JPH078048Y2 - 塗装装置の洗浄装置 - Google Patents
塗装装置の洗浄装置Info
- Publication number
- JPH078048Y2 JPH078048Y2 JP1988152375U JP15237588U JPH078048Y2 JP H078048 Y2 JPH078048 Y2 JP H078048Y2 JP 1988152375 U JP1988152375 U JP 1988152375U JP 15237588 U JP15237588 U JP 15237588U JP H078048 Y2 JPH078048 Y2 JP H078048Y2
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- Japan
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- cleaning
- cleaning fluid
- paint
- gun
- coating
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、色替弁機構と塗装ガンとを備えた塗装装置を
シンナ等の洗浄用流体によって洗浄する塗装装置の洗浄
装置に関するものである。
シンナ等の洗浄用流体によって洗浄する塗装装置の洗浄
装置に関するものである。
従来、例えば実開昭58−166851号公報に示されるよう
に、複数色の塗料の中から必要な色を選択して供給する
色替弁機構を備えた塗装装置において、塗装作業の終了
後に、色替弁機構と塗装ガンとを連結する塗料供給管内
に残存した塗料を除去するために洗浄用シンナとエアと
を交互に複数回供給することにより、上記塗料供給管を
段階的に洗浄することが行なわれていた。
に、複数色の塗料の中から必要な色を選択して供給する
色替弁機構を備えた塗装装置において、塗装作業の終了
後に、色替弁機構と塗装ガンとを連結する塗料供給管内
に残存した塗料を除去するために洗浄用シンナとエアと
を交互に複数回供給することにより、上記塗料供給管を
段階的に洗浄することが行なわれていた。
上記従来装置では、シンナ供給源からシンナ弁を介して
色替弁機構および塗料供給管内にシンナを供給し、塗料
供給管の内部に残存する塗料を押出して洗浄を行なった
後、このシンナの全てを排棄するように構成されてお
り、上記塗料供給管を完全に浄化するためには大量の洗
浄用シンナが消費されるという問題があった。
色替弁機構および塗料供給管内にシンナを供給し、塗料
供給管の内部に残存する塗料を押出して洗浄を行なった
後、このシンナの全てを排棄するように構成されてお
り、上記塗料供給管を完全に浄化するためには大量の洗
浄用シンナが消費されるという問題があった。
本考案は、上記問題点を解決するためになされたもので
あり、シンナ等の洗浄用流体の消費量を抑制しつつ色替
時に塗料供給管を効果的に浄化することができる塗装装
置の洗浄装置を提供することを目的としている。
あり、シンナ等の洗浄用流体の消費量を抑制しつつ色替
時に塗料供給管を効果的に浄化することができる塗装装
置の洗浄装置を提供することを目的としている。
本考案は、複数の塗料源にそれぞれ連通する複数の塗料
弁を備えた色替弁機構と、この色替弁機構から塗料供給
管を介して供給される塗料を被塗装物に噴霧する塗装ガ
ンとを備えた塗装装置に、洗浄用流体とエアとを交互に
複数回供給して上記塗料供給管内を洗浄する塗装装置の
洗浄装置であって、連通管を介して上記色替弁機構に連
通する洗浄用流体源と、この洗浄用流体源から上記連通
管および色替弁機構を通って塗料供給管に供給された洗
浄用流体を回収する回収管およびタンクを有する回収部
と、この回収部のタンク内に回収された洗浄用流体を洗
浄工程の初期段階において上記色替弁機構に供給するポ
ンプおよび洗浄用流体の再供給管を有する洗浄用流体の
再供給部と、上記洗浄用流体源内の洗浄用流体を塗装ガ
ンに供給するガン洗浄管とを設けるとともに、上記塗料
供給管に、この塗料供給管と塗装ガンとを連通させた塗
装位置と、上記塗料供給管と回収管とを連通させた流体
回収位置と、上記ガン洗浄管と塗装ガンとを連通させた
ガン洗浄位置との三位置に切換える切替弁を設けたもの
である。
弁を備えた色替弁機構と、この色替弁機構から塗料供給
管を介して供給される塗料を被塗装物に噴霧する塗装ガ
ンとを備えた塗装装置に、洗浄用流体とエアとを交互に
複数回供給して上記塗料供給管内を洗浄する塗装装置の
洗浄装置であって、連通管を介して上記色替弁機構に連
通する洗浄用流体源と、この洗浄用流体源から上記連通
管および色替弁機構を通って塗料供給管に供給された洗
浄用流体を回収する回収管およびタンクを有する回収部
と、この回収部のタンク内に回収された洗浄用流体を洗
浄工程の初期段階において上記色替弁機構に供給するポ
ンプおよび洗浄用流体の再供給管を有する洗浄用流体の
再供給部と、上記洗浄用流体源内の洗浄用流体を塗装ガ
ンに供給するガン洗浄管とを設けるとともに、上記塗料
供給管に、この塗料供給管と塗装ガンとを連通させた塗
装位置と、上記塗料供給管と回収管とを連通させた流体
回収位置と、上記ガン洗浄管と塗装ガンとを連通させた
ガン洗浄位置との三位置に切換える切替弁を設けたもの
である。
上記構成の本考案では、洗浄工程の初期段階に、塗料供
給管に設けられた切替弁を塗料供給位置にセットした状
態で、回収部のタンク内に収容された使用済の洗浄用流
体をポンプによって色替弁機構に供給することにより、
この色替弁機構から上記塗料供給管を介して塗装ガンに
上記洗浄用流体が供給され、上記色替弁機構、塗料供給
管および塗装ガン等の予備洗浄が行われることになる。
給管に設けられた切替弁を塗料供給位置にセットした状
態で、回収部のタンク内に収容された使用済の洗浄用流
体をポンプによって色替弁機構に供給することにより、
この色替弁機構から上記塗料供給管を介して塗装ガンに
上記洗浄用流体が供給され、上記色替弁機構、塗料供給
管および塗装ガン等の予備洗浄が行われることになる。
その後、上記切替弁を流体回収位置にセットした状態
で、洗浄用流体源から連通管を介して色替弁機構に未使
用の洗浄用流体を供給することにより、この未使用の洗
浄用流体によって上記色替弁機構および塗料供給管の仕
上洗浄が行われるとともに、この洗浄用流体が回収管を
通ってタンク内に回収される。また、上記切替弁をガン
洗浄位置にセットした状態で、洗浄用流体源からガン洗
浄管に未使用の洗浄流体を供給することにより、塗装ガ
ンに上記未使用の洗浄用流体が供給されて塗装ガンの仕
上洗浄が行われることになる。
で、洗浄用流体源から連通管を介して色替弁機構に未使
用の洗浄用流体を供給することにより、この未使用の洗
浄用流体によって上記色替弁機構および塗料供給管の仕
上洗浄が行われるとともに、この洗浄用流体が回収管を
通ってタンク内に回収される。また、上記切替弁をガン
洗浄位置にセットした状態で、洗浄用流体源からガン洗
浄管に未使用の洗浄流体を供給することにより、塗装ガ
ンに上記未使用の洗浄用流体が供給されて塗装ガンの仕
上洗浄が行われることになる。
図は、本考案の実施例に係る塗装装置の洗浄装置の概略
構成図を示している。塗装装置1は、複数の塗料弁2が
設けられたマニホールド3を備えた色替弁機構4と、塗
料供給管5を介して上記色替弁機構4と連通する塗装ガ
ン6とを備えている。上記各塗料弁2は、コック7およ
びレギュレータ8を備えた連通管9を介してそれぞれ図
外の塗料源と連通している。
構成図を示している。塗装装置1は、複数の塗料弁2が
設けられたマニホールド3を備えた色替弁機構4と、塗
料供給管5を介して上記色替弁機構4と連通する塗装ガ
ン6とを備えている。上記各塗料弁2は、コック7およ
びレギュレータ8を備えた連通管9を介してそれぞれ図
外の塗料源と連通している。
上記色替弁機構4のマニホールド3には、エア源10と連
通するエア弁11と、コック12およびレギュレータ13を備
えた連通管14を介して洗浄用流体源15に連通する流体弁
16とが設けられている。また、上記色替弁機構4と塗装
ガン6との間に配設された塗料供給管5には、三位置切
換弁17が設けられている。この三位置切換弁17は、中央
の塗装位置にセットされた場合に上記塗料供給管5が塗
装ガン6と連通し、右方のガン洗浄位置にセットされた
場合に上記洗浄用流体源15に連通されたガン洗浄管18が
塗装ガン6と連通し、かつ左方の流体回収位置にセット
された場合に上記塗料供給管5が回収管19と連通するよ
うに構成されている。
通するエア弁11と、コック12およびレギュレータ13を備
えた連通管14を介して洗浄用流体源15に連通する流体弁
16とが設けられている。また、上記色替弁機構4と塗装
ガン6との間に配設された塗料供給管5には、三位置切
換弁17が設けられている。この三位置切換弁17は、中央
の塗装位置にセットされた場合に上記塗料供給管5が塗
装ガン6と連通し、右方のガン洗浄位置にセットされた
場合に上記洗浄用流体源15に連通されたガン洗浄管18が
塗装ガン6と連通し、かつ左方の流体回収位置にセット
された場合に上記塗料供給管5が回収管19と連通するよ
うに構成されている。
上記回収管19は、後述する洗浄工程の終期段階において
供給されたシンナ等の洗浄用流体を回収して収容するタ
ンク20に連結され、このタンク20はポンプ21および洗浄
用流体再供給管22を介して上記連通管14に連結されてい
る。そして、上記回収管19およびタンク20により洗浄用
流体の回収部23が構成され、かつ上記ポンプ21および洗
浄用流体再供給管22により、洗浄工程の初期段階におい
てタンク20内の洗浄用流体を上記流体弁16に供給する洗
浄用流体の再供給部24が構成されている。
供給されたシンナ等の洗浄用流体を回収して収容するタ
ンク20に連結され、このタンク20はポンプ21および洗浄
用流体再供給管22を介して上記連通管14に連結されてい
る。そして、上記回収管19およびタンク20により洗浄用
流体の回収部23が構成され、かつ上記ポンプ21および洗
浄用流体再供給管22により、洗浄工程の初期段階におい
てタンク20内の洗浄用流体を上記流体弁16に供給する洗
浄用流体の再供給部24が構成されている。
上記構成において、コンベア等により搬送される被塗装
物を順次色替しながら塗装する場合には、上記三位置切
換弁17を中立の塗装位置にセットした状態で、色替弁機
構4の各塗料弁2のうち最初に使用する色に対応する弁
を開放し、連通管9および塗料弁2を介して特定色の塗
料をマニホールド3に供給する。このマニホールド3内
に供給された上記塗料は、塗料供給管5および三位置切
換弁17を介して塗装ガン6に供給され、上記エア源10か
らエア供給管25を介して塗装ガン6に供給されるエアと
ともに被塗装物に吹付けられる。
物を順次色替しながら塗装する場合には、上記三位置切
換弁17を中立の塗装位置にセットした状態で、色替弁機
構4の各塗料弁2のうち最初に使用する色に対応する弁
を開放し、連通管9および塗料弁2を介して特定色の塗
料をマニホールド3に供給する。このマニホールド3内
に供給された上記塗料は、塗料供給管5および三位置切
換弁17を介して塗装ガン6に供給され、上記エア源10か
らエア供給管25を介して塗装ガン6に供給されるエアと
ともに被塗装物に吹付けられる。
上記前色の塗装作業が終了し、次色の塗装工程に移行す
る場合には、まず上記前色の塗料弁2を閉止した後、流
体弁16を開放するとともに、洗浄用流体の再供給部24の
ポンプ21を作動させ、タンク20内に収容された洗浄用流
体を、洗浄用流体再供給管22およびチェック弁26を介し
て連通管14に供給する。この連通管14に供給された上記
洗浄用流体は、上記コック12およびレギュレータ13、流
体弁16を介して色替弁機構4のマニホールド3に供給さ
れ、塗料供給管5および三位置切換弁17を介して塗装ガ
ン6に供給される。この結果、上記マニホールド3およ
び塗料供給管5、塗装ガン6内に残存する前色の塗料が
上記洗浄用流体によって押出され、洗浄工程の初期段階
が実行される。次いで、上記洗浄用流体の供給を停止さ
せた後、エア弁11を開放してエア源10からエアを色替弁
機構4のマニホールド3および塗料供給管5等に供給す
る。そして必要に応じ、上記タンク20内の洗浄用流体お
よびエア源10のエアを交互に複数回供給することによ
り、上記塗料供給管5等の予備洗浄を行なう。
る場合には、まず上記前色の塗料弁2を閉止した後、流
体弁16を開放するとともに、洗浄用流体の再供給部24の
ポンプ21を作動させ、タンク20内に収容された洗浄用流
体を、洗浄用流体再供給管22およびチェック弁26を介し
て連通管14に供給する。この連通管14に供給された上記
洗浄用流体は、上記コック12およびレギュレータ13、流
体弁16を介して色替弁機構4のマニホールド3に供給さ
れ、塗料供給管5および三位置切換弁17を介して塗装ガ
ン6に供給される。この結果、上記マニホールド3およ
び塗料供給管5、塗装ガン6内に残存する前色の塗料が
上記洗浄用流体によって押出され、洗浄工程の初期段階
が実行される。次いで、上記洗浄用流体の供給を停止さ
せた後、エア弁11を開放してエア源10からエアを色替弁
機構4のマニホールド3および塗料供給管5等に供給す
る。そして必要に応じ、上記タンク20内の洗浄用流体お
よびエア源10のエアを交互に複数回供給することによ
り、上記塗料供給管5等の予備洗浄を行なう。
上記予備洗浄が終了すると、三位置切換弁17を左方の流
体回収位置にセットした状態で、タンク20内の洗浄用流
体に代えて洗浄用流体源15から未使用の洗浄用流体をチ
ェック弁27および連通管14等を介して上記マニホールド
3および塗料供給管5に供給した後、エア源10からエア
弁11を介してマニホールド3内にエアを供給してマニホ
ールド3および塗料供給管5の洗浄を行なう。そして必
要に応じ、洗浄用流体源15の洗浄用流体およびエア源10
のエアを交互に複数回供給することにより、上記洗浄工
程の終期段階における仕上洗浄を実行する。この仕上洗
浄に使用された洗浄用流体は、回収管19を通りタンク20
内に回収されて収容される。
体回収位置にセットした状態で、タンク20内の洗浄用流
体に代えて洗浄用流体源15から未使用の洗浄用流体をチ
ェック弁27および連通管14等を介して上記マニホールド
3および塗料供給管5に供給した後、エア源10からエア
弁11を介してマニホールド3内にエアを供給してマニホ
ールド3および塗料供給管5の洗浄を行なう。そして必
要に応じ、洗浄用流体源15の洗浄用流体およびエア源10
のエアを交互に複数回供給することにより、上記洗浄工
程の終期段階における仕上洗浄を実行する。この仕上洗
浄に使用された洗浄用流体は、回収管19を通りタンク20
内に回収されて収容される。
上記流体供給管5等の洗浄工程が終了すると、三位置切
換弁17を右方のガン洗浄位置に切替えるともに流体弁16
を閉止した状態で、洗浄用流体源15からガン洗浄管18お
よび三位置切換弁17を介して塗装ガン6に未使用の洗浄
用流体を供給し、塗装ガン6を洗浄する。そして、この
塗装ガン6の洗浄が終了した時点で、三位置切換弁17を
中立位置に切換えるともに、各塗料弁2のうち次色の塗
料に対応する弁を開放して次色の塗料を開始する。
換弁17を右方のガン洗浄位置に切替えるともに流体弁16
を閉止した状態で、洗浄用流体源15からガン洗浄管18お
よび三位置切換弁17を介して塗装ガン6に未使用の洗浄
用流体を供給し、塗装ガン6を洗浄する。そして、この
塗装ガン6の洗浄が終了した時点で、三位置切換弁17を
中立位置に切換えるともに、各塗料弁2のうち次色の塗
料に対応する弁を開放して次色の塗料を開始する。
上記のように洗浄用流体源15からマニホールド3および
塗料供給管5に供給されたシンナ等の洗浄用流体を回収
する回収部23を設けるとともに、この回収部23に回収さ
れた使用済の洗浄用流体を洗浄工程の初期段階において
上記塗料供給管5等に供給する洗浄用流体の再供給部24
を設けたため、洗浄用流体の消費量を抑制しつつ、色替
時に上記塗料供給管5を効果的に洗浄することができ
る。
塗料供給管5に供給されたシンナ等の洗浄用流体を回収
する回収部23を設けるとともに、この回収部23に回収さ
れた使用済の洗浄用流体を洗浄工程の初期段階において
上記塗料供給管5等に供給する洗浄用流体の再供給部24
を設けたため、洗浄用流体の消費量を抑制しつつ、色替
時に上記塗料供給管5を効果的に洗浄することができ
る。
すなわち、塗料供給管5を完全に浄化する必要がなく、
前色の塗料が混入した洗浄用流体を使用したとしても支
障のない洗浄工程の初期段階に、前回の色替時に使用し
た洗浄用流体を再使用して予備洗浄を行なうように構成
したため、洗浄用流体の消費量を低減することができ
る。そして、洗浄工程の終期段階においては、洗浄用流
体源15から未使用の洗浄用流体を供給して通常の洗浄を
行なうことにより、塗料供給管5内を完全に浄化する仕
上洗浄を実行することができる。
前色の塗料が混入した洗浄用流体を使用したとしても支
障のない洗浄工程の初期段階に、前回の色替時に使用し
た洗浄用流体を再使用して予備洗浄を行なうように構成
したため、洗浄用流体の消費量を低減することができ
る。そして、洗浄工程の終期段階においては、洗浄用流
体源15から未使用の洗浄用流体を供給して通常の洗浄を
行なうことにより、塗料供給管5内を完全に浄化する仕
上洗浄を実行することができる。
また、上記実施例では、洗浄工程の終期段階に使用さ
れ、比較的汚れの少ない洗浄用流体を回収して再使用す
るように構成したため、上記予備洗浄時に塗料供給管5
内において複数の塗料が混合されるのを防止し、予備洗
浄を効果的に行なうことができるという利点がある。
れ、比較的汚れの少ない洗浄用流体を回収して再使用す
るように構成したため、上記予備洗浄時に塗料供給管5
内において複数の塗料が混合されるのを防止し、予備洗
浄を効果的に行なうことができるという利点がある。
以上説明したように本考案は、連通管を介して色替弁機
構に連通する洗浄用流体源と、洗浄用流体源から上記連
通管および色替弁機構を通って塗料供給管に供給された
洗浄用流体を回収する回収管およびタンクを有する回収
部と、この回収部のタンク内に回収された洗浄用流体を
洗浄工程の初期段階において上記色替弁機構に供給する
ポンプおよび再供給管を有する洗浄用流体の再供給部
と、上記洗浄用流体源内の洗浄用流体を塗装ガンに供給
するガン洗浄管とを設けるとともに、上記塗料供給管
に、この塗料供給管と塗装ガンとを連通させた塗装位置
と、上記塗料供給管と回収管とを連通させた流体回収位
置と、上記ガン洗浄管と塗装ガンとを連通させたガン洗
浄位置との三位置に切換える切替弁を設けたため、簡単
な構成で上記タンク内に収容された使用済の洗浄流体を
再使用した予備洗浄と、洗浄用流体源内に収容された未
使用の洗浄用流体を使用した仕上洗浄とを行なうことが
できる。したがって、シンナ等の洗浄用流体の消費量を
抑制しつつ、色替弁機構、塗料供給管および塗装ガン等
を効果的に洗浄できるという利点がある。
構に連通する洗浄用流体源と、洗浄用流体源から上記連
通管および色替弁機構を通って塗料供給管に供給された
洗浄用流体を回収する回収管およびタンクを有する回収
部と、この回収部のタンク内に回収された洗浄用流体を
洗浄工程の初期段階において上記色替弁機構に供給する
ポンプおよび再供給管を有する洗浄用流体の再供給部
と、上記洗浄用流体源内の洗浄用流体を塗装ガンに供給
するガン洗浄管とを設けるとともに、上記塗料供給管
に、この塗料供給管と塗装ガンとを連通させた塗装位置
と、上記塗料供給管と回収管とを連通させた流体回収位
置と、上記ガン洗浄管と塗装ガンとを連通させたガン洗
浄位置との三位置に切換える切替弁を設けたため、簡単
な構成で上記タンク内に収容された使用済の洗浄流体を
再使用した予備洗浄と、洗浄用流体源内に収容された未
使用の洗浄用流体を使用した仕上洗浄とを行なうことが
できる。したがって、シンナ等の洗浄用流体の消費量を
抑制しつつ、色替弁機構、塗料供給管および塗装ガン等
を効果的に洗浄できるという利点がある。
図面は本考案に係る塗装装置の洗浄装置の実施例を示す
概略構成図である。 1……塗装装置、2……塗料弁、3……色替弁機構、5
……塗料供給管、7……塗装ガン、14……連通管、15…
…洗浄用流体源、17……切換弁、18……ガン洗浄管、21
……ポンプ、22……再供給管、23……回収部、24……洗
浄用流体の再供給部。
概略構成図である。 1……塗装装置、2……塗料弁、3……色替弁機構、5
……塗料供給管、7……塗装ガン、14……連通管、15…
…洗浄用流体源、17……切換弁、18……ガン洗浄管、21
……ポンプ、22……再供給管、23……回収部、24……洗
浄用流体の再供給部。
Claims (1)
- 【請求項1】複数の塗料源にそれぞれ連通する複数の塗
料弁を備えた色替弁機構と、この色替弁機構から塗料供
給管を介して供給される塗料を被塗装物に噴霧する塗装
ガンとを備えた塗装装置に、洗浄用流体とエアとを交互
に複数回供給して上記塗料供給管内を洗浄する塗装装置
の洗浄装置であって、連通管を介して上記色替弁機構に
連通する洗浄用流体源と、この洗浄用流体源から上記連
通管および色替弁機構を通って塗料供給管に供給された
洗浄用流体を回収する回収管およびタンクを有する回収
部と、この回収部のタンク内に回収された洗浄用流体を
洗浄工程の初期段階において上記色替弁機構に供給する
ポンプおよび洗浄用流体の再供給管を有する洗浄用流体
の再供給部と、上記洗浄用流体源内の洗浄用流体を塗装
ガンに供給するガン洗浄管とを設けるとともに、上記塗
料供給管に、この塗料供給管と塗装ガンとを連通させた
塗装位置と、上記塗料供給管と回収管とを連通させた流
体回収位置と、上記ガン洗浄管と塗装ガンとを連通させ
たガン洗浄位置との三位置に切換える切替弁を設けたこ
とを特徴とする塗装装置洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988152375U JPH078048Y2 (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 塗装装置の洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988152375U JPH078048Y2 (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 塗装装置の洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0275168U JPH0275168U (ja) | 1990-06-08 |
JPH078048Y2 true JPH078048Y2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=31427245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988152375U Expired - Lifetime JPH078048Y2 (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 塗装装置の洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078048Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5987062A (ja) * | 1982-11-06 | 1984-05-19 | Toyota Motor Corp | 色替時の洗浄シンナ−の回収装置 |
-
1988
- 1988-11-22 JP JP1988152375U patent/JPH078048Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0275168U (ja) | 1990-06-08 |
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