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JPH0754520Y2 - アクチュエータ - Google Patents

アクチュエータ

Info

Publication number
JPH0754520Y2
JPH0754520Y2 JP8566789U JP8566789U JPH0754520Y2 JP H0754520 Y2 JPH0754520 Y2 JP H0754520Y2 JP 8566789 U JP8566789 U JP 8566789U JP 8566789 U JP8566789 U JP 8566789U JP H0754520 Y2 JPH0754520 Y2 JP H0754520Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
casing
shaft
worm wheel
pinion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8566789U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0325766U (ja
Inventor
徹 加瀬
雅樹 田中
俊之 松木
和也 鈴木
Original Assignee
自動車電機工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 自動車電機工業株式会社 filed Critical 自動車電機工業株式会社
Priority to JP8566789U priority Critical patent/JPH0754520Y2/ja
Publication of JPH0325766U publication Critical patent/JPH0325766U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0754520Y2 publication Critical patent/JPH0754520Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の目的】
(産業上の利用分野) この考案は、例えば、ドアを自動的にロックあるいはア
ンロックするドアロック装置に利用されるドアロック用
のアクチュエータに関する。 (従来の技術) 従来、上記のようなアクチュエータとしては、例えば第
3図に示すものがあった。 すなわち、図示するアクチュエータ100は、モータ101の
モータシャフト101aに取付けたピニオン(歯車)102を
大径側歯部103aと小径側歯部部103bとからなる中間ギヤ
(歯車)103の大径側歯部103aに噛合わせてあり、中間
ギヤ103の小径側歯部103bを、出力軸104に固定したセク
タギヤ105に噛合わせてある。 また、モータ101,ピニオン102,中間ギヤ,セクタギヤ10
5を収納するケーシング106には、第3図中において下端
寄りに、モータ101を固定するモータ取付部106aを備え
ているとともに、第3図中において上端寄りに、出力軸
104を回転可能に支持する出力軸支持部106bを備えてい
る。 そして、ケーシング106には、第3図中においてはほぼ
中央部に、中間ギヤ103を回転可能に支持する中間軸107
を固定する中間軸取付部106cを備えており、この中間軸
取付部106cに中間軸107を圧入してある。 ここで、中間軸107には、第3図中において左右に向か
って長寸状をなす軸部107aの左端寄りの2個所に、C型
クリップ108,109を装着する切欠部107b,107cを備えてお
り、中間ギヤ103の小径側歯部103bの第3図中において
左端縁103cに、一方側の切欠部107bに接着したC型クリ
ップ108を当接させることにより、小径側歯部103bの抜
け止めとしている。 また、小径側歯部103bの第3図中において左側に大径側
歯部103aを重ねた状態にして、その左端縁103dに、他方
側の切欠部107cに装着したC型クリップ109を当接させ
ることにより、大径側歯部103aの抜け止めとしており、
小径側歯部103bと大径側歯部103aとにより重なりギヤを
構成している。 そして、モータ101のモータシャフト101aの回転は、ピ
ニオン102から中間ギヤ103の大径側歯部103aに減速して
伝達されて、大径側歯部103aに備えた凸部103eが小径側
歯部103bに備えた凸部103fに当接したところで、その回
転は大径側歯部103aから小径側歯部103bに伝達され、小
径側歯部103bからセクタギヤ105に伝達されるので、セ
クタギヤ105が回動する。それにより、セクタギヤ105を
固定した出力軸104のケーシング106の外側に取付けたス
イングアーム110を作動させて、このスイングアーム110
に連結するドアのロク機構をロックあるいはアンロック
するようになっている。 (考案が解決しようとする課題) ところが上記した従来のアクチュエータ100において、
中間軸107はケーシング106と別体になっており、ケーシ
ング106に備えた中間軸取付部106cに中間軸107を圧入
し、中間ギヤ103の小径側歯部103b,大径側歯部103aに、
中間軸107に装着したC型クリップ109,108を各々当接さ
せることにより、小径側歯部103b,大径側歯部103aの抜
け止めとしている構造となっているので、部品点数が多
く、また、中間軸107をケーシング106に圧入するのに必
要な工数,中間軸107に各切欠部107b,107cを備えるのに
必要な工数,各切欠部107b,107cにC型クリップ108,109
を装着するのに必要な工数が多くかかることから、コス
ト面で大変不利なものになっているという問題点があっ
た。さらに、重なりギヤを構成する大経側歯部103aと小
径側歯部103bとは、同一の中間軸107に重ねた状態とし
て互いに接触させてあるので、どちらか一方の歯部の動
きにより、どちらか他方の歯部が連動してしまうことが
ないとはいえず、連動した場合には誤作用を起こすこと
がありうるという問題点があり、これらの問題点を解決
することが課題になっていた。 (考案の目的) そこでこの考案は、上記した従来の課題に鑑みてなされ
たもので、コスト面で有利であり且つ誤作動を起こすこ
とがないアクチュエータを提供することを目的としてい
る。
【考案の構成】
(課題を解決するための手段) この考案に係るアクチュエータは、ケーシング内に、モ
ータの回動を伝達する重なり歯車を備えたアクチュエー
タにおいて、 前記ケーシングには、前記重なり歯車をそれぞれ個別に
回転可能に支持する歯車支持用軸部をそなえるとともに
前記歯車を相互接触させない状態にする歯車ガイドを設
けた構成を特徴としており、上記したアクチュエータの
構成を上述した従来の課題を解決するための手段として
いる。 (考案の作用) この考案によるアクチュエータによれば、ケーシングに
そなえた歯車支持用軸部により重なり歯車をそれぞれ個
別に回転可能に支持しているとともに、ケーシングに設
けた歯車ガイドにより、前記歯車を相互接触させない状
態にしているので、ケーシングとは別体の中間軸および
C型クリップを不用とするものとなり、また、歯車は、
重ねた状態として互いに接触するものとはならないとい
う作用がもたらされる。 (実施例) 以下、この考案の一実施例によるアクチュエータを第1
図ないし第2図に基いて説明する。 すなわち、図示するアクチュエータ1において、ケーシ
ング2は、ロワーケーシング3と、ロワーケーシング3
にビス4をねじ込むことにより組付けられるアッパーケ
ーシング5とからなる。 そして、ケーシング2内に、アクチュエータ駆動用のモ
ータ6と、モータ6のモータシャフト6aの回転を減速す
るウオーム7およびウオームホイール(歯車)8と、ウ
オームホイール8の回転を伝達するピニオン(歯車)9
と、ピニオン9の回転をスイグアーム10の回動に変換す
るセクタギヤ11とを収納している。 ロワーケーブル3には、第1図中において上端寄りに、
アクチュエータ駆動用のモータ6をそのモータ取付部3a
に固定しているとともに、モータ6のモータシャフト6a
にウオーム7を取付けている。 また、ロワーケーシング3には、第1図中においてほぼ
中央部に、重なりギヤを構成するウオームホイール8と
ピニオン9とを相互に接触させない状態にしてそれぞれ
個別に回転可能に支持する歯車支持用段付軸部3bを備え
ている。 この歯車支持用段付軸部3bは、ロワーケーシング3のケ
ーシング面3cから第2図中において上方に突出させた段
付の軸状をなすものであって、第2図においてその下端
からほぼ中央部までは、ウオームホイール8に備えたウ
オームホイール開口8aを挿通させることにより、ウオー
ムホイール8を回転中心8oにおいて回転可能に支持する
ウオームホイール側軸部3dとなっているとともに、この
ウオームホイール側軸部3dから第2図中においてその上
端では、ピニオン9に備えたピニオン開口9aを挿通させ
ることにより、ピニオン9を回転中心9oにおいてウオー
ムホイール8から離隔させた状態で回転可能に支持する
ピニオン側軸部3eとなっている。 そして、ロワーケーシング3には、前記歯車支持用段付
軸部3bの外周側に、ケーシング面3cから環状をなして第
2図中において上方に突出させた環状部3fを備えてお
り、この環状部3f内にウオームホイール8を中立位置に
付勢する戻しばね12を収納している。 そしてまた、第2図に示すように、前記歯車支持用段付
軸部3bの右側には、セクタギヤ11の軸部11aを回動可能
に支持するセクタギヤ支持部3gを備えており、セクタギ
ヤ11の回動により、このセクタギヤ11に固定したスイン
グアーム10が回動するようになっている。 一方、アッパーケーシング5には、前記歯車支持用段付
軸部3bに対応させた位置に、アッパーケーシング5のケ
ーシング面(天壁面)5aから第2図中において下方に突
出したものとして形成してあって、前記歯車支持用段付
軸部3bに備えた凹部3hに係合する凸部5bを備えていると
ともに、この凸部5bの外周側で凸部5bと同様にしてケー
シング面5aから第2図中において下方に円弧形状をなし
て突出したものとして形成してあって、ウオームホイー
ル8の端縁8bに摺接させることにより、ウオームホイー
ル8の浮きを押える歯車ガイド5cをそなえている。 また、ピニオン9の端縁9bには、アッパーケーシング5
のケーシング面5aが摺接しているので、それにより、ピ
ニオン9の浮きを押えることができるものとなってい
る。 ここで、第2図に示すように、ロワーケーシング3のケ
ーシング面3cとウオームホイール8とのあいだには、ケ
ーシング面3cに取付けた固定側接点プレート13aに、可
動プレート13bに取付けた弾性を有する可動側接点プレ
ート13cを接触・離間させる位置スイッチ13を設けてお
り、セクタギヤ11の回動に伴って可動プレート13bが変
移することにより、可動側接点プレート13cを固定側接
点プレート13aに対して接触・離間させてモータ6に供
給する電源の極性を切換えるようになっている。 このような構造をもつアクチュエータ1において、モー
タ6のモータシャフト6aの回転は、ウオーム7からウオ
ームホイール8に減速されて伝達され、ウオームホイー
ル8の回動に変換される。 ウオームホイール8は、ウオームホイール側軸部3dに支
持された状態で、その回転中心8oを中心として戻しばね
12の反揆力に抗して回動し、ウオームホイール8に備え
たウオームホイール凸部8cがピニオン9に備えたピニオ
ン凸部9cに当接したところで、ピニオン9を回動させ
る。 ピニオン9が回動することによって、ピニオン9の回転
はセクタ11によりスイングアーム10の回動に変換され、
スイングアーム10は第1図中のA位置とB位置との間で
変移してスイングアーム10に連結するドアのロック機構
をロックあるいはアンロックするものとなる。 この間、ウオームホイール8は、ロワーケーシング3に
備えた歯車支持用段付軸部3bのウオームホイール側軸部
3dにより支持された状態で且つアッパーケーシング5に
備えた歯車ガイド5cによりその浮きを押さえられた状態
で回動する。 また、ピニオン9は、ロワーケーシング3に備えた歯車
支持用段付軸部3bのピニオン側軸部3eにより支持された
状態で且つアッパーケーシング5のケーシング面5aに摺
接しつつその浮きを押さえられた状態で、前記ウオーム
ホイール8から離隔しつつ回動するものとなる。
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案に係るアクチュエー
タによれば、ケーシングに重なり歯車をそれぞれ個別に
回転可能に支持する歯車支持用軸部をそなえるととも
に、前記歯車を相互接触させない状態にする歯車ガイド
を設けた構成としたことから、従来のもののようなケー
シングとは別体の中間軸を不用とすることができるの
で、部品点数が大幅に減少することから、コスト面で有
利となり、また、重なりギヤを構成するウオームホイー
ルとピニオンとはケーシングに備えたウオームホイール
側軸部とピニオン側軸部とにより別々に支持されるの
で、互いの歯車は接触することがなく、それによって、
連動することがないことから、誤作動を起こすことがな
く、確実な作動を行なえるという優れた効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるアクチュエータの部
分破断平面図、第2図は第1図に示したアクチュエータ
の部分破断側面図、第3図は従来のアクチュエータの部
分破断側面図である。 1……アクチュエータ、2(3,5)……ケーシング(ロ
ワーケーシング,アッパーケーシング)、3b……歯車支
持用軸部、5c……歯車ガイド、6……モータ、8,9……
歯車(ウオームホイール,ピニオン)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鈴木 和也 神奈川県横浜市戸塚区東俣野町1760番地 自動車電機工業株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−81880(JP,U) 実開 昭63−25768(JP,U) 実開 昭57−137279(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシング内に、モータの回転を伝達する
    重なり歯車を備えたアクチュエータにおいて、 前記ケーシングには、前記重なり歯車をそれぞれ個別に
    回転可能に支持する歯車支持用軸部をそなえるとともに
    前記歯車を相互接触させない状態にする歯車ガイドを設
    けたことを特徴とするアクチュエータ。
JP8566789U 1989-07-24 1989-07-24 アクチュエータ Expired - Lifetime JPH0754520Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8566789U JPH0754520Y2 (ja) 1989-07-24 1989-07-24 アクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

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JP8566789U JPH0754520Y2 (ja) 1989-07-24 1989-07-24 アクチュエータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0325766U JPH0325766U (ja) 1991-03-15
JPH0754520Y2 true JPH0754520Y2 (ja) 1995-12-18

Family

ID=31634919

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JP8566789U Expired - Lifetime JPH0754520Y2 (ja) 1989-07-24 1989-07-24 アクチュエータ

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Legal Events

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