JPH076445Y2 - 窓用開閉具 - Google Patents
窓用開閉具Info
- Publication number
- JPH076445Y2 JPH076445Y2 JP1989145242U JP14524289U JPH076445Y2 JP H076445 Y2 JPH076445 Y2 JP H076445Y2 JP 1989145242 U JP1989145242 U JP 1989145242U JP 14524289 U JP14524289 U JP 14524289U JP H076445 Y2 JPH076445 Y2 JP H076445Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoji
- link
- plate
- rotatably connected
- window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、回転窓用の開閉具に関するものである。
一般に、回転窓は、第6図に示すように、窓枠50にヒン
ジ51を介して障子52が回動自在に連結され、ストッパア
ーム(図示省略)により、障子52を開放位置で固定する
ようになっている。
ジ51を介して障子52が回動自在に連結され、ストッパア
ーム(図示省略)により、障子52を開放位置で固定する
ようになっている。
しかしながら、上記の取り付け方法によると、窓の閉鎖
時、ヒンジ51が外部に露出するので、体裁が悪く、ま
た、外部からヒンジ51を取り外すことにより障子52を窓
枠50から分離することができるので、建物内に侵入され
る危険性があった。
時、ヒンジ51が外部に露出するので、体裁が悪く、ま
た、外部からヒンジ51を取り外すことにより障子52を窓
枠50から分離することができるので、建物内に侵入され
る危険性があった。
さらに、ヒンジ51とストッパアームとが別体となってい
るため、それぞれを別に位置決めして取り付けなければ
ならず、施工に手間を要するという問題があった。
るため、それぞれを別に位置決めして取り付けなければ
ならず、施工に手間を要するという問題があった。
そこで、この考案は、防犯性に優れ、かつ施工が容易な
窓用開閉具を提供することを課題とする。
窓用開閉具を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するため、この考案は、窓枠の内周に
取り付けられる枠プレートと、障子の外周に取り付けら
れる障子プレートと、上記枠プレートに形成された直線
状のガイド溝に移動自在に設けられたスライダと、両端
部がそれぞれ上記両プレートの一方の端部に回動自在に
連結された第1リンクと、一方の端部が上記スライダに
回動自在に連結され、他方の端部が上記障子プレートに
回動自在に連結された第2リンクと、一方の端部が上記
第1リンクの中間部に回動自在に連結され、他方の端部
が上記第1リンクと枠プレートの連結部に回動自在に連
結された第3リンクとから窓用開閉具を構成したのであ
る。
取り付けられる枠プレートと、障子の外周に取り付けら
れる障子プレートと、上記枠プレートに形成された直線
状のガイド溝に移動自在に設けられたスライダと、両端
部がそれぞれ上記両プレートの一方の端部に回動自在に
連結された第1リンクと、一方の端部が上記スライダに
回動自在に連結され、他方の端部が上記障子プレートに
回動自在に連結された第2リンクと、一方の端部が上記
第1リンクの中間部に回動自在に連結され、他方の端部
が上記第1リンクと枠プレートの連結部に回動自在に連
結された第3リンクとから窓用開閉具を構成したのであ
る。
枠プレート及び障子プレートをそれぞれ窓枠の内周及び
障子の外周に取り付けることにより、窓枠に障子を取り
付ける。
障子の外周に取り付けることにより、窓枠に障子を取り
付ける。
障子を閉じる方向に回動させると、障子プレートは回動
しながら枠プレートに引き寄せられ、窓の閉鎖時、上記
各プレート及び各リンクは窓枠の内周と障子の外周との
間に重なり合って収納される。
しながら枠プレートに引き寄せられ、窓の閉鎖時、上記
各プレート及び各リンクは窓枠の内周と障子の外周との
間に重なり合って収納される。
窓の開放に際し、障子の一側を外部へ押し出すと、スラ
イダが枠プレートと第1リンクの連結部の方向へ移動す
ると共に、各リンクが外部へ向けて揺動し、それに伴
い、障子プレート及び障子は、外部へ押し出されながら
開く方向へ回動する。
イダが枠プレートと第1リンクの連結部の方向へ移動す
ると共に、各リンクが外部へ向けて揺動し、それに伴
い、障子プレート及び障子は、外部へ押し出されながら
開く方向へ回動する。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図に示すように、この考案に係る窓用開閉具1は、
窓枠Fの内周に取り付けられる枠プレート2と、障子W
の外周に取り付けられる障子プレート3とを有する。
窓枠Fの内周に取り付けられる枠プレート2と、障子W
の外周に取り付けられる障子プレート3とを有する。
上記枠プレート2及び障子プレート3の一方の端部に
は、第2図乃至第5図に示すように、それぞれピン4及
び5を介し第1リンク6の両端部が回動自在に連結され
ている。
は、第2図乃至第5図に示すように、それぞれピン4及
び5を介し第1リンク6の両端部が回動自在に連結され
ている。
枠プレート2には他方の端部から中間部にかけて直線状
のガイド溝7が形成され、このガイド溝7にはピン4に
対し移動自在にスライダ8が設けられている。スライダ
8の内部には加圧板9が設けられ、この加圧板9にはス
ライダ8に表面側からねじ込まれたビス10の先端が当接
している。このビス10を回転させると、加圧板9が移動
し、スライダ8の底壁が変形して、スライダ8の底壁と
ガイド溝7の底面との間の接触圧を変化させることがで
きる。
のガイド溝7が形成され、このガイド溝7にはピン4に
対し移動自在にスライダ8が設けられている。スライダ
8の内部には加圧板9が設けられ、この加圧板9にはス
ライダ8に表面側からねじ込まれたビス10の先端が当接
している。このビス10を回転させると、加圧板9が移動
し、スライダ8の底壁が変形して、スライダ8の底壁と
ガイド溝7の底面との間の接触圧を変化させることがで
きる。
スライダ8にはピン11を介し第2リンク12の一方の端部
が回動自在に連結され、障子プレート3には第2リンク
12の他方の端部がピン13を介し回動自在に連結されてい
る。
が回動自在に連結され、障子プレート3には第2リンク
12の他方の端部がピン13を介し回動自在に連結されてい
る。
上記第1リンク6の中間部にはピン14を介し第3リンク
15の一方の端部が回動自在に連結され、この第3リンク
15の他方の端部は第1リンク6と枠プレート2とを連結
するピン4により枠プレート2に回動自在に連結されて
いる。
15の一方の端部が回動自在に連結され、この第3リンク
15の他方の端部は第1リンク6と枠プレート2とを連結
するピン4により枠プレート2に回動自在に連結されて
いる。
障子プレート3の裏面には、障子Wの最大開放時に第2
リンク12の側縁に当接するストッパ16が設けられてい
る。
リンク12の側縁に当接するストッパ16が設けられてい
る。
上記のような窓用開閉具1によると、枠プレート2を窓
枠Fの内周に取り付け、障子プレート3を障子Wの外周
に取り付けるだけで、障子Wを窓枠Fに取り付けること
ができる。
枠Fの内周に取り付け、障子プレート3を障子Wの外周
に取り付けるだけで、障子Wを窓枠Fに取り付けること
ができる。
障子Wを閉じる方向に回動させると、障子プレート3は
回動しながら枠プレート2に引き寄せられ、窓の閉鎖
時、上記各プレート2、3及び各リンク6,12、15は窓枠
Fの内周と障子Wの外周との間に重なり合って収納され
る。
回動しながら枠プレート2に引き寄せられ、窓の閉鎖
時、上記各プレート2、3及び各リンク6,12、15は窓枠
Fの内周と障子Wの外周との間に重なり合って収納され
る。
窓の開放に際し、障子Wの一側を外部へ押し出すと、ス
ライダ8がピン4の方向へ移動すると共に、各リンク
6、12、15が外部へ向けて揺動し、それに伴い、障子プ
レート3及び障子Wは外部へ押し出されながら開く方向
へ回動する。
ライダ8がピン4の方向へ移動すると共に、各リンク
6、12、15が外部へ向けて揺動し、それに伴い、障子プ
レート3及び障子Wは外部へ押し出されながら開く方向
へ回動する。
障子Wは第2リンク12の側縁にストッパ16が当接するま
で開くことができる。
で開くことができる。
また、ビス10を回転させ、スライダ8の底面とガイド溝
7の底面との間の接触圧を調整することにより、障子W
が一定の開放角度で安定して静止するようにすることが
できる。
7の底面との間の接触圧を調整することにより、障子W
が一定の開放角度で安定して静止するようにすることが
できる。
以上のように、この考案に係る窓用開閉具は上記のよう
な構成としたので、障子を窓枠に取り付ける際、枠プレ
ート及び障子プレートをそれぞれ窓枠の内周及び障子の
外周に取り付けるだけでよく、容易に施工することがで
きる。
な構成としたので、障子を窓枠に取り付ける際、枠プレ
ート及び障子プレートをそれぞれ窓枠の内周及び障子の
外周に取り付けるだけでよく、容易に施工することがで
きる。
また、障子を閉じる方向に回動させると、障子プレート
は回動しながら枠プレートに引き寄せられ、窓の閉鎖
時、障子が窓枠に密着し、高い気密性を得られると共
に、上記各プレート及び各リンクは窓枠の内周と障子の
外周との間に重なり合って収納されるため、体裁がよ
い。
は回動しながら枠プレートに引き寄せられ、窓の閉鎖
時、障子が窓枠に密着し、高い気密性を得られると共
に、上記各プレート及び各リンクは窓枠の内周と障子の
外周との間に重なり合って収納されるため、体裁がよ
い。
さらに、外部から各プレートを取り外すことができない
ので、防犯性にも優れている。
ので、防犯性にも優れている。
そのほか、窓の開放に際し、障子の一側を外部へ押し出
すと、スライダが窓の端部方向へ移動し、そのスライダ
に連結された第2リンクにより障子プレート及び障子が
押されて回動するため、障子の回動中心側端部は窓の中
央部方向へ殆ど移動せず、開かれた障子が窓からの視界
を遮ることがない。
すと、スライダが窓の端部方向へ移動し、そのスライダ
に連結された第2リンクにより障子プレート及び障子が
押されて回動するため、障子の回動中心側端部は窓の中
央部方向へ殆ど移動せず、開かれた障子が窓からの視界
を遮ることがない。
第1図は実施例の取付例を示す図、第2図は同上の障子
を閉じた状態を示す平面図、第3図は第2図のX−X線
に沿った断面図、第4図は第3図のY−Y線に沿った断
面図、第5図は同上の障子を開いた状態を示す平面図、
第6図は従来の回転窓の取り付け例を示す図。 2……枠プレート、3……障子プレート、6……第1リ
ンク、8……スライダ、12……第2リンク、15……第3
リンク。
を閉じた状態を示す平面図、第3図は第2図のX−X線
に沿った断面図、第4図は第3図のY−Y線に沿った断
面図、第5図は同上の障子を開いた状態を示す平面図、
第6図は従来の回転窓の取り付け例を示す図。 2……枠プレート、3……障子プレート、6……第1リ
ンク、8……スライダ、12……第2リンク、15……第3
リンク。
Claims (1)
- 【請求項1】窓枠の内周に取り付けられる枠プレート
と、障子の外周に取り付けられる障子プレートと、上記
枠プレートに形成された直線状のガイド溝に移動自在に
設けられたスライダと、両端部がそれぞれ上記両プレー
トの一方の端部に回動自在に連結された第1リンクと、
一方の端部が上記スライダに回動自在に連結され、他方
の端部が上記障子プレートに回動自在に連結された第2
リンクと、一方の端部が上記第1リンクの中間部に回動
自在に連結され、他方の端部が上記第1リンクと枠プレ
ートの連結部に回動自在に連結された第3リンクとから
成る窓用開閉具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989145242U JPH076445Y2 (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 窓用開閉具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989145242U JPH076445Y2 (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 窓用開閉具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0382783U JPH0382783U (ja) | 1991-08-22 |
JPH076445Y2 true JPH076445Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=31691893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989145242U Expired - Lifetime JPH076445Y2 (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 窓用開閉具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076445Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4517413Y1 (ja) * | 1966-06-09 | 1970-07-17 | ||
JPH0643425Y2 (ja) * | 1988-05-11 | 1994-11-14 | 明治アルミ工業株式会社 | 竪すべり出し窓用ヒンジ |
-
1989
- 1989-12-15 JP JP1989145242U patent/JPH076445Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0382783U (ja) | 1991-08-22 |
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