JPH0754242Y2 - 靴 下 - Google Patents
靴 下Info
- Publication number
- JPH0754242Y2 JPH0754242Y2 JP1990053218U JP5321890U JPH0754242Y2 JP H0754242 Y2 JPH0754242 Y2 JP H0754242Y2 JP 1990053218 U JP1990053218 U JP 1990053218U JP 5321890 U JP5321890 U JP 5321890U JP H0754242 Y2 JPH0754242 Y2 JP H0754242Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic
- knitted
- yarn
- black
- sock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Socks And Pantyhose (AREA)
Description
本考案は、特にスポーツ用として好適に着用しうる靴下
に関し、着用中に身部がずり落ちにくい靴下に関するも
のである。
に関し、着用中に身部がずり落ちにくい靴下に関するも
のである。
従来から、スポーツ用靴下としては、一般的に非弾性糸
よりなる表糸と弾性糸とよりなる裏糸とを引き揃え、口
部からつま先部まで連続して編成してなるものが知られ
ている。特に、非弾性糸よりなる表糸は、口部からつま
先部まで完全に連続して編成されている。 このようなスポーツ用靴下は、弾性糸が用いられている
ため、足にフィットして好ましいものである。しかしな
がら、このスポーツ用靴下を着用してスポーツ等を行う
と、靴下の身部がずり落ちてくるということがあった。
身部がずり落ちると、靴下のはき心地が悪くなり、また
外観上も体裁が悪いという欠点があった。 このため、足瘤に接する靴下の上下の箇所(即ち、足首
に対応する靴下の箇所)を弾性糸のみで編成し、足瘤の
上下(即ち、足首)を緊締することによって、靴下身部
のずり落ちを防止することが知られている(実公昭11−
6540号公報)。この靴下の場合は、足首に対応する靴下
の箇所全周を弾性糸のみで編成し、弾性糸による足首の
緊締によって、靴下身部のずり落ちを防止しようという
ものであるため、足首が強く圧迫され、足が疲れるとい
う欠点があった。
よりなる表糸と弾性糸とよりなる裏糸とを引き揃え、口
部からつま先部まで連続して編成してなるものが知られ
ている。特に、非弾性糸よりなる表糸は、口部からつま
先部まで完全に連続して編成されている。 このようなスポーツ用靴下は、弾性糸が用いられている
ため、足にフィットして好ましいものである。しかしな
がら、このスポーツ用靴下を着用してスポーツ等を行う
と、靴下の身部がずり落ちてくるということがあった。
身部がずり落ちると、靴下のはき心地が悪くなり、また
外観上も体裁が悪いという欠点があった。 このため、足瘤に接する靴下の上下の箇所(即ち、足首
に対応する靴下の箇所)を弾性糸のみで編成し、足瘤の
上下(即ち、足首)を緊締することによって、靴下身部
のずり落ちを防止することが知られている(実公昭11−
6540号公報)。この靴下の場合は、足首に対応する靴下
の箇所全周を弾性糸のみで編成し、弾性糸による足首の
緊締によって、靴下身部のずり落ちを防止しようという
ものであるため、足首が強く圧迫され、足が疲れるとい
う欠点があった。
そこで、本考案は、足首に対応する靴下の箇所全周を弾
性糸のみで編成するのではなく、一部を弾性糸のみで編
成し、他は非弾性糸のみ又は非弾性糸と弾性糸とで編成
することにより、足首を強く圧迫することを防止しなが
ら、靴下身部のずり落ちを防止しようというものであ
る。
性糸のみで編成するのではなく、一部を弾性糸のみで編
成し、他は非弾性糸のみ又は非弾性糸と弾性糸とで編成
することにより、足首を強く圧迫することを防止しなが
ら、靴下身部のずり落ちを防止しようというものであ
る。
即ち、本考案は、身部,かかと部,足部及びつま先部の
各々が非弾性糸と弾性糸によって編成されており、身部
から足部に切り替わる付近であって、かかと部から更に
身部寄りの箇所において、同一周内に弾性糸のみで編成
された部位と非弾性糸のみ又は弾性糸と非弾性糸とで編
成された部位を有することを特徴とする靴下に関するも
のである。 以下、図面に基づいて本考案を説明する。 本考案に係る靴下は、身部(2),かかと部(3),足
部(4)及びつま先部(5)は、各々非弾性糸と弾性糸
によって編成されている。非弾性糸としては、綿糸,綿
−ポリエステル混紡糸,綿−アクリル混紡糸,ウール
糸,ウール−ポリエステル混紡糸,ウール−アクリル混
紡糸,ポリエステル糸,ナイロン糸等が用いられる。ま
た、弾性糸としては、ポリウレタン糸,ポリウレタン繊
維にナイロン繊維を被覆した糸(FTY),ポリウレタン
繊維に綿繊維を被覆した糸(DCY)等が用いられる。そ
して、編成する際には、一般的に非弾性糸を表糸とし、
弾性糸を裏糸として使用する。なお、口部(1)も非弾
性糸と弾性糸とで編成してもよいし、弾性糸のみで編成
して口ゴム部としてもよい。 本考案においては、この身部(2)から足部(4)に切
り替わる付近であって、かかと部(3)から更に身部
(2)寄りの箇所(即ち、足首に対応する靴下の箇所)
において、図面に示す如く、黒塗り部(7)が弾性糸の
みで編成されている。即ち、非弾性糸は、黒塗り部
(7)では用いられていないのである。 黒塗り部(7)の幅は、任意に決定しうる事項であり、
一般的には2mm〜3cm程度である。黒塗り部(7)の幅が
2mm未満になると、足の甲や足の裏の動きをここで十分
に吸収できなくなる傾向が生じる。また、黒塗り部
(7)の幅が3cmを超えると、身部(2)や足部(4)
の一部が弾性糸のみで形成されることになって、靴下の
はき心地が悪くなる傾向が生じる。この黒塗り部(7)
は、靴下の周方向に設けられており、弾性糸のみで編成
された部位を構成する。当該周方向において、黒塗り部
(7)外の箇所(6)は、弾性糸と非弾性糸とで編成さ
れた部位、又は非弾性糸のみで編成された部位を構成す
る。即ち、本考案においては、同一周内に、弾性糸のみ
で編成された黒塗り部(7)と、弾性糸と非弾性糸とで
編成された箇所(6)、又は非弾性糸のみで編成された
箇所(6)とを有するものである。 また、この黒塗り部(7)を有する周は、身部(2)か
ら足部(4)に切り替わる付近であって、かかと部
(3)から更に身部(2)寄りの箇所に一つ設けられて
いてもよいし、また二つ以上複数設けられていてもよ
い。複数設けられている場合、黒塗り部(7)を有する
周間は、非弾性糸と弾性糸とで編成されていてもよい
し、また非弾性糸のみで編成されていてもよい。 本考案においては、身部(2)から足部(4)に切り替
わる付近であって、かかと部(3)から更に身部(2)
寄りの箇所に、図面に示す如く、黒塗り部(7)が同一
周内に複数個並んでいてもよい。この黒塗り部(7)の
幅は、前記した黒塗り部(7)が同一周内に一個設けら
れている場合と同様に、2mm〜3cm程度である。黒塗り部
(7)は、弾性糸のみで編成されており、この黒塗り部
(7)によって、足の甲や足の裏の動きを吸収するので
ある。黒塗り部(7)は、周方向に複数個即ち2個以上
並んでおり、一般的には3〜12個程度が点対象となるよ
うに周方向に並んでいるのが好ましい。また、各黒塗り
部(7)間の間隔は、黒塗り部(7)の長さよりも短く
なっているのが好ましい。各黒塗り部(7)の間隔が、
黒塗り部(7)の長さよりも長くなると、靴下の周方向
において、黒塗り部(7)の占める長さが半周未満にな
り、足の甲や足の裏の動きをこの黒塗り部(7)の存在
する箇所で吸収しにくくなり、身部(2)がずり落ちや
すくなる傾向が生じる。なお、各黒塗り部(7)間の箇
所(6)は、前記した黒塗り部(7)が同一周内に一個
設けられている場合と同様に、非弾性糸と弾性糸とで編
成されていてもよいし、また非弾性糸のみで編成されて
いてもよい。
各々が非弾性糸と弾性糸によって編成されており、身部
から足部に切り替わる付近であって、かかと部から更に
身部寄りの箇所において、同一周内に弾性糸のみで編成
された部位と非弾性糸のみ又は弾性糸と非弾性糸とで編
成された部位を有することを特徴とする靴下に関するも
のである。 以下、図面に基づいて本考案を説明する。 本考案に係る靴下は、身部(2),かかと部(3),足
部(4)及びつま先部(5)は、各々非弾性糸と弾性糸
によって編成されている。非弾性糸としては、綿糸,綿
−ポリエステル混紡糸,綿−アクリル混紡糸,ウール
糸,ウール−ポリエステル混紡糸,ウール−アクリル混
紡糸,ポリエステル糸,ナイロン糸等が用いられる。ま
た、弾性糸としては、ポリウレタン糸,ポリウレタン繊
維にナイロン繊維を被覆した糸(FTY),ポリウレタン
繊維に綿繊維を被覆した糸(DCY)等が用いられる。そ
して、編成する際には、一般的に非弾性糸を表糸とし、
弾性糸を裏糸として使用する。なお、口部(1)も非弾
性糸と弾性糸とで編成してもよいし、弾性糸のみで編成
して口ゴム部としてもよい。 本考案においては、この身部(2)から足部(4)に切
り替わる付近であって、かかと部(3)から更に身部
(2)寄りの箇所(即ち、足首に対応する靴下の箇所)
において、図面に示す如く、黒塗り部(7)が弾性糸の
みで編成されている。即ち、非弾性糸は、黒塗り部
(7)では用いられていないのである。 黒塗り部(7)の幅は、任意に決定しうる事項であり、
一般的には2mm〜3cm程度である。黒塗り部(7)の幅が
2mm未満になると、足の甲や足の裏の動きをここで十分
に吸収できなくなる傾向が生じる。また、黒塗り部
(7)の幅が3cmを超えると、身部(2)や足部(4)
の一部が弾性糸のみで形成されることになって、靴下の
はき心地が悪くなる傾向が生じる。この黒塗り部(7)
は、靴下の周方向に設けられており、弾性糸のみで編成
された部位を構成する。当該周方向において、黒塗り部
(7)外の箇所(6)は、弾性糸と非弾性糸とで編成さ
れた部位、又は非弾性糸のみで編成された部位を構成す
る。即ち、本考案においては、同一周内に、弾性糸のみ
で編成された黒塗り部(7)と、弾性糸と非弾性糸とで
編成された箇所(6)、又は非弾性糸のみで編成された
箇所(6)とを有するものである。 また、この黒塗り部(7)を有する周は、身部(2)か
ら足部(4)に切り替わる付近であって、かかと部
(3)から更に身部(2)寄りの箇所に一つ設けられて
いてもよいし、また二つ以上複数設けられていてもよ
い。複数設けられている場合、黒塗り部(7)を有する
周間は、非弾性糸と弾性糸とで編成されていてもよい
し、また非弾性糸のみで編成されていてもよい。 本考案においては、身部(2)から足部(4)に切り替
わる付近であって、かかと部(3)から更に身部(2)
寄りの箇所に、図面に示す如く、黒塗り部(7)が同一
周内に複数個並んでいてもよい。この黒塗り部(7)の
幅は、前記した黒塗り部(7)が同一周内に一個設けら
れている場合と同様に、2mm〜3cm程度である。黒塗り部
(7)は、弾性糸のみで編成されており、この黒塗り部
(7)によって、足の甲や足の裏の動きを吸収するので
ある。黒塗り部(7)は、周方向に複数個即ち2個以上
並んでおり、一般的には3〜12個程度が点対象となるよ
うに周方向に並んでいるのが好ましい。また、各黒塗り
部(7)間の間隔は、黒塗り部(7)の長さよりも短く
なっているのが好ましい。各黒塗り部(7)の間隔が、
黒塗り部(7)の長さよりも長くなると、靴下の周方向
において、黒塗り部(7)の占める長さが半周未満にな
り、足の甲や足の裏の動きをこの黒塗り部(7)の存在
する箇所で吸収しにくくなり、身部(2)がずり落ちや
すくなる傾向が生じる。なお、各黒塗り部(7)間の箇
所(6)は、前記した黒塗り部(7)が同一周内に一個
設けられている場合と同様に、非弾性糸と弾性糸とで編
成されていてもよいし、また非弾性糸のみで編成されて
いてもよい。
本考案に係る靴下は、身部から足部に切り替わる箇所に
おいて、一の周に弾性糸のみで編成された部位を有する
ため、足の甲や足の裏の動きがこの弾性糸で吸収され、
身部に伝播しにくい。従って、身部が引っ張られて、身
部がずり落ちることを防止しうる。また、弾性糸のみで
編成された部位を有する周内には、非弾性糸のみ又は弾
性糸と非弾性糸とで編成された部位をも有するため、足
首が過剰に緊締されるのを防止でき、足が疲れにくいと
いう効果をも奏するものである。 依って、本考案に係る靴下を着用して、スポーツ等を行
った場合、身部のずり落ちを防止で、靴下のはき心地は
常に良好であり、また外観上の体裁も良く、更に足が疲
れにくいという効果を奏するものである。
おいて、一の周に弾性糸のみで編成された部位を有する
ため、足の甲や足の裏の動きがこの弾性糸で吸収され、
身部に伝播しにくい。従って、身部が引っ張られて、身
部がずり落ちることを防止しうる。また、弾性糸のみで
編成された部位を有する周内には、非弾性糸のみ又は弾
性糸と非弾性糸とで編成された部位をも有するため、足
首が過剰に緊締されるのを防止でき、足が疲れにくいと
いう効果をも奏するものである。 依って、本考案に係る靴下を着用して、スポーツ等を行
った場合、身部のずり落ちを防止で、靴下のはき心地は
常に良好であり、また外観上の体裁も良く、更に足が疲
れにくいという効果を奏するものである。
図面は、本考案の一例に係る靴下の平面図である。 (2)…身部,(3)…かかと部,(4)…足部,
(5)…つま先部,(6)…非弾性糸のみ又は弾性糸と
非弾性糸とで編成された部位,(7)…黒塗り部(弾性
糸のみで編成された部位)
(5)…つま先部,(6)…非弾性糸のみ又は弾性糸と
非弾性糸とで編成された部位,(7)…黒塗り部(弾性
糸のみで編成された部位)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−119602(JP,U) 実開 昭50−57627(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】身部,かかと部,足部及びつま先部の各々
が非弾性糸と弾性糸によって編成されており、身部から
足部に切り替わる付近であって、かかと部から更に身部
寄りの箇所において、同一周内に弾性糸のみで編成され
た部位と非弾性糸のみ又は弾性糸と非弾性糸とで編成さ
れた部位を有することを特徴とする靴下。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990053218U JPH0754242Y2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 靴 下 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990053218U JPH0754242Y2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 靴 下 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0448202U JPH0448202U (ja) | 1992-04-23 |
JPH0754242Y2 true JPH0754242Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=31787311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990053218U Expired - Fee Related JPH0754242Y2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 靴 下 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0754242Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2755006B1 (fr) * | 1996-10-25 | 1998-12-18 | Couzan Serge | Bas de contention pour la pratique du sport |
JP2005105427A (ja) * | 2003-09-29 | 2005-04-21 | Yuriko Higuchi | ファンデーション下着 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5057627U (ja) * | 1973-09-28 | 1975-05-29 | ||
JPS63119602U (ja) * | 1987-01-28 | 1988-08-02 |
-
1990
- 1990-05-21 JP JP1990053218U patent/JPH0754242Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0448202U (ja) | 1992-04-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |