JPH0778548B2 - 大径の冷却材案内管を有する核燃料集合体 - Google Patents
大径の冷却材案内管を有する核燃料集合体Info
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- JPH0778548B2 JPH0778548B2 JP61299103A JP29910386A JPH0778548B2 JP H0778548 B2 JPH0778548 B2 JP H0778548B2 JP 61299103 A JP61299103 A JP 61299103A JP 29910386 A JP29910386 A JP 29910386A JP H0778548 B2 JPH0778548 B2 JP H0778548B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C3/00—Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
- G21C3/30—Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
- G21C3/32—Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
- G21C3/322—Means to influence the coolant flow through or around the bundles
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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Description
【発明の詳細な説明】 背景 公知の型式の動力用原子炉、たとえば米国イリノイ州シ
カゴ近郊のドレスデン(Dresden)原子力発電所で使用
している沸騰水型原子炉(Boiling Water Reactor,BW
R)では、原子炉の炉心は、多数の燃料集合体を互に間
隔をあけて持続核分裂反応を可能にする配列に並べた構
成となっている。炉心は圧力容器に入れられ、圧力容器
中で炉心は、冷却材と中性子減速材の両方の役目を果た
す作動流体、たとえば軽水中に沈められている。各燃料
集合体は、適当な燃料材料、たとえば酸化ウランまたは
酸化プルトニウムを含み、上部タイプレートと下部タイ
プレートとの間に支持された細長い被覆燃料要素または
燃料棒の配列を、通常は断面がほぼ正方形である着脱可
能な管状流れチャンネルで囲んでいる。燃料集合体は圧
力容器内で、上部炉心グリッドと下部炉心支持体の間に
互に間隔をおいた配列で支持されている。各燃料集合体
の下部タイプレートにはノーズピースが形成され、この
ノーズピースが支持ソケットに嵌まって加圧冷却材供給
室と連通している。ノーズピースには開口が形成され、
加圧冷却材はこの開口を通り、燃料集合体流れチャンネ
ルを通って上向きに流れ、燃料要素から熱を奪う。この
型式の代表的な燃料集合体が、たとえばスミス(B.A.Sm
ith)らの米国特許第3,689,358号に示されている。燃料
要素または燃料棒の例が米国特許第3,378,458号に示さ
れている。
カゴ近郊のドレスデン(Dresden)原子力発電所で使用
している沸騰水型原子炉(Boiling Water Reactor,BW
R)では、原子炉の炉心は、多数の燃料集合体を互に間
隔をあけて持続核分裂反応を可能にする配列に並べた構
成となっている。炉心は圧力容器に入れられ、圧力容器
中で炉心は、冷却材と中性子減速材の両方の役目を果た
す作動流体、たとえば軽水中に沈められている。各燃料
集合体は、適当な燃料材料、たとえば酸化ウランまたは
酸化プルトニウムを含み、上部タイプレートと下部タイ
プレートとの間に支持された細長い被覆燃料要素または
燃料棒の配列を、通常は断面がほぼ正方形である着脱可
能な管状流れチャンネルで囲んでいる。燃料集合体は圧
力容器内で、上部炉心グリッドと下部炉心支持体の間に
互に間隔をおいた配列で支持されている。各燃料集合体
の下部タイプレートにはノーズピースが形成され、この
ノーズピースが支持ソケットに嵌まって加圧冷却材供給
室と連通している。ノーズピースには開口が形成され、
加圧冷却材はこの開口を通り、燃料集合体流れチャンネ
ルを通って上向きに流れ、燃料要素から熱を奪う。この
型式の代表的な燃料集合体が、たとえばスミス(B.A.Sm
ith)らの米国特許第3,689,358号に示されている。燃料
要素または燃料棒の例が米国特許第3,378,458号に示さ
れている。
動力用原子炉についての詳しい情報は、たとえば「原子
力工学(Nuclear Power Engineering)」M.Mエルワキル
(El−Wakil)、マグローヒル・ブック・カンパニー・
インコーポレーテッド(McGraw−Hill Book Company In
c.)、1962年に見られる。
力工学(Nuclear Power Engineering)」M.Mエルワキル
(El−Wakil)、マグローヒル・ブック・カンパニー・
インコーポレーテッド(McGraw−Hill Book Company In
c.)、1962年に見られる。
代表的な燃料集合体はたとえば、上部タイプレートと下
部タイプレートとの間に支持され、間隔をおいて配置さ
れた燃料棒の配列によって形成され、燃料棒は長さ数フ
ィート、直径1/2インチ程度で、互いに数分の1インチ
の間隔に離されている。燃料棒を通過する冷却材の流れ
を適切なものとするには、燃料棒を一定の互に間隔をお
いた関係に保ち、原子炉の運転中に燃料棒が湾曲したり
振動したりするのを防止することが重要である。この目
的のために、複数の燃料棒スペーサが燃料集合体の長さ
に沿って間隔をあけて配置されている。このようなスペ
ーサがたとえば、マツナー(B.Matzner)らの米国特許
第4,508,679号に示されている。
部タイプレートとの間に支持され、間隔をおいて配置さ
れた燃料棒の配列によって形成され、燃料棒は長さ数フ
ィート、直径1/2インチ程度で、互いに数分の1インチ
の間隔に離されている。燃料棒を通過する冷却材の流れ
を適切なものとするには、燃料棒を一定の互に間隔をお
いた関係に保ち、原子炉の運転中に燃料棒が湾曲したり
振動したりするのを防止することが重要である。この目
的のために、複数の燃料棒スペーサが燃料集合体の長さ
に沿って間隔をあけて配置されている。このようなスペ
ーサがたとえば、マツナー(B.Matzner)らの米国特許
第4,508,679号に示されている。
代表的なBWRでは燃料集合体がたとえばフリッツ(J.R.F
ritz)らの米国特許第3,802,995号に示されているよう
に、互に間隔をあけて配置されている。この結果、燃料
集合体の間には、相対的に低温の水減速材の充填された
隙間、すなわち流路が残される。したがって、燃料集合
体の周囲の燃料棒は燃料の核分裂をおこしやすい相対的
に熱エネルギーの小さな中性子に暴露され、一方燃料集
合体の内側領域の燃料棒は熱エネルギのもっと高い中性
子に暴露される。
ritz)らの米国特許第3,802,995号に示されているよう
に、互に間隔をあけて配置されている。この結果、燃料
集合体の間には、相対的に低温の水減速材の充填された
隙間、すなわち流路が残される。したがって、燃料集合
体の周囲の燃料棒は燃料の核分裂をおこしやすい相対的
に熱エネルギーの小さな中性子に暴露され、一方燃料集
合体の内側領域の燃料棒は熱エネルギのもっと高い中性
子に暴露される。
またBWRの炉心の上部での沸騰は、燃料集合体の上部領
域での中性子の減速を低減させる。
域での中性子の減速を低減させる。
周囲の燃料棒は、相対的に多量の低エネルギ熱中性子に
暴露されるので、内側領域の燃料棒より相対的に大きな
出力を生成し、したがって熱流束が高くなる傾向があ
る。周囲の燃料棒の冷却と燃料集合体を通過する水流の
混合を助長するために、燃料棒スペーサの周囲支持バン
ドに、内向きに曲がった流れ偏向タブを設けることがで
きる。このようなベーンは、たとえばクリーガン(R.J.
Creagan)らの米国特許第4,061,536号に示されている。
暴露されるので、内側領域の燃料棒より相対的に大きな
出力を生成し、したがって熱流束が高くなる傾向があ
る。周囲の燃料棒の冷却と燃料集合体を通過する水流の
混合を助長するために、燃料棒スペーサの周囲支持バン
ドに、内向きに曲がった流れ偏向タブを設けることがで
きる。このようなベーンは、たとえばクリーガン(R.J.
Creagan)らの米国特許第4,061,536号に示されている。
不均等な減速材対燃料比は、たとえばアンターマイヤー
(S.Untermyer)の米国特許第2,998,367号に説明されて
いるように、燃料集合体の下部(気泡のない)領域にし
か延在しない「短縮」(part−length)燃料棒を使用す
ることによって軽減することができる。
(S.Untermyer)の米国特許第2,998,367号に説明されて
いるように、燃料集合体の下部(気泡のない)領域にし
か延在しない「短縮」(part−length)燃料棒を使用す
ることによって軽減することができる。
各燃料集合体を取り囲む水路に帰因する不均等な中性子
減速と炉心の上部領域での沸騰を軽減するために、1個
以上の燃料棒のかわりに、気泡のない水を燃料集合体の
上部領域まで運搬する水案内管を設けることができる。
このような構造はたとえば、前掲の米国特許第3,802,99
5号およびダンラップ(T.G.Dunlap)らの米国特許第4,4
20,458号に開示されている。これら両特許では、水管の
直径は燃料棒の直径とほぼ同じである。
減速と炉心の上部領域での沸騰を軽減するために、1個
以上の燃料棒のかわりに、気泡のない水を燃料集合体の
上部領域まで運搬する水案内管を設けることができる。
このような構造はたとえば、前掲の米国特許第3,802,99
5号およびダンラップ(T.G.Dunlap)らの米国特許第4,4
20,458号に開示されている。これら両特許では、水管の
直径は燃料棒の直径とほぼ同じである。
大径水管(たとえば4本の燃料棒に置き代わるもの)を
使用する考えも公知でたとえばウェスト(J.M.West)ら
の米国特許第3,132,076号(第5図)およびフレディン
(B.Fredin)の米国特許第3,808,098号に示されてい
る。
使用する考えも公知でたとえばウェスト(J.M.West)ら
の米国特許第3,132,076号(第5図)およびフレディン
(B.Fredin)の米国特許第3,808,098号に示されてい
る。
しかしこのような大径水管の使用によって、従来技術で
は未処理の解決もされていない問題が生じる。このよう
な大径水管はその性質上(小径の燃料棒と比べて)極め
て堅固である。したがってこのような大径水管を下部タ
イプレートに固着すると、大径水管は燃料棒スペーサの
通路を通って燃料集合体を横切る比較的堅固な部材とな
る。
は未処理の解決もされていない問題が生じる。このよう
な大径水管はその性質上(小径の燃料棒と比べて)極め
て堅固である。したがってこのような大径水管を下部タ
イプレートに固着すると、大径水管は燃料棒スペーサの
通路を通って燃料集合体を横切る比較的堅固な部材とな
る。
燃料集合体に地震の際のような横方向の荷重がかかる
と、一般に、燃料集合体の下部タイプレートとノーズピ
ースはその支持ソケットに着座したまゝだが、燃料集合
体の上部は横方向のずれをこうむると仮定される。この
ような場合、比較的固い大径水管によって、燃料棒スペ
ーサにスペーサ(特に最も下のスペーサ)の能力を超え
た横方向の荷重がかかる。
と、一般に、燃料集合体の下部タイプレートとノーズピ
ースはその支持ソケットに着座したまゝだが、燃料集合
体の上部は横方向のずれをこうむると仮定される。この
ような場合、比較的固い大径水管によって、燃料棒スペ
ーサにスペーサ(特に最も下のスペーサ)の能力を超え
た横方向の荷重がかかる。
本発明の目的は、核燃料集合体に大径水管を使用する実
用的な構造物を提供することにある。
用的な構造物を提供することにある。
別の目的は、中性子の減速を均等にし、熱伝達を改善
し、冷却材の圧力降下を低減させる優れた核燃料集合体
である。
し、冷却材の圧力降下を低減させる優れた核燃料集合体
である。
さらに別の目的は、燃料棒スペーサに過剰な横方向の荷
重がかかるのを防止する大径水管装着構造物である。
重がかかるのを防止する大径水管装着構造物である。
概要 本発明のこれらの、そして他の目的は、燃料集合体の下
部タイプレートに大径水管を装着するための、細長く比
較的可撓性の大径水管装着部材を使用することによって
達成される。この装着部材を設けることで、燃料棒スペ
ーサに過剰な力をかけることなく、大径水管の上端の横
方向のずれが許容される。大径水管には各スペーサの上
下で半径方向に突出するラグを取り付けて、スペーサを
その軸線方向位置に保つ。
部タイプレートに大径水管を装着するための、細長く比
較的可撓性の大径水管装着部材を使用することによって
達成される。この装着部材を設けることで、燃料棒スペ
ーサに過剰な力をかけることなく、大径水管の上端の横
方向のずれが許容される。大径水管には各スペーサの上
下で半径方向に突出するラグを取り付けて、スペーサを
その軸線方向位置に保つ。
一実施の態様では、装着部材の下端が下部タイプレート
に固定され、大径水管が燃料領域の頂部または頂部付近
で終端し、上部タイプレートの大径水管より上の領域が
開放領域となって冷却材の圧力降下を低減している。
に固定され、大径水管が燃料領域の頂部または頂部付近
で終端し、上部タイプレートの大径水管より上の領域が
開放領域となって冷却材の圧力降下を低減している。
別の実施の態様では、大径水管が上部タイプレートと下
部タイプレートとの間に支持される。この実施の態様の
可撓性装着部材は管形状で燃料集合体の底部付近に開口
を有し、サブクールされた水がこれらの開口から取り入
れられ大径水管内を上向きに流れ、大径水管は燃料領域
の頂部または頂部付近に水の流出開口を有する。大径水
管の頂部に取り付けられた小径の上部支持部材、すなわ
ち延長部は、上部タイプレートの支持空所に係合する。
部タイプレートとの間に支持される。この実施の態様の
可撓性装着部材は管形状で燃料集合体の底部付近に開口
を有し、サブクールされた水がこれらの開口から取り入
れられ大径水管内を上向きに流れ、大径水管は燃料領域
の頂部または頂部付近に水の流出開口を有する。大径水
管の頂部に取り付けられた小径の上部支持部材、すなわ
ち延長部は、上部タイプレートの支持空所に係合する。
他の特徴には、冷却材の圧力降下を小さくするためにフ
ェルール型の燃料棒スペーサを使用すること、冷却材を
混合し周囲の燃料棒の表面からの熱伝達を改善するため
にスペーサの周囲支持バンドに冷却材の流れ偏向タブを
設けること。そして減速材対燃料比を均等にし燃料集合
体を通過する際の冷却材の圧力降下を小さくする短縮燃
料棒を用いることが挙げられる。
ェルール型の燃料棒スペーサを使用すること、冷却材を
混合し周囲の燃料棒の表面からの熱伝達を改善するため
にスペーサの周囲支持バンドに冷却材の流れ偏向タブを
設けること。そして減速材対燃料比を均等にし燃料集合
体を通過する際の冷却材の圧力降下を小さくする短縮燃
料棒を用いることが挙げられる。
具体的構成 第1図に示すように、燃料集合体21は、複数体の燃料棒
22が互に間隔をあけて上部タイプレート23と下部タイプ
レート24との間に支持された構成である。(具体的には
8×8の配列であるが、図示の都合上、そのうち数本の
燃料棒22のみを示してある。)燃料棒22は複数の燃料棒
スペーサ26(第1図にはそのうち1つだけを示す)を貫
通し、燃料棒スペーサ26は細長い燃料棒22を互に間隔を
あけて保持するとともに横方向の振動を防止する中間支
持部をなす。
22が互に間隔をあけて上部タイプレート23と下部タイプ
レート24との間に支持された構成である。(具体的には
8×8の配列であるが、図示の都合上、そのうち数本の
燃料棒22のみを示してある。)燃料棒22は複数の燃料棒
スペーサ26(第1図にはそのうち1つだけを示す)を貫
通し、燃料棒スペーサ26は細長い燃料棒22を互に間隔を
あけて保持するとともに横方向の振動を防止する中間支
持部をなす。
各燃料棒22は、核燃料27のカラムの入った細長い管から
形成されている。燃料棒の上端のプレナム内には、ばね
25が入っていて、燃料カラムを所定位置に保っている。
燃料棒22は上部端栓28と下部端栓29とでシールされてい
る。下部端栓29には、下部タイプレート24の空所31への
心合わせと支持の目的でテーパ部が設けられている。上
部端栓28には延長部32が形成され、その上端が上部タイ
プレート23の支持空所内に嵌まる。
形成されている。燃料棒の上端のプレナム内には、ばね
25が入っていて、燃料カラムを所定位置に保っている。
燃料棒22は上部端栓28と下部端栓29とでシールされてい
る。下部端栓29には、下部タイプレート24の空所31への
心合わせと支持の目的でテーパ部が設けられている。上
部端栓28には延長部32が形成され、その上端が上部タイ
プレート23の支持空所内に嵌まる。
下部タイプレート24の支持空所31の数個(たとえば周囲
の空所から選んだ空所)にはねじが切ってあり、ねじ切
りした端栓シャンク29′を有するタイ燃料棒22′の端栓
を受けとめる。これらの同じ燃料棒の端栓28の延長部3
2′は細長くなって上部タイプレート23の空所を貫通
し、やはりねじが切ってあり止めナット33が嵌ってい
る。延長部32の上端栓28と上部タイプレート23の間には
伸縮ばね34が嵌まっている。このようにして、上部およ
び下部タイプレートと燃料棒を一体構造に形成する。
の空所から選んだ空所)にはねじが切ってあり、ねじ切
りした端栓シャンク29′を有するタイ燃料棒22′の端栓
を受けとめる。これらの同じ燃料棒の端栓28の延長部3
2′は細長くなって上部タイプレート23の空所を貫通
し、やはりねじが切ってあり止めナット33が嵌ってい
る。延長部32の上端栓28と上部タイプレート23の間には
伸縮ばね34が嵌まっている。このようにして、上部およ
び下部タイプレートと燃料棒を一体構造に形成する。
燃料集合体21はさらに両端の開口した薄壁の管状流路チ
ャンネル36を備え、このチャンネル36は断面が実質的に
正方形で、上部タイプレート23および下部タイプレート
24とスペーサ26の外側に滑り嵌めできる寸法としてあ
り、したがってチャンネル36は容易に着脱できる。チャ
ンネル36の頂部の隅に固定したタブ37を介して、チャン
ネル36が上部タイプレート23の支柱38にねじ39で締結さ
れる。チャンネル36が下部タイプレート24に固定されて
いないので、燃料集合体21の上端が動いたときに、チャ
ンネル36の上端は下部タイプレート24に関して自由に動
く。
ャンネル36を備え、このチャンネル36は断面が実質的に
正方形で、上部タイプレート23および下部タイプレート
24とスペーサ26の外側に滑り嵌めできる寸法としてあ
り、したがってチャンネル36は容易に着脱できる。チャ
ンネル36の頂部の隅に固定したタブ37を介して、チャン
ネル36が上部タイプレート23の支柱38にねじ39で締結さ
れる。チャンネル36が下部タイプレート24に固定されて
いないので、燃料集合体21の上端が動いたときに、チャ
ンネル36の上端は下部タイプレート24に関して自由に動
く。
下部タイプレート24には下向きに延在するノーズピース
41が形成され、ノーズピース41は先細形状で燃料集合体
支持ソケット(図示せず)に係合する。ノーズピース41
の下端には(冷却材/減速材としての)加圧水が流入す
る開口42が形成してあるので、加圧水が燃料棒の間を上
向きに流れる。
41が形成され、ノーズピース41は先細形状で燃料集合体
支持ソケット(図示せず)に係合する。ノーズピース41
の下端には(冷却材/減速材としての)加圧水が流入す
る開口42が形成してあるので、加圧水が燃料棒の間を上
向きに流れる。
燃料棒スペーサ26は、前掲の米国特許第4,508,679号に
詳しく図示、説明されているように、冷却材の圧力降下
が小さいので、管状フェルール型とするのが好ましい。
さらにスペーサ26の周囲の支持バンド44には、上向きに
延在し内向きに曲がった冷却材の流れ偏向タブ46を形成
するのが有利である(第9図も参照)。この流れ偏向タ
ブ46は、流れチャンネル36の内面に沿って上向きに流れ
る相対的に低温の水を内向きに外側、すなわち周囲の燃
料棒22の表面へ向けてそらせる傾向がある。この偏流に
より燃料棒の冷却および燃料棒からの熱伝達を促進し、
熱限界を超えることなく燃料棒から多量の熱を生成する
ことができる。
詳しく図示、説明されているように、冷却材の圧力降下
が小さいので、管状フェルール型とするのが好ましい。
さらにスペーサ26の周囲の支持バンド44には、上向きに
延在し内向きに曲がった冷却材の流れ偏向タブ46を形成
するのが有利である(第9図も参照)。この流れ偏向タ
ブ46は、流れチャンネル36の内面に沿って上向きに流れ
る相対的に低温の水を内向きに外側、すなわち周囲の燃
料棒22の表面へ向けてそらせる傾向がある。この偏流に
より燃料棒の冷却および燃料棒からの熱伝達を促進し、
熱限界を超えることなく燃料棒から多量の熱を生成する
ことができる。
中性子減速を均等にするため、燃料集合体21には、比較
的低温の水を燃料集合体の中央領域を通って上方に運ぶ
大径の水管47が装着されている。第1図に示すように
(第9図も参照)、大径水管47は燃料棒4本分の空間を
占める。さきに簡単に説明したように、大径水管を用い
る際には、たとえば地震の際のように燃料集合体21が横
方向にずれるときに、大径水管によってスペーサに過大
な荷重がかかるのを防止する装着構造物を設けることが
問題になる。
的低温の水を燃料集合体の中央領域を通って上方に運ぶ
大径の水管47が装着されている。第1図に示すように
(第9図も参照)、大径水管47は燃料棒4本分の空間を
占める。さきに簡単に説明したように、大径水管を用い
る際には、たとえば地震の際のように燃料集合体21が横
方向にずれるときに、大径水管によってスペーサに過大
な荷重がかかるのを防止する装着構造物を設けることが
問題になる。
本発明の大径水管装着構造物について説明する前に、こ
の問題をさらに論じるために第2図に言及する。第2図
は大径水管471が下部タイプレート241にしっかり固定さ
れ、しかも下部タイプレート241から距離L離れたスペ
ーサ261を貫通した配置を線図的に示す。
の問題をさらに論じるために第2図に言及する。第2図
は大径水管471が下部タイプレート241にしっかり固定さ
れ、しかも下部タイプレート241から距離L離れたスペ
ーサ261を貫通した配置を線図的に示す。
これらの構成部品をその一部に含む燃料集合体の上端が
横方向にずれ、大径水管471が中心線から距離d(スペ
ーサ261の軸線方向中心線にて測定)右にずれると、大
径水管は角度A撓み、その結果スペーサ261に力F1がか
かる。
横方向にずれ、大径水管471が中心線から距離d(スペ
ーサ261の軸線方向中心線にて測定)右にずれると、大
径水管は角度A撓み、その結果スペーサ261に力F1がか
かる。
その結果生じるスペーサの側面荷重F1は次の関係式で与
えられる。
えられる。
ここで、 E=水管471の弾性率、 I=水管471の断面モジュラス、 L=タイプレート241からスペーサ261の軸線方向中心線
までの距離、 d=水管471の標準中心線からの横方向のずれ(最も下
のスペーサ261の軸線方向中心線にて測定)、 A=撓みの角度。
までの距離、 d=水管471の標準中心線からの横方向のずれ(最も下
のスペーサ261の軸線方向中心線にて測定)、 A=撓みの角度。
ジルコニウム合金から形成され、外径約1.35インチ(3.
4cm)、肉厚約0.04インチ(1mm)の大径水管471では、
距離Lが約20インチ(50.8cm)で撓みdが約0.5インチ
(1.3cm)であると、スペーサ側面荷重F1が約160ポンド
(73kg)となる。この値は、最大で15ポンド(6.8kg)
程度である。スペーサ261の標準設計能力をはるかに超
えている。
4cm)、肉厚約0.04インチ(1mm)の大径水管471では、
距離Lが約20インチ(50.8cm)で撓みdが約0.5インチ
(1.3cm)であると、スペーサ側面荷重F1が約160ポンド
(73kg)となる。この値は、最大で15ポンド(6.8kg)
程度である。スペーサ261の標準設計能力をはるかに超
えている。
このような過大な荷重がスペーサ26にかかるのを防ぐた
め、本発明では第1図に示し、第3図でさらに詳細に示
す比較的可撓性の装着部材48を用いて、大径水管47を下
部タイプレート24に取り付ける。この実施の態様では、
装着部材48は拡径した、すなわちフランジ付の下端部分
49を有する棒の形状であり、この下端部分49の下端はテ
ーパがつけてあり、下部タイプレート24の同様のテーパ
付きの空所50に嵌まる。フランジ付下端部分49を穴あ
け、ねじ切りし、ここにねじ52をねじ込むことにより装
着部材48をタイプレート24に固定する。
め、本発明では第1図に示し、第3図でさらに詳細に示
す比較的可撓性の装着部材48を用いて、大径水管47を下
部タイプレート24に取り付ける。この実施の態様では、
装着部材48は拡径した、すなわちフランジ付の下端部分
49を有する棒の形状であり、この下端部分49の下端はテ
ーパがつけてあり、下部タイプレート24の同様のテーパ
付きの空所50に嵌まる。フランジ付下端部分49を穴あ
け、ねじ切りし、ここにねじ52をねじ込むことにより装
着部材48をタイプレート24に固定する。
装着部材48の上端には、異径接合部材、たとえば上部フ
ランジ付部分53が形成され、フランジ付部分53の上側外
面は大径水管47の下端を受けとめるよう機械加工され、
大径水管47に溶接などにより取り付けられる。フランジ
付部分53には、水管47内に水を導く通路54が形成されて
いる。フランジ付部分53の下側外面は下向きに延在する
管状スカート56を受けとめるよう機械加工され、スカー
ト56に溶接などにより取り付けられる。スカート56を設
けることで、相対的に水温が低い燃料集合体の底部付近
の水だけを大径水管47内に確実に取り入れる。
ランジ付部分53が形成され、フランジ付部分53の上側外
面は大径水管47の下端を受けとめるよう機械加工され、
大径水管47に溶接などにより取り付けられる。フランジ
付部分53には、水管47内に水を導く通路54が形成されて
いる。フランジ付部分53の下側外面は下向きに延在する
管状スカート56を受けとめるよう機械加工され、スカー
ト56に溶接などにより取り付けられる。スカート56を設
けることで、相対的に水温が低い燃料集合体の底部付近
の水だけを大径水管47内に確実に取り入れる。
水管47には、各スペーサ26の軸線方向の位置で、半径方
向に突出する1対のラグ57を間隔をあけて取りつけ、こ
れらのラグによりスペーサ26の軸線方向の動きを制限
し、こうしてスペーサ26を軸線方向の適切な位置に保持
する。(スペーサ26の水管47への取りつけおよび拘束状
態については以下に詳細に説明する。) 第1図に示すように、大径水管47は燃料棒22内の燃料27
の頂部付近までしか延在しない。この点より上側では、
さらに中性子を減速するための気泡の無い水が不要なた
めである。また第4図に示すように、大径水管47に置き
かえられた4本の燃料棒に必要となるはずだったウェブ
とボスを上部タイプレート23から取り除き、燃料集合体
からスチームと水を排出する大きな開口58を形成してあ
る。水管47が燃料カラムの頂部で終端していることと上
部タイプレートの開口58は両方とも、冷却材が燃料集合
体21を通過する際の冷却材の圧力降下を小さくするのに
寄与する。
向に突出する1対のラグ57を間隔をあけて取りつけ、こ
れらのラグによりスペーサ26の軸線方向の動きを制限
し、こうしてスペーサ26を軸線方向の適切な位置に保持
する。(スペーサ26の水管47への取りつけおよび拘束状
態については以下に詳細に説明する。) 第1図に示すように、大径水管47は燃料棒22内の燃料27
の頂部付近までしか延在しない。この点より上側では、
さらに中性子を減速するための気泡の無い水が不要なた
めである。また第4図に示すように、大径水管47に置き
かえられた4本の燃料棒に必要となるはずだったウェブ
とボスを上部タイプレート23から取り除き、燃料集合体
からスチームと水を排出する大きな開口58を形成してあ
る。水管47が燃料カラムの頂部で終端していることと上
部タイプレートの開口58は両方とも、冷却材が燃料集合
体21を通過する際の冷却材の圧力降下を小さくするのに
寄与する。
第5図は、スペーサ26に過大な横方向の力がかゝるのを
防ぐ可撓性装着部材48の作用を説明する略図である。装
着部材48は水管47よりはるかに容易に曲がるよう設計さ
れているので、装着部材48が曲げ荷重のほゞすべてを受
け持つと想定できる。
防ぐ可撓性装着部材48の作用を説明する略図である。装
着部材48は水管47よりはるかに容易に曲がるよう設計さ
れているので、装着部材48が曲げ荷重のほゞすべてを受
け持つと想定できる。
その結果生じるスペーサへの側面荷重F2は次の関係式で
与えられる。
与えられる。
ここで E=装着部材48の弾性率、 I=装着部材48の断面モジュラス、 d=たとえば地震の際に生じると仮定された、水管47の
標準中心線からの横方向のずれ(最も下のスペーサ26の
軸線方向の中心線にて測定)、 L1+L2=下部タイプレート24からスペーサ26の軸線方向
中心線までの距離、 L2=可撓性装着部材48の長さ、 A=撓みの角度。
標準中心線からの横方向のずれ(最も下のスペーサ26の
軸線方向の中心線にて測定)、 L1+L2=下部タイプレート24からスペーサ26の軸線方向
中心線までの距離、 L2=可撓性装着部材48の長さ、 A=撓みの角度。
この関係式を用いて、装着部材48の種々の材料、直径お
よび長さの組合せについて評価して、スペーサへの横方
向の力F2を適当に制限する実際的な組合せを決定でき
る。たとえばジルコニウム合金製の装着部材48を直径約
0.25インチ(0.6cm)、長さ約5インチ(12.7cm)に形
成する組合せが実用的である。ずれdが0.5インチ(1.2
7cm)であると仮定すると、スペーサ26への横方向の力
は約5ポンド(2.27kg)に制限され、これは十分スペー
サの設計限度の範囲内である。
よび長さの組合せについて評価して、スペーサへの横方
向の力F2を適当に制限する実際的な組合せを決定でき
る。たとえばジルコニウム合金製の装着部材48を直径約
0.25インチ(0.6cm)、長さ約5インチ(12.7cm)に形
成する組合せが実用的である。ずれdが0.5インチ(1.2
7cm)であると仮定すると、スペーサ26への横方向の力
は約5ポンド(2.27kg)に制限され、これは十分スペー
サの設計限度の範囲内である。
第6図には水管装着部材の別の形状を示す。この実施の
態様では、可撓性装着部材481は管状形状で、その下端
にはテーパのついた端栓491が取りつけられ、端栓491は
ねじ52により下部タイプレート24に固定されている。装
着部材481の上端には異径接合部材531が固定され、一
方、異径接合部材531は上端で大径水管47に溶接などに
より固着されている。
態様では、可撓性装着部材481は管状形状で、その下端
にはテーパのついた端栓491が取りつけられ、端栓491は
ねじ52により下部タイプレート24に固定されている。装
着部材481の上端には異径接合部材531が固定され、一
方、異径接合部材531は上端で大径水管47に溶接などに
より固着されている。
装着部材481の下端には、装着部材481の内部、そしてそ
こから通路61を経て大径水管47へと冷却材を取り込むた
めの複数の穴59が形成されている。設計限度内のスペー
サ側面荷重を得るための実際的な直径、肉厚および長さ
は、さきに説明した関係式(2)を用いて決定すること
ができる。たとえばジルコニウム合金製の管状装着部材
481を外径約0.60インチ(1.5cm)、肉厚約0.03インチ
(0.76mm)、長さ15インチ(38cm)程度に形成すること
ができる。
こから通路61を経て大径水管47へと冷却材を取り込むた
めの複数の穴59が形成されている。設計限度内のスペー
サ側面荷重を得るための実際的な直径、肉厚および長さ
は、さきに説明した関係式(2)を用いて決定すること
ができる。たとえばジルコニウム合金製の管状装着部材
481を外径約0.60インチ(1.5cm)、肉厚約0.03インチ
(0.76mm)、長さ15インチ(38cm)程度に形成すること
ができる。
第7図に、本発明の大径水管支持構造物の別の実施の態
様を示し、その細部を第8Aおよび8B図に示す。(これら
の図中の部品でこれまでの図に示した部品と同様のもの
には同じ参照番号がつけてある。) この実施の態様の燃料集合体211は、大径水管471の装着
構造物以外は、これまで説明してきた第1図の燃料集合
体21と同様である。水管471はその下端が(第8B図参
照)、下部タイプレート241上に、さきに説明した第6
図の装着部材481と形状と構造の類似した管状可撓性支
持部材482によって支持されている。相違点は、下部タ
イプレートにねじで固定するかわりに、この実施の態様
の下部端栓492には細長い下向きに延在するシャンク62
を形成し、このシャンク62を下部タイプレート241の縦
長な嵌合空所63に嵌める点である。シャンク62をたとえ
ば断面が正方形とし、空所63を対応する形状とし、こう
して前掲の米国特許第3,802,995号に詳細に説明してあ
るように、スペーサ保持ラグ57をスペーサ26から外すお
それのある水管の回転を防止する。シャンク62と空所63
は、燃料棒22の下部端栓のシャンクに比べて長く伸ば
し、前掲の米国特許第4,420,458号に詳しく説明してあ
るように燃料棒に関して軸線方向の膨張に差がある場合
に、下部タイプレート241から外れるのを防止する。
様を示し、その細部を第8Aおよび8B図に示す。(これら
の図中の部品でこれまでの図に示した部品と同様のもの
には同じ参照番号がつけてある。) この実施の態様の燃料集合体211は、大径水管471の装着
構造物以外は、これまで説明してきた第1図の燃料集合
体21と同様である。水管471はその下端が(第8B図参
照)、下部タイプレート241上に、さきに説明した第6
図の装着部材481と形状と構造の類似した管状可撓性支
持部材482によって支持されている。相違点は、下部タ
イプレートにねじで固定するかわりに、この実施の態様
の下部端栓492には細長い下向きに延在するシャンク62
を形成し、このシャンク62を下部タイプレート241の縦
長な嵌合空所63に嵌める点である。シャンク62をたとえ
ば断面が正方形とし、空所63を対応する形状とし、こう
して前掲の米国特許第3,802,995号に詳細に説明してあ
るように、スペーサ保持ラグ57をスペーサ26から外すお
それのある水管の回転を防止する。シャンク62と空所63
は、燃料棒22の下部端栓のシャンクに比べて長く伸ば
し、前掲の米国特許第4,420,458号に詳しく説明してあ
るように燃料棒に関して軸線方向の膨張に差がある場合
に、下部タイプレート241から外れるのを防止する。
支持部材482は下端が端栓492に固定されており、上端が
異径接合部531を介して大径水管471に固定されており、
一方穴59と通路61が水の水管471への入口となってい
る。
異径接合部531を介して大径水管471に固定されており、
一方穴59と通路61が水の水管471への入口となってい
る。
可撓性支持部材482の実際的な設計(すなわち選んだ材
料に応じた支持部材の直径、肉厚および長さ)は、上述
の関係式(2)を用いて決めることができる。実用例で
は、支持部材482をジルコニウム合金から、外径約0.60
インチ(1.5cm)、肉厚約0.03インチ(0.76mm)、長さ
約15インチ(38cm)に形成する。
料に応じた支持部材の直径、肉厚および長さ)は、上述
の関係式(2)を用いて決めることができる。実用例で
は、支持部材482をジルコニウム合金から、外径約0.60
インチ(1.5cm)、肉厚約0.03インチ(0.76mm)、長さ
約15インチ(38cm)に形成する。
第8A図に示すように、大径水管471は燃料27の頂部の周
辺で終端し(第7図)、その上端は移行部64を含む上部
支持部材67に取り付けられ、水管471はこの移行部64に
たとえば溶接によって固着されている。水管471の上端
には、燃料27の上端付近の水管内を流れる水の出口とな
る複数の穴66が形成されている。これは燃料27より上で
は中性子をさらに減速する必要がなく、この高さで大径
水管471が終端すると冷却材の圧力降下が小さくなるか
らである。
辺で終端し(第7図)、その上端は移行部64を含む上部
支持部材67に取り付けられ、水管471はこの移行部64に
たとえば溶接によって固着されている。水管471の上端
には、燃料27の上端付近の水管内を流れる水の出口とな
る複数の穴66が形成されている。これは燃料27より上で
は中性子をさらに減速する必要がなく、この高さで大径
水管471が終端すると冷却材の圧力降下が小さくなるか
らである。
移行部64の上端には上部支持部材、すなわち延長部67が
固着されている。この延長部67は、好ましくはジルコニ
ウム合金から形成され、燃料棒22または支持部材482と
同様な直径の管状部材として示してある。(延長管67の
穴68は管の内外の圧力差を除くためである。)延長部67
の上端に嵌まった端栓69には、上部タイプレート231の
支持空所を貫通する細長いシャンク71が形成されてい
る。シャンク71には、端栓69と上部タイプレート231の
間に、伸縮ばね341が嵌まっている。シャンク71は上部
タイプレート231より上に延在し、燃料棒に関して膨張
に差がある場合に上部タイプレートから外れるのを防止
し、また前掲の米国特許第4,420,458号に説明されてい
るようにばね341は巻き間隔を狭くして水管の上向きの
移動を制限するのがよい。
固着されている。この延長部67は、好ましくはジルコニ
ウム合金から形成され、燃料棒22または支持部材482と
同様な直径の管状部材として示してある。(延長管67の
穴68は管の内外の圧力差を除くためである。)延長部67
の上端に嵌まった端栓69には、上部タイプレート231の
支持空所を貫通する細長いシャンク71が形成されてい
る。シャンク71には、端栓69と上部タイプレート231の
間に、伸縮ばね341が嵌まっている。シャンク71は上部
タイプレート231より上に延在し、燃料棒に関して膨張
に差がある場合に上部タイプレートから外れるのを防止
し、また前掲の米国特許第4,420,458号に説明されてい
るようにばね341は巻き間隔を狭くして水管の上向きの
移動を制限するのがよい。
第7図の大径水管の実施の態様の(第1図の実施の態様
と比べて)の利点は、この大径水管組立体を下部タイプ
レート241の下側での操作なしで組み込んだり取り外し
たりできることにある。
と比べて)の利点は、この大径水管組立体を下部タイプ
レート241の下側での操作なしで組み込んだり取り外し
たりできることにある。
第7図には短縮長さの燃料棒221の使用も示してある。
シールした燃料棒221は、標準、すなわち全長の燃料棒
の長さの約1/3から約2/3、好ましくは約半分とするのが
よい。短縮燃料棒221を燃料集合体211に固定するには、
その下部端栓291のシャンクをねじ切りして、下部タイ
プレート241のねじ切りした支持空所にねじ込めばよ
い。確実にしっかり係合させるには、これらのねじにテ
ーパをつける。
シールした燃料棒221は、標準、すなわち全長の燃料棒
の長さの約1/3から約2/3、好ましくは約半分とするのが
よい。短縮燃料棒221を燃料集合体211に固定するには、
その下部端栓291のシャンクをねじ切りして、下部タイ
プレート241のねじ切りした支持空所にねじ込めばよ
い。確実にしっかり係合させるには、これらのねじにテ
ーパをつける。
第9図はスペーサ26の(一部を省略した)平面図で、と
りわけ短縮燃料棒221の好適な半径方向の位置を示す。
短縮燃料棒221を周囲の燃料棒の内側に配置するのが好
ましい。図示の例では、4本の短縮燃料棒221が四隅の
燃料棒22の1列内側に配置してある。
りわけ短縮燃料棒221の好適な半径方向の位置を示す。
短縮燃料棒221を周囲の燃料棒の内側に配置するのが好
ましい。図示の例では、4本の短縮燃料棒221が四隅の
燃料棒22の1列内側に配置してある。
短縮燃料棒には、前掲の米国特許第2,998,367号にさら
に詳しく説明されているような利点がある。燃料集合体
の上部での冷却材の流れ面積が大きくなると、冷却材の
圧力降下が小さくなる。コールド停止反応度(cold shu
tdowm reactivity)がピークを示す燃料集合体上部の燃
料の量が少なくなると、コールド停止反応度の余裕が増
大する。
に詳しく説明されているような利点がある。燃料集合体
の上部での冷却材の流れ面積が大きくなると、冷却材の
圧力降下が小さくなる。コールド停止反応度(cold shu
tdowm reactivity)がピークを示す燃料集合体上部の燃
料の量が少なくなると、コールド停止反応度の余裕が増
大する。
第9図に示す別の改良点は、冷却材の流れ偏向タブ46
と、大径水管47/471を収容するよう変形したスペーサ26
とにある。(第9図には、スペーサ26を形成するフェル
ール51の数個のみを簡略化して示す。このようなスペー
サのさらに完全な説明やその細部については、前掲の米
国特許第4,508,679号を参照されたい。) 大径水管47を収容するために、スペーサ26の中央の4つ
のフェルールを外してある。おゝよそM字形の断面形状
に形成され、フェルールの全長にわたって延在する1対
のストラップ72のそれぞれが、水管47を取り囲んで互に
間隔をあけて配置された1対のフェルール51の一方に
(溶接などによって)固着されている。ストラップ72は
いくつかの役割を果たす。ストラップ72はスペーサ26を
補強する。ストラップ72は比較的堅固なストッパとして
水管47を横方向に位置決めし、ストラップ72の1個はス
ペーサ保持ラグ57と協働してスペーサ26を軸線方向の適
切な位置に保つ。
と、大径水管47/471を収容するよう変形したスペーサ26
とにある。(第9図には、スペーサ26を形成するフェル
ール51の数個のみを簡略化して示す。このようなスペー
サのさらに完全な説明やその細部については、前掲の米
国特許第4,508,679号を参照されたい。) 大径水管47を収容するために、スペーサ26の中央の4つ
のフェルールを外してある。おゝよそM字形の断面形状
に形成され、フェルールの全長にわたって延在する1対
のストラップ72のそれぞれが、水管47を取り囲んで互に
間隔をあけて配置された1対のフェルール51の一方に
(溶接などによって)固着されている。ストラップ72は
いくつかの役割を果たす。ストラップ72はスペーサ26を
補強する。ストラップ72は比較的堅固なストッパとして
水管47を横方向に位置決めし、ストラップ72の1個はス
ペーサ保持ラグ57と協働してスペーサ26を軸線方向の適
切な位置に保つ。
後者の機能を説明するために、保持ラグ57をストラップ
72間の第1半径方向位置73に破線で示す。この半径方向
位置では、水管47を、スペーサ26が1対の保持ラグ57の
間に来るまで、スペーサ26に通すことができる(たとえ
ば第3図参照)。この軸線方向の位置に達したら、スト
ラップ72の1つが1対のラグ57の間に来るまで水管47と
スペーサ26を互に回転させる(45°)。この半径方向の
位置74では、ラグ57がストラップ72と係合してスペーサ
26の軸線方向のずれを制限する。
72間の第1半径方向位置73に破線で示す。この半径方向
位置では、水管47を、スペーサ26が1対の保持ラグ57の
間に来るまで、スペーサ26に通すことができる(たとえ
ば第3図参照)。この軸線方向の位置に達したら、スト
ラップ72の1つが1対のラグ57の間に来るまで水管47と
スペーサ26を互に回転させる(45°)。この半径方向の
位置74では、ラグ57がストラップ72と係合してスペーサ
26の軸線方向のずれを制限する。
第1図の実施の態様では、固定ねじ52を締めることによ
り水管47をそのスペーサ保持位置に固定する。第7図の
実施の態様では、水管471の所定形状の端栓シャンク62
(第8B図)を下部タイプレート241の同形の空所63に挿
入することによって、水管471の回転を防止する。
り水管47をそのスペーサ保持位置に固定する。第7図の
実施の態様では、水管471の所定形状の端栓シャンク62
(第8B図)を下部タイプレート241の同形の空所63に挿
入することによって、水管471の回転を防止する。
ストラップ72の反対側には別の1対のストラップ76(お
およそU字形状)が隣接したフェルール51間に固定され
ている。各ストラップ76には適当なばね部材77が取り付
けられ、水管47をストラップ72と接触状態に保持するこ
とによって振動を防止している。
およそU字形状)が隣接したフェルール51間に固定され
ている。各ストラップ76には適当なばね部材77が取り付
けられ、水管47をストラップ72と接触状態に保持するこ
とによって振動を防止している。
以上説明したように、本発明の改良した核燃料集合体
は、大径水管を用いるための実用的な構造物を有する。
は、大径水管を用いるための実用的な構造物を有する。
第1図は、本発明の1実施の態様の大径水管支持構造物
を有する燃料集合体の縦断面図、 第2図は、大径水管から燃料棒スペーサにかゝる横方向
の力の略図、 第3図は、第1図の実施の態様の大径水管装着構造物を
一部断面にて示す正面図、 第4図は、第1図の燃料集合体の上部タイプレートの平
面図、 第5図は、燃料棒スペーサにかかる横方向の力の低減を
説明する、本発明の大径水管装着構造物の略図、 第6図は、第1図の実施の態様の大径水管装着構造物の
別の例を一部断面にて示す正面図、 第7図は、本発明の別の実施の態様の大径水管装着構造
物を有する燃料集合体の縦断面図、 第8Aおよび8B図はともに、第7図の実施の態様の大径水
管装着構造物を一部断面にて示す正面図、そして 第9図は大径水管を収容するよう変形した燃料棒スペー
サの平面図である。 符号の説明: 21…燃料集合体、22…燃料棒、23…上部タイプレート、
24…下部タイプレート、26…燃料棒スペーサ、27…核燃
料、28…上部端栓、29…下部端栓、31…空所、34…ば
ね、36…管状流路チャンネル、41…ノーズピース、44…
支持バンド、46…流れ偏向タブ、47…大径水管、48…装
着部材、49…下端部分、50…空所、52…ねじ、53…異径
接合部材、54…通路、56…管状スカート、57…ラグ、58
…開口、59…穴、61…通路、62…シャンク、63…空所、
64…移行部、66…穴、67…延長管、68…穴、69…端栓、
71…シャンク。
を有する燃料集合体の縦断面図、 第2図は、大径水管から燃料棒スペーサにかゝる横方向
の力の略図、 第3図は、第1図の実施の態様の大径水管装着構造物を
一部断面にて示す正面図、 第4図は、第1図の燃料集合体の上部タイプレートの平
面図、 第5図は、燃料棒スペーサにかかる横方向の力の低減を
説明する、本発明の大径水管装着構造物の略図、 第6図は、第1図の実施の態様の大径水管装着構造物の
別の例を一部断面にて示す正面図、 第7図は、本発明の別の実施の態様の大径水管装着構造
物を有する燃料集合体の縦断面図、 第8Aおよび8B図はともに、第7図の実施の態様の大径水
管装着構造物を一部断面にて示す正面図、そして 第9図は大径水管を収容するよう変形した燃料棒スペー
サの平面図である。 符号の説明: 21…燃料集合体、22…燃料棒、23…上部タイプレート、
24…下部タイプレート、26…燃料棒スペーサ、27…核燃
料、28…上部端栓、29…下部端栓、31…空所、34…ば
ね、36…管状流路チャンネル、41…ノーズピース、44…
支持バンド、46…流れ偏向タブ、47…大径水管、48…装
着部材、49…下端部分、50…空所、52…ねじ、53…異径
接合部材、54…通路、56…管状スカート、57…ラグ、58
…開口、59…穴、61…通路、62…シャンク、63…空所、
64…移行部、66…穴、67…延長管、68…穴、69…端栓、
71…シャンク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリック・バーティル・ヨハンソン アメリカ合衆国、カリフォルニア州、サ ン・ホゼイ、オリーブ・ブランチ・レー ン、1219番 (72)発明者 ブルース・マズナー アメリカ合衆国、カリフォルニア州、サ ン・ホゼイ、クレストモント・ドライブ、 1920番 (56)参考文献 特開 昭61−237084(JP,A)
Claims (24)
- 【請求項1】それぞれに核燃料のカラムが入った複数の
細長い燃料棒、 上記燃料棒の下端と係合する下部タイプレートを含み、
上記燃料棒を互に間隔をおいた配列で保持する支持手
段、 上記下部タイプレートから延在し冷却材流入室を形成す
るノーズピース、 燃料集合体内を上向きに延在し、上記燃料棒複数本分の
空間を占有し、下端に冷却材流入用の開口を、そして上
端に冷却材流出用の開口を有する大径の細長い冷却材案
内管、 上記燃料棒の上端と下端の軸線方向の中間に位置して上
記燃料棒および上記冷却材案内管を横方向に支持する少
なくとも1個のスペーサ、そして 上記冷却材案内管用の装着部材を備え、 上記装着部材の下端が上記下部タイプレートに係合し、
上記装着部材の上端が上記冷却材案内管の下端に固定さ
れ、上記装着部材の長さ、材料、弾性率、及び断面モジ
ュラスを上記装着部材が上記大径冷却材案内管と比べて
相対的に可撓性となるように選択し、これにより上記大
径冷却材案内管の上端が横方向にずれたとき、過大な横
方向の力が上記スペーサにかかるのを防止したことを特
徴とする原子炉用燃料集合体。 - 【請求項2】上記装着部材に形成された拡径テーパ付き
下端部が、上記下部タイプレートに設けたテーパ付き支
持空所に係合しそこにねじ止めされた特許請求の範囲第
1項記載の燃料集合体。 - 【請求項3】上記装着部材に形成された拡径上端部が上
記冷却材案内管の下端に固定され、上記拡径上端部には
冷却材を上記冷却材案内管に取り入れるための少なくと
も1個の通路が形成された特許請求の範囲第1項記載の
燃料集合体。 - 【請求項4】上記装着部材の上記拡径上端部に固定され
た管状スカートが上記装着部材のまわりに下向きに延在
し、これにより上記燃料集合体の下端付近の冷却材のみ
を上記冷却材案内管に取り入れる特許請求の範囲第3項
記載の燃料集合体。 - 【請求項5】上記冷却材案内管の上端が開放しており、
上記燃料棒内の燃料の頂部付近まで延在している特許請
求の範囲第1項記載の燃料集合体。 - 【請求項6】上記装着部材が直径約0.25インチ(0.6c
m)、長さ約5インチ(12.7cm)のジルコニウム合金製
の棒の形状である特許請求の範囲第1項記載の燃料集合
体。 - 【請求項7】上記装着部材が外径約0.60インチ(1.5c
m)、肉厚約0.03インチ(0.76mm)、長さ約15インチ(3
8cm)の管状装着部材で、上記管状装着部材の下端付近
に、冷却材を装着部材内へ、そしてそこから上記大径冷
却材案内管へと取り入れる複数の穴が形成されている特
許請求の範囲第1項記載の燃料集合体。 - 【請求項8】上記燃料棒の上端と係合する上部タイプレ
ートとこの上部タイプレートに上記大径冷却材案内管の
上方であけた大きな開口とを備え、上記開口の面積が少
なくとも上記大径冷却材案内管の断面積に等しい特許請
求の範囲第1項記載の燃料集合体。 - 【請求項9】上記燃料棒の上端と係合する上部タイプレ
ートと上記冷却材案内管の上部支持部材とを備え、上記
上部支持部材は上端が上記上部タイプレートと係合し、
下端が上記冷却材案内管の上端に固定された特許請求の
範囲第1項記載の燃料集合体。 - 【請求項10】上記冷却材案内管が上記燃料棒内の燃料
の上端付近で終端し、上記上部支持部材の直径が上記冷
却材案内管の直径より著しく小さい特許請求の範囲第9
項記載の燃料集合体。 - 【請求項11】上記冷却案内管の上端に固定された上記
上部支持部材の下端に移行部が、上記上部支持部材の上
端に端栓が設けられ、上記端栓に小径の延長シャンクが
形成され、伸縮ばねが上記延長シャンクに上記端栓の下
端と上記上部タイプレートとの間で装着され、複数の穴
が上記冷却材案内管の上端部に上記燃料棒内の燃料の上
端付近の高さであけられた特許請求の範囲第10項記載の
燃料集合体。 - 【請求項12】上記冷却材案内管の上記装着部材が 直径が上記冷却材案内管の直径より著しく小さい管状部
材、 上端が上記冷却材案内管の下端に、そして下端が上記管
状部材に固定された異径接合部材、 上記管状部材の下端に固定され、上記下部タイプレート
と係合する端栓を備え、 上記端栓に形成された円形以外の断面形状の細長い延長
シャンクが上記下部タイプレートの係合空所に嵌まり、
これにより上記装着部材と上記冷却材案内管が所定の半
径方向の位置から回転するのを防止し、 冷却材を上記管状部材に導入するための複数の穴が上記
管状部材の下端部にあけられ、 上記管状部材から上記冷却材案内管に冷却材を通過させ
るための軸線方向延在通路が上記異径接合部材に形成さ
れた特許請求の範囲第11項記載の燃料集合体。 - 【請求項13】1対の半径方向に突出するスペーサ保持
ラグが上記スペーサの上下で互に軸線方向に間隔をあけ
て上記冷却材案内管に固着され、これにより上記冷却材
案内管が上記所定の半径方向位置にあるとき上記スペー
サの軸線方向のずれを制限する特許請求の範囲第12項記
載の燃料集合体。 - 【請求項14】1対の半径方向に突出するスペーサ保持
ラグが上記スペーサの上下で互に軸線方向に間隔をあけ
て上記冷却材案内管に固着され、これにより上記冷却材
案内管が上記所定の半径方向位置にあるとき上記スペー
サの軸線方向のずれを制限する特許請求の範囲第1項記
載の燃料集合体。 - 【請求項15】上記スペーサが上向きに延在し内向きに
曲がった冷却材流れ偏向タブが形成された周囲支持バン
ドを有するフェルール型スペーサである特許請求の範囲
第1項記載の燃料集合体。 - 【請求項16】上記下部タイプレートに装着された、標
準長さの燃料棒の1/3−2/3の長さの少なくとも1本の短
縮燃料棒を備える特許請求の範囲第1項記載の燃料集合
体。 - 【請求項17】上記短縮燃料棒の長さが標準長さの燃料
棒の長さの約1/2である特許請求の範囲第16項記載の燃
料集合体。 - 【請求項18】4本の短縮燃料棒それぞれが上記燃料集
合体の四隅の燃料棒から1列内側の燃料棒位置に位置す
る特許請求の範囲第16項記載の燃料集合体。 - 【請求項19】下部タイプレートに装着された複数の燃
料棒と、上記燃料棒の上端と下端との中間に配置された
スペーサを備えた核燃料集合体において、 上記燃料棒の直径の2倍以上の直径を有する大径冷却材
案内管を上記下部タイプレートに装着する構造物であっ
て、 上記下部タイプレートと上記冷却材案内管の下端との間
の細長い装着部材と、 上記装着部材の下端を上記下部タイプレートに着脱可能
に固定する手段と、 上記冷却材案内管の下端に固定された、上記装着部材の
上端の異径接合部材とからなり、 上記異径接合部材には冷却材を上記冷却材案内管内に取
り入れるための少なくとも1つの冷却材通路が設けら
れ、 上記装着部材の長さ、材料、弾性率および断面モジュラ
スを、上記装着部材が上記冷却材案内管と比べて相対的
に可撓性となるよう選び、これにより上記冷却材案内管
の上部が横方向にずれた場合に上記スペーサに過大な横
方向の力がかかるのを防止する大径冷却材案内管の装着
構造物。 - 【請求項20】下部タイプレートと上部タイプレートと
の間に支持された複数の燃料棒を備え、上記下部タイプ
レートと上部タイプレートとの中間に配置された少なく
とも1個のスペーサを有する核燃料集合体において、 上記燃料棒の直径の2倍以上の直径を有する大径冷却材
案内管を上記下部タイプレートに装着する構造物であっ
て、 上記冷却材案内管の上端に固定され、上記上部タイプレ
ートの支持空所に係合する延長シャンクを有する上部支
持部材と、 上記下部タイプレートと上記冷却材案内管の下端との間
の細長い装着部材と、 上記装着部材の下端に設けられ、上記下部タイプレート
の支持空所に係合する手段と、 上記冷却材案内管の下端に固定された、上記装着部材の
上端の異径接合部材とからなり、 上記異径接合部材には冷却材を上記冷却材案内管内に取
り入れるための少なくとも1つの冷却材通路が設けら
れ、 上記装着部材の長さ、材料、弾性率および断面モジュラ
スを、上記装着部材が上記冷却材案内管と比べて相対的
に可撓性となるよう選び、これにより上記冷却材案内管
の上部が横方向にずれた場合に上記スペーサに過大な横
方向の力がかかるのを防止する大径冷却材案内管の装着
構造物。 - 【請求項21】それぞれに核燃料のカラムが入った複数
の細長い燃料棒、 上記燃料棒の下端と係合する下部タイプレートを含み、
上記燃料棒を互に間隔をおいた配列で保持するための複
数の支持位置を与える支持手段、 上記下部タイプレートから延在し冷却材流入室を形成す
るノーズピース、 燃料集合体内を上向きに延在し、上記燃料棒複数本分の
空間を占有し、下端に冷却材流入用の開口を、そして上
端に冷却材流出用の開口を有する大径の細長い冷却材案
内管、 上記燃料棒の上端と下端の軸線方向の中間に位置して上
記燃料棒および上記冷却材案内管を横方向に支持する少
なくとも1個のスペーサを備え、上記細長い燃料棒の少
なくとも1つを短縮燃料棒で置き換えたことを特徴とす
る原子炉用燃料集合体。 - 【請求項22】上記少なくとも1つの短縮燃料棒が上記
下部タイプレートに装着され、標準長さの燃料棒の1/3
ないし2/3である特許請求の範囲第21項記載の燃料集合
体。 - 【請求項23】上記短縮燃料棒の長さが標準長さの燃料
棒の長さの約1/2である特許請求の範囲第21項記載の燃
料集合体。 - 【請求項24】4本の短縮燃料棒それぞれが上記燃料集
合体の四隅の燃料棒から1列内側の燃料棒位置に位置す
る特許請求の範囲第21項記載の燃料集合体。
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---|---|---|---|
US06/811,726 US4675154A (en) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | Nuclear fuel assembly with large coolant conducting tube |
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