JPH077970Y2 - カテーテル導入用ガイドワイヤーの操作用具 - Google Patents
カテーテル導入用ガイドワイヤーの操作用具Info
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- JPH077970Y2 JPH077970Y2 JP6172991U JP6172991U JPH077970Y2 JP H077970 Y2 JPH077970 Y2 JP H077970Y2 JP 6172991 U JP6172991 U JP 6172991U JP 6172991 U JP6172991 U JP 6172991U JP H077970 Y2 JPH077970 Y2 JP H077970Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は血管造影検査に使われる
カテーテル導入用ガイドワイヤーの操作用具に係り、殊
更そのガイドワイヤーを股動脈や肘動脈の穿刺孔から大
動脈へ、又その大動脈の1次分肢や2、3次分肢へ選択
的・超選択的な操作のもとで挿入するに当り、そのガイ
ドワイヤーに押したり、引いたり、更には廻したりする
操作力をロスなく確実に、且つ安全・円滑に付与できる
ように工夫したものである。
カテーテル導入用ガイドワイヤーの操作用具に係り、殊
更そのガイドワイヤーを股動脈や肘動脈の穿刺孔から大
動脈へ、又その大動脈の1次分肢や2、3次分肢へ選択
的・超選択的な操作のもとで挿入するに当り、そのガイ
ドワイヤーに押したり、引いたり、更には廻したりする
操作力をロスなく確実に、且つ安全・円滑に付与できる
ように工夫したものである。
【0002】
【従来の技術】DSAやその他のコンピユーター画像に
基く血管造影検査を行なう場合、股動脈や肘動脈に付与
した穿刺孔から大動脈内へ、更にはその大動脈から1次
分肢や2、3次分肢へカテーテルを導入させて、そのカ
テーテルにより造影剤を流し込むことが必要となるが、
そのカテーテルは細長く柔軟なチユーブ形態をなしてい
るため、これを手元部から押し進め操作し、その先端部
を大動脈やその各種分肢の屈曲に応じて、正しく方向変
換させつつ円滑・安全に導入することは不可能であり、
このことは殊更先端部に固有の屈曲形状(所謂曲がり
癖)を有しないカテーテルを、超選択的に導入操作する
場合や、肘動脈の穿刺孔から大動脈の各種分肢に達する
長距離に亘って、非常に細長いカテーテルを操作する場
合に、顕著となる。
基く血管造影検査を行なう場合、股動脈や肘動脈に付与
した穿刺孔から大動脈内へ、更にはその大動脈から1次
分肢や2、3次分肢へカテーテルを導入させて、そのカ
テーテルにより造影剤を流し込むことが必要となるが、
そのカテーテルは細長く柔軟なチユーブ形態をなしてい
るため、これを手元部から押し進め操作し、その先端部
を大動脈やその各種分肢の屈曲に応じて、正しく方向変
換させつつ円滑・安全に導入することは不可能であり、
このことは殊更先端部に固有の屈曲形状(所謂曲がり
癖)を有しないカテーテルを、超選択的に導入操作する
場合や、肘動脈の穿刺孔から大動脈の各種分肢に達する
長距離に亘って、非常に細長いカテーテルを操作する場
合に、顕著となる。
【0003】そこで、従来ではそのカテーテルの導入補
助具として、先端部がへ字型やJ字型に屈曲されたガイ
ドワイヤーを併用し、これをカテーテルの中空内部へ挿
通させた上、そのガイドワイヤーを押したり、引いた
り、更には捻る如く回動させて、その道先案内作用のも
とに、カテーテルを目標位置へ導入操作している。
助具として、先端部がへ字型やJ字型に屈曲されたガイ
ドワイヤーを併用し、これをカテーテルの中空内部へ挿
通させた上、そのガイドワイヤーを押したり、引いた
り、更には捻る如く回動させて、その道先案内作用のも
とに、カテーテルを目標位置へ導入操作している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、ガイドワイ
ヤーは通常その太さが約0.021〜0.038インチと云
うように、安全上極めて細く且つ表面が平滑化されてい
るため、安定良く確固に把持することが困難であり、特
にその表面が水分や血液の付着により少しでも濡れてい
ると、操作手の指先が滑って空転することになる。
ヤーは通常その太さが約0.021〜0.038インチと云
うように、安全上極めて細く且つ表面が平滑化されてい
るため、安定良く確固に把持することが困難であり、特
にその表面が水分や血液の付着により少しでも濡れてい
ると、操作手の指先が滑って空転することになる。
【0005】又、そのガイワイヤーの長さは通常約12
0〜150mmであり、特に肘動脈の穿刺孔から大動脈の
各種分肢へ導入するためのカテーテルと併用されるもの
では、その極度な細長化も要求されることになるので、
そのガイドワイヤーをカテーテルへ1人で正しく、且つ
安全・迅速に挿通作業することには高度の手技と、豊富
な経験も必要となる。
0〜150mmであり、特に肘動脈の穿刺孔から大動脈の
各種分肢へ導入するためのカテーテルと併用されるもの
では、その極度な細長化も要求されることになるので、
そのガイドワイヤーをカテーテルへ1人で正しく、且つ
安全・迅速に挿通作業することには高度の手技と、豊富
な経験も必要となる。
【0006】その結果、上記血管への導入操作中に、往
々にしてカテーテルをワイヤーから抜け落したり、逆に
ワイヤーをカテーテルへ過度に挿通させてしまって、爾
後的に血管から抜き出すことを失念したり、更には方向
変換を誤って、血管の内壁面に傷付きを与えたりする危
険も起るのである。
々にしてカテーテルをワイヤーから抜け落したり、逆に
ワイヤーをカテーテルへ過度に挿通させてしまって、爾
後的に血管から抜き出すことを失念したり、更には方向
変換を誤って、血管の内壁面に傷付きを与えたりする危
険も起るのである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案はこのような問題
点に鑑み、ガイドワイヤーをその長手方向(前後方向)
に沿って押したり、引いたりする進退操作力のみなら
ず、その回動操作力(回転トルク)をも適確に与え得る
ようにするための操作用具として、その構成上ガイドワ
イヤーを半径方向から受け入れ得る割溝が列設された抱
持筒と、その割溝に出没し得る平板型をなし、且つ抱持
筒へ回動自在に枢支された押圧レバーと、その押圧レバ
ーの浮上を阻止すべく、抱持筒に套嵌される止め輪とか
ら成り、上記抱持筒をガイドワイヤーの手元部へ嵌め付
けた上、押圧レバーを割溝内への没入状態に押し込み回
動操作することにより、その押圧レバーをガイドワイヤ
ーの表面へ相対的な空転と位置ズレの不能に圧着一体化
させると共に、その状態を上記止め輪により拘束するよ
うに定めたことを特徴とするものである。
点に鑑み、ガイドワイヤーをその長手方向(前後方向)
に沿って押したり、引いたりする進退操作力のみなら
ず、その回動操作力(回転トルク)をも適確に与え得る
ようにするための操作用具として、その構成上ガイドワ
イヤーを半径方向から受け入れ得る割溝が列設された抱
持筒と、その割溝に出没し得る平板型をなし、且つ抱持
筒へ回動自在に枢支された押圧レバーと、その押圧レバ
ーの浮上を阻止すべく、抱持筒に套嵌される止め輪とか
ら成り、上記抱持筒をガイドワイヤーの手元部へ嵌め付
けた上、押圧レバーを割溝内への没入状態に押し込み回
動操作することにより、その押圧レバーをガイドワイヤ
ーの表面へ相対的な空転と位置ズレの不能に圧着一体化
させると共に、その状態を上記止め輪により拘束するよ
うに定めたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本考案の上記構成によれば、その操作用具の抱
持筒にはガイドワイヤーを半径方向から受け入れ得る割
溝が列設されているため、そのガイドワイヤーの中途部
からでも抱持筒を安楽に嵌め付けることができ、その長
尺なガイドワイヤーの後方から一々通し込んだり、或い
は抜き出したりする面倒さがない。
持筒にはガイドワイヤーを半径方向から受け入れ得る割
溝が列設されているため、そのガイドワイヤーの中途部
からでも抱持筒を安楽に嵌め付けることができ、その長
尺なガイドワイヤーの後方から一々通し込んだり、或い
は抜き出したりする面倒さがない。
【0009】又、抱持筒をガイドワイヤーの手元部へ嵌
め付けた上、押圧レバーをその抱持筒の割溝内へ没入す
る状態に押し込み回動操作すれば、上記割溝内に受け入
れられているガイドワイヤーが、その押圧レバーによっ
て相対的な空転と位置ズレなどの不能に圧着一体化され
ることになる。
め付けた上、押圧レバーをその抱持筒の割溝内へ没入す
る状態に押し込み回動操作すれば、上記割溝内に受け入
れられているガイドワイヤーが、その押圧レバーによっ
て相対的な空転と位置ズレなどの不能に圧着一体化され
ることになる。
【0010】その結果、操作用具をガイドワイヤー操作
上のハンドルグリツプとして安定良く把持しつつ、その
ガイドワイヤーに先端部までロスなく、押したり引いた
りする進退操作力や、方向変換させる捻り回動操作力
(回転トルク)を付与し得るのであり、そのガイドワイ
ヤーによる道先案内作用のもとで、血管造影用カテーテ
ルを血管の目標位置へ正確に押し進めることができる。
上のハンドルグリツプとして安定良く把持しつつ、その
ガイドワイヤーに先端部までロスなく、押したり引いた
りする進退操作力や、方向変換させる捻り回動操作力
(回転トルク)を付与し得るのであり、そのガイドワイ
ヤーによる道先案内作用のもとで、血管造影用カテーテ
ルを血管の目標位置へ正確に押し進めることができる。
【0011】又、そのガイドワイヤーと操作用具との固
定状態は、上記押圧レバーの浮上を阻止する止め輪によ
って維持されるため、不慮に弛緩するおそれもない。殊
更その止め輪を、上記抱持筒の割溝と合致する切欠が付
与されたC字型に造形するならば、その止め輪を抱持筒
へ套嵌させた状態のままでも、その合致連通する切欠と
割溝を通じて、上記抱持筒をガイドワイヤーに嵌め付け
ることができると共に、そのガイドワイヤーを抱持筒に
圧着させるべく、上記押圧レバーの押し込み回動操作も
支障なく行なえ、その後に止め輪を回動させて、その切
欠と上記割溝との非合致状態に保つことにより、押圧レ
バーの浮上を阻止することもできるため、取扱い使用上
著しく便利である。
定状態は、上記押圧レバーの浮上を阻止する止め輪によ
って維持されるため、不慮に弛緩するおそれもない。殊
更その止め輪を、上記抱持筒の割溝と合致する切欠が付
与されたC字型に造形するならば、その止め輪を抱持筒
へ套嵌させた状態のままでも、その合致連通する切欠と
割溝を通じて、上記抱持筒をガイドワイヤーに嵌め付け
ることができると共に、そのガイドワイヤーを抱持筒に
圧着させるべく、上記押圧レバーの押し込み回動操作も
支障なく行なえ、その後に止め輪を回動させて、その切
欠と上記割溝との非合致状態に保つことにより、押圧レ
バーの浮上を阻止することもできるため、取扱い使用上
著しく便利である。
【0012】
【実施例】以下、図示の実施例に基いて本考案の具体的
構成を詳述すると、図1、2において、(10)は先端
部に固有の屈曲形状(曲がり癖)を有しないストレート
な血管造影用カテーテル、(11)はそのカテーテル
(10)よりも長く、適度な屈撓性を有するカテーテル
導入用ガイドワイヤーであり、その先端部(11a)の
みが高度に柔軟で、且つ常時J字型やへ字型の固有な屈
曲形状(曲がり癖)に復元変形するようになっている。
構成を詳述すると、図1、2において、(10)は先端
部に固有の屈曲形状(曲がり癖)を有しないストレート
な血管造影用カテーテル、(11)はそのカテーテル
(10)よりも長く、適度な屈撓性を有するカテーテル
導入用ガイドワイヤーであり、その先端部(11a)の
みが高度に柔軟で、且つ常時J字型やへ字型の固有な屈
曲形状(曲がり癖)に復元変形するようになっている。
【0013】そして、そのガイドワイヤー(11)をカ
テーテル(10)の中空内部へ抜き差し自在に挿通セツ
トし、そのワイヤー(11)によりカテーテル(10)
を、後述する図8、9のように、股動脈や肘動脈(A)
に付与した穿刺孔(12)から大動脈(B)へ、更には
その大動脈(B)から派生する各種分肢(C)(D)
へ、円滑に導入案内するのである。
テーテル(10)の中空内部へ抜き差し自在に挿通セツ
トし、そのワイヤー(11)によりカテーテル(10)
を、後述する図8、9のように、股動脈や肘動脈(A)
に付与した穿刺孔(12)から大動脈(B)へ、更には
その大動脈(B)から派生する各種分肢(C)(D)
へ、円滑に導入案内するのである。
【0014】その場合、ガイドワイヤー(11)をカテ
ーテル(10)へ挿通セツトした後、そのワイヤー(1
1)のストレートな手元部(11b)へ、弾性のストツ
パー環(13)を嵌め付けることが好ましい。そうすれ
ば、ガイドワイヤー(11)に対するカテーテル(1
0)の不慮な抜け落ちを予防できると共に、そのカテー
テル(10)の先端部から露出するワイヤー(11)の
先端長さ(L1)を、常時一定に保持することもできる
からである。
ーテル(10)へ挿通セツトした後、そのワイヤー(1
1)のストレートな手元部(11b)へ、弾性のストツ
パー環(13)を嵌め付けることが好ましい。そうすれ
ば、ガイドワイヤー(11)に対するカテーテル(1
0)の不慮な抜け落ちを予防できると共に、そのカテー
テル(10)の先端部から露出するワイヤー(11)の
先端長さ(L1)を、常時一定に保持することもできる
からである。
【0015】(G)は本考案に係るガイドワイヤー(1
1)の操作用具を総称しているが、これはそのガイドワ
イヤー(11)を押したり、引いたり、或いは回動させ
たりするための把持しやすいグリツプハンドルとして働
くものであり、図3〜7のように構成されている。
1)の操作用具を総称しているが、これはそのガイドワ
イヤー(11)を押したり、引いたり、或いは回動させ
たりするための把持しやすいグリツプハンドルとして働
くものであり、図3〜7のように構成されている。
【0016】即ち、(14)はその操作用具(G)の抱
持筒であって、ガイドワイヤー(11)の表面を傷付け
ないように、硬質な合成樹脂やその他の可塑材から、一
定な長さと太さの円柱型に作成されていると共に、その
円周面から中心まで到達する深さのガイドワイヤー受け
入れ用割溝(15)が開口されることにより、正面視の
全体的なほぼU字型をなしている。
持筒であって、ガイドワイヤー(11)の表面を傷付け
ないように、硬質な合成樹脂やその他の可塑材から、一
定な長さと太さの円柱型に作成されていると共に、その
円周面から中心まで到達する深さのガイドワイヤー受け
入れ用割溝(15)が開口されることにより、正面視の
全体的なほぼU字型をなしている。
【0017】その割溝(15)は図から明白なように、
抱持筒(14)における長さ方向の全体に亘って列設さ
れているため、ガイドワイヤー(11)における中途部
の半径方向からでも、そのガイドワイヤー(11)へ抱
持筒(14)自身を嵌め付けたり、逆に取りはずしたり
することができ、その操作用具(G)の取扱い使用上著
しく便利である。
抱持筒(14)における長さ方向の全体に亘って列設さ
れているため、ガイドワイヤー(11)における中途部
の半径方向からでも、そのガイドワイヤー(11)へ抱
持筒(14)自身を嵌め付けたり、逆に取りはずしたり
することができ、その操作用具(G)の取扱い使用上著
しく便利である。
【0018】又、(16)は上記割溝(15)を画定す
る向かい合う一対の壁面に切り欠かれた平行な溝レール
であるが、これは抱持筒(14)における長さ方向の一
端部を出し入れ口として、その一端部から一定長さ(L
2)だけ切り込み列設されており、その奥部の言わば盲
目状態にある。
る向かい合う一対の壁面に切り欠かれた平行な溝レール
であるが、これは抱持筒(14)における長さ方向の一
端部を出し入れ口として、その一端部から一定長さ(L
2)だけ切り込み列設されており、その奥部の言わば盲
目状態にある。
【0019】他方、(17)は上記抱持筒(14)との
組をなす押圧レバーであって、やはり硬質な合成樹脂や
その他の可塑材から、抱持筒(14)の上記割溝(1
5)へ出没し得る大きさの平板型に作成されている。
(18)はその押圧レバー(17)における長さ方向の
一端部から横向きに張り出された一対の凸子であり、こ
れが上記抱持筒(14)の溝レール(16)と対応し、
その内部へ挿入係合されることによって、その抱持筒
(14)と組付けられるようになっている。
組をなす押圧レバーであって、やはり硬質な合成樹脂や
その他の可塑材から、抱持筒(14)の上記割溝(1
5)へ出没し得る大きさの平板型に作成されている。
(18)はその押圧レバー(17)における長さ方向の
一端部から横向きに張り出された一対の凸子であり、こ
れが上記抱持筒(14)の溝レール(16)と対応し、
その内部へ挿入係合されることによって、その抱持筒
(14)と組付けられるようになっている。
【0020】そして、その組付け状態では上記凸子(1
8)を挺子作用の支点として、押圧レバー(17)を抱
持筒(14)の割溝(15)内へ没入状態に押し込み回
動操作することができ、その割溝(15)内に没入した
押圧レバー(17)の腹面により、ガイドワイヤー(1
1)の表面を押え付け、抱持筒(14)と相俟ってガイ
ドワイヤー(11)を挟圧固定し、その操作用具(G)
とガイドワイヤー(11)との相対的な空転や位置ズレ
などの不能に保てるようになっている。
8)を挺子作用の支点として、押圧レバー(17)を抱
持筒(14)の割溝(15)内へ没入状態に押し込み回
動操作することができ、その割溝(15)内に没入した
押圧レバー(17)の腹面により、ガイドワイヤー(1
1)の表面を押え付け、抱持筒(14)と相俟ってガイ
ドワイヤー(11)を挟圧固定し、その操作用具(G)
とガイドワイヤー(11)との相対的な空転や位置ズレ
などの不能に保てるようになっている。
【0021】(19)は上記押し込み操作に役立てるた
めのノブであって、押圧レバー(17)の他端部から一
体的に立設されており、常時抱持筒(14)の円周面か
ら張り出し露呈している。(20)は押圧レバー(1
7)の浮上を防ぐ止め輪であって、上記抱持筒(14)
の円周面へスライド自在に套嵌されている。
めのノブであって、押圧レバー(17)の他端部から一
体的に立設されており、常時抱持筒(14)の円周面か
ら張り出し露呈している。(20)は押圧レバー(1
7)の浮上を防ぐ止め輪であって、上記抱持筒(14)
の円周面へスライド自在に套嵌されている。
【0022】その場合、押圧レバー(17)の他端部か
らは操作ノブ(19)が起立しているため、残る一端部
から抱持筒(14)に套嵌させた止め輪(20)をスラ
イド操作しても、その操作ノブ(19)が止め輪(2
0)のストツパーとして機能し、その他端部から脱落す
るおそれがない。
らは操作ノブ(19)が起立しているため、残る一端部
から抱持筒(14)に套嵌させた止め輪(20)をスラ
イド操作しても、その操作ノブ(19)が止め輪(2
0)のストツパーとして機能し、その他端部から脱落す
るおそれがない。
【0023】上記止め輪(20)はこれを特に図のよう
なC字型として、その円周面に抱持筒(14)の割溝
(15)と合致し得る切欠(21)を付与するならば、
その切欠(21)と割溝(15)とを合致連通させるこ
とによって、止め輪(20)を抱持筒(14)へ套嵌さ
せた状態のままでも、その抱持筒(14)をガイドワイ
ヤー(11)の半径方向から嵌め付けることができると
共に、その割溝(15)に対する押圧レバー(17)の
押し込み回動操作も支障なく行なえるのであり、その後
に止め輪(20)を回動させて、その切欠(21)と割
溝(15)との非合致状態に保つことにより、上記押圧
レバー(17)の浮上を確実に阻止することができるこ
ととなる。
なC字型として、その円周面に抱持筒(14)の割溝
(15)と合致し得る切欠(21)を付与するならば、
その切欠(21)と割溝(15)とを合致連通させるこ
とによって、止め輪(20)を抱持筒(14)へ套嵌さ
せた状態のままでも、その抱持筒(14)をガイドワイ
ヤー(11)の半径方向から嵌め付けることができると
共に、その割溝(15)に対する押圧レバー(17)の
押し込み回動操作も支障なく行なえるのであり、その後
に止め輪(20)を回動させて、その切欠(21)と割
溝(15)との非合致状態に保つことにより、上記押圧
レバー(17)の浮上を確実に阻止することができるこ
ととなる。
【0024】上記の構成において、血管造影検査を行な
うに当っては、そのカテーテル(10)内へこれよりも
長いガイドワイヤー(11)を挿通セツトし、その屈曲
先端部(11a)をカテーテル(10)の先端部から適
度に露出させると共に、同じくカテーテル(10)から
露出したワイヤー(11)の手元部(11b)へ、その
半径方向から本考案の操作用具(G)を嵌め付ける。そ
の際、ワイヤー(11)の手元部(11b)へ後方から
上記ストツパー環(13)も嵌め付けて、その後方に向
かう抜け出しを防ぐことが良い。
うに当っては、そのカテーテル(10)内へこれよりも
長いガイドワイヤー(11)を挿通セツトし、その屈曲
先端部(11a)をカテーテル(10)の先端部から適
度に露出させると共に、同じくカテーテル(10)から
露出したワイヤー(11)の手元部(11b)へ、その
半径方向から本考案の操作用具(G)を嵌め付ける。そ
の際、ワイヤー(11)の手元部(11b)へ後方から
上記ストツパー環(13)も嵌め付けて、その後方に向
かう抜け出しを防ぐことが良い。
【0025】即ち、ガイドワイヤー(11)が抱持筒
(14)の割溝(15)内へ受け入れられるように、そ
の抱持筒(14)を図4に示す如くガイドワイヤー(1
1)へ嵌め付け、これと相前後して抱持筒(14)の溝
レール(16)内へ組み付けた押圧レバー(17)を、
図4から図5〜7の状態へ変化させる如く、その凸子
(18)の支点廻りに押し込み回動操作した上、予じめ
抱持筒(14)に套嵌された止め輪(20)を、スライ
ドさせると共に回動操作して、押圧レバー(17)が浮
上しないように拘束するのである。
(14)の割溝(15)内へ受け入れられるように、そ
の抱持筒(14)を図4に示す如くガイドワイヤー(1
1)へ嵌め付け、これと相前後して抱持筒(14)の溝
レール(16)内へ組み付けた押圧レバー(17)を、
図4から図5〜7の状態へ変化させる如く、その凸子
(18)の支点廻りに押し込み回動操作した上、予じめ
抱持筒(14)に套嵌された止め輪(20)を、スライ
ドさせると共に回動操作して、押圧レバー(17)が浮
上しないように拘束するのである。
【0026】そうすれば、ガイドワイヤー(11)は抱
持筒(14)と押圧レバー(17)との相互間に挟圧固
定され、その操作用具(G)との位置ズレや空転などの
不能に一体化されることになるため、その操作用具
(G)をグリツプハンドルとして把持しつつ、これによ
ってガイドワイヤー(11)をその手元部(11b)か
ら押したり、引いたり、更には回動させたりして、図
8、9のようにカテーテル(10)を大動脈(B)やそ
の各種分肢(C)(D)へ、円滑・安全に導入させ得る
のである。
持筒(14)と押圧レバー(17)との相互間に挟圧固
定され、その操作用具(G)との位置ズレや空転などの
不能に一体化されることになるため、その操作用具
(G)をグリツプハンドルとして把持しつつ、これによ
ってガイドワイヤー(11)をその手元部(11b)か
ら押したり、引いたり、更には回動させたりして、図
8、9のようにカテーテル(10)を大動脈(B)やそ
の各種分肢(C)(D)へ、円滑・安全に導入させ得る
のである。
【0027】そのガイドワイヤー(11)による正確な
且つロスのない道先案内作用のもとで、カテーテル(1
0)を血管の目標位置まで送り進めた上、そのガイドワ
イヤー(11)のみを抜き出して、残るカテーテル(1
0)へ造影剤を流し込む。尚、そのガイドワイヤー(1
1)の抜き出しに先立ち、上記操作用具(G)をやはり
ワイヤー(11)の半径方向から取りはずせることは、
言うまでもない。
且つロスのない道先案内作用のもとで、カテーテル(1
0)を血管の目標位置まで送り進めた上、そのガイドワ
イヤー(11)のみを抜き出して、残るカテーテル(1
0)へ造影剤を流し込む。尚、そのガイドワイヤー(1
1)の抜き出しに先立ち、上記操作用具(G)をやはり
ワイヤー(11)の半径方向から取りはずせることは、
言うまでもない。
【0028】
【考案の効果】以上のように、本考案に係るカテーテル
導入用ガイドワイヤー(11)の操作用具(G)は、ガ
イドワイヤー(11)を半径方向から受け入れ得る割溝
(15)が列設された抱持筒(14)と、その割溝(1
5)に出没し得る平板型をなし、且つ抱持筒(14)へ
回動自在に枢支された押圧レバー(17)と、その押圧
レバー(17)の浮上を阻止すべく、抱持筒(14)に
套嵌される止め輪(20)とから成り、上記抱持筒(1
4)をガイドワイヤー(11)の手元部(11b)へ嵌
め付けた上、押圧レバー(17)を割溝(15)内への
没入状態に押し込み回動操作することにより、その押圧
レバー(17)をガイドワイヤー(11)の表面へ相対
的な空転と位置ズレの不能に圧着一体化させると共に、
その状態を上記止め輪(20)により拘束するように定
めてあるため、冒頭に述べた従来技術の問題点を完全に
改良できる効果がある。
導入用ガイドワイヤー(11)の操作用具(G)は、ガ
イドワイヤー(11)を半径方向から受け入れ得る割溝
(15)が列設された抱持筒(14)と、その割溝(1
5)に出没し得る平板型をなし、且つ抱持筒(14)へ
回動自在に枢支された押圧レバー(17)と、その押圧
レバー(17)の浮上を阻止すべく、抱持筒(14)に
套嵌される止め輪(20)とから成り、上記抱持筒(1
4)をガイドワイヤー(11)の手元部(11b)へ嵌
め付けた上、押圧レバー(17)を割溝(15)内への
没入状態に押し込み回動操作することにより、その押圧
レバー(17)をガイドワイヤー(11)の表面へ相対
的な空転と位置ズレの不能に圧着一体化させると共に、
その状態を上記止め輪(20)により拘束するように定
めてあるため、冒頭に述べた従来技術の問題点を完全に
改良できる効果がある。
【0029】即ち、操作用具(G)の抱持筒(14)に
はガイドワイヤー(11)を半径方向から受け入れる割
溝(15)が列設されているため、その抱持筒(14)
をガイドワイヤー(11)の希望する中途部へ簡便に嵌
め付けたり、又取りはずしたりすることができ、ガイド
ワイヤー(11)の後端部から一々通し込んだり、或い
は抜き出したりする煩雑さがなく、特に長尺なカテーテ
ル導入ガイドワイヤー(11)の取扱い上、著しく便利
であり、その操作性が改良される。
はガイドワイヤー(11)を半径方向から受け入れる割
溝(15)が列設されているため、その抱持筒(14)
をガイドワイヤー(11)の希望する中途部へ簡便に嵌
め付けたり、又取りはずしたりすることができ、ガイド
ワイヤー(11)の後端部から一々通し込んだり、或い
は抜き出したりする煩雑さがなく、特に長尺なカテーテ
ル導入ガイドワイヤー(11)の取扱い上、著しく便利
であり、その操作性が改良される。
【0030】又、上記のように抱持筒(14)をガイド
ワイヤー(11)の手元部(11b)へ嵌め付けた上、
押圧レバー(17)を割溝(15)内への没入状態に押
し込み回動操作すれば、その割溝(15)内に受け入れ
られているガイドワイヤー(11)の表面に対して、押
圧レバー(17)の腹面が圧着一体化し、その操作用具
(G)とガイドワイヤー(11)との相対的な空転や位
置ズレの不能に保たれるため、カテーテル(10)が固
有の屈曲形状(曲がり癖)を有しなくとも、又その血管
への導入用ガイドワイヤー(11)が如何に細く長いも
のであっても、上記操作用具(G)を安定なハンドルグ
リツプとして把持しつつ、そのガイドワイヤー(11)
の先端部(11b)に至るまで進退操作力や、捻り回動
操作力(回転トルク)をロスなく付与することができ、
これによってカテーテル(10)を血管の目標位置へ正
確に導入させ得る効果がある。
ワイヤー(11)の手元部(11b)へ嵌め付けた上、
押圧レバー(17)を割溝(15)内への没入状態に押
し込み回動操作すれば、その割溝(15)内に受け入れ
られているガイドワイヤー(11)の表面に対して、押
圧レバー(17)の腹面が圧着一体化し、その操作用具
(G)とガイドワイヤー(11)との相対的な空転や位
置ズレの不能に保たれるため、カテーテル(10)が固
有の屈曲形状(曲がり癖)を有しなくとも、又その血管
への導入用ガイドワイヤー(11)が如何に細く長いも
のであっても、上記操作用具(G)を安定なハンドルグ
リツプとして把持しつつ、そのガイドワイヤー(11)
の先端部(11b)に至るまで進退操作力や、捻り回動
操作力(回転トルク)をロスなく付与することができ、
これによってカテーテル(10)を血管の目標位置へ正
確に導入させ得る効果がある。
【0031】その意味から冒頭に述べた通り、特に肘動
脈(A)の穿刺孔(12)から大動脈(B)の各種分肢
(C)(D)に向かう長距離に亘って、ストレートなカ
テーテル(10)を選択的・超選択的に導入する細いガ
イドワイヤー(11)の操作用具(G)として用いる
時、頗る効果的であると言える。
脈(A)の穿刺孔(12)から大動脈(B)の各種分肢
(C)(D)に向かう長距離に亘って、ストレートなカ
テーテル(10)を選択的・超選択的に導入する細いガ
イドワイヤー(11)の操作用具(G)として用いる
時、頗る効果的であると言える。
【0032】更に、上記抱持筒(14)と押圧レバー
(17)との相互間に挟圧されたガイドワイヤー(1
1)の固定状態は、その押圧レバー(17)の浮上を阻
止する止め輪(20)によって維持されるので、その固
定状態の不慮に弛緩するおそれもないが、特に上記止め
輪(20)を全体的なC字型として、その円周面に抱持
筒(14)の割溝(15)と合致する切欠(21)を付
与するならば、その切欠(21)と割溝(15)とを合
致連通させることによって、止め輪(20)を抱持筒
(14)へ予じめ套嵌させた組付け状態のままでも、ガ
イドワイヤー(11)に対する抱持筒(14)の嵌め付
けと、その抱持筒(14)の割溝(15)に対する押圧
レバー(17)の押し込み回動操作とを支障なく行なえ
ることになるため、操作性をますます向上させることが
できるのである。
(17)との相互間に挟圧されたガイドワイヤー(1
1)の固定状態は、その押圧レバー(17)の浮上を阻
止する止め輪(20)によって維持されるので、その固
定状態の不慮に弛緩するおそれもないが、特に上記止め
輪(20)を全体的なC字型として、その円周面に抱持
筒(14)の割溝(15)と合致する切欠(21)を付
与するならば、その切欠(21)と割溝(15)とを合
致連通させることによって、止め輪(20)を抱持筒
(14)へ予じめ套嵌させた組付け状態のままでも、ガ
イドワイヤー(11)に対する抱持筒(14)の嵌め付
けと、その抱持筒(14)の割溝(15)に対する押圧
レバー(17)の押し込み回動操作とを支障なく行なえ
ることになるため、操作性をますます向上させることが
できるのである。
【図1】血管造影用カテーテルとその導入ガイドワイヤ
ーとの分解状態を示す全体概略側面図である。
ーとの分解状態を示す全体概略側面図である。
【図2】同じく挿通セツト状態を示す全体概略側面図で
ある。
ある。
【図3】ガイドワイヤー操作用具の分解状態を示す斜面
図である。
図である。
【図4】ガイドワイヤーに対する抱持筒の嵌め付け状態
を示す側断面図である。
を示す側断面図である。
【図5】図4に対応するガイドワイヤーの圧着状態を示
す側断面図である。
す側断面図である。
【図6】同じく挟圧状態を示す斜面図である。
【図7】図5の7−7線断面図である。
【図8】血管に対するカテーテルの導入操作過程を示す
作用説明図である。
作用説明図である。
【図9】図8に続く操作過程の作用説明図である。
(10)・カテーテル (11)・ガイドワイヤー (11a)・先端部 (11b)・手元部 (14)・抱持筒 (15)・割溝 (17)・押圧レバー (20)・止め輪 (21)・切欠 (G)・・操作用具
Claims (2)
- 【請求項1】ガイドワイヤー(11)を半径方向から受
け入れ得る割溝(15)が列設された抱持筒(14)
と、 その割溝(15)に出没し得る平板型をなし、且つ抱持
筒(14)へ回動自在に枢支された押圧レバー(17)
と、 その押圧レバー(17)の浮上を阻止すべく、抱持筒
(14)に套嵌される止め輪(20)とから成り、 上記抱持筒(14)をガイドワイヤー(11)の手元部
(11b)へ嵌め付けた上、押圧レバー(17)を割溝
(15)内への没入状態に押し込み回動操作することに
より、その押圧レバー(17)をガイドワイヤー(1
1)の表面へ相対的な空転と位置ズレの不能に圧着一体
化させると共に、その状態を上記止め輪(20)により
拘束するように定めたことを特徴とするカテーテル導入
用ガイドワイヤーの操作用具。 - 【請求項2】止め輪(20)を、抱持筒(14)の割溝
(15)と合致する切欠(21)が付与されたC字型に
造形したことを特徴とする請求項1記載のカテーテル導
入用ガイドワイヤーの操作用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6172991U JPH077970Y2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | カテーテル導入用ガイドワイヤーの操作用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6172991U JPH077970Y2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | カテーテル導入用ガイドワイヤーの操作用具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0617751U JPH0617751U (ja) | 1994-03-08 |
JPH077970Y2 true JPH077970Y2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=13179592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6172991U Expired - Lifetime JPH077970Y2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | カテーテル導入用ガイドワイヤーの操作用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH077970Y2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7559925B2 (en) | 2006-09-15 | 2009-07-14 | Acclarent Inc. | Methods and devices for facilitating visualization in a surgical environment |
US9820688B2 (en) | 2006-09-15 | 2017-11-21 | Acclarent, Inc. | Sinus illumination lightwire device |
KR101653180B1 (ko) | 2008-07-30 | 2016-09-01 | 아클라런트, 인코포레이션 | 부비 개구 탐지기 장치 및 방법 |
JP2012200568A (ja) | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Terumo Corp | 医療用デバイス |
US10238845B2 (en) | 2014-09-19 | 2019-03-26 | Acclarent, Inc. | Balloon catheter assembly |
US10137285B2 (en) | 2015-04-22 | 2018-11-27 | Acclarent, Inc. | Balloon dilation system with malleable internal guide |
CN106420033B (zh) * | 2016-09-28 | 2023-06-20 | 上海凯利泰医疗科技股份有限公司 | 一种骨填充物推注系统 |
CN109621160A (zh) * | 2019-01-17 | 2019-04-16 | 天津商业大学 | 一种医用导丝的辅助夹持装置 |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP6172991U patent/JPH077970Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0617751U (ja) | 1994-03-08 |
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