JPH0761037B2 - 周波数分割多元接続衛星通信方法 - Google Patents
周波数分割多元接続衛星通信方法Info
- Publication number
- JPH0761037B2 JPH0761037B2 JP61144930A JP14493086A JPH0761037B2 JP H0761037 B2 JPH0761037 B2 JP H0761037B2 JP 61144930 A JP61144930 A JP 61144930A JP 14493086 A JP14493086 A JP 14493086A JP H0761037 B2 JPH0761037 B2 JP H0761037B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- earth station
- channel
- communication
- information
- control
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、通信状態にない間は、使用チャネルが制御チ
ャネルに設定されるも、通信状態にある間は、その通信
開始に先立って制御チャネルを用い、親地球局から指定
された情報チャネルを使用チャネルとして衛星通信が行
われるようにした周波数分割多元接続衛星通信方法に係
わり、特に、その際、地球局各々においては、その地上
通信系統との間で各種制御信号が、双方向データ伝送路
とは別個に設けられている双方向制御専用伝送路を介し
授受されつつ、衛星通信が行われるようにした周波数分
割多元接続衛星通信方法に関するものである。
ャネルに設定されるも、通信状態にある間は、その通信
開始に先立って制御チャネルを用い、親地球局から指定
された情報チャネルを使用チャネルとして衛星通信が行
われるようにした周波数分割多元接続衛星通信方法に係
わり、特に、その際、地球局各々においては、その地上
通信系統との間で各種制御信号が、双方向データ伝送路
とは別個に設けられている双方向制御専用伝送路を介し
授受されつつ、衛星通信が行われるようにした周波数分
割多元接続衛星通信方法に関するものである。
〔従来の技術〕 例えば“CS利用衛星通信システム”(NEC技報Vol.37 N
o.7/1984)や、“衛星利用パイロット計画実験用地球局
システム”(三菱電機技報.Vol.59 No.6.1985)に示さ
れているように、地球局に対しては地上通信装置が変復
調器、電気的条件調整用インタフエース回路を介し収容
されたものとなつている。地球局と地上通信装置とは制
御専用伝送路で接続されていなく、一般のデータ用伝送
路だけで接続されていたものである。
o.7/1984)や、“衛星利用パイロット計画実験用地球局
システム”(三菱電機技報.Vol.59 No.6.1985)に示さ
れているように、地球局に対しては地上通信装置が変復
調器、電気的条件調整用インタフエース回路を介し収容
されたものとなつている。地球局と地上通信装置とは制
御専用伝送路で接続されていなく、一般のデータ用伝送
路だけで接続されていたものである。
ところで、周波数分割多元接続(FDMA)が行なわれる衛
星通信システムにおいては、地球局各々では回線(チヤ
ネル)接続を通信衛星を介し行なうに先立つて、送信元
地上通信装置からの送信先情報を制御チヤネルにより通
信衛星を介しシステム全体を統制している親地球局に送
信し、その親地球局からの指示によつて送信元、送信先
地球局ではチヤネル設定が初めて行なわれるようになつ
ている。
星通信システムにおいては、地球局各々では回線(チヤ
ネル)接続を通信衛星を介し行なうに先立つて、送信元
地上通信装置からの送信先情報を制御チヤネルにより通
信衛星を介しシステム全体を統制している親地球局に送
信し、その親地球局からの指示によつて送信元、送信先
地球局ではチヤネル設定が初めて行なわれるようになつ
ている。
しかしながら、これまでの周波数分割多元接続にあつて
は地球局各々が地上通信装置と一般のデータ用伝送路の
みを介し接続されている場合には、その伝送路上のデー
タ一般より送信先情報などの制御情報を抽出・識別する
必要があるというものである。また、制御チヤネルが常
時使用されており、通信時にはまた情報チヤネル1チヤ
ネル分が使用されることから、計2チヤネル分の送受信
回路が要され局構成が複雑となるばかりか、これら2チ
ヤネル分の同時送波が行なわれる場合には相互変調によ
つて不要波が発生するといつた不具合が生じるものとな
つている。
は地球局各々が地上通信装置と一般のデータ用伝送路の
みを介し接続されている場合には、その伝送路上のデー
タ一般より送信先情報などの制御情報を抽出・識別する
必要があるというものである。また、制御チヤネルが常
時使用されており、通信時にはまた情報チヤネル1チヤ
ネル分が使用されることから、計2チヤネル分の送受信
回路が要され局構成が複雑となるばかりか、これら2チ
ヤネル分の同時送波が行なわれる場合には相互変調によ
つて不要波が発生するといつた不具合が生じるものとな
つている。
本発明の目的は、地球局各々には、制御チャネルと情報
チャネルが同時に設定されることなく、送受信系統が1
チャネル分のみ実装された状態で、しかも地球局各々に
おいては、その地上通信系統との間で各種制御信号が、
双方向データ伝送路とは別個に設けられている双方向制
御専用伝送路を介し授受されつつ、衛星通信を行い得る
周波数分割多元接続衛星通信方法を供するにある。
チャネルが同時に設定されることなく、送受信系統が1
チャネル分のみ実装された状態で、しかも地球局各々に
おいては、その地上通信系統との間で各種制御信号が、
双方向データ伝送路とは別個に設けられている双方向制
御専用伝送路を介し授受されつつ、衛星通信を行い得る
周波数分割多元接続衛星通信方法を供するにある。
上記目的は、非通信状態にあっては、使用チャネルが制
御チャネルに自律的に設定されている地球局各々におい
ては、送受信系統が1チャネル分のみ実装された状態
で、該地球局対応の地上通信系統より、該地球局を送信
元とする送信元および送信先情報を含むデータ送信要求
が、双方向データ伝送路とは別個に設けられている双方
向制御専用伝送路を介しあった場合は、該データ送信要
求を制御チャネルにより通信衛星を介し親地球局に送信
する一方、該データ送信要求に対する応答として、親地
球局より送信元、送信先の地球局に対し制御チャネルに
より通信衛星を介し空き情報チャネルが1チャネル分、
あるいは2チャネル分指定された場合には、使用チャネ
ルが制御チャネルより上記空き情報チャネルに切替され
た状態で、通信衛星を介し送信先の地球局との間で半二
重、あるいは全二受通信が行われることで達成される。
御チャネルに自律的に設定されている地球局各々におい
ては、送受信系統が1チャネル分のみ実装された状態
で、該地球局対応の地上通信系統より、該地球局を送信
元とする送信元および送信先情報を含むデータ送信要求
が、双方向データ伝送路とは別個に設けられている双方
向制御専用伝送路を介しあった場合は、該データ送信要
求を制御チャネルにより通信衛星を介し親地球局に送信
する一方、該データ送信要求に対する応答として、親地
球局より送信元、送信先の地球局に対し制御チャネルに
より通信衛星を介し空き情報チャネルが1チャネル分、
あるいは2チャネル分指定された場合には、使用チャネ
ルが制御チャネルより上記空き情報チャネルに切替され
た状態で、通信衛星を介し送信先の地球局との間で半二
重、あるいは全二受通信が行われることで達成される。
地上通信装置との間でのデータ情報(場合によつてはク
ロツク情報を含む)の授受はデータ伝送路を介し行なう
が、送信先情報などの制御情報は専用の伝送路を介し授
受するようにしたものである。これによりデータ情報一
般より送信先情報などを抽出する必要がなくなるもので
ある。また、通信状態にあると否とに拘わらずチヤネル
は制御チヤネルか情報チヤネルの何れか1チヤネルに設
定されているので、1チヤネル分の送受信回路で済まさ
れるばかりか、同時に2チヤネルの送波が行なわれるこ
ともないものである。
ロツク情報を含む)の授受はデータ伝送路を介し行なう
が、送信先情報などの制御情報は専用の伝送路を介し授
受するようにしたものである。これによりデータ情報一
般より送信先情報などを抽出する必要がなくなるもので
ある。また、通信状態にあると否とに拘わらずチヤネル
は制御チヤネルか情報チヤネルの何れか1チヤネルに設
定されているので、1チヤネル分の送受信回路で済まさ
れるばかりか、同時に2チヤネルの送波が行なわれるこ
ともないものである。
以下、本発明を第1図から第4図により説明する。
先ず本発明に係る衛星通信システムについて説明すれ
ば、第3図はその一例でのシステム構成を、また、第4
図は周波数分割多元接続が行なわれる場合での地球局各
々でのチヤネル対応搬送波周波数帯域の配置例を示した
ものである。図示の如く同一チヤネル対応の搬送波であ
つても、その周波数は通信衛星が中継送信する際に予め
定められた他の周波数のものに変換されるようになつて
いる。
ば、第3図はその一例でのシステム構成を、また、第4
図は周波数分割多元接続が行なわれる場合での地球局各
々でのチヤネル対応搬送波周波数帯域の配置例を示した
ものである。図示の如く同一チヤネル対応の搬送波であ
つても、その周波数は通信衛星が中継送信する際に予め
定められた他の周波数のものに変換されるようになつて
いる。
さて、第3図に示すシステム構成について説明すれば、
本例では親地球局1Pによる介在制御下に(子)地球局1
A,1B間での通信を通信衛星5を介し行なおうというもの
である。この場合地球局1A,1Bは同一構成とされ、それ
ぞれ地上通信装置3A,3Bを収容したものとなつている
が、親地球局1P側との相違はシステム管理装置4が地上
通信装置3A,3Bに置換されたものとなつている。即ち、
親地球局1Pとシステム管理装置4との間は制御専用伝送
路のみによつて接続れているが、地球局1A,1B各々は地
上通信装置3A,3Bとデータ用伝送路によつても接続され
ているものである。
本例では親地球局1Pによる介在制御下に(子)地球局1
A,1B間での通信を通信衛星5を介し行なおうというもの
である。この場合地球局1A,1Bは同一構成とされ、それ
ぞれ地上通信装置3A,3Bを収容したものとなつている
が、親地球局1P側との相違はシステム管理装置4が地上
通信装置3A,3Bに置換されたものとなつている。即ち、
親地球局1Pとシステム管理装置4との間は制御専用伝送
路のみによつて接続れているが、地球局1A,1B各々は地
上通信装置3A,3Bとデータ用伝送路によつても接続され
ているものである。
ここで、地球局1Aから地球局1Bに送信する場合に例を採
つてシステム動作を説明すれば以下のようである。
つてシステム動作を説明すれば以下のようである。
即ち、地球局1Bへのデータ情報の送信要求が地上通信装
置3Aにて生じた場合、その要求は制御専用伝送路を介し
地球局1Aに転送されるようになつている。これにより、
それまで制御チヤネルに設定され、しかも待受状態にお
かれていた地球局1Aはその制御チヤネルによりアンテナ
2Aを介し発信信号、送信先(本例では地球局1B)情報お
よび送信元(本例では地球局1A)情報などを送信すると
ころとなるものである。ところで、親地球局1Pでは通信
衛星5を介し制御チヤネルからの情報を常時、あるいは
周期的に監視しているが、地球局1Aより地球局1Bへの送
信要求を受信した場合には、地球局1Bが現に如何なる状
態にあるかがそれまでの通信記録情報よりチエツクされ
るものとなつている。現に通信状態にないことが確認さ
れた場合、親地球局1Pは制御チヤネルにより地球局1A,1
Bに対し空き情報チヤネル番号を指定するようになつて
いる。全二重通信の場合は空き情報チヤネルが2チヤネ
ル分、半二重通信の場合には1チヤネル分指定されるよ
うになつているものである。これにより地球局1A,1Bで
は制御チヤネルより指定空き情報チヤネルにチヤネル切
替が行なわれるわけである。この際地球局1B側では地球
局1Aからのデータ情報が送信されてくる旨が制御専用伝
送路を介し地上通信装置3Bに、また、地球局1A側では地
球局1Bと接続された旨が制御専用伝送路を介し地上通信
装置3Aに報告されるようになつている。この報告により
地上通信装置3Aからは周知のフオーマツトでデータ情報
がデータ用伝送路、地球局1A、アンテナ1Aを送信される
一方、通信衛星5を介されたそのデータ情報はアンテナ
2Bを介し地球局1Bで受信された後、データ要伝送路を介
し地上通信装置3Bに転送されるようになつているもので
ある。全二重通信が行なわれる場合には、データ情報を
受信した旨が地上通信装置3Bより逆方向情報チヤネルに
より地球局1Aに返送されることも可能となつている。
置3Aにて生じた場合、その要求は制御専用伝送路を介し
地球局1Aに転送されるようになつている。これにより、
それまで制御チヤネルに設定され、しかも待受状態にお
かれていた地球局1Aはその制御チヤネルによりアンテナ
2Aを介し発信信号、送信先(本例では地球局1B)情報お
よび送信元(本例では地球局1A)情報などを送信すると
ころとなるものである。ところで、親地球局1Pでは通信
衛星5を介し制御チヤネルからの情報を常時、あるいは
周期的に監視しているが、地球局1Aより地球局1Bへの送
信要求を受信した場合には、地球局1Bが現に如何なる状
態にあるかがそれまでの通信記録情報よりチエツクされ
るものとなつている。現に通信状態にないことが確認さ
れた場合、親地球局1Pは制御チヤネルにより地球局1A,1
Bに対し空き情報チヤネル番号を指定するようになつて
いる。全二重通信の場合は空き情報チヤネルが2チヤネ
ル分、半二重通信の場合には1チヤネル分指定されるよ
うになつているものである。これにより地球局1A,1Bで
は制御チヤネルより指定空き情報チヤネルにチヤネル切
替が行なわれるわけである。この際地球局1B側では地球
局1Aからのデータ情報が送信されてくる旨が制御専用伝
送路を介し地上通信装置3Bに、また、地球局1A側では地
球局1Bと接続された旨が制御専用伝送路を介し地上通信
装置3Aに報告されるようになつている。この報告により
地上通信装置3Aからは周知のフオーマツトでデータ情報
がデータ用伝送路、地球局1A、アンテナ1Aを送信される
一方、通信衛星5を介されたそのデータ情報はアンテナ
2Bを介し地球局1Bで受信された後、データ要伝送路を介
し地上通信装置3Bに転送されるようになつているもので
ある。全二重通信が行なわれる場合には、データ情報を
受信した旨が地上通信装置3Bより逆方向情報チヤネルに
より地球局1Aに返送されることも可能となつている。
さて、地上通信装置3Aでは送信終了に際してはデータ情
報末尾に終了符号を付加したうえ地球局1Bに送信する
が、その旨はまた制御専用伝送路を介し地球局1Aに報告
されるようになつている。その終了符号送信後地球局1A
はその設定チヤネルが情報チヤネルより制御チヤネルに
切替されたうえ、送信が終了した旨が親地球局1Pに送信
されるようになつているものである。地球局1B側でも地
上通信装置3Bでその終了符号が受信検出された場合に
は、その旨は制御専用伝送路を介し地球局1Bに報告さ
れ、この報告により地球局1Bはその設定チヤネルが情報
チヤネルより制御チヤネルに切替され、以降待受け状態
におかれるようになつているものである。
報末尾に終了符号を付加したうえ地球局1Bに送信する
が、その旨はまた制御専用伝送路を介し地球局1Aに報告
されるようになつている。その終了符号送信後地球局1A
はその設定チヤネルが情報チヤネルより制御チヤネルに
切替されたうえ、送信が終了した旨が親地球局1Pに送信
されるようになつているものである。地球局1B側でも地
上通信装置3Bでその終了符号が受信検出された場合に
は、その旨は制御専用伝送路を介し地球局1Bに報告さ
れ、この報告により地球局1Bはその設定チヤネルが情報
チヤネルより制御チヤネルに切替され、以降待受け状態
におかれるようになつているものである。
ここで本発明に係る地球局について説明すれば、第1図
は一例での全体構成を、また、第2図はその要部として
の制御信号処理器の一例での詳細な構成を示したもので
ある。これによると地上通信装置からの送信(発信)要
求は制御専用伝送路を介し制御信号処理器19に転送され
るが、制御信号処理器19ではその送信要求はデコーダ19
1で復号されたうえ入出力回路193を介しマイクロコンピ
ュータなどよりなる処理回路194に取り込まれるように
なつている。処理回路194で送信要求であると判定され
た場合には、周波数シンセザイザ16からは制御チヤネル
対応の周波数信号がチヤネル設定回路15に与えられる一
方、その要求は規定されたフオーマツトの制御信号に変
換されたうえ変調器17、チヤネル設定器15、送信機13、
アンテナ共用器12を介しアンテナ11より送信され、結果
的に親地球局に送信されるようになつている。その送信
要求により親地球局から空き情報チヤネル番号が地球局
に送信されてくるが、地球局ではその空き情報チヤネル
番号はアンテナ11、アンテナ共用器12を介し受信機14で
受信された後は、復調器18で復調されたうえ入出力回路
193を介し処理回路194に取り込まれるようになつてい
る。処理回路194でその番号を識別した結果にもとづい
てはその情報チヤネルにチヤネル設定すべく周波数シン
セサイザ16が制御され、これと同時にコーダ192、制御
専用伝送路を介してはその地上通信装置に送信許可信号
が送出されるものとなつている。この許可信号にもとづ
いて地上通信装置からはデータ情報がデータ用伝送路、
変調器17、送信機13、アンテナ共用器12を介しアンテナ
11より相手地球局に対し送信されるものである。その相
手地球局ではそのデータ情報はアンテナ11、アンテナ共
用器12を介し受信機14で受信され、更に復調器18で復調
されたうえデータ用伝送路を介しその地球局対応の地上
通信装置に転送されるようになつているものである。
は一例での全体構成を、また、第2図はその要部として
の制御信号処理器の一例での詳細な構成を示したもので
ある。これによると地上通信装置からの送信(発信)要
求は制御専用伝送路を介し制御信号処理器19に転送され
るが、制御信号処理器19ではその送信要求はデコーダ19
1で復号されたうえ入出力回路193を介しマイクロコンピ
ュータなどよりなる処理回路194に取り込まれるように
なつている。処理回路194で送信要求であると判定され
た場合には、周波数シンセザイザ16からは制御チヤネル
対応の周波数信号がチヤネル設定回路15に与えられる一
方、その要求は規定されたフオーマツトの制御信号に変
換されたうえ変調器17、チヤネル設定器15、送信機13、
アンテナ共用器12を介しアンテナ11より送信され、結果
的に親地球局に送信されるようになつている。その送信
要求により親地球局から空き情報チヤネル番号が地球局
に送信されてくるが、地球局ではその空き情報チヤネル
番号はアンテナ11、アンテナ共用器12を介し受信機14で
受信された後は、復調器18で復調されたうえ入出力回路
193を介し処理回路194に取り込まれるようになつてい
る。処理回路194でその番号を識別した結果にもとづい
てはその情報チヤネルにチヤネル設定すべく周波数シン
セサイザ16が制御され、これと同時にコーダ192、制御
専用伝送路を介してはその地上通信装置に送信許可信号
が送出されるものとなつている。この許可信号にもとづ
いて地上通信装置からはデータ情報がデータ用伝送路、
変調器17、送信機13、アンテナ共用器12を介しアンテナ
11より相手地球局に対し送信されるものである。その相
手地球局ではそのデータ情報はアンテナ11、アンテナ共
用器12を介し受信機14で受信され、更に復調器18で復調
されたうえデータ用伝送路を介しその地球局対応の地上
通信装置に転送されるようになつているものである。
さて、送信終了に伴い地上通信装置より制御専用伝送路
を介し処理回路194に送信終了通知があつた場合は、処
理回路194によつて周波数シンセサイザ16が制御される
ことによつて、チヤネルは情報チヤネルより制御チヤネ
ルに戻されるものである。相手地球局でも復調されたデ
ータ情報より送信終了符号が検出された場合には、処理
回路194によつて制御チヤネルに戻されるようになつて
いるものである。
を介し処理回路194に送信終了通知があつた場合は、処
理回路194によつて周波数シンセサイザ16が制御される
ことによつて、チヤネルは情報チヤネルより制御チヤネ
ルに戻されるものである。相手地球局でも復調されたデ
ータ情報より送信終了符号が検出された場合には、処理
回路194によつて制御チヤネルに戻されるようになつて
いるものである。
なお、データ情報の送信中に降雨などにより一定時間以
上チヤネル断となつた場合には、情報チヤネルより制御
チヤネルに切替することで対処し得るものとなつてい
る。
上チヤネル断となつた場合には、情報チヤネルより制御
チヤネルに切替することで対処し得るものとなつてい
る。
以上説明したように本発明による場合は、地上通信装置
との間では各種制御情報は制御専用伝送路を介し授受さ
れることから、地球局では、地上通信装置からのデータ
情報より各種制御情報を抽出することが不要となり、各
種制御を容易に行ない得ることになる。また、非通信状
態にあつては制御チヤネルに、通信状態にあつては1チ
ヤネル分の情報チヤネル(全二重通信の場合は2チヤネ
ル分)にチヤネル設定されることから、送受信系統は1
チヤネル分実装で済まされ、しかも、同時送波が行なわ
れることはなくこれによる不要波発生も抑えられること
になる。
との間では各種制御情報は制御専用伝送路を介し授受さ
れることから、地球局では、地上通信装置からのデータ
情報より各種制御情報を抽出することが不要となり、各
種制御を容易に行ない得ることになる。また、非通信状
態にあつては制御チヤネルに、通信状態にあつては1チ
ヤネル分の情報チヤネル(全二重通信の場合は2チヤネ
ル分)にチヤネル設定されることから、送受信系統は1
チヤネル分実装で済まされ、しかも、同時送波が行なわ
れることはなくこれによる不要波発生も抑えられること
になる。
第1図は、本発明に係る地球局の一例での全体構成を示
す図、第2図は、その要部としての制御信号処理器の一
例での構成を示す図、第3図は、本発明に係る衛星通信
システムの一例でのシステム構成を示す図、第4図は、
周波数分割多元接続が行なわれる場合での地球局各々で
のチヤネル対応搬送波周波数帯域の配置例を示す図であ
る。 1A,1B……(子)地球局、1P……親地球局、2A,2B,2P,11
……アンテナ、3A,3B……地上通信装置、4……システ
ム管理装置、13……送信機、14……受信機、15……チヤ
ネル設定回路、16……周波数シンセサイザ、17……変調
器、18……復調器、19……制御信号処理器。
す図、第2図は、その要部としての制御信号処理器の一
例での構成を示す図、第3図は、本発明に係る衛星通信
システムの一例でのシステム構成を示す図、第4図は、
周波数分割多元接続が行なわれる場合での地球局各々で
のチヤネル対応搬送波周波数帯域の配置例を示す図であ
る。 1A,1B……(子)地球局、1P……親地球局、2A,2B,2P,11
……アンテナ、3A,3B……地上通信装置、4……システ
ム管理装置、13……送信機、14……受信機、15……チヤ
ネル設定回路、16……周波数シンセサイザ、17……変調
器、18……復調器、19……制御信号処理器。
Claims (1)
- 【請求項1】非通信状態にあっては、使用チャネルが制
御チャネルに自律的に設定されている地球局各々におい
ては、送受信系統が1チャネル分のみ実装された状態
で、該地球局対応の地上通信系統より、該地球局を送信
元とする送信元および送信先情報を含むデータ送信要求
が、双方向データ伝送路とは別個に設けられている双方
向制御専用伝送路を介しあった場合は、該データ送信要
求を制御チャネルにより通信衛星を介し親地球局に送信
する一方、該データ送信要求に対する応答として、親地
球局より送信元、送信先の地球局に対し制御チャネルに
より通信衛星を介し空き情報チャネルが1チャネル分、
あるいは2チャネル分指定された場合には、使用チャネ
ルが制御チャネルより上記空き情報チャネルに切替され
た状態で、通信衛星を介し送信先の地球局との間で半二
重、あるいは全二受通信が行われるようにした周波数分
割多元接続衛星通信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61144930A JPH0761037B2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 | 周波数分割多元接続衛星通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61144930A JPH0761037B2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 | 周波数分割多元接続衛星通信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS633526A JPS633526A (ja) | 1988-01-08 |
JPH0761037B2 true JPH0761037B2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=15373509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61144930A Expired - Lifetime JPH0761037B2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 | 周波数分割多元接続衛星通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0761037B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2966470B2 (ja) * | 1990-04-18 | 1999-10-25 | 株式会社日立製作所 | 案内輪式軌道分岐装置の案内板曲げ装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5636242A (en) * | 1979-08-31 | 1981-04-09 | Nec Corp | Satellite communication system |
JPS60220630A (ja) * | 1984-04-17 | 1985-11-05 | Mitsubishi Electric Corp | 通信装置の遠隔局 |
-
1986
- 1986-06-23 JP JP61144930A patent/JPH0761037B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS633526A (ja) | 1988-01-08 |
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