリコール,アラビアゴムなどを補助
剤として用いることができる。
【0053】本剤の製造では、前記の担体,界面活性
剤,分散剤及び補助剤をそれぞれの目的に応じて、各々
単独で又は適当に組み合わせて使用することができる。
本発明の化合物(1)を製剤化した場合の有効成分濃度
は、乳剤では通常1〜50重量%,粉剤では通常0.3
〜25重量%,水和剤では通常1〜90重量%,粒剤で
は通常0.5〜5重量%,油剤では通常0.5〜5重量
%,エアゾールでは通常0.1〜5重量%である。これ
らの製剤を適当な濃度に希釈して、それぞれの目的に応
じて、植物茎葉,土壌,水田の水面に散布するか、又は
直接施用することによって各種の用途に供することがで
きる。
【0054】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
する。なお、これらの実施例は、本発明の範囲を限定す
るものではない。 実施例1〔化合物(1)の合成〕 (1) N−{2−[4−(2−メトキシエチル)−2−メ
チルフェノキシ]エチル}−3−t-ブチル−1−メチル
−5−ピラゾールカルボキサミド(化合物1)の合成 2−[4−(2−メトキシエチル)−2−メチルフェノ
キシ]エチルアミン(2.1g)とトリエチルアミン
(1.1g)とをトルエン(30ml)に溶解し、冷却
攪拌下に3−t-ブチル−1−メチル−5−ピラゾールカ
ルボン酸クロライド(2.0g)のトルエン溶液(10
ml)を滴下した後、室温で1時間攪拌した。反応終了
後、水(10ml)を加え、トルエン層を分取し、この
トルエン層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した
後、減圧下に溶媒を留去した。得られた油状物をカラム
クロマトグラフィー(ワコーゲルC−200,トルエ
ン:酢酸エチル=4:1溶出)で単離し、次いでn−ヘ
キサンで再結晶して無色針状結晶の目的物を3.0g得
た。
【0055】1H−NMR(CDCl3 ,δppm) 1.29(s,9H), 2.24(s,3H),2.8
0(t,2H),3.35(s,3H),3.56
(t,2H),3.80(q,2H),4.09(q,
2H),4.11(s,3H),6.30(s,1
H),6.42(b,1H),6.74(d,1H),
7.00(d,1H),7.02(s,1H)
【0056】(2) N−{2−[4−(2−エトキシエチ
ル)−2−メチルフェノキシ]エチル}−3−t-ブチル
−1−メチル−5−ピラゾールカルボキサミド(化合物
2)の合成 2−[4−(2−エトキシエチル)−2−メチルフェノ
キシ]エチルアミン(6.7g)と3−t-ブチル−1−
メチル−5−ピラゾールカルボン酸メチルエステル
(7.0g)とをトルエン(40ml)に溶解し、次い
で28%ナトリウムメトキシドのメタノール溶液(0.
6g)を添加し、5時間加熱還流した。反応終了後、室
温に冷却し、水洗し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾
燥した後、減圧下に溶媒を留去した。得られた濃縮物を
n−ヘキサンで再結晶することによって、目的物を1
0.6g得た。
【0057】1H−NMR(CDCl3 ,δppm) 1.21(t,3H), 1.30(s,9H),2.2
6(s,3H),2.82(t,2H),3.54
(q,2H),3.60(t,2H),3.83(q,
2H),4.10(t,2H),4.12(s,3
H),6.30(s,1H),6.42(b,1H),
6.75(d,1H),7.00(d,1H),7.0
2(s,1H)
【0058】(3) N−{2−[4−(2−エトキシエチ
ル)−2,3−ジメチルフェノキシ]エチル}−3−t-
ブチル−1−メチル−5−ピラゾールカルボキサミド
(化合物3)の合成 2−[4−(2−エトキシエチル)−2,3−ジメチル
フェノキシ]エチルアミン(7.2g)と3−t-ブチル
−1−メチル−5−ピラゾールカルボン酸メチルエステ
ル(8.8g)とをトルエン(40ml)に溶解し、次
いで28%ナトリウムメトキシドのメタノール溶液
(1.7g)を添加し、1時間加熱還流した。反応終了
後、室温に冷却し、水洗し、有機層を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した後、減圧下に溶媒を留去した。得られた濃
縮物をn−ヘキサンで再結晶することによって、目的物
を11.2g得た。
【0059】1H−NMR(CDCl3 ,δppm) 1.21(t,3H), 1.29(s,9H),2.2
0(s,3H),2.24(s,3H),2.89
(t,2H),3.46〜3.58(m,4H),3.
81(q,2H),4.10(t,2H),4.12
(s,3H),6.30(s,1H),6.40(b,
1H),6.68(d,1H),7.00(d,1H)
【0060】(4) N−{2−[4−(2−エトキシエチ
ル)−2,6−ジメチルフェノキシ]エチル}−3−t-
ブチル−1−メチル−5−ピラゾールカルボキサミド
(化合物4)の合成 2−[4−(2−エトキシエチル)−2,6−ジメチル
フェノキシ]エチルアミン(7.2g)と3−t-ブチル
−1−メチル−5−ピラゾールカルボン酸メチルエステ
ル(7.1g)とをトルエン(30ml)に溶解し、次
いで粉末ナトリウムメトキシド(1.1g)を添加し、
5時間加熱還流した。反応終了後、室温に冷却し、水洗
し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下
に溶媒を留去した。得られた濃縮物をn−ヘキサンで再
結晶することによって、目的物を10.5g得た。
【0061】(5) N−{2−[4−(2−エトキシエチ
ル)−2,3−ジメチルフェノキシ]エチル}−3−t-
ブチル−5−ピラゾールカルボキサミド(化合物5)の
合成 2−[4−(2−エトキシエチル)−2,3−ジメチル
フェノキシ]エチルアミン(4.3g)と3−t-ブチル
−5−ピラゾールカルボン酸エチルエステル(3.6
g)とをトルエン(50ml)に溶解し、次いで28%
ナトリウムメトキシドのメタノール溶液(5.2g)を
添加し、20時間加熱還流した。反応終了後、室温に冷
却し、水を加えて酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下に溶媒を
留去した。得られた油状物をカラムクロマトグラフィー
(ワコーゲルC−200,トルエン:酢酸エチル=4:
1溶出)で単離し、n−ヘキサンで洗浄することによっ
て無色粉状結晶の目的物を5.4g得た。
【0062】1H−NMR(CDCl3 ,δppm) 1.20(t,3H), 1.31(s,9H),2.1
8(s,3H),2.22(s,3H),2.88
(t,2H),3.47〜3.56(m,4H),3.
83(q,2H),4.09(t,2H),6.61
(s,1H),6.68(d,1H),6.95(d,
1H),7.38(b,1H),10.35(b,1
H)
【0063】(6) N−{2−[4−(2−エトキシエチ
ル)−2,3−ジメチルフェノキシ]エチル}−3−t-
ブチル−1−エチル−5−ピラゾールカルボキサミド
(化合物6)の合成 2−[4−(2−エトキシエチル)−2,3−ジメチル
フェノキシ]エチルアミン(0.7g)とトリエチルア
ミン(0.8g)とをトルエン(10ml)に溶解し、
冷却攪拌下に3−t-ブチル−1−エチル−5−ピラゾー
ルカルボン酸クロライド(0.6g)のトルエン溶液
(10ml)を滴下した後、室温で1時間攪拌した。反
応終了後、水(10ml)を加え、トルエン層を分取
し、このトルエン層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥した後、減圧下に溶媒を留去した。得られた油状物を
カラムクロマトグラフィー(ワコーゲルC−200,ト
ルエン:酢酸エチル=4:1溶出)で単離し、次いでn
−ヘキサンで再結晶して無色針状結晶の目的物を0.8
g得た。
【0064】1H−NMR(CDCl3 ,δppm) 1.20(t,3H), 1.29(s,9H),1.4
0(t,3H),2.20(s,3H),2.24
(s,3H),2.89(t,2H),3.46〜3.
57(m,4H),3.81(q,2H),4.10
(t,2H),4.53(q,2H),6.28(s,
1H),6.38(b,1H),6.67(d,1
H),7.00(d,1H)
【0065】(7) N−{2−[4−(2−エトキシエチ
ル)−2−メチルフェノキシ]エチル}−1−メチル−
3−n-プロピル−5−ピラゾールカルボキサミド(化合
物9)の合成 2−[4−(2−エトキシエチル)−2−メチルフェノ
キシ]エチルアミン(3.3g)と1−メチル−3−n-
プロピル−5−ピラゾールカルボン酸エチルエステル
(2.9g)とをトルエン(30ml)に溶解し、次い
で28%ナトリウムメトキシドのメタノール溶液(2.
9g)を添加し、8時間加熱還流した。反応終了後、室
温に冷却し、水を加えて酢酸エチルで抽出した。抽出液
を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下に
溶媒を留去した。得られた油状物をカラムクロマトグラ
フィー(ワコーゲルC−200,トルエン:酢酸エチル
=9:1溶出)で単離し、次いでn−ヘキサンで再結晶
して無色針状結晶の目的物を2.5g得た。
【0066】1H−NMR(CDCl3 ,δppm) 0.95(t,3H), 1.20(t,3H),1.6
5(q,2H),2.23(s,3H),2.57
(t,2H),2.80(t,2H),3.50(q,
2H), 3.59(t,2H),3.81(q,2
H),4.10(s,3H),4.11(t,2H),
6.25(s,1H),6.41(s,1H),6.7
4(d,1H),7.00(d,1H),7.01
(s,1H)
【0067】(8) N−{2−[4−(2−エトキシエチ
ル)−2−メチルフェノキシ]エチル}−1−メチル−
3−i-プロピル−5−ピラゾールカルボキサミド(化合
物10)の合成 2−[4−(2−エトキシエチル)−2−メチルフェノ
キシ]エチルアミン(2.1g)とトリエチルアミン
(1.1g)とをトルエン(30ml)に溶解し、冷却
攪拌下に1−メチル−3−i-プロピル−5−ピラゾール
カルボン酸クロライド(1.6g)のトルエン溶液(5
ml)を滴下した後、室温で1時間攪拌した。反応終了
後、水(10ml)を加え、酢酸エチルで抽出し、この
抽出液を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減
圧下に溶媒を留去した。得られた油状物をカラムクロマ
トグラフィー(ワコーゲルC−200,トルエン:酢酸
エチル=5:1溶出)で単離し、次いでn−ヘキサンで
再結晶して無色針状結晶の目的物を2.2g得た。
【0068】1H−NMR(CDCl3 ,δppm) 1.20(t,3H), 1.25(d,6H),2.2
3(s,3H),2.81(t,2H),2.96
(q,1H),3.51(q,2H),3.60(t,
2H),3.81(t,2H),4.10(s,3
H),4.12(t,2H),6.28(s,1H),
6.40(b,1H),6.76(d,1H),7.0
1(d,1H),7.02(s,1H)
【0069】(9) N−{2−[4−(2−エトキシエチ
ル)−2−メチルフェノキシ]エチル}−1−メチル−
3−シクロプロピル−5−ピラゾールカルボキサミド
(化合物11)の合成 2−[4−(2−エトキシエチル)−2−メチルフェノ
キシ]エチルアミン(4.1g)と1−メチル−3−シ
クロプロピル−5−ピラゾールカルボン酸エチルエステ
ル(3.5g)とをトルエン(20ml)に溶解した。
次いで、28%ナトリウムメトキシドのメタノール溶液
(3.5g)を添加し、8時間加熱還流した。反応終了
後、室温に冷却し、水を加え、酢酸エチルで抽出し、こ
の抽出液を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、
減圧下に溶媒を留去した。得られた油状物をカラムクロ
マトグラフィー(ワコーゲルC−200,トルエン:酢
酸エチル=4:1溶出)で単離して無色油状液の目的物
を3.0g得た。
【0070】1H−NMR(CDCl3 ,δppm) 0.66〜0.73(m,2H),0.88〜0.95
(m,2H),1.21(t,3H),1.84〜1.
95(m,1H),2.23(s,3H),2.81
(t,2H),3.50(q,2H),3.58(t,
2H),3.80(q,2H),4.08(s,3
H),4.10(t,2H),6.12(s,1H),
6.37(s,1H),6.75(d,1H),7.0
1(d,1H),7.02(s,1H)
【0071】(10)N−{2−[4−(2−エトキシエチ
ル)−2−メチルフェノキシ]エチル}−1−メチル−
3−トリフルオロメチル−5−ピラゾールカルボキサミ
ド(化合物12)の合成 2−[4−(2−エトキシエチル)−2−メチルフェノ
キシ]エチルアミン(3.1g)と1−メチル−3−ト
リフルオロメチル−5−ピラゾールカルボン酸(2.5
g)とを塩化メチレン(20ml)に溶解し、氷冷し
た。次いで1−エチル−3−(3’−ジメチルアミノプ
ロピル)カルボジイミド塩酸塩(2.8g)を添加し、
室温で1時間攪拌した。反応終了後、水を加え、塩化メ
チレンで抽出し、この抽出液を水洗し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した後、減圧下に溶媒を留去した。得られた
油状物をカラムクロマトグラフィー(ワコーゲルC−2
00,トルエン:酢酸エチル=6:1溶出)で単離し、
次いでn−ヘキサンで洗浄して無色粉状結晶の目的物を
2.3g得た。
【0072】1H−NMR(CDCl3 ,δppm) 1.20(t,3H), 2.22(s,3H),2.8
1(t,2H),3.40(q,2H),3.59
(t,2H),3.85(q,2H),4.13(t,
2H),4.22(s,3H),6.45(b,1
H),6.71(s,1H),6.75(d,1H),
7.00(d,1H),7.02(s,1H)
【0073】(11)N−[2−(4−t-ブチルフェノキ
シ)エチル]−3−t-ブチル−1−メチル−5−ピラゾ
ールカルボキサミド(化合物29)の合成 2−(4−t-ブチルフェノキシ)エチルアミン(2.9
g)と3−t-ブチル−1−メチル−5−ピラゾールカル
ボン酸エチルエステル(3.2g)とをトルエン(30
ml)に溶解した。次いで、28%ナトリウムメトキシ
ドのメタノール溶液(3.2g)を添加し、4時間加熱
還流した。反応終了後、室温に冷却し、水を加え、酢酸
エチルで抽出し、この抽出液を水洗し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した後、減圧下に溶媒を留去した。得られた
油状物をカラムクロマトグラフィー(ワコーゲルC−2
00,トルエン:酢酸エチル=4:1溶出)で単離して
無色粉状結晶の目的物を3.9g得た。
【0074】1H−NMR(CDCl3 ,δppm) 1.30(s,18H), 3.81(q,2H),4.
12(q,2H),4.14(s,3H),6.35
(s,1H),6.50(b,1H),6.85(m,
1H),7.31(m,1H)
【0075】(12)表1〜5中のその他の化合物(1)の
合成 前記(1) 〜(11)に記載の方法に準じて、表1〜5中のそ
の他の化合物(1)を合成した。以上のようにして合成
した化合物を表1〜5に示す。
【0076】
【表1】
【0077】
【表2】
【0078】
【表3】
【0079】
【表4】
【0080】
【表5】
【0081】実施例2〔製剤の調製〕 (1) 粒剤の調製 化合物1を5重量部,ベントナイト35重量部,タルク
57重量部,ネオペレックスパウダー(商品名;花王株
式会社製)1重量部及びリグニンスルホン酸ソーダ2重
量部を均一に混合し、次いで少量の水を添加して混練し
た後、造粒、乾燥して粒剤を得た。
【0082】(2) 水和剤の調製 化合物1を10重量部,カオリン70重量部,ホワイト
カーボン18重量部,ネオペレックスパウダー(商品
名;花王株式会社製)1.5重量部及びデモール(商品
名;花王株式会社製)0.5重量部とを均一に混合し、
次いで粉砕して水和剤を得た。
【0083】(3) 乳剤の調製 化合物1を20重量部及びキシレン70重量部に、トキ
サノン(商品名;三洋化成工業製)10重量部を加えて
均一に混合し、溶解して乳剤を得た。
【0084】(4) 粉剤の調製 化合物1を5重量部,タルク50重量部及びカオリン4
5重量部を均一に混合して粉剤を得た。
【0085】実施例3〔効力試験〕 (1) コナガに対する効力試験 実施例2に準じて調製した表1〜5に示す化合物(1)
の各水和剤を界面活性剤(0.01%)を含む水で30
0ppmに希釈し、これらの各薬液中にキャベツ葉片
(5×5cm)を30秒間浸漬し、各プラスチックカッ
プに一枚づつ入れて風乾した。次に、これらのカップ内
に各々10頭のコナガ(3齢幼虫)を放って蓋をし、2
5℃の定温室に放置し、2日後に各カップの生死虫数を
数えて死虫率を求めた。殺虫効果の評価は、死虫率の範
囲によって、4段階(A:100%,B:100未満〜
80%,C:80未満〜60%,D:60%未満)で示
した。これらの結果を表6に示す。
【0086】
【表6】
【0087】(2) ナミハダニ雌成虫に対する効力試験 実施例2に準じて調製した表1〜5に示す化合物(1)
の各水和剤を界面活性剤(0.01%)を含む水で30
0ppmに希釈し、これらの各薬液中に10頭のナミハ
ダニ雌成虫を寄生させた各インゲン葉片(直径20m
m)を15秒間づつ浸漬した。次に、これらの各葉片を
25℃の定温室に放置し、3日後に各葉片における生死
ダニ数を数えて殺ダニ率を求めた。殺ダニ効果の評価
は、殺ダニ率の範囲によって、4段階(A:100%,
B:100未満〜80%,C:80未満〜60%,D:
60%未満)で示した。これらの結果を表7に示す。
【0088】
【表7】
【0089】(3) ナミハダニ卵に対する効力試験 実施例2に準じて調製した表1〜5に示す化合物(1)
の各水和剤を界面活性剤(0.01%)を含む水で30
0ppmに希釈し、これらの各薬液中に5頭のナミハダ
ニ雌成虫を寄生産卵させた後に成虫を除去した各インゲ
ン葉片(直径20mm)を10秒間づつ浸漬した。次
に、これらの各葉片を25℃の定温室に放置し、6日後
に各葉片における未孵化卵数を数えて殺卵率を求めた。
殺卵効果の評価は、殺卵率の範囲によって、4段階
(A:100%,B:100未満〜80%,C:80未
満〜60%,D:60%未満)で示した。これらの結果
を表8に示す。
【0090】
【表8】
【0091】(4) オオムギうどんこ病に対する防除効力
試験(予防効果) 直径6cmのプラスチック植木鉢に1鉢あたり10本づ
つオオムギ(品種;黒ムギ)を育成し、1.5葉期の幼
植物体に、実施例2に準じて調製した表1〜5で示した
化合物(1)の各水和剤を、界面活性剤(0.01%)
を含む水で各々500ppmに希釈して、これらの各薬
液を1鉢あたり20mlづつ散布した。これらを2日間
ガラス温室で栽培し、次いで、オオムギうどんこ病菌分
成胞子を罹病葉から集め、これを各植物体の上からまん
べんなく振りかけて接種した。次に、これらを1週間ガ
ラス温室内で育成し、各第一葉に現れたオオムギうどん
こ病病斑の程度を調査した。殺菌効果の評価は、無処理
区の病斑の程度と比較して、6段階(0:全体が罹病、
1:病斑面積が60%程度、2:病斑面積が40%程
度、3:病斑面積が20%程度、4:病斑面積が10%
以下、5:病斑無し)で示した。その結果を表9に示
す。
【0092】
【表9】
【0093】(5) キュウリべと病に対する防除効力試験 直径6cmのプラスチック植木鉢に1鉢あたり1本のキ
ュウリ(品種;相模半白)を育成し、1.5葉期の幼植
物体に、表1〜5に示した化合物(1)から実施例2に
準じて調製した水和剤を、界面活性剤(0.01%)を
含む水で500ppmに希釈して、1鉢あたり20ml
づつ散布した。散布後、2日間ガラス温室で栽培し、次
いで、キュウリべと病菌(Pseudoperonospora cubensi
s)の遊走子嚢を罹病葉から調製し、これを植物葉の裏
面にまんべんなく噴霧接種した。接種後、2日間20℃
で暗黒下に保った後、5日間ガラス温室内で育成し、第
一葉に現れたキュウリべと病病斑の程度を調査した。
【0094】殺菌効果の評価の結果を、前記の(4) に記
載した6段階の評価方法で表10に示す。
【0095】
【表10】
【0096】
【発明の効果】本発明の新規なフェノキシアルキルアミ
ン誘導体を有効成分とする農園芸用の有害生物防除剤
は、殺虫,殺ダニ,殺菌などの優れた効果を有するもの
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大岡 朗 山口県宇部市大字小串1978番地の5 宇部 興産株式会社宇部研究所内 (72)発明者 大森 潔 山口県宇部市大字小串1978番地の5 宇部 興産株式会社宇部研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次式(1): 【化1】 〔式中、R1 は炭素数1〜4個のアルキル基又は水素原
    子を表し;R2 は炭素数1〜6個のアルキル基,炭素数
    3〜8個のシクロアルキル基又は炭素数1〜4個のハロ
    アルキル基を表し;R3 は炭素数1〜4個のアルキル
    基,水素原子又はハロゲン原子を表し;R4 はA2 −O
    −R6 (なお、A2 は炭素数1〜4個のアルキレン基を
    表し、R6 は炭素数1〜4個のアルキル基,炭素数3〜
    5個のアルケニル基もしくは炭素数3〜5個のアルキニ
    ル基を表す。),水素原子,炭素数1〜12個のアルキ
    ル基,ハロゲン原子又は炭素数3〜5個のアルケニル基
    を表し;R5 は水素原子,炭素数1〜4個のアルキル基
    又はハロゲン原子を表し;A1は炭素数1〜5個のアル
    キレン基を表す。ただし、R1 は炭素数1〜4個のアル
    キル基又は水素原子を表し;R2 は炭素数1〜6個のア
    ルキル基を表し;R3 は炭素数1〜5個のアルキル基,
    水素原子又はハロゲン原子を表し;R4 はA2 −O−R
    6 (なお、A2 は炭素数1〜4個のアルキレン基を表
    し、R6 は炭素数1〜4個のアルキル基,炭素数3〜5
    個のアルケニル基もしくは炭素数3〜5個のアルキニル
    基を表す。),水素原子,炭素数1〜5個のアルキル基
    又は炭素数3〜5個のアルケニル基を表し;R5 は水素
    原子,炭素数1〜4個のアルキル基又はハロゲン原子を
    表し;A1 は炭素数2〜5個のアルキレン基を表す場合
    を除く。〕で示されるフェノキシアルキルアミン誘導
    体。
  2. 【請求項2】 次式(2): 【化2】 〔式中、R1 及びR2 は請求項1の記載と同義であり;
    Xはハロゲン原子,R7O基(なお、R7 は炭素数1〜
    6個のアルキル基を表す。)又は水酸基を表す。〕で示
    されるピラゾールカルボン酸誘導体と次式(3): 【化3】 (式中、R3 ,R4 ,R5 及びA1 は請求項1の記載と
    同義である。)で示されるフェノキシアルキルアミン類
    とを反応させることを特徴とする請求項1記載の式
    (1)で示されるフェノキシアルキルアミン誘導体の製
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の式(1)で示されるフェ
    ノキシアルキルアミン誘導体を有効成分とする農園芸用
    の有害生物防除剤。
JP12278194A 1993-07-30 1994-06-03 フェノキシアルキルアミン誘導体、その製法及び農園芸用の有害生物防除剤 Pending JPH0789937A (ja)

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