JPH0774063B2 - シ−ト後処理装置 - Google Patents
シ−ト後処理装置Info
- Publication number
- JPH0774063B2 JPH0774063B2 JP62191934A JP19193487A JPH0774063B2 JP H0774063 B2 JPH0774063 B2 JP H0774063B2 JP 62191934 A JP62191934 A JP 62191934A JP 19193487 A JP19193487 A JP 19193487A JP H0774063 B2 JPH0774063 B2 JP H0774063B2
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- sheet
- bin
- elongated hole
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- 238000012805 post-processing Methods 0.000 claims description 11
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 8
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 5
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Pile Receivers (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Collation Of Sheets And Webs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、複写機、印刷機あるいはレーザービームプリ
ンタ等の画像形成装置に付設されて該画像形成装置から
排出されるシートを分類・収納するシート後処理装置に
係り、詳しくは多数のビンを備え、該ビン上に収納され
たシートを整合するシート後処理装置に関する。
ンタ等の画像形成装置に付設されて該画像形成装置から
排出されるシートを分類・収納するシート後処理装置に
係り、詳しくは多数のビンを備え、該ビン上に収納され
たシートを整合するシート後処理装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、ビンに収納したシートを整合するシート後処理装
置は、ビンに切欠き部を設け、該切欠き部からビンへ整
合部材を挿入してシートの整合を行っていた。
置は、ビンに切欠き部を設け、該切欠き部からビンへ整
合部材を挿入してシートの整合を行っていた。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 ところで、上述したシート後処理装置では、ビン上の小
サイズのシートを取出すためにビン後部から形成された
切欠き部の外、上述整合部材用のビン切欠き部をビン側
方から設ける必要があるため、ビンの強度が不足してビ
ンが撓んでしまうことがあり、また該切欠き部にシート
が引掛かって整合不能となることがあった。
サイズのシートを取出すためにビン後部から形成された
切欠き部の外、上述整合部材用のビン切欠き部をビン側
方から設ける必要があるため、ビンの強度が不足してビ
ンが撓んでしまうことがあり、また該切欠き部にシート
が引掛かって整合不能となることがあった。
(ニ) 問題を解決するための手段 本発明は、上述問題点を解消することを目的とするもの
であり、シート後処理装置は、多段に重ねて配置された
多数のビンと、前記多数のビンの各々に形成される閉鎖
性の長孔と、前記多数のビンの長孔を前記多段方向に貫
通していて、前記ビンに排出収納されたシートの端面を
押してシートを幅寄せ整合する整合手段と、前記整合手
段を前記整合位置と非整合位置の間を前記長孔内で移動
させる移動手段とを備え、前記ビンにおける、シート排
出方向についての前記長孔の上流側の部分に、前記ビン
から突出するとともに下流側に向かって高さが漸増する
傾斜面を有する肉厚部を設けた、ことを特徴とする。
であり、シート後処理装置は、多段に重ねて配置された
多数のビンと、前記多数のビンの各々に形成される閉鎖
性の長孔と、前記多数のビンの長孔を前記多段方向に貫
通していて、前記ビンに排出収納されたシートの端面を
押してシートを幅寄せ整合する整合手段と、前記整合手
段を前記整合位置と非整合位置の間を前記長孔内で移動
させる移動手段とを備え、前記ビンにおける、シート排
出方向についての前記長孔の上流側の部分に、前記ビン
から突出するとともに下流側に向かって高さが漸増する
傾斜面を有する肉厚部を設けた、ことを特徴とする。
また、前記長孔における、シート排出方向下流側端面
に、シート案内のためのシート排出方向のテーパ面を設
けるようにしてもよい。
に、シート案内のためのシート排出方向のテーパ面を設
けるようにしてもよい。
さらに、前記長孔の長径を、シート排出方向に対して所
定角度傾斜されてもよい。
定角度傾斜されてもよい。
加えて、前記長孔を、所定位置に中心を有する同心円に
て構成することができる。
て構成することができる。
(ホ) 作用 上述構成に基づき、各ビン上に排出されるシートは、そ
の先端縁がビンの面を擦るようにして排出される。シー
トの先端縁が長孔上流側の肉厚部に到達すると、先端縁
は肉厚部の傾斜面に沿って下流側に向かって移動する。
これにより、シートの先端縁は、傾斜面をいわゆるジャ
ンプ台として長孔を飛び越え、長孔の下流側に達する。
このため、シートの先端縁が長孔に引っ掛かることはな
い。
の先端縁がビンの面を擦るようにして排出される。シー
トの先端縁が長孔上流側の肉厚部に到達すると、先端縁
は肉厚部の傾斜面に沿って下流側に向かって移動する。
これにより、シートの先端縁は、傾斜面をいわゆるジャ
ンプ台として長孔を飛び越え、長孔の下流側に達する。
このため、シートの先端縁が長孔に引っ掛かることはな
い。
このように、長孔の上流側に設けられ、また高さが漸増
する傾斜面を有する肉厚部は、ビンの補強用として、ま
たシートのジャンプ台として機能する。
する傾斜面を有する肉厚部は、ビンの補強用として、ま
たシートのジャンプ台として機能する。
なお、シートの排出方向について、長孔の下流側端面
に、テーパ面が形成されているときは、肉厚部との組み
合わせにより、長孔に対しシートの先端縁が一層引っ掛
かりにくくなる。
に、テーパ面が形成されているときは、肉厚部との組み
合わせにより、長孔に対しシートの先端縁が一層引っ掛
かりにくくなる。
(ヘ) 実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明す
る。
る。
ソータ1は、第2図及び第3図に示すように、機体12及
びビンユニット11からなり、該機体12は搬入口2に近接
して搬入ローラ対3を備えており、該ローラ対3の下流
には搬送パス5あるいは6へシート搬送方向を切り換え
るフラッパ7が配設されている。そして、一方の搬送パ
ス5は略々水平方向に延びて、その下流に排紙ローラ対
8が配設されており、また他方の搬送パス6は下方向に
延びて、その下流に排紙ローラ対9が配設されている。
更に、該排紙ローラ対8及び9の下流には、多数のビン
10を備えるビンユニット11が、一端を機体12に固定した
バネ13がフック14へ掛止されて該バネ13により該ビンユ
ニット11の重量が担持されることにより、昇降自在に支
持されている。そして、該ビンユニット11の基端側の上
下部にはガイドローラ15,15が回転自在に支持されてお
り、該ローラ15,15は、前記機体12に上下方向に延びる
ように設けられた案内溝16に嵌合されて該溝16内を転動
して前記ビンユニット11を案内するように構成されてい
る。また、該機体12には、駆動モータ17が配設されてお
り、更に底板19にはスラスト軸受20が配設されている。
そして、該スラスト軸受20により回転軸22はそのスラス
ト荷重を担持されており、該軸22は該軸受け20により下
端を、かつ軸受20′(第6図参照)により上端を回転自
在に支持されており、更に該回転軸22にはリードカム21
及びスプロケット23が固定されている。また、該スプロ
ケット23と前記モータ17の軸とにはチェーン25が張設さ
れており、これによりモータ17の回転はチェーン25を介
して回転軸22へ伝達されるようになっている。
びビンユニット11からなり、該機体12は搬入口2に近接
して搬入ローラ対3を備えており、該ローラ対3の下流
には搬送パス5あるいは6へシート搬送方向を切り換え
るフラッパ7が配設されている。そして、一方の搬送パ
ス5は略々水平方向に延びて、その下流に排紙ローラ対
8が配設されており、また他方の搬送パス6は下方向に
延びて、その下流に排紙ローラ対9が配設されている。
更に、該排紙ローラ対8及び9の下流には、多数のビン
10を備えるビンユニット11が、一端を機体12に固定した
バネ13がフック14へ掛止されて該バネ13により該ビンユ
ニット11の重量が担持されることにより、昇降自在に支
持されている。そして、該ビンユニット11の基端側の上
下部にはガイドローラ15,15が回転自在に支持されてお
り、該ローラ15,15は、前記機体12に上下方向に延びる
ように設けられた案内溝16に嵌合されて該溝16内を転動
して前記ビンユニット11を案内するように構成されてい
る。また、該機体12には、駆動モータ17が配設されてお
り、更に底板19にはスラスト軸受20が配設されている。
そして、該スラスト軸受20により回転軸22はそのスラス
ト荷重を担持されており、該軸22は該軸受け20により下
端を、かつ軸受20′(第6図参照)により上端を回転自
在に支持されており、更に該回転軸22にはリードカム21
及びスプロケット23が固定されている。また、該スプロ
ケット23と前記モータ17の軸とにはチェーン25が張設さ
れており、これによりモータ17の回転はチェーン25を介
して回転軸22へ伝達されるようになっている。
更に、前記ビンユニット11は、第1図に詳示するよう
に、傾斜部及び水平部からなる底部フレーム26、該フレ
ーム26の先端手前側と奥側とに垂直に設けられたフレー
ム27,27及び該フレーム27,27により支持されたカバー29
により構成されるユニット本体30を有しており、該ユニ
ット本体30の手前側にはシートを当接する整合基準板31
が設けられている。そして、該フレーム26の基端奥側に
は支持板32が固定されており、該支持板32に扇形ギヤ33
が回動自在に支持されている。また、該支持板32の下側
にはパルスモータ35が配設されており、該モータ35の出
力軸に固定されたギヤ36は前記扇形ギヤ33と噛合してい
る。更に、該扇形ギヤ33には下アーム37が固定されてお
り、該アーム37は扇形ギヤ33と一体に回動するように構
成されている。そして、前記カバー29の該アーム37と対
向する位置にアーム39が、該カバー29に回動自在に支持
された軸40に固定されて配設されており、該アーム39の
回動中心と前記アーム37の回動中心とには軸41が架設さ
れている。また、該アーム37の先端と該アーム39の先端
とには整合棒(整合手段)42が架設されており、該整合
棒42は扇形ギヤ33により揺動するように構成されてい
る。更に、該アーム37には遮光板43が設けられており、
該遮光板43が該アーム37と一体に回動することにより、
前記フレーム26の奥側に配置されたホームポジションセ
ンサ45をON.OFFするように構成されている。
に、傾斜部及び水平部からなる底部フレーム26、該フレ
ーム26の先端手前側と奥側とに垂直に設けられたフレー
ム27,27及び該フレーム27,27により支持されたカバー29
により構成されるユニット本体30を有しており、該ユニ
ット本体30の手前側にはシートを当接する整合基準板31
が設けられている。そして、該フレーム26の基端奥側に
は支持板32が固定されており、該支持板32に扇形ギヤ33
が回動自在に支持されている。また、該支持板32の下側
にはパルスモータ35が配設されており、該モータ35の出
力軸に固定されたギヤ36は前記扇形ギヤ33と噛合してい
る。更に、該扇形ギヤ33には下アーム37が固定されてお
り、該アーム37は扇形ギヤ33と一体に回動するように構
成されている。そして、前記カバー29の該アーム37と対
向する位置にアーム39が、該カバー29に回動自在に支持
された軸40に固定されて配設されており、該アーム39の
回動中心と前記アーム37の回動中心とには軸41が架設さ
れている。また、該アーム37の先端と該アーム39の先端
とには整合棒(整合手段)42が架設されており、該整合
棒42は扇形ギヤ33により揺動するように構成されてい
る。更に、該アーム37には遮光板43が設けられており、
該遮光板43が該アーム37と一体に回動することにより、
前記フレーム26の奥側に配置されたホームポジションセ
ンサ45をON.OFFするように構成されている。
そして、前記ビン10は、第4図に詳示するように、先端
手前及び奥側にそれぞれ係合板46が形成されており、該
係合板46が前記フレーム27の内側に設けられた支持板
(図示せず)と係合することにより、該ビン10は先端側
を支持されるようになっている。また、該ビン10の基端
手前及び奥側にはそれぞれ支持軸47が固定されており、
該支持軸47にはローラ49が回転自在に支持されている。
更に該ビン10には、前記軸41から所定距離Lに前記整合
棒42の回転距離より長くかつ該整合棒42の幅より十分幅
広な最小幅lからなる長孔50が開設されており、該長孔
50の排紙方向(シート排出方向)A下流側面にはテーパ
面51aが付けられている(第5図参照)。また、該ビン1
0の先端奥側の角部分10aはシート収納面10bに対して所
定角度傾斜しており、基端部10cは該シート収納面10bに
対して垂直に立上っており、該ビン10は機体12に対して
先端を上に所定角度傾斜しており、該傾斜によりシート
は、前記シート収納面10bを滑って後端を基端部1cに当
接して前後方向を整合されるようになっている。また、
ビン10の先端からシート収納面10bの略々中央まで延び
る切欠き部51bが形成されており、該切欠き部51bはシー
ト収納面10bに載置された小サイズのシートを取り易く
するためのものである。
手前及び奥側にそれぞれ係合板46が形成されており、該
係合板46が前記フレーム27の内側に設けられた支持板
(図示せず)と係合することにより、該ビン10は先端側
を支持されるようになっている。また、該ビン10の基端
手前及び奥側にはそれぞれ支持軸47が固定されており、
該支持軸47にはローラ49が回転自在に支持されている。
更に該ビン10には、前記軸41から所定距離Lに前記整合
棒42の回転距離より長くかつ該整合棒42の幅より十分幅
広な最小幅lからなる長孔50が開設されており、該長孔
50の排紙方向(シート排出方向)A下流側面にはテーパ
面51aが付けられている(第5図参照)。また、該ビン1
0の先端奥側の角部分10aはシート収納面10bに対して所
定角度傾斜しており、基端部10cは該シート収納面10bに
対して垂直に立上っており、該ビン10は機体12に対して
先端を上に所定角度傾斜しており、該傾斜によりシート
は、前記シート収納面10bを滑って後端を基端部1cに当
接して前後方向を整合されるようになっている。また、
ビン10の先端からシート収納面10bの略々中央まで延び
る切欠き部51bが形成されており、該切欠き部51bはシー
ト収納面10bに載置された小サイズのシートを取り易く
するためのものである。
そして、該ビン10は、第1図ないし第3図に示すよう
に、前記ローラ49が、フレーム26に開設された長孔52を
貫通して前記案内溝16に嵌挿されており、最下段のビン
10のローラ49は前記ガイドローラ15上に載置されてい
る。また、最下段のビン10より1段上のビン10のローラ
49は、該最下段のビン10のローラ49の上に載置されてお
り、このように下段のビン10のローラ49が1段上段のビ
ン10のローラ49を支持することにより、該ビン10…の基
端側は支持されている。そして、該ビン10…の長孔50…
には前記整合棒42が嵌挿されており、該整合棒42は該長
孔50内を整合位置と非整合位置との間で揺動してシート
Sを前記整合基準板31へ当接・整合するように構成され
ている。
に、前記ローラ49が、フレーム26に開設された長孔52を
貫通して前記案内溝16に嵌挿されており、最下段のビン
10のローラ49は前記ガイドローラ15上に載置されてい
る。また、最下段のビン10より1段上のビン10のローラ
49は、該最下段のビン10のローラ49の上に載置されてお
り、このように下段のビン10のローラ49が1段上段のビ
ン10のローラ49を支持することにより、該ビン10…の基
端側は支持されている。そして、該ビン10…の長孔50…
には前記整合棒42が嵌挿されており、該整合棒42は該長
孔50内を整合位置と非整合位置との間で揺動してシート
Sを前記整合基準板31へ当接・整合するように構成され
ている。
また、前記リードカム21は、第6図及び第7図に示すよ
うに、前記ローラ49より若干幅の広い溝21aが螺旋状に
刻設されており、該溝21aは該ローラ49と係合してお
り、該リードカム21の回転により該ローラ49は溝21aに
沿って昇降するように構成されている。
うに、前記ローラ49より若干幅の広い溝21aが螺旋状に
刻設されており、該溝21aは該ローラ49と係合してお
り、該リードカム21の回転により該ローラ49は溝21aに
沿って昇降するように構成されている。
本実施例は、以上のような構成よりなるので、該画像形
成装置から排出された画像形成済シートSは、搬入口2
から搬入ローラ対3により機体12内に搬入され、該ロー
ラ対3によりフラッパ7へ搬送される。この際、シート
Sを分類しないノンソートモードが図示しない操作部か
ら指示されている場合、フラッパ7は、図示しないソレ
ノイドによりシートSを搬送パス5へ案内する位置へ切
換えられ、搬入ローラ対3により搬送されるシートSを
搬送パス5へ案内する。そして、該シートSは、搬送パ
ス5を通って排出ローラ対8により最上段のビン10へ排
出される。この際、シートS先端が長孔50上に通過する
が、該シート先端は、テーパ51aにより案内されて長孔5
0に引掛かることはない(第5図参照)。それから、ビ
ン10上へ排出されたシートSは、ビン本体51の傾斜によ
り、ビン本体51上を滑って基端部10cに当接するが、整
合基準板31に対しては離れた位置(第8図2点鎖線位
置)にある。そして、この状態で、画像形成装置からの
シートサイズ情報によりパルスモータ35が所定量回転
し、該モータ35の回転によりギヤ36が回転する。そし
て、該ギヤ36の回転により扇形ギヤ33が回動し、該ギヤ
33と一体に上下アーム37,39が回動する。これにより、
該上下アーム37,39の先端に位置する整合棒42が、ホー
ムポジションHから矢印方向に長孔50内を回動して、シ
ートSを二点鎖線位置から実線位置まで移動し、シート
Sを整合基準板31へ当接・整合する(第8図参照)。そ
して、所定時間後、パルスモータ35が反転して整合棒42
がホームポジションHまで戻ると、遮光板43がホームポ
ジションセンサ45の発光部と受光部との間を遮って該セ
ンサ45がONし、パルスモータ35が停止して整合作業が終
了する。なお、ホームポジションHまで戻らずに、シー
トSの排出を阻害しない待機位置へ移動して、該待機位
置から第2枚目以降のシートを整合し、整合後再び該待
機位置へ戻るようにしてもよい。ついで、2枚目のシー
トSが画像形成装置から排出され、該シートSは、前述
同様の動作により、最上段のビン10上へ整合・収納さ
れ、同様にして所定枚数のシートS…が最上段のビン10
上に収納される。
成装置から排出された画像形成済シートSは、搬入口2
から搬入ローラ対3により機体12内に搬入され、該ロー
ラ対3によりフラッパ7へ搬送される。この際、シート
Sを分類しないノンソートモードが図示しない操作部か
ら指示されている場合、フラッパ7は、図示しないソレ
ノイドによりシートSを搬送パス5へ案内する位置へ切
換えられ、搬入ローラ対3により搬送されるシートSを
搬送パス5へ案内する。そして、該シートSは、搬送パ
ス5を通って排出ローラ対8により最上段のビン10へ排
出される。この際、シートS先端が長孔50上に通過する
が、該シート先端は、テーパ51aにより案内されて長孔5
0に引掛かることはない(第5図参照)。それから、ビ
ン10上へ排出されたシートSは、ビン本体51の傾斜によ
り、ビン本体51上を滑って基端部10cに当接するが、整
合基準板31に対しては離れた位置(第8図2点鎖線位
置)にある。そして、この状態で、画像形成装置からの
シートサイズ情報によりパルスモータ35が所定量回転
し、該モータ35の回転によりギヤ36が回転する。そし
て、該ギヤ36の回転により扇形ギヤ33が回動し、該ギヤ
33と一体に上下アーム37,39が回動する。これにより、
該上下アーム37,39の先端に位置する整合棒42が、ホー
ムポジションHから矢印方向に長孔50内を回動して、シ
ートSを二点鎖線位置から実線位置まで移動し、シート
Sを整合基準板31へ当接・整合する(第8図参照)。そ
して、所定時間後、パルスモータ35が反転して整合棒42
がホームポジションHまで戻ると、遮光板43がホームポ
ジションセンサ45の発光部と受光部との間を遮って該セ
ンサ45がONし、パルスモータ35が停止して整合作業が終
了する。なお、ホームポジションHまで戻らずに、シー
トSの排出を阻害しない待機位置へ移動して、該待機位
置から第2枚目以降のシートを整合し、整合後再び該待
機位置へ戻るようにしてもよい。ついで、2枚目のシー
トSが画像形成装置から排出され、該シートSは、前述
同様の動作により、最上段のビン10上へ整合・収納さ
れ、同様にして所定枚数のシートS…が最上段のビン10
上に収納される。
また、シートSを分類・収納するソートモードが図示し
ない操作部より入力されている場合、画像形成装置から
排出されたシートSは、搬入口2から搬入ローラ3によ
り機体12内に搬入されると共に、図示しないソレノイド
により切換えられたフラッパ7により搬送パス6へ案内
される。そして、該シートSは、該搬送パス6を通って
排紙ローラ対9により下方に移動しているビンユニット
11の最上段のビン10へ排出される。そして、前述と同様
に、整合棒42が揺動してシートを整合基準板31に当接し
てシートを整合する。それから、2枚目のシートSが画
像形成される際、スタート信号が発せられると、駆動モ
ータ17が所定量回転し、該モータ17の回転はチェーン25
を介して回転軸22に伝達され、該軸22の回転によりリー
ドカム21は1回転する。すると、排紙ローラ対9から排
出されるシートSを収納する位置Cに位置している最上
段のビン10は、ローラ49がリードカム21の溝21aに沿っ
て上昇することにより、B位置へ移動し、かつD位置に
位置している第2段目のビン10は収納位置Cへ上昇する
(第6図参照)。このようにして、全てのビン10…は1
段ずつ上昇すると共に、ビンユニット11自体もビン間垂
直距離上昇する。そして、2枚目のシートSは、画像形
成装置により画像形成されて排出され、前述同様の動作
により、D位置から収納位置Cへ移動した第2段目のビ
ン10へ収納される。このように、シートSへの画像形成
作業が開始される毎に、ビン10…は1段ずつ上昇してシ
ートS…を分類・収納する。
ない操作部より入力されている場合、画像形成装置から
排出されたシートSは、搬入口2から搬入ローラ3によ
り機体12内に搬入されると共に、図示しないソレノイド
により切換えられたフラッパ7により搬送パス6へ案内
される。そして、該シートSは、該搬送パス6を通って
排紙ローラ対9により下方に移動しているビンユニット
11の最上段のビン10へ排出される。そして、前述と同様
に、整合棒42が揺動してシートを整合基準板31に当接し
てシートを整合する。それから、2枚目のシートSが画
像形成される際、スタート信号が発せられると、駆動モ
ータ17が所定量回転し、該モータ17の回転はチェーン25
を介して回転軸22に伝達され、該軸22の回転によりリー
ドカム21は1回転する。すると、排紙ローラ対9から排
出されるシートSを収納する位置Cに位置している最上
段のビン10は、ローラ49がリードカム21の溝21aに沿っ
て上昇することにより、B位置へ移動し、かつD位置に
位置している第2段目のビン10は収納位置Cへ上昇する
(第6図参照)。このようにして、全てのビン10…は1
段ずつ上昇すると共に、ビンユニット11自体もビン間垂
直距離上昇する。そして、2枚目のシートSは、画像形
成装置により画像形成されて排出され、前述同様の動作
により、D位置から収納位置Cへ移動した第2段目のビ
ン10へ収納される。このように、シートSへの画像形成
作業が開始される毎に、ビン10…は1段ずつ上昇してシ
ートS…を分類・収納する。
なお、上述実施例において、長孔50は軸41から所定距離
Lの位置に最小幅lで開設されていたが、これに限ら
ず、長孔50′を、第9図に示すように、軸41を中心とす
る半径L及び半径L+lの円の円周上に、その長手部分
が位置するようにしてもよい。
Lの位置に最小幅lで開設されていたが、これに限ら
ず、長孔50′を、第9図に示すように、軸41を中心とす
る半径L及び半径L+lの円の円周上に、その長手部分
が位置するようにしてもよい。
また、ビン本体51のテーパ面51aのシート排出方向下流
側及び該テーパ面51a以外の長孔50に隣接する部分に、
第10図及び第11図に示すように、ビン本体5に対して傾
斜する肉厚部51bを設ける。肉厚部51bは、ビン本体51を
補強する。また、肉厚部51bのうち、長孔50の上流側に
形成されたものは、シートSのジャンプ台として機能す
る。すなわち、上流側の肉厚部51bは、ビン本体51から
立ち上がるとともに、下流側に向かって高さが漸増する
傾斜面51Jを有する。
側及び該テーパ面51a以外の長孔50に隣接する部分に、
第10図及び第11図に示すように、ビン本体5に対して傾
斜する肉厚部51bを設ける。肉厚部51bは、ビン本体51を
補強する。また、肉厚部51bのうち、長孔50の上流側に
形成されたものは、シートSのジャンプ台として機能す
る。すなわち、上流側の肉厚部51bは、ビン本体51から
立ち上がるとともに、下流側に向かって高さが漸増する
傾斜面51Jを有する。
各ビン10に排出されるシートSは、その先端縁がビン10
の面を擦るようにして排出される。シートSの先端縁が
長孔50上流側の肉厚部51bに到達すると、先端縁は肉厚
部51bの傾斜面51Jによって持ち上げられ、傾斜面に沿っ
て下流側に向かって移動する。これにより、シートSの
先端縁は、傾斜面をいわゆるジャンプ台として長孔50を
飛び越え、長孔50の下流側に達する。このため、シート
Sの先端縁が長孔に引っ掛かることはない。
の面を擦るようにして排出される。シートSの先端縁が
長孔50上流側の肉厚部51bに到達すると、先端縁は肉厚
部51bの傾斜面51Jによって持ち上げられ、傾斜面に沿っ
て下流側に向かって移動する。これにより、シートSの
先端縁は、傾斜面をいわゆるジャンプ台として長孔50を
飛び越え、長孔50の下流側に達する。このため、シート
Sの先端縁が長孔に引っ掛かることはない。
更に、上述実施例において、整合棒42は回動するように
なっているが、これに限らず、第12図に示すように、直
線状に移動するようにしてもよく、この場合、長孔50″
も直線状となり、該長孔50″とシートSとの接触部分が
減少して該長孔50″にシートSが一層引掛かりにくくな
る。
なっているが、これに限らず、第12図に示すように、直
線状に移動するようにしてもよく、この場合、長孔50″
も直線状となり、該長孔50″とシートSとの接触部分が
減少して該長孔50″にシートSが一層引掛かりにくくな
る。
(ト) 発明の効果 以上、説明したように、ビンにおける長孔の上流側に、
下流側に向かって高さが漸増する傾斜面を有する肉厚部
を設けることにより、排出時のシートが肉厚部をジャン
プ台として、傾斜面に沿ってジャンプして長孔を飛び越
えることができるので、シートの先端縁が長孔に引っ掛
かっることによって排出後のシートの姿勢が乱されるこ
とを有効に防止することができる。かつ、肉厚部によっ
て、ビン自体の強度を向上させることができる。
下流側に向かって高さが漸増する傾斜面を有する肉厚部
を設けることにより、排出時のシートが肉厚部をジャン
プ台として、傾斜面に沿ってジャンプして長孔を飛び越
えることができるので、シートの先端縁が長孔に引っ掛
かっることによって排出後のシートの姿勢が乱されるこ
とを有効に防止することができる。かつ、肉厚部によっ
て、ビン自体の強度を向上させることができる。
なお、長孔のシート排出方向下流側端面にテーパ面を設
けるときは、長孔に対し、シート先端が一層引っ掛かり
にくくなる。
けるときは、長孔に対し、シート先端が一層引っ掛かり
にくくなる。
第1図は本発明に係るビン及び整合部材を示す斜視図で
ある。そして、第2図は本発明を備えるシート後処理装
置を示す斜視図であり、第3図はその正面図である。ま
た、第4図は本発明に係るビンを示す平面図であり、第
5図は第4図のB−B断面図である。更に、第6図はリ
ードカムとビンとの状態を示す正面図であり、第7図は
その平面図である。そして、第8図は本発明の動作を示
す平面図である。また、第9図は長孔を示す平面図、第
10図は肉厚部を示す平面図、第11図は第10図のE−E断
面図、第12図は他の長孔を示す平面図である。 1……シート後処理装置、10……ビン、42……整合部
材、50,50′,50″……長孔、51a……テーパ面、51b……
肉厚部、51J……傾斜面。
ある。そして、第2図は本発明を備えるシート後処理装
置を示す斜視図であり、第3図はその正面図である。ま
た、第4図は本発明に係るビンを示す平面図であり、第
5図は第4図のB−B断面図である。更に、第6図はリ
ードカムとビンとの状態を示す正面図であり、第7図は
その平面図である。そして、第8図は本発明の動作を示
す平面図である。また、第9図は長孔を示す平面図、第
10図は肉厚部を示す平面図、第11図は第10図のE−E断
面図、第12図は他の長孔を示す平面図である。 1……シート後処理装置、10……ビン、42……整合部
材、50,50′,50″……長孔、51a……テーパ面、51b……
肉厚部、51J……傾斜面。
Claims (4)
- 【請求項1】多段に重ねて配置された多数のビンと、 前記多数のビンの各々に形成される閉鎖性の長孔と、 前記多数のビンの長孔を前記多段方向に貫通していて、
前記ビンに排出収納されたシートの端面を押してシート
を幅寄せ整合する整合手段と、 前記整合手段を前記整合位置と非整合位置の間を前記長
孔内で移動させる移動手段とを備え、 前記ビンにおける、シート排出方向についての前記長孔
の上流側の部分に、前記ビンから突出するとともに下流
側に向かって高さが漸増する傾斜面を有する肉厚部を設
けた、 ことを特徴とするシート後処理装置。 - 【請求項2】前記長孔における、シート排出方向下流側
端面に、シート案内のためのシート排出方向のテーパ面
を設ける、 ことを特徴とする請求項1記載のシート後処理装置。 - 【請求項3】前記長孔の長径が、シート排出方向に対し
て所定角度傾斜している、 ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のシート
後処理装置。 - 【請求項4】前記長孔が、所定位置に中心を有する同心
円にて構成される、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記
載のシート後処理装置。
Priority Applications (16)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62191934A JPH0774063B2 (ja) | 1987-07-30 | 1987-07-30 | シ−ト後処理装置 |
US07/216,118 US4928941A (en) | 1987-07-09 | 1988-07-07 | Sheet sorter with stapler |
DE3855372T DE3855372T2 (de) | 1987-07-09 | 1988-07-08 | Mit einer Heftvorrichtung versehenes Blattsortiergerät |
EP88110967A EP0298510B1 (en) | 1987-07-09 | 1988-07-08 | Sheet sorter with stapler |
DE3855374T DE3855374T2 (de) | 1987-07-30 | 1988-07-29 | Mit einer Heftvorrichtung versehenes Blattsortiergerät |
DE3856264T DE3856264T2 (de) | 1987-07-30 | 1988-07-29 | Sortiervorrichtung für blattförmiges Material |
EP88112387A EP0301595B1 (en) | 1987-07-30 | 1988-07-29 | Control method for sorter with stapler |
DE3855373T DE3855373T2 (de) | 1987-07-30 | 1988-07-29 | Mit einer Heftvorrichtung versehenes Blattsortiergerät |
DE3852352T DE3852352T2 (de) | 1987-07-30 | 1988-07-29 | Kontrollverfahren für ein Sortiergerät mit einer Heftvorrichtung. |
EP88112388A EP0301596B1 (en) | 1987-07-30 | 1988-07-29 | Sheet sorting apparatus with a stapler |
EP94114777A EP0631201B1 (en) | 1987-07-30 | 1988-07-29 | Sheet sorting apparatus |
EP88112386A EP0301594B1 (en) | 1987-07-30 | 1988-07-29 | Sheet sorting apparatus with a stapler |
US07/501,427 US4986520A (en) | 1987-07-30 | 1990-03-22 | Control method for sorter with stapler |
US07/616,726 US5104106A (en) | 1987-07-20 | 1990-11-23 | Sheet sorter with stapler |
US07/807,408 US5152511A (en) | 1987-07-30 | 1991-12-12 | Sheet sorter with stapler |
US07/891,168 USRE35087E (en) | 1987-07-09 | 1992-05-29 | Sheet sorter with stapler |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62191934A JPH0774063B2 (ja) | 1987-07-30 | 1987-07-30 | シ−ト後処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6434855A JPS6434855A (en) | 1989-02-06 |
JPH0774063B2 true JPH0774063B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=16282882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62191934A Expired - Fee Related JPH0774063B2 (ja) | 1987-07-09 | 1987-07-30 | シ−ト後処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0774063B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5286018A (en) * | 1992-09-29 | 1994-02-15 | Hewlett-Packard Company | Printer paper stack-handling apparatus |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0005042A1 (en) * | 1978-04-17 | 1979-10-31 | Ordibel, Inc. | Bin receiver mechanism for a continuous paper sorting machine |
EP0198970B1 (en) * | 1985-04-23 | 1990-05-23 | Xerox Corporation | Sheet sorters |
-
1987
- 1987-07-30 JP JP62191934A patent/JPH0774063B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6434855A (en) | 1989-02-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |