JPH0779030B2 - 低挿抜力電気コネクタ - Google Patents
低挿抜力電気コネクタInfo
- Publication number
- JPH0779030B2 JPH0779030B2 JP2197739A JP19773990A JPH0779030B2 JP H0779030 B2 JPH0779030 B2 JP H0779030B2 JP 2197739 A JP2197739 A JP 2197739A JP 19773990 A JP19773990 A JP 19773990A JP H0779030 B2 JPH0779030 B2 JP H0779030B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- operation plate
- short
- cam lever
- connectors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/62933—Comprising exclusively pivoting lever
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ワイヤハーネスの相互接続あるいはワイヤハ
ーネスと電気機器の接続に用いられる低挿抜力の電気コ
ネクタに関する。
ーネスと電気機器の接続に用いられる低挿抜力の電気コ
ネクタに関する。
雌,雄のコネクタの嵌合によって内蔵する一対の端子を
電気的に接続させる電気コネクタは、その接続状態を確
保するため、ロック腕と係合突起から成るロック手段を
有し、ロック腕が係合突起に係合する際の操作感触と外
見から嵌合の確認を得るようにしていた。
電気的に接続させる電気コネクタは、その接続状態を確
保するため、ロック腕と係合突起から成るロック手段を
有し、ロック腕が係合突起に係合する際の操作感触と外
見から嵌合の確認を得るようにしていた。
しかし、操作感触はコネクタ嵌合時の緩急の度合や使用
雰囲気、個人差などにより異なり、目視にも誤認や見落
しのある場合があり、いずれも嵌合の確認手段としては
確実性に欠ける。
雰囲気、個人差などにより異なり、目視にも誤認や見落
しのある場合があり、いずれも嵌合の確認手段としては
確実性に欠ける。
そこで、特開平1−241778号には第7図a,bに示すよう
に、雌コネクタaにロック位置と非ロック位置に移動可
能なロック板bと該板bをロック位置に保持する保持部
cを設け、雄コネクタdには雌コネクタaとのロック終
了時にロック板bをロックするロック部eを設け、ロッ
ク時においてロック板bに設けた短絡片fが短絡用端子
gに当接して警報ランプを点灯させるなど、嵌合を電気
的に確認できるようにしたものが開示されている。
に、雌コネクタaにロック位置と非ロック位置に移動可
能なロック板bと該板bをロック位置に保持する保持部
cを設け、雄コネクタdには雌コネクタaとのロック終
了時にロック板bをロックするロック部eを設け、ロッ
ク時においてロック板bに設けた短絡片fが短絡用端子
gに当接して警報ランプを点灯させるなど、嵌合を電気
的に確認できるようにしたものが開示されている。
第7図a,bのような電気コネクタでは、雌雄のコネクタ
a,dの嵌合操作とロック板bをロックする操作とは独立
しているため、作業者がロック板bをロックし忘れたま
まで作業を終了するおそれがある。また、コネクタの多
極化(コネクタ端子の増大)によって、雌雄端子の嵌挿
接続に大きな嵌合力を要し、作業に難渋する場合があ
る。
a,dの嵌合操作とロック板bをロックする操作とは独立
しているため、作業者がロック板bをロックし忘れたま
まで作業を終了するおそれがある。また、コネクタの多
極化(コネクタ端子の増大)によって、雌雄端子の嵌挿
接続に大きな嵌合力を要し、作業に難渋する場合があ
る。
本発明は、上記の問題点に着目してなされたものであ
り、雌雄のコネクタの嵌合とロック操作を多極の場合に
も小さい力で同時に行なうことができ、しかもコネクタ
の完全な嵌合ないしロックを操作感触や目視などの感覚
にたよらず電気的に確認し得るようにしたものである。
り、雌雄のコネクタの嵌合とロック操作を多極の場合に
も小さい力で同時に行なうことができ、しかもコネクタ
の完全な嵌合ないしロックを操作感触や目視などの感覚
にたよらず電気的に確認し得るようにしたものである。
前記の課題を達成するため、本発明にあっては、請求項
1に記載のように、相互に嵌合される一対のコネクタか
らなり、一方のコネクタの両側にピンを突設し、他方の
コネクタの両側にピンが進退する溝を設けると共にカム
レバーを回転自在に設け、各カムレバーの先端には前記
ピンと係合してカムレバーの回動により両コネクタの嵌
合および離脱を行なわせる偏心カム溝を設けると共に両
カムレバーを連結する操作板を設けてなる電気コネクタ
であって、前記他方のコネクタには前記操作板を上方に
付勢してカムレバーを起立させる弾性部材を設け、前記
偏心カム溝の離脱側溝壁をカムレバーが前記起立位置に
あるときに前記ピンと係合するひろい面として形成した
ことを特徴とする。
1に記載のように、相互に嵌合される一対のコネクタか
らなり、一方のコネクタの両側にピンを突設し、他方の
コネクタの両側にピンが進退する溝を設けると共にカム
レバーを回転自在に設け、各カムレバーの先端には前記
ピンと係合してカムレバーの回動により両コネクタの嵌
合および離脱を行なわせる偏心カム溝を設けると共に両
カムレバーを連結する操作板を設けてなる電気コネクタ
であって、前記他方のコネクタには前記操作板を上方に
付勢してカムレバーを起立させる弾性部材を設け、前記
偏心カム溝の離脱側溝壁をカムレバーが前記起立位置に
あるときに前記ピンと係合するひろい面として形成した
ことを特徴とする。
上記の電気コネクタには、請求項2に記載のように、一
方のコネクタに他方のコネクタとの嵌合終了時におい
て、操作板とのロック可能なロック部を設けるのが好ま
しい。
方のコネクタに他方のコネクタとの嵌合終了時におい
て、操作板とのロック可能なロック部を設けるのが好ま
しい。
また、請求項3に記載のように、上記操作板には短絡片
を設けて、操作板のロック時において該短絡片が該他方
のコネクタに内蔵されたコネクタの嵌合確認手段の電気
回路としての短絡用端子に接触して該回路を短絡させる
ことにより、完全な嵌合ないしロックの状態を電気的に
確認することかできる。
を設けて、操作板のロック時において該短絡片が該他方
のコネクタに内蔵されたコネクタの嵌合確認手段の電気
回路としての短絡用端子に接触して該回路を短絡させる
ことにより、完全な嵌合ないしロックの状態を電気的に
確認することかできる。
本発明によれば、一対のコネクタは、ピンとこれに係合
する偏心カム溝を有するカムレバーの挺子作用により、
多極コネクタであっても小さい力で嵌合および離脱を行
なうことができ、作業性が向上する。
する偏心カム溝を有するカムレバーの挺子作用により、
多極コネクタであっても小さい力で嵌合および離脱を行
なうことができ、作業性が向上する。
一方のコネクタを他方のコネクタに挿入すると、ピンが
カムレバーの偏心カム溝におけるひろい面(離脱側溝
壁)に衝合してレバーが手前側にわずかに傾くので、そ
の時点でレバーを充分に引き倒せば両コネクタが完全に
嵌合される。そして、同時に操作板がロックされ、短絡
片と短絡用端子とが接触して、たとえばチェック回路の
ランプが点灯し、完全嵌合ないしロックを電気的に確認
することができる。
カムレバーの偏心カム溝におけるひろい面(離脱側溝
壁)に衝合してレバーが手前側にわずかに傾くので、そ
の時点でレバーを充分に引き倒せば両コネクタが完全に
嵌合される。そして、同時に操作板がロックされ、短絡
片と短絡用端子とが接触して、たとえばチェック回路の
ランプが点灯し、完全嵌合ないしロックを電気的に確認
することができる。
このように、一対のコネクタの嵌合操作とロックおよび
その確認作業が同時に行なわれるから、従来のように嵌
合を途中で忘れたり、不完全嵌合のまま見落されるとい
う事態を避けることができる。
その確認作業が同時に行なわれるから、従来のように嵌
合を途中で忘れたり、不完全嵌合のまま見落されるとい
う事態を避けることができる。
また、コネクタの嵌合前には上記操作板は弾性部材によ
り起立状態にあり、両コネクタの前記初期嵌合により手
前側に傾くから、カムレバー(操作板)の引き倒しを容
易にできるので、前記他方のコネクタを電気機器やパネ
ルにそのまま嵌め込み使用することができる。
り起立状態にあり、両コネクタの前記初期嵌合により手
前側に傾くから、カムレバー(操作板)の引き倒しを容
易にできるので、前記他方のコネクタを電気機器やパネ
ルにそのまま嵌め込み使用することができる。
以下、上記構成および作用を実施例を示す図面を参照し
て具体的に説明する。
て具体的に説明する。
第1図ないし第6図において、Aは雌コネクタ、Bは雄
コネクタを示し、雌コネクタAはピン状の雄端子Cとコ
字状の短絡用端子C′を、また雄コネクタBは雌端子D
を内蔵している。雌コネクタAは、車両に搭載される電
子ユニットEに取付けられ、ピン状端子Cの基端部は印
刷配線板1の回路2に半田付けされている。
コネクタを示し、雌コネクタAはピン状の雄端子Cとコ
字状の短絡用端子C′を、また雄コネクタBは雌端子D
を内蔵している。雌コネクタAは、車両に搭載される電
子ユニットEに取付けられ、ピン状端子Cの基端部は印
刷配線板1の回路2に半田付けされている。
雄コネクタBは、上下二段に多数の端子収容室3を形成
した多極コネクタである。その絶縁ハウジング4は縦ス
リット5により3コの部分B1,B2,B3に分画形成され、
各収容室3には前記雌端子Dが収容されて既知の手段に
より係止されている。
した多極コネクタである。その絶縁ハウジング4は縦ス
リット5により3コの部分B1,B2,B3に分画形成され、
各収容室3には前記雌端子Dが収容されて既知の手段に
より係止されている。
この雄コネクタBのハウジング4には、両側にピン6が
突設され、上側面両側に仮係止用突起7、中央に可撓ロ
ックアーム8が設けられている。この可撓ロックアーム
8は、第5図に示されるように、テーパ状係合面9aを有
するロック部9を備えている。10は雄コネクタBの電線
引出し側に被せるカバーであり、ロック手段11a,11bに
よりロックされる。
突設され、上側面両側に仮係止用突起7、中央に可撓ロ
ックアーム8が設けられている。この可撓ロックアーム
8は、第5図に示されるように、テーパ状係合面9aを有
するロック部9を備えている。10は雄コネクタBの電線
引出し側に被せるカバーであり、ロック手段11a,11bに
よりロックされる。
雌コネクタAは、前方に雄コネクタBを受け入れるフー
ド12を有し、フード12は仕切壁13により雄コネクタBと
対応して3コの室121,122,123に区画形成され、第6
図に示されるように、室123の外壁12aと室内にかけて前
記コ字状の短絡用端子C′が装着されている。
ド12を有し、フード12は仕切壁13により雄コネクタBと
対応して3コの室121,122,123に区画形成され、第6
図に示されるように、室123の外壁12aと室内にかけて前
記コ字状の短絡用端子C′が装着されている。
このフード12には、雄コネクタBとの嵌合離脱用の一対
のカムレバー19および両レバー19をつなぐ操作板20とか
らなるレバー部材Fが回動自在に装着されている。
のカムレバー19および両レバー19をつなぐ操作板20とか
らなるレバー部材Fが回動自在に装着されている。
すなわち、フード12は、左右両側に内外二重壁からなる
レバー取付室14を有し、その軸孔15に固定したピン軸16
にカムレバー20が回動自在に取付けられている。また、
取付室14の内壁には雄コネクタBのピン6が進退する横
長の溝17が開設され、フード12には第3図に示されるよ
うに、雄コネクタBの仮係止用突起7に対する係止溝18
が設けられている。
レバー取付室14を有し、その軸孔15に固定したピン軸16
にカムレバー20が回動自在に取付けられている。また、
取付室14の内壁には雄コネクタBのピン6が進退する横
長の溝17が開設され、フード12には第3図に示されるよ
うに、雄コネクタBの仮係止用突起7に対する係止溝18
が設けられている。
カムレバー20は、先端に雄コネクタBのピン6と係合す
る偏心カム溝21を有し、操作板20とフード12の上壁にお
ける中央凹部12bには弾性部材としてのコイルバネ22を
介在させて、操作板20ないしカムレバー19が上方に付勢
されて常態においてフード12の上面に対して起立するよ
うにしてある。
る偏心カム溝21を有し、操作板20とフード12の上壁にお
ける中央凹部12bには弾性部材としてのコイルバネ22を
介在させて、操作板20ないしカムレバー19が上方に付勢
されて常態においてフード12の上面に対して起立するよ
うにしてある。
また、操作板20の中央には、雄コネクタBの可撓ロック
アーム8が出入する窓23を開口すると共に、窓縁と一体
にテーパ状係合部24aを有するロック突起24が突設さ
れ、該板20の下面には前記短絡用端子C′に面して短絡
片25が嵌着固定されている。
アーム8が出入する窓23を開口すると共に、窓縁と一体
にテーパ状係合部24aを有するロック突起24が突設さ
れ、該板20の下面には前記短絡用端子C′に面して短絡
片25が嵌着固定されている。
而して、カムレバー19の偏心カム溝21は、第4図aに示
されるように、雄コネクタBのピン6に対して十分なあ
そびGを有しており、該レバー19が起立位置にあると
き、溝壁の一方21a(以下、嵌合側溝壁という)が横長
の溝17とほぼ平行でかつ該溝17の上方に位置し、他方21
b(以下、離脱側溝壁という)が溝17を斜めに横切り、
ピン6に対するひろい面となるように形成する。
されるように、雄コネクタBのピン6に対して十分なあ
そびGを有しており、該レバー19が起立位置にあると
き、溝壁の一方21a(以下、嵌合側溝壁という)が横長
の溝17とほぼ平行でかつ該溝17の上方に位置し、他方21
b(以下、離脱側溝壁という)が溝17を斜めに横切り、
ピン6に対するひろい面となるように形成する。
次に、雌,雄のコネクタA,Bの嵌合、離脱操作について
説明する。
説明する。
第4図aにおいて、電子ユニットEが組付けられた雌コ
ネクタBのカムレバー19は前記コイルバネ22により上方
に付勢されて起立し、ユニットの前面26に支持された状
態で接している。
ネクタBのカムレバー19は前記コイルバネ22により上方
に付勢されて起立し、ユニットの前面26に支持された状
態で接している。
この状態で、雄コネクタBをフード12に挿入すると、溝
17に進入したピン6は偏心カム溝21の離脱側溝壁21bを
衝合し(第4図b)、さらに挿圧すると、第4図cのよ
うにカムレバー19がピン軸16を中心に矢線P方向に回動
するので、手前側に傾き、前面26との間に隙間Hが生じ
る。
17に進入したピン6は偏心カム溝21の離脱側溝壁21bを
衝合し(第4図b)、さらに挿圧すると、第4図cのよ
うにカムレバー19がピン軸16を中心に矢線P方向に回動
するので、手前側に傾き、前面26との間に隙間Hが生じ
る。
この第4図cの状態で、第3図に示す雄コネクタBの仮
係止用突起7が雌コネクタAの係止溝18と係合し、両コ
ネクタA,Bは仮係止状態になる。同時に、前記ピン状の
雄端子Cと雌端子Dとの接触が開始する。
係止用突起7が雌コネクタAの係止溝18と係合し、両コ
ネクタA,Bは仮係止状態になる。同時に、前記ピン状の
雄端子Cと雌端子Dとの接触が開始する。
さらに、カムレバー19を矢線P方向に回動すると、第4
図d,eの如くに偏心カム溝21の嵌合側溝壁21aがピン6に
係合し、これを押圧して推進させるから、雌,雄コネク
タA,Bの嵌合が完結する。カムレバー19の挺子作用によ
り両コネクタA,Bの嵌合を小さい力で行なうことができ
る。
図d,eの如くに偏心カム溝21の嵌合側溝壁21aがピン6に
係合し、これを押圧して推進させるから、雌,雄コネク
タA,Bの嵌合が完結する。カムレバー19の挺子作用によ
り両コネクタA,Bの嵌合を小さい力で行なうことができ
る。
第5図a,bおよび第6図a,bは、それぞれ第4図d,eの状
態に対応する操作板20のロック過程と短絡片25の短絡過
程を示す断面図である。
態に対応する操作板20のロック過程と短絡片25の短絡過
程を示す断面図である。
第5図aにおける雌,雄のコネクタA,Bの中途嵌合状態
から第5図bの完全嵌合状態になる過程で、操作板20の
ロック突起24は、そのテーパ状係合部24aがロックアー
ム8におけるロック部9のテーパ状係合部9aと摺接しつ
ゝ該ロック部9を下方に押し下げ、完全嵌合時にロック
部9を乗り越えてその下部に達して、両コネクタは本係
止(ロック)される。
から第5図bの完全嵌合状態になる過程で、操作板20の
ロック突起24は、そのテーパ状係合部24aがロックアー
ム8におけるロック部9のテーパ状係合部9aと摺接しつ
ゝ該ロック部9を下方に押し下げ、完全嵌合時にロック
部9を乗り越えてその下部に達して、両コネクタは本係
止(ロック)される。
従って、カムレバー19(操作板20)の前記回動操作を中
途でやめると、該レバー19はコイルバネ22の弾発力によ
り第4図cの初期嵌合状態に戻るか、あるいは中途嵌合
の開いた状態に保持される。
途でやめると、該レバー19はコイルバネ22の弾発力によ
り第4図cの初期嵌合状態に戻るか、あるいは中途嵌合
の開いた状態に保持される。
同様にして、第6図bに示されるように、短絡片25は、
両コネクタA,Bの完全な嵌合およびロック状態で短絡用
端子C′と接触し、これによりコネクタの嵌合確認手段
の電気回路(図示せず)が閉成するから、例えば警報ラ
ンプが点灯し、その状態を確認するとことができる。第
6図aの中途嵌合状態にあっては、短絡片25と上記端子
C′の接触はなく、或いは解除されるから、不完全嵌合
を検出することができる。
両コネクタA,Bの完全な嵌合およびロック状態で短絡用
端子C′と接触し、これによりコネクタの嵌合確認手段
の電気回路(図示せず)が閉成するから、例えば警報ラ
ンプが点灯し、その状態を確認するとことができる。第
6図aの中途嵌合状態にあっては、短絡片25と上記端子
C′の接触はなく、或いは解除されるから、不完全嵌合
を検出することができる。
雌、雄のコネクタA,Bの離脱に際しては、第5図bにお
いて、ロックアーム8を指先で手前側に引き倒し、その
ロック部9とロック突起24との係合を解除したのち、カ
ムレバー19を第4図における矢線Pと反対方向に回せば
よい。
いて、ロックアーム8を指先で手前側に引き倒し、その
ロック部9とロック突起24との係合を解除したのち、カ
ムレバー19を第4図における矢線Pと反対方向に回せば
よい。
以上は、雌コネクタAを電子ユニットEに組み込んだ例
について説明したが、独立のコネクタとしてもよいこと
は云うまでもない。また、ピン状の雄端子Cに代えて通
常の電線圧着用の雄端子を使用することができる。
について説明したが、独立のコネクタとしてもよいこと
は云うまでもない。また、ピン状の雄端子Cに代えて通
常の電線圧着用の雄端子を使用することができる。
以上説明したように、本発明の電気コネクタによれば、
一対のコネクタが多極コネクタであってもカムレバーの
挺子作用により小さい力で嵌合および離脱操作を行なう
ことができ、作業性が向上する。
一対のコネクタが多極コネクタであってもカムレバーの
挺子作用により小さい力で嵌合および離脱操作を行なう
ことができ、作業性が向上する。
また、一対のコネクタの嵌合操作とロック操作を同時に
行ない、完全な嵌合およびロック状態を電気的に確認し
得るようにしたので、中途嵌合を防止し、電気的接続の
信頼性を高めることができる。
行ない、完全な嵌合およびロック状態を電気的に確認し
得るようにしたので、中途嵌合を防止し、電気的接続の
信頼性を高めることができる。
第1図は本発明の一実施例を示す電気コネクタの分離状
態の斜視図、 第2図は同上の分解斜視図、 第3図は第1図のIII−III線に沿う断面図、 第4図a〜eはそれぞれカムレバーの作用状態を示す説
明図、 第5図a,bはそれぞれ操作板20と雄コネクタBとのロッ
ク作用を示す断面図、 第6図a,bはそれぞれ短絡片25と短絡用端子C′の接触
過程を示す断面図、 第7図a,bはそれぞれ従来の電気コネクタの分離状態
(a)と嵌合状態(b)を示す断面図である。 A,B……一対のコネクタ、C′……短絡用端子、E……
電子ユニット、6……ピン、8……ロックアーム、9…
…ロック部、17……溝、19……カムレバー、20……操作
板、21……偏心カム溝、21a……嵌合側溝壁、21b……離
脱側溝壁、22……弾性部材、24……ロック突起、25……
短絡片。
態の斜視図、 第2図は同上の分解斜視図、 第3図は第1図のIII−III線に沿う断面図、 第4図a〜eはそれぞれカムレバーの作用状態を示す説
明図、 第5図a,bはそれぞれ操作板20と雄コネクタBとのロッ
ク作用を示す断面図、 第6図a,bはそれぞれ短絡片25と短絡用端子C′の接触
過程を示す断面図、 第7図a,bはそれぞれ従来の電気コネクタの分離状態
(a)と嵌合状態(b)を示す断面図である。 A,B……一対のコネクタ、C′……短絡用端子、E……
電子ユニット、6……ピン、8……ロックアーム、9…
…ロック部、17……溝、19……カムレバー、20……操作
板、21……偏心カム溝、21a……嵌合側溝壁、21b……離
脱側溝壁、22……弾性部材、24……ロック突起、25……
短絡片。
Claims (4)
- 【請求項1】相互に嵌合される一対のコネクタからな
り、一方のコネクタの両側にピンを突設し、他方のコネ
クタの両側にピンが進退する溝を設けると共にカムレバ
ーを回転自在に設け、各カムレバーの先端には前記ピン
と係合してカムレバーの回動により両コネクタの嵌合お
よび離脱を行なわせる偏心カム溝を設けると共に両カム
レバーを連結する操作板を設けてなる電気コネクタであ
って、 前記他方のコネクタには前記操作板を上方に付勢してカ
ムレバーを起立させる弾性部材を設け、前記偏心カム溝
の離脱側溝壁をカムレバーが前記起立位置にあるときに
前記ピンと係合するひろい面として形成したことを特徴
とする低挿抜力電気コネクタ。 - 【請求項2】一方のコネクタに他方のコネクタとの嵌合
終了時において、操作板とのロック可能なロック部が設
けられている請求項1の低挿抜力電気コネクタ。 - 【請求項3】他方のコネクタにおける操作板が短絡片を
備えており、操作板のロック時において該短絡片が該他
方のコネクタに内蔵されたコネクタの嵌合確認手段の電
気回路としての短絡用端子に接触して該回路を短絡させ
る請求項2の低挿抜力電気コネクタ。 - 【請求項4】他方のコネクタが電気機器に組み付けら
れ、該電気機器の壁面が起立位置にある操作板の支持壁
を形成している請求項1ないし3のいずれかの低挿抜力
電気コネクタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2197739A JPH0779030B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 低挿抜力電気コネクタ |
US07/728,504 US5174785A (en) | 1990-07-17 | 1991-07-11 | Low insertion-withdrawal force electric connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2197739A JPH0779030B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 低挿抜力電気コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0487169A JPH0487169A (ja) | 1992-03-19 |
JPH0779030B2 true JPH0779030B2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=16379537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2197739A Expired - Fee Related JPH0779030B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-27 | 低挿抜力電気コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0779030B2 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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