JPH0772026A - 起歪体構造物およびこの起歪体構造物を用いた多軸力検出センサ - Google Patents
起歪体構造物およびこの起歪体構造物を用いた多軸力検出センサInfo
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Abstract
がら、高出力が得られ、3軸方向の力成分および3軸周
りのモーメントを個々に干渉なく検出する。 【構成】 多軸力検出センサ10は、荷重導入部12a
と平板状起歪体部材12と四本の柱状起歪体部材41〜
44と台座部材11の基本的部材から構成してある。平
板状起歪体部材12には、その四隅部近傍にW形状の貫
通孔13〜16とめがね状の変形部穿孔21〜28が穿
設してあり、その穿孔21〜28に対応する上面に、Z
軸方向の力成分を検出するひずみゲージが添着される。
柱状起歪体部材41〜44の上端寄りおよび下端寄りの
部位に互いに直交する方向にめがね状の変形部穿孔51
〜54および45〜48が穿設してあり、これらの穿孔
51〜54および45〜48に対応する側面に、X軸、
Y軸方向の力成分と、X軸、Y軸、Z軸周りのモーメン
ト成分を検出するひずみゲージが添着される。
Description
の起歪体構造物を用いた多軸力検出センサに関し、より
詳細には、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸の3方向か
ら物体に加わる力および各軸に作用するモーメントを検
出する起歪体構造物およびこれを用いた多軸力検出セン
サの改良に関するものである。
立用ロボットや航空機、船舶などのモデル実験等に広く
使用されており、このための技術も従来から種々のもの
が提案されている。
では、比較的に構造が簡単である4本の柱状起歪体部材
(ビーム)を有する多軸力検出センサが提案され、ま
た、特開昭60−62497号公報には、複雑な構造で
はあるが検出性能ないし検出精度に優れた多軸力検出セ
ンサが提案されている。
8132号公報の多軸力検出センサは、固定側フランジ
と測定側フランジとの間に4等分配置のビームを設ける
と共に各ビームにひずみゲージをそれぞれ添着して、測
定側フランジにかかるX軸方向、Y軸方向、Z軸方向の
それぞれの力成分およびこの3軸周りのモーメント成分
を検出するようにしているため、構造的には簡単にな
り、しかも、その分だけ機械加工が容易になるという利
点はある。
所定の軸方向(軸周り)に係る外力を他の軸方向(軸周
り)に係る外力から分離して検出することが困難であ
り、各軸方向(軸周り)に係る外力相互間の干渉による
検出誤差が極めて大きくなるという欠点を生じる。
載された多軸力検出センサは、性能面ではそれなりの効
果を挙げるのに成功してはいるが、次に述べる製造面で
の考慮に欠けているため、これがこの多軸力検出センサ
の欠点となっている。
は、変形検出部での変形作用を高い感度で検出しなけれ
ばならないため、変形検出部は、放電加工やミーリング
加工といった精密な機械加工により形成されるのが普通
である。従って、製造時の能率を高めるためには、加工
すべき個所が少なく、しかも、その時の加工方向もでき
できるだけ限定された方向に設定されることが望まれる
ことになる。
は、変形検出部である8個の平行平板構造74AFX,7
4BFX,74DFY,74EFY,74CFZ(4個)と、同
じく8個の放射平板構造75AMX,75BMX,75
DMY,75EMY,75AMZ,75BMZ,75DMZ,75
EMZとを形成するのに、中心応動部Cの円形孔82を含
めて合計17個の穿孔部を必要とするような構造を採用
し、しかも、それぞれの孔部に対する機械加工の方向が
異なるように設定するなど煩雑な段取作業に加え機械加
工に相当の熟練と多大な時間とを必要とするような構造
となっている。
械加工が極めて難しく且つ煩雑なものとなって製造時の
能率を著しく低下させることになる。すなわち、コスト
の高騰を招くことになる。これが特開昭60−6249
7号公報の多軸力検出センサの大きな欠点となってい
る。
たもので、その目的とするところは、製造時の能率を著
しく高めて低コストを図ることが可能であり、しかも、
各々のひずみゲージからの出力量を大きく得られる状態
の下で、対象とする力成分FX ,FY ,FZ 並びに軸周
りモーメント成分の検出を高感度且つ高精度で行うこと
ができる新しい起歪体構造物およびこの起歪体構造物を
用いた多軸力検出センサを提供することにある。
めに、本発明は、多軸力検出センサの中心点を通って互
いに直交するように設定されたX軸およびY軸と、この
X軸およびY軸との交点を通り且つこのX軸およびY軸
を含む面に対して垂直に交わるように設定されたZ軸と
を有し、これらX軸、Y軸、Z軸のそれぞれの方向に加
わる力成分とこれらX軸、Y軸、Z軸に係る軸回りモー
メント成分とを計測する多軸力検出センサの基体を成す
起歪体構造物において、この起歪体構造物の一部を構成
する部材として設けられ、且つ、被測定対象の一方側と
結合するために前記Z軸上に位置するように設けられた
厚板状の台座部材と、前記起歪体構造物の他の一部を構
成する部材として設けられ、且つ、被測定対象の他方側
と結合するために前記Z軸において前記台座部材と所定
の間隔を置いて平行になるように設けられ、さらに、前
記Z軸からそれぞれ等間隔の位置であって且つ前記X軸
に直交する位置に設定された各2辺と前記Z軸からそれ
ぞれ等間隔の位置であって且つ前記Y軸に直交する位置
に設定された各2辺とから成るほぼ正四辺形の四辺を有
し、しかも、前記Z軸上に荷重導入部を有するように形
成された平板状起歪体部材と、前記起歪体構造物のさら
に他の一部を構成する部材として設けられ、且つ、前記
台座部材と前記平板状起歪体部材との間を連結するため
に、前記X軸および前記Y軸からそれぞれ等距離づつ離
れた位置であって且つ前記Z軸に対して互いに対称的な
4個所の位置にそれぞれ前記Z軸に沿って互いに平行に
設けられ、しかも、それぞれが、前記平板状起歪体部材
の正四辺形の四辺に対してそれぞれ平行に位置する四辺
を有するほぼ正四辺形の断面形状を有するように形成さ
れた4本の柱状起歪体部材と、前記平板状起歪体部材の
前記四辺の領域における前記Z軸に対して対称的な領域
に設けられ、前記荷重導入部に前記Z軸方向の外力が付
与されたときにはそれぞれが平行的に撓み、且つ、少な
くとも前記荷重導入部に前記X軸方向および前記Y軸方
向の外力が付与されたときにはそれぞれが剛体部として
の作用を行うような平行平板状構造を有し、前記X軸お
よび前記Y軸を挟んで各辺にそれぞれ一対づつ設けられ
た第一群変形検出部と、前記4本の柱状起歪体部材のそ
れぞれに、前記荷重導入部に前記X軸方向の外力が付与
されたときにはそれぞれが平行的に撓み、且つ、少なく
とも前記荷重導入部に前記Y軸方向および前記Z軸方向
の外力が付与されたときにはそれぞれが剛体部としての
作用を行うような平行平板状構造の変形検出部として設
けられた第二群複合変形検出部と、前記4本の柱状起歪
体部材のそれぞれに、前記荷重導入部に前記Y軸方向の
外力が付与されたときにはそれぞれが平行的に撓み、且
つ、少なくとも前記荷重導入部に前記X軸方向および前
記Z軸方向の外力が付与されたときにはそれぞれが剛体
部としての作用を行うような平行平板状構造の変形検出
部として設けられた第三群複合変形検出部とを有するよ
うに構成したことを特徴とするものである。
明は、多軸力検出センサの中心点を通って互いに直交す
るように設定されたX軸およびY軸と、このX軸および
Y軸との交点を通り且つこのX軸およびY軸を含む面に
対して垂直に交わるように設定されたZ軸とを有し、こ
れらX軸、Y軸、Z軸のそれぞれの方向に加わる力成分
とこれらX軸、Y軸、Z軸に係る軸回りモーメント成分
とを計測する多軸力検出センサにおいて、多軸力検出セ
ンサの起歪体構造物の一部を構成する部材として設けら
れ、且つ、被測定対象の一方側と結合するために前記Z
軸上に位置するように設けられた厚板状の台座部材と、
前記起歪体構造物の他の一部を構成する部材として設け
られ、且つ、被測定対象の他方側と結合するために前記
Z軸において前記台座部材と所定の間隔を置いて平行に
なるように設けられ、さらに、前記Z軸からそれぞれ等
間隔の位置であって且つ前記X軸に直交する位置に設定
された各2辺と、前記Z軸からそれぞれ等間隔の位置で
あって且つ前記Y軸に直交する位置に設定された各2辺
とから成るほぼ正四辺形の四辺を有し、しかも、前記Z
軸上に荷重導入部を有するように形成された平板状起歪
体部材と、前記起歪体構造物のさらに他の一部を構成す
る部材として設けられ、且つ、前記台座部材と前記平板
状起歪体部材との間を連結するために、前記X軸および
前記Y軸からそれぞれ等距離づつ離れた位置であって且
つ前記Z軸に対して互いに対称的な4個所の位置にそれ
ぞれ前記Z軸に沿って平行に設けられ、しかも、それぞ
れが、前記平板状起歪体部材の正四辺形の四辺に対して
それぞれ平行に位置する四辺を有するほぼ正四辺形の断
面形状を有するように形成された4本の柱状起歪体部材
と、前記平板状起歪体部材の前記四辺の領域における前
記Z軸に対して対称的な領域に設けられ、前記荷重導入
部に前記Z軸方向の外力が付与されたときにはそれぞれ
が平行的に撓み、且つ、少なくとも前記荷重導入部に前
記X軸方向および前記Y軸方向の外力が付与されたとき
にはそれぞれが剛体部としての作用を行うような平行平
板状構造を有し、前記X軸および前記Y軸を挟んで各辺
にそれぞれ一対づつ設けられた第一群変形検出部と、前
記4本の柱状起歪体部材のそれぞれに、前記荷重導入部
に前記X軸方向の外力が付与されたときにはそれぞれが
平行的に撓み、且つ、少なくとも前記荷重導入部に前記
Y軸方向および前記Z軸方向の外力が付与されたときに
はそれぞれが剛体部としての作用を行うような平行平板
状構造の変形検出部として設けられた第二群複合変形検
出部と、前記4本の柱状起歪体部材のそれぞれに、前記
荷重導入部に前記Y軸の外力が付与されたときにはそれ
ぞれが平行的に撓み、且つ、少なくとも前記荷重導入部
に前記X軸方向および前記Z軸方向の外力が付与された
ときにはそれぞれが剛体部としての作用を行うような平
行平板状構造の変形検出部として設けられた第三群複合
変形検出部と、前記第一群変形検出部、前記第二群複合
変形検出部および前記第三群複合変形検出部のそれぞれ
に添着されたひずみゲージと、を有するように構成した
ことを特徴とするものである。
力検出センサの中心点を通って互いに直交するように設
定されたX軸およびY軸と、このX軸およびY軸との交
点を通り且つこのX軸およびY軸を含む面に対して垂直
に交わるように設定されたZ軸とを有し、これらX軸、
Y軸、Z軸のそれぞれの方向に加わる力成分とこれらX
軸、Y軸、Z軸に係る軸回りモーメント成分とを相互に
干渉を生ずることなく計測(測定)させるために多軸力
検出センサの基体を成す起歪体構造物を、先ず、次の三
つの部分で構成してある。
にZ軸上に位置するように設けられた厚板状の台座部材
と、(B)被測定対象の他方側と結合するためにZ軸に
おいて台座部材と所定の間隔を置いて平行に設けられ且
つZ軸上に荷重導入部を有するように形成された平板状
起歪体部材と、(C)台座部材と平板状起歪体部材との
間を連結するために、それぞれZ軸に沿って互いに平行
に設けられた4本の柱状起歪体部材と、の3つの部材か
ら構成してある。
それぞれ等間隔の位置であって且つX軸に直交する位置
に設定された各2辺と、Z軸からそれぞれ等間隔の位置
であって且つY軸に直交する位置に設定された各2辺と
から成るほぼ正四辺形の四辺を有するように構成し、ま
た、4本の柱状起歪体部材は、X軸およびY軸からそれ
ぞれ等距離づつ離れた位置であって且つZ軸に対して互
いに対称的な4個所に位置するように設け、しかも、そ
れぞれの柱状起歪体部材は、平板状起歪体部材の正四辺
形の四辺に対してそれぞれ平行に位置する四辺を有する
ほぼ正四辺形の断面形状を有するような部材として構成
してある。
のモーメント成分を検出するための変形検出部として、 (a)平板状起歪体部材の前述した四辺の領域における
Z軸に対して対称的なそれぞれの領域であって、各辺に
おけるX軸またはY軸を挟んだ位置にそれぞれ一対づつ
の第一群変形検出部を形成してある。
成され、荷重導入部に前記Z軸方向の外力が付与された
ときにはそれぞれが平行的に撓み、且つ、少なくとも前
記荷重導入部に前記X軸方向および前記Y軸方向の外力
が付与されたときにはそれぞれが剛体部としての作用を
行う。
一端寄り部位、すなわち、台座部材に近い領域または平
板状起歪体部材に近い領域に、荷重導入部にX軸方向の
外力が付与されたときにはそれぞれが平行的に撓み且つ
少なくとも荷重導入部にY軸方向およびZ軸方向の外力
が付与されたときにはそれぞれが剛体部としての作用を
行うような平行平板状構造の第二群複合変形検出部を形
成してある。
他端寄り部位、すなわち、平板状起歪体部材に近い領域
または台座部材に近い領域に、荷重導入部にY軸方向の
外力が付与されたときにはそれぞれが平行的に撓み且つ
少なくとも荷重導入部にX軸方向およびZ軸方向の外力
が付与されたときにはそれぞれが剛体部としての作用を
行うような平行平板状構造の第三群複合変形検出部を形
成してある。
いた多軸力検出センサは、前述した起歪体構造物の第一
群変形検出部、第二群複合変形検出部、第三群複合変形
検出部にそれぞれ必要数のひずみゲージを添着し、これ
ら3種類の変形検出部に生じる変形量をこれらのひずみ
ゲージで独立的に検出して、3軸方向の力成分FX ,F
Y ,FZ 並びに3軸周りのモーメント成分MX ,MY ,
MZ を検出する。
多軸力検出センサの構成を詳細に説明する。
軸力検出センサの全体構成を示す斜視図、図2は図1に
示す姿勢にある多軸力検出センサの平板状起歪体部材を
切除した状態のものを図1と同じ方向から見たときの4
本の柱状起歪体部材の詳細構成を示す同方向斜視図、図
3は、図2に示す姿勢に対して180度逆の方向から見
たときの4本の柱状起歪体部材の詳細構成を示す逆方向
斜視構成図、図4は、図2に示す姿勢にある多軸力検出
センサの台座部材を切除した状態のものを図1と同じ方
向から見たときの平板状起歪体部材の詳細構成を示す同
方向斜視図である。
実施例に共通する多軸力検出センサで、互いに直交する
ように設定されたX軸およびY軸と、自身の中心点を通
ってこのX軸およびY軸を含む面に対して垂直に交わる
ように設定されたZ軸とを有するように構成されている
が、以後の説明では、便宜上、X軸とY軸とが含まれる
面を水平面としZ軸がこの水平面に対して垂直であると
の仮定に立って説明する。
る起歪体構造物は、図示なき被測定対象の一方側(図に
おいて下方に設定)と結合するための厚板状の台座部材
11と、図示なき被測定対象の他方側(図において上方
に設定)と結合するための平板状起歪体部材12と、上
記台座部材11とこの平板状起歪体部材12とをZ軸上
において所定の間隔を隔てて平行になるように連結する
4本の柱状起歪体部材41〜44との3種類の部材から
成るように構成されている。
重導入部12aを含む平板状起歪体部材12と4本の柱
状起歪体部材41〜44とを製作するのに、旋盤加工法
およびミーリング加工法のみを用いて製作するようにし
ている。
性を有する適宜の金属材料をもって各四隅が面取りを施
こされてはいるが大略四辺形の平面形状を有する厚板状
の部材として形成されている。
11と同じ金属材料をもって各四隅が面取りを施こされ
てはいるが大略正四辺形の平面形状を有する厚板状の部
材として、また、その上面(図上)のZ軸上に、例えば
円柱状の剛性大なる荷重導入部12aを有する部材とし
て、Z軸上に台座部材11と所定の間隔を隔てて平行に
なるように設けられている。
は、X軸に直交する位置に設定された第一辺121およ
び第三辺123と、Y軸に直交する位置に設定された第
二辺122および第四辺124とから構成され、しか
も、これらの各辺が多軸力検出センサ10の中心点P
(Z軸でもある)からそれぞれ等間隔の位置に形成され
るように構成されている。
域には、図4に示すように、それぞれZ軸に対して対称
的なW形の平面形状を有する第一〜第四の貫通溝13〜
16が、平板状起歪体部材12の上面から下面(いずれ
も図上)に貫通するような状態で形成されている。
り部分溝131が平板状起歪体部材12の第一辺121
に対して平行になるように、また、そのY軸寄り部分溝
132が平板状起歪体部材12の第四辺124に対して
平行になるように形成されている。
分溝141が平板状起歪体部材12の第一辺121に対
して平行になるように、また、Y軸寄り部分溝142が
平板状起歪体部材12の第二辺122に対して平行にな
るように形成されている。
分溝151が平板状起歪体部材12の第三辺123に対
して平行になるように、また、Y軸寄り部分溝152が
平板状起歪体部材12の第二辺122に対して平行にな
るように形成されている。
部分溝161が平板状起歪体部材12の第三辺123に
対して平行になるように、また、そのY軸寄り部分溝1
62が平板状起歪体部材12の第四辺124に対して平
行になるように形成されている。なお、これら4個の貫
通溝13〜16は、いずれも、例えばZ軸に沿ったミー
リング加工により形成されるように構成されている。
1の領域には、X軸を挟んで、それぞれ第一辺121の
外周面から第一の貫通溝13のX軸寄り部分溝131と
第二貫通溝14のX軸寄り部分溝141とに達する2個
の変形部穿孔21,22が形成されている。
2の領域には、Y軸を挟んで、それぞれ第二辺122の
外周面から第二の貫通溝14のY軸寄り部分溝142と
第三貫通溝15のY軸寄り部分溝152とに達する2個
の変形部穿孔23,24が形成されている。
23の領域には、X軸を挟んで、それぞれ第三辺123
の外周面から第三の貫通溝15のX軸寄り部分溝151
と第四の貫通溝16のX軸寄り部分溝161とに達する
2個の変形部穿孔25,26が形成されている。
4の領域には、Y軸を挟んで、それぞれ第四辺124の
外周面から第四貫通溝16のY軸寄り部分溝162と第
一貫通溝13のY軸寄り部分溝132とに達する2個の
変形部穿孔27,28が形成されている。
れた各2個の変形部穿孔(21,22)、(23,2
4)、(25,26)、(27,28)がZ軸に対して
対称的な位置に形成され、さらに、第一辺121と第三
辺123とに穿たれた4個の変形部穿孔21,22,2
5,26は、いずれも例えばミーリング加工によりX軸
に沿って平行に穿たれた各2個の円形孔から形成され、
同様に、第二辺122と第四辺124とに穿たれた残り
の4個の変形部穿孔23,24,27,28も、いずれ
も例えばミーリング加工によりY軸に沿って平行に穿た
れた各2個の円形孔から形成されるように構成されてい
る。
第一辺121の領域に形成された一対の変形部穿孔2
1,22との間には、それぞれ起歪部としての第一辺薄
肉部31,32が形成されることになり、同様に、平板
状起歪体部材12の表面と第二辺122〜第四辺124
のそれぞれの領域に形成された各一対の変形部穿孔(2
3,24)、(25,26)、(27,28)との間に
も、それぞれ起歪部としての第二辺薄肉部33,34、
第三辺薄肉部35,36、第四辺薄肉部37,38が形
成されることになる。
一辺121〜第四辺124の各一対の変形部穿孔(2
1,22)、(23,24)、(25,26)、(2
7,28)との間にも、それぞれ第一辺薄肉部31,3
2〜第四辺薄肉部37,38と同じような四対の起歪部
としての裏面側薄肉部が形成されることになる。
薄肉部37,38と四対の裏面側薄肉部とをもって四対
の平行四辺形ビームをなす変形検出部が形成されること
になるが、この四対の変形検出部を形成する各々の薄肉
部の厚さ、長さ、幅は、荷重導入部12aにZ軸方向の
外力が付与されたときには、それぞれの薄肉部が平行的
に所定量だけ撓み得るが、少なくともX軸方向およびY
軸方向の外力が付与されたときには、それぞれの薄肉部
が剛体部として作用するような値に設定されている。
〜37,38および四対の裏面側薄肉部)をもって特許
請求の範囲に記された第一群変形検出部を構成すること
になるが、図示実施例では四対の裏面側薄肉部にひずみ
ゲージを添着しない構成となっているので、この裏面側
薄肉部には特に符号を付してはいない。
は、平板状起歪体部材12および台座部材11と同じ金
属材料をもってそれぞれZ軸に沿って平行に形成されて
おり、また、第一〜第四柱状起歪体部材41〜44の両
端部が台座部材11と平板状起歪部材12と一体化する
ように設けられている。
は、台座部材11上および平板状起歪体部材12上にお
いてX軸およびY軸からそれぞれ等距離づつ離れた4個
所であって且つZ軸に対して互いに対称的な4個所に位
置するように配置されている。
が、いずれもX軸に直交する位置に設定された各2辺
(2つの側面)とY軸に直交する位置に設定された各2
辺(2つの側面)とから成る四辺形の断面形状を持つ部
材として形成されている。すなわち、各々の柱状起歪体
部材41〜44の各4辺が、平板状起歪体部材12の第
一辺121〜第四辺124とそれぞれ平行になるように
構成されている。
の台座部材11に近い領域には、図2および図3に示す
ように、Y軸に直交する一方の側面から他方の側面に向
ってY軸方向(Y軸と平行な方向)に貫通する各1個の
下方変形部穿孔45〜48が形成されている。
48は、いずれも例えばミーリング加工によりY軸に沿
って平行に穿たれた各2個の円形孔から形成されされる
ように構成されている。
に直交する2つの側面とこの柱状起歪体部材41に形成
された下方変形部穿孔45との間には、起歪部としての
一対の第一柱下方薄肉部451、452が形成されるこ
とになり、同様に、第二〜第四柱状起歪体部材42〜4
4についても、各柱状起歪体部材42〜44のX軸に直
交する2つの側面とそれぞれに形成された下方変形部穿
孔46〜48との間に、それぞれ一対の第二柱〜第四柱
下方薄肉部(461,462)、(471,472)、
(481,482)が形成されることになる。
〜第四柱下方薄肉部481,482をもって四対の平行
四辺形ビーム型の変形検出部が形成されることになる
が、この四対の変形検出部を形成する各々の薄肉部の厚
さ、長さ、幅は、荷重導入部12aにX軸方向の外力が
付与されたときには、それぞれの薄肉部が平行的に所定
量だけ撓み得るように、しかも、少なくともY軸方向お
よびZ軸方向の外力が付与されたときには、それぞれの
薄肉部が剛体部として作用するような値に設定されてい
る。なお、この四対の下方薄肉部451,452〜48
1,482をもって特許請求の範囲に記された第二群複
合変形検出部を構成することになる。
平板状起歪体部材12に近い領域には、X軸に直交する
一方の側面から他方の側面に向ってX軸方向(X軸と平
行をなす方向)に貫通する各1個の上方変形部穿孔51
〜54とが形成されている。
54は、いずれも例えばミーリング加工によりX軸に沿
って平行に穿たれた各2個の円形孔から形成されされる
ように構成されている。
に直交する2つの側面とこの第一柱状起歪体部材41に
形成された上方変形部穿孔51との間には、一対の第一
柱上方薄肉部511,512が形成されることになる。
44についても、各柱状起歪体部材42〜44のY軸に
直交する2つの側面とそれぞれに形成された上方変形部
穿孔52〜54との間に、それぞれ一対の第二柱上方薄
肉部、第三上方薄肉部、第四柱上方薄肉部(521,5
22)、(531,532)、(541,542)が形
成されることになる。
〜第四柱上方薄肉部541,542をもって四対の平行
四辺形ビーム型の変形検出部が形成されることになる
が、この四対の変形検出部を形成する各々の薄肉部の厚
さ、長さ、幅は、荷重導入部12aにY軸方向の外力が
付与されたときには、それぞれの薄肉部が平行的に所定
量だけ撓み得るように、しかも、少なくともZ軸方向お
よびX軸方向の外力が付与されたときには、それぞれの
薄肉部が剛体部として作用するような値に設定されてい
る。なお、この四対の変形検出部511,512〜54
1,542をもって特許請求の範囲に記された第三群複
合変形検出部を構成することになる。
する各薄肉部31〜38、451〜482、511〜5
42に添着されるひずみゲージについて、互いに逆方向
から見ている図2、図3および図4を用いて説明する。
方向の力成分FX を検出するためのX軸力成分検出用ひ
ずみゲージ1b-3 と1b-4 、2b-3 と2b-4 、3b-1 と
3b-2 、4b-1 と4b-2 は、互いに所定の間隔を隔てて
配置された四対のひずみゲージとして、それぞれ第一柱
状起歪体部材41〜第四柱状起歪体部材44のそれぞれ
の内側(他の柱状起歪体部材に面する側)に形成された
下方薄肉部452、462、472、482の最も薄肉
部の表面に添着されている。そして、これら8個のX軸
力成分検出用ひずみゲージは、図5に示すホィートスト
ンブリッジ回路を構成するように接続されている。
方向の力成分FY を検出するためのY軸力成分検出用ひ
ずみゲージ1a-1 と1a-2 、2a-1 と2a-2 、3a-1 と
3a-2 、4a-1 と4a-2 は、互いに所定の間隔を隔てて
配置された四対のひずみゲージとして、それぞれ第一柱
状起歪体部材41〜第四柱状起歪体部材44のそれぞれ
の内側(他の柱状起歪体部材に面する側)に形成された
上方薄肉部512,522,532,542の表面に添
着されている。そして、これら8個のY軸力成分検出用
ひずみゲージは、図6に示すホィートストンブリッジ回
路を構成するように接続されている。
方向の力成分FZ を検出するためのZ軸力成分検出用ひ
ずみゲージ5a-1 と5a-2 、5b-1 と5b-2 、6a-1 と
6a-2 、6b-1 と6b-2 、7a-1 と7a-2 、7b-1 と7
b-2 、8a-1 と8a-2 、8b-1 と8b-2 は、図4に示す
ように、互いに所定の間隔を隔てて配置された八対のひ
ずみゲージとして、それぞれ平板状起歪体部材12の表
面側に形成された第一辺薄肉部31,32〜第四辺薄肉
部37,38の表面に添着されている。
る2個のひずみゲージは、いずれも、平板状起歪体部材
12の各辺に形成されたそれぞれの変形部穿孔21〜2
8の両端部の最も薄肉をなす部分に添着されることが望
ましい。
ひずみゲージは、図7に示すホィートストンブリッジ回
路を構成するように接続されている。
周りのモーメント成分MX を検出するためのX軸周りモ
ーメント成分検出用ひずみゲージ1a-3 と1a-4 、2
a-3 と2a-4 、3a-3 と3a-4 、4a-3 と4a-4 は、互
いに所定の間隔を隔てて配置された四対のひずみゲージ
として、それぞれ第一柱状起歪体部材41〜第四柱状起
歪体部材44のそれぞれの外側(外方に面する側)に形
成された上方薄肉部511、521、531、541の
表面に添着されている。そして、これら8個のX軸周り
モーメント成分検出用ひずみゲージは、図8に示すホィ
ートストンブリッジ回路を構成するように接続されてい
る。
周りのモーメント成分MY を検出するためのY軸周りモ
ーメント成分検出用ひずみゲージ1b-1 と1b-2'、2
b-1 と2b-2'、3b-3 と3b-4'、4b-3 と4b-4'は、互
いに所定の関係位置をもって配置された四対のひずみゲ
ージとして、それぞれ第一柱状起歪体部材41〜第四柱
状起歪体部材44のそれぞれの外側(外方に面する側)
に形成された下方薄肉部451、461、471、48
1の表面に添着されている。そして、これら8個のY軸
周りモーメント成分検出用ひずみゲージは、図9に示す
ホィートストンブリッジ回路を構成するように接続され
ている。
周りのモーメント成分MZ を検出するためのZ軸周りモ
ーメント成分検出用ひずみゲージ1b-2 、2b-2 、3
b-4 、4b-4 は、前述の四対のY軸周りモーメント成分
検出用ひずみゲージ1b-1 と1b-2'〜4b-3 と4b-4'と
隣り合った4個のひずみゲージとして、それぞれ第一柱
状起歪体部材41〜第四柱状起歪体部材44のそれぞれ
の外側に形成された下方薄肉部451,461,47
1,481の表面に添着されている。そして、これら4
個のZ軸周りモーメント成分検出用ひずみゲージは、図
10に示すホィートストンブリッジ回路を構成するよう
に接続されている。
多軸力検出センサ1における3軸方向の力成分FX ,F
Y ,FZ 並びに3軸周りのモーメントMX ,MY ,MZ
の検出動作について説明する。
出センサ10の荷重導入部12aにX軸方向の力成分F
X が加わると、この力成分FX は、荷重導入部12a→
平板状起歪体部材12→4本の柱状起歪体部材41〜4
4を経て第一剛体部(被測定対象物の一方側)と連結し
た台座部材11に伝達され、その過程で、第一柱状起歪
体部材41〜第四柱状起歪体部材44を図11に示すよ
うにそれぞれX軸方向に変形させる。
〜44の上方領域に位置する第三群複合変形検出部を構
成する四対の上方薄肉部(511,512)、(52
1,522)、(531,532)、(541,54
2)が、それぞれ剛体部として作用する関係で、下方領
域に位置する第二群複合変形検出部を構成する四対の下
方薄肉部(451,452)、(461,462)、
(471,472)、(481,482)のみが変形す
る。
のうち、第三および第四柱状起歪体部材43,44に面
する側(内側)に位置する2つの下方薄肉部452,4
62が、外方に面する側(外側)に位置する2つの下方
薄肉部451,461と共に図11において右方へ平行
的に変形し、同時に、第三柱および第四柱下方薄肉部の
うち、第一および第二柱状起歪体部材41,42に面す
る側(内側)に位置する2つの下方薄肉部472,48
2が、外側に位置する2つの下方薄肉部471,481
と共に右方へ平行的に変形する。
2,462,472,482の各々の表面に添着された
各一対のX軸力成分検出用ひずみゲージ(1b-3 と1
b-4 )、(2b-3 と2b-4 )、(3b-1 と3b-2 )、
(4b-1 と4b-2 )が、このときの4個所の下方薄肉部
の変形量(ひずみ量)をそれぞれ電気的に検出すること
になる。
2,462,472,482では、薄肉部の上方領域と
下方領域とで変形の性質(方向)が異なるので、各分力
と各ブリッジ回路の出力との関係を図31に記すよう
に、各薄肉部の上方領域に添着された4個のひずみゲー
ジ1b-3 ,2b-3 ,3b-2 ,4b-2 から出力される電気
信号の性質(この例の場合は、マイナス)と、各薄肉部
の下方領域に添着された4個のひずみゲージ1b-4 ,2
b-4 ,3b-1 ,4b-1 から出力される電気信号の性質
(この例の場合は、プラス)とが互いに逆極性となる。
b-3 ,2b-3 ,3b-2 ,4b-2 ,1b-4,2b-4 ,3b-1
,4b-1 を図5に示すように接続してホィートストン
ブリッジ回路を構成すれば、出力が大きく且つ他の力成
分との干渉が殆どなく精度の高いX軸方向の力成分FX
のみの検出を行うことが可能になる。
リッジ回路を構成すれば、荷重導入部12aにX軸方向
以外の力成分FY ,FZ および3軸周りモーメント成分
MX,MY ,MZ が加わり、これらの力成分FY ,F
Z ,MX ,MY ,MZ の作用によって第二群複合変形検
出部を形成する四対の下方薄肉部(451、452)、
(461、462)、(471、472)、(481、
482)が変形した場合でも、付表1に記すように、こ
の変形により発生する8個のX軸力成分検出用ひずみゲ
ージ1b-3 、1b-4 、2b-3 、2b-4 、3b-1 、3
b-2 、4b-1 、4b-2から構成されるX軸力成分検出用
のホイートストンブリッジ回路からの出力を「0」に抑
えることができることになる。
程では、4本の柱状起歪体部材41〜44の外側に位置
する下方薄肉部451,461,471,481にも変
形が生じるが、このX軸方向の力成分FX の検出過程で
は、これら4個所の下方薄肉部に生じる変形量を利用し
ないので、この変形量に関する説明は割愛する。
は、図11に示すように、平板状起歪体部材12も多軸
力検出センサ10の中心点Pを境にして左右(図11
上)の領域が互いに逆方向に変形することになるが、こ
のX軸方向の力成分FX の検出過程では、このときの平
板状起歪体部材12に生じる変形量も利用しないので、
この変形量に関する説明も割愛する。
出センサ10の荷重導入部12aにY軸方向の力成分F
Y が加わると、この力成分FY は、荷重導入部12a→
平板状起歪体部材12→4本の柱状起歪体部材41〜4
4を経て第一剛体部と連結した台座部材11に伝達さ
れ、その過程で、第一柱状起歪体部材41〜第四柱状起
歪体部材44を図12に示すようにそれぞれY軸方向に
変形させる。
〜44の下方領域に位置する第二群複合変形検出部を構
成する四対の下方薄肉部(451,452)、(46
1,462)、(471,472)、(481,48
2)がそれぞれ剛体部として作用する関係で、上方領域
に位置する第三群複合変形検出部を構成する四対の上方
薄肉部(511,512)、(521,522)、(5
31,532)、(541,542)のみが変形する。
のうち、内側に位置する2つの上方薄肉部522、53
2が外側に位置する2つの上方薄肉部521,531と
共に図12において右方へ平行的に変形し、同時に、第
一柱および第四柱上方薄肉部のうち、内側に位置する2
つの上方薄肉部512,542が外側に位置する2つの
上方薄肉部511,541と共に右方へ平行的に変形す
る。
2,522,532,542の各々の表面に添着された
各一対のY軸力成分検出用ひずみゲージゲージ(1a-1
と1a-2 )、(2a-1 と2a-2 )、(3a-1 と3
a-2 )、(4a-1 と4a-2 )が、このときの4個所の上
方薄肉部の変形量をそれぞれ電気的に検出することにな
る。
検出動作の場合と同様に、これら4個所の上方薄肉部5
12、522、532、542では、薄肉部の上方領域
と下方領域とでは変形の性質が異なるので、付表1に記
すように、各薄肉部の上方領域に添着された4個のひず
みゲージ1a-1 ,2a-1 ,3a-1 ,4a-1 から出力され
る電気信号の性質と、各薄肉部の下方領域に添着された
4個のひずみゲージ1a-2 ,2a-2 ,3a-2 ,4a-2 か
ら出力される電気信号の性質とが互いに逆極性となる。
〜4a-2 を、図6に示すように接続してホイートストン
ブリッジ回路を構成すれば、出力が大きく且つ精度の高
いY軸方向の力成分FY の検出を行うことが可能にな
る。
ッジ回路を構成すれば、荷重導入部12aにY軸方向以
外の力成分FX ,FZ および3軸周りモーメント成分M
X ,MY ,MZ が加わり、これらの力成分FX ,FZ ,
MX ,MY ,MZ の作用によって前述した4個所の上方
薄肉部512、522、532、542が変形した場合
でも、各分力と各ブリッジ回路の出力との関係を示す図
31付表1に記すように、この変形により発生する8個
のY軸力成分検出用ひずみゲージ1a-1 〜4a- 2 から構
成されるY軸力成分検出用のホイートストンブリッジ回
路からの出力を「0」に抑えることができることにな
る。
程でも、4本の柱状起歪体部材41〜44の外側に位置
する上方薄肉部511、521、531、541と、平
板状起歪体部材12の中心点Pを境にした左右(図12
上)の領域がそれぞれ変形することになるが、このY軸
方向の力成分FY の検出過程ではこれらに生じる変形量
を利用しないので、これらの変形量に関する説明は割愛
する。
出センサ10の荷重導入部12aにZ軸方向の力成分F
Z が加わると、この力成分FZ は、荷重導入部12a→
平板状起歪体部材12→4本の柱状起歪体部材41〜4
4を経て第一剛体部と連結した台座部材11に伝達され
る。
41〜44に形成された第二群複合変形検出部としての
下方薄肉部451〜482および第三群複合変形検出部
としての上方薄肉部511〜542が、それぞれ剛体部
として作用するので、平板状起歪体部材12の各辺12
1〜124に形成された第一群変形検出部を構成する8
個所の薄肉部31〜38は、図13に示すようにZ軸に
沿ってそれぞれ上方に変形する。
122のみが示されているが、平板状起歪体部材12で
の変形作用は、第一辺121および第三辺123でも同
じように発生するので、たとえ図示されていなくとも説
明中に加えることにする。
21〜124が上方に変形すると、第四辺124におい
ては、第四辺薄肉部の2つの薄肉部37と38とが中心
点Pを挟んで互いに対称的に逆方向に変形する。
部37,38の表面にそれぞれ添着された各一対のZ軸
力成分検出用ひずみゲージ(8b-1 と8b-2 )、(8
a-1 と8a-2 )が、この2つの薄肉部37,38に発生
する互いに逆方向に変形する変形量をそれぞれ電気的に
検出する。
内側領域とでは変形の性質が異なるので、付表2に記す
ように、この薄肉部37の外側領域に添着されたひずみ
ゲージ8b-2 と内側領域に添着されたひずみゲージ8
b-1 とから出力される電気信号の性質は互いに逆極性と
なり、また、他方の薄肉部38の表面に添着された2つ
のひずみゲージ8a-1 と8a-2 とから出力される電気信
号の性質も互いに逆極性となる。
いに外側に位置する2個のひずみゲージ8b-2 と8a-1
とは同じ極性の出力となり、また、互いに内側に位置す
る2個のひずみゲージ8b-1 と8a-2 も同じ極性の出力
となる。
の各2つの薄肉部31〜36に添着された各対のひずみ
ゲージ(5b-1 と5b-2 )、(5a-1 と5a-2 )、(6
a-1と6a-2 )、(6b-1 と6b-2 )、(7a-1 と7a-2
)、(7b-1 と7b-2 )についても同様であるから、
同一の薄肉部に係るひずみゲージからは互いに逆極性の
性質を有する電気信号が出力される。
の互いに外側に位置する2個のひずみゲージからは互い
に同極性の電気信号が出力され、互いに内側に位置する
2個のひずみゲージからも互いに同極性の電気信号が出
力されることになる。
a-1 〜8b-2 を図7に示すように接続してホイートスト
ンブリッジ回路を構成すれば、出力が大きく且つ精度の
高いZ軸方向の力成分FZ の検出を行うことが可能にな
る。
ッジ回路を構成すれば、荷重導入部12aにZ軸方向以
外の力成分FX ,FY および3軸周りモーメント成分M
X ,MY ,MZ が加わり、これらの力成分FX ,FY ,
MX ,MY ,MZ の作用によって第一群変形検出部を形
成する8個所の薄肉部31〜38が変形した場合でも、
図32に記すように、この変形により発生する16個の
ひずみゲージ5a-1 〜8b-2 から構成されるZ軸力成分
検出用のホイートストンブリッジ回路からの出力を
「0」に抑えることができることになる。
多軸力検出センサ10の荷重導入部12aに反時計回り
のX軸周りモーメント成分MX が加わると、この力成分
MX は、平板状起歪体部材12から台座部材11に伝達
される。
部材41〜44の下方領域に位置する第二群複合変形検
出部を構成する四対の下方薄肉部(451,452)、
(461,462)、(471,472)、(481,
482)がそれぞれ剛体部として作用し、上方領域に位
置する第三群複合変形検出部を構成する四対の上方薄肉
部(511,512)、(521,522)、(53
1,532)、(541,542)のみが図14に示す
ように変形する。
のうち外側に位置する2つの上方薄肉部511,541
がそれぞれ縮み方向に変形し、同時に、第二柱および第
三柱上方薄肉部のうち外側に位置する2つの上方薄肉部
521,531がそれぞれ引っ張り方向に変形する。
の2つの上方薄肉部511,541の表面に添着された
各一対のX軸周りモーメント成分検出用ひずみゲージ1
a-3と1a-4 、4a-3 と4a-4 は、この2つの上方薄肉
部511,541に生じる圧縮方向の変形量を電気的に
検出して圧縮時の電気信号を出力し、また、第二柱およ
び第三柱上方薄肉部の2つの上方薄肉部521,531
の表面に添着された各一対のX軸周りモーメント成分検
出用ひずみゲージ2a-3 と2a-4 、3a-3 と3a-4 は、
この2つの上方薄肉部521,531に生じる引っ張り
方向の変形量を電気的に検出して引っ張り時の電気信号
を出力することになる。
力する4個づつのひずみゲージ1a-3 ,1a-4 ,4
a-3 ,4a-4 および2a-3 ,2a-4 ,3a-3 ,3a-4 を
図8に示すように接続してホイートストンブリッジ回路
を構成すれば、出力が大きく且つ精度の高いX軸周りの
モーメント成分MX の検出を行うことが可能になる。
ッジ回路を構成すれば、荷重導入部12aに3軸方向の
力成分FX ,FY ,FZ およびX軸周りモーメント成分
MX以外のモーメント成分MY ,MZ が加わり、これら
の力成分FX ,FY ,FZ ,MY ,MZ の作用によって
前述の4個所の上方薄肉部511,521,531,5
41が変形した場合でも、図32に記すように、この変
形により発生する8個のX軸周りモーメント成分検出用
ひずみゲージ1a-3 〜4a-4 により構成されるX軸周り
モーメント成分検出用のホイートストンブリッジ回路か
らの出力を「0」に抑えることができることになる。
検出過程でも、4本の柱状起歪体部材41〜44の内側
に位置する上方薄肉部512,522,532,542
と平板状起歪体部材12の各薄肉部31〜38がそれぞ
れ変形することになるが、このX軸周りモーメント成分
MX の検出過程ではこれらに生じる変形量を利用しない
ので、これらの変形量に関する説明は割愛する。
多軸力検出センサ10の荷重導入部12aに時計回りの
Y軸周りモーメント成分MY が加わると、この力成分M
Y は、平板状起歪体部材12から台座部材11に伝達さ
れる。
部材41〜44の上方領域に位置する第三群複合変形検
出部を構成する四対の上方薄肉部(511,512)、
(521,522)、(531,532)、(541,
542)がそれぞれ剛体部として作用し、下方領域に位
置する第二群複合変形検出部を構成する四対の下方薄肉
部(451,452)、(461,462)、(47
1,472)、(481,482)のみが図15に示す
ように変形する。
のうち外側に位置する2つの下方薄肉部451,461
がそれぞれ縮み方向に変形し、同時に、第三柱および第
四柱下方薄肉部のうち外側に位置する2つの下方薄肉部
471,481がそれぞれ引っ張り方向に変形する。
の2つの下方薄肉部451,461の表面に添着された
各一対のY軸周りモーメント成分検出用ひずみゲージ1
b-1と1b-2',2b-1 と2b-2'は、この2つの下方薄肉
部451,461に生じる圧縮方向の変形量を電気的に
検出して圧縮時の電気信号を出力し、また、第三柱およ
び第四柱下方薄肉部の2つの下方薄肉部471,481
の表面に添着された各一対のY軸周りモーメント成分検
出用ひずみゲージ3b-3 と3b-4',4b-3 と4b-4'は、
この2つの下方薄肉部471,481に生じる引っ張り
方向の変形量を電気的に検出して引っ張り時の電気信号
を出力することになる。
力する4個づつのひずみゲージ1b-1 ,1b-2',2
b-1 ,2b-2'および3b-3 ,3b-4',4b-3 ,4b-4'を
図9に示すように接続してホイートストンブリッジ回路
を構成すれば、出力が大きく且つ精度の高いY軸周りの
モーメント成分MY の検出を行うことが可能になる。
ッジ回路を構成すれば、荷重導入部12aに3軸方向の
力成分FX ,FY ,FZ およびY軸周りモーメント成分
MY以外のモーメント成分MX ,MZ が加わり、これら
の力成分FX ,FY ,FZ ,MX ,MZ の作用によって
前述の4個所の下方薄肉部451,461,471,4
81が変形した場合でも、図33に記すように、この変
形により発生する8個のY軸周りモーメント成分検出用
ひずみゲージ1b-1 〜4b-4'で構成されるホイートスト
ンブリッジ回路からの出力を「0」に抑えることができ
ることになる。
の検出過程でも、4本の柱状起歪体部材41〜44の内
側に位置する下方薄肉部452,462,472,48
2と平板状起歪体部材12の各薄肉部31〜38がそれ
ぞれ変形することになるが、このY軸周りのモーメント
成分MY の検出過程ではこれらに生じる変形量を利用し
ないので、これらの変形量に関する説明は割愛する。
多軸力検出センサ10の荷重導入部12aに反時計回り
のZ軸周りモーメント成分MZ が加わると、この力成分
MZ は、平板状起歪体部材12から台座部材11に伝達
され、その過程で、図17に示すように、平板状起歪体
部材12を台座部材11に対して両部材間の平行間隔を
維持した状態で反時計方向に捻るように相対回転を与え
ることになる。
は、図16に示すように、例えば第一柱状起歪体部材4
1および第四柱状起歪体部材44と第二柱状起歪体部材
42および第三柱状起歪体部材43とが互いに逆方向に
捻れるように変形するが、このとき、4本の柱状起歪体
部材41〜44の上方領域に位置する第三群複合変形検
出部を構成する四対の上方薄肉部(511,512)、
(521,522)、(531,532)、(541,
542)がそれぞれ剛体部として作用するために、この
伝達過程では、4本の柱状起歪体部材41〜44の下方
領域に位置する第二群複合変形検出部を構成する四対の
下方薄肉部(451,452)、(461,462)、
(471,472)、(481,482)のみが図16
に示すように変形する。
第一柱状起歪体部材41および第四柱状起歪体部材44
であっても、第一柱下方薄肉部のうち外側に位置する薄
肉部451の下方部は、圧縮方向に変形し、また、第四
柱下方薄肉部のうち外側に位置する薄肉部481の下方
部は、縮み方向に変形する。
柱状起歪体部材43では、逆に、第二柱下方薄肉部のう
ち外側に位置する薄肉部461の下方部が縮み方向に変
形し、第三柱下方薄肉部のうち外側に位置する薄肉部4
71の下方部が引っ張り方向に変形する。
部451の表面に添着されたZ軸周りモーメント成分検
出用ひずみゲージ1b-2 と、第三柱下方薄肉部の外側の
薄肉部471に下方部添着されたZ軸周りモーメント成
分検出用ひずみゲージ3b-4は、それぞれこの2つの下
方薄肉部451,471に生じる圧縮方向の変形量を電
気的に検出して圧縮時の電気信号を出力し、また、第二
柱下方薄肉部の外側の薄肉部461の下方部に添着され
たZ軸周りモーメント成分検出用ひずみゲージ2b-2
と、第四柱下方薄肉部のうち外側の薄肉部481に添着
されたZ軸周りモーメント成分検出用ひずみゲージ4
b-4 とは、それぞれこの2つの下方薄肉部461、48
1の下方部に生じる引張方向の変形量を電気的に検出し
て引張り時の電気信号を出力することになる。
力する2個づつのひずみゲージ1b-2 、3b-4 および2
b-2 4b-4 を、図10に示すように接続してホイートス
トンブリッジ回路を構成すれば、出力量が大きく且つ精
度の高いZ軸周りのモーメント成分MZ の検出をを行う
ことが可能になる。
リッジ回路を構成すれば、荷重導入部12aに3軸方向
の力成分FX ,FY ,FZ およびZ軸周りモーメント成
分MZ 以外のモーメント成分MX ,MY が加わり、これ
らの力成分FX ,FY ,FZ,MX ,MY の作用によっ
て前述の4個所の下方薄肉部451,461,471、
481が捻れるように変形した場合でも、図33に記す
ように、この変形により発生する4個のZ軸周りモーメ
ント成分検出用ひずみゲージ1b-2 〜4b-4 からの出力
を「0」に抑えることができる。
の検出過程でも、4本の柱状起歪体部材41〜44の内
側に位置する下方薄肉部452,462,472,48
2と平板状起歪体部材12の各薄肉部31〜38とがそ
れぞれ変形することになるが、このZ軸周りのモーメン
ト成分MZ の検出過程ではこれらに生じる変形量を利用
しないので、これらの変形量に関する説明は割愛する。
の力成分FX 並びにY軸方向の力成分FY を検出するた
めのそれぞれのホイートストンブリッジ回路を構成する
ときのひずみゲージの接続方法に係る他の実施例で、本
発明の第二実施例を構成するものである。
6は、Z軸方向の力成分FZ を検出するためのホイート
ストンブリッジ回路を構成するときのひずみゲージの接
続方法に係る第3実施例およびその変形実施例である。
Z軸周りのモーメント成分MZ を検出するためのホイー
トストンブリッジ回路を構成するときのひずみゲージの
接続方法に係る第4実施例およびその変形実施例であ
る。
FZ およびZ軸周りのモーメント成分MZ に係る各ホイ
ートストンブリッジ回路に変更を加えて構成しても、第
一実施例の場合と同じように高い出力で且つ相互に干渉
を生ずることなく高い精度の測定を行うことができる。
発明は、これに限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲内で種々に変形実施することが可能であ
る。
分FZ を検出するのに8個所の薄肉部に合計16個のひ
ずみゲージ5a-1 〜8b-2 を用いているが、8個所の薄
肉部のうちのZ軸対称の位置に添着した合計8個のひず
みゲージを用いて検出するようにしてもよい。
形成される下方変形部穿孔45〜48と上方変形部穿孔
51〜54との上下方向の形成位置を、これら2種類の
穿孔が担う作用が変わらい範囲内で互いに逆の位置に形
成してもよい。
における4本の柱状起歪体部材が位置していない側の表
面から大きく突出するような形状に構成しているが、突
出量は図示のように大きくする必要はなく、また、その
荷重導入部の全体形状も円形台状に限定する必要は全く
ない。
としての薄肉部31〜38,第二群複合変形検出部とし
ての下方薄肉部451〜482,第三群複合変形検出部
としての上方薄肉部511〜542を製作するのに、ミ
ーリング加工法を用いて2つの円形開口を3軸方向に平
行に穿つという方法で形成しているが、通常のミーリン
グ加工法を用いて長円形開口に形成するという方法で製
作してもよい。
上に位置するように設けられた厚板状の台座部材と、被
測定対象の他方側と結合するためにZ軸において台座部
材と所定の間隔を置いて平行に設けられ且つZ軸上に荷
重導入部を有するように形成された平板状起歪体部材
と、台座部材と平板状起歪体部材との間を連結するため
に、それぞれZ軸に沿って互いに平行に設けられた4本
の柱状起歪体部材との3つの部材から構成したこと。
ぞれ等間隔の位置であって且つX軸に直交する位置に設
定された各2辺と、Z軸からそれぞれ等間隔の位置であ
って且つY軸に直交する位置に設定された各2辺とから
成るほぼ正四辺形の四辺を有するように構成すると共
に、4本の柱状起歪体部材は、X軸およびY軸からそれ
ぞれ等距離づつ離れた位置であって且つZ軸に対して互
いに対称的な4個所に位置するように、しかも、それぞ
れの柱状起歪体部材を平板状起歪体部材の正四辺形の四
辺に対してそれぞれ平行に位置する四辺を有するほぼ正
四辺形の断面形状を有するような部材として構成したこ
と。
変形検出部として、平板状起歪体部材の前述した四辺の
領域におけるZ軸に対して対称的なそれぞれの領域であ
って、各辺におけるX軸またはY軸を挟んだ位置にそれ
ぞれ一対づつの第一群変形検出部を設け、残余のX軸方
向およびY軸方向の力成分並びに3軸周りのモーメント
成分を検出するための変形検出部として、4本の柱状起
歪体部材の台座部材に近い領域および平板状起歪体部材
に近い領域に、第二群複合変形検出部と第三群複合変形
検出部とを設けたこと。
合変形検出部、第三群複合変形検出部を設ける際に、第
一群変形検出部の場合は、荷重導入部にX軸方向の外力
が付与されたときにはそれぞれが平行的に撓み且つ少な
くとも荷重導入部にY軸方向およびZ軸方向の外力が付
与されたときにはそれぞれが剛体部としての作用を行う
ような平行平板状構造とし、また、第二群複合変形検出
部の場合は、荷重導入部にX軸方向の外力が付与された
ときにはそれぞれが平行的に撓み且つ少なくとも荷重導
入部にY軸方向およびZ軸方向の外力が付与されたとき
にはそれぞれが剛体部としての作用を行うような平行平
板状構造とし、さらに、第三群複合変形検出部の場合
は、4本の柱状起歪体部材の平板状起歪体部材に近い領
域または台座部材に近い領域に、荷重導入部にY軸の外
力が付与されたときにはそれぞれが平行的に撓み且つ少
なくとも荷重導入部にX軸方向およびZ軸方向の外力が
付与されたときにはそれぞれが剛体部としての作用を行
うような平行平板状構造としてそれぞれ形成するように
したこと。
したことにより、コスト的に有利な一般的な機械加工法
(旋盤加工法、フライス加工法およびミーリング加工
法)だけで目的とする起歪体構造物を製作することが可
能になった。
出センサでは、起歪体構造物の第一群変形検出部、第二
群複合変形検出部、第三群複合変形検出部のそれぞれに
必要数のひずみゲージを添着し、それぞれのひずみゲー
ジをホイートストンブリッジ回路に構成するだけの電気
的作業を用いて3種類の変形検出部に生じる変形量を検
出するようにしたので、3軸方向の力成分FX ,FY ,
FZ 並びに3軸周りのモーメント成分をそれぞれ高い出
力で且つ他の力成分およびモーメント成分による干渉を
受けずに高い精度で計測することができるようになっ
た。
スト化を図りながら製造時の能率を著しく高めることが
可能であり、しかも、各々のひずみゲージからの出力量
を大きく得られる状態の下で、対象とする力成分FX ,
FY ,FZ 並びに軸周りモーメント成分のみを分離して
高精度で検出することができる新しい起歪体構造物およ
びこの起歪体構造物を用いた多軸力検出センサを提供す
ることができる。を実現することができた。
の全体構成を示す斜視図である。
板状起歪体部材を除去して図1と同じ方向から見たとき
の4本の柱状起歪体部材の詳細構成を示す同方向斜視図
である。
見たときの4本の柱状起歪体部材の詳細構成を示す逆方
向斜視図である。
本の柱状起歪体部材の中間部以下の部分を除去してを図
1と同じ方向から見たときの平板状起歪体部材の詳細構
成を示す同方向斜視図である。
軸方向の力成分を検出するためのホイートストンブリッ
ジ回路の第一実施例を示す回路図である。
軸方向の力成分を検出するためのホイートストンブリッ
ジ回路の第一実施例を示す回路図である。
軸方向の力成分を検出するためのホイートストンブリッ
ジ回路の第一実施例を示す回路図である。
軸周りのモーメント成分を検出するためのホイートスト
ンブリッジ回路の第一実施例を示す回路図である。
軸周りのモーメント成分を検出するためのホイートスト
ンブリッジ回路の第一実施例を示す回路図である。
Z軸周りのモーメント成分を検出するためのホイートス
トンブリッジ回路の第一実施例を示す回路図である。
れたときの多軸力検出センサの変形状態を示す状態説明
図である。
れたときの多軸力検出センサの変形状態を示す状態説明
図である。
れたときの多軸力検出センサの変形状態を示す状態説明
図である。
が付与されたときの多軸力検出センサの変形状態を示す
状態説明図である。
が付与されたときの多軸力検出センサの変形状態を示す
状態説明図である。
が付与されたときの多軸力検出センサの変形状態を示す
状態説明図のうちの側面図である。
が付与されたときの多軸力検出センサの変形状態を示す
状態説明図のうちの平面図である。
で、X軸方向の力成分FX を検出するためのホイートス
トンブリッジ回路を構成するときのひずみゲージの接続
方法を示す回路図である。
路図で、Y軸方向の力成分FY を検出するためのホイー
トストンブリッジ回路を構成するときのひずみゲージの
接続方法を示す回路図である。
つで、Z軸方向の力成分FZ を検出するためのホイート
ストンブリッジ回路を構成するときのひずみゲージの接
続方法の他例を示す回路図である。
の一つで、Z軸方向の力成分FZを検出するためのホイ
ートストンブリッジ回路を構成するときのひずみゲージ
の接続方法の別の変形例を示す回路図である。
の一つで、Z軸方向の力成分FZを検出するためのホイ
ートストンブリッジ回路を構成するときのひずみゲージ
の接続方法のさらに別の変形例を示す回路図である。
の一つで、Z軸方向の力成分FZを検出するためのホイ
ートストンブリッジ回路を構成するときのひずみゲージ
の接続方法のさらに別の変形例を示す回路図である。
の一つで、Z軸方向の力成分FZを検出するためのホイ
ートストンブリッジ回路を構成するときのひずみゲージ
の接続方法のさらに別の変形例を示す回路図である。
の一つで、Z軸方向の力成分FZを検出するためのホイ
ートストンブリッジ回路を構成するときのひずみゲージ
の接続方法のさらに別の変形例を示す回路図である。
つで、Z軸周りのモーメント成分MZ を検出するための
ホイートストンブリッジ回路を構成するときのひずみゲ
ージの接続方法の一例を示す回路図である。
の一つで、Z軸周りのモーメント成分MZ を検出するた
めのホイートストンブリッジ回路を構成するときのひず
みゲージの接続方法の別の変形例を示す回路図である。
の一つで、Z軸周りのモーメント成分MZ を検出するた
めのホイートストンブリッジ回路を構成するときのひず
みゲージの接続方法のさらに別の変形例を示す回路図で
ある。
の一つで、Z軸周りのモーメント成分MZ を検出するた
めのホイートストンブリッジ回路を構成するときのひず
みゲージの接続方法のさらに別の変形例を示す回路図で
ある。
の一つで、Z軸周りのモーメント成分MZ を検出するた
めのホイートストンブリッジ回路を構成するときのひず
みゲージの接続方法のさらに別の変形例を示す回路図で
ある。
のひずみゲージから出力される電気信号の性質と、Y軸
方向の力成分FY の検出に使用する8個のひずみゲージ
から出力される電気信号の性質を示す出力極性関係図で
ある。
個のひずみゲージから出力される電気信号の性質と、X
軸周りのモーメント成分MX の検出に使用する8個のひ
ずみゲージから出力される電気信号の性質を示す出力極
性関係図である。
する8個のひずみゲージから出力される電気信号の性質
と、Z軸周りのモーメント成分MZ の検出に使用する4
個のひずみゲージから出力される電気信号の性質を示す
出力極性関係図である。
ートストンブリッジ回路におけるX軸方向の力成分FX
の検出に使用するひずみゲージから出力される電気信号
の性質と、Y軸方向の力成分FY の検出に使用するひず
みゲージから出力される電気信号の性質を示す出力極性
関係図である。
のホイートストンブリッジ回路におけるZ軸方向の力成
分FZ の検出に使用するひずみゲージから出力される電
気信号の性質を示す3つの出力極性関係図の一部であ
る。
のホイートストンブリッジ回路におけるZ軸方向の力成
分FZ の検出に使用するひずみゲージから出力される電
気信号の性質を示す3つの出力極性関係図の残部であ
る。
ののホイートストンブリッジ回路におけるZ軸周りのモ
ーメント成分MZ の検出に使用するひずみゲージから出
力される電気信号の性質を示す5つの出力極性関係図で
ある。
b-1 と4b-2 X軸力成分検出用ひずみゲージ 1a-1 ,1a-2 ,2a-1 ,2a-2 ,3a-1 ,3a-2 ,4
a-1 ,4a-2 Y軸力成分検出用ひずみゲージ 5a-1 と5a-2 ,5b-1 と5b-2 ,6a-1 と6a-2 ,6
b-1 と6b-2 ,7a-1と7a-2 ,7b-1 と7b-2 ,8a-1
と8a-2 ,8b-1 と8b-2 Z軸力成分検出用ひずみ
ゲージ 1a-3 ,1a-4 ,2a-3 ,2a-4 ,3a-3 ,3a-4 ,4
a-3 ,4a-4 X軸周りモーメント成分検出用ひずみゲ
ージ 1b-1 と1b-2',2b-1 と2b-2',3b-3 と3b-4',4
b-3 と4b-4' Y軸周りモーメント成分検出用ひずみゲ
ージ 1b-2 ,2b-2 ,3b-4 ,4b-4 Z軸周りモーメント
成分検出用ひずみゲージ
Claims (4)
- 【請求項1】 多軸力検出センサの中心点を通って互い
に直交するように設定されたX軸およびY軸と、このX
軸およびY軸との交点を通り且つこのX軸およびY軸を
含む面に対して垂直に交わるように設定されたZ軸とを
有し、これらX軸、Y軸、Z軸のそれぞれの方向に加わ
る力成分とこれらX軸、Y軸、Z軸に係る軸回りモーメ
ント成分とを計測する多軸力検出センサの基体を成す起
歪体構造物において、 この起歪体構造物の一部を構成する部材として設けら
れ、且つ、被測定対象の一方側と結合するために前記Z
軸上に位置するように設けられた厚板状の台座部材と、 前記起歪体構造物の他の一部を構成する部材として設け
られ、且つ、被測定対象の他方側と結合するために前記
Z軸において前記台座部材と所定の間隔を置いて平行に
なるように設けられ、さらに、前記Z軸からそれぞれ等
間隔の位置であって且つ前記X軸に直交する位置に設定
された各2辺と前記Z軸からそれぞれ等間隔の位置であ
って且つ前記Y軸に直交する位置に設定された各2辺と
から成るほぼ正四辺形の四辺を有し、しかも、前記Z軸
上に荷重導入部を有するように形成された平板状起歪体
部材と、 前記起歪体構造物のさらに他の一部を構成する部材とし
て設けられ、且つ、前記台座部材と前記平板状起歪体部
材との間を連結するために、前記X軸および前記Y軸か
らそれぞれ等距離づつ離れた位置であって且つ前記Z軸
に対して互いに対称的な4個所の位置にそれぞれ前記Z
軸に沿って互いに平行に設けられ、しかも、それぞれ
が、前記平板状起歪体部材の正四辺形の四辺に対してそ
れぞれ平行に位置する四辺を有するほぼ正四辺形の断面
形状を有するように形成された4本の柱状起歪体部材
と、 前記平板状起歪体部材の前記四辺の領域における前記Z
軸に対して対称的な領域に設けられ、前記荷重導入部に
前記Z軸方向の外力が付与されたときにはそれぞれが平
行的に撓み、且つ、少なくとも前記荷重導入部に前記X
軸方向および前記Y軸方向の外力が付与されたときには
それぞれが剛体部としての作用を行うような平行平板状
構造を有し、前記X軸および前記Y軸を挟んで各辺にそ
れぞれ一対づつ設けられた第一群変形検出部と、 前記4本の柱状起歪体部材のそれぞれに、前記荷重導入
部に前記X軸方向の外力が付与されたときにはそれぞれ
が平行的に撓み、且つ、少なくとも前記荷重導入部に前
記Y軸方向および前記Z軸方向の外力が付与されたとき
にはそれぞれが剛体部としての作用を行うような平行平
板状構造の変形検出部として設けられた第二群複合変形
検出部と、 前記4本の柱状起歪体部材のそれぞれに、前記荷重導入
部に前記Y軸方向の外力が付与されたときにはそれぞれ
が平行的に撓み、且つ、少なくとも前記荷重導入部に前
記X軸方向および前記Z軸方向の外力が付与されたとき
にはそれぞれが剛体部としての作用を行うような平行平
板状構造の変形検出部として設けられた第三群複合変形
検出部と、を有するように構成したことを特徴とする多
軸力検出センサの起歪体構造物。 - 【請求項2】 請求項1に記載された多軸力検出センサ
の起歪体構造物において、前記4本の柱状起歪体部材の
長手方向の一端寄りの部位に、前記Y軸に平行な貫通孔
を穿孔して薄肉の起歪部を形成することにより前記第二
群複合変形検出部を設け、一方、前記4本の柱状起歪部
体部材の長手方向の他端寄りの部位に、前記X軸に平行
な貫通孔を穿孔して薄肉の起歪部を形成することにより
前記第三群複合変形検出部を設けたことを特徴とする多
軸力検出センサの起歪体構造物。 - 【請求項3】 多軸力検出センサの中心点を通って互い
に直交するように設定されたX軸およびY軸と、このX
軸およびY軸との交点を通り且つこのX軸およびY軸を
含む面に対して垂直に交わるように設定されたZ軸とを
有し、これらX軸、Y軸、Z軸のそれぞれの方向に加わ
る力成分とこれらX軸、Y軸、Z軸に係る軸回りモーメ
ント成分とを計測する多軸力検出センサにおいて、 多軸力検出センサの起歪体構造物の一部を構成する部材
として設けられ、且つ、被測定対象の一方側と結合する
ために前記Z軸上に位置するように設けられた厚板状の
台座部材と、 前記起歪体構造物の他の一部を構成する部材として設け
られ、且つ、被測定対象の他方側と結合するために前記
Z軸において前記台座部材と所定の間隔を置いて平行に
なるように設けられ、さらに、前記Z軸からそれぞれ等
間隔の位置であって且つ前記X軸に直交する位置に設定
された各2辺と、前記Z軸からそれぞれ等間隔の位置で
あって且つ前記Y軸に直交する位置に設定された各2辺
とから成るほぼ正四辺形の四辺を有し、しかも、前記Z
軸上に荷重導入部を有するように形成された平板状起歪
体部材と、 前記起歪体構造物のさらに他の一部を構成する部材とし
て設けられ、且つ、前記台座部材と前記平板状起歪体部
材との間を連結するために、前記X軸および前記Y軸か
らそれぞれ等距離づつ離れた位置であって且つ前記Z軸
に対して互いに対称的な4個所の位置にそれぞれ前記Z
軸に沿って平行に設けられ、しかも、それぞれが、前記
平板状起歪体部材の正四辺形の四辺に対してそれぞれ平
行に位置する四辺を有するほぼ正四辺形の断面形状を有
するように形成された4本の柱状起歪体部材と、 前記平板状起歪体部材の前記四辺の領域における前記Z
軸に対して対称的な領域に設けられ、前記荷重導入部に
前記Z軸方向の外力が付与されたときにはそれぞれが平
行的に撓み、且つ、少なくとも前記荷重導入部に前記X
軸方向および前記Y軸方向の外力が付与されたときには
それぞれが剛体部としての作用を行うような平行平板状
構造を有し、前記X軸および前記Y軸を挟んで各辺にそ
れぞれ一対づつ設けられた第一群変形検出部と、 前記4本の柱状起歪体部材のそれぞれに、前記荷重導入
部に前記X軸方向の外力が付与されたときにはそれぞれ
が平行的に撓み、且つ、少なくとも前記荷重導入部に前
記Y軸方向および前記Z軸方向の外力が付与されたとき
にはそれぞれが剛体部としての作用を行うような平行平
板状構造の変形検出部として設けられた第二群複合変形
検出部と、 前記4本の柱状起歪体部材のそれぞれに、前記荷重導入
部に前記Y軸の外力が付与されたときにはそれぞれが平
行的に撓み、且つ、少なくとも前記荷重導入部に前記X
軸方向および前記Z軸方向の外力が付与されたときには
それぞれが剛体部としての作用を行うような平行平板状
構造の変形検出部として設けられた第三群複合変形検出
部と、 前記第一群変形検出部、前記第二群複合変形検出部およ
び前記第三群複合変形検出部のそれぞれに複数枚添着さ
れたひずみゲージと、により構成したことを特徴とする
多軸力検出センサ。 - 【請求項4】 請求項3に記載された多軸力検出センサ
において、 前記第一群変形検出部のそれぞれに添着されたひずみゲ
ージを複数用いてZ軸方向の力成分の検出を行い、前記
第二群複合変形検出部および前記第三群複合変形検出部
のそれぞれに添着されたひずみゲージを用いて残余の力
成分の検出および3軸周りのモーメント成分の検出を行
い得るように構成したことを特徴とする多軸力検出セン
サ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14264993A JP3175034B2 (ja) | 1993-05-22 | 1993-05-22 | 起歪体構造物およびこの起歪体構造物を用いた多軸力検出センサ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14264993A JP3175034B2 (ja) | 1993-05-22 | 1993-05-22 | 起歪体構造物およびこの起歪体構造物を用いた多軸力検出センサ |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0772026A true JPH0772026A (ja) | 1995-03-17 |
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ID=15320273
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JP14264993A Expired - Fee Related JP3175034B2 (ja) | 1993-05-22 | 1993-05-22 | 起歪体構造物およびこの起歪体構造物を用いた多軸力検出センサ |
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