JPH0775616B2 - 衛生用品の表面材 - Google Patents
衛生用品の表面材Info
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- JPH0775616B2 JPH0775616B2 JP62191332A JP19133287A JPH0775616B2 JP H0775616 B2 JPH0775616 B2 JP H0775616B2 JP 62191332 A JP62191332 A JP 62191332A JP 19133287 A JP19133287 A JP 19133287A JP H0775616 B2 JPH0775616 B2 JP H0775616B2
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- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般的に使い捨て吸収性物品等の衛生用品に好
適に使用できる表面材に関し、更に詳細には、生理用ナ
プキンおよびその類似品等の衛生用品に好適に使用され
うる開孔された成形フィルムの表面材に関するものであ
る。
適に使用できる表面材に関し、更に詳細には、生理用ナ
プキンおよびその類似品等の衛生用品に好適に使用され
うる開孔された成形フィルムの表面材に関するものであ
る。
人体からの液体を吸収、保持するため用いられる吸収性
物品は、液体透過性の表面材と液体不透過性の防漏フィ
ルムとの間に液体を吸収、保持する吸収体を介在させた
構造から形成されることは衆知のことである。この吸収
性物品において、液体透過性の表面材(時折、トップシ
ートあるいはカバーストックと称される)は、吸収すべ
き液体を有効に自由に吸収体に移行させることは無論、
吸収体中に移行した液体を逆戻りさせず、人体に乾燥し
た感じの接触感を与え、さらに人体表面と接した際の肌
ざわりの良好なことが要望されている。
物品は、液体透過性の表面材と液体不透過性の防漏フィ
ルムとの間に液体を吸収、保持する吸収体を介在させた
構造から形成されることは衆知のことである。この吸収
性物品において、液体透過性の表面材(時折、トップシ
ートあるいはカバーストックと称される)は、吸収すべ
き液体を有効に自由に吸収体に移行させることは無論、
吸収体中に移行した液体を逆戻りさせず、人体に乾燥し
た感じの接触感を与え、さらに人体表面と接した際の肌
ざわりの良好なことが要望されている。
この目的達成のため、数多くの提案がなされその改良技
術も多い。例えば表面材として、疎水性の微細繊維集合
体である不織布を用い、人体表面と吸収体の間に疎水雰
囲気下の空隙を設計することにより流体の通過性を損な
わず、かつ、吸収体からの液戻りを少なくし、実質的に
乾いた表面を提供する技術(特開昭58−18060号公報)
や、疎水性の液不透過性フィルムに空孔を設け、吸収体
からの液戻りをさらに減じる技術(特公昭57−17081、
特開昭57−1340号各公報)等が代表的である。
術も多い。例えば表面材として、疎水性の微細繊維集合
体である不織布を用い、人体表面と吸収体の間に疎水雰
囲気下の空隙を設計することにより流体の通過性を損な
わず、かつ、吸収体からの液戻りを少なくし、実質的に
乾いた表面を提供する技術(特開昭58−18060号公報)
や、疎水性の液不透過性フィルムに空孔を設け、吸収体
からの液戻りをさらに減じる技術(特公昭57−17081、
特開昭57−1340号各公報)等が代表的である。
しかしながら、これら技術において、疎水性材料を用い
た不織布においては、繊維の集合体として必然的に形成
される微少空間に吸収体に移行させるべき液体が保留し
やすく、圧力が加えると容易に保留した液が体表面に移
行する欠点がある。特に経血のごどき着色した液の場
合、視覚的に大きな欠点となる。
た不織布においては、繊維の集合体として必然的に形成
される微少空間に吸収体に移行させるべき液体が保留し
やすく、圧力が加えると容易に保留した液が体表面に移
行する欠点がある。特に経血のごどき着色した液の場
合、視覚的に大きな欠点となる。
一方、液体不透過性のフィルムに特定の開孔部を設ける
ことにより、表面材の液の保留を改善し、本来の表面材
の機能を損なわないことが提案されているが、疎水性の
フィルムがゆえに液体の自由な通過のため開孔面積を大
きくする必要がある。その開孔部の内部の疎水性損失に
より、必ずしも反対方向への液戻りを防止することはで
きないし、また着色した液体の吸収の場合、開孔部から
その液体が観測され、必ずしも望ましい表面材とは言え
ない。
ことにより、表面材の液の保留を改善し、本来の表面材
の機能を損なわないことが提案されているが、疎水性の
フィルムがゆえに液体の自由な通過のため開孔面積を大
きくする必要がある。その開孔部の内部の疎水性損失に
より、必ずしも反対方向への液戻りを防止することはで
きないし、また着色した液体の吸収の場合、開孔部から
その液体が観測され、必ずしも望ましい表面材とは言え
ない。
従って、一日も早く、流体を自由に吸収体に移行でき、
かつ、液戻りもなく、着色した液体の吸収に際しても、
その吸収された液体の色がカバーできる表面材の出現が
望まれている。
かつ、液戻りもなく、着色した液体の吸収に際しても、
その吸収された液体の色がカバーできる表面材の出現が
望まれている。
本発明者らは、かかる問題点を克服すべく鋭意研究を行
った結果、本発明を完成するに至った。
った結果、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、頂部、底部およびそれらを連結する壁
部から構成される凹部を有する不透明の疎水性フィルム
からなり、壁部は傾斜している傾斜部を有し、少なくと
も傾斜部の一部には開孔が設けられ、かつ開孔を有する
傾斜部は頂部に覆われていないことを特徴とする衛生用
品の表面材を提供するものである。
部から構成される凹部を有する不透明の疎水性フィルム
からなり、壁部は傾斜している傾斜部を有し、少なくと
も傾斜部の一部には開孔が設けられ、かつ開孔を有する
傾斜部は頂部に覆われていないことを特徴とする衛生用
品の表面材を提供するものである。
以下、図面を参照して本発明を更に説明する。
第1図は、本発明の表面材の代表的な例を示す斜視図で
あり、第2図はその開孔部分の拡大図である。本発明の
表面材は頂部1、底部2およびそれらを連結する壁部3
から構成される凹部を有する不透明の疎水性フィルムか
らなり、その壁部3は傾斜している傾斜部を有し、少く
とも傾斜部の一部には開孔4が設けられ、かつ開孔を有
する傾斜部は頂部に覆われていない。この開孔4は人体
より排出された液体の通過口としての役割を果す。
あり、第2図はその開孔部分の拡大図である。本発明の
表面材は頂部1、底部2およびそれらを連結する壁部3
から構成される凹部を有する不透明の疎水性フィルムか
らなり、その壁部3は傾斜している傾斜部を有し、少く
とも傾斜部の一部には開孔4が設けられ、かつ開孔を有
する傾斜部は頂部に覆われていない。この開孔4は人体
より排出された液体の通過口としての役割を果す。
本発明の表面材は、直色した液体の吸収において、特公
昭57−17081号公報で開示されている先細毛細管形状の
開孔をもつ疎水性フィルムとは異なり、壁部の傾斜部に
開孔を設けることにより、人体より排出された液体を速
やかに移行させること(これを以下液透過性と記す)の
できる大きな開孔の場合においても、液体を吸収した
後、吸収体からの表面への液の戻りを防止する効果(こ
れを以下液戻り防止性と記す)及び吸収体中に吸収され
た着色した部分を遮蔽する効果(これを以下遮蔽性と記
す)は共に大きい。更に、開孔を有する傾斜部が頂部に
覆われていないために、着用者の体により吸収性物品が
大きな圧力を受けた時でさえも、開孔がその表面材中に
存在し、液透過性が低下することはない。これに対し
て、開孔を有する傾斜部が頂部に覆われている場合は、
圧力を受けた時、開孔が頂部によって塞がれるため液透
過性が著しく低下してしまうので、本発明の意図とする
とこではない。
昭57−17081号公報で開示されている先細毛細管形状の
開孔をもつ疎水性フィルムとは異なり、壁部の傾斜部に
開孔を設けることにより、人体より排出された液体を速
やかに移行させること(これを以下液透過性と記す)の
できる大きな開孔の場合においても、液体を吸収した
後、吸収体からの表面への液の戻りを防止する効果(こ
れを以下液戻り防止性と記す)及び吸収体中に吸収され
た着色した部分を遮蔽する効果(これを以下遮蔽性と記
す)は共に大きい。更に、開孔を有する傾斜部が頂部に
覆われていないために、着用者の体により吸収性物品が
大きな圧力を受けた時でさえも、開孔がその表面材中に
存在し、液透過性が低下することはない。これに対し
て、開孔を有する傾斜部が頂部に覆われている場合は、
圧力を受けた時、開孔が頂部によって塞がれるため液透
過性が著しく低下してしまうので、本発明の意図とする
とこではない。
壁部の傾斜部に開孔を設けることによるもう1つの重要
な利点としては、着用者の体表面から速やかに液体が離
れると共に、その液体が体表面より離れた所で流れるこ
とが挙げられる。その結果として、使用者の皮膚を乾燥
した状態に保つこと(これを以下表面乾燥性と記す)が
でき快適に使用できる。
な利点としては、着用者の体表面から速やかに液体が離
れると共に、その液体が体表面より離れた所で流れるこ
とが挙げられる。その結果として、使用者の皮膚を乾燥
した状態に保つこと(これを以下表面乾燥性と記す)が
でき快適に使用できる。
表面材の見かけの厚さ、速ち、頂部と底部の距離は、十
分な液戻り防止性と表面乾燥性をもたらす範囲で任意に
決定できるが、通常0.1〜5mmが好適である。
分な液戻り防止性と表面乾燥性をもたらす範囲で任意に
決定できるが、通常0.1〜5mmが好適である。
開孔の大きさと開孔密度は、液透過性と液戻り防止性及
び遮蔽性とのバランスのとれた範囲で任意に決定できる
が、通常、開孔の大きさが0.02〜30mm2であり、かつ開
孔密度が1〜100個/cm2であることが好ましい。
び遮蔽性とのバランスのとれた範囲で任意に決定できる
が、通常、開孔の大きさが0.02〜30mm2であり、かつ開
孔密度が1〜100個/cm2であることが好ましい。
また、開孔を有する壁部に連設された頂部がなす平面と
傾斜部との角度(第2図のα)は、開孔が頂部に覆われ
ない、即ち直角より小さい範囲で任意に決定できるが、
十分な液戻り防止性と遮蔽性を得るためには通常20゜以
上であることが好ましい。
傾斜部との角度(第2図のα)は、開孔が頂部に覆われ
ない、即ち直角より小さい範囲で任意に決定できるが、
十分な液戻り防止性と遮蔽性を得るためには通常20゜以
上であることが好ましい。
本発明に用いる疎水性フィルムは不透明であることを要
件とする。疎水性フィルム自身が不透明であるので、本
発明の開孔を有する表面材も不透明となり、経血の様な
着色した液体を吸収する吸収性物品の表面材として好ま
しく利用できる。この開孔部を有する表面材の不透明度
は白色度(実施例参照)として数値化されるが、その白
色度は20%以上であることが好ましい。
件とする。疎水性フィルム自身が不透明であるので、本
発明の開孔を有する表面材も不透明となり、経血の様な
着色した液体を吸収する吸収性物品の表面材として好ま
しく利用できる。この開孔部を有する表面材の不透明度
は白色度(実施例参照)として数値化されるが、その白
色度は20%以上であることが好ましい。
尚、不透明度を付与するための方法としては、様々な方
法が考えられる。例えば、酸化チタン、酸化亜鉛などの
白色顔料をフィルム製造工程で樹脂に添加する方法、フ
ィルム表面に白色顔料をアクリル系、ビニル系、ゴム系
などの適当なバインダーと混合してコーティングする方
法などが挙げられるが、所定の不透明度を付与できるな
ら、これらの方法に限らずどんな方法を用いても良い。
法が考えられる。例えば、酸化チタン、酸化亜鉛などの
白色顔料をフィルム製造工程で樹脂に添加する方法、フ
ィルム表面に白色顔料をアクリル系、ビニル系、ゴム系
などの適当なバインダーと混合してコーティングする方
法などが挙げられるが、所定の不透明度を付与できるな
ら、これらの方法に限らずどんな方法を用いても良い。
疎水性フィルムの主要成分としては、ポリオレフィン、
オレフィンとアクリル酸エステル、酢酸ビニルなどの他
モノマーとの共重合体、ポリエステル、ポリアミド、酢
酸セルロースなどの任意の疎水性樹脂を用いることがで
きるが、一般に風合いの面からポリオレフィンまたはオ
レフィンと他モノマーとの共重合体が好ましい。
オレフィンとアクリル酸エステル、酢酸ビニルなどの他
モノマーとの共重合体、ポリエステル、ポリアミド、酢
酸セルロースなどの任意の疎水性樹脂を用いることがで
きるが、一般に風合いの面からポリオレフィンまたはオ
レフィンと他モノマーとの共重合体が好ましい。
疎水性フィルムへの開孔成形加工の方法としては、エン
ボス加工に代表される凹凸のかみ込み方式、真空による
吸引方式、空気圧による加圧方式などが挙げられるが、
疎水性フィルムの構成樹脂や目的とする開孔形状などに
応じて適当な方法を選択することができる。
ボス加工に代表される凹凸のかみ込み方式、真空による
吸引方式、空気圧による加圧方式などが挙げられるが、
疎水性フィルムの構成樹脂や目的とする開孔形状などに
応じて適当な方法を選択することができる。
再び図面に戻って、本発明にかかる表面材の代表例につ
いて説明する。
いて説明する。
第2図に示す表面材では底部2が開孔4に隣接して形成
されているが、第3図に示す様に底部2が開孔4と離れ
て設置されていても良い。但し、第2図に示す表面材の
場合には底部上に排出された液体は、開孔4から速やか
に吸収体に移行するが、第3図に示す表面材の場合は底
部2と壁部3によって形成される空間に液体が保留する
可能性があるため、第2図の様な構造をとることがより
好ましい。
されているが、第3図に示す様に底部2が開孔4と離れ
て設置されていても良い。但し、第2図に示す表面材の
場合には底部上に排出された液体は、開孔4から速やか
に吸収体に移行するが、第3図に示す表面材の場合は底
部2と壁部3によって形成される空間に液体が保留する
可能性があるため、第2図の様な構造をとることがより
好ましい。
第2図及び第3図に示す表面材では開孔4の形が長方形
であるが、開孔4の形状は特に限定されず、第4図また
は第5図に示す様に台形、半円形などの任意の形をとる
ことができる。また、第6図に示す様に1つの壁部の傾
斜部に複数の開孔4が設けられていても良いし、第7図
に示す様に1つの壁部3の傾斜部の全面に開孔4が形成
されていてもよい。
であるが、開孔4の形状は特に限定されず、第4図また
は第5図に示す様に台形、半円形などの任意の形をとる
ことができる。また、第6図に示す様に1つの壁部の傾
斜部に複数の開孔4が設けられていても良いし、第7図
に示す様に1つの壁部3の傾斜部の全面に開孔4が形成
されていてもよい。
第8図に示す例においては、開孔を有しない壁部3が円
セグメントの形を形成しており、隣接する半円形の壁部
の傾斜部の全面にわたって開孔4が設けられている。第
9図は、これを上部より見た平面図である。この場合、
底部は壁部中で頂部平面との距離が最大となる点または
線として存在する。
セグメントの形を形成しており、隣接する半円形の壁部
の傾斜部の全面にわたって開孔4が設けられている。第
9図は、これを上部より見た平面図である。この場合、
底部は壁部中で頂部平面との距離が最大となる点または
線として存在する。
第10図に示す例では、開孔を有しない壁部と頂部に囲ま
れた壁部の傾斜部に開孔4が設けられており、底部2は
1つの壁部と開孔との境界をなす線として存在する。
れた壁部の傾斜部に開孔4が設けられており、底部2は
1つの壁部と開孔との境界をなす線として存在する。
第11図には開孔4を有する壁部3が円錐形を形成してい
る例を示す。この場合においても、開孔4の個数、形
状、及び底部2が開孔4に隣接しているか否かは自由に
選択することができる。
る例を示す。この場合においても、開孔4の個数、形
状、及び底部2が開孔4に隣接しているか否かは自由に
選択することができる。
以上の例において、開孔は必ずしも図示された壁部の傾
斜部に存在する必要はなく、開孔が頂部によって覆われ
ない限り、任意の壁部の傾斜部に存在することができ
る。
斜部に存在する必要はなく、開孔が頂部によって覆われ
ない限り、任意の壁部の傾斜部に存在することができ
る。
上述したごとく、第1〜11図に示した例で理解できるよ
うに、本発明の表面材は、頂部、底部及びそれらを連結
する壁部から構成される凹部を有する疎水性の不透明フ
ィルムからなり、壁部は傾斜している傾斜部を有し、少
くとも傾斜部の一部に開孔が設けられ、かつ開孔を有す
る傾斜部は頂部に覆われていない形状をとることによ
り、圧力が加わっても自由に流体が通過でき、かつ、液
戻りが少なく、かつ、着色した流体の吸収においても、
吸収後の着色が緩和でき、吸収性物品、特に経血などの
着色した液体を吸収する生理用ナプキン等の衛生用品の
好適に用いられる表面材である。
うに、本発明の表面材は、頂部、底部及びそれらを連結
する壁部から構成される凹部を有する疎水性の不透明フ
ィルムからなり、壁部は傾斜している傾斜部を有し、少
くとも傾斜部の一部に開孔が設けられ、かつ開孔を有す
る傾斜部は頂部に覆われていない形状をとることによ
り、圧力が加わっても自由に流体が通過でき、かつ、液
戻りが少なく、かつ、着色した流体の吸収においても、
吸収後の着色が緩和でき、吸収性物品、特に経血などの
着色した液体を吸収する生理用ナプキン等の衛生用品の
好適に用いられる表面材である。
尚、本発明の表面材は上述した例に限定されることな
く、上記に規定した範囲内において種々の改変をなしう
るものである。
く、上記に規定した範囲内において種々の改変をなしう
るものである。
以下、本発明がいかに有用であるかを具体的に例をあげ
て説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるこ
とはない。
て説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるこ
とはない。
実施例1〜23及び比較例1〜3 表1に示す構成樹脂からなる各種形状の本発明に係る表
面材又は比較の表面材を製造し、その性能を以下に示す
方法により評価した。
面材又は比較の表面材を製造し、その性能を以下に示す
方法により評価した。
結果を表1に示す。
尚、全ての表面材は所定の樹脂から成るフィルムにエン
ボス開孔加工を施すことにより製造した。また、比較例
1を除く表面材には、白色顔料として酸化チタンが約10
重量%含まれている。
ボス開孔加工を施すことにより製造した。また、比較例
1を除く表面材には、白色顔料として酸化チタンが約10
重量%含まれている。
吸収時間、液戻り及び視覚的ドライネスの評価に際して
は、市販のロリエ(花王(株)製)の表面材を取り除
き、代りに各表面材を構成しナプキン想定サンプルとし
て評価した。
は、市販のロリエ(花王(株)製)の表面材を取り除
き、代りに各表面材を構成しナプキン想定サンプルとし
て評価した。
<測定方法> (1) 開孔の大きさ: 実体顕微鏡を用いて、開孔面をその直角方向から見た拡
大写真を撮影し、写真上での開孔の大きさaをプラニメ
ーターを用いて測定し、(1)式によって実物大の開孔
の大きさAを算出した。
大写真を撮影し、写真上での開孔の大きさaをプラニメ
ーターを用いて測定し、(1)式によって実物大の開孔
の大きさAを算出した。
x:実物に対する写真の倍率 (2) 開孔密度: 表面材1cm2あたりの開孔の数を数えることにより測定し
た。
た。
(3) 開孔角度: 表面材の横断面を、実体顕微鏡を用いて第14図に示すよ
うに写真撮影し、第14図のαで示す角度を分度器で測定
し、これを開孔角度とした。
うに写真撮影し、第14図のαで示す角度を分度器で測定
し、これを開孔角度とした。
(4) 白色度: 日本電色工業(株)製ND−101DP型測色色差計を用い
て、同条件の照明の下で標準赤色台紙における500mn
(緑)の波長の光に対する絶対反射率R0と、各表面材試
料における同波長の光に対する絶対反射率Rを測定し、
(2)式により各表面材試料の白色度Rrを算出した。具
体的な操作法は、「ND−101DP型取扱い説明書」に準拠
した。
て、同条件の照明の下で標準赤色台紙における500mn
(緑)の波長の光に対する絶対反射率R0と、各表面材試
料における同波長の光に対する絶対反射率Rを測定し、
(2)式により各表面材試料の白色度Rrを算出した。具
体的な操作法は、「ND−101DP型取扱い説明書」に準拠
した。
(5) 吸収時間、液戻り量: 試験液10mlを5g/cm2の加圧下で注入し、ナプキン想定サ
ンプルに吸収されるに要した時間を吸収時間とした。こ
の吸収時間が小さい程、液透過性に優れていることを示
す。そして更に、一定時間後に50g/cm2に加圧し、内部
より表面材を通って戻ってくる試験液量を測定し、液戻
り量とした。液戻り量が小さいほど表面でのべたつきが
少なく使用感が良好であることを示す。
ンプルに吸収されるに要した時間を吸収時間とした。こ
の吸収時間が小さい程、液透過性に優れていることを示
す。そして更に、一定時間後に50g/cm2に加圧し、内部
より表面材を通って戻ってくる試験液量を測定し、液戻
り量とした。液戻り量が小さいほど表面でのべたつきが
少なく使用感が良好であることを示す。
(6) 視覚的ドライネス: ナプキン想定サンプルに4gの馬脱繊維血液を吸収された
後の状態を官能評価で次の様にランク別けした。
後の状態を官能評価で次の様にランク別けした。
◎:血液の赤色が全く認められない。
○:血液の赤色がほんのわずかに認められる。
△:血液の赤色がかなり認められる。
×:血液の赤色が非常に顕著に認められる。
〔発明の効果〕 実施例1〜23に示す様に、本発明に係る表面材は、吸収
時間及び戻り量が小さく、かつ視覚的ドライネスが良好
であり、吸収性物品、特に経血などの着色した液体を吸
収する生理用ナプキンに好適に用いられることがわか
る。
時間及び戻り量が小さく、かつ視覚的ドライネスが良好
であり、吸収性物品、特に経血などの着色した液体を吸
収する生理用ナプキンに好適に用いられることがわか
る。
比較例1はフィルム自体の白色度が低いため、吸収体中
に拡散した試験液の色が透けて見えるため、視覚的ドラ
イネスが悪い。
に拡散した試験液の色が透けて見えるため、視覚的ドラ
イネスが悪い。
比較例2は、表面材の底部に開孔が設けられているた
め、結果として表面材の白色度が低く視覚的ドライネス
が劣悪であると共に、液戻り量が大きく、吸収性物品の
表面材として十分な性能を備えているとは言えない。
め、結果として表面材の白色度が低く視覚的ドライネス
が劣悪であると共に、液戻り量が大きく、吸収性物品の
表面材として十分な性能を備えているとは言えない。
比較例3は、開孔角度が90゜以上であるため加圧時に孔
が塞がってしまい、吸収時間が極端に大きくなり、吸収
性物品の表面材として用いるには甚だ不適当であること
がわかる。
が塞がってしまい、吸収時間が極端に大きくなり、吸収
性物品の表面材として用いるには甚だ不適当であること
がわかる。
第1図は本発明の表面材の一実施例を示す斜視図、第2
〜8図及び第10図及び第11図はそれぞれ本発明の表面材
の実施例を示す開孔部分の拡大図、第9図は第8図に示
した開孔を有する表面材の平面図、第12及び13図は比較
表面材の開孔部分の拡大図、第14図は開孔角度の測定方
法を示す図である。 1:頂部、2:底部 3:壁部、4:開孔
〜8図及び第10図及び第11図はそれぞれ本発明の表面材
の実施例を示す開孔部分の拡大図、第9図は第8図に示
した開孔を有する表面材の平面図、第12及び13図は比較
表面材の開孔部分の拡大図、第14図は開孔角度の測定方
法を示す図である。 1:頂部、2:底部 3:壁部、4:開孔
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−259260(JP,A) 特公 昭57−17081(JP,B2)
Claims (3)
- 【請求項1】頂部、底部およびそれらを連結する壁部か
ら構成される凹部を有する不透明の疎水性フィルムから
なり、壁部は傾斜している傾斜部を有し、少なくとも傾
斜部の一部には開孔が設けられ、かつ開孔を有する傾斜
部は頂部に覆われていないことを特徴とする衛生用品の
表面材。 - 【請求項2】開孔の大きさが0.02〜30mm2であり、かつ
開孔密度が1〜100個/cm2である特許請求の範囲第1項
記載の表面材。 - 【請求項3】開孔を有する壁部に連設された頂部がなす
平面と傾斜部との角度が直角より小さくかつ20゜以上で
ある特許請求の範囲第1項記載の表面材。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62191332A JPH0775616B2 (ja) | 1987-07-30 | 1987-07-30 | 衛生用品の表面材 |
ES88111630T ES2065900T3 (es) | 1987-07-30 | 1988-07-20 | Articulo sanitario. |
EP19880111630 EP0304617B1 (en) | 1987-07-30 | 1988-07-20 | Sanitary article |
DE3852732T DE3852732T2 (de) | 1987-07-30 | 1988-07-20 | Sanitärartikel. |
MYPI88000818A MY103543A (en) | 1987-07-30 | 1988-07-21 | Surface material for sanitary articles |
CA 573278 CA1305583C (en) | 1987-07-30 | 1988-07-28 | Surface material with flow checking recesses having openings for sanitary articles |
US07/494,832 US5078710A (en) | 1987-07-30 | 1990-03-16 | Surface material for sanitary articles |
HK201796A HK201796A (en) | 1987-07-30 | 1996-11-07 | Sanitary article |
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---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JPH0775616B2 true JPH0775616B2 (ja) | 1995-08-16 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
---|---|
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JP2777178B2 (ja) * | 1989-03-17 | 1998-07-16 | 花王株式会社 | 吸収性物品 |
JPH0713703Y2 (ja) * | 1989-10-24 | 1995-04-05 | ライオン株式会社 | 吸収性物品 |
JP2943737B2 (ja) | 1996-11-08 | 1999-08-30 | 日本電気株式会社 | 通信機器の筐体構造 |
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TWI448277B (zh) | 2011-03-31 | 2014-08-11 | Uni Charm Corp | Absorbent items |
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JP6092508B2 (ja) | 2011-09-30 | 2017-03-08 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
JP6057664B2 (ja) | 2011-12-28 | 2017-01-11 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品、及びその製造方法 |
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WO2013129327A1 (ja) | 2012-02-29 | 2013-09-06 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
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JP5717685B2 (ja) | 2012-04-02 | 2015-05-13 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
JP5717686B2 (ja) | 2012-04-02 | 2015-05-13 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
JP6116178B2 (ja) | 2012-04-02 | 2017-04-19 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
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Family Cites Families (2)
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---|---|---|---|---|
JPS5717081A (en) * | 1981-05-25 | 1982-01-28 | Noriko Ikegami | Electronic interpreter |
JPS6010225A (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-19 | Toshihiko Tate | 液晶を用いた装置 |
-
1987
- 1987-07-30 JP JP62191332A patent/JPH0775616B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6434365A (en) | 1989-02-03 |
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Legal Events
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