JPH0760626A - ガラス板の加工装置 - Google Patents
ガラス板の加工装置Info
- Publication number
- JPH0760626A JPH0760626A JP23575493A JP23575493A JPH0760626A JP H0760626 A JPH0760626 A JP H0760626A JP 23575493 A JP23575493 A JP 23575493A JP 23575493 A JP23575493 A JP 23575493A JP H0760626 A JPH0760626 A JP H0760626A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass plate
- processing
- processing tool
- pressing
- tool
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Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガラス板に対する研削若しくは研磨ホイール
又はカッタホイールの接触圧を一定にすることができ、
而して一定の研削、研磨又は切線形成をガラス板に施し
得るガラス板の加工装置を提供することにある。 【構成】 ガラス板の加工装置70は、ガラス板10に
面取り加工を施す研削ホイール46と、研削ホイール4
6を駆動するモータ45と、ガラス板10の加工点に研
削ホイール46の加工部を位置決めすべく、X軸方向と
Y軸方向とに研削ホイール46を移動させるモータ17
と、研削ホイール46をガラス板10に押圧させる空気
圧シリンダ装置48と、ガラス板10から研削ホイール
46に加わる反作用力を検出するロードセル51と、ロ
ードセル51により検出された反作用力に基づいて空気
圧シリンダ装置48による研削ホイール46のガラス板
10に対する押圧力を制御する制御弁装置52とを具備
する。
又はカッタホイールの接触圧を一定にすることができ、
而して一定の研削、研磨又は切線形成をガラス板に施し
得るガラス板の加工装置を提供することにある。 【構成】 ガラス板の加工装置70は、ガラス板10に
面取り加工を施す研削ホイール46と、研削ホイール4
6を駆動するモータ45と、ガラス板10の加工点に研
削ホイール46の加工部を位置決めすべく、X軸方向と
Y軸方向とに研削ホイール46を移動させるモータ17
と、研削ホイール46をガラス板10に押圧させる空気
圧シリンダ装置48と、ガラス板10から研削ホイール
46に加わる反作用力を検出するロードセル51と、ロ
ードセル51により検出された反作用力に基づいて空気
圧シリンダ装置48による研削ホイール46のガラス板
10に対する押圧力を制御する制御弁装置52とを具備
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガラス板の加工装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】例えばガラス板の周縁に沿って加工工具
としての研削ホイールを数値制御装置を介して移動させ
て、ガラス板の周縁に面取りを施すガラス板の研削装置
は知られている。
としての研削ホイールを数値制御装置を介して移動させ
て、ガラス板の周縁に面取りを施すガラス板の研削装置
は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このガラス板の研削装
置において、研削ホイールをエアーシリンダによって弾
性的に支持して当該研削ホイールをエアーフロート支持
させてガラス板の周縁に例えばエッジング又は面取り
(例えば糸面取り)を施す場合、ガラス板の周縁に対す
る研削ホイールの接触圧(面圧)が一定でないと、一定
のエッジング又は面取りを施すことが困難である。とこ
ろで使用中に研削ホイールの砥石面に磨滅が生じた場合
等には、ガラス板の周縁に対する研削ホイールの接触圧
が一定でなくなり、したがってガラス板の周縁に一定の
エッジング又は面取りを施すことができなくなる。ま
た、ガラス板の周縁に研削ホイールを斜めに接触させて
ガラス板の周縁に面取りを施す場合、ガラス板の周縁が
波状にうねっていると、前記と同様に、ガラス板の周縁
に対する研削ホイールの接触圧が一定でなくなり、ガラ
ス板の周縁に一定の面取りを施すことができなくなる。
置において、研削ホイールをエアーシリンダによって弾
性的に支持して当該研削ホイールをエアーフロート支持
させてガラス板の周縁に例えばエッジング又は面取り
(例えば糸面取り)を施す場合、ガラス板の周縁に対す
る研削ホイールの接触圧(面圧)が一定でないと、一定
のエッジング又は面取りを施すことが困難である。とこ
ろで使用中に研削ホイールの砥石面に磨滅が生じた場合
等には、ガラス板の周縁に対する研削ホイールの接触圧
が一定でなくなり、したがってガラス板の周縁に一定の
エッジング又は面取りを施すことができなくなる。ま
た、ガラス板の周縁に研削ホイールを斜めに接触させて
ガラス板の周縁に面取りを施す場合、ガラス板の周縁が
波状にうねっていると、前記と同様に、ガラス板の周縁
に対する研削ホイールの接触圧が一定でなくなり、ガラ
ス板の周縁に一定の面取りを施すことができなくなる。
【0004】また、ガラス板の切断装置では、弾性的に
支持されたカッタホイールをガラス板の表面に押し付け
て折割り用の切線を形成しているが、前記と同様に大き
く波状にうねっているガラス板の表面にカッタホイール
を押し付けると、波の頂部あたりでは深い切線が、波の
底部あたりでは浅い切線が形成されて、所望に折割りを
行うことができない虞があり、また欠け、ひび等の不具
合がガラス板の表面に発生する虞もある。
支持されたカッタホイールをガラス板の表面に押し付け
て折割り用の切線を形成しているが、前記と同様に大き
く波状にうねっているガラス板の表面にカッタホイール
を押し付けると、波の頂部あたりでは深い切線が、波の
底部あたりでは浅い切線が形成されて、所望に折割りを
行うことができない虞があり、また欠け、ひび等の不具
合がガラス板の表面に発生する虞もある。
【0005】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、ガラス板に対する研
削若しくは研磨ホイール又はカッタホイールの接触圧を
一定にすることができ、而して一定の研削、研磨又は切
線形成をガラス板に施し得るガラス板の加工装置を提供
することにある。
であり、その目的とするところは、ガラス板に対する研
削若しくは研磨ホイール又はカッタホイールの接触圧を
一定にすることができ、而して一定の研削、研磨又は切
線形成をガラス板に施し得るガラス板の加工装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、ガラス板に接触してガラス板に加工を施す加工工具
と、この加工工具を駆動する駆動手段と、加工されるべ
きガラス板の加工点に加工工具の加工部を位置決めすべ
く、X軸方向とY軸方向とに加工工具及びガラス板を相
対的に移動させる手段と、加工工具に連結されて加工工
具をガラス板に押圧させる押圧手段と、ガラス板から加
工工具に加わる反作用力を検出する反作用力検出手段
と、反作用力検出手段により検出された反作用力に基づ
いて押圧手段による加工工具のガラス板に対する押圧力
を制御する押圧力制御手段とを具備するガラス板の加工
装置によって達成される。
は、ガラス板に接触してガラス板に加工を施す加工工具
と、この加工工具を駆動する駆動手段と、加工されるべ
きガラス板の加工点に加工工具の加工部を位置決めすべ
く、X軸方向とY軸方向とに加工工具及びガラス板を相
対的に移動させる手段と、加工工具に連結されて加工工
具をガラス板に押圧させる押圧手段と、ガラス板から加
工工具に加わる反作用力を検出する反作用力検出手段
と、反作用力検出手段により検出された反作用力に基づ
いて押圧手段による加工工具のガラス板に対する押圧力
を制御する押圧力制御手段とを具備するガラス板の加工
装置によって達成される。
【0007】本発明の加工装置によって加工されるべき
ガラス板としては、一般の建造物用窓ガラス、家具用ガ
ラス及び例えばフロントガラス、リアーガラス若しくは
サイドガラス等の自動車用ガラス等を提示することがで
きるが、その他のガラス板をも含み得る。
ガラス板としては、一般の建造物用窓ガラス、家具用ガ
ラス及び例えばフロントガラス、リアーガラス若しくは
サイドガラス等の自動車用ガラス等を提示することがで
きるが、その他のガラス板をも含み得る。
【0008】本発明のガラス板の加工装置によって実施
されるガラス板の加工としては、上述のような面取り及
び切線形成に限らず、例えば、完全摺り或いは研磨、研
削等を含み得、また、加工部位としては、ガラス板の平
面、周縁、所謂エッジに限らず、曲面ガラスの湾曲面部
でもよいのである。
されるガラス板の加工としては、上述のような面取り及
び切線形成に限らず、例えば、完全摺り或いは研磨、研
削等を含み得、また、加工部位としては、ガラス板の平
面、周縁、所謂エッジに限らず、曲面ガラスの湾曲面部
でもよいのである。
【0009】本発明一つの好ましい例では反作用力検出
手段は、ロードセル又はストレンゲージからなるが、こ
れ以外のものであってもよい。
手段は、ロードセル又はストレンゲージからなるが、こ
れ以外のものであってもよい。
【0010】本発明の押圧手段は、一つの例では、加工
工具に連結されて加工工具をガラス板に弾性的に押圧さ
せる空気圧シリンダ装置からなり、押圧力制御手段は、
空気圧シリンダ装置に供給される空気圧を制御する空気
圧制御装置を具備している。空気圧シリダ装置として
は、ピストン、ピストンロッド及びシリンダからなる所
謂エアーシリンダを具備して構成しても良いが、好まし
くは、低摩擦特性のダイアフラムシリンダを用いる。
工具に連結されて加工工具をガラス板に弾性的に押圧さ
せる空気圧シリンダ装置からなり、押圧力制御手段は、
空気圧シリンダ装置に供給される空気圧を制御する空気
圧制御装置を具備している。空気圧シリダ装置として
は、ピストン、ピストンロッド及びシリンダからなる所
謂エアーシリンダを具備して構成しても良いが、好まし
くは、低摩擦特性のダイアフラムシリンダを用いる。
【0011】本発明における押圧力制御手段は、反作用
力が増大する場合には、加工工具のガラス板に対する加
工点に向かう方向の押圧力を減少させ、反作用力が減少
する場合には、加工工具のガラス板に対する加工点に向
かう方向の押圧力を増大させるべく、押圧手段における
加工工具のガラス板への弾性的な押圧力を制御するよう
に構成される場合がある。
力が増大する場合には、加工工具のガラス板に対する加
工点に向かう方向の押圧力を減少させ、反作用力が減少
する場合には、加工工具のガラス板に対する加工点に向
かう方向の押圧力を増大させるべく、押圧手段における
加工工具のガラス板への弾性的な押圧力を制御するよう
に構成される場合がある。
【0012】また、本発明は、押圧手段における加工工
具のガラス板への弾性的な押圧力を解除して、剛性的に
加工工具を支持するブレーキ装置を具備して構成される
場合もあり、本ブレーキ装置の作動制御は、一つの例で
は、予め設定されたプログラムにより数値制御装置を介
して行われる。
具のガラス板への弾性的な押圧力を解除して、剛性的に
加工工具を支持するブレーキ装置を具備して構成される
場合もあり、本ブレーキ装置の作動制御は、一つの例で
は、予め設定されたプログラムにより数値制御装置を介
して行われる。
【0013】本発明では、加工点でのガラス板の加工さ
れるべき輪郭に対して法線方向に加工工具を弾性的に可
動とすべく、X軸方向とY軸方向とによって規定される
平面に直交し且つ加工点を通る軸の回りで加工工具を旋
回させるべく、加工工具に連結された旋回手段を更に具
備していてもよい。
れるべき輪郭に対して法線方向に加工工具を弾性的に可
動とすべく、X軸方向とY軸方向とによって規定される
平面に直交し且つ加工点を通る軸の回りで加工工具を旋
回させるべく、加工工具に連結された旋回手段を更に具
備していてもよい。
【0014】
【作用】このように構成された本発明のガラス板の加工
装置では、反作用力検出手段により検出された反作用力
に基づいて押圧力制御手段が押圧手段における加工工具
のガラス板に対する押圧力を制御する結果、加工点での
加工工具のガラス板への接触状態を所望に保持すること
ができる。
装置では、反作用力検出手段により検出された反作用力
に基づいて押圧力制御手段が押圧手段における加工工具
のガラス板に対する押圧力を制御する結果、加工点での
加工工具のガラス板への接触状態を所望に保持すること
ができる。
【0015】以下、本発明を、図面に示す具体例に基づ
いて更に詳細に説明する。これにより前記発明及び更に
他の発明が明瞭となるであろう。尚、本発明はこれら具
体例に何等限定されないのである。
いて更に詳細に説明する。これにより前記発明及び更に
他の発明が明瞭となるであろう。尚、本発明はこれら具
体例に何等限定されないのである。
【0016】
【具体例】図において、基台1の上面にはX方向に延び
る平行な一対のレール2が取付けられており、レール2
には、スライダ3を介してベッド4がX方向に移動自在
に載置されている。基台1に取付けられた電動モータ5
の出力回転軸6には、両端で軸受7により回転自在に支
持されたねじ軸8が連結されおり、レール2の間でX方
向に延びるねじ軸8は、ベッド4の下面に固着されたナ
ット9に螺合しており、給電により電動モータ5が作動
されてその出力回転軸6が回転され、これによりねじ軸
8が回転されるとベツド4はレール2に案内されレール
2に沿ってX方向に移動される。ベッド4には、加工さ
れるべきガラス板10をベッド4上に真空吸引固定する
吸引装置11が取付けられている。
る平行な一対のレール2が取付けられており、レール2
には、スライダ3を介してベッド4がX方向に移動自在
に載置されている。基台1に取付けられた電動モータ5
の出力回転軸6には、両端で軸受7により回転自在に支
持されたねじ軸8が連結されおり、レール2の間でX方
向に延びるねじ軸8は、ベッド4の下面に固着されたナ
ット9に螺合しており、給電により電動モータ5が作動
されてその出力回転軸6が回転され、これによりねじ軸
8が回転されるとベツド4はレール2に案内されレール
2に沿ってX方向に移動される。ベッド4には、加工さ
れるべきガラス板10をベッド4上に真空吸引固定する
吸引装置11が取付けられている。
【0017】基台1の両端に立設された枠体12間には
横枠13が架橋されており、横枠13の前面にはY方向
に延びる一対の平行なレール14が取付けられており、
レール14にはスライダ15を介して移動台16がY方
向に移動自在に取付けられている。横枠13の上面に取
付けられた電動モータ17の出力回転軸18には、プー
リ19が取付けられており、プーリ19に掛けられたベ
ルト20はプーリ21に掛渡されており、プーリ21
は、横枠13の前面であってレール14間においてY方
向に延びるねじ軸22の一端に取付けられており、両端
において軸受23を介して横枠13に回転自在に支持さ
れたねじ軸22は、移動台16の裏面に固着されたナッ
ト24に螺合しており、給電により電動モータ17が作
動されその出力回転軸18が回転され、これによりプー
リ19、ベルト20、プーリ21を介してねじ軸22が
回転されると、移動台16はレール14に案内されてレ
ール14に沿ってY方向に移動される。このように本例
では、加工されるべきガラス板の加工点に加工工具の加
工部を位置決めすべく、X軸方向とこれに直交するY軸
方向とに加工工具及びガラス板を相対的に移動させる手
段は、電動モータ5、ねじ軸8及びベッド4等からなる
X方向移動装置と、電動モータ17、ねじ軸22及び移
動台16等からなるY方向移動装置とを具備して構成さ
れている。
横枠13が架橋されており、横枠13の前面にはY方向
に延びる一対の平行なレール14が取付けられており、
レール14にはスライダ15を介して移動台16がY方
向に移動自在に取付けられている。横枠13の上面に取
付けられた電動モータ17の出力回転軸18には、プー
リ19が取付けられており、プーリ19に掛けられたベ
ルト20はプーリ21に掛渡されており、プーリ21
は、横枠13の前面であってレール14間においてY方
向に延びるねじ軸22の一端に取付けられており、両端
において軸受23を介して横枠13に回転自在に支持さ
れたねじ軸22は、移動台16の裏面に固着されたナッ
ト24に螺合しており、給電により電動モータ17が作
動されその出力回転軸18が回転され、これによりプー
リ19、ベルト20、プーリ21を介してねじ軸22が
回転されると、移動台16はレール14に案内されてレ
ール14に沿ってY方向に移動される。このように本例
では、加工されるべきガラス板の加工点に加工工具の加
工部を位置決めすべく、X軸方向とこれに直交するY軸
方向とに加工工具及びガラス板を相対的に移動させる手
段は、電動モータ5、ねじ軸8及びベッド4等からなる
X方向移動装置と、電動モータ17、ねじ軸22及び移
動台16等からなるY方向移動装置とを具備して構成さ
れている。
【0018】移動台16に取付けられた電動モータ25
の出力回転軸26は、減速装置27、プーリ(図示せ
ず)、ベルト28及びプーリ(図示せず)を介して回転
軸29に連結されており、両端及びその間で軸受30を
介して移動台16に回転自在に支持された回転軸29に
は傘歯車31が固着されており、傘歯車31は回転軸3
2の一端に固着された傘歯車33に噛合っている。軸受
34を介して移動台16にR方向に回転自在に支持され
た回転軸32の下端には、ブラケット35が取付けられ
ている。給電によりモータ25が作動されてその出力回
転軸26が回転されると、減速装置27、ベルト28、
回転軸29、傘歯車31及び33を介して回転軸32が
X方向及びY方向で規定されるX−Y平面に直交する方
向に伸びる回転中心Aを中心として回転され、回転軸3
2の回転で、ブラケット35は中心Aの回りでR方向に
旋回される。このように本例では、X軸方向とY軸方向
とによって規定される平面に直交し且つ加工点を通る軸
の回りで加工工具を旋回させるべく、加工工具に連結さ
れた旋回手段は、電動モータ25、回転軸29、32及
びブラケット35等を具備して構成されている。
の出力回転軸26は、減速装置27、プーリ(図示せ
ず)、ベルト28及びプーリ(図示せず)を介して回転
軸29に連結されており、両端及びその間で軸受30を
介して移動台16に回転自在に支持された回転軸29に
は傘歯車31が固着されており、傘歯車31は回転軸3
2の一端に固着された傘歯車33に噛合っている。軸受
34を介して移動台16にR方向に回転自在に支持され
た回転軸32の下端には、ブラケット35が取付けられ
ている。給電によりモータ25が作動されてその出力回
転軸26が回転されると、減速装置27、ベルト28、
回転軸29、傘歯車31及び33を介して回転軸32が
X方向及びY方向で規定されるX−Y平面に直交する方
向に伸びる回転中心Aを中心として回転され、回転軸3
2の回転で、ブラケット35は中心Aの回りでR方向に
旋回される。このように本例では、X軸方向とY軸方向
とによって規定される平面に直交し且つ加工点を通る軸
の回りで加工工具を旋回させるべく、加工工具に連結さ
れた旋回手段は、電動モータ25、回転軸29、32及
びブラケット35等を具備して構成されている。
【0019】ブラケット35には、ブラケット35に対
して横方向、即ちP方向に移動自在にスライダ36が取
付けられており、スライダ36のブラケット35に対す
るP方向の位置は、調節ねじ37を回転させることによ
り調節することができるようになっている。スライダ3
6には、スライダ36に対して横方向、即ちP方向に直
交するQ方向に移動自在にスライダ38が取付けられて
おり、スライダ38のスライダ36に対するQ方向の位
置は、調節ねじ39を回転させることにより調節するこ
とができるようになっている。スライダ38には、スラ
イダ38に対して縦方向、即ちX及びY方向で規定され
るX−Y平面に直交するZ方向に移動自在にスライダ4
0が取付けられており、スライダ40のスライダ38に
対するZ方向の位置は、調節ねじ41を回転させること
により調節することができるようになっている。両端が
取付部材42を介してスライダ40の側面に取付けられ
た一対の案内棒43には、ボールスライド軸受44を介
してスピンドル電動モータ45がQ方向に滑動自在に取
付けられており、加工工具を駆動する駆動手段としての
モータ45の出力回転軸には、加工工具としての溝付き
研削ホイール46が取付けられている。給電によりモー
タ45が作動されてその出力回転軸が回転されると、研
削ホイール46は、中心線Bを中心として回転される。
して横方向、即ちP方向に移動自在にスライダ36が取
付けられており、スライダ36のブラケット35に対す
るP方向の位置は、調節ねじ37を回転させることによ
り調節することができるようになっている。スライダ3
6には、スライダ36に対して横方向、即ちP方向に直
交するQ方向に移動自在にスライダ38が取付けられて
おり、スライダ38のスライダ36に対するQ方向の位
置は、調節ねじ39を回転させることにより調節するこ
とができるようになっている。スライダ38には、スラ
イダ38に対して縦方向、即ちX及びY方向で規定され
るX−Y平面に直交するZ方向に移動自在にスライダ4
0が取付けられており、スライダ40のスライダ38に
対するZ方向の位置は、調節ねじ41を回転させること
により調節することができるようになっている。両端が
取付部材42を介してスライダ40の側面に取付けられ
た一対の案内棒43には、ボールスライド軸受44を介
してスピンドル電動モータ45がQ方向に滑動自在に取
付けられており、加工工具を駆動する駆動手段としての
モータ45の出力回転軸には、加工工具としての溝付き
研削ホイール46が取付けられている。給電によりモー
タ45が作動されてその出力回転軸が回転されると、研
削ホイール46は、中心線Bを中心として回転される。
【0020】スライダ40には、ブラケット47を介し
てベロフラムシリンダ等からなる空気圧シリンダ装置4
8が取付けられており、空気圧シリンダ装置48の進退
自在なロッド49の外部先端はモータ45に連結されて
いる。空気圧シリンダ装置48は、圧縮空気源50から
供給される圧縮空気によってロッド49を介してモータ
45、換言すれば研削ホイール46をQ方向に移動させ
てガラス板10の研削されるべき周縁部位に研削ホイー
ル46の周縁を所定の押圧力をもって接触させる。空気
圧シリンダ装置48は、研削ホイール46によるガラス
板10の研削中、ガラス板10から研削ホイール46に
加わる反力と供給空気圧とのバランスの上で研削ホイー
ル46をQ方向に関して弾性的に支持、即ちエアーフロ
ーティング支持する。このように本例では、加工工具に
連結されて加工工具を弾性的に押圧する押圧手段は、空
気圧シリンダ装置48及び圧縮空気源50等により構成
されている。そして本例の押圧手段は、加工点でのガラ
ス板の加工されるべき輪郭に対して法線方向に加工工具
を弾性的に可動としている。
てベロフラムシリンダ等からなる空気圧シリンダ装置4
8が取付けられており、空気圧シリンダ装置48の進退
自在なロッド49の外部先端はモータ45に連結されて
いる。空気圧シリンダ装置48は、圧縮空気源50から
供給される圧縮空気によってロッド49を介してモータ
45、換言すれば研削ホイール46をQ方向に移動させ
てガラス板10の研削されるべき周縁部位に研削ホイー
ル46の周縁を所定の押圧力をもって接触させる。空気
圧シリンダ装置48は、研削ホイール46によるガラス
板10の研削中、ガラス板10から研削ホイール46に
加わる反力と供給空気圧とのバランスの上で研削ホイー
ル46をQ方向に関して弾性的に支持、即ちエアーフロ
ーティング支持する。このように本例では、加工工具に
連結されて加工工具を弾性的に押圧する押圧手段は、空
気圧シリンダ装置48及び圧縮空気源50等により構成
されている。そして本例の押圧手段は、加工点でのガラ
ス板の加工されるべき輪郭に対して法線方向に加工工具
を弾性的に可動としている。
【0021】ガラス板から加工工具に加わる反作用力を
検出する反作用力検出手段は、本例では空気圧シリンダ
装置48のロッド49とモータ45との間に設けられた
ロードセル51からなり、ロードセル51は、その検出
したガラス板10から研削ホイール46に加わる反作用
力に対応する信号を制御弁装置52に供給し、制御弁装
置52は、ロードセル51から受信する信号に基づいて
空気圧シリンダ装置48に対する圧縮空気源50の圧縮
空気圧の供給を制御し、一定の接触圧をもって研削ホイ
ール46がガラス板10の周縁に押圧されるようにす
る。本例では、押圧手段における加工工具の弾性的な押
圧力を制御する押圧力制御手段は、このように空気圧シ
リンダ装置48に供給される空気圧を制御する制御弁装
置52からなる空気圧制御装置を具備して構成されてい
る。ロードセル51によって検出したガラス板10から
研削ホイール46に加わる反作用力の信号、換言すれば
面圧信号は表示器61にも供給されており、表示器61
を目視することにより現在の面圧を操作者によって確認
することができるようになっている。
検出する反作用力検出手段は、本例では空気圧シリンダ
装置48のロッド49とモータ45との間に設けられた
ロードセル51からなり、ロードセル51は、その検出
したガラス板10から研削ホイール46に加わる反作用
力に対応する信号を制御弁装置52に供給し、制御弁装
置52は、ロードセル51から受信する信号に基づいて
空気圧シリンダ装置48に対する圧縮空気源50の圧縮
空気圧の供給を制御し、一定の接触圧をもって研削ホイ
ール46がガラス板10の周縁に押圧されるようにす
る。本例では、押圧手段における加工工具の弾性的な押
圧力を制御する押圧力制御手段は、このように空気圧シ
リンダ装置48に供給される空気圧を制御する制御弁装
置52からなる空気圧制御装置を具備して構成されてい
る。ロードセル51によって検出したガラス板10から
研削ホイール46に加わる反作用力の信号、換言すれば
面圧信号は表示器61にも供給されており、表示器61
を目視することにより現在の面圧を操作者によって確認
することができるようになっている。
【0022】ブラケット47には、更にチャック爪53
及びチャック爪53を作動させる流体アクチエータ、例
えばエアーシリンダ54からなるブレーキ装置55が取
付けられており、ブレーキ装置55は、空気圧シリンダ
装置48による研削ホイール46のエアーフロート支持
を解除する場合に、エアーシリンダ54を介してチャッ
ク爪53を閉じてチャック爪53によりロッド49を把
持し、ロッド49をQ方向に関して移動できないよう
に、換言すれば研削ホイール46をQ方向に関して剛性
的に支持する。
及びチャック爪53を作動させる流体アクチエータ、例
えばエアーシリンダ54からなるブレーキ装置55が取
付けられており、ブレーキ装置55は、空気圧シリンダ
装置48による研削ホイール46のエアーフロート支持
を解除する場合に、エアーシリンダ54を介してチャッ
ク爪53を閉じてチャック爪53によりロッド49を把
持し、ロッド49をQ方向に関して移動できないよう
に、換言すれば研削ホイール46をQ方向に関して剛性
的に支持する。
【0023】尚、モータ5、17、25及び45並びに
ブレーキ装置55の作動は、予めプログラムされた数値
制御装置(図示せず)の数値制御命令で制御される。
ブレーキ装置55の作動は、予めプログラムされた数値
制御装置(図示せず)の数値制御命令で制御される。
【0024】本例のガラス板の加工装置70は次のよう
にガラス板10に対して面取り作業を行う。まず、調節
ねじ37、39及び41を回転させて研削ホイール46
の周縁溝が加工すべきガラス板10の周縁に接触するよ
うにされる。尚、研削ホイール46とガラス板10との
接触位置、即ち加工点Cが中心線A上に位置し、且つ加
工点Cでのガラス板10の研削すべき周縁の接線方向に
直交する方向、換言すれば加工点Cでの法線方向に研削
ホイール46の回転中心Bが位置するように初期設定さ
れる。この初期設定は、ブラケット35を中心線Aを中
心として旋回せしめることによって行い得る。従って、
このような初期設定状態ではQ方向と加工点Cでの法線
方向とが同方向となる結果、調節ねじ39を回転するこ
とは、所謂ガラス板10に対する研削切込み量を調節す
ることになる。次に数値制御装置を作動させることによ
り、これに制御されてモータ5、17、25及び45は
作動されてベッド4のX方向の移動と移動台16のY方
向の移動とで加工点Cは次々とガラス板10の研削すべ
き周縁に沿って位置決めされると共に、研削ホイール4
6の回転で加工点Cでガラス板10に面取りが施され
る。面取り中、研削ホイール46の回転中心Bが加工点
Cでのガラス板10の面取りすべき周縁に対する法線方
向に位置するように、モータ25の作動でブラケット3
5が中心線Aを中心として旋回される。従って、空気圧
シリンダ装置48による空気圧も法線方向に沿って研削
ホイール46を介して加工点Cにおいてガラス板10の
周縁に付加されることとなる。
にガラス板10に対して面取り作業を行う。まず、調節
ねじ37、39及び41を回転させて研削ホイール46
の周縁溝が加工すべきガラス板10の周縁に接触するよ
うにされる。尚、研削ホイール46とガラス板10との
接触位置、即ち加工点Cが中心線A上に位置し、且つ加
工点Cでのガラス板10の研削すべき周縁の接線方向に
直交する方向、換言すれば加工点Cでの法線方向に研削
ホイール46の回転中心Bが位置するように初期設定さ
れる。この初期設定は、ブラケット35を中心線Aを中
心として旋回せしめることによって行い得る。従って、
このような初期設定状態ではQ方向と加工点Cでの法線
方向とが同方向となる結果、調節ねじ39を回転するこ
とは、所謂ガラス板10に対する研削切込み量を調節す
ることになる。次に数値制御装置を作動させることによ
り、これに制御されてモータ5、17、25及び45は
作動されてベッド4のX方向の移動と移動台16のY方
向の移動とで加工点Cは次々とガラス板10の研削すべ
き周縁に沿って位置決めされると共に、研削ホイール4
6の回転で加工点Cでガラス板10に面取りが施され
る。面取り中、研削ホイール46の回転中心Bが加工点
Cでのガラス板10の面取りすべき周縁に対する法線方
向に位置するように、モータ25の作動でブラケット3
5が中心線Aを中心として旋回される。従って、空気圧
シリンダ装置48による空気圧も法線方向に沿って研削
ホイール46を介して加工点Cにおいてガラス板10の
周縁に付加されることとなる。
【0025】ところで加工装置70では、新しい研削ホ
イール46を用いた場合又は使用により砥石面が若干磨
滅した研削ホイール46を用いた場合には、ガラス板1
0から研削ホイール46に加わる反作用力が変化する。
そして例えば研削ホイール46の周縁が研削すべきガラ
ス板10の周縁に所定の値より弱く押し付けられて反作
用力が少なくなった場合には、これを検出するロードセ
ル51は、制御弁装置52に空気圧シリンダ装置48へ
の供給空気圧を増大すべき信号を送出し、制御弁装置5
2は、これに基づいて圧縮空気圧源50から空気圧をさ
らに空気圧シリンダ装置48に供給する。空気圧シリン
ダ装置48に供給される空気圧が増大すると、研削ホイ
ール46は、所定の接触圧でガラス板10の周縁に接触
してガラス板10の周縁を所定に面取りする。逆に、研
削ホイール46の周縁が研削すべきガラス板10の周縁
に所定の値より強く押し付けられて反作用力が大きくな
った場合には、これを検出するロードセル51は、制御
弁装置52に空気圧シリンダ装置48への供給空気圧を
減少すべき信号を送出し、空気圧シリンダ装置48へ供
給される空気圧が減少され、研削ホイール46によるガ
ラス板10への所定値より大きな押圧は阻止される。従
って、プログラムされた通りの一定の面取りがガラス板
10の周縁に対して行われる。
イール46を用いた場合又は使用により砥石面が若干磨
滅した研削ホイール46を用いた場合には、ガラス板1
0から研削ホイール46に加わる反作用力が変化する。
そして例えば研削ホイール46の周縁が研削すべきガラ
ス板10の周縁に所定の値より弱く押し付けられて反作
用力が少なくなった場合には、これを検出するロードセ
ル51は、制御弁装置52に空気圧シリンダ装置48へ
の供給空気圧を増大すべき信号を送出し、制御弁装置5
2は、これに基づいて圧縮空気圧源50から空気圧をさ
らに空気圧シリンダ装置48に供給する。空気圧シリン
ダ装置48に供給される空気圧が増大すると、研削ホイ
ール46は、所定の接触圧でガラス板10の周縁に接触
してガラス板10の周縁を所定に面取りする。逆に、研
削ホイール46の周縁が研削すべきガラス板10の周縁
に所定の値より強く押し付けられて反作用力が大きくな
った場合には、これを検出するロードセル51は、制御
弁装置52に空気圧シリンダ装置48への供給空気圧を
減少すべき信号を送出し、空気圧シリンダ装置48へ供
給される空気圧が減少され、研削ホイール46によるガ
ラス板10への所定値より大きな押圧は阻止される。従
って、プログラムされた通りの一定の面取りがガラス板
10の周縁に対して行われる。
【0026】また、加工装置70では、ブレーキ装置5
5が設けられているため、数値制御装置によりブレーキ
装置55を制御し、ガラス板10の周縁の特定の領域、
例えば曲率半径の小さい部位であって、慣性等によって
研削ホイール46を含むモータ45がガラス板10の周
縁から離れようとする部位での面取りにおいては、ブレ
ーキ装置55を作動させてチャック爪53によりロッド
49を把持せしめ、研削ホイール46の弾性的な支持を
解除して剛性的にこれを支持するようにすることができ
る。
5が設けられているため、数値制御装置によりブレーキ
装置55を制御し、ガラス板10の周縁の特定の領域、
例えば曲率半径の小さい部位であって、慣性等によって
研削ホイール46を含むモータ45がガラス板10の周
縁から離れようとする部位での面取りにおいては、ブレ
ーキ装置55を作動させてチャック爪53によりロッド
49を把持せしめ、研削ホイール46の弾性的な支持を
解除して剛性的にこれを支持するようにすることができ
る。
【0027】なお以上はガラス板の面取り加工装置に本
発明を適用した例であるが、例えば空気圧シリンダ装置
を介して弾性的に支持されたカッタホイールをガラス板
の表面に押し付けて折割り用の切線を形成するガラス板
の切断装置に本発明を適用してもよく、この場合には、
大きく波状にうねっているガラス板の表面に対して一定
の切線を形成することができる。
発明を適用した例であるが、例えば空気圧シリンダ装置
を介して弾性的に支持されたカッタホイールをガラス板
の表面に押し付けて折割り用の切線を形成するガラス板
の切断装置に本発明を適用してもよく、この場合には、
大きく波状にうねっているガラス板の表面に対して一定
の切線を形成することができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、押圧力制
御手段が反作用力検出手段により検出された反作用力に
基づいて押圧手段による加工工具のガラス板に対する押
圧力を制御する結果、ガラス板に対する研削若しくは研
磨ホイール又はカッタホイールの接触圧を一定にするこ
とができ、而して一定の研削、研磨又は切線形成をガラ
ス板に施し得る。
御手段が反作用力検出手段により検出された反作用力に
基づいて押圧手段による加工工具のガラス板に対する押
圧力を制御する結果、ガラス板に対する研削若しくは研
磨ホイール又はカッタホイールの接触圧を一定にするこ
とができ、而して一定の研削、研磨又は切線形成をガラ
ス板に施し得る。
【図1】本発明の好ましい一具体例の正面図である。
【図2】図1に示す具体例の一部破断側面図である。
【図3】図1に示す具体例の一部詳細正面図である。
【図4】図1に示す具体例の一部詳細側面図である。
【図5】図1に示す具体例の一部詳細平面図である。
【図6】図1に示す具体例の制御関係のブロック図であ
る。
る。
4 ベッド 5 電動モータ 8 ねじ軸 10 ガラス板 16 移動台 17 電動モータ 22 ねじ軸 25 電動モータ 45 スピンドル電動モータ 46 研削ホイール 48 空気圧シリンダ装置 51 ロードセル 52 制御弁装置
Claims (7)
- 【請求項1】 ガラス板に接触してガラス板に加工を施
す加工工具と、この加工工具を駆動する駆動手段と、加
工されるべきガラス板の加工点に加工工具の加工部を位
置決めすべく、X軸方向とY軸方向とに加工工具及びガ
ラス板を相対的に移動させる手段と、加工工具に連結さ
れて加工工具をガラス板に押圧させる押圧手段と、ガラ
ス板から加工工具に加わる反作用力を検出する反作用力
検出手段と、反作用力検出手段により検出された反作用
力に基づいて押圧手段による加工工具のガラス板に対す
る押圧力を制御する押圧力制御手段とを具備するガラス
板の加工装置。 - 【請求項2】 反作用力検出手段がロードセルからなる
請求項1に記載のガラス板の加工装置。 - 【請求項3】 反作用力検出手段がストレンゲージから
なる請求項1に記載のガラス板の加工装置。 - 【請求項4】 押圧手段が加工工具に連結されて加工工
具をガラス板に弾性的に押圧させる空気圧シリンダ装置
からなり、押圧力制御手段が空気圧シリンダ装置に供給
される空気圧を制御する空気圧制御装置を具備している
請求項1から3のいずれか一項に記載のガラス板の加工
装置。 - 【請求項5】 押圧力制御手段は、反作用力が増大する
場合には、加工工具のガラス板に対する加工点に向かう
方向の押圧力を減少させ、反作用力が減少する場合に
は、加工工具のガラス板に対する加工点に向かう方向の
押圧力を増大させるべく、押圧手段における加工工具の
ガラス板への弾性的な押圧力を制御するように構成され
ている請求項4に記載のガラス板の加工装置。 - 【請求項6】 押圧手段における加工工具のガラス板へ
の弾性的な押圧力を解除して、剛性的に加工工具を支持
するブレーキ装置を更に具備している請求項4又は5に
記載のガラス板の加工装置。 - 【請求項7】 加工点でのガラス板の加工されるべき輪
郭に対して法線方向に加工工具を弾性的に可動とすべ
く、X軸方向とY軸方向とによって規定される平面に直
交し且つ加工点を通る軸の回りで加工工具を旋回させる
べく、加工工具に連結された旋回手段を更に具備してい
る請求項4から6のいずれか一項に記載のガラス板の加
工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23575493A JPH0760626A (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | ガラス板の加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23575493A JPH0760626A (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | ガラス板の加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0760626A true JPH0760626A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16990742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23575493A Pending JPH0760626A (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | ガラス板の加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0760626A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003117815A (ja) * | 2001-10-16 | 2003-04-23 | Central Glass Co Ltd | ガラス板周縁部の研磨異常の検出方法 |
KR101107244B1 (ko) * | 2008-08-06 | 2012-01-30 | (주)한 송 | 백텐션을 적용한 면취 장치 및 방법 |
KR101128516B1 (ko) * | 2011-04-08 | 2012-04-02 | 김동원 | 판유리 모서리 면취가공용 헤드장치 |
JP2013158877A (ja) * | 2012-02-03 | 2013-08-19 | Nakamura Tome Precision Ind Co Ltd | 硬質脆性板の側辺加工装置 |
TWI412430B (zh) * | 2008-10-31 | 2013-10-21 | Corning Inc | 具有發聲線圈線性壓力進給磨光 |
CN104354085A (zh) * | 2014-10-14 | 2015-02-18 | 张宋林 | 一种用于加工平板类异型玻璃构件的自动化磨抛设备 |
CN107695825A (zh) * | 2017-11-08 | 2018-02-16 | 佛山市南海东泰创展精密机械有限公司 | 一种玻璃磨边机及其工作方法 |
CN108161638A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-06-15 | 佛山市禾才科技服务有限公司 | 一种玻璃磨边机用智能磨头及其对边补偿方法 |
JP2018171705A (ja) * | 2011-06-28 | 2018-11-08 | コーニング インコーポレイテッド | ガラスエッジ仕上方法 |
US11344994B2 (en) * | 2017-07-18 | 2022-05-31 | Fabio Perini S.P.A. | Grinding unit for cutting machine and machine comprising said unit |
-
1993
- 1993-08-27 JP JP23575493A patent/JPH0760626A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US8585467B2 (en) | 2008-10-31 | 2013-11-19 | Corning Incorporated | Linear pressure feed grinding with voice coil |
US8814633B2 (en) | 2008-10-31 | 2014-08-26 | Corning Incorporated | Linear pressure feed grinding with voice coil |
KR101128516B1 (ko) * | 2011-04-08 | 2012-04-02 | 김동원 | 판유리 모서리 면취가공용 헤드장치 |
JP2018171705A (ja) * | 2011-06-28 | 2018-11-08 | コーニング インコーポレイテッド | ガラスエッジ仕上方法 |
JP2013158877A (ja) * | 2012-02-03 | 2013-08-19 | Nakamura Tome Precision Ind Co Ltd | 硬質脆性板の側辺加工装置 |
CN104354085A (zh) * | 2014-10-14 | 2015-02-18 | 张宋林 | 一种用于加工平板类异型玻璃构件的自动化磨抛设备 |
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CN107695825A (zh) * | 2017-11-08 | 2018-02-16 | 佛山市南海东泰创展精密机械有限公司 | 一种玻璃磨边机及其工作方法 |
CN107695825B (zh) * | 2017-11-08 | 2023-08-25 | 佛山市南海东泰创展精密机械有限公司 | 一种玻璃磨边机及其工作方法 |
CN108161638A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-06-15 | 佛山市禾才科技服务有限公司 | 一种玻璃磨边机用智能磨头及其对边补偿方法 |
CN108161638B (zh) * | 2017-12-26 | 2019-10-11 | 佛山市禾才科技服务有限公司 | 一种玻璃磨边机用智能磨头及其对边补偿方法 |
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