JPH0765230A - カップ式自動販売機の氷吐出装置 - Google Patents
カップ式自動販売機の氷吐出装置Info
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- JPH0765230A JPH0765230A JP23901793A JP23901793A JPH0765230A JP H0765230 A JPH0765230 A JP H0765230A JP 23901793 A JP23901793 A JP 23901793A JP 23901793 A JP23901793 A JP 23901793A JP H0765230 A JPH0765230 A JP H0765230A
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims abstract description 28
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 17
- 238000003756 stirring Methods 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000006870 function Effects 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 235000013361 beverage Nutrition 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 周囲条件の変化に応じてストッカーの扉の開
時間を補正して氷吐出量を一定にする。 【構成】 ストッカー4内の角度検出器5はアジテータ
の回転角度dを検出して氷吐出装置3へ送る。ストッカ
ー4の近傍には温度・湿度センサ6が設置されており、
周囲の温度e、湿度fを計測して氷吐出装置3へ送る。
氷吐出装置3内のファジィ推論部7は入力されたアジテ
ータ回転角度d、周囲の温度e、湿度fおよびその他の
条件に基づくファジィ推論により、氷吐出速度補正量g
を算出し、吐出時間演算部8へ送る。吐出時間演算部8
は補正量gにより目標量bを補正して扉開時間iとし、
それを扉・モータ操作部9へ送る。扉・モータ操作部9
は、扉開時間iに基づき、ドアソレノイド動作信号jを
生成してストッカー4に設置されているドアソレノイド
11へ送る。
時間を補正して氷吐出量を一定にする。 【構成】 ストッカー4内の角度検出器5はアジテータ
の回転角度dを検出して氷吐出装置3へ送る。ストッカ
ー4の近傍には温度・湿度センサ6が設置されており、
周囲の温度e、湿度fを計測して氷吐出装置3へ送る。
氷吐出装置3内のファジィ推論部7は入力されたアジテ
ータ回転角度d、周囲の温度e、湿度fおよびその他の
条件に基づくファジィ推論により、氷吐出速度補正量g
を算出し、吐出時間演算部8へ送る。吐出時間演算部8
は補正量gにより目標量bを補正して扉開時間iとし、
それを扉・モータ操作部9へ送る。扉・モータ操作部9
は、扉開時間iに基づき、ドアソレノイド動作信号jを
生成してストッカー4に設置されているドアソレノイド
11へ送る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は氷入り飲料を販売するカ
ップ式自動販売機の氷吐出装置に関する。
ップ式自動販売機の氷吐出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカップ式自動販売機の氷吐出装置
における氷の吐出量の制御には、次のような方法があ
る。 (1)ストッカーの扉を開いている時間に比例して氷が
吐出されるものとして、氷吐出目標量に応じてストッカ
ーの扉開時間を調整する。 (2)また、ストッカー内ではアジテータが回転してい
るため、その回転位置により氷の吐出量が変動する。そ
こで、アジテータが回転による氷吐出量の変動パターン
に応じて扉の開時間を補正して、吐出量の変動を少なく
する。
における氷の吐出量の制御には、次のような方法があ
る。 (1)ストッカーの扉を開いている時間に比例して氷が
吐出されるものとして、氷吐出目標量に応じてストッカ
ーの扉開時間を調整する。 (2)また、ストッカー内ではアジテータが回転してい
るため、その回転位置により氷の吐出量が変動する。そ
こで、アジテータが回転による氷吐出量の変動パターン
に応じて扉の開時間を補正して、吐出量の変動を少なく
する。
【0003】(3)さらには、ストッカーの扉を開閉し
て氷を吐出する際に、扉を閉じた直後に空中を落下中の
氷の量(以下、扉閉後吐出量という)を考慮し、吐出口
の下方に氷吐出量計測装置を取り付けておき、計測され
た氷の量が吐出量の目標値に達する前に扉を閉じるよう
にする。つまり、目標吐出量から扉閉後吐出量を差し引
いた値に、計測値が達した時点で扉を閉じることによ
り、吐出量をより正確に目標値に一致させるようにして
いる。
て氷を吐出する際に、扉を閉じた直後に空中を落下中の
氷の量(以下、扉閉後吐出量という)を考慮し、吐出口
の下方に氷吐出量計測装置を取り付けておき、計測され
た氷の量が吐出量の目標値に達する前に扉を閉じるよう
にする。つまり、目標吐出量から扉閉後吐出量を差し引
いた値に、計測値が達した時点で扉を閉じることによ
り、吐出量をより正確に目標値に一致させるようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、(1)
の制御では、周囲の条件の変動を考慮することなく一律
に開時間に比例して氷吐出量が得られるものとしたた
め、周囲の条件が変化すると氷の質が変化して単位時間
当たりの氷吐出量(以下、氷吐出速度という)が変動
し、吐出量がばらついてしまう。また、(2)の制御で
も、同様に周囲の条件の変動を考慮していないため、周
囲の条件が変化すると氷の質が変化して氷吐出量の変動
パターンが変化して吐出量がばらついてしまう。
の制御では、周囲の条件の変動を考慮することなく一律
に開時間に比例して氷吐出量が得られるものとしたた
め、周囲の条件が変化すると氷の質が変化して単位時間
当たりの氷吐出量(以下、氷吐出速度という)が変動
し、吐出量がばらついてしまう。また、(2)の制御で
も、同様に周囲の条件の変動を考慮していないため、周
囲の条件が変化すると氷の質が変化して氷吐出量の変動
パターンが変化して吐出量がばらついてしまう。
【0005】さらに、(3)の場合は、扉閉後吐出量を
常に一定量であるものとみなしているが、実際は、吐出
された氷がカップに落下した後、跳ね上がり空中に浮遊
することがある。これを二次氷と呼び、吐出口から直接
落下している氷と区別する。この二次氷は再び落下して
カップに到達するまで重量として計測されない。そのた
め、二次氷が全て計測されるまでの時間を氷吐出量計測
遅れ時間とすると、周囲の条件の変化により氷吐出量計
測遅れ時間も変動し、算出される氷吐出速度の値がばら
つき、氷吐出量が変動することになる。その結果、販売
ごとに飲料の味覚や温度が変わり、客の購買意欲を損な
いやすいという問題がある。
常に一定量であるものとみなしているが、実際は、吐出
された氷がカップに落下した後、跳ね上がり空中に浮遊
することがある。これを二次氷と呼び、吐出口から直接
落下している氷と区別する。この二次氷は再び落下して
カップに到達するまで重量として計測されない。そのた
め、二次氷が全て計測されるまでの時間を氷吐出量計測
遅れ時間とすると、周囲の条件の変化により氷吐出量計
測遅れ時間も変動し、算出される氷吐出速度の値がばら
つき、氷吐出量が変動することになる。その結果、販売
ごとに飲料の味覚や温度が変わり、客の購買意欲を損な
いやすいという問題がある。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、周囲の条件が変
動しても常に安定した氷の吐出量を得ることができるカ
ップ式自動販売機の氷吐出装置を提供することにある。
れたもので、その目的とするところは、周囲の条件が変
動しても常に安定した氷の吐出量を得ることができるカ
ップ式自動販売機の氷吐出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、氷を貯留するストッカーと、ストッ
カー側面に設けられた氷吐出用扉と、扉を開閉する駆動
手段と、ストッカー内の氷を回転して攪拌するアジテー
タと、アジテータの回転角度を検出する角度センサと、
標準状態におけるアジテータの回転角度と単位時間当た
りの氷吐出量の変動パターンを記憶したメモリと、扉が
開放されたときに検出されるアジテータの回転角度に基
づきメモリ内の吐出量変動パターンを参照して氷の吐出
量が目標量になるまでの扉開放時間を算出する演算手段
と、扉開放後の経過時間を計測して算出された扉開放時
間を経過した時刻に扉開閉駆動手段へ扉閉止信号を送出
する手段とを有するカップ式自動販売機の氷吐出装置に
おいて、周囲の温度および湿度を検出するセンサと、ス
トッカーの製氷後の経過時間を計測する計測手段と、周
囲の温度、湿度および製氷後経過時間を入力条件とした
ファジィ推論により、メモリから読み取った氷吐出量を
最適にするための補正量を算出する演算手段と、氷吐出
量の補正量に基づき扉開放時間を変更する手段とを備え
たことを特徴とする。
に、第1の発明は、氷を貯留するストッカーと、ストッ
カー側面に設けられた氷吐出用扉と、扉を開閉する駆動
手段と、ストッカー内の氷を回転して攪拌するアジテー
タと、アジテータの回転角度を検出する角度センサと、
標準状態におけるアジテータの回転角度と単位時間当た
りの氷吐出量の変動パターンを記憶したメモリと、扉が
開放されたときに検出されるアジテータの回転角度に基
づきメモリ内の吐出量変動パターンを参照して氷の吐出
量が目標量になるまでの扉開放時間を算出する演算手段
と、扉開放後の経過時間を計測して算出された扉開放時
間を経過した時刻に扉開閉駆動手段へ扉閉止信号を送出
する手段とを有するカップ式自動販売機の氷吐出装置に
おいて、周囲の温度および湿度を検出するセンサと、ス
トッカーの製氷後の経過時間を計測する計測手段と、周
囲の温度、湿度および製氷後経過時間を入力条件とした
ファジィ推論により、メモリから読み取った氷吐出量を
最適にするための補正量を算出する演算手段と、氷吐出
量の補正量に基づき扉開放時間を変更する手段とを備え
たことを特徴とする。
【0008】第2の発明は、氷を貯留するストッカー
と、ストッカー側面に設けられた氷吐出用扉と、扉を開
閉する駆動手段と、ストッカー内の氷を回転して攪拌す
るアジテータと、アジテータの回転角度を検出する角度
センサと、標準状態におけるアジテータの回転角度と単
位時間当たりの氷吐出量の変動パターンを記憶したメモ
リと、扉が開放されたときに検出されるアジテータの回
転角度に基づきメモリ内の吐出量変動パターンを参照し
て氷の吐出量が目標量になるまでの扉開放時間を算出す
る演算手段と、扉開放後の経過時間を計測して算出され
た扉開放時間を経過した時刻に扉開閉駆動手段へ扉閉止
信号を送出する手段とを有するカップ式自動販売機の氷
吐出装置において、周囲の温度および湿度を検出するセ
ンサと、ストッカーの製氷後の経過時間を計測する計測
手段と、周囲の温度、湿度および製氷後経過時間を入力
条件としたファジィ推論により、メモリ内の吐出量変動
パターンから算出された扉開放時間を最適にするための
補正量を算出する演算手段と、扉開放時間の補正量に基
づき扉開放時間を変更する手段とを備えたことを特徴と
する。
と、ストッカー側面に設けられた氷吐出用扉と、扉を開
閉する駆動手段と、ストッカー内の氷を回転して攪拌す
るアジテータと、アジテータの回転角度を検出する角度
センサと、標準状態におけるアジテータの回転角度と単
位時間当たりの氷吐出量の変動パターンを記憶したメモ
リと、扉が開放されたときに検出されるアジテータの回
転角度に基づきメモリ内の吐出量変動パターンを参照し
て氷の吐出量が目標量になるまでの扉開放時間を算出す
る演算手段と、扉開放後の経過時間を計測して算出され
た扉開放時間を経過した時刻に扉開閉駆動手段へ扉閉止
信号を送出する手段とを有するカップ式自動販売機の氷
吐出装置において、周囲の温度および湿度を検出するセ
ンサと、ストッカーの製氷後の経過時間を計測する計測
手段と、周囲の温度、湿度および製氷後経過時間を入力
条件としたファジィ推論により、メモリ内の吐出量変動
パターンから算出された扉開放時間を最適にするための
補正量を算出する演算手段と、扉開放時間の補正量に基
づき扉開放時間を変更する手段とを備えたことを特徴と
する。
【0009】第3の発明は、氷を貯留するストッカー
と、ストッカー側面に設けられた氷吐出用扉と、扉を開
閉する駆動手段と、ストッカー内の氷を回転して攪拌す
るアジテータと、カップ内に吐出された氷の量を計測す
る計測手段とを有するカップ式自動販売機の氷吐出装置
において、扉が開放されて落下した吐出氷がカップに到
達して計測が開始されるまでの落下所要時間を計測する
計測手段と、計測された氷吐出量の時間的変化に基づき
単位時間当たりの氷吐出量を算出する演算手段と、吐出
氷がカップに到達するまでの落下所要時間と単位時間当
たりの氷吐出量と氷吐出量の目標値とから扉の閉止タイ
ミングを算出する演算手段と、閉止タイミングの時刻に
扉開閉駆動手段へ扉閉止信号を送出する手段とを備えた
ことを特徴とする。
と、ストッカー側面に設けられた氷吐出用扉と、扉を開
閉する駆動手段と、ストッカー内の氷を回転して攪拌す
るアジテータと、カップ内に吐出された氷の量を計測す
る計測手段とを有するカップ式自動販売機の氷吐出装置
において、扉が開放されて落下した吐出氷がカップに到
達して計測が開始されるまでの落下所要時間を計測する
計測手段と、計測された氷吐出量の時間的変化に基づき
単位時間当たりの氷吐出量を算出する演算手段と、吐出
氷がカップに到達するまでの落下所要時間と単位時間当
たりの氷吐出量と氷吐出量の目標値とから扉の閉止タイ
ミングを算出する演算手段と、閉止タイミングの時刻に
扉開閉駆動手段へ扉閉止信号を送出する手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0010】第4の発明は、第3の発明のカップ式自動
販売機の氷吐出装置において、周囲の温度および湿度を
検出するセンサと、ストッカーの製氷後の経過時間を計
測する計測手段と、周囲の温度、湿度および製氷後経過
時間を入力条件としたファジィ推論により氷の状態に応
じて閉止タイミングを最適にするためのタイミング補正
量を算出する演算手段と、補正量に基づき閉止タイミン
グ時刻を変更する手段とを備えたことを特徴とする。
販売機の氷吐出装置において、周囲の温度および湿度を
検出するセンサと、ストッカーの製氷後の経過時間を計
測する計測手段と、周囲の温度、湿度および製氷後経過
時間を入力条件としたファジィ推論により氷の状態に応
じて閉止タイミングを最適にするためのタイミング補正
量を算出する演算手段と、補正量に基づき閉止タイミン
グ時刻を変更する手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】第1の発明においては、周囲の温度および湿度
がセンサにより検出されるとともに、ストッカーの製氷
後経過時間が計測される。これら周囲の温度、湿度およ
び製氷後経過時間を入力条件としたファジィ推論によ
り、メモリから読み取られた氷吐出量を最適にするため
の補正量が算出され、得られた補正量に基づき扉開放時
間が変更される。それにより、周囲の条件により氷の状
態が変動しても安定した氷吐出量が得られる。
がセンサにより検出されるとともに、ストッカーの製氷
後経過時間が計測される。これら周囲の温度、湿度およ
び製氷後経過時間を入力条件としたファジィ推論によ
り、メモリから読み取られた氷吐出量を最適にするため
の補正量が算出され、得られた補正量に基づき扉開放時
間が変更される。それにより、周囲の条件により氷の状
態が変動しても安定した氷吐出量が得られる。
【0012】第2の発明においては、周囲の温度および
湿度がセンサにより検出されるとともに、ストッカーの
製氷後経過時間が計測される。これら周囲の温度、湿度
および製氷後経過時間を入力条件としたファジィ推論に
より、メモリ内の吐出量変動パターンから算出された扉
開放時間を最適にするための扉開放時間補正量が算出さ
れ、得られた補正量に基づき扉開放時間が変更される。
それにより、周囲の条件により氷の状態が変動しても安
定した氷吐出量が得られる。
湿度がセンサにより検出されるとともに、ストッカーの
製氷後経過時間が計測される。これら周囲の温度、湿度
および製氷後経過時間を入力条件としたファジィ推論に
より、メモリ内の吐出量変動パターンから算出された扉
開放時間を最適にするための扉開放時間補正量が算出さ
れ、得られた補正量に基づき扉開放時間が変更される。
それにより、周囲の条件により氷の状態が変動しても安
定した氷吐出量が得られる。
【0013】第3の発明においては、扉が開放され、吐
出氷が落下してカップに到達し計測が開始されるまでの
所要時間が計測されると、計測された氷吐出量の時間的
変化に基づき単位時間当たりの氷吐出量が算出される。
次いで、吐出氷がカップに到達するまでの所要時間と単
位時間当たりの氷吐出量と氷吐出量の目標値とから扉の
閉止タイミングが算出され、得られた閉止タイミングの
時刻に扉開閉駆動手段へ扉閉止信号が送出されて扉が閉
じられる。それにより、氷の落下所要時間の増減に応じ
て安定した氷吐出量が得られる。
出氷が落下してカップに到達し計測が開始されるまでの
所要時間が計測されると、計測された氷吐出量の時間的
変化に基づき単位時間当たりの氷吐出量が算出される。
次いで、吐出氷がカップに到達するまでの所要時間と単
位時間当たりの氷吐出量と氷吐出量の目標値とから扉の
閉止タイミングが算出され、得られた閉止タイミングの
時刻に扉開閉駆動手段へ扉閉止信号が送出されて扉が閉
じられる。それにより、氷の落下所要時間の増減に応じ
て安定した氷吐出量が得られる。
【0014】第4の発明においては、周囲の温度および
湿度がセンサにより検出されるとともに、ストッカーの
製氷後の経過時間が計測される。これら周囲の温度、湿
度および製氷後経過時間を入力条件としたファジィ推論
により、氷の状態に応じ、閉止タイミングを最適にする
ためのタイミング補正量が算出され、得られた補正量に
基づき閉止タイミング時刻が変更される。それにより、
吐出氷の状態により落下所要時間が増減する場合でも安
定した氷吐出量が得られる。
湿度がセンサにより検出されるとともに、ストッカーの
製氷後の経過時間が計測される。これら周囲の温度、湿
度および製氷後経過時間を入力条件としたファジィ推論
により、氷の状態に応じ、閉止タイミングを最適にする
ためのタイミング補正量が算出され、得られた補正量に
基づき閉止タイミング時刻が変更される。それにより、
吐出氷の状態により落下所要時間が増減する場合でも安
定した氷吐出量が得られる。
【0015】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1は第1の発明および第2の発明に係るカップ式
自動販売機の氷吐出装置の実施例を示す全体構成図であ
る。図において、1は集中制御部であり、販売指令aを
吐出タイミング操作部2および氷吐出装置3へ送るとと
もに、目標量bを氷吐出装置3へ送る。吐出タイミング
操作部2は販売指令aを吐出指令cに変換して氷吐出装
置3へ送る。
る。図1は第1の発明および第2の発明に係るカップ式
自動販売機の氷吐出装置の実施例を示す全体構成図であ
る。図において、1は集中制御部であり、販売指令aを
吐出タイミング操作部2および氷吐出装置3へ送るとと
もに、目標量bを氷吐出装置3へ送る。吐出タイミング
操作部2は販売指令aを吐出指令cに変換して氷吐出装
置3へ送る。
【0016】ストッカー4内には角度検出器5が設置さ
れておりアジテータ(図示せず)の回転角度dを検出し
て、氷吐出装置3へ送る。ストッカー4の近傍には温度
・湿度センサ6が設置されており、周囲の温度e、湿度
fを計測して氷吐出装置3へ送る。氷吐出装置3内のフ
ァジィ推論部7は、入力されたアジテータ回転角度d、
周囲の温度e、湿度fおよびその他の条件に基づくファ
ジィ推論により、氷吐出速度補正量gまたは扉開時間補
正量hを算出し、吐出時間演算部8へ送る。吐出時間演
算部8は補正量gまたはhにより目標量bを補正して吐
出時間(扉開時間)iとし、それを扉・モータ操作部9
へ送る。
れておりアジテータ(図示せず)の回転角度dを検出し
て、氷吐出装置3へ送る。ストッカー4の近傍には温度
・湿度センサ6が設置されており、周囲の温度e、湿度
fを計測して氷吐出装置3へ送る。氷吐出装置3内のフ
ァジィ推論部7は、入力されたアジテータ回転角度d、
周囲の温度e、湿度fおよびその他の条件に基づくファ
ジィ推論により、氷吐出速度補正量gまたは扉開時間補
正量hを算出し、吐出時間演算部8へ送る。吐出時間演
算部8は補正量gまたはhにより目標量bを補正して吐
出時間(扉開時間)iとし、それを扉・モータ操作部9
へ送る。
【0017】扉・モータ操作部9は、吐出時間iに基づ
きドアソレノイドON/OFF信号jを生成してストッ
カー4に設置されているドアソレノイド11へ送るとと
もに、吐出時間iに基づきモータON/OFF信号kを
生成して、ストッカー4内のアジテータを駆動するモー
タ12へ送る。その結果、販売指令aが出力されると、
その時点の周囲条件である周囲温度e、周囲湿度fに基
づき、吐出される氷が目標量bと一致するように補正さ
れた駆動信号が、ドアソレノイド11およびモータ12
へ送られて氷の吐出量が常に一定に保たれる。
きドアソレノイドON/OFF信号jを生成してストッ
カー4に設置されているドアソレノイド11へ送るとと
もに、吐出時間iに基づきモータON/OFF信号kを
生成して、ストッカー4内のアジテータを駆動するモー
タ12へ送る。その結果、販売指令aが出力されると、
その時点の周囲条件である周囲温度e、周囲湿度fに基
づき、吐出される氷が目標量bと一致するように補正さ
れた駆動信号が、ドアソレノイド11およびモータ12
へ送られて氷の吐出量が常に一定に保たれる。
【0018】図2〜図4は図1のストッカー4内に設置
されるアジテータの構造を示す説明図である。図2は斜
視図、図3は右半分を示す側面図、図4は平面図であ
る。各図において、中心軸であるホルダ15の周囲には
2組のバー16〜19が45度間隔で取り付けられてい
る。バー16〜19の取り付け位置は、図3に示すよう
に順に軸方向にずらしてあるが先端のレベルは一致す
る。
されるアジテータの構造を示す説明図である。図2は斜
視図、図3は右半分を示す側面図、図4は平面図であ
る。各図において、中心軸であるホルダ15の周囲には
2組のバー16〜19が45度間隔で取り付けられてい
る。バー16〜19の取り付け位置は、図3に示すよう
に順に軸方向にずらしてあるが先端のレベルは一致す
る。
【0019】図5は、上述した構成のアジテータが回転
する場合の、時間と氷吐出速度の変化を示す氷吐出速度
変動パターンv(t)を示すグラフである。横軸はアジ
テータが一定速度で回転した場合の経過時間であり、ア
ジテータの回転角度に対応する。縦軸はストッカー4の
扉が開いた状態で単位時間に吐出される氷の量を氷吐出
速度として示している。図中、太い実線で示されるよう
に、氷吐出速度は周期的に増減するパターンとして表さ
れる。これはアジテータの回転角度により氷の吐出量が
増減するためである。また、氷吐出速度はアジテータの
回転角度とは別に、周囲の条件が変わることによっても
変動する。その変動幅が図中の細い実線として示され
る。
する場合の、時間と氷吐出速度の変化を示す氷吐出速度
変動パターンv(t)を示すグラフである。横軸はアジ
テータが一定速度で回転した場合の経過時間であり、ア
ジテータの回転角度に対応する。縦軸はストッカー4の
扉が開いた状態で単位時間に吐出される氷の量を氷吐出
速度として示している。図中、太い実線で示されるよう
に、氷吐出速度は周期的に増減するパターンとして表さ
れる。これはアジテータの回転角度により氷の吐出量が
増減するためである。また、氷吐出速度はアジテータの
回転角度とは別に、周囲の条件が変わることによっても
変動する。その変動幅が図中の細い実線として示され
る。
【0020】ここでいう周囲条件の主なるものとして、
周囲温度、周囲湿度、製氷後経過時間がある。なお、こ
の氷吐出速度変動パターンv(t)は、ストッカーとア
ジテータの組み合わせにより固有のものであり、予めメ
モリに記憶されている。このように氷吐出速度は経過時
間とともに変動するので、時刻t1でストッカーの扉を
開き、その後、時刻t2で扉を閉じるとすると、その間
に吐出される氷の量はv(t)をt1からt2まで積分す
ることによって求めることができる。
周囲温度、周囲湿度、製氷後経過時間がある。なお、こ
の氷吐出速度変動パターンv(t)は、ストッカーとア
ジテータの組み合わせにより固有のものであり、予めメ
モリに記憶されている。このように氷吐出速度は経過時
間とともに変動するので、時刻t1でストッカーの扉を
開き、その後、時刻t2で扉を閉じるとすると、その間
に吐出される氷の量はv(t)をt1からt2まで積分す
ることによって求めることができる。
【0021】図6は、図1の氷吐出装置3内に設置され
ているファジィ推論部7および吐出時間演算部8におけ
る演算処理を示すブロック図である。図において、ファ
ジィ推論部7では、周囲温度e、周囲湿度fおよび製氷
後経過時間PTIMを入力条件としたファジィ推論によ
り氷吐出速度補正量gまたは扉開時間補正量hが求めら
れる。なお、製氷後経過時間PTIMは、図示しないタ
イマ回路により、ストッカーの前回の製氷の終了時刻か
らの経過時間が測定されたものである。
ているファジィ推論部7および吐出時間演算部8におけ
る演算処理を示すブロック図である。図において、ファ
ジィ推論部7では、周囲温度e、周囲湿度fおよび製氷
後経過時間PTIMを入力条件としたファジィ推論によ
り氷吐出速度補正量gまたは扉開時間補正量hが求めら
れる。なお、製氷後経過時間PTIMは、図示しないタ
イマ回路により、ストッカーの前回の製氷の終了時刻か
らの経過時間が測定されたものである。
【0022】また、アジテータ回転角度dから予めメモ
リ内に格納されている氷吐出速度変動パターンv(t)
の該当区間が取り出される。次にこれらの値と別途与え
られている目標量bとから、吐出時間演算部8におい
て、ストッカーの扉開時間iが求められる。ここで具体
的に扉開時間iを求める方法は2通りあり、その一つ
は、ファジィ推論で得られた氷吐出速度補正量gを用い
る。すなわち、数式1に示すように、氷吐出速度補正量
gを氷吐出速度変動パターンv(t)に加算し、それを
扉が開いている時間Tについて積分すると目標量とな
る。
リ内に格納されている氷吐出速度変動パターンv(t)
の該当区間が取り出される。次にこれらの値と別途与え
られている目標量bとから、吐出時間演算部8におい
て、ストッカーの扉開時間iが求められる。ここで具体
的に扉開時間iを求める方法は2通りあり、その一つ
は、ファジィ推論で得られた氷吐出速度補正量gを用い
る。すなわち、数式1に示すように、氷吐出速度補正量
gを氷吐出速度変動パターンv(t)に加算し、それを
扉が開いている時間Tについて積分すると目標量とな
る。
【0023】
【数1】
【0024】ここで目標量、v(t)、gが既知である
から逆算して時間Tが求められる。得られた時間Tが扉
開時間iとなる。また、他の方法は、ファジィ推論で得
られた扉開時間補正量hを用いる。すなわち、数式2に
示すように、氷吐出速度変動パターンv(t)を扉が開
いている時間Tについて積分すると目標量となる。ここ
で目標量、v(t)が既知であるから逆算して時間Tを
求める。次に数式3に示すように、得られた時間Tに扉
開時間補正量hを加えることにより扉開時間iが求めら
れる。
から逆算して時間Tが求められる。得られた時間Tが扉
開時間iとなる。また、他の方法は、ファジィ推論で得
られた扉開時間補正量hを用いる。すなわち、数式2に
示すように、氷吐出速度変動パターンv(t)を扉が開
いている時間Tについて積分すると目標量となる。ここ
で目標量、v(t)が既知であるから逆算して時間Tを
求める。次に数式3に示すように、得られた時間Tに扉
開時間補正量hを加えることにより扉開時間iが求めら
れる。
【0025】
【数2】
【0026】
【数3】
【0027】ここで前者の氷吐出速度補正量gを用いた
場合が第1の発明であり、後者の扉開時間補正量hを用
いた場合が第2の発明である。
場合が第1の発明であり、後者の扉開時間補正量hを用
いた場合が第2の発明である。
【0028】なお、上述したファジイ推論で使用される
メンバーシップ関数は図7〜図9の内容である。図7は
入力条件である周囲温度(°C)および周囲湿度(%)
についての前件部メンバーシップ関数である。図8は同
じく入力条件である製氷後経過時間PTIM(Hr)に
ついての前件部メンバーシップ関数である。図9は出力
条件である氷吐出速度補正量g(g/s)または扉開時
間補正量h(msec)についての後件部メンバーシッ
プ関数である。また、このファジイ推論で使用されるフ
ァジィ制御規則は表1、表2に示す内容である。表1は
製氷後経過時間PTIMが小さい(SA)場合の周囲温
度による出力を示す。表2は製氷後経過時間PTIMが
大きい(LA)場合の周囲温度と周囲湿度による出力を
示す。
メンバーシップ関数は図7〜図9の内容である。図7は
入力条件である周囲温度(°C)および周囲湿度(%)
についての前件部メンバーシップ関数である。図8は同
じく入力条件である製氷後経過時間PTIM(Hr)に
ついての前件部メンバーシップ関数である。図9は出力
条件である氷吐出速度補正量g(g/s)または扉開時
間補正量h(msec)についての後件部メンバーシッ
プ関数である。また、このファジイ推論で使用されるフ
ァジィ制御規則は表1、表2に示す内容である。表1は
製氷後経過時間PTIMが小さい(SA)場合の周囲温
度による出力を示す。表2は製氷後経過時間PTIMが
大きい(LA)場合の周囲温度と周囲湿度による出力を
示す。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】このようにして、第1の発明では、周囲条
件による氷吐出速度の変化をファジィ推論により補正し
て扉開時間を決定するので、周囲条件が変動するような
環境下においても安定した氷吐出を行うことができる。
また、第2の発明では、周囲条件により調整しなければ
ならない扉開時間の補正量を、直接ファジィ推論により
求めて補正するようにしたことで、氷吐出装置の変更等
の機構的変化が原因で氷吐出特性が変化するような場合
でもよりきめ細かな吐出時間の制御が可能になる。
件による氷吐出速度の変化をファジィ推論により補正し
て扉開時間を決定するので、周囲条件が変動するような
環境下においても安定した氷吐出を行うことができる。
また、第2の発明では、周囲条件により調整しなければ
ならない扉開時間の補正量を、直接ファジィ推論により
求めて補正するようにしたことで、氷吐出装置の変更等
の機構的変化が原因で氷吐出特性が変化するような場合
でもよりきめ細かな吐出時間の制御が可能になる。
【0032】次に、第3および第4の発明の実施例につ
いて説明する。図10は第3の発明および第4の発明に
係るカップ式自動販売機の氷吐出装置の実施例を示す全
体構成図である。図において、21はストッカーであ
り、内部に攪拌用のアジテータ22が収納されている。
ストッカー21の側面下部位置に吐出口23が形成され
ており、その上方に設置されたドアソレノイド24によ
り扉を上昇させて吐出口23を開くと、吐出口23から
氷が吐出される。
いて説明する。図10は第3の発明および第4の発明に
係るカップ式自動販売機の氷吐出装置の実施例を示す全
体構成図である。図において、21はストッカーであ
り、内部に攪拌用のアジテータ22が収納されている。
ストッカー21の側面下部位置に吐出口23が形成され
ており、その上方に設置されたドアソレノイド24によ
り扉を上昇させて吐出口23を開くと、吐出口23から
氷が吐出される。
【0033】ストッカー21の上部側面近傍には、温度
・湿度センサ25が設置されており、ストッカー21の
周囲温度mと周囲湿度nが計測されて中央制御装置26
へ送られる。また、ストッカー21の吐出口23から吐
出された氷は下方のカップ27内に落下・収容される。
カップ27は吐出氷の重量の計測手段であるところの歪
みゲージ28上に載置されている。そのため、氷がカッ
プ27に落下して重量が増加すると、その値が計測され
氷吐出量計測値pとして中央制御装置26へ送られる。
・湿度センサ25が設置されており、ストッカー21の
周囲温度mと周囲湿度nが計測されて中央制御装置26
へ送られる。また、ストッカー21の吐出口23から吐
出された氷は下方のカップ27内に落下・収容される。
カップ27は吐出氷の重量の計測手段であるところの歪
みゲージ28上に載置されている。そのため、氷がカッ
プ27に落下して重量が増加すると、その値が計測され
氷吐出量計測値pとして中央制御装置26へ送られる。
【0034】中央制御装置26はファジィ推論部を備え
ており、入力された周囲温度m、周囲湿度n等の周囲条
件および氷吐出量計測値pから、氷吐出量を常に一定に
するための扉開時間を算出し、その扉開時間に基づきド
ア開閉指令qをドアソレノイド24へ送る。ドアソレノ
イド24はドア開閉指令qにより指定された時間だけ扉
を開く。それにより、吐出口23から毎回一定量の氷が
吐出される。なお、図中の29はアイスチッパーモータ
である。
ており、入力された周囲温度m、周囲湿度n等の周囲条
件および氷吐出量計測値pから、氷吐出量を常に一定に
するための扉開時間を算出し、その扉開時間に基づきド
ア開閉指令qをドアソレノイド24へ送る。ドアソレノ
イド24はドア開閉指令qにより指定された時間だけ扉
を開く。それにより、吐出口23から毎回一定量の氷が
吐出される。なお、図中の29はアイスチッパーモータ
である。
【0035】図11は、図10の中央制御装置26にお
ける演算処理を示すブロック図であり、図13は経過時
間と氷吐出量の関係を示すグラフである。図11におい
て、氷吐出量計測値pが氷吐出速度演算部31に入力さ
れると、図13に示される扉が開放された扉開時刻to
から落下した吐出氷がカップに到達して計測が開始され
る氷吐出量検知開始時刻tsまでの落下所要時間を計測
し、さらに、計測された氷吐出量が一定値qmに達する
氷吐出速度計測時刻tmを計測する。得られた氷吐出量
の時間的変化から単位時間当たりの氷吐出量、すなわち
氷吐出速度v(g/s)を算出する。
ける演算処理を示すブロック図であり、図13は経過時
間と氷吐出量の関係を示すグラフである。図11におい
て、氷吐出量計測値pが氷吐出速度演算部31に入力さ
れると、図13に示される扉が開放された扉開時刻to
から落下した吐出氷がカップに到達して計測が開始され
る氷吐出量検知開始時刻tsまでの落下所要時間を計測
し、さらに、計測された氷吐出量が一定値qmに達する
氷吐出速度計測時刻tmを計測する。得られた氷吐出量
の時間的変化から単位時間当たりの氷吐出量、すなわち
氷吐出速度v(g/s)を算出する。
【0036】次に、扉閉後吐出量演算部32において
は、前段で求めた所要時間および氷吐出速度vを用い
て、氷吐出目標量qtに達する氷吐出終了時刻teと、氷
吐出目標量qtが吐出口23から実際に吐出終了される
扉閉時刻tcおよびその時刻でカップ27に計測される
氷吐出量しきい値qthを算出する。次いで、扉開指令発
生部33では、増大する氷吐出量計測値pを監視し、氷
吐出量しきい値qthに到達した時点で、扉閉信号を出力
する。
は、前段で求めた所要時間および氷吐出速度vを用い
て、氷吐出目標量qtに達する氷吐出終了時刻teと、氷
吐出目標量qtが吐出口23から実際に吐出終了される
扉閉時刻tcおよびその時刻でカップ27に計測される
氷吐出量しきい値qthを算出する。次いで、扉開指令発
生部33では、増大する氷吐出量計測値pを監視し、氷
吐出量しきい値qthに到達した時点で、扉閉信号を出力
する。
【0037】つまりこのことは換言すると、氷吐出量計
測値pが、氷吐出目標量qtから扉閉後吐出量を差し引
いた値に達するまで間は扉を開いておき、達したら扉を
閉じることでもある。その結果、周囲条件の変化により
氷吐出速度が変化して扉閉後吐出量が変わる場合も、最
適なタイミングで扉が閉じられて、カップ27に落下す
る氷吐出量が常に一定になる。これらの処理が第3の発
明である。
測値pが、氷吐出目標量qtから扉閉後吐出量を差し引
いた値に達するまで間は扉を開いておき、達したら扉を
閉じることでもある。その結果、周囲条件の変化により
氷吐出速度が変化して扉閉後吐出量が変わる場合も、最
適なタイミングで扉が閉じられて、カップ27に落下す
る氷吐出量が常に一定になる。これらの処理が第3の発
明である。
【0038】次に、第4の発明を図12および図14に
より説明する。図12は、図11における演算処理にフ
ァジィ推論部34および氷吐出量しきい値補正量演算部
35を追加して氷吐出量しきい値を補正したものであ
り、図14はその際の経過時間と氷吐出量の関係を示す
グラフである。図14に示されるように、カップ27に
落下した氷は二次氷として再度空中に上昇し浮遊するた
め、真の氷吐出量に対して計測値が遅れてしまう。そこ
で、この氷吐出量計測遅れ時間tdとする。
より説明する。図12は、図11における演算処理にフ
ァジィ推論部34および氷吐出量しきい値補正量演算部
35を追加して氷吐出量しきい値を補正したものであ
り、図14はその際の経過時間と氷吐出量の関係を示す
グラフである。図14に示されるように、カップ27に
落下した氷は二次氷として再度空中に上昇し浮遊するた
め、真の氷吐出量に対して計測値が遅れてしまう。そこ
で、この氷吐出量計測遅れ時間tdとする。
【0039】この氷吐出量計測遅れ時間tdは周囲の条
件により変動するため、図12に示すように、ファジィ
推論部34において、周囲温度m、周囲湿度n、製氷後
経過時間PTIMを入力条件としたファジィ推論により
氷吐出量計測遅れ時間tdを推定する。なお、このファ
ジィ推論部34で使用されるメンバーシップ関数は図7
〜図9と同様であり、また、使用されるファジィ制御規
則も表1、表2に示す内容と同様である。
件により変動するため、図12に示すように、ファジィ
推論部34において、周囲温度m、周囲湿度n、製氷後
経過時間PTIMを入力条件としたファジィ推論により
氷吐出量計測遅れ時間tdを推定する。なお、このファ
ジィ推論部34で使用されるメンバーシップ関数は図7
〜図9と同様であり、また、使用されるファジィ制御規
則も表1、表2に示す内容と同様である。
【0040】ファジィ推論部34により得られた遅れ時
間tdは氷吐出量しきい値補正量演算部35に送られ
る。演算部35は氷吐出速度演算部31により求められ
ている氷吐出量しきい値qthを遅れ時間により補正して
扉開指令発生部33へ送る。発生部33は氷吐出量計測
値pを監視し、氷吐出量計測値pが、氷吐出目標量qt
から扉閉後吐出量および氷吐出量しきい値補正量を差し
引いた値に達するまでの間は扉を開いておき、達したら
扉を閉じる。その結果、周囲条件の変化によりカップ2
7に落下した吐出氷から発生する二次氷の量が変動する
場合も、最適なタイミングで扉が閉じられ、カップ27
に落下する氷吐出量が常に一定になる。
間tdは氷吐出量しきい値補正量演算部35に送られ
る。演算部35は氷吐出速度演算部31により求められ
ている氷吐出量しきい値qthを遅れ時間により補正して
扉開指令発生部33へ送る。発生部33は氷吐出量計測
値pを監視し、氷吐出量計測値pが、氷吐出目標量qt
から扉閉後吐出量および氷吐出量しきい値補正量を差し
引いた値に達するまでの間は扉を開いておき、達したら
扉を閉じる。その結果、周囲条件の変化によりカップ2
7に落下した吐出氷から発生する二次氷の量が変動する
場合も、最適なタイミングで扉が閉じられ、カップ27
に落下する氷吐出量が常に一定になる。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように第1の発明によれば、
周囲の温度、湿度および製氷後経過時間を入力条件とし
たファジィ推論により、メモリから読み取られた氷吐出
量を最適にするための補正量を算出し、その補正量に基
づき扉開放時間を変更する。その結果、周囲の条件が変
動しても氷吐出量が安定する。
周囲の温度、湿度および製氷後経過時間を入力条件とし
たファジィ推論により、メモリから読み取られた氷吐出
量を最適にするための補正量を算出し、その補正量に基
づき扉開放時間を変更する。その結果、周囲の条件が変
動しても氷吐出量が安定する。
【0042】第2の発明によれば、周囲の温度、湿度お
よび製氷後経過時間を入力条件としたファジィ推論によ
り、メモリ内の吐出量変動パターンから算出された扉開
放時間を最適にするための扉開放時間補正量を算出し、
その補正量に基づき扉開放時間を変更する。その結果、
周囲の条件が変動しても氷吐出量が安定する。
よび製氷後経過時間を入力条件としたファジィ推論によ
り、メモリ内の吐出量変動パターンから算出された扉開
放時間を最適にするための扉開放時間補正量を算出し、
その補正量に基づき扉開放時間を変更する。その結果、
周囲の条件が変動しても氷吐出量が安定する。
【0043】第3の発明によれば、開放された扉から吐
出氷が落下してカップに到達して計測が開始されるまで
の落下所要時間を計測して、氷吐出量の時間的変化に基
づき単位時間当たりの氷吐出量を算出する。次いで、吐
出氷がカップに到達するまでの落下所要時間と単位時間
当たりの氷吐出量と氷吐出量の目標値とから扉の最適な
閉止タイミングを算出し、そのタイミングに基づき扉を
閉じる。その結果、氷の落下所要時間が増減する場合で
も氷吐出量が安定する。
出氷が落下してカップに到達して計測が開始されるまで
の落下所要時間を計測して、氷吐出量の時間的変化に基
づき単位時間当たりの氷吐出量を算出する。次いで、吐
出氷がカップに到達するまでの落下所要時間と単位時間
当たりの氷吐出量と氷吐出量の目標値とから扉の最適な
閉止タイミングを算出し、そのタイミングに基づき扉を
閉じる。その結果、氷の落下所要時間が増減する場合で
も氷吐出量が安定する。
【0044】第4の発明によれば、周囲の温度、湿度お
よび製氷後経過時間を入力条件としたファジィ推論によ
り、氷の状態に応じて扉の閉止タイミングを最適にする
ためのタイミングの補正量を算出し、その補正量に基づ
き閉止タイミング時刻を変更する。その結果、吐出氷の
状態により落下所要時間が増減する場合でも氷吐出量が
安定する。
よび製氷後経過時間を入力条件としたファジィ推論によ
り、氷の状態に応じて扉の閉止タイミングを最適にする
ためのタイミングの補正量を算出し、その補正量に基づ
き閉止タイミング時刻を変更する。その結果、吐出氷の
状態により落下所要時間が増減する場合でも氷吐出量が
安定する。
【図1】第1の発明および第2の発明に係る実施例を示
す全体構成図である。
す全体構成図である。
【図2】図1の要部を取り出して示した斜視図である。
【図3】図1の要部を取り出して示した部分側面図であ
る。
る。
【図4】図1の要部を取り出して示した平面図である。
【図5】図1の実施例における時間と氷吐出速度の変化
を示すグラフである。
を示すグラフである。
【図6】図1の実施例における演算処理を示すブロック
図である。
図である。
【図7】図6のファジイ推論で使用される前件部メンバ
ーシップ関数である。
ーシップ関数である。
【図8】図6のファジイ推論で使用される前件部メンバ
ーシップ関数である。
ーシップ関数である。
【図9】図6のファジイ推論で使用される後件部メンバ
ーシップ関数である。
ーシップ関数である。
【図10】第3の発明および第4の発明に係る実施例を
示す全体構成図である。
示す全体構成図である。
【図11】第3の発明の実施例における演算処理を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図12】第4の発明の実施例における演算処理を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図13】図11の演算における経過時間と氷吐出量の
関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
【図14】図12の演算における経過時間と氷吐出量の
関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
1 集中制御部 2 吐出タイミング操作部 3 氷吐出装置 4 ストッカー 5 角度検出器 6 温度・湿度センサ 7 ファジィ推論部 8 吐出時間演算部 9 扉・モータ操作部 11 ドアソレノイド 12 モータ 15 ホルダ 16〜19 バー 21 ストッカー 22 アジテータ 23 吐出口 24 ドアソレノイド 25 温度・湿度センサ 26 中央制御装置 27 カップ 28 歪みゲージ 29 アイスチッパーモータ 31 氷吐出速度演算部 32 扉閉後吐出量演算部 33 扉開指令発生部 34 ファジィ推論部 35 氷吐出量しきい値補正量演算部
Claims (4)
- 【請求項1】 氷を貯留するストッカーと、 ストッカー側面に設けられた氷吐出用扉と、 扉を開閉する駆動手段と、 ストッカー内の氷を回転して攪拌するアジテータと、 アジテータの回転角度を検出する角度センサと、 標準状態におけるアジテータの回転角度と単位時間当た
りの氷吐出量の変動パターンを記憶したメモリと、 扉が開放されたときに検出されるアジテータの回転角度
に基づきメモリ内の吐出量変動パターンを参照して氷の
吐出量が目標量になるまでの扉開放時間を算出する演算
手段と、 扉開放後の経過時間を計測して算出された扉開放時間を
経過した時刻に扉開閉駆動手段へ扉閉止信号を送出する
手段と、 を有するカップ式自動販売機の氷吐出装置において、 周囲の温度および湿度を検出するセンサと、 ストッカーの製氷後の経過時間を計測する計測手段と、 周囲の温度、湿度および製氷後経過時間を入力条件とし
たファジィ推論により、メモリから読み取った氷吐出量
を最適にするための補正量を算出する演算手段と、 氷吐出量の補正量に基づき扉開放時間を変更する手段
と、 を備えたことを特徴とするカップ式自動販売機の氷吐出
装置。 - 【請求項2】 氷を貯留するストッカーと、 ストッカー側面に設けられた氷吐出用扉と、 扉を開閉する駆動手段と、 ストッカー内の氷を回転して攪拌するアジテータと、 アジテータの回転角度を検出する角度センサと、 標準状態におけるアジテータの回転角度と単位時間当た
りの氷吐出量の変動パターンを記憶したメモリと、 扉が開放されたときに検出されるアジテータの回転角度
に基づきメモリ内の吐出量変動パターンを参照して氷の
吐出量が目標量になるまでの扉開放時間を算出する演算
手段と、 扉開放後の経過時間を計測して算出された扉開放時間を
経過した時刻に扉開閉駆動手段へ扉閉止信号を送出する
手段と、 を有するカップ式自動販売機の氷吐出装置において、 周囲の温度および湿度を検出するセンサと、 ストッカーの製氷後の経過時間を計測する計測手段と、 周囲の温度、湿度および製氷後経過時間を入力条件とし
たファジィ推論により、メモリ内の吐出量変動パターン
から算出された扉開放時間を最適にするための補正量を
算出する演算手段と、 扉開放時間の補正量に基づき扉開放時間を変更する手段
と、 を備えたことを特徴とするカップ式自動販売機の氷吐出
装置。 - 【請求項3】 氷を貯留するストッカーと、 ストッカー側面に設けられた氷吐出用扉と、 扉を開閉する駆動手段と、 ストッカー内の氷を回転して攪拌するアジテータと、 カップ内に吐出された氷の量を計測する計測手段と、 を有するカップ式自動販売機の氷吐出装置において、 扉が開放されて落下した吐出氷がカップに到達して計測
が開始されるまでの落下所要時間を計測する計測手段
と、 計測された氷吐出量の時間的変化に基づき単位時間当た
りの氷吐出量を算出する演算手段と、 吐出氷がカップに到達するまでの落下所要時間と単位時
間当たりの氷吐出量と氷吐出量の目標値とから扉の閉止
タイミングを算出する演算手段と、 閉止タイミングの時刻に扉開閉駆動手段へ扉閉止信号を
送出する手段と、 を備えたことを特徴とするカップ式自動販売機の氷吐出
装置。 - 【請求項4】 請求項3記載のカップ式自動販売機の氷
吐出装置において、 周囲の温度および湿度を検出するセンサと、 ストッカーの製氷後の経過時間を計測する計測手段と、 周囲の温度、湿度および製氷後経過時間を入力条件とし
たファジィ推論により氷の状態に応じて閉止タイミング
を最適にするためのタイミング補正量を算出する演算手
段と、 補正量に基づき閉止タイミング時刻を変更する手段と、 を備えたことを特徴とするカップ式自動販売機の氷吐出
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23901793A JPH0765230A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | カップ式自動販売機の氷吐出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23901793A JPH0765230A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | カップ式自動販売機の氷吐出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0765230A true JPH0765230A (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=17038660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23901793A Withdrawn JPH0765230A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | カップ式自動販売機の氷吐出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0765230A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102782425A (zh) * | 2010-05-31 | 2012-11-14 | 松下电器产业株式会社 | 冷藏库 |
-
1993
- 1993-08-30 JP JP23901793A patent/JPH0765230A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102782425A (zh) * | 2010-05-31 | 2012-11-14 | 松下电器产业株式会社 | 冷藏库 |
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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