JPH0754939Y2 - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
- Publication number
- JPH0754939Y2 JPH0754939Y2 JP1990125148U JP12514890U JPH0754939Y2 JP H0754939 Y2 JPH0754939 Y2 JP H0754939Y2 JP 1990125148 U JP1990125148 U JP 1990125148U JP 12514890 U JP12514890 U JP 12514890U JP H0754939 Y2 JPH0754939 Y2 JP H0754939Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusion
- electrical connector
- insulating housing
- connector
- projection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電気コネクタ、特に多数の端子ピンを有するマ
ルチコンタクト型に好適な電気コネクタに関する。
ルチコンタクト型に好適な電気コネクタに関する。
〔従来の技術〕 電子計算機及びその周辺機器、例えばハードディスク記
憶装置等の電子機器は益々高性能、多機能化している。
その為に、機器相互間又は機器内の複数の回路基板間の
相互接続に使用する電気コネクタは必然的に多数の端子
ピン又はポストを有するマルチコンタクト型となってい
る。
憶装置等の電子機器は益々高性能、多機能化している。
その為に、機器相互間又は機器内の複数の回路基板間の
相互接続に使用する電気コネクタは必然的に多数の端子
ピン又はポストを有するマルチコンタクト型となってい
る。
斯る電気コネクタは電子機器のパネル等に取付けられ
る。使用する多数の端子がすべて同一寸法・形状であれ
ば取付けは左右又は上下を逆にしても実質上何等の支障
はない。しかし、使用する電子機器の特徴により端子ピ
ン長その他の寸法に差がある場合には、電気コネクタは
予め定められた方向に取付ける必要がある。この取付け
作業を人手で行う場合には斯る端子等の寸法・形状差に
着目して方向付けすることも可能であるが、機械(ロボ
ット)作業の場合には斯る差異を検知するのは必ずしも
容易でない。この問題を解決する為に電気コネクタのハ
ウジング自体を大幅に非対称形とするのが一般的であ
る。
る。使用する多数の端子がすべて同一寸法・形状であれ
ば取付けは左右又は上下を逆にしても実質上何等の支障
はない。しかし、使用する電子機器の特徴により端子ピ
ン長その他の寸法に差がある場合には、電気コネクタは
予め定められた方向に取付ける必要がある。この取付け
作業を人手で行う場合には斯る端子等の寸法・形状差に
着目して方向付けすることも可能であるが、機械(ロボ
ット)作業の場合には斯る差異を検知するのは必ずしも
容易でない。この問題を解決する為に電気コネクタのハ
ウジング自体を大幅に非対称形とするのが一般的であ
る。
また、実開昭61−12245号明細書に示された如く、相手
コネクタと凹凸嵌合する突起により方向性を検知する方
式が知られている。
コネクタと凹凸嵌合する突起により方向性を検知する方
式が知られている。
また、方向性を検知した後、突起を機械的手段により切
断してコネクタ同士を嵌合するものでもある。
断してコネクタ同士を嵌合するものでもある。
しかし、電気コネクタが外部に露出するコンピュータ用
周辺機器のインターフェース部に使用される如き場合に
は美観上又はその他の理由で実質的に対称形とするのが
好ましい。
周辺機器のインターフェース部に使用される如き場合に
は美観上又はその他の理由で実質的に対称形とするのが
好ましい。
凹凸嵌合する突起の場合は逆に嵌合すると突起がつぶれ
て変形してしまい、正規位置では適切に嵌合できないと
いった問題が生じる。また相手コネクタに凹部を設ける
ことが構造上困難な場合もある。
て変形してしまい、正規位置では適切に嵌合できないと
いった問題が生じる。また相手コネクタに凹部を設ける
ことが構造上困難な場合もある。
突起を切除するものにあってはバリ、或いは分離した細
片等によりコネクタの機能を損なう虞れがある。
片等によりコネクタの機能を損なう虞れがある。
従って、電気コネクタ、特にそのハウジングを実質的に
対称形状とし、しかも機械により容易に方向性が検知で
き、且つ相手コネクタとの嵌合作業を実質的に阻止する
ことのない新規な電気コネクタを提案することを目的と
する。
対称形状とし、しかも機械により容易に方向性が検知で
き、且つ相手コネクタとの嵌合作業を実質的に阻止する
ことのない新規な電気コネクタを提案することを目的と
する。
本考案の電気コネンクタは、貫通する複数の端子を含む
絶縁ハウジングを具え、該絶縁ハウジングの一面に相手
コネクタに向けて一体に形成した突起を有する電気コネ
クタにおいて、 前記絶縁ハウジングの他面側には前記突起と対応する位
置に凹部を設け、 前記突起と前記絶縁ハウジングとの間には嵌合時前記相
手コネクタにより押圧破壊されて前記凹部内に前記突起
を受容可能とする連結部が前記凹部により構成されるこ
とを特徴とする。電気コネクタの取付作業時には斯る絶
縁ハウジングの突起又は凹部を検知手段で検知して正し
い取付け方向を決定する。取付後に端子に相手コネクタ
を嵌合すると、絶縁ハウジングの突起は押圧されて背後
の凹部内に陥没して摩擦嵌合により凹部内に保持され
る。
絶縁ハウジングを具え、該絶縁ハウジングの一面に相手
コネクタに向けて一体に形成した突起を有する電気コネ
クタにおいて、 前記絶縁ハウジングの他面側には前記突起と対応する位
置に凹部を設け、 前記突起と前記絶縁ハウジングとの間には嵌合時前記相
手コネクタにより押圧破壊されて前記凹部内に前記突起
を受容可能とする連結部が前記凹部により構成されるこ
とを特徴とする。電気コネクタの取付作業時には斯る絶
縁ハウジングの突起又は凹部を検知手段で検知して正し
い取付け方向を決定する。取付後に端子に相手コネクタ
を嵌合すると、絶縁ハウジングの突起は押圧されて背後
の凹部内に陥没して摩擦嵌合により凹部内に保持され
る。
以下、本考案の好適実施例を添付図を参照して詳細に説
明する。
明する。
第1図は本考案の電気コネクタ30に使用するベースハウ
ジング又は絶縁ハウジング10の好適実施例である。第1
図(A)は正面図、第1図(B)は第1図(A)の線B
−B′に沿う断面図、第1図(C)は第1図(A)の線
C−C′に沿う断面図である。
ジング又は絶縁ハウジング10の好適実施例である。第1
図(A)は正面図、第1図(B)は第1図(A)の線B
−B′に沿う断面図、第1図(C)は第1図(A)の線
C−C′に沿う断面図である。
第1図から明らかな如く、新緑ハウジング10は多数の端
子ピン圧入用開口12が2列に形成された絶縁プラスチッ
ク材料の成形品である。この絶縁ハウジング10は左右及
び上下に実質的に対称形状である。この絶縁ハウジング
10は比較的肉厚の端子圧入用中央部14と、これを包囲す
る比較的薄いフランジ16を有する。2列の端子圧入開口
12は実質的に一定間隔で形成され、各開口の寸法(直
径)は圧入される例えば丸形ピンの外径より僅かに小さ
く選定される。各開口12の後部には端子ピンの圧入の便
宜上テーパ13を有する(第1図(C)参照)。
子ピン圧入用開口12が2列に形成された絶縁プラスチッ
ク材料の成形品である。この絶縁ハウジング10は左右及
び上下に実質的に対称形状である。この絶縁ハウジング
10は比較的肉厚の端子圧入用中央部14と、これを包囲す
る比較的薄いフランジ16を有する。2列の端子圧入開口
12は実質的に一定間隔で形成され、各開口の寸法(直
径)は圧入される例えば丸形ピンの外径より僅かに小さ
く選定される。各開口12の後部には端子ピンの圧入の便
宜上テーパ13を有する(第1図(C)参照)。
第1図の特定実施例にあっては、端子圧入開口12の1個
に対応する位置に円形突起18を絶縁ハウジング10の成型
時に一体形成すると共にその背後に、突起18の外径と実
質的に同一内径の凹部20が形成されている。また、絶縁
ハウジング10の突起18の周囲には溝19が形成され、凹部
20から突起18方向へ切込みを形成して突起18と凹部20と
は比較的薄い連結部22を残すのみである。従って、突起
18の頂面を押し下げると、比較的小さい力で連結部22が
破壊されて突起18が凹部20内に陥没することが理解でき
よう。
に対応する位置に円形突起18を絶縁ハウジング10の成型
時に一体形成すると共にその背後に、突起18の外径と実
質的に同一内径の凹部20が形成されている。また、絶縁
ハウジング10の突起18の周囲には溝19が形成され、凹部
20から突起18方向へ切込みを形成して突起18と凹部20と
は比較的薄い連結部22を残すのみである。従って、突起
18の頂面を押し下げると、比較的小さい力で連結部22が
破壊されて突起18が凹部20内に陥没することが理解でき
よう。
第2図は本考案による電気コネクタ30の一部破断した側
面図である。同図から明らかな如く、第1図の絶縁ハウ
ジング10の各端子圧入用開口12内に丸形の端子ピン34が
圧入保持されている。各端子ピン30は必要に応じて先端
にテーパ35を形成して相手コネクタとの嵌合又は回路板
のスルーホールへの挿入の便に供している。
面図である。同図から明らかな如く、第1図の絶縁ハウ
ジング10の各端子圧入用開口12内に丸形の端子ピン34が
圧入保持されている。各端子ピン30は必要に応じて先端
にテーパ35を形成して相手コネクタとの嵌合又は回路板
のスルーホールへの挿入の便に供している。
第2図に示す如く、本考案の電気コネクタ30は、電子機
器のパネル32に形成された略方形の開口33に取付けられ
る。この開口33の段状部が絶縁ハウジング10のフランジ
16を受けるように取付けるのが好ましい。電気コネクタ
30をパネル32に取付けた後に一度相手コネクタ(図示せ
ず)を挿入嵌合すると、第2図中に断面で示す如く絶縁
ハウジング10の突起18は凹部20内に陥没保持される。従
って、パネル32の外(上)面側の絶縁ハウジング10は略
一様な平坦面となる。尚、突起18は検知手段で検知可能
な十分な高さであり、且つ絶縁ハウジング10の中央部14
の板厚と同等以下の寸法であるのが好ましい。
器のパネル32に形成された略方形の開口33に取付けられ
る。この開口33の段状部が絶縁ハウジング10のフランジ
16を受けるように取付けるのが好ましい。電気コネクタ
30をパネル32に取付けた後に一度相手コネクタ(図示せ
ず)を挿入嵌合すると、第2図中に断面で示す如く絶縁
ハウジング10の突起18は凹部20内に陥没保持される。従
って、パネル32の外(上)面側の絶縁ハウジング10は略
一様な平坦面となる。尚、突起18は検知手段で検知可能
な十分な高さであり、且つ絶縁ハウジング10の中央部14
の板厚と同等以下の寸法であるのが好ましい。
以上、本考案の電気コネクタ30を好適一実施例につき詳
細に説明したが、本考案は斯る実施例のみに限定すべき
ではなく、その要旨を逸脱することなく種々の変形変更
が可能であることが当業者には容易に理解できよう。例
えば、突起18は円形であることを要せず、正方形、矩形
その他の任意形状となし得る。また、十分なスペースが
得られる場合には、突起18は端子ピン34の配列と干渉す
ることなく周囲の端子ピンの中央部に形成していてもよ
い。更に、端子ピン34の形状配置も自由に選定し得るこ
と勿論である。
細に説明したが、本考案は斯る実施例のみに限定すべき
ではなく、その要旨を逸脱することなく種々の変形変更
が可能であることが当業者には容易に理解できよう。例
えば、突起18は円形であることを要せず、正方形、矩形
その他の任意形状となし得る。また、十分なスペースが
得られる場合には、突起18は端子ピン34の配列と干渉す
ることなく周囲の端子ピンの中央部に形成していてもよ
い。更に、端子ピン34の形状配置も自由に選定し得るこ
と勿論である。
以上詳述した如く、本考案の電気コネクタは、ハウジン
グの一面に突起を設け、多面側に突起に対応して凹部を
設け、この凹部により突起とハウジングとの間に連結部
を構成し、嵌合時相手コネクタによりこの連結部が破壊
されて突起が凹部内に陥没可能としたので次の効果を奏
する。
グの一面に突起を設け、多面側に突起に対応して凹部を
設け、この凹部により突起とハウジングとの間に連結部
を構成し、嵌合時相手コネクタによりこの連結部が破壊
されて突起が凹部内に陥没可能としたので次の効果を奏
する。
突起の位置を光センサ等の検知手段により方向性を検知
した後、コネクタ同士を単に嵌合させるだけでよく、突
起によって悪影響を受けることが全くない。
した後、コネクタ同士を単に嵌合させるだけでよく、突
起によって悪影響を受けることが全くない。
凹凸嵌合する突起により方向性を検知するのではないの
で逆嵌合した場合突起がつぶれて変形し正規位置では嵌
合できないという問題も生じない。
で逆嵌合した場合突起がつぶれて変形し正規位置では嵌
合できないという問題も生じない。
更に相手コネクタに構造上突起を受容する凹みが設けら
れない場合でも本考案の構成は有効である。
れない場合でも本考案の構成は有効である。
【図面の簡単な説明】 第1図(A),(B)及び(C)は本考案の電気コネク
タに使用する絶縁ハウジングの一実施例の正面図及び断
面図である。 第2図は本考案の電気コネクタの一実施例の一部破断し
た側面図である。 10……絶縁ハウジング 18……突起 20……凹部 22……連結部 30……電気コネクタ 34……端子
タに使用する絶縁ハウジングの一実施例の正面図及び断
面図である。 第2図は本考案の電気コネクタの一実施例の一部破断し
た側面図である。 10……絶縁ハウジング 18……突起 20……凹部 22……連結部 30……電気コネクタ 34……端子
Claims (1)
- 【請求項1】貫通する複数の端子を含む絶縁ハウジング
を具え、該絶縁ハウジングの一面に相手コネクタに向け
て一体に形成した突起を有する電気コネクタにおいて、 前記絶縁ハウジングの他面側には前記突起と対応する位
置に凹部を設け、 前記突起と前記絶縁ハウジングとの間には嵌合時前記相
手コネクタにより押圧破壊されて前記凹部内に前記突起
を受容可能とする連結部が前記凹部により構成されるこ
とを特徴とする電気コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990125148U JPH0754939Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 電気コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990125148U JPH0754939Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 電気コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0485585U JPH0485585U (ja) | 1992-07-24 |
JPH0754939Y2 true JPH0754939Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=31872763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990125148U Expired - Fee Related JPH0754939Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 電気コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0754939Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6112245U (ja) * | 1984-06-28 | 1986-01-24 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
JPS63187284U (ja) * | 1987-05-25 | 1988-11-30 |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP1990125148U patent/JPH0754939Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0485585U (ja) | 1992-07-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3099923B2 (ja) | スタックタイプコネクタ | |
US5478261A (en) | Modular jack for directly coupling modular plug with printed circuit board | |
JP3019997B2 (ja) | 表面実装型電気コネクタ | |
US4521062A (en) | Electrical connector with optional grounding element | |
US7806739B2 (en) | Battery connector with time-delay function | |
US20090305530A1 (en) | Board Mounted Connector | |
US5927999A (en) | Power jack having three movable contacts around a center pin | |
JP2003068407A (ja) | 万能式連続母線電気コネクタ | |
JP2000058172A (ja) | 超小型電気コネクタおよび製造方法 | |
JP3970940B2 (ja) | 可撓性フィルム回路ストリップ用支持板、及び支持板と可撓性フィルム回路ストリップとの組立体 | |
US7128613B1 (en) | Memory card connector | |
US20080214061A1 (en) | Electrical connector with improved contacts | |
JPH0950838A (ja) | 表面係合式電気コネクタ | |
JPH08213108A (ja) | 接地バス付き電気コネクタ | |
EP0454977B1 (en) | Electrical plug connector with contact strips embedded in an insulator plate for use on circuit board | |
EP1453143A2 (en) | Electrical connector having a holddown for ground connection | |
US7682173B2 (en) | Electrical connector with improved contacts | |
FR2990804A3 (fr) | Connecteur electrique | |
JPH0754939Y2 (ja) | 電気コネクタ | |
JP2003229214A (ja) | 電気コネクタ | |
JP3132123B2 (ja) | 同軸コネクタの嵌合構造 | |
US20070218722A1 (en) | Electrical connector assembly | |
JP4774956B2 (ja) | コネクタ、及びコネクタ用レセプタクル | |
JPH0145714B2 (ja) | ||
US7530860B2 (en) | Contact terminal for electrical connector |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |