JPH076820B2 - 超音波反射式レベル計 - Google Patents
超音波反射式レベル計Info
- Publication number
- JPH076820B2 JPH076820B2 JP3034354A JP3435491A JPH076820B2 JP H076820 B2 JPH076820 B2 JP H076820B2 JP 3034354 A JP3034354 A JP 3034354A JP 3435491 A JP3435491 A JP 3435491A JP H076820 B2 JPH076820 B2 JP H076820B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- input
- switch
- circuit
- analog
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、超音波の反射波によ
り反射面のレベルを検出するレベル計に関し、例えば積
雪深レベル計として用いられる。
り反射面のレベルを検出するレベル計に関し、例えば積
雪深レベル計として用いられる。
【0002】
【従来の技術】超音波を用いたレベル計は、一般に超音
波の送信器と、反射波の受信器及びこれらのコントロー
ル装置とから成り、1回の測定を行なうに当り、送信器
からバースト状の超音波を20回程度送信し、その受信
信号から得られる検出データのうち最大2個、最小2個
のデータを削除し、残りのデータを平均したうえで、静
歪計に記録するようになっている。
波の送信器と、反射波の受信器及びこれらのコントロー
ル装置とから成り、1回の測定を行なうに当り、送信器
からバースト状の超音波を20回程度送信し、その受信
信号から得られる検出データのうち最大2個、最小2個
のデータを削除し、残りのデータを平均したうえで、静
歪計に記録するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のレベル計におい
ては、受信器において超音波の反射波を受信する際に、
金属音等の周波数帯域の広い雑音が到来するとこれを取
込んでしまうため、測定精度が劣る問題があった。
ては、受信器において超音波の反射波を受信する際に、
金属音等の周波数帯域の広い雑音が到来するとこれを取
込んでしまうため、測定精度が劣る問題があった。
【0004】そこで、この発明は受信回路に改良を加え
ることにより、測定精度の高い超音波反射式レベル計を
提供することを課題とする。
ることにより、測定精度の高い超音波反射式レベル計を
提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、反射面に向けて一定周波数の超音波
を反射する送信器と、その反射波を受ける受信器と、こ
れらの送信器と受信器のコントロール装置とからなる超
音波反射式レベル計において、上記の受信器の受信回路
に同期整流回路と、その出力側に接続されるローパスフ
ィルターとを設け、ローパスフィルターの出力側をコン
トロール部に接続し、上記同期整流回路を、ゲインがマ
イナス1の反転増幅器、第1及び第2アナログスイッチ
並びにNOT回路により構成し、上記第1アナログスイ
ッチに受信信号を入力し、第2アナログスイッチに該受
信信号を上記反転増幅器を通して入力し、上記第1アナ
ログスイッチの同期信号として上記送信器から送信され
る超音波の音源用信号を入力すると共に、第2アナログ
スイッチの同期信号として上記音源用信号を上記NOT
回路を介して入力する構成としたものである。
めに、この発明は、反射面に向けて一定周波数の超音波
を反射する送信器と、その反射波を受ける受信器と、こ
れらの送信器と受信器のコントロール装置とからなる超
音波反射式レベル計において、上記の受信器の受信回路
に同期整流回路と、その出力側に接続されるローパスフ
ィルターとを設け、ローパスフィルターの出力側をコン
トロール部に接続し、上記同期整流回路を、ゲインがマ
イナス1の反転増幅器、第1及び第2アナログスイッチ
並びにNOT回路により構成し、上記第1アナログスイ
ッチに受信信号を入力し、第2アナログスイッチに該受
信信号を上記反転増幅器を通して入力し、上記第1アナ
ログスイッチの同期信号として上記送信器から送信され
る超音波の音源用信号を入力すると共に、第2アナログ
スイッチの同期信号として上記音源用信号を上記NOT
回路を介して入力する構成としたものである。
【0006】
【作用】反射信号が受信され同期整流回路に入力される
と、その入力信号の周波数が同期信号の周波数と一致す
るため、負の半波が整流され正の半波の相互間に折返え
される。このため入力信号の2倍の周波数で正の半波が
現われる同期整流信号が出力される。その信号は、次の
ローパスフィルターを通過することにより包絡検波さ
れ、その包絡線信号がコントール部に出力される。
と、その入力信号の周波数が同期信号の周波数と一致す
るため、負の半波が整流され正の半波の相互間に折返え
される。このため入力信号の2倍の周波数で正の半波が
現われる同期整流信号が出力される。その信号は、次の
ローパスフィルターを通過することにより包絡検波さ
れ、その包絡線信号がコントール部に出力される。
【0007】入力信号の周波数が同期信号の周波数から
ずれていると、これと同期するタイミングの入力信号の
みが整流されるので、包絡検波された包絡線信号は低レ
ベルの信号となり、前記の信号と弁別される。
ずれていると、これと同期するタイミングの入力信号の
みが整流されるので、包絡検波された包絡線信号は低レ
ベルの信号となり、前記の信号と弁別される。
【0008】
【実施例】図1は積雪深レベル計の実施例である。同図
において、1は送受信器、2はコントロール装置であ
る。
において、1は送受信器、2はコントロール装置であ
る。
【0009】送受信器1は、超音波信号の送信部と、そ
の反射波の受信部とから成る。送信部は分離器3、波形
整形器4、AND回路5、送信増幅器6及び超音波発信
器7とにより構成される。また受信部は、超音波受信器
8、受信増幅器9、同期整流回路10及びローパスフィ
ルター11とにより構成される。
の反射波の受信部とから成る。送信部は分離器3、波形
整形器4、AND回路5、送信増幅器6及び超音波発信
器7とにより構成される。また受信部は、超音波受信器
8、受信増幅器9、同期整流回路10及びローパスフィ
ルター11とにより構成される。
【0010】分離器3は、電源・音源入力端子12に接
続される。この入力端子12には、直流電源に音源用の
40KHzの矩形波を重畳した信号が入力される。分離
器3は、その信号を分離して内部電源を得る。また分離
された音源用の40KHzの矩形波信号はAND回路5
に入力されるとともに、同期整流回路10に同期信号と
して入力される。
続される。この入力端子12には、直流電源に音源用の
40KHzの矩形波を重畳した信号が入力される。分離
器3は、その信号を分離して内部電源を得る。また分離
された音源用の40KHzの矩形波信号はAND回路5
に入力されるとともに、同期整流回路10に同期信号と
して入力される。
【0011】波形整形器4は、送信パルス入力端子13
に接続される。送信パルスは、1msecごとに所定回数入
力される矩形波パルスであり、波形整形器4で矩形波に
整形される。
に接続される。送信パルスは、1msecごとに所定回数入
力される矩形波パルスであり、波形整形器4で矩形波に
整形される。
【0012】分離器3で分離された音源用信号と、波形
整形された送信パルスがAND回路5に入力されると、
1msごとに40KHzの音源用信号が発生される。この
信号は送信増幅器6で増幅され、超音波発信器7におい
て40KHzの超音波がバースト状に発信され、積雪面
Sに向けて発射される。
整形された送信パルスがAND回路5に入力されると、
1msごとに40KHzの音源用信号が発生される。この
信号は送信増幅器6で増幅され、超音波発信器7におい
て40KHzの超音波がバースト状に発信され、積雪面
Sに向けて発射される。
【0013】積雪面Sから反射された超音波は、超音波
受信器8で受信され、電気信号に変換される。変換され
た信号は、10KHzから50KHzの帯域を有する受
信増幅器9で増幅され、増幅された信号は同期整流回路
10に入力される。
受信器8で受信され、電気信号に変換される。変換され
た信号は、10KHzから50KHzの帯域を有する受
信増幅器9で増幅され、増幅された信号は同期整流回路
10に入力される。
【0014】同期整流回路10は図2に示すように、ゲ
インがマイナス1の反転増幅器15、第1と第2のアナ
ログスイッチ16、17及びNOT回路18を有する。
第1アナログスイッチ16には、前記の受信増幅器9の
出力信号が直接入力される。また、第2アナログスイッ
チ17には、上記の出力信号が反転増幅器15を通して
入力される。また、これらの各アナログスイッチ16、
17は、分離器3で分離された40KHzの音源用信号
が同期信号として入力されるが、第2アナログスイッチ
17にはNOT回路18を通して入力される。また各ア
ナログスイッチ16、17はローパスフィルター11に
接続される。
インがマイナス1の反転増幅器15、第1と第2のアナ
ログスイッチ16、17及びNOT回路18を有する。
第1アナログスイッチ16には、前記の受信増幅器9の
出力信号が直接入力される。また、第2アナログスイッ
チ17には、上記の出力信号が反転増幅器15を通して
入力される。また、これらの各アナログスイッチ16、
17は、分離器3で分離された40KHzの音源用信号
が同期信号として入力されるが、第2アナログスイッチ
17にはNOT回路18を通して入力される。また各ア
ナログスイッチ16、17はローパスフィルター11に
接続される。
【0015】いま、40KHzの反射信号(図3の(a)
図参照)が受信され、その信号が第1アナログスイッチ
16に加えられると、第1アナログスイッチ16は40
KHzの同期信号の正の半波でオンとなり負の半波でオ
フとなるため、そのオン時間に反射信号の正の半波が出
力される。また、反転増幅器15に加えられた反射信号
は、図3の(b) 図に示すように180度位相が反転さ
れ、その反転された信号が第2アナログスイッチ17に
加えられる。第2アナログスイッチ17には、NOT回
路18を通して同期信号が加えられるので、同期信号が
正の半波のとき第2アナログスイッチ17はオフとな
り、負の半波のときオンとなる。従って、第2アナログ
スイッチ17は、第1アナログスイッチ16より半波長
だけタイミングがずれてオンとなる。
図参照)が受信され、その信号が第1アナログスイッチ
16に加えられると、第1アナログスイッチ16は40
KHzの同期信号の正の半波でオンとなり負の半波でオ
フとなるため、そのオン時間に反射信号の正の半波が出
力される。また、反転増幅器15に加えられた反射信号
は、図3の(b) 図に示すように180度位相が反転さ
れ、その反転された信号が第2アナログスイッチ17に
加えられる。第2アナログスイッチ17には、NOT回
路18を通して同期信号が加えられるので、同期信号が
正の半波のとき第2アナログスイッチ17はオフとな
り、負の半波のときオンとなる。従って、第2アナログ
スイッチ17は、第1アナログスイッチ16より半波長
だけタイミングがずれてオンとなる。
【0016】ローパスフィルター11に加えられる信号
は、図3の(c) 図に示すように、受信された入力信号の
正の半波はそのままで、負の半波はこれを正側へ折り込
えした波形の同期整流信号となる。この周期整流信号が
ローパスフィルター11を通過すると、(d) 図に示すよ
うに、高周波成分が除去されて包絡検波された包絡線信
号となる。この信号は受信パルスとして受信パルス出力
端子20からコントロール装置2に出力される。
は、図3の(c) 図に示すように、受信された入力信号の
正の半波はそのままで、負の半波はこれを正側へ折り込
えした波形の同期整流信号となる。この周期整流信号が
ローパスフィルター11を通過すると、(d) 図に示すよ
うに、高周波成分が除去されて包絡検波された包絡線信
号となる。この信号は受信パルスとして受信パルス出力
端子20からコントロール装置2に出力される。
【0017】一方、受信信号が、例えば、図4の(a) 図
に示すごとき10KHzの雑音であるとすると、反転増
幅器15を経て位相が180°反転された信号は(b) 図
のようになり、これらの信号が、それぞれ40KHzの
同期信号でオン・オフする第1及び第2アナログスイッ
チ16、17に加えられる。
に示すごとき10KHzの雑音であるとすると、反転増
幅器15を経て位相が180°反転された信号は(b) 図
のようになり、これらの信号が、それぞれ40KHzの
同期信号でオン・オフする第1及び第2アナログスイッ
チ16、17に加えられる。
【0018】このため、ローパスフィルター11に加え
られる信号は、(c)図に示すように、40KHzで切り
刻まれた波形となる。このような波形の信号をローパス
フィルター11に通すと、包絡線信号は(d) 図に示すよ
うに、40KHzのレベルの小さい信号となる。
られる信号は、(c)図に示すように、40KHzで切り
刻まれた波形となる。このような波形の信号をローパス
フィルター11に通すと、包絡線信号は(d) 図に示すよ
うに、40KHzのレベルの小さい信号となる。
【0019】上記のように、包絡線信号のレベルは、正
規の入力信号と雑音信号とでは明確なレベル差があるた
め、コントロール装置において適当な基準レベルと比較
して両者を弁別することができる。
規の入力信号と雑音信号とでは明確なレベル差があるた
め、コントロール装置において適当な基準レベルと比較
して両者を弁別することができる。
【0020】しかし、このような弁別手段だけでは、雑
音信号の包絡線信号のレベルが高いときは誤検出する可
能性がある。このため、もう1つの弁別手段として、包
絡線信号に基づいて得られる積雪深の検出データ(送受
信器1から積雪面Sまでの距離Hに相当するデータ)
は、地表面Lまでの距離Hoに相当するデータより小さ
いか又は同等であって逆の関係になることはありえない
ことを利用する。即ち、距離Hoに相当するデータを予
め検出してこれを基準データとして記憶しておき、その
基準データと検出データとを比較し、基準データを超え
る検出データを排除するようにする。
音信号の包絡線信号のレベルが高いときは誤検出する可
能性がある。このため、もう1つの弁別手段として、包
絡線信号に基づいて得られる積雪深の検出データ(送受
信器1から積雪面Sまでの距離Hに相当するデータ)
は、地表面Lまでの距離Hoに相当するデータより小さ
いか又は同等であって逆の関係になることはありえない
ことを利用する。即ち、距離Hoに相当するデータを予
め検出してこれを基準データとして記憶しておき、その
基準データと検出データとを比較し、基準データを超え
る検出データを排除するようにする。
【0021】このような判断処理はコントロール装置2
において行なわれる。コントロール装置2は、CPU2
1、ROM22、RAM23、カウンター24、タイマ
ーカウンター25、A/Dコンバータ26、PI/O2
7を有し、これらはそれぞれROM22にメモリされた
プログラムに基づきバスライン28を通じて信号の授受
を行なう。
において行なわれる。コントロール装置2は、CPU2
1、ROM22、RAM23、カウンター24、タイマ
ーカウンター25、A/Dコンバータ26、PI/O2
7を有し、これらはそれぞれROM22にメモリされた
プログラムに基づきバスライン28を通じて信号の授受
を行なう。
【0022】また、コントロール装置2には、発振器2
9、分周器30、電源部31、加算部32、波形整形器
33、増幅器34及びレベル弁別器35が設けられる。
発振器29で発生された信号を分周して40KHzの音
源信号として加算部32に入力し、電源部31から入力
される直流電源に重畳して、電源・音源出力端子36か
ら送受信器1の入力端子12に出力する。
9、分周器30、電源部31、加算部32、波形整形器
33、増幅器34及びレベル弁別器35が設けられる。
発振器29で発生された信号を分周して40KHzの音
源信号として加算部32に入力し、電源部31から入力
される直流電源に重畳して、電源・音源出力端子36か
ら送受信器1の入力端子12に出力する。
【0023】また、PI/O27を経て出力された送信
信号を波形整形器33に通し、これを送信パルス出力端
子37から送受信器1の入力端子13に出力する。
信号を波形整形器33に通し、これを送信パルス出力端
子37から送受信器1の入力端子13に出力する。
【0024】受信パルス入力端子38には増幅器34が
接続され、増幅された信号はレベル弁別器35を経てP
I/O27に入力される。このレベル弁別器35におい
て、包絡線信号のレベルが一定以下のものは排除され
る。
接続され、増幅された信号はレベル弁別器35を経てP
I/O27に入力される。このレベル弁別器35におい
て、包絡線信号のレベルが一定以下のものは排除され
る。
【0025】上記のCPU21によるコントロールは、
ROM22にメモリされたプログラムにより行なわれ
る。そのプログラムをフローチャートで示せば、図5に
示すとおりである。
ROM22にメモリされたプログラムにより行なわれ
る。そのプログラムをフローチャートで示せば、図5に
示すとおりである。
【0026】このフローチャート及び図6に示すタイミ
ングチャート及び図1のブロック図を参照しながら、実
施例の積雪深レベル計の作用を説明する。
ングチャート及び図1のブロック図を参照しながら、実
施例の積雪深レベル計の作用を説明する。
【0027】計測サイクルをスタートさせると、図1、
図6に示すように、電源に音源信号を重量させた信号A
と、1ms間隔の送信パルスBが送受信器1に入力され、
分離器3で内部電源と分離された40KHzの音源用信
号Cと送信パルスBとがAND回路5に加えられ、1ms
ごとに40KHzの音源バースト信号Dが送信増幅器6
に入力され、更に超音波発信器7からバースト状の超音
波Eが積雪面Sに向けて送信される(ステップ)。ま
た、計測サイクルのスタートと同時にカウンター24に
スタート信号Fが与えられる。
図6に示すように、電源に音源信号を重量させた信号A
と、1ms間隔の送信パルスBが送受信器1に入力され、
分離器3で内部電源と分離された40KHzの音源用信
号Cと送信パルスBとがAND回路5に加えられ、1ms
ごとに40KHzの音源バースト信号Dが送信増幅器6
に入力され、更に超音波発信器7からバースト状の超音
波Eが積雪面Sに向けて送信される(ステップ)。ま
た、計測サイクルのスタートと同時にカウンター24に
スタート信号Fが与えられる。
【0028】超音波の反射波Gが受信されると(ステッ
プ)、同期整流回路10、ローパスフィルター11を
通って包絡検波された包絡線信号が、コントロール装置
2に入力され、増幅器34を経てレベル弁別器35で弁
別される。また、カウンター24にストップ信号Kが与
えられ、カウンター24が停止される。これにより超音
波の伝播時間tが判明する。
プ)、同期整流回路10、ローパスフィルター11を
通って包絡検波された包絡線信号が、コントロール装置
2に入力され、増幅器34を経てレベル弁別器35で弁
別される。また、カウンター24にストップ信号Kが与
えられ、カウンター24が停止される。これにより超音
波の伝播時間tが判明する。
【0029】一方、レベル弁別された信号は、検出デー
タとして基準データ(前述の地表面までの距離Hoに相
当するデータ)と比較される(ステップ)。検出デー
タが基準データより小さいか又は等しいときは、前記の
伝播時間tのデータと共にRAM23にメモリーされる
(ステップ)。検出データが基準データより大きいと
きは、検出データを削除して計測をやり直す(ステップ
)。
タとして基準データ(前述の地表面までの距離Hoに相
当するデータ)と比較される(ステップ)。検出デー
タが基準データより小さいか又は等しいときは、前記の
伝播時間tのデータと共にRAM23にメモリーされる
(ステップ)。検出データが基準データより大きいと
きは、検出データを削除して計測をやり直す(ステップ
)。
【0030】超音波の送信は5分間に20回行なわれる
ので、5分間で20回の検出データがメモリされたか否
かを判断し(ステップ)、20回に達すると最大値2
個、最小値2個のデータを削除し(同)、残りの16
個のデータを平均し(同)、静歪計に記録する(同
)。
ので、5分間で20回の検出データがメモリされたか否
かを判断し(ステップ)、20回に達すると最大値2
個、最小値2個のデータを削除し(同)、残りの16
個のデータを平均し(同)、静歪計に記録する(同
)。
【0031】なお、5分間に20回の検出データがメモ
リされない場合は、メモリされたデータを全て削除した
のち5分間測定を休止し、その後再開する。
リされない場合は、メモリされたデータを全て削除した
のち5分間測定を休止し、その後再開する。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明は受信回路に同
期整流回路とローパスフィルターを設け、同期整流回路
の同期信号の周波数を、送信する超音波の周波数と一致
させたことにより、雑音を効果的に排除でき、精度の高
いレベル測定を行なうことができる。
期整流回路とローパスフィルターを設け、同期整流回路
の同期信号の周波数を、送信する超音波の周波数と一致
させたことにより、雑音を効果的に排除でき、精度の高
いレベル測定を行なうことができる。
【図1】実施例のブロック図
【図2】同期整流回路のブロック図
【図3】波形図
【図4】波形図
【図5】フローチャート
【図6】タイミングチャート
1 送受信器 2 コントロール装置 3 分離器 4 波形整形器 5 AND回路 6 送信増幅器 7 超音波発信器 8 超音波受信器 9 受信増幅器 10 同期整流回路 11 ローパスフィルター 12 電源・音源入力端子 13 送信パルス入力端子 15 反転増幅器 16 第1アナログスイッチ 17 第2アナログスイッチ 18 NOT回路 20 受信パルス出力端子 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 カウンター 25 タイマーカウンター 26 A/Dコンバータ 27 PI/O 28 バスライン 29 発振器 30 分周器 31 電源部 32 加算部 33 波形整形器 34 増幅器 35 レベル弁別器 36 電源・音源出力端子 37 送信パルス出力端子 38 受信パルス入力端子
Claims (1)
- 【請求項1】 反射面に向けて一定周波数の超音波を反
射する送信器と、その反射波を受ける受信器と、これら
の送信器と受信器のコントロール装置とからなる超音波
反射式レベル計において、上記の受信器の受信回路に同
期整流回路と、その出力側に接続されるローパスフィル
ターとを設け、ローパスフィルターの出力側をコントロ
ール部に接続し、上記同期整流回路を、ゲインがマイナ
ス1の反転増幅器、第1及び第2アナログスイッチ並び
にNOT回路により構成し、上記第1アナログスイッチ
に受信信号を入力し、第2アナログスイッチに該受信信
号を上記反転増幅器を通して入力し、上記第1アナログ
スイッチの同期信号として上記送信器から送信される超
音波の音源用信号を入力すると共に、第2アナログスイ
ッチの同期信号として上記音源用信号を上記NOT回路
を介して入力することを特徴とする超音波反射式レベル
計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3034354A JPH076820B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 超音波反射式レベル計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3034354A JPH076820B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 超音波反射式レベル計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04273023A JPH04273023A (ja) | 1992-09-29 |
JPH076820B2 true JPH076820B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=12411818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3034354A Expired - Lifetime JPH076820B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 超音波反射式レベル計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076820B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09114583A (ja) * | 1995-10-17 | 1997-05-02 | Sanatsupu Kk | フットポインティング装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5276951A (en) * | 1975-12-23 | 1977-06-28 | Nippon Denpa Kogyo Kk | Ultrasonic thickness measuring apparatus |
JPS60145186A (ja) * | 1984-01-09 | 1985-07-31 | 株式会社東芝 | 洗濯機の運転制御装置 |
JPS61228843A (ja) * | 1985-04-04 | 1986-10-13 | アロカ株式会社 | 超音波計測方法及び装置 |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP3034354A patent/JPH076820B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09114583A (ja) * | 1995-10-17 | 1997-05-02 | Sanatsupu Kk | フットポインティング装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04273023A (ja) | 1992-09-29 |
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