JPH0753477Y2 - 簡易剥脱式果実保護袋 - Google Patents
簡易剥脱式果実保護袋Info
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- JPH0753477Y2 JPH0753477Y2 JP1993060662U JP6066293U JPH0753477Y2 JP H0753477 Y2 JPH0753477 Y2 JP H0753477Y2 JP 1993060662 U JP1993060662 U JP 1993060662U JP 6066293 U JP6066293 U JP 6066293U JP H0753477 Y2 JPH0753477 Y2 JP H0753477Y2
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01G—HORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
- A01G13/00—Protection of plants
- A01G13/20—Protective coverings for plants
- A01G13/27—Protective coverings for plants protecting specific parts of plants, e.g. roots, trunks or fruits
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Protection Of Plants (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、通気性と防虫性を有
し、暴風時でも底部破損による果実の落下を防止するよ
うに底部強度を大きくでき、特に収穫時における果実の
剥き出しと袋の除去が簡単に行え作業の省力化を計るこ
とができる簡易剥脱式の果実保護袋に関する。
し、暴風時でも底部破損による果実の落下を防止するよ
うに底部強度を大きくでき、特に収穫時における果実の
剥き出しと袋の除去が簡単に行え作業の省力化を計るこ
とができる簡易剥脱式の果実保護袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、果実の保護袋としては、紙袋や樹
脂袋に下端をシート状に押し畳んで接着した底部を形成
しており、果実挿入後、開口部をすぼめて針金で枝に縛
り付けたり、開口部両側を持ち上げて枝に結び掛けたり
して袋掛けするものである。
脂袋に下端をシート状に押し畳んで接着した底部を形成
しており、果実挿入後、開口部をすぼめて針金で枝に縛
り付けたり、開口部両側を持ち上げて枝に結び掛けたり
して袋掛けするものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の果実保護袋では、果実の収穫時、針金をいちいち巻
戻してから袋を取除き、または結び目を解いたりハサミ
で袋を切開することにより果実を取り出さなければなら
ず、大量の果実を集中して短時間に処理するには、大変
な手間がかかるし、思うように処理できない場合がある
という問題があった。
来の果実保護袋では、果実の収穫時、針金をいちいち巻
戻してから袋を取除き、または結び目を解いたりハサミ
で袋を切開することにより果実を取り出さなければなら
ず、大量の果実を集中して短時間に処理するには、大変
な手間がかかるし、思うように処理できない場合がある
という問題があった。
【0004】また、いずれの果実保護袋でも、底部は両
面を合せて接着しただけであるから、その袋が果実を引
き上げ気味に結束されていたり、果実が強風に煽られて
袋内に落下した場合、略球形状の果実が封筒状底部に収
まろうとするから、底部の継目両端側は果実の重量を受
けることがなく、中央部で一点集中的に受けることにな
り、ついにはそこの底部継目から破損したり、果実を落
下させてしまうという問題があった。
面を合せて接着しただけであるから、その袋が果実を引
き上げ気味に結束されていたり、果実が強風に煽られて
袋内に落下した場合、略球形状の果実が封筒状底部に収
まろうとするから、底部の継目両端側は果実の重量を受
けることがなく、中央部で一点集中的に受けることにな
り、ついにはそこの底部継目から破損したり、果実を落
下させてしまうという問題があった。
【0005】本考案は、かかる従来の問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的とするところ
は、枝についた果実を包み込んで保護するための袋を、
果実の収穫時には作業者の手だけの単純な動作だけで果
実を袋から一気に剥き出すと共に、袋の枝からの除去も
同時に行うことにより果実の収穫と袋の除去が短時間で
簡単に行うことができ、また、袋掛け状態時に果実の重
量が底部継目に作用しても、その底部継目の破損を防止
することができる簡易剥脱式果実保護袋を提供すること
にある。
ためになされたものであって、その目的とするところ
は、枝についた果実を包み込んで保護するための袋を、
果実の収穫時には作業者の手だけの単純な動作だけで果
実を袋から一気に剥き出すと共に、袋の枝からの除去も
同時に行うことにより果実の収穫と袋の除去が短時間で
簡単に行うことができ、また、袋掛け状態時に果実の重
量が底部継目に作用しても、その底部継目の破損を防止
することができる簡易剥脱式果実保護袋を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として本考案請求項1記載の簡易剥脱式果実保護
袋では、包み込んだ果実の剥き出しと係止した枝からの
除去を同時に行う果実保護袋であって、袋の両側辺をそ
れぞれ内側に折り込んで形成したガゼットと;果実を挿
入した上端開口部両側を枝の上方で跨った状態で結び合
せる一対の帯状部を形成する略U字状切欠部と;前記ガ
ゼットによる重複部分も一体に接着した底部と;を有
し、かつ前記袋が全面に気泡によって生じた多数の小孔
を有する発泡プラスチックシートによって形成されると
共に、前記小孔が上端開口部と底部の方向に長手方向を
向けた楕円形状に形成されている構成とした。
の手段として本考案請求項1記載の簡易剥脱式果実保護
袋では、包み込んだ果実の剥き出しと係止した枝からの
除去を同時に行う果実保護袋であって、袋の両側辺をそ
れぞれ内側に折り込んで形成したガゼットと;果実を挿
入した上端開口部両側を枝の上方で跨った状態で結び合
せる一対の帯状部を形成する略U字状切欠部と;前記ガ
ゼットによる重複部分も一体に接着した底部と;を有
し、かつ前記袋が全面に気泡によって生じた多数の小孔
を有する発泡プラスチックシートによって形成されると
共に、前記小孔が上端開口部と底部の方向に長手方向を
向けた楕円形状に形成されている構成とした。
【0007】また、請求項2記載の簡易剥脱式果実保護
袋では、請求項1記載の簡易剥脱式果実保護袋におい
て、前記袋が全面に小孔を穿設したシート状体で形成さ
れ、袋の両面の略同一位置であって上端開口部のU字状
切欠部底辺から底部までにミシン目状に連続した小孔が
少くとも一条設けられている構成とした。
袋では、請求項1記載の簡易剥脱式果実保護袋におい
て、前記袋が全面に小孔を穿設したシート状体で形成さ
れ、袋の両面の略同一位置であって上端開口部のU字状
切欠部底辺から底部までにミシン目状に連続した小孔が
少くとも一条設けられている構成とした。
【0008】
【作用】本考案請求項1記載の簡易剥脱式果実保護袋で
は、開口部側には略U字状切欠部を設けることによりそ
の両端が帯状部として残っているから、開口部からガゼ
ットを広げた状態にして果実を挿入した後、その果実を
つけた枝の両側からその帯状部をそのまま枝の上方へ立
ち上げ、その枝の上方で帯状部同士を結び合わせること
により、短時間で袋かけを行うことができる。
は、開口部側には略U字状切欠部を設けることによりそ
の両端が帯状部として残っているから、開口部からガゼ
ットを広げた状態にして果実を挿入した後、その果実を
つけた枝の両側からその帯状部をそのまま枝の上方へ立
ち上げ、その枝の上方で帯状部同士を結び合わせること
により、短時間で袋かけを行うことができる。
【0009】また、果実の重量が袋の底部に作用した場
合、底部はガゼット部もそのまま一体に接着しているか
ら、その底部は果実の略球形状下部に集中した状態とな
る。従って底部全体が果実の重量を受けることができる
から、果実の重量に対し強度は十分なものとなる。
合、底部はガゼット部もそのまま一体に接着しているか
ら、その底部は果実の略球形状下部に集中した状態とな
る。従って底部全体が果実の重量を受けることができる
から、果実の重量に対し強度は十分なものとなる。
【0010】そして、袋全体には上端開口部と底部の方
向に長手方向を向けた楕円形状の小孔があるから、底部
中央部を両手で持ち左右に引き合うことにより小孔をた
どって底部からU字状切欠部の底辺まで引き裂くことに
より中の果実を一気に剥き出しにすると共に、袋も結び
目を解くことなく枝の上から一気に取除くことができ
る。
向に長手方向を向けた楕円形状の小孔があるから、底部
中央部を両手で持ち左右に引き合うことにより小孔をた
どって底部からU字状切欠部の底辺まで引き裂くことに
より中の果実を一気に剥き出しにすると共に、袋も結び
目を解くことなく枝の上から一気に取除くことができ
る。
【0011】この果実袋は、発泡プラスチックシートに
て形成されているから、クッション性が良好であり、外
力に対して果実を保護しその果実が傷付くのを防止する
ことができる。尚、本考案では、発泡プラスチックシー
トが両手で裂け易いのを収穫時の開封に利用し、ガゼッ
トを一体に接着するのを底部継目の強度アップに利用し
ている。
て形成されているから、クッション性が良好であり、外
力に対して果実を保護しその果実が傷付くのを防止する
ことができる。尚、本考案では、発泡プラスチックシー
トが両手で裂け易いのを収穫時の開封に利用し、ガゼッ
トを一体に接着するのを底部継目の強度アップに利用し
ている。
【0012】請求項2記載の簡易剥脱式果実保護袋で
は、ミシン目を裂くと袋は開口部から底部まで開くか
ら、中の果実を一気に取出すことができる。また、底部
で二つ割り状態となるから、この袋は結び目を解くこと
なく枝の上から一気に除去することができる。
は、ミシン目を裂くと袋は開口部から底部まで開くか
ら、中の果実を一気に取出すことができる。また、底部
で二つ割り状態となるから、この袋は結び目を解くこと
なく枝の上から一気に除去することができる。
【0013】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は第1実施例の簡易剥脱式果実保護袋
を示す斜視図、図2は図1のA−A線による断面図、図
3は製造から使用状態までの概略を示す説明図である。
に説明する。図1は第1実施例の簡易剥脱式果実保護袋
を示す斜視図、図2は図1のA−A線による断面図、図
3は製造から使用状態までの概略を示す説明図である。
【0014】まず、実施例の構成を説明する。本実施例
の簡易剥脱式果実保護袋1は、図1,図2に示すよう
に、上端に開口部2および帯状部3と、下端に底部4
と、両側辺にガゼット5,5とを有し、全面に小孔6が
多数設けられている。
の簡易剥脱式果実保護袋1は、図1,図2に示すよう
に、上端に開口部2および帯状部3と、下端に底部4
と、両側辺にガゼット5,5とを有し、全面に小孔6が
多数設けられている。
【0015】次に図3に基づいて製造方法を説明する。
まず、保護しようとする果実7より大きな直径を有する
筒状発泡ポエチレン1aを適用し、その両側辺にガゼッ
ト5,5を、互いにその先端部が重なるようにして設け
ながら果実7より幅の狭い筒状シート1bを形成してゆ
く。そして、そのシートを横切るように、接近した2条
の溶着手段で2条ずつの溶着部8a,8bを一対として
所定間隔毎に設けてゆく。その後、この溶着部8a,8
b間をカットして次々と積重ねた後、溶着部8a側を上
端から略U字状に切欠する。このU字状切欠部9部分で
開口部2を、その両側の残り部分で帯状部3,3を形成
し、また、下端の溶着部8bでこのガゼット付き袋の底
部4を形成することになる(図3(イ)参照)。
まず、保護しようとする果実7より大きな直径を有する
筒状発泡ポエチレン1aを適用し、その両側辺にガゼッ
ト5,5を、互いにその先端部が重なるようにして設け
ながら果実7より幅の狭い筒状シート1bを形成してゆ
く。そして、そのシートを横切るように、接近した2条
の溶着手段で2条ずつの溶着部8a,8bを一対として
所定間隔毎に設けてゆく。その後、この溶着部8a,8
b間をカットして次々と積重ねた後、溶着部8a側を上
端から略U字状に切欠する。このU字状切欠部9部分で
開口部2を、その両側の残り部分で帯状部3,3を形成
し、また、下端の溶着部8bでこのガゼット付き袋の底
部4を形成することになる(図3(イ)参照)。
【0016】この場合、前記筒状発泡ポリエチレンは、
原料となるポリエチレン樹脂に発泡剤を加えてインフレ
ーション法によって成形し、その途中で加熱し発泡させ
ることにより、引抜き方向に長い楕円形状の小孔を全面
に形成させている。従って、この小孔が前記工程で形成
した簡易剥脱式果実保護袋1では、その長手方向を開口
部2から底部4に向けた小孔6となってあらわれてい
る。
原料となるポリエチレン樹脂に発泡剤を加えてインフレ
ーション法によって成形し、その途中で加熱し発泡させ
ることにより、引抜き方向に長い楕円形状の小孔を全面
に形成させている。従って、この小孔が前記工程で形成
した簡易剥脱式果実保護袋1では、その長手方向を開口
部2から底部4に向けた小孔6となってあらわれてい
る。
【0017】次に、この簡易剥脱式果実保護袋1の使用
方法を説明する。まず、開口部2を開いて果実7を入れ
る。このとき、ガゼット5,5が開き果実7をゆっくり
収納することができる。この状態で帯状部3,3同士を
果実7をつけた枝7aの上で跨った状態でしっかりと結
び合せる(図3(ロ)参照)。そして、強風等で果実7
が煽られて枝7aから落下した場合、果実7は底部4で
受け止められる。この場合、底部4の長さは果実7の直
径より短いため、底部4は果実7の略球形状下部に集中
した状態で保持することになる。従って、簡易剥脱式果
実保護袋1の下方部分は全体的に果実7の下面側に回り
込むから、果実の重量をその下方部分全体で略等分に保
持することになる。
方法を説明する。まず、開口部2を開いて果実7を入れ
る。このとき、ガゼット5,5が開き果実7をゆっくり
収納することができる。この状態で帯状部3,3同士を
果実7をつけた枝7aの上で跨った状態でしっかりと結
び合せる(図3(ロ)参照)。そして、強風等で果実7
が煽られて枝7aから落下した場合、果実7は底部4で
受け止められる。この場合、底部4の長さは果実7の直
径より短いため、底部4は果実7の略球形状下部に集中
した状態で保持することになる。従って、簡易剥脱式果
実保護袋1の下方部分は全体的に果実7の下面側に回り
込むから、果実の重量をその下方部分全体で略等分に保
持することになる。
【0018】そして、収穫時において、この簡易剥脱式
果実保護袋1は、底部4の中央部分を両手で左右に引張
ると、小孔6同士を辿って開口部2まで簡単に縦裂きす
ることができるため、果実を一気に剥き出して収穫でき
るし(図3(ハ)参照)、結び目10は枝7aの上に設
けているから、この結び目を解くことなく袋を引裂くの
と同時に除去することができる(図3(ニ)参照)。
果実保護袋1は、底部4の中央部分を両手で左右に引張
ると、小孔6同士を辿って開口部2まで簡単に縦裂きす
ることができるため、果実を一気に剥き出して収穫でき
るし(図3(ハ)参照)、結び目10は枝7aの上に設
けているから、この結び目を解くことなく袋を引裂くの
と同時に除去することができる(図3(ニ)参照)。
【0019】また、この簡易剥脱式果実保護袋1は、小
孔を有しているから、通気性、排水性に優れ、クッショ
ン性もあるから果実を十分に保護することができる。
尚、発泡樹脂シートでは小孔が無数にあって通気性、排
水性に大変優れているから、果実が既に紙袋で覆われて
いても、その紙袋の上から被わせることもできる。
孔を有しているから、通気性、排水性に優れ、クッショ
ン性もあるから果実を十分に保護することができる。
尚、発泡樹脂シートでは小孔が無数にあって通気性、排
水性に大変優れているから、果実が既に紙袋で覆われて
いても、その紙袋の上から被わせることもできる。
【0020】次に図4に基づいて第2実施例を説明す
る。尚、本実施例において、第1実施例と同一構成部分
は同一の符号を付してその説明は省略する。本実施例の
簡易剥脱式果実保護袋1Aは、樹脂フィルムを使用し、
その全面に機械で小孔6を多数設けると共に、中央部分
両側(両面)にミシン目11,11を設けたことに特徴
がある。この簡易剥脱式果実保護袋1は、前記ミシン目
11,11を引き裂くことにより果実を一気に剥き出し
にすることができる。
る。尚、本実施例において、第1実施例と同一構成部分
は同一の符号を付してその説明は省略する。本実施例の
簡易剥脱式果実保護袋1Aは、樹脂フィルムを使用し、
その全面に機械で小孔6を多数設けると共に、中央部分
両側(両面)にミシン目11,11を設けたことに特徴
がある。この簡易剥脱式果実保護袋1は、前記ミシン目
11,11を引き裂くことにより果実を一気に剥き出し
にすることができる。
【0021】以上、本考案の実施例を説明してきたが、
本考案の具体的な構成はこの実施例に限定されるもので
はなく、考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があ
っても本考案に含まれる。
本考案の具体的な構成はこの実施例に限定されるもので
はなく、考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があ
っても本考案に含まれる。
【0022】例えば、実施例では、ガゼット5,5は、
その先端部が重なるように設けるとしたが、これに限ら
ず、図5に示すように重ならないでもよい。また、ガゼ
ットを設けた後の筒状シートの幅も任意である。
その先端部が重なるように設けるとしたが、これに限ら
ず、図5に示すように重ならないでもよい。また、ガゼ
ットを設けた後の筒状シートの幅も任意である。
【0023】シート素材は、ポリエチレン樹脂の外に、
ポリプロピレン樹脂、軟質塩化ビニール樹脂、その他の
熱可塑性樹脂を使用することができる。また、小孔を機
械で穿設した紙や樹脂をコーティングした紙等を使用す
ることもできる。
ポリプロピレン樹脂、軟質塩化ビニール樹脂、その他の
熱可塑性樹脂を使用することができる。また、小孔を機
械で穿設した紙や樹脂をコーティングした紙等を使用す
ることもできる。
【0024】簡易剥脱式果実保護袋は、図6に示すよう
に多数重ねた状態で開口部端から略U字状のミシン目1
2を設け、この部分にホットピンを通して形成した貫通
穴13に紐14を差通して腰等に吊り下げておき、袋掛
け時に一枚ずつ引抜くことによりミシン目によって略U
字状切欠部を形成し、その両側に帯状部を設けるように
してもよい。
に多数重ねた状態で開口部端から略U字状のミシン目1
2を設け、この部分にホットピンを通して形成した貫通
穴13に紐14を差通して腰等に吊り下げておき、袋掛
け時に一枚ずつ引抜くことによりミシン目によって略U
字状切欠部を形成し、その両側に帯状部を設けるように
してもよい。
【0025】小孔を全てミシン目状に形成してもよい。
【0026】
【考案の効果】以上、説明してきたように本考案請求項
1記載の簡易剥脱式果実保護袋にあっては、前記構成と
したため、袋掛け後、略U字状切欠部の両側部分を枝の
上で簡単に結び合わせることができるから、袋掛けの省
力化を計ることができる。また、底部は果実の下部に集
中した状態となるので、果実の重量は底部の全体に等分
布状に作用し一点に対しては小さな力しか作用しないた
め、果実の重量で底部が破損することがなく、果実を落
下させずに保護することができる。また、小孔をたどっ
て底部からU字状切欠部の底辺まで袋を引き裂くことに
より、中の果実を一気に剥き出しにすると共に、袋も結
び目を解くことなく枝の上から一気に取除くことができ
るから、袋掛けから果実の収穫、袋の除去までの作業を
省力化することができる等の効果が得られる。
1記載の簡易剥脱式果実保護袋にあっては、前記構成と
したため、袋掛け後、略U字状切欠部の両側部分を枝の
上で簡単に結び合わせることができるから、袋掛けの省
力化を計ることができる。また、底部は果実の下部に集
中した状態となるので、果実の重量は底部の全体に等分
布状に作用し一点に対しては小さな力しか作用しないた
め、果実の重量で底部が破損することがなく、果実を落
下させずに保護することができる。また、小孔をたどっ
て底部からU字状切欠部の底辺まで袋を引き裂くことに
より、中の果実を一気に剥き出しにすると共に、袋も結
び目を解くことなく枝の上から一気に取除くことができ
るから、袋掛けから果実の収穫、袋の除去までの作業を
省力化することができる等の効果が得られる。
【0027】請求項2記載の簡易剥脱式果実保護袋にあ
っては、前記構成としたため、ミシン目から袋を縦裂き
にして果実を一気に剥き出すことができるから、果実の
収穫を省力化することができる。また、枝の上で結び目
を設けておくことができるから、この縦裂きと同時に袋
を除去できるので袋の除去を省力化することができる等
の効果が得られる。
っては、前記構成としたため、ミシン目から袋を縦裂き
にして果実を一気に剥き出すことができるから、果実の
収穫を省力化することができる。また、枝の上で結び目
を設けておくことができるから、この縦裂きと同時に袋
を除去できるので袋の除去を省力化することができる等
の効果が得られる。
【図1】本考案第1実施例の簡易剥脱式果実保護袋を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】図1のA−A線による断面図である。
【図3】第1実施例の製造から使用状態までの概略を示
す説明図である。
す説明図である。
【図4】第2実施例の簡易剥脱式果実保護袋を示す斜視
図である。
図である。
【図5】他の実施例の簡易剥脱式果実保護袋を示す断面
図である。
図である。
【図6】他の実施例の簡易剥脱式果実保護袋を示す斜視
図である。
図である。
【符号の説明】 1,1A 簡易剥脱式果実保護袋 2 開口部 3 帯状部 4 底部 5 ガゼット 6 小孔 7 果実 7a 枝 9 切欠部
Claims (2)
- 【請求項1】 包み込んだ果実の剥き出しと係止した枝
からの除去を同時に行う果実保護袋であって、 袋の両側辺をそれぞれ内側に折り込んで形成したガゼッ
トと;果実を挿入した上端開口部両側を枝の上方で跨っ
た状態で結び合せる一対の帯状部を形成する略U字状切
欠部と;前記ガゼットによる重複部分も一体に接着した
底部と;を有し、かつ前記袋が全面に気泡によって生じ
た多数の小孔を有する発泡プラスチックシートによって
形成されると共に、前記小孔が上端開口部と底部の方向
に長手方向を向けた楕円形状に形成されていることを特
徴とする簡易剥脱式果実保護袋。 - 【請求項2】 請求項1記載の簡易剥脱式果実保護袋に
おいて、前記袋が全面に小孔を穿設したシート状体で形
成され、袋の両面の略同一位置であって上端開口部のU
字状切欠部底辺から底部までミシン目状に連続した小孔
が少くとも一条設けられていることを特徴とした簡易剥
脱式果実保護袋。
Priority Applications (2)
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