JPH0754284A - プリント用積層体 - Google Patents
プリント用積層体Info
- Publication number
- JPH0754284A JPH0754284A JP5202313A JP20231393A JPH0754284A JP H0754284 A JPH0754284 A JP H0754284A JP 5202313 A JP5202313 A JP 5202313A JP 20231393 A JP20231393 A JP 20231393A JP H0754284 A JPH0754284 A JP H0754284A
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- JP
- Japan
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- printing
- cloth
- resin film
- thermoplastic resin
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 寸法安定性に優れ、取り扱いが容易で、多色
捺染機はもちろん、多種の印刷機にも用いることができ
る等、布への多色プリントを簡易化し、多様化するプリ
ント用積層体を提供すること。 【構成】 基材としての被多色プリント用布に、少なく
とも熱可塑性樹脂フィルムをラミネートして成ることを
特徴とし、前記熱可塑性樹脂フィルムに、紙又は熱可塑
性樹脂よりも融点の高い樹脂フィルムを、さらに積層す
ることもできる。
捺染機はもちろん、多種の印刷機にも用いることができ
る等、布への多色プリントを簡易化し、多様化するプリ
ント用積層体を提供すること。 【構成】 基材としての被多色プリント用布に、少なく
とも熱可塑性樹脂フィルムをラミネートして成ることを
特徴とし、前記熱可塑性樹脂フィルムに、紙又は熱可塑
性樹脂よりも融点の高い樹脂フィルムを、さらに積層す
ることもできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント用積層体、特に
捺染もしくは印刷による布への多色プリントに用いるプ
リント用積層体に関する。
捺染もしくは印刷による布への多色プリントに用いるプ
リント用積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、布への多色プリントは、主として
スクリーン捺染法により行われている。これは、カラー
原稿の色別毎に製版した複数のスクリーン型を、被捺染
布へ順次型置きし色を重ねるものである。この際、布の
目曲がりや位置ずれ等による見当ずれを防ぐため、スク
リーン捺染工程ラインにおける捺染台あるいは無端ベル
ト等へ布を糊剤等で貼着し、固定している。よって、例
えば糊剤等の塗布や洗浄のための装置を工程ライン内に
組み込む必要があり、コストが高くなる等の欠陥があ
る。
スクリーン捺染法により行われている。これは、カラー
原稿の色別毎に製版した複数のスクリーン型を、被捺染
布へ順次型置きし色を重ねるものである。この際、布の
目曲がりや位置ずれ等による見当ずれを防ぐため、スク
リーン捺染工程ラインにおける捺染台あるいは無端ベル
ト等へ布を糊剤等で貼着し、固定している。よって、例
えば糊剤等の塗布や洗浄のための装置を工程ライン内に
組み込む必要があり、コストが高くなる等の欠陥があ
る。
【0003】また、被多色プリント布を圧胴に巻き付け
て布の目曲がり等を防止できるロール捺染や共通圧胴型
フレキソ印刷は、取り扱いが不便である等により、一般
的ではない。なお一般の多色印刷機では布の目曲がり等
を防ぐことができず、布への多色印刷は行われていない
のが現況である。
て布の目曲がり等を防止できるロール捺染や共通圧胴型
フレキソ印刷は、取り扱いが不便である等により、一般
的ではない。なお一般の多色印刷機では布の目曲がり等
を防ぐことができず、布への多色印刷は行われていない
のが現況である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明の目的
は、寸法安定性に優れ、取り扱いが容易で、多色捺染機
はもちろん、多種の印刷機にも用いることができる等、
布への多色プリントを簡易化し、多様化するプリント用
積層体を提供することにある。
は、寸法安定性に優れ、取り扱いが容易で、多色捺染機
はもちろん、多種の印刷機にも用いることができる等、
布への多色プリントを簡易化し、多様化するプリント用
積層体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、基材と
しての被多色プリント用布に、少なくとも熱可塑性樹脂
フィルムをラミネートして成ることを特徴とするプリン
ト用積層体が提供される。また、前記熱可塑性樹脂フィ
ルムに、紙又は熱可塑性樹脂よりも融点の高い樹脂フィ
ルムを、さらに積層することもできる。
しての被多色プリント用布に、少なくとも熱可塑性樹脂
フィルムをラミネートして成ることを特徴とするプリン
ト用積層体が提供される。また、前記熱可塑性樹脂フィ
ルムに、紙又は熱可塑性樹脂よりも融点の高い樹脂フィ
ルムを、さらに積層することもできる。
【0006】以下、本発明について更に詳細に説明す
る。
る。
【0007】本発明のプリント用積層体は、基材として
の被多色プリント用布に、少なくとも熱可塑性樹脂フィ
ルムをラミネートして成る。
の被多色プリント用布に、少なくとも熱可塑性樹脂フィ
ルムをラミネートして成る。
【0008】本発明に用いる基材としての被多色プリン
ト用布としては、例えばポリエステル、ナイロン、レー
ヨン、綿、亜麻、アセテート、アクリル等の織物、ニッ
ト、又はこれらの混紡布を好ましく挙げることができ
る。なお、比較的寸法安定性の良い不織布は含まない。
また前記熱可塑性樹脂フィルムとしては、好ましくは厚
さ3〜40μm、更に好ましくは10〜25μmの、例
えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン酢酸
ビニル等の合成樹脂フィルムを挙げることができる。厚
さが3μm未満では所望とする寸法安定性が得られず、
一方、40μmを超えると柔軟性が低下する等のため好
ましくない。
ト用布としては、例えばポリエステル、ナイロン、レー
ヨン、綿、亜麻、アセテート、アクリル等の織物、ニッ
ト、又はこれらの混紡布を好ましく挙げることができ
る。なお、比較的寸法安定性の良い不織布は含まない。
また前記熱可塑性樹脂フィルムとしては、好ましくは厚
さ3〜40μm、更に好ましくは10〜25μmの、例
えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン酢酸
ビニル等の合成樹脂フィルムを挙げることができる。厚
さが3μm未満では所望とする寸法安定性が得られず、
一方、40μmを超えると柔軟性が低下する等のため好
ましくない。
【0009】本発明のプリント用積層体における熱可塑
性樹脂フィルムに、さらに積層することができる紙とし
ては、好ましくは坪量40〜120g/m2の、例えば
クラフト紙等を好ましく挙げることができる。また熱可
塑性樹脂フィルムにさらに積層することができる熱可塑
性樹脂より融点の高い樹脂フィルムとしては、好ましく
は厚さ10〜100μmの、例えばアセテート、ポリエ
ステル、二軸延伸ポリプロピレン、ナイロンフィルム等
を好ましく挙げることができる。
性樹脂フィルムに、さらに積層することができる紙とし
ては、好ましくは坪量40〜120g/m2の、例えば
クラフト紙等を好ましく挙げることができる。また熱可
塑性樹脂フィルムにさらに積層することができる熱可塑
性樹脂より融点の高い樹脂フィルムとしては、好ましく
は厚さ10〜100μmの、例えばアセテート、ポリエ
ステル、二軸延伸ポリプロピレン、ナイロンフィルム等
を好ましく挙げることができる。
【0010】本発明のプリント用積層体を得るには、被
多色プリント用布と熱可塑性樹脂フィルムとをラミネー
トする。この場合、これらを好ましくはエクストリュー
ジョンラミネーター等のラミネーター装置を用い、ロー
ル間にて熱圧着又は圧着冷却することにより本発明のプ
リント用積層体を得ることができる。
多色プリント用布と熱可塑性樹脂フィルムとをラミネー
トする。この場合、これらを好ましくはエクストリュー
ジョンラミネーター等のラミネーター装置を用い、ロー
ル間にて熱圧着又は圧着冷却することにより本発明のプ
リント用積層体を得ることができる。
【0011】また、熱可塑性樹脂フィルムに、紙又は熱
可塑性樹脂よりも融点の高い樹脂フィルムをさらに積層
した本発明のプリント用積層体を得るには、被多色プリ
ント用布と、紙又は熱可塑性樹脂よりも融点の高い樹脂
フィルムとの間に、熱可塑性樹脂フィルムが介在するよ
うラミネーターのロール間に給送し、熱圧着又は圧着冷
却する。
可塑性樹脂よりも融点の高い樹脂フィルムをさらに積層
した本発明のプリント用積層体を得るには、被多色プリ
ント用布と、紙又は熱可塑性樹脂よりも融点の高い樹脂
フィルムとの間に、熱可塑性樹脂フィルムが介在するよ
うラミネーターのロール間に給送し、熱圧着又は圧着冷
却する。
【0012】
【作用】本発明のプリント用積層体では、被多色プリン
ト用布にラミネートする熱可塑性樹脂フィルムが裏打ち
となり、布の寸法安定性を高め、これを非通気性とする
ことができる。また熱可塑性樹脂フィルムに、紙又は熱
可塑性樹脂より融点の高い樹脂フィルムをさらに積層す
れば、プリント用積層体の布に多色プリントを施した
後、積層体から熱可塑性樹脂フィルムを紙又は樹脂フィ
ルムとともに剥離することができる。
ト用布にラミネートする熱可塑性樹脂フィルムが裏打ち
となり、布の寸法安定性を高め、これを非通気性とする
ことができる。また熱可塑性樹脂フィルムに、紙又は熱
可塑性樹脂より融点の高い樹脂フィルムをさらに積層す
れば、プリント用積層体の布に多色プリントを施した
後、積層体から熱可塑性樹脂フィルムを紙又は樹脂フィ
ルムとともに剥離することができる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の好適な実施例を図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0014】実施例1 被多色プリント用布として、番手75デニール、密度
(打ち込み本数)82/インチのポリエステル布1を用
い、またこのポリエステル布1にラミネートする熱可塑
性樹フィルム2となる溶融ポリエチレン2’を用い、こ
れらを図1に概略的に示すエクストリュージョンラミネ
ーターによりラミネート加工する。
(打ち込み本数)82/インチのポリエステル布1を用
い、またこのポリエステル布1にラミネートする熱可塑
性樹フィルム2となる溶融ポリエチレン2’を用い、こ
れらを図1に概略的に示すエクストリュージョンラミネ
ーターによりラミネート加工する。
【0015】ポリエステル布1は巻出し部11から繰り
出され、ここに押出機15内にて温度約310℃に溶融
されたポリエチレン2’がTダイ16から薄膜状に吐出
され、温度約20℃の冷却ロール13およびニップロー
ル14間で、加圧冷却され貼合する。その後、これらを
巻取り部12に巻き取り、図2に概略的に示す本発明の
積層体Iを得ることができる。この工程における繰り出
しの速度(巻き取り速度)は約120m/分である。
出され、ここに押出機15内にて温度約310℃に溶融
されたポリエチレン2’がTダイ16から薄膜状に吐出
され、温度約20℃の冷却ロール13およびニップロー
ル14間で、加圧冷却され貼合する。その後、これらを
巻取り部12に巻き取り、図2に概略的に示す本発明の
積層体Iを得ることができる。この工程における繰り出
しの速度(巻き取り速度)は約120m/分である。
【0016】なお、このラミネーターに巻出し部17を
付設し(図3)、この巻出し部17から紙又は熱可塑性
樹脂より融点の高い樹脂フィルム3を繰り出して上述の
工程を行うことにより、図4に示す積層体IIを得ること
ができる。この積層体IIのポリエチレン布1に多色プリ
ントを施した後、紙又は樹脂フィルム3とともに熱可塑
性樹脂フィルム2を布1から剥離することができる。
付設し(図3)、この巻出し部17から紙又は熱可塑性
樹脂より融点の高い樹脂フィルム3を繰り出して上述の
工程を行うことにより、図4に示す積層体IIを得ること
ができる。この積層体IIのポリエチレン布1に多色プリ
ントを施した後、紙又は樹脂フィルム3とともに熱可塑
性樹脂フィルム2を布1から剥離することができる。
【0017】実施例2 図5に概略的に示すラミネーターにより、被多色プリン
ト用布として番手110デニール、織上密度:タテ糸1
06、ヨコ糸98のナイロンタフタ布21を用い、この
布21上に、厚さ15μmの熱可塑性樹脂フィルム22
b(図6)が貼着されている坪量60g/m2のラミネ
ートクラフト紙22をラミネートする。
ト用布として番手110デニール、織上密度:タテ糸1
06、ヨコ糸98のナイロンタフタ布21を用い、この
布21上に、厚さ15μmの熱可塑性樹脂フィルム22
b(図6)が貼着されている坪量60g/m2のラミネ
ートクラフト紙22をラミネートする。
【0018】巻出し部31より布21が繰り出され、巻
出し部32からラミネートクラフト紙22が、樹脂フィ
ルム面を下向きに速度6m/分にて繰り出される。これ
らは、熱ロール34と圧着ロール35により加熱圧着さ
れる。この際、熱ロール34の温度は約150℃に保た
れ、これによりクラフト紙23の熱可塑性樹脂フィルム
22bは溶融し、このフィルム22bを介し布21とク
ラフト紙22aがコーティングされる。その後、これら
を巻取り部33に巻き取り、図6にて示す積層体IIIを
得ることができる。なお積層体IIIにおけるナイロンタ
フタ布21に多色プリントを施した後、クラフト紙22
aを樹脂フィルム22bとともに布21から剥離するこ
とができる。
出し部32からラミネートクラフト紙22が、樹脂フィ
ルム面を下向きに速度6m/分にて繰り出される。これ
らは、熱ロール34と圧着ロール35により加熱圧着さ
れる。この際、熱ロール34の温度は約150℃に保た
れ、これによりクラフト紙23の熱可塑性樹脂フィルム
22bは溶融し、このフィルム22bを介し布21とク
ラフト紙22aがコーティングされる。その後、これら
を巻取り部33に巻き取り、図6にて示す積層体IIIを
得ることができる。なお積層体IIIにおけるナイロンタ
フタ布21に多色プリントを施した後、クラフト紙22
aを樹脂フィルム22bとともに布21から剥離するこ
とができる。
【0019】試験例1 番手200デニール、密度19/インチのメッシュ布を
用いた以外は実施例1の積層体Iと同様に製造した積層
体Aと、この積層体Aに用いた前記メッシュ布Bとの寸
法安定性を以下の実験により比較した。
用いた以外は実施例1の積層体Iと同様に製造した積層
体Aと、この積層体Aに用いた前記メッシュ布Bとの寸
法安定性を以下の実験により比較した。
【0020】試験項目:定荷重(10g,30g,10
0g)に対する伸度 試験方法:前記A,Bを25cm×25cmの試験片と
して、それぞれ3枚づつ用い、図7に示すように、試験
片上の一辺が20cmの正方形となる位置a,b,c,
dを印付けし、それぞれの印に次のイ)ロ)ハ)に従っ
て固定加重し、1分後の印間の伸びを測定した。
0g)に対する伸度 試験方法:前記A,Bを25cm×25cmの試験片と
して、それぞれ3枚づつ用い、図7に示すように、試験
片上の一辺が20cmの正方形となる位置a,b,c,
dを印付けし、それぞれの印に次のイ)ロ)ハ)に従っ
て固定加重し、1分後の印間の伸びを測定した。
【0021】イ)縦方向;a,bを固定し、c及びdに
垂直方向の荷重を掛けた時のa−c,b−d間の長さを
測定。
垂直方向の荷重を掛けた時のa−c,b−d間の長さを
測定。
【0022】ロ)横方向;a,cを固定し、b及びdに
垂直方向に荷重を掛けた時のa−b,c−d間の長さを
測定。
垂直方向に荷重を掛けた時のa−b,c−d間の長さを
測定。
【0023】ハ)対角線方向;aを固定しdに垂直方向
に荷重を掛けた時のa−d、およびbを固定しcに垂直
方向に荷重を掛けた時のb−c間の長さを測定。
に荷重を掛けた時のa−d、およびbを固定しcに垂直
方向に荷重を掛けた時のb−c間の長さを測定。
【0024】これらの平均結果からの伸率を表1に示
す。
す。
【0025】以上の試験により積層体Aでは、縦方向,
横方向及び対角線方向に30gの引張り荷重を掛けた
際、ずれが実質的に0であることが分かる。
横方向及び対角線方向に30gの引張り荷重を掛けた
際、ずれが実質的に0であることが分かる。
【0026】
【表1】
【0027】試験例2 実施例1,2より得た積層体I,II,IIIを、紙材を対
象物としている各種の印刷機に用い、多色プリントを試
みた結果、イ)積層体を巻取り状のまま多色プリントし
た場合、ウェブ凸版輪転機、ウェブオフセット輪転機、
グラビア輪転機、多色フレキソ印刷機、ウェブスクリー
ン印刷機等の多色ウェブ印刷機において見当ずれが生じ
なかった。また、ロ)積層体をシート状に切断して多色
プリントした場合、多色凸版印刷機、多色オフセット印
刷機、多色グラビア印刷機、吸盤式平面スクリーン印刷
機等の巻葉印刷機において見当ずれが生じなかった。
象物としている各種の印刷機に用い、多色プリントを試
みた結果、イ)積層体を巻取り状のまま多色プリントし
た場合、ウェブ凸版輪転機、ウェブオフセット輪転機、
グラビア輪転機、多色フレキソ印刷機、ウェブスクリー
ン印刷機等の多色ウェブ印刷機において見当ずれが生じ
なかった。また、ロ)積層体をシート状に切断して多色
プリントした場合、多色凸版印刷機、多色オフセット印
刷機、多色グラビア印刷機、吸盤式平面スクリーン印刷
機等の巻葉印刷機において見当ずれが生じなかった。
【0028】試験例3 裏打ちのないポリエステル布1と実施例1で得た積層体
IIへ、比較例1に記載の紙材用の各種印刷機により多色
プリントをそれぞれ行った。その結果、裏打ちのないポ
リエステル布1は目曲がり等による見当ずれが生じ、一
方、積層体IIでは良好な見当精度の多色プリント布を得
た。
IIへ、比較例1に記載の紙材用の各種印刷機により多色
プリントをそれぞれ行った。その結果、裏打ちのないポ
リエステル布1は目曲がり等による見当ずれが生じ、一
方、積層体IIでは良好な見当精度の多色プリント布を得
た。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のプリント用
積層体では、被多色プリント用布の寸法安定性が優れる
ので、従来の多色捺染法において糊材等を使用すること
なく容易にプリントできる他、従来布への印刷が行われ
ていない多種の印刷機においても、優れた見当精度でプ
リントすることができる。
積層体では、被多色プリント用布の寸法安定性が優れる
ので、従来の多色捺染法において糊材等を使用すること
なく容易にプリントできる他、従来布への印刷が行われ
ていない多種の印刷機においても、優れた見当精度でプ
リントすることができる。
【図1】イクストルージョンラミネーターを示す概略図
である。
である。
【図2】本発明の積層体Iを示す概略断面図である。
【図3】イクストルージョンラミネーターを示す概略図
である。
である。
【図4】本発明の積層体IIを示す概略断面図である
【図5】ラミネーターを示す概略図である。
【図6】本発明の積層体IIIを示す概略断面図である。
【図7】試験片を示す正面図である。
I,II,III 積層体 1 ポリエステル布 2,22b 熱可塑性樹脂フィルム 2’ 溶融ポリエチレン 11,17,31,32 巻出し部 12,33 巻取り部 13 冷却ロール 14 ニップロール 15 押出機 16 Tダイ 21 ナイロンタフタ布 22 ラミネートクラフト紙 34 熱ロール 35 圧着ロール
Claims (2)
- 【請求項1】 基材としての被多色プリント用布に、少
なくとも熱可塑性樹脂フィルムをラミネートして成るこ
とを特徴とするプリント用積層体。 - 【請求項2】 前記熱可塑性樹脂フィルムに、紙又は熱
可塑性樹脂よりも融点の高い樹脂フィルムを、さらに積
層して成る請求項1に記載のプリント用積層体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5202313A JPH0754284A (ja) | 1993-08-16 | 1993-08-16 | プリント用積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5202313A JPH0754284A (ja) | 1993-08-16 | 1993-08-16 | プリント用積層体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0754284A true JPH0754284A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16455481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5202313A Pending JPH0754284A (ja) | 1993-08-16 | 1993-08-16 | プリント用積層体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0754284A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2788236A1 (fr) * | 1999-01-12 | 2000-07-13 | Eurocreation Correspondance | Produit stratifie et enveloppe obtenue a partir de ce produit |
EP1154042A1 (en) | 2000-05-12 | 2001-11-14 | Nippon Paint Co., Ltd. | Treatment method for making heat exchanger hydrophilic and heat exchanger treated to be hydrophilic |
JP2006118008A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Showa Shinku:Kk | 薄膜形成装置及びその方法 |
JP2018144319A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | ワールド海綿株式会社 | インクジェットプリンター専用の綿布用紙 |
-
1993
- 1993-08-16 JP JP5202313A patent/JPH0754284A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2788236A1 (fr) * | 1999-01-12 | 2000-07-13 | Eurocreation Correspondance | Produit stratifie et enveloppe obtenue a partir de ce produit |
EP1154042A1 (en) | 2000-05-12 | 2001-11-14 | Nippon Paint Co., Ltd. | Treatment method for making heat exchanger hydrophilic and heat exchanger treated to be hydrophilic |
JP2006118008A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Showa Shinku:Kk | 薄膜形成装置及びその方法 |
JP4665155B2 (ja) * | 2004-10-22 | 2011-04-06 | 株式会社昭和真空 | 薄膜形成装置及びその方法 |
JP2018144319A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | ワールド海綿株式会社 | インクジェットプリンター専用の綿布用紙 |
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