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JPH077389Y2 - ガス遮断用バルブの防護ピット - Google Patents

ガス遮断用バルブの防護ピット

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Publication number
JPH077389Y2
JPH077389Y2 JP1989067898U JP6789889U JPH077389Y2 JP H077389 Y2 JPH077389 Y2 JP H077389Y2 JP 1989067898 U JP1989067898 U JP 1989067898U JP 6789889 U JP6789889 U JP 6789889U JP H077389 Y2 JPH077389 Y2 JP H077389Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pit
gas
protective
valve
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1989067898U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0318254U (ja
Inventor
宣勝 池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP1989067898U priority Critical patent/JPH077389Y2/ja
Publication of JPH0318254U publication Critical patent/JPH0318254U/ja
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Publication of JPH077389Y2 publication Critical patent/JPH077389Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、地下に埋設されているガス管にガス遮断用バ
ルブを設け、このバルブを防護するマンホール状の防護
ピットの防水構造に関するものである。
〔従来の技術〕
ガス導管の大部分は道路下に埋設されているので、路面
を走行する車輌の荷重,地震,温度変化等による内外力
の影響に対して管体,遮断バルブ等を安全に維持し、ガ
スの安定供給を確保しなければならない。特に遮断バル
ブはガスを遮断したり、ガス流量を調整するなど重要な
役割を果すもので、近年、ガス本管に操作機能性を増し
た遮断バルブを設け、このバルブを防護ピット内に収納
するようにした配管技術が知られている。
ガス導管にガス遮断用バルブを設け、このバルブを防護
ピット内に収容するには、バルブを設置する下方の地盤
をランマ等で締固め、その上にバルブを収容した鉄筋コ
ンクリートからなる防護ピットを位置すると共に、バル
ブの両側にガス管を接続し、ピットのガス管挿通部分を
密封するようにしている。そして、バルブ上方に設けら
れるバルブ操作部をピット上方部に設け、蓋を開けて操
作するようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記従来の防護ピットにおいては、主として
鉄筋コンクリートからなる構成部材を下から順に積み上
げて上部に金属製の中蓋および上蓋を設け、バルブから
両側に延びるガス管の挿通支持部分を気密に施工して、
施工当初は気密が保持されている。ところが、経年の間
における地盤沈下,ガス管の温度変化による伸縮等によ
る歪,防護ピット上を通る車輌荷重による防護ピットの
鉛直方向の沈下,水平方向の横ズレ,他の地下工事によ
る影響によって、防護ピット内に外周から漏水してピッ
ト内に水が溜り、バルブ本体の発錆やバルブ操作性の低
下等が考えられる。この防護ピット内への漏水は、防護
ピットの下部位置に多く溜り易いことが判明している。
本考案は、上記の事情にかんがみなされたもので、防護
ピット内にたとえ漏水があっても、バルブが水に漬って
発錆や操作性の低下等が起らないようにしたガス遮断用
バルブの防護ピットを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本考案は、地中に埋設され
たガス管1の途中にガス遮断用バルブ2を配設し、この
ガス遮断用バルブ2に接続されるガス管1の挿通部分に
鞘管22を設け、この鞘管22内に樹脂層23,Oリング24を配
設して防水施工してなる防護ピット3において、 上記防護ピット3内には、ガス遮断用バルブ2を収容す
るピット3の内壁面に沿って、外部から水等の侵入を防
止する防水シート21を、ピット3の内壁面と所定の間隔
を保って気密に張設すると共に、上記鞘管22の外周面に
もピット3の内壁面と所定の間隔を保って気密に張設し
たことを特徴とするものである。
〔作用〕
上記の構成を有することによって本考案は、防護ピット
の気密性が損われてその外側からピット内に水が侵入し
ようとしても、その水は防水シートによりピット内に入
るのを阻止されて水がピット内に溜ることがなく、バル
ブ本体の発錆や操作性の低下等が生じない。また、防水
シートを、ピットの内壁面及び鞘管の外周面と所定の間
隔を保って気密に張設しているから、防水シートを張設
して後、防護ピットに損傷を生じて水洩れするようにな
っても、防水シートには損傷を生ずることなく防護ピッ
ト内への水の侵入を防止でき、また、防水シート内面へ
の結露も防止される。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の一実施例について説明す
る。
図において、符号1は地下に埋設されている直径100mm
〜750mmのガス本管といわれるガス管で、ガス圧力は低
圧または中圧で供給されるガス輸送管であり、このガス
管1の途中には遮断用バルブ2が配設され、この遮断用
バルブ2は防護ピット3内に収容されて防護されてい
る。
防護ピット3は、下から上に順に、それぞれ鉄筋コンク
リートからなる底盤4,本体ブロック5,直壁6,スラブブロ
ック7,テーパブロック8,調整ブロック9,中蓋ブロック10
を積み上げ、中蓋ブロック10上に着脱可能の金属からな
る中蓋11と、エポキシ樹脂モルタルからなるレジン調整
台12およびレジンモルタル13と、枠固定ボルト14を介し
て中蓋ブロック10,レジン調整台12,レジンモルタル13に
固定される金属からなる上蓋枠15,および上蓋枠15に着
脱可能の金属からなる上蓋15とを設けている。
上記底盤4は、ぐり石17によつて、固められた基礎の上
に基礎杭18を介して支持され、その上面上に遮断用バル
ブ2の底面を支持している。また、底盤4の外周の上面
には、嵌合溝が形成されている。
上記本体ブロック5は、底盤4の外周面上に載せるよう
に形成されて遮断用バルブ2の周囲を囲み、上記底盤4
の嵌合溝と嵌合する嵌合突起を形成して含浸接着剤を塗
布して接着している。そして本体ブロック5には、ガウ
管1を挿通する管挿通穴5a,5aが設けられている。上記
底盤4上にはゴム板からなる底部シート19が張設され、
この底部防水シート19の上にゴム板20が敷かれてこの上
に遮断用バルブ2が載置されている。底部防水シート19
の周囲には、本体ブロック5,直壁6,スラブブロック7の
内周面に沿って、該内周面と所定の間隔を保って接着剤
により、気密に張設される側部防水シート21の下端が気
密に接着されている。
また、管挿通穴5aの内側のガス管1の外周部には、鞘管
22を設けてその中にウレタン樹脂層23が充填されると共
に、ウレタン樹脂層23の外側にOリング24が設けられて
いる。この鞘管22の外周面にも、上記側部防水シート21
が本体ブロック5の内周面と所定の間隔を保って接着剤
により気密に張設されている。
このような構成を有することによって、防護ピット3
は、ガス管1を地中に新しく布設する場合はもとより、
既設の地中ガス管1に対しても、遮断用バルブ2を装着
してこれを容易に密閉状に収容して防護することができ
る。しかも、ピット内に外部から水が侵入し易い部分、
即ち、本体ブロック5,直壁6,スラブブロック7の内周
面、特に、管挿通穴5a,5aに挿通されるガス管18の周囲
に防水シート19,21が気密に張設されていると共に、ウ
レタン樹脂層23,Oリング24等が設けられているので、外
部からの水の侵入は確実に防止され、遮断用バルブ2を
防護することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案のガス遮断用バルブの防護
ピットによれば、防護ピット3内に、ガス遮断用バルブ
2を収容するピット3の内壁面に沿って、外部から水等
の侵入を防止する防水シート21を、ピット3の内壁面と
所定の間隔を保って気密に張設すると共に、上記鞘管22
の外周面にもピット3の内壁面と所定の間隔を保って気
密に張設したので、防護ピット3内への水の侵入、防水
シート21の損傷、防水シート21内面への結露等が防止さ
れて遮断用バルブ2を防護することができる。
また、防水シート21は、既設の防護ピット3に対しても
容易に施工でき、仮に防護ピット3内側に水等が侵入し
たとしても、防水シート21に阻止されてガス遮断用バル
ブ2位置まで侵入することがない。
【図面の簡単な説明】 第1図は防護ピット全体の縦断側面図、第2図は同半断
平面図、第3図は第1図A部の拡大側断面図、第4図は
第1図B部の拡大断面図である。 1……ガス管、2……遮断用バルブ、3……防護ピッ
ト、4……底盤、5……本体ブロック、6……直壁、7
……スラブブロック、8……テーパブロック、9……調
整ブロック、10……中蓋ブロック、11……中蓋、12……
レジン調整台、13……レジンモルタル、14……枠固定ボ
ルト、15……上蓋枠、16……上蓋、17……ぐり石、18…
…基礎杭、19……底部防水シート、20……ゴム板、21…
…側部防水シート、22……鞘管、23……ウレタン樹脂
層、24……Oリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】地中に埋設されたガス管(1)の途中にガ
    ス遮断用バルブ(2)を配設し、このガス遮断用バルブ
    (2)に接続されるガス管(1)の挿通部分に鞘管(2
    2)を設け、この鞘管(22)内に樹脂層(23),Oリング
    (24)を配設して防水施工してなる防護ピット(3)に
    おいて、 上記防護ピット(3)内には、ガス遮断用バルブ(2)
    を収容するピット(3)の内壁面に沿って、外部から水
    等の侵入を防止する防水シート(21)を、ピット(3)
    の内壁面と所定の間隔を保って気密に張設すると共に、
    上記鞘管(22)の外周面にもピット(3)の内壁面と所
    定の間隔を保って気密に張設したことを特徴とするガス
    遮断用バルブの防護ピット。
JP1989067898U 1989-06-09 1989-06-09 ガス遮断用バルブの防護ピット Expired - Fee Related JPH077389Y2 (ja)

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JPH0318254U JPH0318254U (ja) 1991-02-22
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101683427B1 (ko) * 2016-06-16 2016-12-06 주성이엔지 주식회사 부상방지기능과 결로방지기능을 갖는 밸브실
JP2022112648A (ja) * 2021-01-22 2022-08-03 Jfeエンジニアリング株式会社 開口部の防水構造および遮水シート

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