JPH0766142B2 - カメラ用メモリバツクアツプ装置 - Google Patents
カメラ用メモリバツクアツプ装置Info
- Publication number
- JPH0766142B2 JPH0766142B2 JP62015403A JP1540387A JPH0766142B2 JP H0766142 B2 JPH0766142 B2 JP H0766142B2 JP 62015403 A JP62015403 A JP 62015403A JP 1540387 A JP1540387 A JP 1540387A JP H0766142 B2 JPH0766142 B2 JP H0766142B2
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- JP
- Japan
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- camera
- battery
- voltage
- film
- circuit
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 14
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000008569 process Effects 0.000 description 3
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカメラ用メモリバックアップ装置に関するもの
である。
である。
現在、コンパクトカメラではフィルムの巻き上げ、巻き
戻しなどの撮影モードの監視、あるいは撮影枚数などの
データの保存は、マイクロコンピュータおよびこれによ
ってアクセスされるRAMによって行われるようになって
いる。すなわち、カメラのボディ本体側に設けられたマ
イクロコンピュータは、ROMに書き込まれている撮影シ
ーケンスプログラムに従ってそれぞれの処理を遂行して
いき、その経過は前記RAMに一時的に保存され、書き換
えられながらシーケンスが継続されてゆく。このような
カメラではシャッターの駆動、フィルム給送用モータの
駆動を行うための電源電池は、マイクロコンピュータ及
びRAM上のデータ保存用の電池にも共用されているた
め、電池が消耗してきてこれを交換するときに、電池を
取り外した瞬間に前記RAM上のデータは消失されてしま
うことになる。
戻しなどの撮影モードの監視、あるいは撮影枚数などの
データの保存は、マイクロコンピュータおよびこれによ
ってアクセスされるRAMによって行われるようになって
いる。すなわち、カメラのボディ本体側に設けられたマ
イクロコンピュータは、ROMに書き込まれている撮影シ
ーケンスプログラムに従ってそれぞれの処理を遂行して
いき、その経過は前記RAMに一時的に保存され、書き換
えられながらシーケンスが継続されてゆく。このような
カメラではシャッターの駆動、フィルム給送用モータの
駆動を行うための電源電池は、マイクロコンピュータ及
びRAM上のデータ保存用の電池にも共用されているた
め、電池が消耗してきてこれを交換するときに、電池を
取り外した瞬間に前記RAM上のデータは消失されてしま
うことになる。
ところが、上述のようなカメラにおいては、電池の交換
は必ずしもカメラの使用を完全に終えた後に行われると
は限らない。すなわち、撮影の継続中や、フィルムの巻
き戻し途中で電池交換を余儀なくされる場合も少なくな
い。そして、このようなタイミングで電池交換を行う
と、一旦電池が取り外されることになるから、マイクロ
コンピュータによる撮影シーケンスの遂行は中断される
とともに、RAM上のデータも消えることになる。従っ
て、撮影途中においては、何枚目まで撮影が済んでいる
かという枚数情報が失われる結果、新規に電池を装填し
た後には適切なフィルム枚数カウントができなくなる。
また、撮影終了後のフィルム巻き戻し途中においては、
通常は電池の取り外しによって各回路ユニットは初期状
態にリセットされることが一般的であるから、新規に電
池を装填した後には、フィルムの巻き戻しを再開させる
ことができなくなるという事態にもなりかねない。
は必ずしもカメラの使用を完全に終えた後に行われると
は限らない。すなわち、撮影の継続中や、フィルムの巻
き戻し途中で電池交換を余儀なくされる場合も少なくな
い。そして、このようなタイミングで電池交換を行う
と、一旦電池が取り外されることになるから、マイクロ
コンピュータによる撮影シーケンスの遂行は中断される
とともに、RAM上のデータも消えることになる。従っ
て、撮影途中においては、何枚目まで撮影が済んでいる
かという枚数情報が失われる結果、新規に電池を装填し
た後には適切なフィルム枚数カウントができなくなる。
また、撮影終了後のフィルム巻き戻し途中においては、
通常は電池の取り外しによって各回路ユニットは初期状
態にリセットされることが一般的であるから、新規に電
池を装填した後には、フィルムの巻き戻しを再開させる
ことができなくなるという事態にもなりかねない。
本発明は、このような従来技術の欠点を解決するために
なされたものであり、カメラの使用中にいかなるタイミ
ングで電池交換を行ったとしても、電池交換の後には中
断された以降の処理を確実に継続させることができるよ
うにしたカメラのメモリバックアップ装置を提供するこ
とを目的とする。
なされたものであり、カメラの使用中にいかなるタイミ
ングで電池交換を行ったとしても、電池交換の後には中
断された以降の処理を確実に継続させることができるよ
うにしたカメラのメモリバックアップ装置を提供するこ
とを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、最近の多くのカメ
ラで、ストロボ回路中にあるメインコンデンサが常時充
電式のものが多いことに着目し、電源電池が取り外され
た場合、電池交換の間、前記コンデンサに蓄電された電
荷をコントロールし、電源電池の代わりとして利用し、
RAM上のデータの保持に利用しようとしたものである。
つまり、すでに充電されているメインコンデンサから電
圧抽出手段によって所定レベルの電圧を取り出してこれ
を安定化し、電源電池による給電が途絶える直前にこの
安定化された電圧をマイクロコンピュータおよびRAMに
給電して、メモリをバックアップしようというものであ
る。
ラで、ストロボ回路中にあるメインコンデンサが常時充
電式のものが多いことに着目し、電源電池が取り外され
た場合、電池交換の間、前記コンデンサに蓄電された電
荷をコントロールし、電源電池の代わりとして利用し、
RAM上のデータの保持に利用しようとしたものである。
つまり、すでに充電されているメインコンデンサから電
圧抽出手段によって所定レベルの電圧を取り出してこれ
を安定化し、電源電池による給電が途絶える直前にこの
安定化された電圧をマイクロコンピュータおよびRAMに
給電して、メモリをバックアップしようというものであ
る。
上記の構成によれば、カメラの電源電池が取り外され、
交換が行われようとするときに、上記の電圧抽出手段に
より得られた電圧がこれに一時的にとって代わり、RAM
およびこれをアクセスするマイクロコンピュータに給電
される。このためメインコンデンサに充電が行われた
後、どのようなタイミングで電池交換がなされようとし
ても、RAM上にメモリされた諸動作のデータは保存さ
れ、動作再開時、電池交換以前の処理を確実に継続する
ことができるようになる。
交換が行われようとするときに、上記の電圧抽出手段に
より得られた電圧がこれに一時的にとって代わり、RAM
およびこれをアクセスするマイクロコンピュータに給電
される。このためメインコンデンサに充電が行われた
後、どのようなタイミングで電池交換がなされようとし
ても、RAM上にメモリされた諸動作のデータは保存さ
れ、動作再開時、電池交換以前の処理を確実に継続する
ことができるようになる。
第1図は本発明を用いたコンパクトカメラの本体1を背
面の斜め下側から見た図である。カメラ上部右側にはシ
ャッタボタン6,背面上部中央にはファインダー8,その右
隣にフィルムカウンタ表示窓40,本体底面にはフィルム
巻き戻しボタン7がそれぞれ設けられている。本体1の
背面には開閉自在に取り付けられた裏蓋2が設けられて
いる。本体1の底面には、例えば単三の乾電池5を交換
するときに開閉される片開きの電池蓋3が設けられてお
り、このため裏蓋2の開閉に関係なくノブ4をスライド
させ電池蓋3を開け、電池室10中に置かれた乾電池5の
交換を行うことが可能である。
面の斜め下側から見た図である。カメラ上部右側にはシ
ャッタボタン6,背面上部中央にはファインダー8,その右
隣にフィルムカウンタ表示窓40,本体底面にはフィルム
巻き戻しボタン7がそれぞれ設けられている。本体1の
背面には開閉自在に取り付けられた裏蓋2が設けられて
いる。本体1の底面には、例えば単三の乾電池5を交換
するときに開閉される片開きの電池蓋3が設けられてお
り、このため裏蓋2の開閉に関係なくノブ4をスライド
させ電池蓋3を開け、電池室10中に置かれた乾電池5の
交換を行うことが可能である。
第2図は第1図で示された電池蓋3の、開閉部の構造を
示す断面図である。電池蓋3はノブ4のスライドによっ
て開閉される。すなわち、破線で示した閉止位置にある
電池蓋3は、ノブ4をバネ38に対して右方に動かすこと
によって開閉できる。このノブ4の移動路にはスイッチ
9が臨んでおり、電池蓋3が閉止位置にあるときにはOF
F状態、そして電池蓋3を開放するとON状態となる。
示す断面図である。電池蓋3はノブ4のスライドによっ
て開閉される。すなわち、破線で示した閉止位置にある
電池蓋3は、ノブ4をバネ38に対して右方に動かすこと
によって開閉できる。このノブ4の移動路にはスイッチ
9が臨んでおり、電池蓋3が閉止位置にあるときにはOF
F状態、そして電池蓋3を開放するとON状態となる。
3図はストロボ装置13の簡略化した電気回路図と、コン
トローラ11を中心とするカメラ主要諸機能制御用の電気
回路部12のブロックダイアグラムを示すものである。
トローラ11を中心とするカメラ主要諸機能制御用の電気
回路部12のブロックダイアグラムを示すものである。
第3図において、本体に内蔵されたコントローラ11は、
やはり本体1に内蔵されたカメラの撮影機構、すなわち
オートフォーカス装置14,シャッタ装置15,フィルム給送
装置16,撮影フィルム枚数を計数するための枚数カウン
タ17,およびストロボ装置13の作動を管制し、これらは
本体1に装填された乾電池5から給電を受ける。
やはり本体1に内蔵されたカメラの撮影機構、すなわち
オートフォーカス装置14,シャッタ装置15,フィルム給送
装置16,撮影フィルム枚数を計数するための枚数カウン
タ17,およびストロボ装置13の作動を管制し、これらは
本体1に装填された乾電池5から給電を受ける。
前記コントローラ11には、プログラムROM18が接続され
ている。このプログラムROM18にはカメラ作動用のシー
ケンスプログラムがメモリされており、コントローラ11
によってこのシーケンスプログラムがアクセスされ、例
えば撮影モードでのシーケンス処理や巻き戻しモードで
のシーケンス処理が遂行される。これらのシーケンス処
理が遂行されるときには、サブルーチンとして処理され
る各機構部、すなわちオートフォーカス装置14,シャッ
タ装置15などの作動ごとに、どこまでの処理が実行済み
であるかのデータがシーケンスプログラム監視用のRAM2
0に逐次的に書き込まれていく。また、枚数カウンタ17
にはシャッタ装置15の作動ごとにカウントアップ信号が
出力され、このカウント値はフィルムカウンタ表示窓40
(第1図)に表示される。
ている。このプログラムROM18にはカメラ作動用のシー
ケンスプログラムがメモリされており、コントローラ11
によってこのシーケンスプログラムがアクセスされ、例
えば撮影モードでのシーケンス処理や巻き戻しモードで
のシーケンス処理が遂行される。これらのシーケンス処
理が遂行されるときには、サブルーチンとして処理され
る各機構部、すなわちオートフォーカス装置14,シャッ
タ装置15などの作動ごとに、どこまでの処理が実行済み
であるかのデータがシーケンスプログラム監視用のRAM2
0に逐次的に書き込まれていく。また、枚数カウンタ17
にはシャッタ装置15の作動ごとにカウントアップ信号が
出力され、このカウント値はフィルムカウンタ表示窓40
(第1図)に表示される。
また、コントローラ11は発振制御回路21を介し、DC−DC
コンバータ22の作動も制御する。すなわち、コントロー
ラ11は例えばフィルム給送装置の作動完了などのタイミ
ング信号によって、あるいはメインコンデンサ24の充電
電圧レベルが所定値以下になったことが検出された場合
に自動的にメインコンデンサ24の充電を開始させる。
コンバータ22の作動も制御する。すなわち、コントロー
ラ11は例えばフィルム給送装置の作動完了などのタイミ
ング信号によって、あるいはメインコンデンサ24の充電
電圧レベルが所定値以下になったことが検出された場合
に自動的にメインコンデンサ24の充電を開始させる。
上記の構成による作用は、以下のようにして行われる。
まず、裏蓋20が閉鎖された時点でフィルムパトローネの
装填が検出されると、コントローラ11はプログラムROM1
8をアクセスして通常の撮影モードでシーケンスプログ
ラムが起動される。そして、まずフィルム給送装置16が
作動してフィルムの空送りが行われて撮影準備が完了す
る。
まず、裏蓋20が閉鎖された時点でフィルムパトローネの
装填が検出されると、コントローラ11はプログラムROM1
8をアクセスして通常の撮影モードでシーケンスプログ
ラムが起動される。そして、まずフィルム給送装置16が
作動してフィルムの空送りが行われて撮影準備が完了す
る。
シャッタボタン6を第一段押圧すると、レリーズ信号発
生回路36からの信号によって、コントローラ11はオート
フォーカス装置14に作動指令信号を与え、これによりオ
ートフォーカス装置14が作動して焦点調節が行われる。
この焦点調節が完了すると、シャッタボタン6の第2段
押圧が完了されるようになり、その第2段押圧によって
シャッタ装置15が作動して撮影が行われる。なお、被写
体輝度が所定レベル以下であることが周知の測光回路
(図示省略)で検出されたときには、シャッタの作動に
同期してシンクロスイッチ39がONし、トリガ回路26によ
ってメインコンデンサ24に蓄えられた電荷は閃光放電管
25で放電される。シャッタ動作が完了すると、フィルム
給送装置16が作動してフィルムを1コマ分巻き上げ、枚
数カウンタ17が「1」だけカウントアップされる。以後
は同様にして、撮影を継続して行うことができる。
生回路36からの信号によって、コントローラ11はオート
フォーカス装置14に作動指令信号を与え、これによりオ
ートフォーカス装置14が作動して焦点調節が行われる。
この焦点調節が完了すると、シャッタボタン6の第2段
押圧が完了されるようになり、その第2段押圧によって
シャッタ装置15が作動して撮影が行われる。なお、被写
体輝度が所定レベル以下であることが周知の測光回路
(図示省略)で検出されたときには、シャッタの作動に
同期してシンクロスイッチ39がONし、トリガ回路26によ
ってメインコンデンサ24に蓄えられた電荷は閃光放電管
25で放電される。シャッタ動作が完了すると、フィルム
給送装置16が作動してフィルムを1コマ分巻き上げ、枚
数カウンタ17が「1」だけカウントアップされる。以後
は同様にして、撮影を継続して行うことができる。
上述した通常の撮影モードが実施されていく間には、現
時点では撮影モードに設定されていることの他に、オー
トフォーカス装置14,シャッタ装置15,フィルム給送装置
16,枚数カウンタ17,ストロボ装置13などのルーチンが消
化されていく過程が、2値化データとしてRAM20に書き
込まれていく。
時点では撮影モードに設定されていることの他に、オー
トフォーカス装置14,シャッタ装置15,フィルム給送装置
16,枚数カウンタ17,ストロボ装置13などのルーチンが消
化されていく過程が、2値化データとしてRAM20に書き
込まれていく。
一方、カメラに装填されたフィルムの全コマに撮影が完
了すると、撮影モードでのシーケンスプログラムが終了
し、巻き戻し待機状態となる。この状態から巻き戻しボ
タン7を押圧すると、コントローラ11に巻き戻し信号発
生回路37から起動信号が供給され、これによりプログラ
ムROM18にメモリされていた巻き戻しモードでの処理が
開始され、フィルム給送装置16が作動してフィルムをパ
トローネ側に巻き戻す。この巻き戻しモードが起動され
たときにも、RAM20には前述の撮影モード同様、巻き戻
しモードに設定されていることや、巻き戻しのためにフ
ィルム給送装置16が作動中であること、あるいは巻き戻
しが完了したこと等のデータが逐次書き込まれていくも
のである。
了すると、撮影モードでのシーケンスプログラムが終了
し、巻き戻し待機状態となる。この状態から巻き戻しボ
タン7を押圧すると、コントローラ11に巻き戻し信号発
生回路37から起動信号が供給され、これによりプログラ
ムROM18にメモリされていた巻き戻しモードでの処理が
開始され、フィルム給送装置16が作動してフィルムをパ
トローネ側に巻き戻す。この巻き戻しモードが起動され
たときにも、RAM20には前述の撮影モード同様、巻き戻
しモードに設定されていることや、巻き戻しのためにフ
ィルム給送装置16が作動中であること、あるいは巻き戻
しが完了したこと等のデータが逐次書き込まれていくも
のである。
ところで、上記撮影モードおよび巻き戻しモードのよう
な正常動作の行われている途中で乾電池5が消耗し、そ
の交換のためにあるいは他の理由で電池蓋3を開くと、
第2図で示したようにスイッチ9は、OFFの状態からON
の状態へ変化する。これにより、第3図の電圧抽出回路
すなわち抵抗器28,29にはメインコンデンサ24の充電電
圧が印加される。このときメインコンデンサ24には280
から350V程度の直流電圧が充電されているが、抵抗器2
8,29により電圧は分割される。そして、抵抗器28の抵抗
値を抵抗器29のそれに比べて非常に大きくとることによ
り、抵抗器29の両端に掛かる電圧は、コントローラ11お
よびRAM20の給電に適切な数Vの程度まで落とされる。
この電圧はレギュレータ回路30を通すことにより電圧変
動などのない安定した電源として、電流の逆流を制限す
るダイオード32を経てコントローラ11へ送電される。
な正常動作の行われている途中で乾電池5が消耗し、そ
の交換のためにあるいは他の理由で電池蓋3を開くと、
第2図で示したようにスイッチ9は、OFFの状態からON
の状態へ変化する。これにより、第3図の電圧抽出回路
すなわち抵抗器28,29にはメインコンデンサ24の充電電
圧が印加される。このときメインコンデンサ24には280
から350V程度の直流電圧が充電されているが、抵抗器2
8,29により電圧は分割される。そして、抵抗器28の抵抗
値を抵抗器29のそれに比べて非常に大きくとることによ
り、抵抗器29の両端に掛かる電圧は、コントローラ11お
よびRAM20の給電に適切な数Vの程度まで落とされる。
この電圧はレギュレータ回路30を通すことにより電圧変
動などのない安定した電源として、電流の逆流を制限す
るダイオード32を経てコントローラ11へ送電される。
このように電池蓋3を開放する直前にメインコンデンサ
24をコントローラ11の補助電源として用いると、その後
乾電池5を取り外したとしてもRAM20上のデータや枚数
カウンタ17のカウント値は消滅しない。この結果、新規
に乾電池5が挿入され電池蓋3が閉じられると、コント
ローラ11は電池蓋3を開ける前のデータを基にしてシー
ケンスプログラムを再開させるから、メインコンデンサ
24に充電がなされていれば、たとえ撮影後のフィルム1
コマ送りの途中で乾電池5の入れ換えを行ったとして
も、そのフィルム1コマ送りから作動が再開される。ま
た、巻き戻しモードの途中で乾電池5の交換を行ったと
きには、新規の乾電池5の接続後は、フィルム巻き戻し
からスタートされる。
24をコントローラ11の補助電源として用いると、その後
乾電池5を取り外したとしてもRAM20上のデータや枚数
カウンタ17のカウント値は消滅しない。この結果、新規
に乾電池5が挿入され電池蓋3が閉じられると、コント
ローラ11は電池蓋3を開ける前のデータを基にしてシー
ケンスプログラムを再開させるから、メインコンデンサ
24に充電がなされていれば、たとえ撮影後のフィルム1
コマ送りの途中で乾電池5の入れ換えを行ったとして
も、そのフィルム1コマ送りから作動が再開される。ま
た、巻き戻しモードの途中で乾電池5の交換を行ったと
きには、新規の乾電池5の接続後は、フィルム巻き戻し
からスタートされる。
上述のように本発明によれば、常時充電式のストロボ装
置のメインコンデンサを利用して、メモリのバックアッ
プを行っている。したがって、メインコンデンサの充電
後であれば電池交換のためにカメラから電源電池を取り
外しても、撮影モードや巻き戻しモードの識別データ
や、フィルム撮影枚数等のようなカメラのシーケンスプ
ログラム続行に必要なデータが保存できるから、電池の
交換後には中断された以降のシーケンスプログラムを続
行して再開させることができる。
置のメインコンデンサを利用して、メモリのバックアッ
プを行っている。したがって、メインコンデンサの充電
後であれば電池交換のためにカメラから電源電池を取り
外しても、撮影モードや巻き戻しモードの識別データ
や、フィルム撮影枚数等のようなカメラのシーケンスプ
ログラム続行に必要なデータが保存できるから、電池の
交換後には中断された以降のシーケンスプログラムを続
行して再開させることができる。
第1図は本発明を用いたカメラボディの斜視図である。 第2図は上記カメラの電池蓋が開けられた状態を示す断
面図である。 第3図は本発明の一実施例を示すブロックダイアグラム
である。 3……電池蓋 5……乾電池 9……スイッチ 12……本体電気回路部 13……ストロボ回路 24……メインコンデンサ 40……フィルムカウンタ表示窓
面図である。 第3図は本発明の一実施例を示すブロックダイアグラム
である。 3……電池蓋 5……乾電池 9……スイッチ 12……本体電気回路部 13……ストロボ回路 24……メインコンデンサ 40……フィルムカウンタ表示窓
Claims (1)
- 【請求項1】常時充電式のストロボを備えたカメラにお
いて、カメラの作動シーケンスを管制するために、カメ
ラに内蔵された電源電池から給電を受けるコントロール
回路と、前記電源電池からの給電により作動されるスト
ロボ回路と、前記コントロール回路によってアクセスさ
れカメラの作動シーケンスの経過を逐次記憶するメモリ
と、前記ストロボ回路中のメインコンデンサからの電圧
を取り出す電圧抽出手段と、この取り出した電圧を安定
化させる手段と、前記電源電池の取り外しを検出する手
段とを備え、この検出手段からの信号により前記電圧抽
出手段によって得られた電圧をコントロール回路へ一時
的に給電して、前記メモリに記憶されたデータの保持を
行うことを特徴とするカメラ用メモリバックアップ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62015403A JPH0766142B2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | カメラ用メモリバツクアツプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62015403A JPH0766142B2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | カメラ用メモリバツクアツプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63183428A JPS63183428A (ja) | 1988-07-28 |
JPH0766142B2 true JPH0766142B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=11887763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62015403A Expired - Lifetime JPH0766142B2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | カメラ用メモリバツクアツプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0766142B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0250026U (ja) * | 1988-09-28 | 1990-04-06 | ||
JPH03147116A (ja) * | 1989-11-02 | 1991-06-24 | Mitsubishi Electric Corp | 所持携帯型半導体記憶装置 |
JP2549189Y2 (ja) * | 1991-04-30 | 1997-09-30 | 旭光学工業株式会社 | カメラの電池室構造 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6195425A (ja) * | 1984-10-16 | 1986-05-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | メモリ−バツクアツプ装置 |
JPS61116335U (ja) * | 1984-12-29 | 1986-07-23 | ||
JPS61278830A (ja) * | 1985-06-04 | 1986-12-09 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | ストロボ内蔵カメラ |
-
1987
- 1987-01-26 JP JP62015403A patent/JPH0766142B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63183428A (ja) | 1988-07-28 |
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