JPH0781448A - 自動変速機のレンジ切換弁のレンジポジション判定装置 - Google Patents
自動変速機のレンジ切換弁のレンジポジション判定装置Info
- Publication number
- JPH0781448A JPH0781448A JP5229805A JP22980593A JPH0781448A JP H0781448 A JPH0781448 A JP H0781448A JP 5229805 A JP5229805 A JP 5229805A JP 22980593 A JP22980593 A JP 22980593A JP H0781448 A JPH0781448 A JP H0781448A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- range
- switching valve
- range switching
- position sensor
- actuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 22
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 33
- 230000008859 change Effects 0.000 claims abstract description 25
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 17
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 230000008569 process Effects 0.000 description 7
- 230000006870 function Effects 0.000 description 6
- 101000851018 Homo sapiens Vascular endothelial growth factor receptor 1 Proteins 0.000 description 3
- 102100033178 Vascular endothelial growth factor receptor 1 Human genes 0.000 description 3
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
出値のずれの影響を無くし、制御精度の向上を図る。 【構成】 アクチュエータとレンジ切換弁との間の動力
伝達経路に所定の遊び量が設けられたディテント機構が
設けられている。レンジ切換弁の現在位置に応じた信号
を出力する位置センサと、アクチュエータの制御手段と
を設け、レンジ切換弁を特定のレンジポジションを経由
し更に離れたレンジポジションに切換えるように制御す
る。そして制御中に、当該特定のレンジポジションと認
識できる範囲内で、該位置センサの検出値の変化が微小
となったか否かを判断する。この判断がなされたとき、
そのときの位置センサの検出値を前記特定のレンジポジ
ションにおける学習値として記憶し、次回からは位置セ
ンサの該学習値に基づいてレンジ切換弁の位置を判定す
る。
Description
駆動されるアクチュエータにより切換えられる自動変速
機のレンジ切換弁の位置検出装置に関する。
ンジあるいはニュートラルレンジやパーキングレンジの
選択は、レンジ切換弁(マニュアルバルブ)の切換えに
よって行われる。このレンジ切換弁は、従来一般にシフ
トレバーの手動操作に連動して切換えられていたが、こ
れを電気的な制御で行う構成の自動変速機が既に提案さ
れている。
282216号の願書に添付した明細書及び図面で示し
たように、電気的な制御によって駆動するモータ(アク
チュエータ)により自動変速機のレンジ切換弁を動作さ
せて複数のレンジポジションに切換える自動変速機の制
御装置を提案している。
ジ切換弁への動力伝達経路の一部に所定の遊び量(ガ
タ)が設けられており、この遊び量が組込まれたディテ
ント機構により複数のレンジポジションで確実な位置決
めがなされるようになっている。
ジ切換弁が動作すると、ディテント機構がレンジ切換弁
を目標のレンジポジションに向けて自走させ、位置決め
する。そして、この自走を検出することで、モータの駆
動を停止させるように制御している。
ンショメータ等の位置センサの検出するレンジ切換弁の
特定のレンジポジションにおける設計上の出力値と、実
際の当該特定のレンジポジションにおける出力値との間
にずれがある場合がある。即ち、組み付け精度上の誤差
や、その他の原因による誤差等のため、あるいは再現性
が低いため、特定のレンジポジションのときのポテンシ
ョメータの出力が、設計値(予定値)からずれているよ
うな場合がある。
タの出力に基づいてモータをフィードバック制御し、レ
ンジ切換弁を位置決めしようとしても、正しい位置にレ
ンジ切換弁を制御できず、制御精度が悪化してしまう。
ンにあるとき、ポテンショメータ出力が3Vとなるよう
に両者の対応関係を設計段階で決めておいても、実際に
は、Nレンジのときのポテンショメータ出力が2.7V
というようなことがある。そのような場合、予め決めて
おいた対応関係に基づいて、モータをフィードバック制
御しても、正しい制御ができず、結果としてレンジ切換
弁の制御精度が悪化してしまう。
なされたものであって、実際の制御動作中、あるいは予
め決められた時点(例えば、車両の出荷時、車検時、あ
るいは走行前の始業点検時等)に行われる点検動作中
に、位置センサの検出値のずれを最小限に抑えるように
学習することで、検出精度の悪化を解消するようにした
自動変速機のレンジ切換弁のレンジポジション判定装置
を提供することを目的とする。
にその要旨を示すように、電気的制御に基づいて駆動さ
れるアクチュエータと、該アクチュエータにより所定の
遊び量付きのディテント機構を介して複数のレンジポジ
ションで位置決めされるレンジ切換弁と、を有する自動
変速機のレンジ切換弁のレンジポジション判定装置にお
いて、前記レンジ切換弁の現在位置に応じた信号を出力
する位置センサと、この位置センサからの検出信号に基
づき、前記アクチュエータに、前記レンジ切換弁を特定
のレンジポジションを経由し更に離れたレンジポジショ
ンに切換えるための駆動指令を与える制御手段と、該切
換え制御中に、前記位置センサの検出値が前記特定のレ
ンジポジションと認識できる範囲内で、該検出値の変化
が微小となったか否かを判断する判断手段と、前記判断
がなされたとき、そのときの位置センサの検出値を前記
特定のレンジポジションにおける位置センサの出力値と
して学習・記憶する学習手段と、該学習値に基づいて、
それ以降のレンジ切換弁の前記特定のレンジポジション
を判定する位置判定手段と、を備えたことにより、上記
課題を解決したものである。
示すように、電気的制御に基づいて駆動されるアクチュ
エータと、該アクチュエータにより所定の遊び量付きの
ディテント機構を介して複数のレンジポジションで位置
決めされるレンジ切換弁と、を有する自動変速機のレン
ジ切換弁のレンジポジション判定装置において、前記レ
ンジ切換弁の現在位置に応じた信号を出力する位置セン
サと、この位置センサからの検出信号に基づき、前記ア
クチュエータに駆動指令を与えると共に、前記レンジ切
換弁が特定のレンジポジションに達したとの判断により
アクチュエータに停止指令を与え、更にその後、アクチ
ュエータに前記駆動指令とは逆方向の駆動指令を与える
制御手段と、アクチュエータに前記逆方向の駆動指令を
与え始めた際に、位置センサの検出値が所定値以上変化
し、且つその後の所定の時間内において、位置センサの
検出値の変化が微小となったか否かを判断する判断手段
と、前記判断がなされたときに、そのときの位置センサ
の検出値を前記特定のレンジポジションにおける位置セ
ンサの出力値として学習・記憶する学習手段と、前記学
習値に基づいて、それ以降のレンジ切換弁の前記特定の
レンジポジションを判定する位置判定手段と、を備えた
ことにより、上記課題を解決したものである。
おける制御手段が、逆方向の駆動指令を与えるとき、駆
動と停止を所定時間の割合で繰り返すデューティ信号を
アクチュエータに与えるように構成されたことにより、
上記課題を解決したものである。
特定のレンジポジションを飛び越して更に離れたレンジ
ポジションまで移動させる際、アクチュエータの駆動に
よるレンジ切換弁の動きは次のようになる。
ョン(ここでは説明の便宜上、「Nレンジポジション」
を例にとる)の認識範囲に達すると、前記ディテント機
構の機能により、遊び量の範囲でレンジ切換弁が自走
し、アクチュエータの駆動とは関係なくレンジ切換弁が
急激に動く。そして、自走した後では、この遊び量が再
び詰められるまでの間、レンジ切換弁がほとんど動作し
なくなる。つまり、自走後のある期間(遊び量が詰まる
までの期間)だけ、アクチュエータは動作していても、
レンジ切換弁は停止状態を維持することになる。
ポジションにある。そこで、このレンジ切換弁の自走後
の停止状態を、位置センサの検出値の変化が微小である
かどうかで検出する。もちろん、この際の位置センサの
検出値は、Nレンジポジションの認識範囲にあることが
前提である。
検出したら、そのときの位置センサの検出値を、Nレン
ジポジションでの位置センサの対応値であると改めて認
識し直し、その値を、Nレンジポジションにおける位置
センサの出力値として学習・記憶する。次回からは、こ
の学習値を基準にして、位置センサの実際の検出値か
ら、Nレンジ切換弁のレンジポジションを判定する。
ションから特定のレンジポジション(Nレンジポジショ
ンで代表する)にレンジ切換弁を動作させる際に、一旦
オーバーシュート気味にレンジ切換弁を動作させる。つ
まり、Nレンジポジションより若干行き過ぎの位置まで
レンジ切換弁を一旦動作させる。次いで、その行き過ぎ
た位置で停止させた後、アクチュエータを逆転して戻
す。この際、レンジ切換弁は次のように動作する。
ンジ切換弁がNレンジポジションの認識範囲に達する
と、前記ディテント機構の機能により、遊び量の範囲で
レンジ切換弁が自走し、レンジ切換弁が急激に動く。自
走した後は、この遊び量が再び詰められるまでの間、レ
ンジ切換弁がほとんど動作しなくなる。つまり、自走後
のある時間(遊び量が詰まるまでの時間)だけ、アクチ
ュエータは動いていても(この場合、駆動されて動いて
いる場合と、慣性で動いている場合があり、その両方を
含む)、レンジ切換弁は停止状態を維持することにな
る。
より動くと、遊び量が詰まり、レンジ切換弁が再度動き
始める。この状態がオーバーシュート状態である。この
状態でレンジ切換弁が停止したところで、次にアクチュ
エータが逆転させられると、オーバーシュート状態にあ
ることから、アクチュエータの動きに追従して即座にレ
ンジ切換弁が戻り方向に動作する。そして、レンジ切換
弁はアクチュエータの動きによりNレンジポジション位
置に戻る。
に動作すると、レンジ切換弁は動かず、反対側の遊び量
が詰まるまでの間、停止状態のままとなる。更にアクチ
ュエータが逆転されて遊び量が詰まると、レンジ切換弁
が戻り方向に移動を始める。
から、レンジ切換弁が一旦戻り方向に動作し、次いで所
定期間停止状態を続ける点を検出すれば、その点がNレ
ンジポジションに確実に位置決めされている点というこ
とになり、この点を位置センサの検出値の変化が微小か
どうかで検出することにより、そのときの検出値をNレ
ンジポジションでの位置センサの対応値であると改めて
認識し直すことができる。よって、その値を、Nレンジ
ポジションでの学習値として記憶し、次回からは、この
学習値を基準にして、位置センサの検出値から、レンジ
切換弁のNレンジポジションを判定する。
切換弁を動作させる予定であったものが、たまたまジャ
ストシュート位置(適正のNレンジポジション)になっ
てしまっていたとすると、アクチュエータを逆転させた
時点で、即座にレンジ切換弁が変化するようなことには
ならずに、停止状態がしばらく維持される。
ていたとすると、アクチュエータを逆転させた時点で、
即座にレンジ切換弁が戻り方向に動作することになり、
停止状態は検出されない。
の動作、つまり「アクチュエータを逆転させると、最
初、レンジ切換弁が戻り方向に動作し、次いで所定期間
の停止状態を位置する」という動作とは異なる。よっ
て、この相違を認識することで、オーバーシュート時の
みに、前記学習動作を行うことができる。
から終端まで動かすと、その間に生じる各レンジポジシ
ョンでの微小変化部分を一度に検出できるため早期に学
習が可能である。一方、この請求項1の発明では、アク
チュエータの駆動力が大きかったりすると、各レンジポ
ジションで必ずしも「安定した」微小変化部分が見出せ
ないことがあるが、第2発明では、オーバーシュートさ
せた後に戻す動作を行っているため、確実に「安定し
た」微小変化部分を見出すことができる。
転時に、アクチュエータをデューティ制御することで、
戻り操作のスピードをよりゆっくりさせ、前記のレンジ
切換弁の停止期間を長くして、より確実に検出できるよ
うにしている。
ら説明する。
るためのレンジ切換弁30及びその駆動系の概要が斜視
図で示されている。このレンジ切換弁30はスプールバ
ルブ形式であって、自動変速機の制御のための基本油圧
となるライン油圧が供給されている。このレンジ切換弁
30は、スプール30aを軸方向に操作することで、そ
の排出ポートを切換えて、各シフトレンジを設定するた
めの摩擦係合装置(図示略)の係合及び解放を制御す
る。
レンジ切換バルブ30を繋ぐコントロール軸であり、こ
の軸32上にはウォームホイール56が固定されてい
る。このウォームホイール56に対しては、直流モータ
50の駆動軸52に設けられたウォーム54が噛み合っ
ている。従って、コントロール軸32には、モータ50
の回転がウォーム54とウォームホイール56との噛み
合いにより減速して伝達される。
固定されているディテントレバー36の回動を通じて、
レンジ切換弁30のスプール30aをその軸線方向に移
動させる。なお、ウォームホイール56の近くには、こ
のウォームホイール56の回転位置、つまりレンジ切換
弁30の切換え位置を検出できる可変抵抗器などの位置
センサ22が配置されている。
り、その外周には複数個の凹凸部36aが形成されてい
る。これら凹凸部36aのうちの一つの凹部に対し、デ
ィテントスプリング38の端部に設けられたローラ38
aが係合するようになっている。これによりコントロー
ル軸32の回転位置、つまりレンジ切換弁30の複数の
レンジ切換え位置を決めるディテント機構34が構成さ
れている。
ムホイール56のボス部58との係合部分が拡大して示
されている。この図面で明らかなように、コントロール
軸32の端部は断面矩形状に形成されていて、この部分
がボス部58の内部に挿入されている。そして、この係
合部分には、相互間の回転伝達方法に関して所定の遊び
量δが設けられている。即ち、この遊び量δは、前記モ
ータ50とレンジ切換弁30との間の動力伝達経路に設
けられており、前記モータ50の駆動に伴うウォームホ
イール56の回転力は前記遊び量δを詰めた後にコント
ロール軸32に伝達されることとなる。
に説明したように前記ディテントレバー36を通じてレ
ンジ切換弁30が切換えられる。このときレンジ切換弁
30の各レンジポジションにおいて、前記ディテントス
プリング38のローラ38aはディテントレバー36の
凹凸部36aの一つの凸部を乗り越えては隣の凹部に係
合するといった動作を繰り返す。
の一つの凸部を越えてから凹部に至るまでの間は、前記
ディテントスプリング38の弾性力に基づいて前記コン
トロール32がモータ50の駆動とは無関係に前記遊び
量δの範囲内で自走することとなる。なお、この自走の
直後からモータ50の駆動による前記ウォームホイール
56の回転によって遊び量δが再び詰められるまでの間
は、前記コントロール軸32の回転量、つまりレンジ切
換弁30の動作量はほとんど変化しない。
るための信号系統図を示す。この図において、レンジ選
択スイッチ10は自動変速機ATのシフトレンジを選択
するために運転者によるレバー装置に対応して切換えら
れるポジションスイッチ、あるいは運転者が直接操作す
る操作スイッチ等である。
御部)にはマイクロコンピュータが使用され、このマイ
クロコンピュータは、自動変速機ATのシフトレンジ切
換えのための各種ソフトウエア処理に必要なプログラム
を記憶させた読みだし専用メモリ(ROM)、このプロ
グラムを実行する中央演算処理装置(CPU)、プログ
ラムに必要な変数等を一時的に記憶できる書き込み可能
メモリ(RAM)等を主体として構成されている。
択スイッチ10の操作によって出力されるレンジ信号、
自動変速機ATの側に設けられた位置センサ22から出
力される検出信号が共に入力される。又、レンジ制御部
20からは、前記レンジ信号に応じた駆動信号が前記モ
ータ50の駆動回路に出力される。
30の動作量(ここでは厳密には現在位置)を検出する
ためのセンサで、図4に示すように例えばロータリー形
式のポテンショメータを用いて前記コントロール軸32
の回転角を電圧変化として検出する。なお、この位置セ
ンサ22から出力される検出信号は、アナログ信号であ
るから、図に示すA/Dコバータ24によりデジタル信
号に変換された後、前記レンジ制御部20に入力され
る。
記位置センサ22の検出電圧値の変化をグラフで示す。
この図から明らかなように、前記レンジ切換弁30の各
レンジポジションでの位置センサ(ポテンショメータ)
22の検出電圧値は、DレンジからNレンジ、Rレンジ
及びPレンジの順に高くなるように設定されている。
において、レンジ切換弁30がディテント機構34の機
能により前記遊び量δの範囲で自走したとき、位置セン
サ22の電圧値が瞬間的に大きく変化する。この自走後
は、モータ50の駆動に基づいて遊び量δが再び詰めら
れる時間が経過するまで、位置センサ22の電圧値はほ
とんど変化せず、フラットになる。
レンジの切換え時における前記位置センサ22からの検
出信号に基づき、レンジ切換弁30があるレンジポジシ
ョンに確実に位置していることを判断する判断手段と、
判断した時点での位置センサ22の検出値を当該レンジ
ポジションでの学習値として記憶する学習手段と、学習
値と位置センサ22の検出値に基づきレンジ切換弁30
の次回からのレンジポジションを判定する位置判定手段
としての機能も備えている。
出値のずれを最小限にするよう学習する制御の第1の実
施例について説明する。
るには、図6に示すように飛び越しシフトを実行する。
つまり、ある特定のレンジポジションを経由して更に離
れたレンジポジションまでレンジ切換弁を動作させる。
例えば、モータ50に通常の駆動信号を与えることによ
り、PレンジポジションからDレンジポジションまでレ
ンジ切換弁30を動作させる。
ジション、Nレンジポジションを通過する時点で、その
レンジポジションの認識範囲において、位置センサ22
の検出値が変化しない期間が検出される。つまり、この
期間は、自走によりレンジ切換弁が動作した後、遊び量
が詰められて、再びレンジ切換弁が動作を始めるまでの
期間である。この期間においては、ディテント機構34
の機能により、確実にレンジ切換弁30はその認識範囲
にあるRレンジポジションあるいはNレンジポジション
に位置決めされている。
置センサ22の実際の検出値を、そのときのレンジポジ
ションの出力値(対応値)として改めて学習・記憶し直
すことにより、検出値のずれを最小限に抑えるように学
習することができる。即ち、レンジ制御部20側の認識
している値を、実際の検出値によって見直すことによ
り、認識のずれを無くすのである。
しながら説明する。
1でモータ50が作動中であるか否かを判断する。この
判断は、単位時間当たりの位置センサ22の出力電圧の
変化量ΔUが、 ΔU>β(但し、βはモータ50が駆動される際に最小
限流れると考えられる判定値) であるか否かを判断することにより、モータ作動中か否
かを判断する。
2で飛び越しシフトを実行中か否かを判断する。前述し
たように、飛び越しシフトの場合のみ、この実施例の学
習制御を行うので、この判断が必要となる。飛び越しシ
フトとは、PレンジからRレンジを経てNレンジまで、
あるいはDレンジまでシフトするような場合である。1
レンジ以上を飛び越す場合は、飛び越しシフトと判断す
る。飛び越しシフトを実行中である場合は、ステップ1
03に進む。
サ22の出力する検出値Uが、飛び越しシフトの際の中
間のレンジポジションXの認識範囲内にあるか否かを判
断する。つまり、検出値Uに多少のずれがあっても、大
まかな位置の認識は可能であるから、ここで飛び越しを
行う中間のレンジポジションXの認識範囲内に、レンジ
切換弁30が現在位置しているか否かを判断する。
4で、検出値Uの変化量ΔUの絶対値が所定値αよりも
小さいか否かを判断する。即ち、ここでは検出値Uの変
化が微小であるか否か、言い換えると、図6に示すよう
なフラットな状態になったか否かを検出する。このフラ
ットな状態とは、検出値Uの変化がない(少ない)、つ
まりレンジ切換弁30が停止し動いていないということ
であり、ディテント機構34により、レンジポジション
Xにレンジ切換弁30が確かに位置決めされているとい
うことを意味する。
ップ105に進み、検出値Uの変化のほとんど無い期間
での位置センサの検出値Uの平均値を、レンジポジショ
ンXにおける学習値として記憶更新する。
ステップ104までの判断のいずれかがNOの場合は、
学習制御は行わない。
値のずれを最小に抑えるように学習したら、次回のシフ
ト時からは、この学習値を基準にして位置センサ22の
検出値に基づき、レンジポジションの位置を判定するよ
うにする。従って、精度良くレンジ切換弁を制御するこ
とができるようになる。
例においては、シフトスピードが大きく、ディテント機
構による引き込み力が大きい(位置決めする際の付勢力
が大きい)場合は、自走後の位置センサ22の検出値が
振動してしまい、実際にはレンジ切換弁が自走後の停止
状態にあるか否かを計測できないことがある。
できる第2の実施例の学習制御について説明する。
定)レンジポジションに制御する際に、ある条件を満た
す場合だけ学習を行う。即ち、予めオーバーシュート気
味に動作させておいてモータを停止し、それからモータ
を逆転することにより、低いスピードでレンジポジショ
ンに移動させる。
力として示している。前のレンジポジションから急激に
目標のレンジポジションに移動する場合は、長い距離を
移動して来て止まるため、どうしても位置センサ22の
検出値が振動しやすい(図中P1で示す現象)。しか
し、一旦オーバーシュート位置で停止させてから、モー
タを逆回転させた場合は、短い距離を移動して、目標レ
ンジポジションに止まることになるため、振動しにくく
なり、停止状態での検出値を安定して得ることができ、
確実に精度良く学習できるようになる。
容の理解を助けるために、上記の制御動作を行った際の
レンジ切換弁30の駆動系の動きを、図9、図10、図
11を参照しながら詳細に説明する。
モータの回転(ここでは、目標レンジポジションに向け
ての最初のモータの駆動方向を正転と言う)による停止
位置がオーバーシュート(行き過ぎ)の場合、ジャスト
シュート(適正)の場合、アンダーシュート(手前で停
止)の場合を示している。
ジ切換弁30と一体に動くディテントレバー36と、デ
ィテント機構34のローラ38aとの関係をモデル的に
示している。
バー36との間には、所定の遊び量δが確保され、ロー
ラ38aはディテントレバー36の凹凸部36aに押し
付けられることで、ディテントレバー36の凹凸部36
aの凹部に入り込み、ディテントレバー36つまりレン
ジ切換弁30を、レンジポジションに位置決めする作用
を果たす。
基づいて説明する。この図の(a)〜(k)は、制御動
作を行った際の駆動系の動きを順を追って示している。
なお、この場合の位置センサの出力の変化を併せて図8
で参照されたい。
(a)、(b)に示すようにモータを正転させると、そ
の動きに追従してディテントレバー36(以下、同じ動
きをするので、レンジ切換弁と言い換える)も動く。そ
して、レンジ切換弁が目標レンジポジションの認識範囲
に達すると、(c)、(d)に示すようにディテント機
構の機能により、遊び量δの範囲でレンジ切換弁が自走
し、レンジ切換弁が急激に動く。
るまでの間、(e)に示すようにレンジ切換弁がほとん
ど動作しなくなる。つまり、自走後のある時間(遊び量
が詰まるまでの時間)だけ、モータ(この場合、駆動さ
れて動いている場合と、慣性で動いている場合があり、
その両方を含む)の動きと無関係に、レンジ切換弁は停
止状態を維持することになる。
に示すように、レンジ切換弁が再度動き始める。この状
態がオーバーシュート状態である。
で、次に(g)に示すように、モータが逆転させられる
と、オーバーシュート状態にあったので、モータの動き
に追従して即座にレンジ切換弁が戻り方向に動作する。
そして、(h)に示すようにレンジ切換弁はモータの動
きに追従して目標レンジポジション位置に戻る。
(逆転)すると、レンジ切換弁は動かず、(i)に示す
ように反対側の遊び量δが詰まるまでの間、停止状態の
ままとなる。次いで、更にモータが逆転されて、(j)
に示すように遊び量δが詰まると、(k)に示すように
レンジ切換弁が戻り方向に移動を始める。
タが逆転を開始してから、レンジ切換弁が一旦戻り方向
に動作し、次いで所定期間停止状態を続ける点(図中P
2で示す部分)を検出すれば、その点が目標レンジポジ
ションに確実に位置決めされている点ということにな
る。この場合、モータは停止状態から逆転され、レンジ
切換弁が短い距離でレンジポジションに位置決めされる
から、位置センサの出力が振動しなくなる。
検出値の変化が微小かどうかで判断できる。従って、そ
の判断が行われた場合、そのときの位置センサの検出値
を目標レンジポジションでの位置センサの対応値である
と改めて認識し直すことで、検出値のずれを抑えるよう
に学習することができる。
弁を動作させておく予定であったが、たまたまジャスト
シュート位置(適正のレンジポジション)になってしま
った場合の動作について、図10を参照しながら述べ
る。
場合と同じである。ジャストシュートの場合は、(e)
に示すように、ちょうど目標のレンジポジションにレン
ジ切換弁が位置決めされた状態で停止している。
を逆転させると、ある程度遊び分を残して停止している
ことが多いので、即座にレンジ切換弁が変化するような
ことにはならずに、停止状態がしばらく維持される。そ
して、ある程度の停止期間の後、遊び分が詰められた段
階で、(g)に示すようにレンジ切換弁が移動を始め
る。
弁を動作させておく予定であったが、たまたまアンダー
シュート位置(不足気味)になってしまった場合の動作
について、図11を参照しながら述べる。
時点で、(d)に示すようにレンジ切換弁が停止する。
従って、この状態からモータが逆転されると、即座にレ
ンジ切換弁が戻り方向に動作することになり、そのレン
ジポジションの認識範囲において停止状態は検出されな
い。
図12のフローチャートを参照しながら説明する。
1で、以降の制御のタイミングを決めるためのタイマが
作動中か否かを判断する。最初は作動中でないからステ
ップ202に進む。ここで、レンジ切換弁の自走検出に
応じて、モータの正回転を停止したか否かを判断する。
と、モータを一旦停止するから、停止した場合はステッ
プ203に進み、この時点でタイマ(t)をスタートす
る。そして、ステップ301に進む。タイマ作動中は、
スタートステップから直接ステップ301に進む。
が所定時間T1を超えたか否かを判断する。所定時間T
1を超えたら、ステップ302にて、モータ停止後T1
時間経過したことを表すフラグFLT1は0か否かを判
断し、YESの場合(初回)はステップ303にて、モ
ータを逆転させ、フラグFLT1=1とし、その時点で
の位置センサの検出値をUoと置く。そして、その回は
終了する。
ら、ステップ302の判断がNOとなり、ステップ30
4に進み、モータ正転停止後T1+T3時間を経過した
か否かを判断する。ここで、T3の値は、レンジ切換弁
が動いたかどうかを見るための時間であるから、適当な
微小時間に設定すればよい。
プ305に進み、位置センサ検出値の単位時間当たりの
変化量ΔUが所定値ΔUoを超えたか否かを判断する。
つまり、ここでは、モータ逆転後に、即座にレンジ切換
弁が動いたかどうかを判断する。
うに、モータが逆転を開始しても、即座にレンジ切換弁
は動き始めないので、この判断によってジャストシュー
トかどうかが分かる(図10参照)。
ャストシュートと見做して、ステップ306にてモータ
を停止し、ジャストシュートを示す調整不要のフラグF
LJを1とする。そして、ステップ307でタイマを停
止・リセットして処理を終了する。
まりモータ逆転開始時に即座にレンジ切換弁が動いた場
合は、オーバーシュートかアンダーシュートの場合であ
る。その場合は、まずステップ308で、モータ正転停
止後T1+T0時間経過したか否かを判断する。このT
0の値は、モータ逆転により遊び量を詰めるまでの時間
(図8参照)である。
テップ309にてt=T1+T3〜t=T1+T0の間
に、位置センサの検出値の変化が微小(ΔU<ΔUo)
である期間がT2時間以上あったか否かを判断する。つ
まり、レンジ切換弁がディテント機構による位置決め作
用で、遊びを詰める間、停止状態にあったか否かを判断
する。停止状態にあった場合はオーバーシュートの場合
である(図9参照)。又、停止状態にならなかった場合
は、アンダーシュートの場合である(図11参照)。
オーバーシュートの場合と見做し、ステップ310にて
オーバーシュートを表すフラグFLOを1とし、検出値
の変化のないときの値を学習値Uxとして置く。つい
で、ステップ311でタイマを停止・リセットして処理
を終了する。
ンダーシュートの場合と見做し、ステップ312にて、
レンジ切換弁を落ち着かせるため、モータを再度正転方
向に動かす。そして、アンダーシュートを表すフラグF
LUを1とし、ステップ313にてタイマを停止して処
理を終了する。
られるレンジ切換弁の停止状態を利用して、目標レンジ
ポジションの位置センサ検出値のずれを無くすよう学習
するので、制御精度の向上を図ることができる。
より確実に得るための制御内容について説明する。
量δを詰めるための時間が短くなってしまい、確実にレ
ンジ切換弁が停止している時間が短くなる。そのため、
位置センサ検出値を、余裕を持って得ることができなく
なり、レンジポジションの学習に不具合を来す。
ポジションにレンジ切換弁を制御する際に、目標レンジ
ポジションの手前の自走を検出する前の時点で、モータ
のスピードを緩めるように制御する。
緩めない場合、点線はモータスピードを緩めた場合を示
す。
が長くなる。このモータスピードを緩める方法として、
ここでは電流制御回路などを設けずに、デューティ制御
を実行する。即ち、モータの駆動電圧のON・OFFを
所定の割合で繰り返すことにより、モータスピードを制
御する。この場合、デューティ制御を開始するタイミン
グは、モータの駆動開始からの経過時間T5で設定する
ようにする。もちろん他の基準点から設定してもよい。
シフトを行っているか否かを判断する。シフトを行って
いるか否かは、位置センサの信号により判断することが
できる。次に、ステップ402で、モータ駆動直前のバ
ッテリー電圧、あるいはモータ駆動電圧Eが所定値Eo
を超えているかどうかで、モータスピードが高いか低い
かを判断する。
ータスピードが高い場合は、ステップ403でモータ駆
動開始からT5時間を経過したか否かを判断する。そし
て、YESの場合は、ステップ404で自走を検出済か
否かを判断し、検出していない場合は、ステップ405
にてバッテリー電圧あるいはしフロースピードに応じた
デューティ制御を実施し、モータスピードを制御する。
これにより、停止期間を長くとれるようになり、レンジ
ポジションの学習の精度が向上する。この制御は、実施
例1に組み込むことができるものである。
前記第2実施例に組み合わせることのできるもので、モ
ータを逆転してからのレンジ切換弁の停止時間を延ばす
ように、モータ逆転開始から所定時間T6経過後の時点
で、モータ逆転をデューティ制御により行う。この場合
もレンジ切換弁が作動開始した時点、あるいは目標シフ
トレンジの手前のレンジの学習位置を越えた時点からの
経過時間に応じて、デューティ制御を開始するようにす
る。
行われる。
っているか否かを判断する。学習戻し制御とは、第2実
施例の制御のことである。YESの場合はステップ50
2で電圧判断つまりモータスピードが高いか低いかの判
断を行い、高い場合と判断した場合は、ステップ503
でバッテリー電圧あるいはシフトスピードに応じたデュ
ーティ制御を実施する。又、この場合は時間TOも算出
する。
に組み込んだものが、図17に示すフローである。
よれば、あるレンジポジションから更に離れたレンジポ
ジションに飛び越しシフトを行った際に、位置センサの
検出値のずれを自動的に学習することができるので、次
回からの制御精度の向上を図ることができる。
ポジションに動作させた後、アクチュエータを逆転させ
ることにより、位置センサの検出値のずれを自動的に学
習することができるので、次回からの制御精度の向上を
図ることができる。
ータを逆転させる際に、デューティ制御を行うようにし
たので、より確実に検出値のずれを学習することがで
き、制御精度の向上を図ることができる。
ンジ切換弁とその駆動系の概要を表した斜視図
分を表す平面図
ンジポジションに対応した位置センサ(ポテンショメー
タ)の検出電圧値の変化を示す特性図
ョンへの位置決め時の位置センサ(ポテンショメータ)
の検出電圧値の変化を示す特性図
時の動作の様子を順番に示すモデル図
ト時の動作の様子を順番に示すモデル図
ト時の動作の様子を順番に示すモデル図
るようにする制御の内容を示す特性図
るようにする制御の他の例の内容を示す特性図
合のフローチャート
Claims (3)
- 【請求項1】電気的制御に基づいて駆動されるアクチュ
エータと、該アクチュエータにより所定の遊び量付きの
ディテント機構を介して複数のレンジポジションで位置
決めされるレンジ切換弁と、を有する自動変速機のレン
ジ切換弁のレンジポジション判定装置において、 前記レンジ切換弁の現在位置に応じた信号を出力する位
置センサと、 この位置センサからの検出信号に基づき、前記アクチュ
エータに、前記レンジ切換弁を特定のレンジポジション
を経由し更に離れたレンジポジションに切換えるための
駆動指令を与える制御手段と、 該切換え制御中に、前記位置センサの検出値が前記特定
のレンジポジションと認識できる範囲内で、該検出値の
変化が微小となったか否かを判断する判断手段と、 前記判断がなされたとき、そのときの位置センサの検出
値を前記特定のレンジポジションにおける位置センサの
出力値として学習・記憶する学習手段と、 該学習値に基づいて、それ以降のレンジ切換弁の前記特
定のレンジポジションを判定する位置判定手段と、 を備えたことを特徴とする自動変速機のレンジ切換弁の
レンジポジション判定装置。 - 【請求項2】電気的制御に基づいて駆動されるアクチュ
エータと、該アクチュエータにより所定の遊び量付きの
ディテント機構を介して複数のレンジポジションで位置
決めされるレンジ切換弁と、を有する自動変速機のレン
ジ切換弁のレンジポジション判定装置において、 前記レンジ切換弁の現在位置に応じた信号を出力する位
置センサと、 この位置センサからの検出信号に基づき、前記アクチュ
エータに駆動指令を与えると共に、前記レンジ切換弁が
特定のレンジポジションに達したとの判断によりアクチ
ュエータに停止指令を与え、更にその後、アクチュエー
タに前記駆動指令とは逆方向の駆動指令を与える制御手
段と、 アクチュエータに前記逆方向の駆動指令を与え始めた際
に、位置センサの検出値が所定値以上変化し、且つその
後の所定の時間内において、位置センサの検出値の変化
が微小となったか否かを判断する判断手段と、 前記判断がなされたときに、そのときの位置センサの検
出値を前記特定のレンジポジションにおける位置センサ
の出力値として学習・記憶する学習手段と、 前記学習値に基づいて、それ以降のレンジ切換弁の前記
特定のレンジポジションを判定する位置判定手段と、 を備えたことを特徴とする自動変速機のレンジ切換弁の
レンジポジション判定装置。 - 【請求項3】前記制御手段は、逆方向の駆動指令を与え
るとき、駆動と停止を所定時間の割合で繰り返すデュー
ティ信号をアクチュエータに与えるものである請求項2
記載の自動変速機のレンジ切換弁のレンジポジション判
定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22980593A JP3473054B2 (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 自動変速機のレンジ切換弁のレンジポジション判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22980593A JP3473054B2 (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 自動変速機のレンジ切換弁のレンジポジション判定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0781448A true JPH0781448A (ja) | 1995-03-28 |
JP3473054B2 JP3473054B2 (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=16897950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22980593A Expired - Lifetime JP3473054B2 (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 自動変速機のレンジ切換弁のレンジポジション判定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3473054B2 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008289355A (ja) * | 2008-06-20 | 2008-11-27 | Denso Corp | 位置切換制御装置 |
US7567051B2 (en) | 2006-06-14 | 2009-07-28 | Denso Corporation | Position shift control apparatus ensuring durability and operation accuracy thereof |
US8942898B2 (en) | 2012-07-18 | 2015-01-27 | Denso Corporation | Range switchover apparatus |
JP2015045399A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 株式会社東海理化電機製作所 | シフト装置 |
EP3006783A1 (en) * | 2014-10-08 | 2016-04-13 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Shift apparatus |
KR101865962B1 (ko) * | 2012-12-06 | 2018-06-08 | 현대자동차주식회사 | Dct 차량의 변속조작장치 및 그 제어방법 |
KR101957508B1 (ko) * | 2017-12-07 | 2019-03-12 | 현대오트론 주식회사 | 전동식 변속 레버 시스템의 전기 모터를 제어하는 방법 |
KR20190067404A (ko) * | 2017-12-07 | 2019-06-17 | 현대오트론 주식회사 | 전동식 변속 레버 시스템의 모터 제어 방법 |
DE10362105B4 (de) * | 2002-06-03 | 2019-12-24 | Denso Corporation | Motorsteuerungsgerät |
WO2021235260A1 (ja) * | 2020-05-21 | 2021-11-25 | 株式会社デンソー | 動力伝達切替装置 |
US20220221050A1 (en) * | 2019-10-01 | 2022-07-14 | Denso Corporation | Shift range control device |
-
1993
- 1993-09-16 JP JP22980593A patent/JP3473054B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10362105B4 (de) * | 2002-06-03 | 2019-12-24 | Denso Corporation | Motorsteuerungsgerät |
US7567051B2 (en) | 2006-06-14 | 2009-07-28 | Denso Corporation | Position shift control apparatus ensuring durability and operation accuracy thereof |
JP2008289355A (ja) * | 2008-06-20 | 2008-11-27 | Denso Corp | 位置切換制御装置 |
US8942898B2 (en) | 2012-07-18 | 2015-01-27 | Denso Corporation | Range switchover apparatus |
KR101865962B1 (ko) * | 2012-12-06 | 2018-06-08 | 현대자동차주식회사 | Dct 차량의 변속조작장치 및 그 제어방법 |
JP2015045399A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 株式会社東海理化電機製作所 | シフト装置 |
EP3006783A1 (en) * | 2014-10-08 | 2016-04-13 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Shift apparatus |
US9951866B2 (en) | 2014-10-08 | 2018-04-24 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Shift apparatus |
KR20190067404A (ko) * | 2017-12-07 | 2019-06-17 | 현대오트론 주식회사 | 전동식 변속 레버 시스템의 모터 제어 방법 |
CN109895779A (zh) * | 2017-12-07 | 2019-06-18 | 奥特润株式会社 | 电动马达的控制方法 |
KR101957508B1 (ko) * | 2017-12-07 | 2019-03-12 | 현대오트론 주식회사 | 전동식 변속 레버 시스템의 전기 모터를 제어하는 방법 |
US10598279B2 (en) | 2017-12-07 | 2020-03-24 | Hyundai Autron Co., Ltd. | Motor control strategy for electric shift-by-wire system |
US20220221050A1 (en) * | 2019-10-01 | 2022-07-14 | Denso Corporation | Shift range control device |
US11828362B2 (en) * | 2019-10-01 | 2023-11-28 | Denso Corporation | Shift range control device |
WO2021235260A1 (ja) * | 2020-05-21 | 2021-11-25 | 株式会社デンソー | 動力伝達切替装置 |
JP2021183849A (ja) * | 2020-05-21 | 2021-12-02 | 株式会社デンソー | 動力伝達切替装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3473054B2 (ja) | 2003-12-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002048230A (ja) | 自動変速機の調整システム | |
JP3473054B2 (ja) | 自動変速機のレンジ切換弁のレンジポジション判定装置 | |
US8068965B2 (en) | Control apparatus and method for shift-position changing mechanism | |
JP6665812B2 (ja) | シフトレンジ制御装置 | |
US7040187B2 (en) | Shift control system and shift control method | |
JP4572858B2 (ja) | シフトバイワイヤ式レンジ切換え装置 | |
JP3239576B2 (ja) | 自動変速機のレンジ切換弁の制御装置 | |
JP3221222B2 (ja) | 自動変速機のレンジ切換弁の位置判定装置 | |
JP3239562B2 (ja) | 自動変速機におけるレンジ切換弁の制御装置 | |
KR102630700B1 (ko) | 시프트 바이 와이어 시스템의 변속 위치 학습 방법 및 장치 | |
JP2921255B2 (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
JP2003148608A (ja) | 自動変速機の電動式レンジ切換装置 | |
JP3239592B2 (ja) | 自動変速機のレンジ切換弁の制御装置 | |
JP3201116B2 (ja) | 自動変速機のレンジ切換弁の停止制御装置 | |
JPH0587233A (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
JP4454594B2 (ja) | 変速機制御装置 | |
JP3021857B2 (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
JPH05141523A (ja) | 自動変速機制御における位置センサの異常検出方法 | |
JPH05203042A (ja) | 自動変速機用レンジ切換弁の制御装置 | |
JP3497343B2 (ja) | 操作アシスト装置 | |
JP2020122523A (ja) | シフト位置切替装置の制御装置 | |
JP3067506B2 (ja) | 自動変速機のレンジ切換弁の自走検出装置 | |
JP2007107673A (ja) | レンジ切換装置の制御装置 | |
JP3464880B2 (ja) | 操作アシスト装置 | |
JP3386662B2 (ja) | 操作アシスト装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070919 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100919 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100919 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919 Year of fee payment: 10 |