JPH078581A - ゴルフ用クラブ - Google Patents
ゴルフ用クラブInfo
- Publication number
- JPH078581A JPH078581A JP5150322A JP15032293A JPH078581A JP H078581 A JPH078581 A JP H078581A JP 5150322 A JP5150322 A JP 5150322A JP 15032293 A JP15032293 A JP 15032293A JP H078581 A JPH078581 A JP H078581A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- wear resistance
- golf club
- head
- nickel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Golf Clubs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 飛距離と耐摩耗性に優れたゴルフ用クラブを
提供することにある。 【構成】 金属製ヘッドの少なくともフェース面に、ニ
ッケルを基合金とし、該合金に微粒子のセラミックを均
一に混在させたメッキ層を10〜〜30μの厚さで施す。そ
れにより、メッキ層のセラミックにより、フェース面に
ボールが当たった際の反発力を助長する靭性と硬さが備
えられると共に耐摩耗性が備えられる。更に、クラブを
スィングした時に、ソール面が芝生,土,砂等と強く接
触して生じる傷の防止に寄付する対摩耗性が備えられ
る。
提供することにある。 【構成】 金属製ヘッドの少なくともフェース面に、ニ
ッケルを基合金とし、該合金に微粒子のセラミックを均
一に混在させたメッキ層を10〜〜30μの厚さで施す。そ
れにより、メッキ層のセラミックにより、フェース面に
ボールが当たった際の反発力を助長する靭性と硬さが備
えられると共に耐摩耗性が備えられる。更に、クラブを
スィングした時に、ソール面が芝生,土,砂等と強く接
触して生じる傷の防止に寄付する対摩耗性が備えられ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフ用クラブに関
し、特にクラブヘッドの改良に関するものである。
し、特にクラブヘッドの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来、ゴルフ用クラブの
ヘッドは軟鉄,ステンレス,アルミニウム合金等により
作られているのが一般的である。従って、従来のクラブ
ではさほど飛距離が望めないばかりか、耐摩耗性が劣る
等の問題を有していた。又、外観デザインや防蝕性等か
らヘッドの表面に金属メッキを施したクラブも知られて
いる。
ヘッドは軟鉄,ステンレス,アルミニウム合金等により
作られているのが一般的である。従って、従来のクラブ
ではさほど飛距離が望めないばかりか、耐摩耗性が劣る
等の問題を有していた。又、外観デザインや防蝕性等か
らヘッドの表面に金属メッキを施したクラブも知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な従来
事情に鑑みてなされたもので、飛距離と耐摩耗性に優れ
たゴルフ用クラブを提供することを目的とする。
事情に鑑みてなされたもので、飛距離と耐摩耗性に優れ
たゴルフ用クラブを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を達成するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が講じる技術的手段は、金属製ヘッドの少なく
ともフェース面に、ニッケルを基合金とし、該合金に微
粒子のセラミックを均一に混在させたメッキ層を10〜〜
30μの厚さに施したことを特徴とする。
に本発明が講じる技術的手段は、金属製ヘッドの少なく
ともフェース面に、ニッケルを基合金とし、該合金に微
粒子のセラミックを均一に混在させたメッキ層を10〜〜
30μの厚さに施したことを特徴とする。
【0005】
【作 用】而して、上記した本発明の技術的手段によ
れば、メッキ層のセラミックにより、フェース面にボー
ルが当たった際の反発力を助長する靭性と硬さが備えら
れると共に耐摩耗性が備えられる。
れば、メッキ層のセラミックにより、フェース面にボー
ルが当たった際の反発力を助長する靭性と硬さが備えら
れると共に耐摩耗性が備えられる。
【0006】
【実 施 例】本発明の実施の一例を以下に説明する
と、ヘッド本体を軟鉄,ステンレス,アルミニウム合金
等により作り、その表面全体に、ニッケルを基合金と
し、該合金に微粒子のセラミックを均一に混在させたメ
ッキ層を均厚に施す。メッキ層の厚さは10〜30μの厚さ
が最も望ましい。その理由は10μ以下ではヘッド本体の
部材の特性がボールが当たった際に主張されてしまって
効果が出ない。30μ以上では反発力を助長する靭性が抑
制されてしまう。
と、ヘッド本体を軟鉄,ステンレス,アルミニウム合金
等により作り、その表面全体に、ニッケルを基合金と
し、該合金に微粒子のセラミックを均一に混在させたメ
ッキ層を均厚に施す。メッキ層の厚さは10〜30μの厚さ
が最も望ましい。その理由は10μ以下ではヘッド本体の
部材の特性がボールが当たった際に主張されてしまって
効果が出ない。30μ以上では反発力を助長する靭性が抑
制されてしまう。
【0007】ニッケル合金としてはNi−P、Ni−B
等が挙げられる一方、セラミックとしてはSi−C、W
−C、Al2 O3 、ZrO2 、Si3 N4 、BN等が挙
げられる。
等が挙げられる一方、セラミックとしてはSi−C、W
−C、Al2 O3 、ZrO2 、Si3 N4 、BN等が挙
げられる。
【0008】以上の如く、ニッケルを基合金とし、該合
金に微粒子のセラミックを均一に混在させたメッキ層を
10〜〜30μの厚さで施した後、熱処理の条件を適宜決め
て実施することでヘッド本体の硬さ(Hv)として 400
〜1000の値が実験の結果得られた。このことは、ヘッド
本体の材質の特性と本発明の技術処理とを組み合わせる
ことで、使用者に適したクラブヘッドを提供することが
できる。
金に微粒子のセラミックを均一に混在させたメッキ層を
10〜〜30μの厚さで施した後、熱処理の条件を適宜決め
て実施することでヘッド本体の硬さ(Hv)として 400
〜1000の値が実験の結果得られた。このことは、ヘッド
本体の材質の特性と本発明の技術処理とを組み合わせる
ことで、使用者に適したクラブヘッドを提供することが
できる。
【0009】尚、セラミックはメッキされたニッケル合
金に対して重量%で0.01〜1位配合する。
金に対して重量%で0.01〜1位配合する。
【0010】
【発明の効果】本発明のゴルフ用クラブは叙上の如く、
金属製ヘッドの少なくともフェース面に、ニッケルを基
合金とし、該合金に微粒子のセラミックを均一に混在さ
せたメッキ層を10〜30μの厚さで施してなるから、メッ
キ層のセラミックにより、フェース面にボールが当たっ
た際の反発力を助長する靭性と硬さが備えられると共に
耐摩耗性が備えられる。従って、本発明のゴルフ用クラ
ブによれば、従来のクラブに比べて飛距離と耐摩耗性が
期待できる。
金属製ヘッドの少なくともフェース面に、ニッケルを基
合金とし、該合金に微粒子のセラミックを均一に混在さ
せたメッキ層を10〜30μの厚さで施してなるから、メッ
キ層のセラミックにより、フェース面にボールが当たっ
た際の反発力を助長する靭性と硬さが備えられると共に
耐摩耗性が備えられる。従って、本発明のゴルフ用クラ
ブによれば、従来のクラブに比べて飛距離と耐摩耗性が
期待できる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来、ゴルフ用クラブの
ヘッドはパーシモン等の木材又は軟鉄,ステンレス,ア
ルミニウム合金等により作られているのが一般的であ
る。従って、従来のクラブではさほど飛距離が望めない
ばかりか、耐摩耗性が劣る等の問題を有していた。又、
外観デザインや防蝕性等からヘッドの表面に金属メッキ
を施したクラブも知られている。
ヘッドはパーシモン等の木材又は軟鉄,ステンレス,ア
ルミニウム合金等により作られているのが一般的であ
る。従って、従来のクラブではさほど飛距離が望めない
ばかりか、耐摩耗性が劣る等の問題を有していた。又、
外観デザインや防蝕性等からヘッドの表面に金属メッキ
を施したクラブも知られている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【作 用】而して、上記した本発明の技術的手段によ
れば、メッキ層のセラミックにより、フェース面にボー
ルが当たった際の反発力を助長する靭性と硬さが備えら
れると共に耐摩耗性が備えられる。更に、クラブをスィ
ングした時に、ソール面が芝生,土,砂等と強く接触し
て生じる傷の防止に寄付する対摩耗性が備えられる。
れば、メッキ層のセラミックにより、フェース面にボー
ルが当たった際の反発力を助長する靭性と硬さが備えら
れると共に耐摩耗性が備えられる。更に、クラブをスィ
ングした時に、ソール面が芝生,土,砂等と強く接触し
て生じる傷の防止に寄付する対摩耗性が備えられる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】以上の如く、ニッケルを基合金とし、該合
金に微粒子のセラミックを均一に混在させたメッキ層を
10〜〜30μの厚さで施した後、熱処理の条件を適宜決め
て実施することでヘッド表面の硬さ(Hv)として 400
〜1000の値が実験の結果得られた。このことは、ヘッド
本体の材質の特性と本発明の技術処理とを組み合わせる
ことで、使用者に適したクラブヘッドを提供することが
できる。
金に微粒子のセラミックを均一に混在させたメッキ層を
10〜〜30μの厚さで施した後、熱処理の条件を適宜決め
て実施することでヘッド表面の硬さ(Hv)として 400
〜1000の値が実験の結果得られた。このことは、ヘッド
本体の材質の特性と本発明の技術処理とを組み合わせる
ことで、使用者に適したクラブヘッドを提供することが
できる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【発明の効果】本発明のゴルフ用クラブは叙上の如く、
金属製ヘッドの少なくともフェース面に、ニッケルを基
合金とし、該合金に微粒子のセラミックを均一に混在さ
せたメッキ層を10〜〜30μの厚さで施してなるから、メ
ッキ層のセラミックにより、フェース面にボールが当た
った際の反発力を助長する靭性と硬さが備えられると共
に耐摩耗性が備えられる。更に、クラブをスィングした
時に、ソール面が芝生,土,砂等と強く接触して生じる
傷の防止に寄付する対摩耗性が備えられる。従って、本
発明のゴルフ用クラブによれば、従来のクラブに比べて
飛距離と耐摩耗性が期待できる。
金属製ヘッドの少なくともフェース面に、ニッケルを基
合金とし、該合金に微粒子のセラミックを均一に混在さ
せたメッキ層を10〜〜30μの厚さで施してなるから、メ
ッキ層のセラミックにより、フェース面にボールが当た
った際の反発力を助長する靭性と硬さが備えられると共
に耐摩耗性が備えられる。更に、クラブをスィングした
時に、ソール面が芝生,土,砂等と強く接触して生じる
傷の防止に寄付する対摩耗性が備えられる。従って、本
発明のゴルフ用クラブによれば、従来のクラブに比べて
飛距離と耐摩耗性が期待できる。
Claims (1)
- 【請求項1】 金属製ヘッドの少なくともフェース面
に、ニッケルを基合金とし、該合金に微粒子のセラミッ
クを均一に混在させたメッキ層を10〜〜30μの厚さに施
したことを特徴とするゴルフ用クラブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5150322A JPH078581A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | ゴルフ用クラブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5150322A JPH078581A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | ゴルフ用クラブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078581A true JPH078581A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15494492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5150322A Pending JPH078581A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | ゴルフ用クラブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078581A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58173570A (ja) * | 1982-04-01 | 1983-10-12 | 株式会社北陸セラミツク | ゴルフクラブヘツド |
JPS5995843A (ja) * | 1982-10-22 | 1984-06-02 | ノルデイシエル・マシ−ネンバウ・ルド・バアデル・ゲ−エムベ−ハ−・ウント・コンパニ・カ−ゲ− | 平らな魚の整列および案内装置 |
JPH0280070A (ja) * | 1988-09-14 | 1990-03-20 | Daiwa Golf Kk | ゴルフクラブヘッドおよびその製造方法 |
-
1993
- 1993-06-22 JP JP5150322A patent/JPH078581A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58173570A (ja) * | 1982-04-01 | 1983-10-12 | 株式会社北陸セラミツク | ゴルフクラブヘツド |
JPS5995843A (ja) * | 1982-10-22 | 1984-06-02 | ノルデイシエル・マシ−ネンバウ・ルド・バアデル・ゲ−エムベ−ハ−・ウント・コンパニ・カ−ゲ− | 平らな魚の整列および案内装置 |
JPH0280070A (ja) * | 1988-09-14 | 1990-03-20 | Daiwa Golf Kk | ゴルフクラブヘッドおよびその製造方法 |
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