JPH0778390B2 - 回転式流体機械 - Google Patents
回転式流体機械Info
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- JPH0778390B2 JPH0778390B2 JP60028421A JP2842185A JPH0778390B2 JP H0778390 B2 JPH0778390 B2 JP H0778390B2 JP 60028421 A JP60028421 A JP 60028421A JP 2842185 A JP2842185 A JP 2842185A JP H0778390 B2 JPH0778390 B2 JP H0778390B2
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Links
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- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 7
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- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/0207—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F04C18/023—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where both members are moving
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はクーラー等に使用される回転式気体圧縮機に関
する。
する。
従来の技術 圧縮機の一つとしてスクロール型圧縮機がある。これ
は、一対のうず巻体を互いに角度をずらしてかみ合わ
せ、これらに相対的な旋回円運動(公転運動のみ)を与
えて、両うず巻体間に形成される密閉小室を中心方向へ
移動させながら小室容積を漸時減少させて小室内流体を
圧縮し、中心部より圧縮流体を吐き出させるようにした
容積式の圧縮装置である。
は、一対のうず巻体を互いに角度をずらしてかみ合わ
せ、これらに相対的な旋回円運動(公転運動のみ)を与
えて、両うず巻体間に形成される密閉小室を中心方向へ
移動させながら小室容積を漸時減少させて小室内流体を
圧縮し、中心部より圧縮流体を吐き出させるようにした
容積式の圧縮装置である。
このようなスクロール型の流体機械の原理は古くから知
られている。第4図(1),(2),(3),(4)に
スクロール型圧縮機の作動原理を示す。形状が同じであ
る二つのうず巻体1,2を相対的に180゜位相をずらして互
いにかみ合う状態に配置すると、第4図(1)に示す如
く、二つのうず巻体1,2間には、両者が接する点a1,b1及
び点a2,b2間に密閉された小室3a,3bが形成される。ここ
で、一方のうず巻体2を固定しておき、他方のうず巻体
1を、うず巻体2の中心0を中心としてうず巻体1の中
心0′が半径00′をもつてうず巻体1自体の自転を禁じ
ながら公転させると、密閉小室3a,3bの容積は徐々に変
化する。
られている。第4図(1),(2),(3),(4)に
スクロール型圧縮機の作動原理を示す。形状が同じであ
る二つのうず巻体1,2を相対的に180゜位相をずらして互
いにかみ合う状態に配置すると、第4図(1)に示す如
く、二つのうず巻体1,2間には、両者が接する点a1,b1及
び点a2,b2間に密閉された小室3a,3bが形成される。ここ
で、一方のうず巻体2を固定しておき、他方のうず巻体
1を、うず巻体2の中心0を中心としてうず巻体1の中
心0′が半径00′をもつてうず巻体1自体の自転を禁じ
ながら公転させると、密閉小室3a,3bの容積は徐々に変
化する。
第4図(1)に示す状態からうず巻体1を90゜公転させ
ると、第4図(2)に示す状態となり、180゜公転させ
ると第4図(3)に示す状態となり、270゜公転させる
と第4図(4)に示す状態となり、この間で小室3a,3b
の容積は徐々に減少し、第4図(4)〜(1)に示す状
態では二つの小室3a,3bは連通し、小室3となる。この
小室3は、うず巻体1の公転により更に第4図(2),
第4図(3)に示す状態とその容積を減少し、第4図
(3)と第4図(4)の間で最小の容積となる。ここ
で、二つのうず巻体1,2の軸方向端面にシール端板を設
け、一方のうず巻体のシール端板の略中央部に吐出ポー
ト4を設けておくことにより、圧縮された流体はここか
ら吐き出される。尚、この間、第4図(2)で開き始め
た外側空間が第4図(3),第4図(4)から第4図
(1)に移り、新たな流体を取り込んで密閉小室3a,3b
を形成し、以後これを繰り返す。
ると、第4図(2)に示す状態となり、180゜公転させ
ると第4図(3)に示す状態となり、270゜公転させる
と第4図(4)に示す状態となり、この間で小室3a,3b
の容積は徐々に減少し、第4図(4)〜(1)に示す状
態では二つの小室3a,3bは連通し、小室3となる。この
小室3は、うず巻体1の公転により更に第4図(2),
第4図(3)に示す状態とその容積を減少し、第4図
(3)と第4図(4)の間で最小の容積となる。ここ
で、二つのうず巻体1,2の軸方向端面にシール端板を設
け、一方のうず巻体のシール端板の略中央部に吐出ポー
ト4を設けておくことにより、圧縮された流体はここか
ら吐き出される。尚、この間、第4図(2)で開き始め
た外側空間が第4図(3),第4図(4)から第4図
(1)に移り、新たな流体を取り込んで密閉小室3a,3b
を形成し、以後これを繰り返す。
上記の作動原理に基づく実際のスクロール型圧縮機は、
略中央に吐出ポートを有するシール端板を、一方の端面
に一体的に具えた一方のうず巻体を固定し、同様に一方
の端面にシール端板を一体的に有する同一形状の他方の
うず巻体を前記一方のうず巻体と180゜位相をずらし、
且つ互いに接触するように距離2ρ(=うず巻体のうず
巻のピツチー2×うず巻体の板厚)だけ相対的にずらし
て重ね合わせると共に、前記他方のうず巻体の自転を禁
じ且つ公転可能とし、更に他方のうず巻体をクランク半
径ρを有するクランク機構にて一方のうず巻体の中心
(第4図中の0に相当)回りに半径ρの公転運動(第4
図において、0を中心とする0′の半径ρの公転運動)
をなすように構成される。
略中央に吐出ポートを有するシール端板を、一方の端面
に一体的に具えた一方のうず巻体を固定し、同様に一方
の端面にシール端板を一体的に有する同一形状の他方の
うず巻体を前記一方のうず巻体と180゜位相をずらし、
且つ互いに接触するように距離2ρ(=うず巻体のうず
巻のピツチー2×うず巻体の板厚)だけ相対的にずらし
て重ね合わせると共に、前記他方のうず巻体の自転を禁
じ且つ公転可能とし、更に他方のうず巻体をクランク半
径ρを有するクランク機構にて一方のうず巻体の中心
(第4図中の0に相当)回りに半径ρの公転運動(第4
図において、0を中心とする0′の半径ρの公転運動)
をなすように構成される。
このようにして構成される従来のスクロール型圧縮機の
概略構造を第3図に示す。
概略構造を第3図に示す。
固定スクロール20(第4図の、一方のうず巻き体2に相
当する)は、うず巻き部21とシール端板22及びシール端
板22に設けた吐出孔23よりなり、該固定スクロール20は
ケーシング30に固定される。
当する)は、うず巻き部21とシール端板22及びシール端
板22に設けた吐出孔23よりなり、該固定スクロール20は
ケーシング30に固定される。
旋回スクロール10(第4図の、他方のうず巻き体1に相
当する)は、うず巻き部11、シール端板12及び旋回スク
ロール10を駆動するための軸受13を有する駆動部14より
なる。
当する)は、うず巻き部11、シール端板12及び旋回スク
ロール10を駆動するための軸受13を有する駆動部14より
なる。
また、15は旋回スクロール10のスラスト荷重を受ける軸
受で、該軸受15を介して旋回スクロール10をケーシング
30内に支持する。
受で、該軸受15を介して旋回スクロール10をケーシング
30内に支持する。
更に、16は旋回スクロール10の自転を禁じかつ公転運動
をさせるための自転防止公転機構(例えばオルダム継
手)で、旋回スクロール10は、この自転防止公転機構を
介してケーシング30に連結される。
をさせるための自転防止公転機構(例えばオルダム継
手)で、旋回スクロール10は、この自転防止公転機構を
介してケーシング30に連結される。
クランクピン半径ρを有する駆動軸40が、ケーシング30
に軸受41,42を介して設置される。31はケーシング30に
設けられた吸入口、32はケーシング30に設けられた吐き
出し口である。
に軸受41,42を介して設置される。31はケーシング30に
設けられた吸入口、32はケーシング30に設けられた吐き
出し口である。
このような装置において、駆動軸40を回転させると、 旋回スクロール10は、自転防止公転機構16の働きにより
半径ρの公転(旋回)運動を生じ、ケーシング30外方よ
り吸入口31を通つて(第3図印) 流体が吸入された二つのスクロール10,20にて圧縮さ
れ、圧縮された流体は固定スクロール20を吐出孔23を通
り、 ケーシング30に設けられた吐き出し口32より外方へ送り
だされる。
半径ρの公転(旋回)運動を生じ、ケーシング30外方よ
り吸入口31を通つて(第3図印) 流体が吸入された二つのスクロール10,20にて圧縮さ
れ、圧縮された流体は固定スクロール20を吐出孔23を通
り、 ケーシング30に設けられた吐き出し口32より外方へ送り
だされる。
なお、本装置の詳細な作動は第4図(1)〜(4)につ
いて説明した通りである。
いて説明した通りである。
又、二つのスクロールを回転可能としたものも特開昭58
−110885号公報によって知られている。これは回転可能
な二つのスクロールの一方の回転軸内部に吐出ポートを
穿設し、吐出ポートから吐出チャンバを経て圧縮ガスを
取出すものである。
−110885号公報によって知られている。これは回転可能
な二つのスクロールの一方の回転軸内部に吐出ポートを
穿設し、吐出ポートから吐出チャンバを経て圧縮ガスを
取出すものである。
発明が解決しようとする問題点 上記前者の旋回スクロールは自転せずに公転のみを行う
ものでは、トルク伝達能力が大きく且つ耐久性のある自
転防止公転機構を組込む必要があり、圧縮機全体が大き
くなり価格も高くなり、又上記後者の二つのスクロール
を回転可能とするものでは吐出ポートを設けるに当たっ
てその位置、大きさ等の制約を受ける。
ものでは、トルク伝達能力が大きく且つ耐久性のある自
転防止公転機構を組込む必要があり、圧縮機全体が大き
くなり価格も高くなり、又上記後者の二つのスクロール
を回転可能とするものでは吐出ポートを設けるに当たっ
てその位置、大きさ等の制約を受ける。
問題点を解決するための手段 本発明は一対のうず巻き体を、互いに位相をずらせて両
うず巻き体により密閉小室が限界されるように重ね合
せ、両うず巻き体を各々の中心軸回りに回転可能に支承
し、一方のうず巻き体を回転駆動させて他方のうず巻き
体を同一方向に同位相で回転運動させる回転式流体機械
において、前記両うず巻き体をケーシング内に設置し、
同ケーシングと被動側うず巻き体の端板背面との間で吐
出チャンバーを形成し、前記ケーシングに吐出チャンバ
ー内へ突出した軸受部を設けて被動側うず巻き体の回転
軸を回転可能に支承すると共に、前記被動側うず巻き体
の端板の回転軸とは偏心した位置に前記密閉小室と吐出
チャンバーとを連通する吐出孔を設けてなることを特徴
とする。
うず巻き体により密閉小室が限界されるように重ね合
せ、両うず巻き体を各々の中心軸回りに回転可能に支承
し、一方のうず巻き体を回転駆動させて他方のうず巻き
体を同一方向に同位相で回転運動させる回転式流体機械
において、前記両うず巻き体をケーシング内に設置し、
同ケーシングと被動側うず巻き体の端板背面との間で吐
出チャンバーを形成し、前記ケーシングに吐出チャンバ
ー内へ突出した軸受部を設けて被動側うず巻き体の回転
軸を回転可能に支承すると共に、前記被動側うず巻き体
の端板の回転軸とは偏心した位置に前記密閉小室と吐出
チャンバーとを連通する吐出孔を設けてなることを特徴
とする。
作 用 本発明の作動原理を従来のスクロール型気体機械の原理
図(第4図)に対比させて、第2図に示す。
図(第4図)に対比させて、第2図に示す。
第4図が90゜ピッチの旋回角であらわしたのに対し、第
2図は判り易くするため、45゜ピッチの回転角で示し
た。
2図は判り易くするため、45゜ピッチの回転角で示し
た。
一対のうず巻き体501,502を相対的に180゜位相をずらし
て互いにかみ合うように配列すると、第2図(1)に示
す如く2つのうず巻き501,502体間には両者が接する点a
1,b1及び点a2,b2間に密閉された小室503a,503bが形成さ
れる(ここまでは従来のスクロール型流体機械と同じ) ここで、一方のうず巻き体501を任意の点Gを中心とし
て回転させる。
て互いにかみ合うように配列すると、第2図(1)に示
す如く2つのうず巻き501,502体間には両者が接する点a
1,b1及び点a2,b2間に密閉された小室503a,503bが形成さ
れる(ここまでは従来のスクロール型流体機械と同じ) ここで、一方のうず巻き体501を任意の点Gを中心とし
て回転させる。
ここに、点pは一方のうず巻き体501の中心、 点p′は他方のうず巻き体502の中心、 点Gは一方のうず巻き体501の回転中心、 点G′は他方のうず巻き体502の回転中心 であり、 となるように両者の関係を決める。
尚、ここでは、両者のうず巻き体501,502の基本的形状
としてインボリュート曲線を用いた場合を示しており、
点p,p′は各々のインボリュート曲線の基円中心を表し
ている。
としてインボリュート曲線を用いた場合を示しており、
点p,p′は各々のインボリュート曲線の基円中心を表し
ている。
一方のうず巻き体501を点Gを中心として回転させると
ともに他方のうず巻き体502を点G′を中心として同一
方向に回転させると、密閉小室503a,503bの容積は徐々
に変化する。
ともに他方のうず巻き体502を点G′を中心として同一
方向に回転させると、密閉小室503a,503bの容積は徐々
に変化する。
第2図(1)に示す状態から、各々の回転中心G,G′を
中心としてうず巻き体501,502を各々45゜回転させる
と、第2図(2)の状態となり、 90゜回転させると第2図(3)の状態となり、 135゜回転させると第2図(4)の状態となり、 180゜回転させると第2図(5)の状態となり、 225゜回転させると第2図(6)の状態となり、 270゜回転させると第2図(7)の状態となり、 315゜回転させると第2図(8)の状態となる。
中心としてうず巻き体501,502を各々45゜回転させる
と、第2図(2)の状態となり、 90゜回転させると第2図(3)の状態となり、 135゜回転させると第2図(4)の状態となり、 180゜回転させると第2図(5)の状態となり、 225゜回転させると第2図(6)の状態となり、 270゜回転させると第2図(7)の状態となり、 315゜回転させると第2図(8)の状態となる。
この間で、小室503a,503bの容積は徐々に減少していき
第2図(8)〜(1)に示す状態では二つの小室503a,5
03bは連通し始め小室503となる。即ち第2図(8)以降
では小室503a,503bは連通し一つの小室503を形成する第
2図(1)の状態より回転がすすみ、第2図(2)→
(3)→(4)→(5)→(6)→(7)→(8)とす
すみ小室503は最小容積となる。
第2図(8)〜(1)に示す状態では二つの小室503a,5
03bは連通し始め小室503となる。即ち第2図(8)以降
では小室503a,503bは連通し一つの小室503を形成する第
2図(1)の状態より回転がすすみ、第2図(2)→
(3)→(4)→(5)→(6)→(7)→(8)とす
すみ小室503は最小容積となる。
なお、第2図の▲▼は、第4図での▲▼が
常に一定であるのと同様の関係を保つて回転するから、
2つのうず巻体の接触関係は第4図と同じとなる。
常に一定であるのと同様の関係を保つて回転するから、
2つのうず巻体の接触関係は第4図と同じとなる。
ここで、二つのうず巻き体501,502の軸方向端面にシー
ル端板を設け、二つのうず巻き体501,502の何れか一方
のうず巻き体の一方もしくは両者のシール端板の略中央
付近に吐出ポートを設けておく(図示せず)。
ル端板を設け、二つのうず巻き体501,502の何れか一方
のうず巻き体の一方もしくは両者のシール端板の略中央
付近に吐出ポートを設けておく(図示せず)。
圧縮された小室503内の流体はここから外部へ吐き出さ
れる。
れる。
尚、この間、第2図(2)で開きはじめた外側空間が、
第2図(3)→(4)→(5)→(6)→(7)→
(8)と移動し、第2図(1)にて、新たな流体をとり
こんで、 密閉小室503a,503bを形成し、以後これをくり返す。
第2図(3)→(4)→(5)→(6)→(7)→
(8)と移動し、第2図(1)にて、新たな流体をとり
こんで、 密閉小室503a,503bを形成し、以後これをくり返す。
実 施 例 第1図において、 被動スクロール600(第2図の、他方のうず巻き体502に
相当する)は、うず巻き部601、シール端板602及びシー
ル端板602上に設けられた吐出孔603よりなり、軸受604
を介してケーシング700内に回転可能に支持される。
相当する)は、うず巻き部601、シール端板602及びシー
ル端板602上に設けられた吐出孔603よりなり、軸受604
を介してケーシング700内に回転可能に支持される。
また、605は被動スクロール600のスラスト荷重を受ける
軸受で、606は被動スクロール600とケーシング700間の
シール機構を示す。
軸受で、606は被動スクロール600とケーシング700間の
シール機構を示す。
回転スクロール800(第2図の、一方のうず巻き体501に
相当する)は、うず巻き部801、シール端板802よりな
り、該回転スクロール800は駆動軸803と一体的に形成さ
れ、軸受804,805及び回転スクロールのスラスト荷重を
うける軸受806を介してケーシング700内に回転可能に支
持される。
相当する)は、うず巻き部801、シール端板802よりな
り、該回転スクロール800は駆動軸803と一体的に形成さ
れ、軸受804,805及び回転スクロールのスラスト荷重を
うける軸受806を介してケーシング700内に回転可能に支
持される。
なお被動スクロール600と回転スクロール800を同一方向
に同位相に回転運動させるため両スクロール間には適宜
規製手段が組込まれている。
に同位相に回転運動させるため両スクロール間には適宜
規製手段が組込まれている。
701はケーシング700に設けた吸入口、 702はケーシング700に設けた吐出口である。
またケーシング700と被動スクロール600のシール端板60
2の背面との間に吐出チャンバー810が形成されている。
2の背面との間に吐出チャンバー810が形成されている。
以上の如く各部材を構成,配置すると、前述の第4図で
説明した動作がひきおこされ、従来のものとは全く異つ
た新しい圧縮機が構成される。
説明した動作がひきおこされ、従来のものとは全く異つ
た新しい圧縮機が構成される。
即ち、回転スクロール800と一体的に構成された駆動軸8
03を回転させると、回転スクロール800は回転運動を生
じ、二つのスクロール800,600間で、原理図にて示した
如く吸入圧縮,吐出作用が生じる。
03を回転させると、回転スクロール800は回転運動を生
じ、二つのスクロール800,600間で、原理図にて示した
如く吸入圧縮,吐出作用が生じる。
ケーシング700外方より、吸入口701を通つてスクロール
800,600間に吸好いこまれた流体は、二つのスクロール8
00,600にて圧縮され、被動スクロール600に設けた吐出
孔603を介して、ケーシング700の吐出口702より外方へ
送り出される。
800,600間に吸好いこまれた流体は、二つのスクロール8
00,600にて圧縮され、被動スクロール600に設けた吐出
孔603を介して、ケーシング700の吐出口702より外方へ
送り出される。
発明の効果 以上説明したように本発明によるときは一対のうず巻き
体をケーシング内に設置し、同ケーシングと被動側うず
巻き体の端板背面との間で吐出チャンバーを形成し、前
記ケーシングに吐出チャンバー内へ突出した軸受部を設
けて被動側うず巻体の回転軸を回転可能に支承すると共
に前記被動側うず巻き体の端板の回転軸とは偏心した位
置に密閉小室と吐出チャンバーとを連通する吐出孔を設
けたものであるから吐出孔の設置位置、大きさ等におい
て設計の自由度が増すと共に吐出チャンバーに突出物が
なく吐出チャンバーの脈動を防止し、而も旋回スクロー
ルは自動防止公転機構を必要としないので装置の構造が
簡単となり、装置全体を小型化できる等の効果を有す
る。
体をケーシング内に設置し、同ケーシングと被動側うず
巻き体の端板背面との間で吐出チャンバーを形成し、前
記ケーシングに吐出チャンバー内へ突出した軸受部を設
けて被動側うず巻体の回転軸を回転可能に支承すると共
に前記被動側うず巻き体の端板の回転軸とは偏心した位
置に密閉小室と吐出チャンバーとを連通する吐出孔を設
けたものであるから吐出孔の設置位置、大きさ等におい
て設計の自由度が増すと共に吐出チャンバーに突出物が
なく吐出チャンバーの脈動を防止し、而も旋回スクロー
ルは自動防止公転機構を必要としないので装置の構造が
簡単となり、装置全体を小型化できる等の効果を有す
る。
第1図は本発明回転式流体機械の実施例の概略断面図、
第2図は本発明の作動原理図、第3図は従来装置の概略
断面図、第4図は従来装置の作動原理図である。 600……被動スクロール、603……吐出孔、 604……軸受、800……回転スクロール、803……駆動
軸、 804,805,806……軸受、700……ケーシング、 701……吸入口、702……吐出口
第2図は本発明の作動原理図、第3図は従来装置の概略
断面図、第4図は従来装置の作動原理図である。 600……被動スクロール、603……吐出孔、 604……軸受、800……回転スクロール、803……駆動
軸、 804,805,806……軸受、700……ケーシング、 701……吸入口、702……吐出口
Claims (1)
- 【請求項1】一対のうず巻き体を、互いに位相をずらせ
て両うず巻き体により密閉小室が限界されるように重ね
合せ、両うず巻き体を各々の中心軸回りに回転可能に支
承し、一方のうず巻き体を回転駆動させて他方のうず巻
き体を同一方向に同位相で回転運動させる回転式流体機
械において、前記両うず巻き体をケーシング内に設置
し、同ケーシングと被動側うず巻き体の端板背面との間
で吐出チャンバーを形成し、前記ケーシングに吐出チャ
ンバー内へ突出した軸受部を設けて被動側うず巻き体の
回転軸を回転可能に支承すると共に、前記被動側うず巻
き体の端板の回転軸とは偏心した位置に前記密閉小室と
吐出チャンバーとを連通する吐出孔を設けてなることを
特徴とする回転式流体機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60028421A JPH0778390B2 (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 | 回転式流体機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60028421A JPH0778390B2 (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 | 回転式流体機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61190183A JPS61190183A (ja) | 1986-08-23 |
JPH0778390B2 true JPH0778390B2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=12248189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60028421A Expired - Lifetime JPH0778390B2 (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 | 回転式流体機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0778390B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02227575A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-10 | Diesel Kiki Co Ltd | スクロール流体機械 |
JPH04339189A (ja) * | 1991-05-15 | 1992-11-26 | Sanden Corp | スクロール型流体装置 |
JPH05209534A (ja) * | 1991-07-29 | 1993-08-20 | Mitsubishi Electric Corp | 内燃機関 |
JP2002310073A (ja) | 2001-04-17 | 2002-10-23 | Toyota Industries Corp | スクロール圧縮機及びスクロール圧縮機のガス圧縮方法 |
JP2002357188A (ja) | 2001-05-30 | 2002-12-13 | Toyota Industries Corp | スクロール圧縮機及びスクロール圧縮機のガス圧縮方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58110885A (ja) * | 1981-12-25 | 1983-07-01 | Hitachi Ltd | スクロ−ル流体機械 |
-
1985
- 1985-02-18 JP JP60028421A patent/JPH0778390B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61190183A (ja) | 1986-08-23 |
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