JPH0775816B2 - 軸力測定装置 - Google Patents
軸力測定装置Info
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- JPH0775816B2 JPH0775816B2 JP1012716A JP1271689A JPH0775816B2 JP H0775816 B2 JPH0775816 B2 JP H0775816B2 JP 1012716 A JP1012716 A JP 1012716A JP 1271689 A JP1271689 A JP 1271689A JP H0775816 B2 JPH0775816 B2 JP H0775816B2
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- Japan
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- force
- axial force
- moving body
- ball screw
- axial
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q5/00—Driving or feeding mechanisms; Control arrangements therefor
- B23Q5/54—Arrangements or details not restricted to group B23Q5/02 or group B23Q5/22 respectively, e.g. control handles
- B23Q5/58—Safety devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
- B23Q11/04—Arrangements preventing overload of tools, e.g. restricting load
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B49/00—Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation
- B24B49/16—Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation taking regard of the load
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B55/00—Safety devices for grinding or polishing machines; Accessories fitted to grinding or polishing machines for keeping tools or parts of the machine in good working condition
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16P—SAFETY DEVICES IN GENERAL; SAFETY DEVICES FOR PRESSES
- F16P7/00—Emergency devices preventing damage to a machine or apparatus
- F16P7/02—Emergency devices preventing damage to a machine or apparatus by causing the machine to stop on the occurrence of dangerous conditions therein
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、工作機械における直線運動体としてのテーブ
ルや主軸ヘッド等の直線運動方向の力(以下、軸力とい
う)を測定する軸力測定装置に関する。
ルや主軸ヘッド等の直線運動方向の力(以下、軸力とい
う)を測定する軸力測定装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の軸力測定は、例えば工作機械において、
ツールやワークその他工作機械の構成要素の破損、折損
等を防止するために必要とされている。そして、従来の
軸力測定装置においては、例えば工作機械の主軸やテー
ブル等の運動体側で軸力を測定するべく、これらの運動
体に歪ゲージ等のセンサを取り付け、このセンサの出力
信号から軸力を測定することが一般的であった。
ツールやワークその他工作機械の構成要素の破損、折損
等を防止するために必要とされている。そして、従来の
軸力測定装置においては、例えば工作機械の主軸やテー
ブル等の運動体側で軸力を測定するべく、これらの運動
体に歪ゲージ等のセンサを取り付け、このセンサの出力
信号から軸力を測定することが一般的であった。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら従来の軸力測定装置では、主軸モータ、送
りモータ等の駆動源やギア等の動力伝達機構により、測
定するべき軸力以外の力が外乱として加わるため、所期
の軸力を正確に測定することができないという問題があ
った。また、回転体では、そこからの信号伝達が非常に
難しくなるという欠点があった。
りモータ等の駆動源やギア等の動力伝達機構により、測
定するべき軸力以外の力が外乱として加わるため、所期
の軸力を正確に測定することができないという問題があ
った。また、回転体では、そこからの信号伝達が非常に
難しくなるという欠点があった。
更に、上記以外の軸力測定手段として、ピエゾ素子や歪
ゲージを用いた6分力テーブルを使用する方法も考えら
れるが、周知のように、この6分力テーブルは一般に中
小荷重向きであって大荷重による軸力測定には不適当で
ある。更に、6分力テーブルを用いた軸力測定は、工作
機械による加工運転とは切り離して別個独立に行なう必
要があり、この6分力テーブルを工作機械に据え付ける
手間がかかると共に加工中に並行して軸力測定を行い、
この測定結果を用いて加工条件を変更すること等ができ
ないという問題があった。
ゲージを用いた6分力テーブルを使用する方法も考えら
れるが、周知のように、この6分力テーブルは一般に中
小荷重向きであって大荷重による軸力測定には不適当で
ある。更に、6分力テーブルを用いた軸力測定は、工作
機械による加工運転とは切り離して別個独立に行なう必
要があり、この6分力テーブルを工作機械に据え付ける
手間がかかると共に加工中に並行して軸力測定を行い、
この測定結果を用いて加工条件を変更すること等ができ
ないという問題があった。
本発明は上記問題点を解決するために提案されたもの
で、その目的とするところは、直線運動する運動体の軸
力をロードセルによって外乱等の影響を受けることなく
正確に測定し、しかも上記ロードセルを工作機械等に予
め作り込むことによって据え付けの手間をなくし、かつ
加工運転と並行した軸力測定を可能とした構成簡単な軸
力測定装置を提供することにある。
で、その目的とするところは、直線運動する運動体の軸
力をロードセルによって外乱等の影響を受けることなく
正確に測定し、しかも上記ロードセルを工作機械等に予
め作り込むことによって据え付けの手間をなくし、かつ
加工運転と並行した軸力測定を可能とした構成簡単な軸
力測定装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、工作機械における
直線運動体を駆動するボールスクリューのナット部に薄
肉部を形成すると共に薄肉部に力センサを固着してロー
ドセルを構成し、ボールスクリューの軸方向に沿って移
動する直線運動体からの力を、薄肉部に発生する歪に基
づいて前記力センサが検出するものである。
直線運動体を駆動するボールスクリューのナット部に薄
肉部を形成すると共に薄肉部に力センサを固着してロー
ドセルを構成し、ボールスクリューの軸方向に沿って移
動する直線運動体からの力を、薄肉部に発生する歪に基
づいて前記力センサが検出するものである。
(作用) 本発明によれば、ボールスクリューの軸方向に沿って直
線運動する運動体からの力(反力)が、この運動体に対
して相対的にほぼ静止しているナット部の薄肉部に加わ
って歪を生じさせる。この歪は、薄肉部に固着された力
センサにより軸力に比例した電気信号を生じさせる。従
って、この電気信号を測定することにより、運動体の軸
力を測定することができる。
線運動する運動体からの力(反力)が、この運動体に対
して相対的にほぼ静止しているナット部の薄肉部に加わ
って歪を生じさせる。この歪は、薄肉部に固着された力
センサにより軸力に比例した電気信号を生じさせる。従
って、この電気信号を測定することにより、運動体の軸
力を測定することができる。
(実施例) 以下、図に沿って本発明の実施例を説明する。
まず、第1図及び第2図は、マシニングセンタのX,Y,Z
各軸のボールスクリューの取り付けられたナット部に本
発明を適用した場合の実施例である。
各軸のボールスクリューの取り付けられたナット部に本
発明を適用した場合の実施例である。
例えば、第1図は、直線運動体としてのテーブル30をX
軸に沿って移動させるためのボールスクリュー40のナッ
ト部20に本発明を適用した例である。この場合、テーブ
ル30はナット部20と一体的に直線運動するため、ナット
部20はテーブルの直線運動方向に対して相対的にほぼ静
止した系を構成している。
軸に沿って移動させるためのボールスクリュー40のナッ
ト部20に本発明を適用した例である。この場合、テーブ
ル30はナット部20と一体的に直線運動するため、ナット
部20はテーブルの直線運動方向に対して相対的にほぼ静
止した系を構成している。
同図において、ボールスクリュー40に螺着されたナット
部20は、テーブル30から突出されたアーム31にナット21
によって一体的に固着されている。
部20は、テーブル30から突出されたアーム31にナット21
によって一体的に固着されている。
ナット部20には、その外周面中央部に幅広の溝22が形成
され、また、内周面中央部には幅狭の溝23が形成されて
いると共に、前記溝22にはその外周面を四分する位置に
力センサとしての歪ゲージ24がそれぞれ固着されてい
る。更に、第1図のb部を拡大した第2図から明らかな
ように、溝22と溝23との間には薄肉部25が形成されてい
る。また、歪ゲージ24が固着された溝22の内部には、発
泡性または弾性の小さいシリコンゴム26及び耐油性シリ
コンゴム27が充填されている。
され、また、内周面中央部には幅狭の溝23が形成されて
いると共に、前記溝22にはその外周面を四分する位置に
力センサとしての歪ゲージ24がそれぞれ固着されてい
る。更に、第1図のb部を拡大した第2図から明らかな
ように、溝22と溝23との間には薄肉部25が形成されてい
る。また、歪ゲージ24が固着された溝22の内部には、発
泡性または弾性の小さいシリコンゴム26及び耐油性シリ
コンゴム27が充填されている。
なお、第2図において、例えば薄肉部25の肉圧dは0.5m
m、溝23の幅L2は1mmであり、また、溝23のコーナー部23
aは半径0.2mmのアール状に形成されている。
m、溝23の幅L2は1mmであり、また、溝23のコーナー部23
aは半径0.2mmのアール状に形成されている。
このように、本実施例ではナット部20がロードセルを構
成しており、このロードセルは以下のようにしてテーブ
ルのX軸方向の軸力(ボールスクリュー40の軸方向に沿
った力)を測定する。
成しており、このロードセルは以下のようにしてテーブ
ルのX軸方向の軸力(ボールスクリュー40の軸方向に沿
った力)を測定する。
すなわち、第1図において、ボールスクリュー40の回転
力によりナット部20がボールスクリュー40に沿って移動
し、これに伴ってアーム31を介してテーブル30がX軸方
向に移動することとなるが、このとき、ナット部20とア
ーム31との間に力の損失がないと仮定すると、テーブル
30のX軸方向の力はナット部20の薄肉部25に直接加わ
り、これを歪ませて歪ゲージ24から電気信号を発生させ
る。
力によりナット部20がボールスクリュー40に沿って移動
し、これに伴ってアーム31を介してテーブル30がX軸方
向に移動することとなるが、このとき、ナット部20とア
ーム31との間に力の損失がないと仮定すると、テーブル
30のX軸方向の力はナット部20の薄肉部25に直接加わ
り、これを歪ませて歪ゲージ24から電気信号を発生させ
る。
つまり、ナット部20が受けるテーブル30のアーム31から
の力(反力)によって第2図に示したナット部20の薄肉
部25が歪むことにより、テーブル30のX軸方向の軸力に
比例した電気信号を歪ゲージ24から得ることができ、ほ
ぼ静止系側から直線運動体の軸力を測定することができ
る。
の力(反力)によって第2図に示したナット部20の薄肉
部25が歪むことにより、テーブル30のX軸方向の軸力に
比例した電気信号を歪ゲージ24から得ることができ、ほ
ぼ静止系側から直線運動体の軸力を測定することができ
る。
次に、第3図から第7図は、本発明の原理をマシニング
センタ等の工作機械の主軸ベアリングのハウジング内に
適用したものである。
センタ等の工作機械の主軸ベアリングのハウジング内に
適用したものである。
第3図において、1は直線運動する運動体としての主軸
であり、この主軸1にはその軸方向に沿って複数のベア
リング2が装着されている。これらのベアリング2の間
には、ベアリング2の内輪カラー3及び外輪カラー4,5
が適宜配置されている。また、最上段のベアリング2の
内輪2Aと主軸1の頭部1Aとの間には、軸方向に長い内輪
カラー6が配置されている。
であり、この主軸1にはその軸方向に沿って複数のベア
リング2が装着されている。これらのベアリング2の間
には、ベアリング2の内輪カラー3及び外輪カラー4,5
が適宜配置されている。また、最上段のベアリング2の
内輪2Aと主軸1の頭部1Aとの間には、軸方向に長い内輪
カラー6が配置されている。
更に、7はベアリング2及び各カラー3〜6を収容する
ハウジングであり、このハウジング7の上端部内側には
外輪押え8が設けられており、かかる外輪押え8はボル
ト9によりハウジング7の上端部に締め付け可能となっ
ている。
ハウジングであり、このハウジング7の上端部内側には
外輪押え8が設けられており、かかる外輪押え8はボル
ト9によりハウジング7の上端部に締め付け可能となっ
ている。
一方、最上段のベアリング2の外輪2Bと外輪押え8との
間には、ロードセルを構成するリング状の軸力センサカ
ラー10が取付けられている。この軸力センサカラー10
は、外輪押え8の締め付けにより、最上段のベアリング
2を圧接する方向の予圧が与えられるものであり、その
構成は第4図に示すとおりである。すなわち、リング状
の本体11の外周面中央部に幅広の溝12が形成され、ま
た、本体11の内周面中央部には幅狭の溝13が形成されて
いると共に、前記溝12にはその外周面を四分する位置に
歪ゲージ14がそれぞれ固着されて構成されている。そし
て、歪ゲージ14が固着された溝12の内部には、歪ゲージ
14を保護するためにシリコンゴム16が充填されている。
間には、ロードセルを構成するリング状の軸力センサカ
ラー10が取付けられている。この軸力センサカラー10
は、外輪押え8の締め付けにより、最上段のベアリング
2を圧接する方向の予圧が与えられるものであり、その
構成は第4図に示すとおりである。すなわち、リング状
の本体11の外周面中央部に幅広の溝12が形成され、ま
た、本体11の内周面中央部には幅狭の溝13が形成されて
いると共に、前記溝12にはその外周面を四分する位置に
歪ゲージ14がそれぞれ固着されて構成されている。そし
て、歪ゲージ14が固着された溝12の内部には、歪ゲージ
14を保護するためにシリコンゴム16が充填されている。
ここで、第4図におけるa部を拡大して示したものが第
5図である。同図に基づいて各部の寸法関係の一例を述
べると、いま、前記溝12底面までの軸力センサカラー10
の直径D(第4図参照)が80mmであるとき、溝12の幅L1
は4〜5mm、溝13の幅L2は1mmであり、また、これらの溝
12,13の間の薄肉部15の肉厚dは0.5mmとなっている。
5図である。同図に基づいて各部の寸法関係の一例を述
べると、いま、前記溝12底面までの軸力センサカラー10
の直径D(第4図参照)が80mmであるとき、溝12の幅L1
は4〜5mm、溝13の幅L2は1mmであり、また、これらの溝
12,13の間の薄肉部15の肉厚dは0.5mmとなっている。
なお、上記軸力センサカラー10は、運動体である主軸1
と共に主軸ヘッドの構成要素として直線運動するもので
あるが、主軸1に対しては、軸方向には相対的にほぼ静
止した系を構成している。
と共に主軸ヘッドの構成要素として直線運動するもので
あるが、主軸1に対しては、軸方向には相対的にほぼ静
止した系を構成している。
しかして、第3図に示した主軸1及びベアリング2の関
係は、第6図に示すようなばね系のモデルとして考える
ことができる。すなわち、第3図において主軸1にその
軸方向に沿って力が加わった場合、ベアリング2は弾性
変形するため、このベアリング2を第6図に示すように
ばね201,202(ばね定数をそれぞれk1,k2とする)によっ
て置き換えることができる。一方、第6図における101
を運動体としての主軸、301を前記ベアリング2(ばね2
01,202)を軸方向両側から押えている第3図の外輪カラ
ー4,5や外輪押え8等の略静止系とする。
係は、第6図に示すようなばね系のモデルとして考える
ことができる。すなわち、第3図において主軸1にその
軸方向に沿って力が加わった場合、ベアリング2は弾性
変形するため、このベアリング2を第6図に示すように
ばね201,202(ばね定数をそれぞれk1,k2とする)によっ
て置き換えることができる。一方、第6図における101
を運動体としての主軸、301を前記ベアリング2(ばね2
01,202)を軸方向両側から押えている第3図の外輪カラ
ー4,5や外輪押え8等の略静止系とする。
このようなモデルにおいて、始めに主軸101には力f0が
加わっており、この状態で第6図の矢印b方向に外部か
ら軸力fexが加わったとする。この軸力fexは、第7図に
示す如く互いに逆向きの力Δf1及びΔf2としてばね201,
202によりそれぞれ分担され、ばね201については、その
ばね定数k1による変位特性線x1に従って変位Δxを生じ
る。一方、ばね202については、そのばね定数k2による
変位特性線x2に従って同じ大きさの変位Δxを生じる。
加わっており、この状態で第6図の矢印b方向に外部か
ら軸力fexが加わったとする。この軸力fexは、第7図に
示す如く互いに逆向きの力Δf1及びΔf2としてばね201,
202によりそれぞれ分担され、ばね201については、その
ばね定数k1による変位特性線x1に従って変位Δxを生じ
る。一方、ばね202については、そのばね定数k2による
変位特性線x2に従って同じ大きさの変位Δxを生じる。
すなわち、軸力fex、ばね定数k1,k2及び変位Δxの間に
は、 fex=Δf1+Δf2=k1Δx+k2Δx =(k1+k2)Δx という関係がある。
は、 fex=Δf1+Δf2=k1Δx+k2Δx =(k1+k2)Δx という関係がある。
ここで、ばね定数k1,k2が既知であるとすれば、軸力fex
はばね201,202の変位Δxを求めれば算出可能となる。
そしてこの変位Δxは、第6図から明らかなように略静
止系301側から検出することができる。
はばね201,202の変位Δxを求めれば算出可能となる。
そしてこの変位Δxは、第6図から明らかなように略静
止系301側から検出することができる。
上記のモデルにおいて変位Δxを略静止系301側から測
定することは、第3図の実施例においてベアリング2に
よる歪を略静止系から測定することに相当し、換言すれ
ば、第3図における略静止系である軸力センサカラー10
の位置でベアリング2による歪を検出することで主軸1
の軸力を測定することが可能となる。
定することは、第3図の実施例においてベアリング2に
よる歪を略静止系から測定することに相当し、換言すれ
ば、第3図における略静止系である軸力センサカラー10
の位置でベアリング2による歪を検出することで主軸1
の軸力を測定することが可能となる。
すなわち、第3図において、前述した如く軸力センサカ
ラー10には外輪押え8によって予圧が加わっている。こ
の状態で主軸1の軸力は内輪カラー6から最上段のベア
リング2の内輪2Aに伝わり、その後、動力の一部は次段
のベアリング2の内輪2A→内輪カラー3→更に次段のベ
アリング2の内輪2A→……の経路で伝達される。また、
最上段のベアリング2の内輪2Aに伝わった軸力の残部
は、ベアリング2のボール→ベアリング2の外輪2B→次
段のベアリング2の外輪2B→外輪カラー4→更に次段の
ベアリング2の外輪2B→……の経路で伝達される。
ラー10には外輪押え8によって予圧が加わっている。こ
の状態で主軸1の軸力は内輪カラー6から最上段のベア
リング2の内輪2Aに伝わり、その後、動力の一部は次段
のベアリング2の内輪2A→内輪カラー3→更に次段のベ
アリング2の内輪2A→……の経路で伝達される。また、
最上段のベアリング2の内輪2Aに伝わった軸力の残部
は、ベアリング2のボール→ベアリング2の外輪2B→次
段のベアリング2の外輪2B→外輪カラー4→更に次段の
ベアリング2の外輪2B→……の経路で伝達される。
このため、最上段のベアリング2の外輪2Bに常時圧接さ
れている軸力センサカラー10には、上記外輪2Bに加わる
力の反力が加わり、前述した薄肉部15が歪むことによっ
て主軸1の軸力に比例した電気信号を歪ゲージ14から得
ることができるものである。
れている軸力センサカラー10には、上記外輪2Bに加わる
力の反力が加わり、前述した薄肉部15が歪むことによっ
て主軸1の軸力に比例した電気信号を歪ゲージ14から得
ることができるものである。
なお、軸力センサカラー10を外輪押え8の直下に配置す
れば、歪ゲージ14の出力電気信号を内輪カラー6の外側
から容易に取り出すことができる利点があるが、軸力セ
ンサカラー10の位置はこれに何ら限定されるものではな
く、電気信号の取り出しに支障が無ければ第3図の外輪
カラー4,5等の位置でもよい。
れば、歪ゲージ14の出力電気信号を内輪カラー6の外側
から容易に取り出すことができる利点があるが、軸力セ
ンサカラー10の位置はこれに何ら限定されるものではな
く、電気信号の取り出しに支障が無ければ第3図の外輪
カラー4,5等の位置でもよい。
次いで、第8図及び第9図は、本発明の原理をフェイル
セイフシステムを組み込んだマシニングセンタのアクチ
ュエータに適用したものである。このフェイルセイフシ
ステム及びアクチュエータは、発明者が特開平2−5779
5号として既に提案したものであり、その概略を以下に
説明する。
セイフシステムを組み込んだマシニングセンタのアクチ
ュエータに適用したものである。このフェイルセイフシ
ステム及びアクチュエータは、発明者が特開平2−5779
5号として既に提案したものであり、その概略を以下に
説明する。
このフェイルセイフシステムは、工作機械の主軸やテー
ブルの如き運動体から設定値以上の力が加わった際に、
この力の方向に沿って移動する移動子と、この移動子の
初期位置を設定するストッパーと、移動子を支持して予
め設定された一定の力を移動子に作用させる油圧機構の
ような力作用体とを備えており、前記移動子が運動体か
らの力を受けて一定の変位だけ移動したことを検出して
運動体の移動を停止させ、システムを安全側に退避させ
るものである。
ブルの如き運動体から設定値以上の力が加わった際に、
この力の方向に沿って移動する移動子と、この移動子の
初期位置を設定するストッパーと、移動子を支持して予
め設定された一定の力を移動子に作用させる油圧機構の
ような力作用体とを備えており、前記移動子が運動体か
らの力を受けて一定の変位だけ移動したことを検出して
運動体の移動を停止させ、システムを安全側に退避させ
るものである。
また、前記アクチュエータはこのフェイルセイフシステ
ムの構成要素であって運動体からの力に応動するもので
あり、運動体から設定値以上の力が加わった際にこの力
の方向に沿って移動する移動子と、この移動子の初期位
置を設定するストッパーとを少なくとも備え、移動子を
内部または外部に設けられた力作用体により支持して予
め設定された一定の力を移動子に作用させるものであ
る。
ムの構成要素であって運動体からの力に応動するもので
あり、運動体から設定値以上の力が加わった際にこの力
の方向に沿って移動する移動子と、この移動子の初期位
置を設定するストッパーとを少なくとも備え、移動子を
内部または外部に設けられた力作用体により支持して予
め設定された一定の力を移動子に作用させるものであ
る。
例えば、第8図は力作用体として油圧を用いたフェイル
セイフシステムをマシニングセンタに組み込んだもので
あり、図中、51はコラム、52は運動体としての主軸ヘッ
ド、53はツールホルダ54に取付けられたツール55を回転
させるためのモータ、56はワーク、30は前述の如く運動
体としてのテーブル、57はベース、58はサドル、40はテ
ーブル30をX軸方向に移動させるためのボールスクリュ
ー、20Aはこのボールスクリュー40に螺着されたナット
部である。
セイフシステムをマシニングセンタに組み込んだもので
あり、図中、51はコラム、52は運動体としての主軸ヘッ
ド、53はツールホルダ54に取付けられたツール55を回転
させるためのモータ、56はワーク、30は前述の如く運動
体としてのテーブル、57はベース、58はサドル、40はテ
ーブル30をX軸方向に移動させるためのボールスクリュ
ー、20Aはこのボールスクリュー40に螺着されたナット
部である。
また、59は原理的に油圧シリンダと同様のアクチュエー
タであり、このアクチュエータ59はテーブル30とナット
部20Aとの間、主軸ヘッド52とこの主軸ヘッド52をZ方
向に移動させるボールスクリュー60のナット部61との間
に、更には、ベース57とサドル58との間に設けられたボ
ールスクリューにも設けられている。これらのアクチュ
エータ59からの油圧はすべて1つにつながり、外部に設
けられたアキュムレータ62に接続されている。このアキ
ュムレータ62には油圧モータ63が付属しており、油圧モ
ータ63の回転位置をNCプログラムにより変えることでア
クチュエータ59の動作点、すなわちテーブル30や主軸ヘ
ッド52に加わる力の設定値を例えば100kgf、500kgf、10
00kgfに変えることができるようになっている。
タであり、このアクチュエータ59はテーブル30とナット
部20Aとの間、主軸ヘッド52とこの主軸ヘッド52をZ方
向に移動させるボールスクリュー60のナット部61との間
に、更には、ベース57とサドル58との間に設けられたボ
ールスクリューにも設けられている。これらのアクチュ
エータ59からの油圧はすべて1つにつながり、外部に設
けられたアキュムレータ62に接続されている。このアキ
ュムレータ62には油圧モータ63が付属しており、油圧モ
ータ63の回転位置をNCプログラムにより変えることでア
クチュエータ59の動作点、すなわちテーブル30や主軸ヘ
ッド52に加わる力の設定値を例えば100kgf、500kgf、10
00kgfに変えることができるようになっている。
次に、アクチュエータ59の具体的構成の一例を第9図に
示す。なお、第9図では、テーブル30とナット部20Aと
の間に設けられたアクチュエータ59が示されているが、
他の部分に設けられるアクチュエータについても基本的
な構成は同一である。
示す。なお、第9図では、テーブル30とナット部20Aと
の間に設けられたアクチュエータ59が示されているが、
他の部分に設けられるアクチュエータについても基本的
な構成は同一である。
同図において、64はボールスクリュー40が螺着された中
抜き構造のシリンダ、65はシリンダ64と同心上に配置さ
れた中抜き構造のシリンダであり、これらのシリンダ6
4,65によって第8図におけるナット部20Aが構成され、
シリンダ65の端部にテーブル30のアーム31が一体的に連
結されている。ここで、シリンダ64,65は運動体である
テーブル30に対して、フェイルセイフシステムにおける
移動子として作用している。
抜き構造のシリンダ、65はシリンダ64と同心上に配置さ
れた中抜き構造のシリンダであり、これらのシリンダ6
4,65によって第8図におけるナット部20Aが構成され、
シリンダ65の端部にテーブル30のアーム31が一体的に連
結されている。ここで、シリンダ64,65は運動体である
テーブル30に対して、フェイルセイフシステムにおける
移動子として作用している。
シリンダ64,65内には中抜き構造のピストン66が設けら
れており、このピストン66とシリンダ64,65との間には
図示する如く油が充填されている。そしてこの油は、第
8図に示した外部のアキュムレータ62に達している。ま
た、67はピストン66に連結された磁性体からなる腕であ
り、シリンダ64,65にそれぞれ間接的に固定されたコイ
ル内蔵の誘導式近接スイッチ68が上記腕67に対向するよ
うに配置されている。
れており、このピストン66とシリンダ64,65との間には
図示する如く油が充填されている。そしてこの油は、第
8図に示した外部のアキュムレータ62に達している。ま
た、67はピストン66に連結された磁性体からなる腕であ
り、シリンダ64,65にそれぞれ間接的に固定されたコイ
ル内蔵の誘導式近接スイッチ68が上記腕67に対向するよ
うに配置されている。
このアクチュエータ59において、ボールスクリュー40の
回転によりシリンダ65を介してテーブル30に力が加わ
り、その反力がアキュムレータ62による設定値以上にな
ると、フェイルセイフシステムが動作してピストン66が
相対的に図の左方向に移動する。これにより、磁性体か
らなる腕67と誘導式近接スイッチ68との間の距離が離れ
るため、運動体としてのテーブル30に設定値以上の力が
加わったことを誘導式近接スイッチ68から電気信号とし
て取り出すことができる。
回転によりシリンダ65を介してテーブル30に力が加わ
り、その反力がアキュムレータ62による設定値以上にな
ると、フェイルセイフシステムが動作してピストン66が
相対的に図の左方向に移動する。これにより、磁性体か
らなる腕67と誘導式近接スイッチ68との間の距離が離れ
るため、運動体としてのテーブル30に設定値以上の力が
加わったことを誘導式近接スイッチ68から電気信号とし
て取り出すことができる。
上記アクチュエータ59において、シリンダ65は直線運動
するテーブル30に対して相対的にほぼ静止しており、第
1図及び第2図のナット部20とほぼ同様の位置に、本発
明にかかる軸力測定装置のロードセルを作り込むことが
可能である。すなわち、第9図に示すようにシリンダ65
の外周面中央部に幅広の溝72が形成され、また内周面中
央部には幅狭の溝73が形成されている。そして、溝72の
底面にはその外周面を四分する位置に歪ゲージ74がそれ
ぞれ固着され、溝72の内部には発泡性または弾性の小さ
いシリコンゴム76及び耐油性シリコンゴム77が充填され
ている。更に、溝72と溝73との間には薄肉部75が形成さ
れ、上記各構成要素が全体としてロードセルを構成して
いる。
するテーブル30に対して相対的にほぼ静止しており、第
1図及び第2図のナット部20とほぼ同様の位置に、本発
明にかかる軸力測定装置のロードセルを作り込むことが
可能である。すなわち、第9図に示すようにシリンダ65
の外周面中央部に幅広の溝72が形成され、また内周面中
央部には幅狭の溝73が形成されている。そして、溝72の
底面にはその外周面を四分する位置に歪ゲージ74がそれ
ぞれ固着され、溝72の内部には発泡性または弾性の小さ
いシリコンゴム76及び耐油性シリコンゴム77が充填され
ている。更に、溝72と溝73との間には薄肉部75が形成さ
れ、上記各構成要素が全体としてロードセルを構成して
いる。
この例においても、直線運動するテーブル30のX軸方向
の力に応じてロードセルの薄肉部75が歪み、上記軸力に
比例した電気信号を歪ゲージ74から得ることができ、略
静止系からのテーブル30の軸力測定が可能になる。特に
この例では、こうして測定した軸力に基づき、前述のア
キュムレータ62による力の設定値つまりフェイルセイフ
システムが動作する力の設定値をリアルタイムで変える
ことができ、常に最適な動作設定値を有するフェイルセ
イフシステムを実現することができる。
の力に応じてロードセルの薄肉部75が歪み、上記軸力に
比例した電気信号を歪ゲージ74から得ることができ、略
静止系からのテーブル30の軸力測定が可能になる。特に
この例では、こうして測定した軸力に基づき、前述のア
キュムレータ62による力の設定値つまりフェイルセイフ
システムが動作する力の設定値をリアルタイムで変える
ことができ、常に最適な動作設定値を有するフェイルセ
イフシステムを実現することができる。
また、この例において、ロードセルは第9図におけるピ
ストン66のc部や、シリンダ64のd部に設けることも可
能である。
ストン66のc部や、シリンダ64のd部に設けることも可
能である。
なお、本発明は前記実施例に限らず、ボールスクリュー
及びナット部により駆動されて直線運動する種々の運動
体の軸力測定に適用することができる。更に本発明は、
工作機械を始めとした機械の軸力を測定し、リアルタイ
ムで連動して運動体の送りや回転等を適応制御するシス
テムに応用することができる。
及びナット部により駆動されて直線運動する種々の運動
体の軸力測定に適用することができる。更に本発明は、
工作機械を始めとした機械の軸力を測定し、リアルタイ
ムで連動して運動体の送りや回転等を適応制御するシス
テムに応用することができる。
(発明の効果) 以上述べたように本発明によれば、直線運動する運動体
の軸力を、運動体に対し相対的に見てほぼ静止系を構成
するナット部の薄肉部及び力センサからなるロードセル
によって検出するものであるから、運動体側に存在する
モータ等の駆動源やギアのような動力伝達機構の運動に
よる外乱を受けることなく、運動体の軸力を正確に測定
することができる。
の軸力を、運動体に対し相対的に見てほぼ静止系を構成
するナット部の薄肉部及び力センサからなるロードセル
によって検出するものであるから、運動体側に存在する
モータ等の駆動源やギアのような動力伝達機構の運動に
よる外乱を受けることなく、運動体の軸力を正確に測定
することができる。
また、ロードセル自体の構造は極めて簡単であるから、
低コストにて本発明にかかる軸力測定装置を提供するこ
とができる。
低コストにて本発明にかかる軸力測定装置を提供するこ
とができる。
更に、このロードセルは、工作機械のボールスクリュー
のナット部に予め作り込んでおくことが可能であり、従
来のように6分力テーブル等を軸力測定のためにその都
度据え付ける手間を解消することができ、また、大荷重
の軸力測定も可能である。同時に、工作機械による加工
運転と並行して軸力測定を行なうことができるから、測
定した軸力に応じて迅速に加工条件等を変更することが
でき、高効率、高精度の加工システムを実現することが
できる。
のナット部に予め作り込んでおくことが可能であり、従
来のように6分力テーブル等を軸力測定のためにその都
度据え付ける手間を解消することができ、また、大荷重
の軸力測定も可能である。同時に、工作機械による加工
運転と並行して軸力測定を行なうことができるから、測
定した軸力に応じて迅速に加工条件等を変更することが
でき、高効率、高精度の加工システムを実現することが
できる。
加えて、本発明を用いれば、ある加工条件のもとでの運
動体の力のデータを蓄積することができ、これをNCコン
ピュータ等により解析することによってツールの寿命や
破損、折損予測等を行なうことができる。すなわち、こ
れらの蓄積データを利用することで工作機械自身が最適
の加工条件を自動的に選択、設定することが可能とな
り、工作機械にいわゆる自己学習機能を持たせることが
可能となる。
動体の力のデータを蓄積することができ、これをNCコン
ピュータ等により解析することによってツールの寿命や
破損、折損予測等を行なうことができる。すなわち、こ
れらの蓄積データを利用することで工作機械自身が最適
の加工条件を自動的に選択、設定することが可能とな
り、工作機械にいわゆる自己学習機能を持たせることが
可能となる。
第1図は本発明の実施例の要部説明図、第2図は第1図
のb部拡大説明図、第3図は本発明の応用例の要部説明
図、第4図は軸力センサカラーの説明図、第5図は第4
図におけるa部拡大説明図、第6図は第3図と等価的な
ばね系のモデル図、第7図は第6図の力−変位特性図、
第8図はマシニングセンタの概略構成図、第9図はアク
チュエータの断面図である。 1……主軸、7……ハウジング 10……軸力センサカラー、12,13,22,23,72,73……溝 14,24,74……歪ゲージ、15,25,75……薄肉部 20,20A……ナット部、30……テーブル 40……ボールスクリュー、59……アクチュエータ 64,65……シリンダ
のb部拡大説明図、第3図は本発明の応用例の要部説明
図、第4図は軸力センサカラーの説明図、第5図は第4
図におけるa部拡大説明図、第6図は第3図と等価的な
ばね系のモデル図、第7図は第6図の力−変位特性図、
第8図はマシニングセンタの概略構成図、第9図はアク
チュエータの断面図である。 1……主軸、7……ハウジング 10……軸力センサカラー、12,13,22,23,72,73……溝 14,24,74……歪ゲージ、15,25,75……薄肉部 20,20A……ナット部、30……テーブル 40……ボールスクリュー、59……アクチュエータ 64,65……シリンダ
Claims (1)
- 【請求項1】工作機械における直線運動体を駆動するボ
ールスクリューのナット部に薄肉部を形成すると共に薄
肉部に力センサを固着してロードセルを構成し、ボール
スクリューの軸方向に沿って移動する直線運動体からの
反力を、薄肉部に発生する歪に基づいて前記力センサが
検出することを特徴とする軸力測定装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1012716A JPH0775816B2 (ja) | 1989-01-21 | 1989-01-21 | 軸力測定装置 |
DE19904000948 DE4000948A1 (de) | 1989-01-21 | 1990-01-15 | Vollsicherheitssystem |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1012716A JPH0775816B2 (ja) | 1989-01-21 | 1989-01-21 | 軸力測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02198746A JPH02198746A (ja) | 1990-08-07 |
JPH0775816B2 true JPH0775816B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=11813156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1012716A Expired - Lifetime JPH0775816B2 (ja) | 1989-01-21 | 1989-01-21 | 軸力測定装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0775816B2 (ja) |
DE (1) | DE4000948A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4134454A1 (de) * | 1991-10-18 | 1993-04-22 | Klaus Brankamp System Prozessa | Verfahren und vorrichtung zur beruehrungslosen prozessueberwachung von werkzeugmaschinen |
ATE197688T1 (de) * | 1997-04-30 | 2000-12-15 | Techint Spa | Werkzeugmaschine zum herstellen von löchern in teilen, die für das glasfaserstrangpressen vorgesehen sind |
AT407356B (de) * | 1998-10-21 | 2001-02-26 | Ernst Krause & Co | Sicherheitseinrichtung |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE6806663U (de) * | 1968-10-12 | 1969-07-31 | Wuerschum Fa Geb | Elektrische hubenheit |
DE6806662U (de) * | 1968-10-30 | 1969-07-24 | Martin Wuerschum | Elektrischer hubzylinder |
JPS564375B2 (ja) * | 1973-05-22 | 1981-01-29 | ||
SG83785G (en) * | 1981-07-27 | 1989-12-22 | Olofsson Corp | Lead screw overthrust protection |
JPS58136208U (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-13 | 株式会社日立製作所 | ドリル破損検出用荷重変換器 |
JPH0651260B2 (ja) * | 1985-07-15 | 1994-07-06 | 日立精機株式会社 | ロ−ドセルによる切削状態監視装置 |
JPS62188649A (ja) * | 1986-02-12 | 1987-08-18 | Murata Mach Ltd | 工具摩耗監視方法および装置 |
JPH0675816B2 (ja) * | 1988-03-14 | 1994-09-28 | エルコー株式会社 | 工作機械用検出器の取り付け構造 |
-
1989
- 1989-01-21 JP JP1012716A patent/JPH0775816B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-01-15 DE DE19904000948 patent/DE4000948A1/de not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4000948A1 (de) | 1990-08-23 |
JPH02198746A (ja) | 1990-08-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |