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JPH078277Y2 - 車両用燃料供給装置 - Google Patents

車両用燃料供給装置

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Publication number
JPH078277Y2
JPH078277Y2 JP8907789U JP8907789U JPH078277Y2 JP H078277 Y2 JPH078277 Y2 JP H078277Y2 JP 8907789 U JP8907789 U JP 8907789U JP 8907789 U JP8907789 U JP 8907789U JP H078277 Y2 JPH078277 Y2 JP H078277Y2
Authority
JP
Japan
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fuel
fuel tank
main
auxiliary
tank
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP8907789U
Other languages
English (en)
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JPH0328922U (ja
Inventor
廣一 堀越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruyama Manufacturing Co Inc
Original Assignee
Maruyama Manufacturing Co Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Maruyama Manufacturing Co Inc filed Critical Maruyama Manufacturing Co Inc
Priority to JP8907789U priority Critical patent/JPH078277Y2/ja
Publication of JPH0328922U publication Critical patent/JPH0328922U/ja
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Anticipated expiration legal-status Critical
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、農業用車両を含む自走車両の燃料装置に係
り、詳しくは主燃料タンクが空になった場合にも一定量
の走行を確保できる車両用燃料供給装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
スピードスプレーヤ等の農業用車両を含む自走車両で
は、主燃料タンクが万一空になった場合にも、給油所ま
での走行を確保するようにしたものがある。
第4図及び第5図は主燃料タンクが空になったときも一
定量の補助燃料を確保できる従来の燃料タンク構造を示
している。なお、第4図及び第5図の従来例においてこ
の考案の後述の実施例と対応する構成部分は実施例と同
符号により指示してあり、詳細は実施例で説明する。
第4図は長距離トラック等に採用されるもので、2個の
燃料タンク68が併置される。両燃料タンク68は下部にお
いて連通管70を介して互いに連通され、これにより、両
燃料タンク68における燃料12のレベルは等しくされる。
吸入管路16は、一方の燃料タンク68内へ挿入され、燃料
ポンプからの吸引力により一方の燃料タンク68内の燃料
12を吸入する。走行用エンジンにおいて消費されなかっ
た燃料12は、戻し管路71を介して一方の燃料タンク68内
へ戻される。こうして、燃料タンク68を2個とすること
により、燃料切れを防止することができる。
第5図は二輪車等に採用されるもので、大型の主燃料タ
ンク10内の底部に所定高さの筒壁72が立設される。切替
弁74は、手動切替式であり、それぞれ主燃料タンク10本
体及び筒壁72の底部へ接続されている管路76又は管路78
を選択的に吸入管路16へ接続する。通常時では、切替弁
74において管路76が吸入管路16へ接続されており、主燃
料タンク10本体内の燃料12吸入管路16を介して走行用エ
ンジンへ送られる。主燃料タンク10本体内の燃料12がな
くなると、運転者は、切替弁74を手動で切り替えて、管
路78を吸入管路16へ接続する。こうして、筒壁72内に残
存している燃料12により給油所までの走行が確保され
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
第4図のように大型の燃料タンク68を2個装備すること
は、スピードスプレーヤのように、圃場において狭間隔
の樹木間を走行し、小型化が要求されるものでは、2個
の燃料タンク68の設置スペースが確保できず、採用がむ
ずかしい。また、一方の燃料タンク68のみを小さくした
としても、空になるときは両燃料タンク68が同時に空に
なるので、運転者が燃料切れに気付いたとき、給油所ま
での走行が確保されないことがある。さらに、燃料切れ
に気付くのが遅れて、車両を走行させると、吸入管路16
内へエアが導入され、後のエア抜きが面倒となる。
第5図のように、主燃料タンク10内の底部に筒壁72を設
け、この筒壁72内に所定両の燃料12を確保するもので
は、スピードスプレーヤのように、傾斜走行の多い自走
車両では、筒壁72内の燃料12が傾斜走行時に上端から外
へ流出し、主燃料タンク10本体の燃料切れのとき、筒壁
72内に所定量の燃料12が確保されないということがあ
る。これに対処するために、筒壁72を大型化する場合
は、これに伴つて、主燃料タンク10も大型となり、スピ
ードスプレーヤの小型化の障害となる。さらに、主燃料
タンク10の燃料切れのときに切替弁74の切替が遅れる
と、吸入管路16へエアが入ることがある。
請求項1及び2の考案の目的は、吸入管路へのエアの導
入を防止し、補助燃料タンクを必要最小限の大きさにす
ることができ、補助燃料タンクに特別の給油を必要とせ
ず、また、主燃料タンク本体の燃料切れの場合にも、補
助燃料タンク内に所定量の燃料が確保される車両用燃料
供給装置を提供することである。
請求項2の考案の別の目的は、燃料ポンプを主燃料タン
ク用及び補助燃料タンク用に兼用して、全体の構成を簡
略化することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、実施例に対応する図面の符号を使用して説
明する。
請求項1の車両用燃料供給装置は次の(a1)〜(a7)の
構成要素を有してなる。
(a1)燃料(12)を貯蔵する主燃料タンク(10) (a2)この主燃料タンク(10)内の燃料(12)を走行用
エンジン(20)へ送る主燃料ポンプ(14) (a3)走行用エンジン(20)において消費されなかった
燃料(12)が第1の戻し管路(26)を介して導入される
補助燃料タンク(24) (a4)この補助燃料タンク(24)内の燃料(12)を走行
用エンジン(20)へ送る補助燃料ポンプ(32) (a5)補助燃料タンク(24)から溢れた燃料(12)を主
燃料タンク(10)へ導く第2の戻し管路(30) (a6)主燃料タンク(10)内の燃料(12)が所定量以下
になったことを検出する液量センサ(38) (a7)この液量センサ(38)により主燃料タンク(10)
内の燃料(12)が所定量以下であることが検出されると
警告手段(44,46)を作動させるとともに主燃料ポンプ
(14)及び補助燃料ポンプ(32)をそれぞれ停止及び駆
動へ切り替える制御部(40)とを有してなる。
請求項2の車両用燃料供給装置は次の(b1)〜(b7)の
構成要素を有してなる。
(b1)燃料(12)を貯蔵する主燃料タンク(10) (b2)走行用エンジン(20)において消費されなかった
燃料(12)が第1の戻し管路(26)を介して導入される
補助燃料タンク(24) (b3)燃料(12)を走行用エンジン(20)へ送る燃料ポ
ンプ(14) (b4)主燃料タンク(10)及び補助燃料タンク(24)の
一方を燃料ポンプ(14)の吸入側へ接続する切替弁(6
0) (b5)補助燃料タンク(24)から溢れた燃料(12)を主
燃料タンク(10)へ導く第2の戻し管路(30) (b6)主燃料タンク(10)内の燃料(12)が所定量以下
になったことを検出する液量センサ(38) (b7)この液量センサ(38)により主燃料タンク(10)
内の燃料(12)が所定量以下であることが検出されると
警告手段(44,46)を作動させるとともに切替弁(60)
における燃料ポンプ(14)への接続を主燃料タンク(1
0)から補助燃料タンク(24)へ切り替える制御部(4
0) 〔作用〕 請求項1の考案において、主燃料タンク(10)内になお
一定量の燃料(12)が残存するとき、制御部(40)は、
これを液量センサ(38)からの入力から検出し、主燃料
ポンプ(14)及び補助燃料ポンプ(32)をそれぞれ駆動
及び停止にしている。こうして、主燃料タンク(10)内
の燃料(12)は、主燃料ポンプ(14)により吸入され、
走行用エンジン(20)へ送られる。主燃料ポンプ(14)
からの吐出にもかかわらず、走行用エンジン(20)にお
いて消費されなかった燃料(12)は、第1の戻し管路
(26)を経て補助燃料タンク(24)へ導入される。補助
燃料タンク(24)内に燃料(12)がほぼ充満すると、一
部の燃料(12)が、補助燃料タンク(24)から溢れ、第
2の戻し管路(30)を介して主燃料タンク(10)へ導入
される。
主燃料タンク(10)内の燃料(12)が所定量以下になる
とき、制御部(40)は、これを液量センサ(38)からの
入力から検出し、主燃料ポンプ(14)及び補助燃料ポン
プ(32)をそれぞれ停止及び駆動へ切り替える。制御部
(40)は、また、警告手段(44,46)を作動させ、運転
手に主燃料タンク(10)の燃料切れを知らせる。補助燃
料ポンプ(32)の駆動により、補助燃料タンク(24)内
の燃料(12)が、吸入され走行用エンジン(20)へ送ら
れる。補助燃料タンク(24)からの吐出にもかかわら
ず、走行用エンジン(20)において消費されなかった燃
料(12)は、第1の戻し管路(26)を経て補助燃料タン
ク(24)へ導入される。こうして、補助燃料タンク(2
4)内の燃料(12)を使って、車両を給油所へ走行させ
る。
請求項2の考案において、主燃料タンク(10)内になお
一定量の燃料(12)が残存するとき、制御部(40)は、
これを液量センサ(38)からの入力から検出し、切替弁
(60)において主燃料タンク(10)を燃料ポンプ(14)
へ接続する。こうして、主燃料タンク(10)内の燃料
(12)が、燃料ポンプ(14)により吸入され、走行用エ
ンジン(20)へ送られる。燃料ポンプ(14)からの吐出
にもかかわらず、走行用エンジン(20)において消費さ
れなかった燃料(12)は、第1の戻し管路(26)を経て
補助燃料タンク(24)へ導入される。補助燃料タンク
(24)内に燃料(12)がほぼ充満すると、一部の燃料
(12)が、補助燃料タンク(24)から溢れ、第2の戻し
管路(30)を介して主燃料タンク(10)へ導入される。
主燃料タンク(10)内の燃料(12)が所定量以下になる
とき、制御部(40)は、これを液量センサ(38)からの
入力から検出し、切替弁(60)において補助燃料タンク
(24)を燃料ポンプ(14)へ接続する。制御部(40)
は、また、警告手段(44,46)を作動させ、運転手に主
燃料タンク(10)の燃料切れを知らせる。切替弁(60)
の切替により、補助燃料タンク(24)内の燃料(12)
が、吸入され、走行用エンジン(20)へ送られる。補助
燃料タンク(24)からの吐出にもかかわらず、走行用エ
ンジン(20)において消費されなかった燃料(12)は、
第1の戻し管路(26)を経て補助燃料タンク(24)へ導
入される。こうして、補助燃料タンク(24)内の燃料
(12)を使って、車両を給油所へ走行させる。
〔実施例〕
以下、この考案を第1図〜第3図の実施例について説明
する。
第1図は車両用燃料供給装置の全体構成図である。この
車両用燃料供給装置は例えば農業用車両としてのスピー
ドスプレーヤに装備される。主燃料タンク10は、内部に
燃料12を貯蔵し、下部にドレン13を有している。主燃料
ポンプ14は、吸入管路16を介して主燃料タンク10内の燃
料12を吸入し、吸入した燃料12を、吐出管路18を介して
ディーゼルエンジン20を導入口22へ送る。ディーゼルエ
ンジン20は、スピードスプレーヤを走行させるための動
力源としてだけでなく、送風機や薬液噴霧用ポンプの動
力源を兼ねている。補助燃料タンク24は、ディーゼルエ
ンジン20において消費されなかった燃料12を、ディーゼ
ルエンジン20の戻し口28から第1の戻し管路26を介して
頂部から導入される。補助燃料タンク24は主燃料タンク
10より高い場所に配設され、第2の戻し管路30は、上下
の端部をそれぞれ補助燃料タンク24及び主燃料タンク10
の頂部に接続され、補助燃料タンク24から溢れる燃料12
を主燃料タンク10へ導く。補助燃料ポンプ32は、吸入管
路34を介して補助燃料タンク24の下部から補助燃料タン
ク24内の燃料12を吸入し、T形継手36は、吐出管路18の
中間個所に配設され、補助燃料ポンプ32から吐出されて
来る燃料12を吐出管路18へ導入する。液量センサ38は、
主燃料タンク10内の下部に配設され、主燃料タンク10内
の燃料12が零に近いレベルとなったことを検出する。電
子制御部40は、バッテリ42から電力を供給され、液量セ
ンサ38の検出信号に基づいて主燃料ポンプ14、補助燃料
ポンプ32、警告ランプ44及びブザー46の作動を制御す
る。警告ランプ44及びブザー46は、相互に並列接続さ
れ、スピードスプレーヤの運転席の手動スイッチ48へ直
列に接続されて、電子制御部40から作動電流を受ける。
第3図はディーゼルエンジン20の詳細図である。ディー
ゼルエンジン20はエンジン本体50とインジェクションポ
ンプ52とを含む。各燃料噴射弁54はエンジン本体50の各
燃焼室に取付けられ、導入口22へ導入された燃料12は、
インジェクションポンプ52においてエンジン本体50のク
ランク軸の回転に同期して各燃料噴射管56へ分配され、
燃料噴射管56を介して各燃料噴射弁54へ送られる。各燃
料噴射弁54は戻しホース58を介して連通しており、燃料
噴射弁54から噴射されなかった余剰燃料12は戻しホース
58を介して戻し口28へ送られる。
第1図の車両用燃料供給装置の作用について説明する。
主燃料タンク10内の燃料12のレベルが液量センサ38より
高いとき、電子制御部40は、主燃料ポンプ14及び補助燃
料ポンプ32をそれぞれ駆動及び停止にしているととも
に、警告ランプ44及びブザー46への出力端子電圧を零に
している。こうして、主燃料タンク10内の燃料12は、主
燃料ポンプ14により吸入され、吸入管路16、主燃料ポン
プ14、吐出管路18及び導入口22を介してディーゼルエン
ジン20へ送られる。主燃料ポンプ14から送られて来たに
もかかわらず、ディーゼルエンジン20の燃料噴射弁54か
ら噴射されなかった燃料12は、ディーゼルエンジン20の
戻し口28から第1の戻し管路26を経て補助燃料タンク24
内へ頂部から導入される。補助燃料タンク24内に燃料12
がほぼ充満すると、補助燃料タンク24内の上部の燃料12
が、第2の戻し管路30を介して主燃料タンク10へ導入さ
れる。
主燃料タンク10内の燃料12のレベルが液量センサ38以下
になると、電子制御部40は、主燃料ポンプ14及び補助燃
料ポンプ32をそれぞれ停止及び駆動へ切り替えるとも
に、警告ランプ44及びブザー46への出力端子に所定電圧
を印加する。手動スイッチ48は予めオンとなっているの
で、警告ランプ44は点灯し、ブザー46は警報を発する。
運転手は、これらの警告から主燃料タンク10の燃料切れ
を知り、手動スイッチ48を手動でオフにして、警告ラン
プ44及びブザー46の警告を終了させ、さらに散布作業を
中止して、主燃料タンク10への給油のために、車両を給
油所へ運転する。一方、補助燃料ポンプ32の駆動によ
り、補助燃料タンク24内の燃料12が、吸入され、吸入管
路34、補助燃料ポンプ32、吐出管路18及び導入口22を介
してディーゼルエンジン20へ送られる。燃料噴射弁54に
おいて噴射されなかった燃料12は、戻し口28から第1の
戻し管路26を経て補助燃料タンク24へ導入される。こう
して、補助燃料タンク24内の燃料12を使って、給油所ま
でのスピードスプレーヤの走行が確保される。給油所で
は、主燃料タンク10内へのみ給油され、補助燃料タンク
24内への給油は特に行われない。
第2図は別の車両用燃料供給装置の構成図である。電磁
切替弁60は、2個の入力ポートを吸入管路16及び吸入管
路34へ接続され、出力ポートを主燃料ポンプ14の吸入側
へ接続され、電子制御部40からの制御信号により吸入管
路16又は吸入管路34を選択的に主燃料ポンプ14へ接続す
る。警告ランプ44及びブザー46の作動及び未消費燃料の
流れは第1図の場合と同様である。主燃料タンク10内の
燃料12のレベルが液量センサ38より高いときは、吸入管
路16が主燃料ポンプ14へ接続されて、主燃料タンク10内
の燃料12が主燃料ポンプ14によりディーゼルエンジン20
へ送られる。主燃料タンク10内の燃料12のレベルが液量
センサ38以下であるときは、補助燃料タンク24が主燃料
ポンプ14へ接続されて、補助燃料タンク24内の燃料12が
主燃料ポンプ14によりディーゼルエンジン20へ送られ
る。
〔考案の効果〕
請求項1及び2の考案では、主燃料タンク内に一定量の
燃料があるときに、走行用エンジンで消費されなかった
燃料が第1の戻し管路を介して補助燃料タンクへ導入さ
れ、補助燃料タンクにおいて溢れた燃料が主燃料タンク
へ導入されるようになっている。したがって、給油にお
いては、補助燃料タンクへ燃料を供給する必要がなく、
給油作業が簡略化されるとともに、補助燃料タンクへの
給油の忘れに困る不具合を回避することができる。
また、主燃料タンク内に一定量の燃料があるとき、補助
燃料タンクには未消費燃料が絶えず走行用エンジンから
送られて来るので、スピードスプレーヤのように傾斜値
を走行する車両等においても、主燃料タンクの燃料切れ
の際には、補助燃料タンクに所定量の燃料を確保するこ
とができ、補助燃料タンクを必要最小限の大きさとする
ことができる。
請求項1及び2の考案では、主燃料タンクの燃料が所定
量以下になると、制御部が走行用エンジンへの供給燃料
を補助燃料タンクへ自動的に切り替えるので、吸入管路
へのエアの導入を回避することができる。
請求項2の考案では、主燃料タンク及び補助燃料タンク
の燃料を走行用エンジンへ送る燃料ポンプを共用とする
ことができるので、全体構成が簡略化されるとともに、
コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の実施例に関し、第1図
は車両用燃料供給装置の全体構成図、第2図は別の車両
用燃料供給装置の構成図、第3図はディーゼルエンジン
の詳細図、第4図及び第5図は主燃料タンクが空になっ
たときも一定量の補助燃料を確保できる従来の燃料タン
ク構造を示す図である。 10……主燃料タンク、12……燃料、14……主燃料ポンプ
(燃料ポンプ)、20……ディーゼルエンジン(走行用エ
ンジン)、24……補助燃料タンク、26……第1の戻し管
路、30……第2の戻し管路、32……補助燃料ポンプ、38
……液量センサ、40……電子制御部(制御部)、44……
警告ランプ(警告手段)、46……ブザー(警告手段)、
60……電磁切替弁(切替弁)。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料(12)を貯蔵する主燃料タンク(10)
    と、この主燃料タンク(10)内の燃料(12)を走行用エ
    ンジン(20)へ送る主燃料ポンプ(14)と、前記走行用
    エンジン(20)において消費されなかった燃料(12)が
    第1の戻し管路(26)を介して導入される補助燃料タン
    ク(24)と、この補助燃料タンク(24)内の燃料(12)
    を前記走行用エンジン(20)へ送る補助燃料ポンプ(3
    2)と、前記補助燃料タンク(24)から溢れた燃料(1
    2)を前記主燃料タンク(10)へ導く第2の戻し管路(3
    0)と、前記主燃料タンク(10)内の燃料(12)が所定
    量以下になったことを検出する液量センサ(38)と、こ
    の液量センサ(38)により前記主燃料タンク(10)内の
    燃料(12)が所定量以下であることが検出されると警告
    手段(44,46)を作動させるとともに前記主燃料ポンプ
    (14)及び前記補助燃料ポンプ(32)をそれぞれ停止及
    び駆動へ切り替える制御部(40)とを有してなることを
    特徴とする車両用燃料供給装置。
  2. 【請求項2】燃料(12)を貯蔵する主燃料タンク(10)
    と、走行用エンジン(20)において消費されなかった燃
    料(12)が第1の戻し管路(26)を介して導入される補
    助燃料タンク(24)と、燃料(12)を前記走行用エンジ
    ン(20)へ送る燃料ポンプ(14)と、前記主燃料タンク
    (10)及び前記補助燃料タンク(24)の一方を前記燃料
    ポンプ(14)の吸入側へ接続する切替弁(60)と、前記
    補助燃料タンク(24)から溢れた燃料(12)を前記主燃
    料タンク(10)へ導く第2の戻し管路(30)と、前記主
    燃料タンク(10)内の燃料(12)が所定量以下になった
    ことを検出する液量センサ(38)と、この液量センサ
    (38)により前記主燃料タンク(10)内の燃料(12)が
    所定量以下であることが検出されると警告手段(44,4
    6)を作動させるとともに前記切替弁(60)における前
    記燃料ポンプ(14)への接続を前記主燃料タンク(10)
    から前記補助燃料タンク(24)へ切り替える制御部(4
    0)とを有してなることを特徴とする車両用燃料供給装
    置。
JP8907789U 1989-07-31 1989-07-31 車両用燃料供給装置 Expired - Lifetime JPH078277Y2 (ja)

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