JPH0755038Y2 - 電磁シールドボックス - Google Patents
電磁シールドボックスInfo
- Publication number
- JPH0755038Y2 JPH0755038Y2 JP1990073788U JP7378890U JPH0755038Y2 JP H0755038 Y2 JPH0755038 Y2 JP H0755038Y2 JP 1990073788 U JP1990073788 U JP 1990073788U JP 7378890 U JP7378890 U JP 7378890U JP H0755038 Y2 JPH0755038 Y2 JP H0755038Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal fitting
- piece
- reinforcing metal
- lid
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、制御装置や警報装置等の電子回路装置を入
れる電磁シールドボックスに関するものである。
れる電磁シールドボックスに関するものである。
従来、この種の電磁シールドボックスは、ボックス本体
に蓋を嵌合させるだけの構造であり、ボックス本体と蓋
との間に隙間が生じることがあった。
に蓋を嵌合させるだけの構造であり、ボックス本体と蓋
との間に隙間が生じることがあった。
このため、上記隙間を通じて外部の電磁波がボックス内
に入り、ボックス内に装着された電子回路装置に悪影響
を及ぼすことがあった。
に入り、ボックス内に装着された電子回路装置に悪影響
を及ぼすことがあった。
したがって、この考案の目的は、外部の電磁波を侵入さ
せない電磁シールドボックスを提供することである。
せない電磁シールドボックスを提供することである。
この考案の電磁シールドボックスは、前面に開口を有す
るボックス本体と、このボックス本体の前面に配置され
た蓋と、一片が前記蓋の裏面に固定され他片を前記ボッ
クス本体の開口端縁部の内側に位置させた断面L形の補
強金具と、この補強金具の一片とともに前記蓋の裏面に
固定部が固定され前記補強金具の他片の外側へ凸となる
ように屈曲した当接部を前記固定部から延出したシール
ド金具とを備え、前記当接部の両端部が前記補強金具の
他片の両端部にて支持されるとともに前記当接部の延出
方向の一端部を折曲げて前記補強金具の他片の一端部を
保持した状態で、前記当接部を前記開口端縁部の内周面
に圧接したものである。
るボックス本体と、このボックス本体の前面に配置され
た蓋と、一片が前記蓋の裏面に固定され他片を前記ボッ
クス本体の開口端縁部の内側に位置させた断面L形の補
強金具と、この補強金具の一片とともに前記蓋の裏面に
固定部が固定され前記補強金具の他片の外側へ凸となる
ように屈曲した当接部を前記固定部から延出したシール
ド金具とを備え、前記当接部の両端部が前記補強金具の
他片の両端部にて支持されるとともに前記当接部の延出
方向の一端部を折曲げて前記補強金具の他片の一端部を
保持した状態で、前記当接部を前記開口端縁部の内周面
に圧接したものである。
この考案の構成によれば、シールド金具の当接部が補強
金具の他片の外側へ凸となるように屈曲しており、この
当接部を弾性によりボックス本体の開口端縁部の内周面
に圧接する構造なので、外部の電磁波がボックス内に入
ることはない。この場合、当接部が開口端縁部の内周面
に挿入されるため、蓋をボックス本体側へ押し付ける部
材に影響を受けることなく、がたつくことなく蓋を装着
できる。また、当接部の両端部が補強金具の他片の両端
部にて支持されるので、ボックス本体の開口端縁部から
受ける抗力による当接部の内側への曲がりを抑制でき
る。このため、長期の使用においても当接部の密着性は
高く、外部の電磁波をより一層遮断できる。さらに、当
接部の延出方向の一端部を折曲げて補強金具の他片の一
端部を保持したので、当接部が外力等により外側へ曲が
ることはなく開口端縁部の内側へスムーズに入る。
金具の他片の外側へ凸となるように屈曲しており、この
当接部を弾性によりボックス本体の開口端縁部の内周面
に圧接する構造なので、外部の電磁波がボックス内に入
ることはない。この場合、当接部が開口端縁部の内周面
に挿入されるため、蓋をボックス本体側へ押し付ける部
材に影響を受けることなく、がたつくことなく蓋を装着
できる。また、当接部の両端部が補強金具の他片の両端
部にて支持されるので、ボックス本体の開口端縁部から
受ける抗力による当接部の内側への曲がりを抑制でき
る。このため、長期の使用においても当接部の密着性は
高く、外部の電磁波をより一層遮断できる。さらに、当
接部の延出方向の一端部を折曲げて補強金具の他片の一
端部を保持したので、当接部が外力等により外側へ曲が
ることはなく開口端縁部の内側へスムーズに入る。
この考案の一実施例の電磁シールドボックスを第1図な
いし第10図に基づいて説明する。
いし第10図に基づいて説明する。
この電磁シールドボックスは、前面に開口を有し電子回
路装置を収納するボックス本体1と、このボックス本体
1の前面に配置されボックス本体1に施蓋する蓋2と、
一片が蓋2の裏面に固定され他片をボックス本体1の開
口端縁部1aの内側に位置させた断面L形の補強金具7
と、この補強金具7の一片とともに蓋2の裏面に固定部
5が固定され補強金具7の他片の外側へ凸となるように
屈曲した当接部6を固定部5から延出したシールド金具
3とを備えている。この場合、このシールド金具3は、
リン青銅で形成され、第6図ないし第8図に示すよう
に、ボルト挿通孔4…が穿設された固定部5と、この固
定部5の一端より上方へ延出された当接部6とからな
る。この当接部6は断面形状が外側に突出した略くの字
形で多数に分割され延出方向の一端部を折曲げてある。
そして、このシールド金具3を、第9図に示すような補
強金具7と組合わせて蓋2に固定する。具体的には、補
強金具7は例えばステレス鋼で形成され、断面形状がL
字形でシールド金具3のボルト挿通孔4に連通するボル
ト挿通孔8を有し、これらのボルト挿通孔4,8にボルト
9を挿通して補強金具7を組合わせたシールド金具3を
蓋2に固定する(第3図)。この場合、当接部6の両端
部が補強金具7の他片の両端部にて支持されるとともに
上記のように折曲げた当接部6の一端部で補強金具7の
他片の一端部が保持され、この状態で当接部6を開口端
縁部1aの内周面に圧接してある。これによって外部の電
磁波がボックス内に侵入するのを防止している。なお、
開口端縁部1aの上端は略直角に折曲げられ、蓋2との間
にパッキン12を介在させてある。また、ボックス本体1
の底面には、第10図に示すように、底面との間に空間が
形成されるように鉄板10が設けられボルト11で固定して
ある。
路装置を収納するボックス本体1と、このボックス本体
1の前面に配置されボックス本体1に施蓋する蓋2と、
一片が蓋2の裏面に固定され他片をボックス本体1の開
口端縁部1aの内側に位置させた断面L形の補強金具7
と、この補強金具7の一片とともに蓋2の裏面に固定部
5が固定され補強金具7の他片の外側へ凸となるように
屈曲した当接部6を固定部5から延出したシールド金具
3とを備えている。この場合、このシールド金具3は、
リン青銅で形成され、第6図ないし第8図に示すよう
に、ボルト挿通孔4…が穿設された固定部5と、この固
定部5の一端より上方へ延出された当接部6とからな
る。この当接部6は断面形状が外側に突出した略くの字
形で多数に分割され延出方向の一端部を折曲げてある。
そして、このシールド金具3を、第9図に示すような補
強金具7と組合わせて蓋2に固定する。具体的には、補
強金具7は例えばステレス鋼で形成され、断面形状がL
字形でシールド金具3のボルト挿通孔4に連通するボル
ト挿通孔8を有し、これらのボルト挿通孔4,8にボルト
9を挿通して補強金具7を組合わせたシールド金具3を
蓋2に固定する(第3図)。この場合、当接部6の両端
部が補強金具7の他片の両端部にて支持されるとともに
上記のように折曲げた当接部6の一端部で補強金具7の
他片の一端部が保持され、この状態で当接部6を開口端
縁部1aの内周面に圧接してある。これによって外部の電
磁波がボックス内に侵入するのを防止している。なお、
開口端縁部1aの上端は略直角に折曲げられ、蓋2との間
にパッキン12を介在させてある。また、ボックス本体1
の底面には、第10図に示すように、底面との間に空間が
形成されるように鉄板10が設けられボルト11で固定して
ある。
この考案の電磁シールドボックスによれば、シールド金
具の当接部が補強金具の他片の外側へ凸となるように屈
曲しており、この当接部を弾性によりボックス本体の開
口端縁部の内周面に圧接する構造なので、外部の電磁波
がボックス内に入ることはない。このため、ボックス内
に装着した電子回路装置の動作が良好となる。この場
合、当接部が開口端縁部の内周面に挿入されるため、蓋
をボックス本体側へ押し付ける部材に影響を受けること
なく、がたつくことなく蓋を装着できる。また、当接部
の両端部が補強金具の他片の両端部にて支持されるの
で、ボックス本体の開口端縁部から受ける抗力による当
接部の内側への曲がりを抑制できる。このため、長期の
使用においても当接部の密着性は高く、外部の電磁波を
より一層遮断できる。さらに、当接部の延出方向の一端
部を折曲げて補強金具の他片の一端部を保持したので、
当接部が外力等により外側へ曲がることはなく開口端縁
部の内側へスムーズに入る。
具の当接部が補強金具の他片の外側へ凸となるように屈
曲しており、この当接部を弾性によりボックス本体の開
口端縁部の内周面に圧接する構造なので、外部の電磁波
がボックス内に入ることはない。このため、ボックス内
に装着した電子回路装置の動作が良好となる。この場
合、当接部が開口端縁部の内周面に挿入されるため、蓋
をボックス本体側へ押し付ける部材に影響を受けること
なく、がたつくことなく蓋を装着できる。また、当接部
の両端部が補強金具の他片の両端部にて支持されるの
で、ボックス本体の開口端縁部から受ける抗力による当
接部の内側への曲がりを抑制できる。このため、長期の
使用においても当接部の密着性は高く、外部の電磁波を
より一層遮断できる。さらに、当接部の延出方向の一端
部を折曲げて補強金具の他片の一端部を保持したので、
当接部が外力等により外側へ曲がることはなく開口端縁
部の内側へスムーズに入る。
第1図はこの考案の一実施例の電磁シールドボックスの
正面図、第2図はその側面図、第3図はその要部拡大断
面図、第4図はボックス本体の正面図、第5図は蓋の背
面図、第6図はシールド金具の側面図、第7図はその正
面図、第8図はその平面図、第9図は補強金具の正面
図、第10図は第4図のX-X断面図である。 1……ボックス本体、2……蓋、3……シールド金具
正面図、第2図はその側面図、第3図はその要部拡大断
面図、第4図はボックス本体の正面図、第5図は蓋の背
面図、第6図はシールド金具の側面図、第7図はその正
面図、第8図はその平面図、第9図は補強金具の正面
図、第10図は第4図のX-X断面図である。 1……ボックス本体、2……蓋、3……シールド金具
Claims (1)
- 【請求項1】前面に開口を有するボックス本体と、この
ボックス本体の前面に配置された蓋と、一片が前記蓋の
裏面に固定され他片を前記ボックス本体の開口端縁部の
内側に位置させた断面L形の補強金具と、この補強金具
の一片とともに前記蓋の裏面に固定部が固定され前記補
強金具の他片の外側へ凸となるように屈曲した当接部を
前記固定部から延出したシールド金具とを備え、前記当
接部の両端部が前記補強金具の他片の両端部にて支持さ
れるとともに前記当接部の延出方向の一端部を折曲げて
前記補強金具の他片の一端部を保持した状態で、前記当
接部を前記開口端縁部の内周面に圧接したことを特徴と
する電磁シールドボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990073788U JPH0755038Y2 (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | 電磁シールドボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990073788U JPH0755038Y2 (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | 電磁シールドボックス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0432595U JPH0432595U (ja) | 1992-03-17 |
JPH0755038Y2 true JPH0755038Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=31612905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990073788U Expired - Lifetime JPH0755038Y2 (ja) | 1990-07-10 | 1990-07-10 | 電磁シールドボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755038Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5018105U (ja) * | 1973-06-14 | 1975-02-27 |
-
1990
- 1990-07-10 JP JP1990073788U patent/JPH0755038Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0432595U (ja) | 1992-03-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |