JPH0762021A - スピロナフトオキサジン誘導体とグリシジルメタクリレート共重合体との反応物であるフォトクロミックおよびソルバトクロミック高分子 - Google Patents
スピロナフトオキサジン誘導体とグリシジルメタクリレート共重合体との反応物であるフォトクロミックおよびソルバトクロミック高分子Info
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- JPH0762021A JPH0762021A JP21044393A JP21044393A JPH0762021A JP H0762021 A JPH0762021 A JP H0762021A JP 21044393 A JP21044393 A JP 21044393A JP 21044393 A JP21044393 A JP 21044393A JP H0762021 A JPH0762021 A JP H0762021A
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- sno
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- solvatochromic
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】式1、式2、式3で示される構造単位のモル%
の比が、90〜30:100−(X+Z):1〜30で
ある分子量15000〜350000のフォトクロミッ
ク性およびソルバトクロミック性を有するペンダント高
分子。ただし式中Aは式4を表わす。 【効果】トリメチルスピロナフトオキサジンが高分子で
固定されるため染料の離脱がなくなり、フォトクロミッ
ク剤、ソルバトクロミック剤としての耐久性、耐溶剤性
等が向上する。
の比が、90〜30:100−(X+Z):1〜30で
ある分子量15000〜350000のフォトクロミッ
ク性およびソルバトクロミック性を有するペンダント高
分子。ただし式中Aは式4を表わす。 【効果】トリメチルスピロナフトオキサジンが高分子で
固定されるため染料の離脱がなくなり、フォトクロミッ
ク剤、ソルバトクロミック剤としての耐久性、耐溶剤性
等が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安定性の向上したフォ
トクロミックおよびソルバトクロミック高分子に係り、
更に詳しくは1,3,3−トリメチル−スピロ(インド
リン−2,3’〔3H〕−9’−ヒドロキシナフト
〔2,1−b〕−1,4−オキサジン)(以下TM−H
−SNOと記す)を高分子特にグリシジルメタクリレー
ト共重合体(以下GMAと記す)で拘束固定化すること
により、フォトクロミック剤およびソルバトクロミック
剤としての耐摩擦、耐溶剤、耐昇華性等の安定性を向上
させた、新規なフォトクロミックおよびソルバトクロミ
ック高分子およびその製法に関するものである。
トクロミックおよびソルバトクロミック高分子に係り、
更に詳しくは1,3,3−トリメチル−スピロ(インド
リン−2,3’〔3H〕−9’−ヒドロキシナフト
〔2,1−b〕−1,4−オキサジン)(以下TM−H
−SNOと記す)を高分子特にグリシジルメタクリレー
ト共重合体(以下GMAと記す)で拘束固定化すること
により、フォトクロミック剤およびソルバトクロミック
剤としての耐摩擦、耐溶剤、耐昇華性等の安定性を向上
させた、新規なフォトクロミックおよびソルバトクロミ
ック高分子およびその製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フォトクロミズムとは光照射により生ず
る可逆的な色変化現象をいい、ソルバトクロミズムとは
溶剤の変更により生ずる可逆的な色変化現象をいう。
る可逆的な色変化現象をいい、ソルバトクロミズムとは
溶剤の変更により生ずる可逆的な色変化現象をいう。
【0003】スピロナフトオキサジン誘導体はフォトク
ロミズムを示す物質であり、適当な高分子バインダー中
に溶解混入させることにより、サングラス、光学フィル
ター、カーテン等の分野への実用化が行われている。
ロミズムを示す物質であり、適当な高分子バインダー中
に溶解混入させることにより、サングラス、光学フィル
ター、カーテン等の分野への実用化が行われている。
【0004】又、高分子鎖へのフォトクロミック物質の
導入とそのフォトクロミズム性は閉環(スピロ型)−開
環(シアニン型)に基づくスピロピラン系化合物をビニ
ル系〔J.Poylm.Sci.A,12, 2511(1974)] およびシロキサ
ン系〔Angew. Chem. Int.Ed.Engl., 26, 1778(1978)]に
導入した例、スピロピランと同様な閉環−開環である
が、開環状態の立体構造が異なるナフトスピロオキサジ
ン系化合物をポリシロキサン側鎖へ導入した例が報告さ
れている。[Chemistry Express. 6, 499(1991)]
導入とそのフォトクロミズム性は閉環(スピロ型)−開
環(シアニン型)に基づくスピロピラン系化合物をビニ
ル系〔J.Poylm.Sci.A,12, 2511(1974)] およびシロキサ
ン系〔Angew. Chem. Int.Ed.Engl., 26, 1778(1978)]に
導入した例、スピロピランと同様な閉環−開環である
が、開環状態の立体構造が異なるナフトスピロオキサジ
ン系化合物をポリシロキサン側鎖へ導入した例が報告さ
れている。[Chemistry Express. 6, 499(1991)]
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来公知のフォトクロ
ミック剤には長年使用しているうちに、昇華したり、摩
擦により脱落してフォトクロミック性を示しにくくなる
など耐久性が悪く又ドライクリーニング中に脱落するな
ど耐溶剤性も良くなかった。
ミック剤には長年使用しているうちに、昇華したり、摩
擦により脱落してフォトクロミック性を示しにくくなる
など耐久性が悪く又ドライクリーニング中に脱落するな
ど耐溶剤性も良くなかった。
【0006】さらに、フォトクロミズムを示すスピロナ
フトオキサジンは、光を当てると開環着色し、熱すると
閉環消色し、一般に約30℃以上になると消色状態が安
定になり、それ以上の温度ではUV照射によって着色し
にくくなる。したがって高温の場所例えば約60℃を示
すこともある自動車の窓ガラス等には使用出来ないなど
の問題点も有した。
フトオキサジンは、光を当てると開環着色し、熱すると
閉環消色し、一般に約30℃以上になると消色状態が安
定になり、それ以上の温度ではUV照射によって着色し
にくくなる。したがって高温の場所例えば約60℃を示
すこともある自動車の窓ガラス等には使用出来ないなど
の問題点も有した。
【0007】又、フォトクロミック物質をポリマーに溶
解混入する場合には、応答性を良くするためにはポリマ
ーの構造をルーズなものにする必要があるが、あまりル
ーズなものにすると該物質が離脱しやすくなるため、更
に緻密な構造のポリマーの被膜で保護する必要があり実
用上の観点からも困難であり問題があった。
解混入する場合には、応答性を良くするためにはポリマ
ーの構造をルーズなものにする必要があるが、あまりル
ーズなものにすると該物質が離脱しやすくなるため、更
に緻密な構造のポリマーの被膜で保護する必要があり実
用上の観点からも困難であり問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】これらの問題点に対し、
スピロナフトオキサジン等のクロミズムについて長年に
わたって鋭意研究を続けてきた本発明者等は、スピロナ
フトオキサジンのフォトクロミック性、ソルバトクロミ
ック性等の安定性は、該物質を高分子鎖で拘束固定する
ことにより向上させることが出来る、即ちガラス転移点
の高いGMA中のエポキシ基にTM−H−SNOを反応
させ、高分子鎖で拘束すれば、光や溶剤に対して安定性
の高いフォトクロミック材料、ソルバトクロミック材料
が得られ、又さらに残留エポキシ基の加熱架橋によって
該高分子は溶剤に不溶となり、高分子鎖による拘束がま
すます大になり、応答性を遅らせることも出来ることを
知見し、本発明を完成させるに至ったものである。
スピロナフトオキサジン等のクロミズムについて長年に
わたって鋭意研究を続けてきた本発明者等は、スピロナ
フトオキサジンのフォトクロミック性、ソルバトクロミ
ック性等の安定性は、該物質を高分子鎖で拘束固定する
ことにより向上させることが出来る、即ちガラス転移点
の高いGMA中のエポキシ基にTM−H−SNOを反応
させ、高分子鎖で拘束すれば、光や溶剤に対して安定性
の高いフォトクロミック材料、ソルバトクロミック材料
が得られ、又さらに残留エポキシ基の加熱架橋によって
該高分子は溶剤に不溶となり、高分子鎖による拘束がま
すます大になり、応答性を遅らせることも出来ることを
知見し、本発明を完成させるに至ったものである。
【0009】即ち本発明は、
【0010】
【化5】
【0011】で示される構造単位と、
【0012】
【化6】
【0013】で示される構造単位と、
【0014】
【化7】
【0015】で示される構造単位のモル%比、X:Y:
Zが、90〜30:100−(X+Z):1〜30であ
る分子量15000〜350000のフォトクロミック
性およびソルバトクロミック性を有するペンダント高分
子(ただし上式中Aは、
Zが、90〜30:100−(X+Z):1〜30であ
る分子量15000〜350000のフォトクロミック
性およびソルバトクロミック性を有するペンダント高分
子(ただし上式中Aは、
【0016】
【化8】
【0017】を表わす)からなるものである。
【0018】又本発明は溶媒としてN,N−ジメチルホ
ルムアミド、触媒として塩化ベンジルトリアルキルアン
モニウムを用い、40℃以上の温度でGMA共重合体中
のエポキシ1当量に対し、TM−H−SNO0.8当量
以下を反応させることを特徴とするフォトクロミック性
及びソルバトクロミック性を有する前記ペンダント高分
子の製造法からなるものである。
ルムアミド、触媒として塩化ベンジルトリアルキルアン
モニウムを用い、40℃以上の温度でGMA共重合体中
のエポキシ1当量に対し、TM−H−SNO0.8当量
以下を反応させることを特徴とするフォトクロミック性
及びソルバトクロミック性を有する前記ペンダント高分
子の製造法からなるものである。
【0019】さらに本発明は溶媒としてN,N−ジメチ
ルホルムアミド、触媒として塩化ベンジルトリアルキル
アンモニウムを用い、40℃以上の温度で、GMA中の
エポキシ1当量に対し、TM−H−SNO0.8当量以
下を反応させ、所定の形状に形成必要に応じて延伸後、
加熱架橋させることを特徴とするフォトクロミック性及
びソルバトクロミック性を有するペンダント高分子の製
造法からなるものである。
ルホルムアミド、触媒として塩化ベンジルトリアルキル
アンモニウムを用い、40℃以上の温度で、GMA中の
エポキシ1当量に対し、TM−H−SNO0.8当量以
下を反応させ、所定の形状に形成必要に応じて延伸後、
加熱架橋させることを特徴とするフォトクロミック性及
びソルバトクロミック性を有するペンダント高分子の製
造法からなるものである。
【0020】上記方法中、GMAはメチルメタクリレー
トとグリシジルメタクリレートより構成され、構成比率
はモル%の比で前者:後者は、X:Y+Z=X:100
−Xであり約2:1が好適である。
トとグリシジルメタクリレートより構成され、構成比率
はモル%の比で前者:後者は、X:Y+Z=X:100
−Xであり約2:1が好適である。
【0021】本発明方法において、GMAのエポキシ基
を架橋させずにTM−H−SNOのみと反応させる条件
としては、反応温度は40℃以上好ましくは50〜80
℃とし、TM−H−SNOはGMAのエポキシ1当量に
対して0.8当量以下反応させることを特徴とする。
を架橋させずにTM−H−SNOのみと反応させる条件
としては、反応温度は40℃以上好ましくは50〜80
℃とし、TM−H−SNOはGMAのエポキシ1当量に
対して0.8当量以下反応させることを特徴とする。
【0022】又触媒量はTM−H−SNOと同一当量と
し、両者の溶解液をGMAの溶解液に所定温度で添加す
る。
し、両者の溶解液をGMAの溶解液に所定温度で添加す
る。
【0023】上記反応を行い、所定の形状に形成必要に
応じて延伸後行う加熱架橋は、TM−H−SNOの反応
量などによって多少変化するが、80℃〜250℃の範
囲好ましくは120℃以上で行う。
応じて延伸後行う加熱架橋は、TM−H−SNOの反応
量などによって多少変化するが、80℃〜250℃の範
囲好ましくは120℃以上で行う。
【0024】本発明の反応溶媒としては、GMAとTM
−H−SNOの溶解性が良好で極性溶媒、例えばテトラ
ヒドロフランなどのフラン類、メチルエチルケトン、ア
セトンなどのケトン類、ジメチルホルムアミド等のアミ
ド類及び酢酢エチル酢酸アミルなどの酢酸エステル類が
好適である。
−H−SNOの溶解性が良好で極性溶媒、例えばテトラ
ヒドロフランなどのフラン類、メチルエチルケトン、ア
セトンなどのケトン類、ジメチルホルムアミド等のアミ
ド類及び酢酢エチル酢酸アミルなどの酢酸エステル類が
好適である。
【0025】さらに、キシレン,シクロヘキサノンなど
との混合溶媒も適用できる。
との混合溶媒も適用できる。
【0026】又触媒としては無機系の水酸化カリウム、
臭化リチウム一水和物および又は有機系のアミン、アン
モニウム塩例えば2,4,6−トリス(ジメチルアミノ
メチル)フェノール、塩化ベンジルトリメチルアンモニ
ウム等が好適である。
臭化リチウム一水和物および又は有機系のアミン、アン
モニウム塩例えば2,4,6−トリス(ジメチルアミノ
メチル)フェノール、塩化ベンジルトリメチルアンモニ
ウム等が好適である。
【0027】成形試料フィルムは溶液キャスト法で調整
し、溶媒としては主にクロロホルム、酢酸エチルを用い
た。
し、溶媒としては主にクロロホルム、酢酸エチルを用い
た。
【0028】キャスト溶液は反応物0.15gを含む約
20wt%濃度とし、フィルムを剥離しやすい様に底に
テフロンフィルムを接着させた3cm×3cmのアルミ箔製
の容器を水平に保持して、その中に溶液を流し込み、暗
所で溶媒の急激な揮散を防ぐために軽く覆いをし、フィ
ルム形成するまで長時間放置した。剥離後、40〜50
℃で12h 以上減圧乾燥を行って、溶媒を完全に除去し
た。
20wt%濃度とし、フィルムを剥離しやすい様に底に
テフロンフィルムを接着させた3cm×3cmのアルミ箔製
の容器を水平に保持して、その中に溶液を流し込み、暗
所で溶媒の急激な揮散を防ぐために軽く覆いをし、フィ
ルム形成するまで長時間放置した。剥離後、40〜50
℃で12h 以上減圧乾燥を行って、溶媒を完全に除去し
た。
【0029】反応の確認は1 H−NMRによって行っ
た。
た。
【0030】NMRは、Varian VXR−300
スペクトルメーターを用い、内部標準をテトラメチルシ
ランとし、クロロホルム−d溶液で測定した。1Rは、
Nicolet 719 FTIR スペクトルメーターを用い、臭化カ
リウム錠剤法で測定した。紫外可視吸収スペクトルは、
島津製 UV-2101 PC スキャニングスペクトロホトメータ
ーを用いて測定した。
スペクトルメーターを用い、内部標準をテトラメチルシ
ランとし、クロロホルム−d溶液で測定した。1Rは、
Nicolet 719 FTIR スペクトルメーターを用い、臭化カ
リウム錠剤法で測定した。紫外可視吸収スペクトルは、
島津製 UV-2101 PC スキャニングスペクトロホトメータ
ーを用いて測定した。
【0031】UV照射方法は、セン特殊光源製100W
高圧水銀ランプを光源とし、アルミ板の円錐形筒で集光
し、冷却用水フィルターと東芝硝子UV−D360Cフ
ィルター(365nm)を透過させた。測定は1min 照射
し、10sec 後から行った。なお、照射強度を強くする
場合には、前記両フィルターを外し、ブロワーで空冷し
ながら直接照射した。
高圧水銀ランプを光源とし、アルミ板の円錐形筒で集光
し、冷却用水フィルターと東芝硝子UV−D360Cフ
ィルター(365nm)を透過させた。測定は1min 照射
し、10sec 後から行った。なお、照射強度を強くする
場合には、前記両フィルターを外し、ブロワーで空冷し
ながら直接照射した。
【0032】熱挙動の測定は、パーキンエルマー社製D
SC−7ロボティックシステムを用い、試料約5mg、窒
素雰囲気下、昇温速度20℃/minの条件で、DSC曲線
を求めた。
SC−7ロボティックシステムを用い、試料約5mg、窒
素雰囲気下、昇温速度20℃/minの条件で、DSC曲線
を求めた。
【0033】本発明によるスピロナフトオキサジンで
は、フォトクロミズムの安定性が向上しているため、光
によって安定した着色が得られ、熱(100℃以上)で
消色するので、可逆製のホトンモード光ディスク、高温
になると消色しては困る自動車のフロントグラスその他
多方面での用途が考えられる。
は、フォトクロミズムの安定性が向上しているため、光
によって安定した着色が得られ、熱(100℃以上)で
消色するので、可逆製のホトンモード光ディスク、高温
になると消色しては困る自動車のフロントグラスその他
多方面での用途が考えられる。
【0034】又同物質はソルバトクロミズムを示すた
め、溶媒の選択的透過など分別への適用、その他色相の
変化によるファンシーグッズへの適用等広範な用途が考
えられる。
め、溶媒の選択的透過など分別への適用、その他色相の
変化によるファンシーグッズへの適用等広範な用途が考
えられる。
【0035】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明を詳細に説明す
る。
る。
【0036】
【実施例1】ジメチルホルムアミド中で塩化ベンジルト
リメチルアンモニウム触媒を用い、GMAのエポキシ基
197m mol/l に対して、TM−H−SNOは19.7m mo
l/lの初期濃度比とし、57〜75℃の温度で数時間反
応させた。
リメチルアンモニウム触媒を用い、GMAのエポキシ基
197m mol/l に対して、TM−H−SNOは19.7m mo
l/lの初期濃度比とし、57〜75℃の温度で数時間反
応させた。
【0037】本発明で使用したGMAは重量平均分子量
225,000、分散度2.21、エポキシ当量304
g/eq のものを使用した。(グリシジルメタクリレート
対メチルメタクリレートの構成比率は1 H−NMRスペ
クトルの積分値より0.39:0.61であった。)な
お、触媒量はTM−H−SNOと同一当量とし、両者の
溶解液をGMAの溶解液に所定温度で添加し、その際の
全溶媒量はGMA1gに対して約20mlとした。反応物
を、約10倍量のメタノール中にかく拌しながら析出物
が薄膜状に広がるように滴下し、デカンテーションして
分離した。析出物を分離後、室温で減圧乾燥し、アセト
ンで再溶解し、次いで上記のようにメタノール析出、分
離、乾燥し、その操作を3〜5回繰り返して精製した。
最終のアセトン溶解物はろ過後、メタノール析出を行っ
た。精製物は室温でメタノールが残留しない状態まで減
圧乾燥した。反応の確認と定量はクロロホルム−d溶液
の1 H−NMRスペクトルによって行った。
225,000、分散度2.21、エポキシ当量304
g/eq のものを使用した。(グリシジルメタクリレート
対メチルメタクリレートの構成比率は1 H−NMRスペ
クトルの積分値より0.39:0.61であった。)な
お、触媒量はTM−H−SNOと同一当量とし、両者の
溶解液をGMAの溶解液に所定温度で添加し、その際の
全溶媒量はGMA1gに対して約20mlとした。反応物
を、約10倍量のメタノール中にかく拌しながら析出物
が薄膜状に広がるように滴下し、デカンテーションして
分離した。析出物を分離後、室温で減圧乾燥し、アセト
ンで再溶解し、次いで上記のようにメタノール析出、分
離、乾燥し、その操作を3〜5回繰り返して精製した。
最終のアセトン溶解物はろ過後、メタノール析出を行っ
た。精製物は室温でメタノールが残留しない状態まで減
圧乾燥した。反応の確認と定量はクロロホルム−d溶液
の1 H−NMRスペクトルによって行った。
【0038】反応前後のクロロホルム−d溶液のTM−
H−SNOのスペクトルを示した図1,2中のプロトン
の化学シフトピーク値を比較すると、TM−H−SNO
におけるナフタレン環のプロトンの化学シフト値が、反
応によって低磁場側にシフトしており、特に8’−Hの
シフトが大きい。これは9’−位のヒドロキシル基が反
応したためと考える。なおGMAのプロトンの化学シフ
トピーク値は、TM−H−SNOのそれらよりも高磁場
側に位置し、反応による新しい化学シフト値δH: 4.
08ppm (G−H)によって、エポキシ基と反応したこ
とがわかる。
H−SNOのスペクトルを示した図1,2中のプロトン
の化学シフトピーク値を比較すると、TM−H−SNO
におけるナフタレン環のプロトンの化学シフト値が、反
応によって低磁場側にシフトしており、特に8’−Hの
シフトが大きい。これは9’−位のヒドロキシル基が反
応したためと考える。なおGMAのプロトンの化学シフ
トピーク値は、TM−H−SNOのそれらよりも高磁場
側に位置し、反応による新しい化学シフト値δH: 4.
08ppm (G−H)によって、エポキシ基と反応したこ
とがわかる。
【0039】さらに、前記した製膜法により得た、TM
−H−SNOと反応したGMAの酢酸エチル溶液キャス
トフィルム、TM−H−SNO又はTM−SNOと混合
したGMAの酢酸エチル溶解キャストフィルムのUV吸
収曲線を示した図3より、反応によって約350nmの極
大吸収値がTM−H−SNO混合のそれよりも、低波長
側にシフトし、約300nmにTM−SNO混合の場合と
同様のショルダーが出現していることがわかる。
−H−SNOと反応したGMAの酢酸エチル溶液キャス
トフィルム、TM−H−SNO又はTM−SNOと混合
したGMAの酢酸エチル溶解キャストフィルムのUV吸
収曲線を示した図3より、反応によって約350nmの極
大吸収値がTM−H−SNO混合のそれよりも、低波長
側にシフトし、約300nmにTM−SNO混合の場合と
同様のショルダーが出現していることがわかる。
【0040】この吸収は9’−位にメトキシを置換した
場合と同様であり、ナフタレン環への電荷移動に基づく
ものとされており、1 H−NMRの反応によるスペクト
ル変化とも一致しており、エポキシ基が反応したことが
わかる。
場合と同様であり、ナフタレン環への電荷移動に基づく
ものとされており、1 H−NMRの反応によるスペクト
ル変化とも一致しており、エポキシ基が反応したことが
わかる。
【0041】反応率の計算は次のように行った。まず図
1でGMAでは、A−Hプロトン3個の積分面積180
を代表値とし、1個の面積を60とした。反応したTM
−H−SNOでは、分離性の良い7−H、6’−H、
7’−H、2’−H、10’−H、各プロトン5個を代
表値とし、その積分面積4.73より1個の面積を0.
94とした。GMAの上記1個のプロトンに相当する平
均分子量は117(C−H、D−H、E−Hの積分面積
比より算出)であり、反応TM−H−SNOのそれは3
43であるゆえに、反応率は0.94×343/60×
117=0.046の計算値より、4.6wt%となる。
1でGMAでは、A−Hプロトン3個の積分面積180
を代表値とし、1個の面積を60とした。反応したTM
−H−SNOでは、分離性の良い7−H、6’−H、
7’−H、2’−H、10’−H、各プロトン5個を代
表値とし、その積分面積4.73より1個の面積を0.
94とした。GMAの上記1個のプロトンに相当する平
均分子量は117(C−H、D−H、E−Hの積分面積
比より算出)であり、反応TM−H−SNOのそれは3
43であるゆえに、反応率は0.94×343/60×
117=0.046の計算値より、4.6wt%となる。
【0042】反応前の分子量が225,000で、0.
046の反応率のため、生成物の分子量は225,00
0×1.046=235,350となる。
046の反応率のため、生成物の分子量は225,00
0×1.046=235,350となる。
【0043】GMAに対する当量比が1:0.1である
TM−H−SNOの初期濃度をA0として所定時間毎の
反応当量Aを求め、図4に示す反応速度曲線を得た。
TM−H−SNOの初期濃度をA0として所定時間毎の
反応当量Aを求め、図4に示す反応速度曲線を得た。
【0044】これより、反応率0.8以上ではゲル化傾
向が認められる。
向が認められる。
【0045】反応速度は一時反応式に従い、その活性化
エネルギーは約25kcal/molであった。
エネルギーは約25kcal/molであった。
【0046】
【実施例2】ジメチルホルムアミド溶媒を用い、下記の
反応条件により反応を行った。 GMA 42.5g TM−H−SNO 4.91g(GMAのエポキシ基
に対し1/10当量) 塩化ベンジルトリメチルアンモニウム 2.65g
(GMAのエポキシ基に対し1/10当量) ジメチルホルムアミド 700ml 反応温度 55°C 反応時間 40時間 反応物は3回精製を繰り返し、不純物のないものをNM
Rスペクトルによって確認した。収率約80%、架橋は
125°C、10分間加熱することにより行った。
反応条件により反応を行った。 GMA 42.5g TM−H−SNO 4.91g(GMAのエポキシ基
に対し1/10当量) 塩化ベンジルトリメチルアンモニウム 2.65g
(GMAのエポキシ基に対し1/10当量) ジメチルホルムアミド 700ml 反応温度 55°C 反応時間 40時間 反応物は3回精製を繰り返し、不純物のないものをNM
Rスペクトルによって確認した。収率約80%、架橋は
125°C、10分間加熱することにより行った。
【0047】架橋フィルムはアセトン、クロロフォルム
等に溶解せず、膨潤のみとなることから、化学架橋を生
じていると判定される。
等に溶解せず、膨潤のみとなることから、化学架橋を生
じていると判定される。
【0048】分子量は前記の架橋前と殆んど変わらない
状態即ち架橋点での脱離は起っていないと考えられる。
状態即ち架橋点での脱離は起っていないと考えられる。
【0049】ガラス転移点Tg:111°C又GMAに
対するTM−H−SNOの当量比を1:0.5、1:1
と増大し、55℃で100h 反応させると、ゲル状で褐
色となった。これにアセトンを加えると、かなり粘ちょ
うな液状となり、これをメタノールで析出させてから、
室温で減圧乾燥して青味がかった粉末を得た。粉末はア
セトン添加によって前記同様のゲル状となったが、溶液
状にするのが困難であった。この現象は反応TM−H−
SNOの分子鎖間凝集(相互作用)またはTM−H−S
NOの反応によって生じたヒドロキシル基が残留エポキ
シ基と分子鎖間架橋した結果と考えられる。
対するTM−H−SNOの当量比を1:0.5、1:1
と増大し、55℃で100h 反応させると、ゲル状で褐
色となった。これにアセトンを加えると、かなり粘ちょ
うな液状となり、これをメタノールで析出させてから、
室温で減圧乾燥して青味がかった粉末を得た。粉末はア
セトン添加によって前記同様のゲル状となったが、溶液
状にするのが困難であった。この現象は反応TM−H−
SNOの分子鎖間凝集(相互作用)またはTM−H−S
NOの反応によって生じたヒドロキシル基が残留エポキ
シ基と分子鎖間架橋した結果と考えられる。
【0050】これはTM−H−SNOとGMAの反応物
のクロロフォルム溶液からのキャスティングフィルムは
UV照射前で淡褐色を呈し、反応率の増加と共に濃度が
増大し、上記フィルムを1分間UV照射すると約606
nm(図5)に、5分間照射すると約568nm(図6)に
それぞれ極大吸光度を持つ可視部吸収曲線が得られる
が、反応率が増加しても極大吸光度はそれほど増加しな
いで、1分間照射の場合にはむしろ逆に低下した(図
7)こと、反応率が増加するとガラス転移点Tgが上昇
した(図8)ことにより証明される。
のクロロフォルム溶液からのキャスティングフィルムは
UV照射前で淡褐色を呈し、反応率の増加と共に濃度が
増大し、上記フィルムを1分間UV照射すると約606
nm(図5)に、5分間照射すると約568nm(図6)に
それぞれ極大吸光度を持つ可視部吸収曲線が得られる
が、反応率が増加しても極大吸光度はそれほど増加しな
いで、1分間照射の場合にはむしろ逆に低下した(図
7)こと、反応率が増加するとガラス転移点Tgが上昇
した(図8)ことにより証明される。
【0051】又UV5分照射による極大吸光度はキャス
ティング溶剤によって異なり、クロロフォルムでは約5
68nmに、酢酸エチルでは約606nmに出現し(図9)
溶剤の変更により可逆的であった。(図11) これらの事実よりTM−H−SNOのフォトクロミズ
ム、ソルバトクロミズムは、反応したスピロナフトオキ
サジンの高分子鎖による拘束下では、図11に示す様
に、開環(シアニン型)時の異性体と閉環(スピロ型)
状態との相互作用(凝集)等が関与し、この様な相互作
用がある所(凝集状態が強い所)では、凝集状態を解き
ほぐした後開環着色するため、高温まで着色可能とな
る。又フォトクロミック剤等の染料が高分子鎖に拘束さ
れ、動けないで開環平面構造しか取れないため、消色速
度を遅らせることとなり(図10)、結局高分子鎖によ
るTM−H−SNOの拘束はフォトクロミック性および
ソルバトクロミック性の安定性の向上に貢献することに
なるものと思われる。
ティング溶剤によって異なり、クロロフォルムでは約5
68nmに、酢酸エチルでは約606nmに出現し(図9)
溶剤の変更により可逆的であった。(図11) これらの事実よりTM−H−SNOのフォトクロミズ
ム、ソルバトクロミズムは、反応したスピロナフトオキ
サジンの高分子鎖による拘束下では、図11に示す様
に、開環(シアニン型)時の異性体と閉環(スピロ型)
状態との相互作用(凝集)等が関与し、この様な相互作
用がある所(凝集状態が強い所)では、凝集状態を解き
ほぐした後開環着色するため、高温まで着色可能とな
る。又フォトクロミック剤等の染料が高分子鎖に拘束さ
れ、動けないで開環平面構造しか取れないため、消色速
度を遅らせることとなり(図10)、結局高分子鎖によ
るTM−H−SNOの拘束はフォトクロミック性および
ソルバトクロミック性の安定性の向上に貢献することに
なるものと思われる。
【0052】なお着色状態からの消色速度は、延伸倍率
の増加に伴って増大し、延伸処理によってフォトクロミ
ズムの応答性が良くなることも判明した。(図12) 図中Kは消色速度曲線における吸光度Aの逆数と時間t
との関係を示す直線の勾配、即ち二次反応式の速度定数
に対応し、消色速度に及ぼす高分子鎖の影響のパラメー
ターを表わし、SB、Uc、Ufはそれぞれ延伸法の略
記であり、SBは同時二軸延伸、Ucは一定巾一軸延
伸、Ufは自由巾一軸延伸を表す。(図13)但し、同
図中UcはSBとUfの中間の状態のため省略した。
の増加に伴って増大し、延伸処理によってフォトクロミ
ズムの応答性が良くなることも判明した。(図12) 図中Kは消色速度曲線における吸光度Aの逆数と時間t
との関係を示す直線の勾配、即ち二次反応式の速度定数
に対応し、消色速度に及ぼす高分子鎖の影響のパラメー
ターを表わし、SB、Uc、Ufはそれぞれ延伸法の略
記であり、SBは同時二軸延伸、Ucは一定巾一軸延
伸、Ufは自由巾一軸延伸を表す。(図13)但し、同
図中UcはSBとUfの中間の状態のため省略した。
【0053】
【発明の効果】本発明によるとTM−H−SNOが高分
子で固定されるため染料の離脱がなくなり、フォトクロ
ミック剤、ソルバトクロミック剤としての耐久性、耐溶
剤性が向上する。
子で固定されるため染料の離脱がなくなり、フォトクロ
ミック剤、ソルバトクロミック剤としての耐久性、耐溶
剤性が向上する。
【0054】又TM−SNOは一般に30℃以上になる
と熱的に消色状態が安定になり、UV照射によって着色
しにくくなるが、本発明によると前述の相互作用によっ
て高温まで着色可能となり、TM−SNO系のフォトク
ロミック剤としての欠点を解決出来る。
と熱的に消色状態が安定になり、UV照射によって着色
しにくくなるが、本発明によると前述の相互作用によっ
て高温まで着色可能となり、TM−SNO系のフォトク
ロミック剤としての欠点を解決出来る。
【0055】又本発明によると溶媒によって吸収極大が
変化し、高分子鎖による拘束状態ではじめて約568nm
の吸収が強く発現する(紫色)ため、溶媒により着色物
の色相を変えることが出来る。
変化し、高分子鎖による拘束状態ではじめて約568nm
の吸収が強く発現する(紫色)ため、溶媒により着色物
の色相を変えることが出来る。
【図1】室温、クロロホルム−d溶液での、TM−H−
SNOと反応したGMAの1H−NMRスペクトルを表
わす図である。
SNOと反応したGMAの1H−NMRスペクトルを表
わす図である。
【図2】室温、クロロホルム−d溶液での、TM−H−
SNOの1H−NMRスペクトルを表わす図である。
SNOの1H−NMRスペクトルを表わす図である。
【図3】スピロナフトオキサジンと反応および混合した
GAMフィルムの室温でのUV吸収スペクトルを表わす
図である。
GAMフィルムの室温でのUV吸収スペクトルを表わす
図である。
【図4】TM−H−SNOとGMAのエポキシ基との反
応速度を表わす図である。
応速度を表わす図である。
【図5】室温で、1分間UV照射前後(606mm極
大)の、TM−SNOと反応したGMAフィルムの吸収
スペクトルを表わす図である。
大)の、TM−SNOと反応したGMAフィルムの吸収
スペクトルを表わす図である。
【図6】室温で、5分間UV照射前後(568mm極
大)の、TM−SNOと反応したGMAフィルムの吸収
スペクトルを表わす図である。
大)の、TM−SNOと反応したGMAフィルムの吸収
スペクトルを表わす図である。
【図7】反応率の異なるTM−H−SNOを含むGMA
フィルムの吸光度とUV照射時間の関係時間の関係を表
わす図である。
フィルムの吸光度とUV照射時間の関係時間の関係を表
わす図である。
【図8】GAM中の反応TM−H−SNO含有量のTg
に及ぼす影響を表わす図である。
に及ぼす影響を表わす図である。
【図9】室温で5分間UV照射後、エチルアセテート又
はクロロホルムでキャスティングした、スピロナフトオ
キサジン(エポキシに対し4.1モル%)と反応および
混合したGMAフィルムの吸収スペクトルを表わす図で
ある。
はクロロホルムでキャスティングした、スピロナフトオ
キサジン(エポキシに対し4.1モル%)と反応および
混合したGMAフィルムの吸収スペクトルを表わす図で
ある。
【図10】室温で5分間UV照射(−;606nmで、
…;568nmで)後、エチルアセテート又はクロロホ
ルムでキャスティングした、ナフトオキサジン(エポキ
シに対し4.1モル%)と反応又は混合したGMAフィ
ルムの消色速度を表わす図である。
…;568nmで)後、エチルアセテート又はクロロホ
ルムでキャスティングした、ナフトオキサジン(エポキ
シに対し4.1モル%)と反応又は混合したGMAフィ
ルムの消色速度を表わす図である。
【図11】TM−H−SNOと反応したGMAキャスト
フィルムのフォトクロミズムとソルバトクロミズムを表
わす図である。
フィルムのフォトクロミズムとソルバトクロミズムを表
わす図である。
【図12】各種延伸比と延伸方式におけるkの変化を表
わす図である。
わす図である。
【図13】フォトクロミック剤、TM−SNO含有PM
MAフィルムの各種延伸法における高分子鎖配向のモデ
ルを表わす図である。
MAフィルムの各種延伸法における高分子鎖配向のモデ
ルを表わす図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 【化1】 で示される構造単位と、 【化2】 で示される構造単位と、 【化3】 で示される構造単位のモル%の比、X:Y:Zが、90
〜30:100−(X+Z):1〜30である分子量1
5000〜350000のフォトクロミック性およびソ
ルバトクロミック性を有するペンダント高分子。ただし
上式中Aは 【化4】 を表す。 - 【請求項2】 溶媒としてN,N−ジメチルホルムアミ
ド、触媒として塩化ベンジルトリアルキルアンモニウム
を用い、40℃以上の温度でグリシジルメタクリレート
共重合体中のエポキシ1当量に対し、1,3,3−トリ
メチル−スピロ(インドリン−2,3’〔3H〕−9’
−ヒドロキシナフト〔2,1−b〕−1,4−オキサジ
ン)0.8当量以下を反応させることを特徴とするフォ
トクロミック性及びソルバトクロミック性を有する請求
項1記載のペンダント高分子の製造法。 - 【請求項3】 溶媒としてN,N−ジメチルホルムアミ
ド、触媒として塩化ベンジルトリアルキルアンモニウム
を用い、40℃以上の温度で、グリシジルメタクリレー
ト共重合体中のエポキシ1当量に対し、1,3,3−ト
リメチル−スピロ(インドリン−2,3’〔3H〕−
9’−ヒドロキシナフト〔2,1−b〕−1,4−オキ
サジン)0.8当量以下を反応させ、所定の形状に形成
後必要に応じて延伸し、加熱架橋させることを特徴とす
るフォトクロミック性及びソルバトクロミック性を有す
るペンダント高分子の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21044393A JPH0762021A (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | スピロナフトオキサジン誘導体とグリシジルメタクリレート共重合体との反応物であるフォトクロミックおよびソルバトクロミック高分子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21044393A JPH0762021A (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | スピロナフトオキサジン誘導体とグリシジルメタクリレート共重合体との反応物であるフォトクロミックおよびソルバトクロミック高分子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0762021A true JPH0762021A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16589419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21044393A Pending JPH0762021A (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | スピロナフトオキサジン誘導体とグリシジルメタクリレート共重合体との反応物であるフォトクロミックおよびソルバトクロミック高分子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0762021A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002332480A (ja) * | 2001-05-09 | 2002-11-22 | Tokyo Denki Univ | フォトクロミック化合物 |
WO2011070942A1 (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-16 | 三菱瓦斯化学株式会社 | フォトクロミック材料 |
JP2016210917A (ja) * | 2015-05-11 | 2016-12-15 | 学校法人東京工芸大学 | 液晶ゲル、液晶ゲルの製造方法、液晶ゲルの設計方法 |
-
1993
- 1993-08-25 JP JP21044393A patent/JPH0762021A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002332480A (ja) * | 2001-05-09 | 2002-11-22 | Tokyo Denki Univ | フォトクロミック化合物 |
WO2011070942A1 (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-16 | 三菱瓦斯化学株式会社 | フォトクロミック材料 |
JP2011122089A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Mitsubishi Gas Chemical Co Inc | フォトクロミック材料 |
US9040647B2 (en) | 2009-12-11 | 2015-05-26 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Photochromic material |
JP2016210917A (ja) * | 2015-05-11 | 2016-12-15 | 学校法人東京工芸大学 | 液晶ゲル、液晶ゲルの製造方法、液晶ゲルの設計方法 |
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