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JPH0767967B2 - ローラコンベア間の被搬送物移載装置 - Google Patents

ローラコンベア間の被搬送物移載装置

Info

Publication number
JPH0767967B2
JPH0767967B2 JP2146424A JP14642490A JPH0767967B2 JP H0767967 B2 JPH0767967 B2 JP H0767967B2 JP 2146424 A JP2146424 A JP 2146424A JP 14642490 A JP14642490 A JP 14642490A JP H0767967 B2 JPH0767967 B2 JP H0767967B2
Authority
JP
Japan
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roller conveyor
transfer
transfer roller
cylinder
conveyor
Prior art date
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Application number
JP2146424A
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JPH0441328A (ja
Inventor
誠 下大沢
啓一 窪田
哲也 金田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2146424A priority Critical patent/JPH0767967B2/ja
Publication of JPH0441328A publication Critical patent/JPH0441328A/ja
Publication of JPH0767967B2 publication Critical patent/JPH0767967B2/ja
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  • Relays Between Conveyors (AREA)
  • Framework For Endless Conveyors (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は、一直線状に延びる第1ローラコンベアと、第
1ローラコンベアの中心線と交差する中心線を有して一
直線状に延びる第2ローラコンベアとの間で、被搬送物
を移載するためのローラコンベア間の被搬送物移載装置
に関する。
(2) 従来の技術 中心線が相互に交差する第1および第2ローラコンベア
間で被搬送物を移載するようにした装置が、たとえば実
開昭56−132227号公報により開示されている。
(3) 発明が解決しようとする課題 上記従来のものでは、第1および第2ローラコンベアに
それぞれ一直線状に連なる位置間で回動可能なテーブル
上に搬送台車が摺動可能に載置され、テーブルには、該
テーブルを回動させるためのシリンダが連結されてい
る。しかもシリンダは、第1および第2ローラシリンダ
中心線に対して略45度の方向で外側方に延びて配設され
ており、それだけ設置スペースが大きくなる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、設
置スペースを極力小さくし得るようにしたローラコンベ
ア間の被搬送物移載装置を提供することを目的とする。
B.発明の構成 (1) 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明に従う移載装置は、
一直線状に延びる第1ローラコンベアと、第1ローラコ
ンベアの中心線と交差する中心線を有して一直線状に延
びる第2ローラコンベアとの間で、被搬送物を移載する
ためのローラコンベア間の被搬送物移載装置において、
第1および第2ローラコンベアの中心線の交点で固定の
基台に一端部を回動自在に支承された一直線状の移載ロ
ーラコンベアと、移載ローラコンベアの回動支点と平行
な軸線まわりに揺動可能にして基台に支承されるととも
に移載ローラコンベアに連結されるシリンダとを備え、
該シリンダのピストンロッドは、移載ローラコンベアが
第1ローラコンベアに一直線状に連なる位置ならびに第
2ローラコンベアに一直線状に連なる位置に在る状態で
両ローラコンベアの一方の中心線と平行となるべくし
て、移載ローラコンベアの一端部の回動支点とはずれた
位置に連結されることを特徴とする。
(2) 作用 上記構成によれば、シリンダは、移載ローラコンベアの
回動開始時および回動終了時には両ローラコンベアの一
方の中心線と平行であるので、シリンダが移載ローラコ
ンベアの回動範囲から外方にはみ出すことを極力回避す
ることが可能となる。しかも移載ローラコンベアの回動
開始時および回動終了時には一方のローラコンベアとシ
リンダの軸線とが平行となることにより、移載ローラコ
ンベアの回動開始時および回動終了時においてシリンダ
から作用する力の方向と移載ローラコンベアの移動方向
とのなす角度が、移載ローラコンベアの回動途中におい
てシリンダから作用する力の方向と移載ローラコンベア
の移動方向とのなす角度に比べて大きくなり、これによ
り移載ローラコンベアの回動開始および回動終了時にお
いてシリンダからの力の移載ローラコンベア移動方向分
力が、移載ローラコンベアの回動途中における前記分力
よりも小さくなる。それにより移載ローラコンベアは回
動開始および回動終了時における回動速度が回動途中の
回動速度よりも小さくなり、回動開始および回動終了時
の移載ローラコンベアの作動速度を緩やかにして被搬送
物に与える衝撃を緩和することができる。
(3) 実施例 以下、図面により本発明の実施例について説明する。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すものであ
り、第1図は移載作動前の全体平面図、第2図は移載作
動途中の全体平面図、第3図は第1図のIII−III線拡大
断面図、第4図は第1図のIV−IV線拡大断面図、第5図
はシリンダから移載ローラコンベアに作用する力を説明
するための図である。
先ず第1図および第2図において、床面上には一直線状
に延びる第1ローラコンベア1と、第1ローラコンベア
1の中心線C1とほぼ90度で交差する中心線C2を有して一
直線状に延びる第2ローラコンベア2とが配設される。
而して一対の被搬送物3a,3bたとえば自動車の左右ドア
が搬送パレット4上に相互に平行にして載置されてお
り、搬送方向5に沿って第1ローラコンベア1上を搬送
されて来た搬送パレット4は、本発明に従う移載装置7
により第2ローラコンベア2上へと移載され、第2ロー
ラコンベア2杖を搬送方向6に沿って搬送される。しか
も第1および第2ローラコンベア1,2間で搬送パレット
4の向きは180度変換され、第1ローラコンベア1上を
搬送パレット4が搬送されていたときには搬送方向5に
沿う左側に被搬送物3aが位置していたのに対し、第2ロ
ーラコンベア2上では搬送方向6に沿う左側に被搬送物
3bが位置することになる。
第1ローラコンベア1は、搬送方向5に沿って平行な一
対のフレーム8,9の長手方向に等間隔をあけた複数位置
に、搬送方向5と直交する水平な軸線を有するローラ10
の両端部が回転自在に支承されて成るものであり、各ロ
ーラ10は図示しないチェーンを介して相互に連結され
る。而して該チェーンを図示しないモータで走行駆動す
ることにより各ローラ10が同一方向に回転し、それらの
ローラ10上に載っている搬送パレット4が搬送方向5に
沿って搬送されることになる。
搬送パレット4は、第1ローラコンベア1における複数
のローラ10上に載り得る長さを有して矩形平板状に構成
されており、一対ずつ2組のロードバー11,12が搬送パ
レット4の長手方向両端部に突設される。而してそれら
のロードバー11,12は、複数の搬送パレット4が連続的
に配送されて相互間の間隔が詰まった際に、相互に当接
して衝突を回避するためのものである。この搬送パレッ
ト4上には、その長手方向に沿って長い被搬送物3a,3b
が相互に平行な姿勢で載置される。
第2ローラコンベア2は、第1ローラコンベア1の搬送
方向5とはほぼ直交する方向の搬送方向6に沿って平行
な一対のフレーム13,14の長手方向に等間隔をあけた複
数位置に、搬送方向6と直交する水平な軸線を有するロ
ーラ15の両端部が回転自在に支承されて成るものであ
り、各ローラ15は図示しないチェーンを介して相互に連
結される。而して該チェーンを図示しないモータで走行
駆動することにより各ローラ15が同一方向に回転し、そ
れらのローラ15上に載っている搬送パレット4が搬送方
向6に沿って搬送されることになる。
第1ローラコンベア1の搬送方向5に沿う終端部1aから
両ローラコンベア1,2の中心線C1,C2の交点Pまでの距離
と、第2ローラコンベア2の搬送方向6に沿う始端部2a
から前記交点Pまでの距離とは等しく設定されており、
移載装置7は、第1ローラコンベア1の終端部1aおよび
第2ローラコンベア2の始端部2a間に配設される。
移載装置7は、前記交点Pを回動支点として回動可能な
一直線状の移載ローラコンベア16と、該移載ローラコン
ベア16を回動駆動するためのシリンダ17とを備える。
第3図を併せて参照して、移載ローラコンベア16は、相
互に平行にして一直線状に延びる一対のフレーム18,19
の長手方向に等間隔をあけた複数位置に、その長手方向
と直交する水平な軸線を有するローラ20の両端部が回転
自在に支承されて成るものであり、台車21上に固定配置
される。各ローラ20の一端部にはスプロケット22が固定
されており、それらのスプロケット22は無端状のチェー
ン23で相互に連結される。また各ローラ20のうちの1つ
の一端部には前記スプロケット22に加えてスプロケット
24が固定されており、台車21上に固定配置されるモータ
25の出力軸に設けられたスプロケット26と前記スプロケ
ット24とには無端状のチェーン27が巻掛けられる。しか
もモータ25は正逆回転自在なものであり、モータ25の作
動に応じて各ローラ20は正逆いずれかの方向に回転駆動
される。
台車21の長手方向両端下部には一対ずつ2組の車輪28,2
8;29,29が軸支されており、一方の組の車輪28,28は交点
Pを中心とする半円状の第1ガイドレール30に沿って走
行可能であり、また他方の組の車輪29,29は、第1ガイ
ドレール30よりも小さな半径で交点Pを中心とする半円
状に形成された第2ガイドレール31上を走行可能であ
る。而して両ガイドレール29,30は、交点P付近を要部
として扇状に構成されながら床面上に固定配置される基
台32上に固定される。
第4図を併せて参照して、移載ローラコンベア16の一端
には交点P側に延びる支持腕部33が設けられており、該
支持腕部33が交点Pを回動軸線として基第32に回動可能
に支承される。すなわち交点Pに対応する位置で基台32
上には、円盤状に形成された支持盤34を上端に有する支
持軸35が立設されており、支持腕部33は該支持盤34上に
摺動可能に載置される。また支持腕部33上にはキャップ
36が固着されており、このキャップ36と支持腕部33とで
拡大頭部37aを挟持された軸37が、円筒状軸受部材38を
介して支軸35の上部に嵌合される。
前記支持腕部33には、交点Pから外側方に延びる連結腕
部38が一体に設けられており、この連結腕部38の先端
に、シリンダ17におけるピストンロッド17bの先端が軸3
7と平行な軸線を有する連結ピン41を介して連結され
る。而してシリンダ17におけるシリンダ本体17aは、基
台32に設けられた支持部40に前記連結ピン41と平行なト
ラニオン軸42を介して揺動可能に支承される。
而してシリンダ17の伸縮作動により移載ローラコンベア
16は、第1図で示すように第1ローラコンベア1に一直
線状に連なる位置と、第2図で示すように第2ローラコ
ンベア2に一直線状に連なる位置との間で回動駆動され
ることになる。しかも移載ローラコンベア16が第1ロー
ラコンベア1に一直線状に連なる位置(第1図の位置)
ならびに第2ローラコンベア2に一直線状に連なる位置
(第2図の位置)にある状態で、シリンダ17の軸線が第
1ローラコンベア1の中心線C1と平行となるべく、連結
腕部38の配設位置およびシリンダ17の配設位置が設定さ
れる。すなわち、移載ローラコンベア16がその回動範囲
の中間位置にあるときに連結ピン41が第2ローラコンベ
ア2の中心線C2の延長上に位置するように設定される。
第1ローラコンベア1において搬送方向5に沿う前部す
なわち終端部1aには、搬送方向5に沿って第1ローラコ
ンベア上を搬送されて来た搬送パレット4の前端に当接
する上方の位置と、その当接状態を解除する下方の位置
との間で昇降可能なストッパ43が配設されており、該ス
トッパ43よりも搬送方向5に沿う後方側には搬送パレッ
ト4の裏面に接触し得る第1リミットスイッチLS1が、
またストッパ43よりも搬送方向5に沿う前方側には搬送
パレット4の裏面に接触可能な第2リミットスイッチLS
2が配設される。
また第2ローラコンベア2において搬送方向6に沿う後
部すなわち始端部2aには、搬送パレット4の裏面に接触
可能な第3リミットスイッチLS3が配設され、搬送方向
6に沿う第3リミットスイッチLS3の前方には搬送パレ
ット4の裏面に接触可能な第4リミットスイッチLS4
配設される。
移載ローラコンベア16には、第1ローラコンベア1から
移載ローラコンベア16上に移って来た搬送パレット4の
前輪に当接するストッパ44が配設されるとともに、該ス
トッパ44に当接するまで移載ローラコンベア16上を進行
して来た搬送パレット4の裏面に接触可能な第5リミッ
トスイッチLS5が配設される。
さらに基台32には、移載ローラコンベア16が第1ローラ
コンベア1に一直線状に連なったときに台車21の一側面
に当接する一対のストッパ45,45および移載ローラコン
ベア16を検知する第6リミットスイッチLS6と、移載ロ
ーラコンベア16が第2ローラコンベア2に一直線状に連
なったときに台車21の他側面に当接する一対のストッパ
46,46および移載ローラコンベア16を検知する第7リミ
ットスイッチLS7とが配設される。
次にこの実施例の作用について説明すると、第1ローラ
コンベア1から第2ローラコンベア2に被搬送物3a,3b
を移載するにあたっては、シリンダ17を伸長作動させ、
移載ローラコンベア16が第1図で示すように第1ローラ
コンベア1に一直線状に連なる状態、すなわち台車21が
ストッパ45,45に当接した状態としておき、この状態は
第6リミットスイッチLS6で検知される。また第1ロー
ラコンベア1側では、ストッパ43を上昇作動させてお
く。
このような状態で、被搬送物3a,3bを載せた搬送パレッ
ト4はストッパ43に当接するまで第1ローラコンベア1
上を搬送方向5に沿って搬送されて来て、ストッパ43に
当接することにより一旦停止する。而してストッパ43に
当接するまで搬送パレット4が進行して来たことは、第
1リミットスイッチLS1で検知され、この第1リミット
スイッLS1による搬送パレット4の検知に応じて、移載
装置7におけるモータ25の作動が開始され、移載ローラ
コンベア16の各ローラ20は搬送パレット4を搬送方向5
に沿う前方に向けて搬送する方向に回転作動する。
次いでストッパ43が下降して搬送パレット4との当接状
態が解除されるのに応じて搬送パレット4は第1ローラ
コンベア1から移載ローラコンベア16上へと搬送され、
搬送パレット4が移載ローラコンベア16上に移ったこと
は、第2リミットスイッチLS2を搬送パレット4の後端
が通過したことを検知することにより確認される。
移載ローラコンベア16上で搬送パレット4はストッパ44
に当接するまて搬送方向5に沿う前方に搬送され、第5
リミットスイッチLS5が搬送パレット4を検知すること
によりモータ25の作動すなわち各ローラ20の回転作動が
停止される。
移載ローラコンベア16上での搬送パレット4の停止に応
じてシリンダ17が収縮作動し、台車21および移載ローラ
コンベア16は、ストッパ46,46に台車21が当接するまで
ほぼ90度回動せしめられ、移載ローラコンベア16は、第
2図で示すように、第2ローラコンベア2に一直線状に
連なる位置となる。而してその状態は第7リミットスイ
ッチLS7により検知される。
このように移載ローラコンベア16が第2ローラコンベア
2に一直線状に連なった状態で、移載装置7のモータ25
が作動を開始し、移載ローラコンベア16の各ローラ20は
搬送パレット4を搬送方向6に沿う前方に搬送する方向
への回転作動を開始する。それにより搬送パレット4は
移載ローラコンベア16から第2ローラコンベア2へと移
動していくことになる。
而して第3リミットスイッチLS3で搬送パレット4が第
2ローラコンベア2上に移って来たことが確認され、さ
らに第4リミットスイッチLS4を搬送パレット4の後端
が通過したことを検知することにより、移載ローラコン
ベア16から第2ローラコンベア2への搬送パレット4の
移動が終了したものと、シリンダ17を伸長作動して移載
ローラコンベア16を第1ローラコンベア1に一直線状に
連なる位置まで戻す。
ところで、移載装置7により第1ローラコンベア1から
第2ローラコンベア2へと搬送パレット4すなわち被搬
送物3a,3bを移載している間に、第1ローラコンベア1
上を次の搬送パレット4が搬送されて来ることがある
が、その搬送パレット4は、上昇位置にあるストッパ4
に当接して一旦停止し、移載ローラコンベア16が第1ロ
ーラコンベア1に一直線状に連なる位置い戻って来るま
で待機している。
このようにして相互にほぼ90度の角度で交差する第1お
よび第2ローラコンベア1,2間で被搬送物3a,3bを移載す
ることができる。しかも移載装置7の移載ローラコンベ
ア16は、第1および第2ローラコンベア1,2が相互にな
す角度にほぼ対応する範囲内で回動するものであり、移
載装置7は、移載ローラコンベア16の回動範囲にほぼ対
応するだけの設置スペースが必要であるだけであり、設
置スペースが比較的小さくてすむ。
また第1および第2ローラコンベア1,2間で被搬送物3a,
3bを移載したときに、それらの被搬送物3a,3bの向きは1
80度変化している。すなわち第1ローラコンベア1上を
搬送されていたときには被搬送物3aが搬送方向5に沿う
左側に位置していたのに対し、第2ローラコンベア2に
移載されたときには被搬送物3bが搬送方向6に沿う左側
に位置することになり、自動車工場における組立工程等
で作業員を搬送方向5,6に沿う同一側に配置して組立作
業能率を向上することができる。
ところで移載ローラコンベア16は、その回動開始時およ
び回動終了時には第1ローラコンベア1と平行になるシ
リンダ17により回動駆動されるものであり、移載ローラ
コンベア16の回動開始時および回動途中で上記シリンダ
17から移載ローラコンベア16に作用する駆動力について
検討すると第5図で示すようになる。すなわち前記回動
開始時および回動終了時においてシリンダ17から移載ロ
ーラコンベア16に作用する力の方向と移載ローラコンベ
ア16の移動方向とのなす角度αは、移載ローラコンベ
ア16の回動途中においてシリンダ17から作用する力の方
向と移載ローラコンベア16の移動方向とのなす角度α
に比べて大きい。このため移載ローラコンベア16の回動
開始および回動終了時においてシリンダ17が発揮する力
Fの移載ローラコンベア16移動方向分力F1は、前記力F
を一定としたときに移載ローラコンベア16の回動途中に
おいて移載ローラコンベア16移動方向分力F2よりも小さ
く、したがってシリンダ17に作用させる流体圧が一定で
あると、移載ローアコンベア17は回動開始および回動終
了時における回動速度が回動途中の回動速度よりも小さ
くなる。この結果、回動開始および回動終了時の移載ロ
ーラコンベア16の作動速度を緩やかにして被搬送物3a,3
bに与える衝撃を緩和することができる。
またシリンダ17は、移載ローラコンベア16が第1ローラ
コンベア1に一直線状に連なる位置(第1図の位置)な
らびに第2ローラコンベア2に一直線状に連なる位置
(第2図の位置)にある状態で、第1ローラコンベア1
の中心線C1と平行な軸線を有するようにして配設される
ものであり、基台32から外側方に突出することを避けな
がら配置して、移載装置7のコンパクト化に寄与するこ
とができる。
第6図は本発明の他の実施例を示すものであり、上記実
施例に対応する部分には同一の参照符号を付す。
第1およい第2ローラコンベア1,2はほぼ45度の角度で
交差するように配置されており、移載装置7′は、両ロ
ーラコンベア1,2の交差角にほぼ対応する角度の扇形に
構成された基台32′により両ローラコンベア1,2,の中心
線C1,C2の交点Pを回動支点として回動可能に支承され
た移載ローラコンベア16と、その移載ローラコンベア16
を回動駆動するシリンダ17とを備えるものであり、他の
部分の構成は、基本的には第1図ないし第5図の実施例
と同様である。
この場合にも、移載ローラコンベア16を第1および第2
ローラコンベア1,2の交差角に対応する角度だけ回動駆
動することにより、第1および第2ローラコンベア1,2
間で搬送物3a,3bを移載することができ、上記実施例と
同様の効果を奏することができる。
C.発明の効果 以上のように本発明によれば、第1および第2ローラコ
ンベアの中心線の交点で固定の基台に一端部を回動自在
に支承された一直線状の移載ローラコンベアと、移載ロ
ーラコンベアの回動支点と平行な軸線まわりに揺動可能
にして基台に支承されるとともに移載ローラコンベアに
連結されるシリンダとを備え、該シリンダのピストンロ
ッドは、移載ローラコンベアが第1ローラコンベアに一
直線状に連なる位置ならびに第2ローラコンベアに一直
線状に連なる位置に在る状態で両ローラコンベアの一方
の中心線と平行となるべくして、移載ローラコンベアの
一端部の回動支点とはずれた位置に連結されるので、移
載ローラコンベアの回動開始時および回動停止時の移動
速度を緩やかにして被搬送物に与える衝撃を緩和するこ
とができるとともに、シリンダが移載ローラコンベアの
回動範囲から外方にはみ出すことを極力回避して設置ス
ペースの低減に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示すものであ
り、第1図は移載作動前の全体平面図、第2図は移載作
動途中の全体平面図、第3図は第1図のIII−III線拡大
断面図、第4図は第1図のIV−IV線拡大断面図、第5図
はシリンダから移載ローラコンベアに作用する力を説明
するための図、第6図は本発明の他の実施例の第1図に
対応した全体平面図である。 1……第1ローラコンベア、2……第2ローラコンベ
ア、3a,3b……被搬送物、7,7′……移載装置、16……移
載ローラコンベア、17……シリンダ、17b……ピストン
ロッド、32,32′……基台、 C1,C2……中心線、P……交点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一直線状に延びる第1ローラコンベア
    (1)と、第1ローラコンベア(1)の中心線(C1)と
    交差する中心線(C2)を有して一直線状に延びる第2ロ
    ーラコンベア(2)との間で、被搬送物(3a,3b)を移
    載するためのローラコンベア間の被搬送物移載装置にお
    いて、第1および第2ローラコンベア(1,2)の中心線
    (C1,C2)の交点(P)で固定の基台(32,32′)に一端
    部を回動自在に支承された一直線状の移載ローラコンベ
    ア(16)と、移載ローラコンベア(16)の回動支点と平
    行な軸線まわりに揺動可能にして基台(32)に支承され
    るとともに移載ローラコンベア(16)に連結されるシリ
    ンダ(17)とを備え、該シリンダ(17)のピストンロッ
    ド(17b)は、移載ローラコンベア(16)が第1ローラ
    コンベア(1)に一直線状に連なる位置ならびに第2ロ
    ーラコンベア(2)に一直線状に連なる位置に在る状態
    で両ローラコンベア(1,2)の一方(1)の中心線
    (C1)と平行となるべくして、移載ローラコンベア(1
    6)の一端部の回動支点とはずれた位置に連結されるこ
    とを特徴とするローラコンベア間の被搬送物移載装置。
JP2146424A 1990-06-05 1990-06-05 ローラコンベア間の被搬送物移載装置 Expired - Fee Related JPH0767967B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2146424A JPH0767967B2 (ja) 1990-06-05 1990-06-05 ローラコンベア間の被搬送物移載装置

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JP2146424A JPH0767967B2 (ja) 1990-06-05 1990-06-05 ローラコンベア間の被搬送物移載装置

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Publication Number Publication Date
JPH0441328A JPH0441328A (ja) 1992-02-12
JPH0767967B2 true JPH0767967B2 (ja) 1995-07-26

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