JPH0778568B2 - 光コネクタプラグ - Google Patents
光コネクタプラグInfo
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- JPH0778568B2 JPH0778568B2 JP62059676A JP5967687A JPH0778568B2 JP H0778568 B2 JPH0778568 B2 JP H0778568B2 JP 62059676 A JP62059676 A JP 62059676A JP 5967687 A JP5967687 A JP 5967687A JP H0778568 B2 JPH0778568 B2 JP H0778568B2
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- plug
- ferrule
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- plug frame
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/3833—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
- G02B6/3847—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture with means preventing fibre end damage, e.g. recessed fibre surfaces
-
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- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/381—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres
- G02B6/3825—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres with an intermediate part, e.g. adapter, receptacle, linking two plugs
-
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- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/3873—Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
- G02B6/3874—Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls using tubes, sleeves to align ferrules
-
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- G02B6/24—Coupling light guides
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- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/389—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs characterised by the method of fastening connecting plugs and sockets, e.g. screw- or nut-lock, snap-in, bayonet type
- G02B6/3893—Push-pull type, e.g. snap-in, push-on
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光コネクタに関し、特に装置内部のようにコネ
クタに大きな引っ張り力の加わらない接続領域に用いら
れることが有用な光コネクタプラグに関するものであ
る。
クタに大きな引っ張り力の加わらない接続領域に用いら
れることが有用な光コネクタプラグに関するものであ
る。
(従来の技術) 近年、光通信用の高性能な光コネクタが種々開発されて
きている。
きている。
光コネクタのアダプタとプラグの締結方式には、ねじロ
ック、バイヨネットロック、プッシュオンロック等が用
いられている。プッシュオンロック方式の光コネクタは
プラグ挿抜動作が軸方向のみでよい非回転式なのでねじ
ロック、バイヨネットロックなどに比べて操作空間が小
さく高密度実装に適する。電子通信学会技術報告CS85-1
28「低コスト、高性能プッシュオン光コネクタ」に述べ
られているように、従来のプッシュオンロックの光コネ
クタでは、アダプタのハウジング内に、突起と係止爪と
を有する片持梁状の弾性係止片を備えている。プラグは
フェルールを浮動させて内蔵かるとともに弾性係止片の
係止爪を完全に係止する凹部を有するプラグフレームと
プラグフレームの外面上に摺動可能に装着され、後退に
際し弾性係止片を開いて係止爪と凹部の係止を解除する
ツマミとを備えている。又光ファイバはフェルールに挿
入固定され、光コードのケブラと外被はプラグフレーム
に固定されている。
ック、バイヨネットロック、プッシュオンロック等が用
いられている。プッシュオンロック方式の光コネクタは
プラグ挿抜動作が軸方向のみでよい非回転式なのでねじ
ロック、バイヨネットロックなどに比べて操作空間が小
さく高密度実装に適する。電子通信学会技術報告CS85-1
28「低コスト、高性能プッシュオン光コネクタ」に述べ
られているように、従来のプッシュオンロックの光コネ
クタでは、アダプタのハウジング内に、突起と係止爪と
を有する片持梁状の弾性係止片を備えている。プラグは
フェルールを浮動させて内蔵かるとともに弾性係止片の
係止爪を完全に係止する凹部を有するプラグフレームと
プラグフレームの外面上に摺動可能に装着され、後退に
際し弾性係止片を開いて係止爪と凹部の係止を解除する
ツマミとを備えている。又光ファイバはフェルールに挿
入固定され、光コードのケブラと外被はプラグフレーム
に固定されている。
このような構成になっているので、プラグとアダプタが
締結された状態で光コードが引張られた場合は、引張力
はケブラを通してプラグフレーム、プラグフレームの凹
部、係止爪、弾性係止片、アダプタのハウジングと伝わ
る。このときフェルールはプラグフレーム内で浮動して
いるので、上述の引張力がフェルールに加わることはな
くフェルール同士の結合は保たれる。よって光信号が減
少することもない。
締結された状態で光コードが引張られた場合は、引張力
はケブラを通してプラグフレーム、プラグフレームの凹
部、係止爪、弾性係止片、アダプタのハウジングと伝わ
る。このときフェルールはプラグフレーム内で浮動して
いるので、上述の引張力がフェルールに加わることはな
くフェルール同士の結合は保たれる。よって光信号が減
少することもない。
このようにプッシュオンロックの光コネクタは光コード
に大きな引張力(例えば10kg程度)が加わっても安定な
光接続特性が維持できるようになっている。
に大きな引張力(例えば10kg程度)が加わっても安定な
光接続特性が維持できるようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、光技術の応用拡大に伴い、装置内部でも光コ
ネクタが高密度に実装されるようになると考えられる。
このような領域では上述のようにねじロック、バイヨネ
ットロックなどに比べプッシュオンロック方式が適応し
ている。しかし光コードに大きな引張力が加わることは
ほとんどないので、従来のプッシュオンロック方式の光
コネクタのように大きな引張力に耐えるように設計する
必要はない。したがって、フェルールをプラグフレーム
内で浮動させる従来のプッシュオンロック方式の光コネ
クタは、上述のような適用領域においては部品点数が多
い問題点があった。また、フェルールとプラグフレーム
を分離しているため、フェルールと光ファイバの接着固
定が完了した後に、プラグフレームとケブラ、外被を接
着固定しなければならないため、組立時間が長くなる問
題点があった。
ネクタが高密度に実装されるようになると考えられる。
このような領域では上述のようにねじロック、バイヨネ
ットロックなどに比べプッシュオンロック方式が適応し
ている。しかし光コードに大きな引張力が加わることは
ほとんどないので、従来のプッシュオンロック方式の光
コネクタのように大きな引張力に耐えるように設計する
必要はない。したがって、フェルールをプラグフレーム
内で浮動させる従来のプッシュオンロック方式の光コネ
クタは、上述のような適用領域においては部品点数が多
い問題点があった。また、フェルールとプラグフレーム
を分離しているため、フェルールと光ファイバの接着固
定が完了した後に、プラグフレームとケブラ、外被を接
着固定しなければならないため、組立時間が長くなる問
題点があった。
本発明の目的はこれらの問題点に鑑み、装置内部のよう
にコネクタに大きな引張力が加わらない接続領域に用い
るに適し、しかも部品点数も少なく安価で、組立時間も
短い簡易型の光コネクタプラグを提供することにある。
にコネクタに大きな引張力が加わらない接続領域に用い
るに適し、しかも部品点数も少なく安価で、組立時間も
短い簡易型の光コネクタプラグを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するため、ハウジング内に突
起と係止爪を有する片持梁状の弾性係止片を少なくとも
1個備えたアダプタに挿入される光コネクタプラグにお
いて、フェルール、及び該フェルールと一体成形された
プラグフレームと、前記プラグフレームの外面上に摺動
可能に装着したツマミと、前記プラグフレームと前記ツ
マミとの間に介在し、該フェルールを軸方向先端側に向
かって付勢する一方、該フェルールが前記アダプタに挿
入固定されたとき該ツマミを軸方向後端側に向かって付
勢するバネとを備え、前記ツマミは、前記アダプタへの
挿入に際し前記弾性係止片の突起を外方に押圧して通過
せしめ、挿入固定に際し該ツマミを軸方向先端側に向か
って付勢するよう前記弾性係止片の突起を係止させ、引
抜きに際して前記突起を外方に押圧して通過せしめる斜
面部を有する。
起と係止爪を有する片持梁状の弾性係止片を少なくとも
1個備えたアダプタに挿入される光コネクタプラグにお
いて、フェルール、及び該フェルールと一体成形された
プラグフレームと、前記プラグフレームの外面上に摺動
可能に装着したツマミと、前記プラグフレームと前記ツ
マミとの間に介在し、該フェルールを軸方向先端側に向
かって付勢する一方、該フェルールが前記アダプタに挿
入固定されたとき該ツマミを軸方向後端側に向かって付
勢するバネとを備え、前記ツマミは、前記アダプタへの
挿入に際し前記弾性係止片の突起を外方に押圧して通過
せしめ、挿入固定に際し該ツマミを軸方向先端側に向か
って付勢するよう前記弾性係止片の突起を係止させ、引
抜きに際して前記突起を外方に押圧して通過せしめる斜
面部を有する。
(作用) 本発明によれば、プラグフレームと、フェルールが一体
形成されているので、組立部品点数が少なくなり、プラ
グが安価となる。またフェルールと光ファイバの接着固
定およびプラグフレームと光コードのケブラ、外被との
接着固定が同時にできるので組立時間が短くなる。
形成されているので、組立部品点数が少なくなり、プラ
グが安価となる。またフェルールと光ファイバの接着固
定およびプラグフレームと光コードのケブラ、外被との
接着固定が同時にできるので組立時間が短くなる。
また、プラグフレームはツマミとの間に介在されたバネ
により軸方向先端側に向かって付勢される。フェルール
の接続が完了した後は、このバネの付勢力がツマミを軸
方向後端側に向かって逆方向に付勢する一方、弾性係止
片の突起がツマミの斜面部に当たってツマミを軸方向先
端側に向かって付勢する。従って、この両者の付勢力が
平衡する点でプラグがアダプタに係止され、弾性係止片
の付勢力に抗してプラグをアダプタから引き抜く際に
は、このバネの付勢力が引き抜き方向に作用してスムー
スに引き抜くことができる。
により軸方向先端側に向かって付勢される。フェルール
の接続が完了した後は、このバネの付勢力がツマミを軸
方向後端側に向かって逆方向に付勢する一方、弾性係止
片の突起がツマミの斜面部に当たってツマミを軸方向先
端側に向かって付勢する。従って、この両者の付勢力が
平衡する点でプラグがアダプタに係止され、弾性係止片
の付勢力に抗してプラグをアダプタから引き抜く際に
は、このバネの付勢力が引き抜き方向に作用してスムー
スに引き抜くことができる。
以上の様なアダプタとプラグの係止方法をもつことによ
り、従来のプッシュオン光コネクタと共通のアダプタが
使え、フェルールがプラグフレームに含まれる簡易型で
ありながら、安定な接続特性をもつ光コネクタが実現で
きる。
り、従来のプッシュオン光コネクタと共通のアダプタが
使え、フェルールがプラグフレームに含まれる簡易型で
ありながら、安定な接続特性をもつ光コネクタが実現で
きる。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示し、1はプラグ、2はプ
ラグフレーム、2aはフェルール、2bは突起、2cは凹部、
2dは段部、3はバネ、4はツマミ、4a,4bは突起、4c,4d
は斜面部、5はフード、6は光ファイバ、7は光コード
である。フェルール2aはプラグフレーム2とプラスチッ
クで一体成形されている。プラグフレーム2の外面上に
はツマミ4が前後に摺動可能に装着されている。プラグ
フレーム2の突起2bはツマミ4の前方の突起4aに当り、
プラグフレーム2がツマミ4から抜けないようにしてい
る。プラグフレーム2の段部2dとツマミ4の後方の突起
4bの間にはバネ3があり、プラグフレーム2を前方に押
してフエルール2aに押圧力を加えている。プラグフレー
ム2の突起2bと段部2dの間には凹部2cがある。
ラグフレーム、2aはフェルール、2bは突起、2cは凹部、
2dは段部、3はバネ、4はツマミ、4a,4bは突起、4c,4d
は斜面部、5はフード、6は光ファイバ、7は光コード
である。フェルール2aはプラグフレーム2とプラスチッ
クで一体成形されている。プラグフレーム2の外面上に
はツマミ4が前後に摺動可能に装着されている。プラグ
フレーム2の突起2bはツマミ4の前方の突起4aに当り、
プラグフレーム2がツマミ4から抜けないようにしてい
る。プラグフレーム2の段部2dとツマミ4の後方の突起
4bの間にはバネ3があり、プラグフレーム2を前方に押
してフエルール2aに押圧力を加えている。プラグフレー
ム2の突起2bと段部2dの間には凹部2cがある。
第2図は第1図のツマミをさらに詳しく示す斜視図であ
る。ツマミ4は角筒状の形状を有し、その上下面の前方
寄りにはそれぞれ開口部4eが形成されている。また、上
下面の前方寄りの両側には斜面部4c,4dが形成されてい
る。
る。ツマミ4は角筒状の形状を有し、その上下面の前方
寄りにはそれぞれ開口部4eが形成されている。また、上
下面の前方寄りの両側には斜面部4c,4dが形成されてい
る。
第3図は第1図に示したプラグを2個両側からアダプタ
に挿入して結合した光コネクタの断面図を示す。第3図
において8はアダプタ、9はハウジング、9aはハウジン
グ9内を上下方向に延びる支持部材、10は弾性係止片、
11は整列スリーブで、弾性係止片10は支持部材9aの上部
及び下部の両側に片持梁状に設けられ、また整列スリー
ブ11は支持部材9aの中央を貫通する如く設けられてい
る。θは斜面部4dの傾斜角度である。又本実施例に用い
るアダプタは従来のプッシュオン光コネクタに用いられ
るものと同じである。
に挿入して結合した光コネクタの断面図を示す。第3図
において8はアダプタ、9はハウジング、9aはハウジン
グ9内を上下方向に延びる支持部材、10は弾性係止片、
11は整列スリーブで、弾性係止片10は支持部材9aの上部
及び下部の両側に片持梁状に設けられ、また整列スリー
ブ11は支持部材9aの中央を貫通する如く設けられてい
る。θは斜面部4dの傾斜角度である。又本実施例に用い
るアダプタは従来のプッシュオン光コネクタに用いられ
るものと同じである。
第4図は第3図のアダプタ8の弾性係止片10をより詳し
く示す斜視図である。弾性係止片10の先端部には係止爪
10bと、両側方に突出する突起10aが形成されている。
く示す斜視図である。弾性係止片10の先端部には係止爪
10bと、両側方に突出する突起10aが形成されている。
本実施例の光コネクタのプラグを組立てるには、まず光
ファイバ6をフェルール2aに、光コード7のケブラと外
被をプラグフレーム2に同時に接着固定し、フェルール
2aの端面を鏡面に研磨する。プラグフレーム2の後端か
らバネ3,ツマミ4の順にプラグフレーム2に押し込み、
ツマミ4の突起4aの斜め部分がプラグフレーム2の段部
2dと突起2bを乗り越えて、ツマミ4がプラグフレーム2
に装着される。最後に、プラグフレーム2の後端にゴム
フード5を取り付ける。
ファイバ6をフェルール2aに、光コード7のケブラと外
被をプラグフレーム2に同時に接着固定し、フェルール
2aの端面を鏡面に研磨する。プラグフレーム2の後端か
らバネ3,ツマミ4の順にプラグフレーム2に押し込み、
ツマミ4の突起4aの斜め部分がプラグフレーム2の段部
2dと突起2bを乗り越えて、ツマミ4がプラグフレーム2
に装着される。最後に、プラグフレーム2の後端にゴム
フード5を取り付ける。
次に動作について説明する アダプタ8にプラグ1を挿入するときは、ツマミ4をも
ってプラグ1を前進させる。これにより、弾性係止片10
の突起10aがツマミ4の斜面部4cに沿って登り、弾性係
止片10が開かれて、プラグ1がアダプタ8に挿入され
る。さらに挿入すると、突起10aはツマミ4の斜面部4d
を下り、途中の一点で係止される。
ってプラグ1を前進させる。これにより、弾性係止片10
の突起10aがツマミ4の斜面部4cに沿って登り、弾性係
止片10が開かれて、プラグ1がアダプタ8に挿入され
る。さらに挿入すると、突起10aはツマミ4の斜面部4d
を下り、途中の一点で係止される。
第3図はこの状態を示している。この係止点はバネ3に
よってツマミ4を後方に押す力と、弾性係止片10のたわ
みによって突起10a,斜面部4dを介してツマミ4を前方に
押す力とが平衡する点である。
よってツマミ4を後方に押す力と、弾性係止片10のたわ
みによって突起10a,斜面部4dを介してツマミ4を前方に
押す力とが平衡する点である。
アダプタ8からプラグ1を引抜くときは、ツマミ4をも
ってプラグ1を後退させると弾性係止片10の突起10aは
斜面部4dに沿って登り、弾性係止片10が開かれてプラグ
1がアダプタ8から抜ける。
ってプラグ1を後退させると弾性係止片10の突起10aは
斜面部4dに沿って登り、弾性係止片10が開かれてプラグ
1がアダプタ8から抜ける。
ここで斜面部4dの傾斜角度θは、大きいほど、すなわち
傾斜が急なほど弾性係止片10のたわみによって斜面部4
d,ツマミ4に加わる力は大きくなる。しかし傾斜角度θ
が大きくなるとプラグを引抜くときの引抜き力も大きく
なる。例えばθ=90°では完全に係止された状態となり
抜けなくなる。したがって、傾斜角度θは弾性係止片10
のたわみによってプラグフレーム2に加わる力がバネの
反発力(例えば1kg程度)より若干大きくなるように選
ぶことが望ましい。これによりアダプタとプラグの締結
が維持される。なお弾性係止片10のたわみによってプラ
グフレーム2に加わる力は、周知の片持梁のたわみを表
わす式から容易に求められる。以下、弾性係止片のたわ
みによってプラグフレームに加わる力の計算例を示す。
傾斜が急なほど弾性係止片10のたわみによって斜面部4
d,ツマミ4に加わる力は大きくなる。しかし傾斜角度θ
が大きくなるとプラグを引抜くときの引抜き力も大きく
なる。例えばθ=90°では完全に係止された状態となり
抜けなくなる。したがって、傾斜角度θは弾性係止片10
のたわみによってプラグフレーム2に加わる力がバネの
反発力(例えば1kg程度)より若干大きくなるように選
ぶことが望ましい。これによりアダプタとプラグの締結
が維持される。なお弾性係止片10のたわみによってプラ
グフレーム2に加わる力は、周知の片持梁のたわみを表
わす式から容易に求められる。以下、弾性係止片のたわ
みによってプラグフレームに加わる力の計算例を示す。
片持梁状の弾性係止片10のたわみによってプラグフレー
ム2に加わる力fは次式で与えられる。
ム2に加わる力fは次式で与えられる。
第5図(a)はツマミ4に弾性係止片10が係止されてい
る状態を示す説明図、第5図(b)は弾性係止片10の断
面を示す図である。第5図(a)(b)に示すように弾
性係止片10について、ωはたわみ量、Eはヤング率、a
は幅、tは厚さ、またlは弾性係止片10の根元から突起
10aが斜面部4dと接触する点までの長さである。θはツ
マミ4の斜面部4dの傾斜角度、μは弾性係止片10の突起
10aとツマミ4の斜面部4dとの摩擦係数である。係数の
2は1プラグ当り弾性係止片が2個係止することによ
る。
る状態を示す説明図、第5図(b)は弾性係止片10の断
面を示す図である。第5図(a)(b)に示すように弾
性係止片10について、ωはたわみ量、Eはヤング率、a
は幅、tは厚さ、またlは弾性係止片10の根元から突起
10aが斜面部4dと接触する点までの長さである。θはツ
マミ4の斜面部4dの傾斜角度、μは弾性係止片10の突起
10aとツマミ4の斜面部4dとの摩擦係数である。係数の
2は1プラグ当り弾性係止片が2個係止することによ
る。
一例として、ω=0.75mm、E=200kg/mm2、a=4mm、t
=0.9mm、l=5.8mm、θ=60°、μ=0.14とすると、f
=2.7kgが得られる。又、弾性係止片10の材質、形状に
より、ほとんどたわみがない状態でも上述の1kg程度以
上の力fを得ることができる。
=0.9mm、l=5.8mm、θ=60°、μ=0.14とすると、f
=2.7kgが得られる。又、弾性係止片10の材質、形状に
より、ほとんどたわみがない状態でも上述の1kg程度以
上の力fを得ることができる。
一方、光コードに引張力が加わったときは引張力がバネ
3の反発力(例えば1kg程度)以下と小さければプラグ
フレーム2は後退することはないので、アダプタとプラ
グの締結は維持されるとともにプラグフレーム2に一体
化されたフェルール2aも後退することはないので光接続
特性も安定に維持される。
3の反発力(例えば1kg程度)以下と小さければプラグ
フレーム2は後退することはないので、アダプタとプラ
グの締結は維持されるとともにプラグフレーム2に一体
化されたフェルール2aも後退することはないので光接続
特性も安定に維持される。
バネ3の反発力より大きな力が加わったときはプラグフ
レーム2は後退するが、プラグフレーム2の突起2bが弾
性係止片10の係止爪10bで係止され、第3図に示した微
少距離dしか後退しない。このとき結合している他方の
プラグフレーム2が前進するので、バネ3が伸縮する時
間に相当する数ms以下の極めて短時間の瞬断を生じるの
で、その後は安定した光接続特性が維持される。
レーム2は後退するが、プラグフレーム2の突起2bが弾
性係止片10の係止爪10bで係止され、第3図に示した微
少距離dしか後退しない。このとき結合している他方の
プラグフレーム2が前進するので、バネ3が伸縮する時
間に相当する数ms以下の極めて短時間の瞬断を生じるの
で、その後は安定した光接続特性が維持される。
なお、第1図の実施例のプラグフレーム2ではフェルー
ル2aはプラグフレーム2と同一のプラスチック材料で一
体成形されている場合を示したが、フェルール2aが別の
材料からなり、プラグフレーム2と一体化されていても
よい。
ル2aはプラグフレーム2と同一のプラスチック材料で一
体成形されている場合を示したが、フェルール2aが別の
材料からなり、プラグフレーム2と一体化されていても
よい。
第6図は第2の実施例を示しており、この実施例では、
プラグフレーム2がセラミックフェルール2eとプラスチ
ック製のプラグフレーム基部2fとからなり、互いに一体
化されている。このようなプラグフレーム2は周知のセ
ラミックフェルール2eを、インサートモールドにより成
形時にプラグフレーム基部2fと一体成形するか、または
セラミックフェルール2eをプラグフレーム基部2fに挿入
し、接着剤で固定して作成する。またセラミックフェル
ール2eは周知のセラミックキャピラリ形フェルール等を
用いてもよい。
プラグフレーム2がセラミックフェルール2eとプラスチ
ック製のプラグフレーム基部2fとからなり、互いに一体
化されている。このようなプラグフレーム2は周知のセ
ラミックフェルール2eを、インサートモールドにより成
形時にプラグフレーム基部2fと一体成形するか、または
セラミックフェルール2eをプラグフレーム基部2fに挿入
し、接着剤で固定して作成する。またセラミックフェル
ール2eは周知のセラミックキャピラリ形フェルール等を
用いてもよい。
第6図のフェルール2eが別の材料からなるプラグフレー
ム2を用いた実施例によれば、一般にプラスチックフェ
ルールに比べてセラミックフェルールやセラミックキャ
ピラリ形フェルールでは、穴径、外径、偏心等の寸法精
度がより高いフェルールができるので、本発明の光コネ
クタプラグの適用領域がさらに広くなる。
ム2を用いた実施例によれば、一般にプラスチックフェ
ルールに比べてセラミックフェルールやセラミックキャ
ピラリ形フェルールでは、穴径、外径、偏心等の寸法精
度がより高いフェルールができるので、本発明の光コネ
クタプラグの適用領域がさらに広くなる。
なお、本実施例に示すように本発明の光コネクタプラグ
が挿入されるアダプタは従来のプッシュオン光コネクタ
に用いられるアダプタと同じものでよい。
が挿入されるアダプタは従来のプッシュオン光コネクタ
に用いられるアダプタと同じものでよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の光コネクタプラグではフ
ェルールとプラグフレームとが一体成形されており、し
かも、プラグフレームとツマミの間に介在したバネによ
り、フェルールの軸方向に押圧力を加えるようにしたも
のであり、部品点数を少なくするとともに、光コードへ
の引張力がバネの反発力以下であれば安定な光接続特性
が維持できるようになっている。また引張力がバネの反
発力以上であっても、瞬断が生じるのみでその後は安定
な光接続特性が維持できる。したがって、一体化により
プラグが安価になるとともに光ファイバとフェルールの
接着固定および光コードのケブラ、外被とプラグフレー
ムとの接着固定が同時に行なえるので組立時間が短くな
る利点がある。更に、バネの付勢力と弾性係止片の付勢
力が平衡する点でプラグがアダプタに係止され、弾性係
止片の付勢力に抗してプラグをアダプタから引き抜く際
には、このバネの付勢力が引き抜き方向に作用してスム
ースに引き抜くことができる。
ェルールとプラグフレームとが一体成形されており、し
かも、プラグフレームとツマミの間に介在したバネによ
り、フェルールの軸方向に押圧力を加えるようにしたも
のであり、部品点数を少なくするとともに、光コードへ
の引張力がバネの反発力以下であれば安定な光接続特性
が維持できるようになっている。また引張力がバネの反
発力以上であっても、瞬断が生じるのみでその後は安定
な光接続特性が維持できる。したがって、一体化により
プラグが安価になるとともに光ファイバとフェルールの
接着固定および光コードのケブラ、外被とプラグフレー
ムとの接着固定が同時に行なえるので組立時間が短くな
る利点がある。更に、バネの付勢力と弾性係止片の付勢
力が平衡する点でプラグがアダプタに係止され、弾性係
止片の付勢力に抗してプラグをアダプタから引き抜く際
には、このバネの付勢力が引き抜き方向に作用してスム
ースに引き抜くことができる。
第1図は、本発明の一実施例に示すプラグの断面図、第
2図は、第1図のツマミの詳細を示す斜視図、第3図
は、第1図に示したプラグを2個両側からアダプタに挿
入した状態を示す断面図、第4図は、第3図のアダプタ
の弾性係止片の要部を示す斜視図、第5図(a)は、ツ
マミに弾性係止片10が係止されている状態の説明図、第
5図(b)は弾性係止片10の断面図、第6図は本発明の
他の実施例を示すプラグの断面図である。 1……プラグ、2……プラグフレーム、2a,2e……フェ
ルール、2b……突起、2c……凹部、2d……段部、2f……
プラグフレーム基部、3……バネ、4……ツマミ、4a,4
b……突起、4c,4d……斜面部、4e……開口部、5……フ
ード、6……光ファイバ、7……光コード、8……アダ
プタ、9……ハウジング、10……弾性係止片、10a……
突起、10b……係止爪、11……整列スリーブ。
2図は、第1図のツマミの詳細を示す斜視図、第3図
は、第1図に示したプラグを2個両側からアダプタに挿
入した状態を示す断面図、第4図は、第3図のアダプタ
の弾性係止片の要部を示す斜視図、第5図(a)は、ツ
マミに弾性係止片10が係止されている状態の説明図、第
5図(b)は弾性係止片10の断面図、第6図は本発明の
他の実施例を示すプラグの断面図である。 1……プラグ、2……プラグフレーム、2a,2e……フェ
ルール、2b……突起、2c……凹部、2d……段部、2f……
プラグフレーム基部、3……バネ、4……ツマミ、4a,4
b……突起、4c,4d……斜面部、4e……開口部、5……フ
ード、6……光ファイバ、7……光コード、8……アダ
プタ、9……ハウジング、10……弾性係止片、10a……
突起、10b……係止爪、11……整列スリーブ。
Claims (3)
- 【請求項1】ハウジング内に突起と係止爪とを有する片
持梁状の弾性係止片を少なくとも1個備えたアダプタに
挿入される光コネクタプラグにおいて、 フェルール、及び該フェルールと一体成形されたプラグ
フレームと、 前記プラグフレームの外面上に摺動可能に装着したツマ
ミと、 前記プラグフレームと前記ツマミとの間に介在し、該フ
ェルールを軸方向先端側に向かって付勢する一方、該フ
ェルールが前記アダプタに挿入固定されたとき該ツマミ
を軸方向後端側に向かって付勢するバネとを備え、 前記ツマミは、前記アダプタへの挿入に際し前記弾性係
止片の突起を外方に押圧して通過せしめ、挿入固定に際
し該ツマミを軸方向先端側に向かって付勢するよう前記
弾性係止片の突起を係止させ、引抜きに際して前記突起
を外方に押圧して通過せしめる斜面部を有する、 ことを特徴とする光コネクタプラグ。 - 【請求項2】前記フェルールがプラグフレーム基部と異
なる材料で形成され、かつ前記プラグフレーム基部に一
体化されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の光コネクタプラグ。 - 【請求項3】前記フェルールがジルコニア等のセラミッ
クで形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第
2項記載の光コネクタプラグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62059676A JPH0778568B2 (ja) | 1987-02-09 | 1987-03-14 | 光コネクタプラグ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62-27863 | 1987-02-09 | ||
JP2786387 | 1987-02-09 | ||
JP62059676A JPH0778568B2 (ja) | 1987-02-09 | 1987-03-14 | 光コネクタプラグ |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS64506A JPS64506A (en) | 1989-01-05 |
JPH01506A JPH01506A (ja) | 1989-01-05 |
JPH0778568B2 true JPH0778568B2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=26365849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62059676A Expired - Lifetime JPH0778568B2 (ja) | 1987-02-09 | 1987-03-14 | 光コネクタプラグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0778568B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2663755B1 (fr) * | 1990-06-21 | 1992-09-18 | Radiall Sa | Connecteur pour fibres optiques a verrouillage et deverrouillage rapides. |
US5436995A (en) * | 1993-05-14 | 1995-07-25 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Optical fiber connector unit and optical fiber connector |
CN109525189B (zh) * | 2017-09-20 | 2024-11-12 | 上海太阳能工程技术研究中心有限公司 | 一种光伏组件边框接地装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6278507A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-10 | Nec Corp | 光コネクタ |
-
1987
- 1987-03-14 JP JP62059676A patent/JPH0778568B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS64506A (en) | 1989-01-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |