JPH077333A - 歪補償回路 - Google Patents
歪補償回路Info
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- JPH077333A JPH077333A JP5168454A JP16845493A JPH077333A JP H077333 A JPH077333 A JP H077333A JP 5168454 A JP5168454 A JP 5168454A JP 16845493 A JP16845493 A JP 16845493A JP H077333 A JPH077333 A JP H077333A
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- signal
- variable
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 主信号経路と歪信号経路との経路差を小さ
くして遅延線を不要とし、広い周波数帯域で効果的な歪
補償が行われるようにすること。 【構成】 歪信号経路14に歪発生器21と可変減衰
器41を設け、主信号経路13に可変位相器31を設け
て構成した。
くして遅延線を不要とし、広い周波数帯域で効果的な歪
補償が行われるようにすること。 【構成】 歪信号経路14に歪発生器21と可変減衰
器41を設け、主信号経路13に可変位相器31を設け
て構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型にして広い周波数
帯域で歪補償量が大きいプリディストーション型歪補償
回路に関するものである。
帯域で歪補償量が大きいプリディストーション型歪補償
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の歪補償回路を備えた高周
波増幅回路の一般的構成を示すブロック図である。入力
端子11より入力した信号は、分配器12によって主信
号経路13と歪信号経路14とに分岐される。
波増幅回路の一般的構成を示すブロック図である。入力
端子11より入力した信号は、分配器12によって主信
号経路13と歪信号経路14とに分岐される。
【0003】歪信号経路14側の信号は、歪発生器21
に注入され歪信号を発生させた後、主信号経路13との
経路差等によって生じる位相ずれが可変遅延伝送路18
で調節される。
に注入され歪信号を発生させた後、主信号経路13との
経路差等によって生じる位相ずれが可変遅延伝送路18
で調節される。
【0004】一方、歪発生器21で発生した歪成分が後
段の主増幅器16で発生する歪信号と等振幅、逆位相に
なるように、主信号経路13側の信号の位相及びレベル
が可変位相器31及び可変減衰器41によって調節され
る。
段の主増幅器16で発生する歪信号と等振幅、逆位相に
なるように、主信号経路13側の信号の位相及びレベル
が可変位相器31及び可変減衰器41によって調節され
る。
【0005】そして、合成器15で歪信号経路14側の
信号と主信号経路13側の信号とが合成され、主増幅器
16により増幅された後に出力端子17に出力される。
信号と主信号経路13側の信号とが合成され、主増幅器
16により増幅された後に出力端子17に出力される。
【0006】このように、プリディストーション型歪補
償回路は、主増幅器16で発生する歪信号と等振幅、逆
位相の歪信号を予め作って注入することで、不要な歪信
号を打ち消すものである。
償回路は、主増幅器16で発生する歪信号と等振幅、逆
位相の歪信号を予め作って注入することで、不要な歪信
号を打ち消すものである。
【0007】図4は、このようなプリディストーション
型歪補償回路の一部を具体化した報告例(S.Kumar,“Po
wer Amplifier Linearization Usinig MMICs, ” Micro
waveJournal,April 1992, pp.96-104.) である。
型歪補償回路の一部を具体化した報告例(S.Kumar,“Po
wer Amplifier Linearization Usinig MMICs, ” Micro
waveJournal,April 1992, pp.96-104.) である。
【0008】ここでは、歪発生器21を、電界効果トラ
ンジスタ22とその出力側のドレイン整合回路29で構
成することにより回路が小型化されており、電界効果ト
ランジスタ22のゲート電圧制御端子27に加えるバイ
アスを増減することで、歪発生レベルを制御している。
23、24は高周波信号阻止用のチョークソレノイド、
25、26はバイパスコンデンサ、28はドレイン電圧
供給端子である。
ンジスタ22とその出力側のドレイン整合回路29で構
成することにより回路が小型化されており、電界効果ト
ランジスタ22のゲート電圧制御端子27に加えるバイ
アスを増減することで、歪発生レベルを制御している。
23、24は高周波信号阻止用のチョークソレノイド、
25、26はバイパスコンデンサ、28はドレイン電圧
供給端子である。
【0009】また、可変位相器31はハイブリッド回路
32を備え、その分配端子322、323に可変容量コ
ンデンサ33、34やインダクタ35、36を接続し、
電圧制御端子37に印加する電圧により移相量を調整す
るように構成されている。321はハイブリッド回路3
2の入力端子、324は同回路32のアイソレーション
端子である。
32を備え、その分配端子322、323に可変容量コ
ンデンサ33、34やインダクタ35、36を接続し、
電圧制御端子37に印加する電圧により移相量を調整す
るように構成されている。321はハイブリッド回路3
2の入力端子、324は同回路32のアイソレーション
端子である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した歪
補償回路においては、同一の信号経路に可変位相器と可
変減衰器の両方を挿入しているために、主信号経路13
と歪信号経路14との経路差が大きくなり、遅延量補正
のための遅延線等を使用した可変遅延伝送路18が必要
となる。そのため、特に信号が高周波になるとほど可変
遅延伝送路18の調整が微妙で難しくなり、歪補償可能
な周波数帯域が広くとれないという問題点があった。
補償回路においては、同一の信号経路に可変位相器と可
変減衰器の両方を挿入しているために、主信号経路13
と歪信号経路14との経路差が大きくなり、遅延量補正
のための遅延線等を使用した可変遅延伝送路18が必要
となる。そのため、特に信号が高周波になるとほど可変
遅延伝送路18の調整が微妙で難しくなり、歪補償可能
な周波数帯域が広くとれないという問題点があった。
【0011】すなわち、従来の回路は、主信号経路13
に可変位相器31と可変減衰器41の両者を配置してい
たため主信号経路13と歪信号経路14との経路差が大
きくなり、これを補償するための可変遅延伝送路18が
他方の歪信号経路14に必要となり、しかも信号が高周
波になるほど経路差による遅延量が大きくなるので、補
償のための調整が微妙で難しくなり、歪補償可能な周波
数帯域を広くとることができないという問題点があっ
た。
に可変位相器31と可変減衰器41の両者を配置してい
たため主信号経路13と歪信号経路14との経路差が大
きくなり、これを補償するための可変遅延伝送路18が
他方の歪信号経路14に必要となり、しかも信号が高周
波になるほど経路差による遅延量が大きくなるので、補
償のための調整が微妙で難しくなり、歪補償可能な周波
数帯域を広くとることができないという問題点があっ
た。
【0012】本発明は、上記した問題点に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、主信号経路と歪信号経路
との経路差が小さくなって遅延伝送路が不要となり、広
い周波数帯域で効果的な歪補償が行われるようにした歪
補償回路を提供することである。
たものであって、その目的は、主信号経路と歪信号経路
との経路差が小さくなって遅延伝送路が不要となり、広
い周波数帯域で効果的な歪補償が行われるようにした歪
補償回路を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、入力信号を第1の経路と第2の経路に分配
する分配器と、上記第1の経路に設けられ上記第1の経
路の信号に歪を発生させる歪発生器と、上記両経路のい
ずれか一方に設けられ該一方の経路の信号の振幅を調節
する可変減衰器と、上記両経路のいずれか一方に設けら
れ該一方の経路の信号の位相を調節する可変位相器と、
上記両経路の信号を合成して出力する合成器とを備え、
上記可変減衰器による信号レベル調節及び上記可変位相
器による信号位相調節により上記歪発生器で発生する歪
信号が後段の回路内で発生する不要な歪信号を打ち消す
ようにしたプリディストーション型歪補償回路におい
て、上記可変減衰器又は上記可変位相器のいずれか一方
を上記第1の経路の上記歪発生器の前段又は後段に設
け、他方を上記歪発生器を備えていない第2の経路に設
けて構成した。
に本発明は、入力信号を第1の経路と第2の経路に分配
する分配器と、上記第1の経路に設けられ上記第1の経
路の信号に歪を発生させる歪発生器と、上記両経路のい
ずれか一方に設けられ該一方の経路の信号の振幅を調節
する可変減衰器と、上記両経路のいずれか一方に設けら
れ該一方の経路の信号の位相を調節する可変位相器と、
上記両経路の信号を合成して出力する合成器とを備え、
上記可変減衰器による信号レベル調節及び上記可変位相
器による信号位相調節により上記歪発生器で発生する歪
信号が後段の回路内で発生する不要な歪信号を打ち消す
ようにしたプリディストーション型歪補償回路におい
て、上記可変減衰器又は上記可変位相器のいずれか一方
を上記第1の経路の上記歪発生器の前段又は後段に設
け、他方を上記歪発生器を備えていない第2の経路に設
けて構成した。
【0014】
【作用】本発明では、歪発生器で発生する歪信号と後段
の回路内で発生する不要な歪信号とを打ち消し合うよう
に信号レベルや位相を調節するための可変減衰器と可変
位相器とが、第1の経路と第2の経路に分かれて挿入さ
れるので、当該第1の経路と第2の経路の経路差が少な
くなる。この結果、遅延線等の可変遅延伝送路を設ける
必要がなくなり、広い周波数帯域にわたって効果的な歪
補償を実現することができる。
の回路内で発生する不要な歪信号とを打ち消し合うよう
に信号レベルや位相を調節するための可変減衰器と可変
位相器とが、第1の経路と第2の経路に分かれて挿入さ
れるので、当該第1の経路と第2の経路の経路差が少な
くなる。この結果、遅延線等の可変遅延伝送路を設ける
必要がなくなり、広い周波数帯域にわたって効果的な歪
補償を実現することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1はその一実施例の高周波増幅回路のブロック図であ
る。前述した図3、図4におけるものと同一のものには
同一の符号を付した。
1はその一実施例の高周波増幅回路のブロック図であ
る。前述した図3、図4におけるものと同一のものには
同一の符号を付した。
【0016】本実施例では、歪発生器21を、電界効果
トランジスタ22の1個のみ、つまり従来回路のドレイ
ン整合回路29を削除して構成し、この電界効果トラン
ジスタ22に対する動作点として、ドレイン・ソース間
電流がほとんど流れないピンチオフ付近までゲート電圧
制御端子27に印加する電圧を調節してゲート・ソース
間電位差を逆バイアスする。
トランジスタ22の1個のみ、つまり従来回路のドレイ
ン整合回路29を削除して構成し、この電界効果トラン
ジスタ22に対する動作点として、ドレイン・ソース間
電流がほとんど流れないピンチオフ付近までゲート電圧
制御端子27に印加する電圧を調節してゲート・ソース
間電位差を逆バイアスする。
【0017】かかる構成で、分配器12により分岐され
た信号を当該トランジスタ22のゲート端子に入力する
と、ゲート・ソース間電位差の変化に対してドレイン・
ソース間電流変化の非線形性が強く、電流値が少ないの
で、主信号の増幅度が小さく、歪成分が十分大きな出力
信号を得ることができる。従って、歪発生器21として
は、小型で歪発生量が大きく、広い周波数帯域まで歪成
分を発生することができる。
た信号を当該トランジスタ22のゲート端子に入力する
と、ゲート・ソース間電位差の変化に対してドレイン・
ソース間電流変化の非線形性が強く、電流値が少ないの
で、主信号の増幅度が小さく、歪成分が十分大きな出力
信号を得ることができる。従って、歪発生器21として
は、小型で歪発生量が大きく、広い周波数帯域まで歪成
分を発生することができる。
【0018】更に、この実施例では、可変減衰器41を
歪信号経路14側の歪発生器21の後段に配置し、可変
位相器31は主信号経路13側に配置している。このよ
うに可変減衰器41と可変位相器31を歪信号経路14
と主信号経路13の各々に配置するので、歪発生器21
が小型なことと合わせて、主信号経路13と歪信号経路
14との経路差が減少する。
歪信号経路14側の歪発生器21の後段に配置し、可変
位相器31は主信号経路13側に配置している。このよ
うに可変減衰器41と可変位相器31を歪信号経路14
と主信号経路13の各々に配置するので、歪発生器21
が小型なことと合わせて、主信号経路13と歪信号経路
14との経路差が減少する。
【0019】このため、経路差によって生じていた異な
る周波数に対する位相差量の変化が少なくなり、伝送路
の調整が不要になる。結果として、広い周波数帯域にわ
たって歪補償が可能となる。
る周波数に対する位相差量の変化が少なくなり、伝送路
の調整が不要になる。結果として、広い周波数帯域にわ
たって歪補償が可能となる。
【0020】従って、本実施例の構成によれば、回路構
成が簡易で歪補償回路全体を小型化することができ、歪
補償の周波数帯域を広帯域化することが可能となる。
成が簡易で歪補償回路全体を小型化することができ、歪
補償の周波数帯域を広帯域化することが可能となる。
【0021】なお、この実施例の可変減衰器41と可変
位相器31の配置を互いに入れ換え、又は可変減衰器4
1と歪発生器21の配置を入れ換えても、同様に歪補償
回路全体の小型化を図ることができ、歪補償の周波数帯
域を広帯域化することが可能となる。
位相器31の配置を互いに入れ換え、又は可変減衰器4
1と歪発生器21の配置を入れ換えても、同様に歪補償
回路全体の小型化を図ることができ、歪補償の周波数帯
域を広帯域化することが可能となる。
【0022】図2は別の実施例の高周波増幅回路のブロ
ック図である。ここでは、歪発生器21の後段に配置さ
れる可変減衰器41を、ハイブリッド回路42と、その
ハイブリッド回路42の入力端子421に対する分配端
子422、423に可変抵抗43、44を接続しただけ
の構成とし、そのハイブリッド回路42の入力端子42
1を歪発生回路21に、またアイソレーション424を
合成器15に接続している。
ック図である。ここでは、歪発生器21の後段に配置さ
れる可変減衰器41を、ハイブリッド回路42と、その
ハイブリッド回路42の入力端子421に対する分配端
子422、423に可変抵抗43、44を接続しただけ
の構成とし、そのハイブリッド回路42の入力端子42
1を歪発生回路21に、またアイソレーション424を
合成器15に接続している。
【0023】また、主信号経路13に配置される可変位
相器31を、ハイブリッド回路32と、そのハイブリッ
ド回路32の入力端子321に対する分配端子322、
323に可変容量コンデンサ33、34を接続しただけ
の構成としている。
相器31を、ハイブリッド回路32と、そのハイブリッ
ド回路32の入力端子321に対する分配端子322、
323に可変容量コンデンサ33、34を接続しただけ
の構成としている。
【0024】このため、この図2の実施例は、構成が簡
易で小型化が可能であり、しかも可変減衰器41と可変
位相器31に同じハイブリッド回路を用いており、歪発
生器21が小型なことと合わせて、主信号経路13と歪
信号経路14との線路差が小さいので、広い周波数帯域
にわたって経路差が少なく、つまり対称性が良く、遅延
線等の遅延伝送路が不要となる。
易で小型化が可能であり、しかも可変減衰器41と可変
位相器31に同じハイブリッド回路を用いており、歪発
生器21が小型なことと合わせて、主信号経路13と歪
信号経路14との線路差が小さいので、広い周波数帯域
にわたって経路差が少なく、つまり対称性が良く、遅延
線等の遅延伝送路が不要となる。
【0025】また、可変減衰器41及び可変位相器31
の周波数特性が、ハイブリッド回路42、32と、可変
抵抗43、44、可変容量コンデンサ33、34の周波
数特性のみで決るので、広帯域で特性を平坦にすること
が可能となり、結果として広帯域にわたって大きな歪補
償量が得られる。
の周波数特性が、ハイブリッド回路42、32と、可変
抵抗43、44、可変容量コンデンサ33、34の周波
数特性のみで決るので、広帯域で特性を平坦にすること
が可能となり、結果として広帯域にわたって大きな歪補
償量が得られる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
主信号経路と歪信号経路との線路差が少なくなるので、
遅延線等の遅延伝送路が必要なくなり、回路構成が簡易
となる。よって、歪補償回路全体にわたって小型化が可
能となり、広い周波数帯域にわたって大きな歪補償量を
得ることができるという優れた利点がある。
主信号経路と歪信号経路との線路差が少なくなるので、
遅延線等の遅延伝送路が必要なくなり、回路構成が簡易
となる。よって、歪補償回路全体にわたって小型化が可
能となり、広い周波数帯域にわたって大きな歪補償量を
得ることができるという優れた利点がある。
【図1】 本発明の一実施例の歪補償回路を具備する高
周波増幅器回路のブロック図である。
周波増幅器回路のブロック図である。
【図2】 本発明の別の実施例の同高周波増幅回路のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】 従来の歪補償回路を具備する高周波増幅回路
のブロック図である。
のブロック図である。
【図4】 従来の歪補償回路を具備する別の例の高周波
増幅回路のブロック図である。
増幅回路のブロック図である。
【符号の説明】 11:入力端子、12:分配器、13:主信号経路、1
4:歪信号経路、15:合成器、16:主増幅器、1
7:出力端子、18:可変遅延伝送路、21:歪発生
器、22:電界効果トランジスタ、23、24:チョー
クソレノイド、25、26:バイパスコンデンサ、2
7、28:電圧制御端子、29:ドレイン整合回路、3
1:可変位相器、32:ハイブリッド回路、321:入
力端子、322、323:分配端子、324:アイソレ
ーション端子、33、34:可変容量コンデンサ、3
5、36:インダクタ、37:電圧制御端子、41:可
変減衰器、42:ハイブリッド回路、421:入力端
子、422、423:分配端子、424:アイソレーシ
ョン端子、43、44:可変抵抗。
4:歪信号経路、15:合成器、16:主増幅器、1
7:出力端子、18:可変遅延伝送路、21:歪発生
器、22:電界効果トランジスタ、23、24:チョー
クソレノイド、25、26:バイパスコンデンサ、2
7、28:電圧制御端子、29:ドレイン整合回路、3
1:可変位相器、32:ハイブリッド回路、321:入
力端子、322、323:分配端子、324:アイソレ
ーション端子、33、34:可変容量コンデンサ、3
5、36:インダクタ、37:電圧制御端子、41:可
変減衰器、42:ハイブリッド回路、421:入力端
子、422、423:分配端子、424:アイソレーシ
ョン端子、43、44:可変抵抗。
Claims (3)
- 【請求項1】入力信号を第1の経路と第2の経路に分配
する分配器と、上記第1の経路に設けられ上記第1の経
路の信号に歪を発生させる歪発生器と、上記両経路のい
ずれか一方に設けられ該一方の経路の信号の振幅を調節
する可変減衰器と、上記両経路のいずれか一方に設けら
れ該一方の経路の信号の位相を調節する可変位相器と、
上記両経路の信号を合成して出力する合成器とを備え、
上記可変減衰器による信号レベル調節及び上記可変位相
器による信号位相調節により上記歪発生器で発生する歪
信号が後段の回路内で発生する不要な歪信号を打ち消す
ようにしたプリディストーション型歪補償回路におい
て、 上記可変減衰器又は上記可変位相器のいずれか一方を上
記第1の経路の上記歪発生器の前段又は後段に設け、他
方を上記歪発生器を備えていない第2の経路に設けたこ
とを特徴とする歪補償回路。 - 【請求項2】上記歪発生器をトランジスタ単体で構成し
たことを特徴とする請求項1に記載の歪補償回路。 - 【請求項3】上記可変減衰器をハイブリッド回路の分配
端子に可変抵抗を接続した回路で構成し、且つ上記可変
位相器をハイブリッド回路の分配端子に可変容量を接続
した回路で構成したことを特徴とする請求項1又は2項
に記載の歪補償回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5168454A JPH077333A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 歪補償回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5168454A JPH077333A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 歪補償回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH077333A true JPH077333A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15868413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5168454A Withdrawn JPH077333A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 歪補償回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH077333A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19616803A1 (de) * | 1995-04-28 | 1996-10-31 | Mitsubishi Electric Corp | Verzerrungskompensationsschaltung |
JPH11346122A (ja) * | 1998-01-06 | 1999-12-14 | Alcatel Cit | 無線周波信号の振幅及び位相のデジタル制御装置及び、少なくとも一つのこのような装置を備えたプリエンファシスリニアライザ、ならびに無線周波信号の振幅及び位相のデジタル制御方法。 |
US7170342B2 (en) | 2002-12-10 | 2007-01-30 | Ntt Docomo, Inc. | Linear power amplification method and linear power amplifier |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP5168454A patent/JPH077333A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19616803A1 (de) * | 1995-04-28 | 1996-10-31 | Mitsubishi Electric Corp | Verzerrungskompensationsschaltung |
US5815038A (en) * | 1995-04-28 | 1998-09-29 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Distortion compensation circuit |
JPH11346122A (ja) * | 1998-01-06 | 1999-12-14 | Alcatel Cit | 無線周波信号の振幅及び位相のデジタル制御装置及び、少なくとも一つのこのような装置を備えたプリエンファシスリニアライザ、ならびに無線周波信号の振幅及び位相のデジタル制御方法。 |
US7170342B2 (en) | 2002-12-10 | 2007-01-30 | Ntt Docomo, Inc. | Linear power amplification method and linear power amplifier |
EP2157692A2 (en) | 2002-12-10 | 2010-02-24 | NTT DoCoMo, Inc. | Linear power amplifier |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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