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JPH0752118Y2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

Info

Publication number
JPH0752118Y2
JPH0752118Y2 JP1989059650U JP5965089U JPH0752118Y2 JP H0752118 Y2 JPH0752118 Y2 JP H0752118Y2 JP 1989059650 U JP1989059650 U JP 1989059650U JP 5965089 U JP5965089 U JP 5965089U JP H0752118 Y2 JPH0752118 Y2 JP H0752118Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
paper
paper feed
air
feeding
Prior art date
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Application number
JP1989059650U
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English (en)
Other versions
JPH02149642U (ja
Inventor
正博 小木曽
勝紀 斎藤
三雄 黒森
博司 五井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwatsu Electric Co Ltd
Original Assignee
Iwatsu Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iwatsu Electric Co Ltd filed Critical Iwatsu Electric Co Ltd
Priority to JP1989059650U priority Critical patent/JPH0752118Y2/ja
Publication of JPH02149642U publication Critical patent/JPH02149642U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0752118Y2 publication Critical patent/JPH0752118Y2/ja
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  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は複写機等のエアー給紙方式の給紙装置に関し、
さらに詳しくは、複数の給紙カセットを備えた給紙装置
に関する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕
従来、電子写真方式における感光紙の給紙装置は、感光
紙を積載するカセットと感光紙を駆動する給紙コロ及び
露光部へ駆動する為の給紙ローラ等から成りたつ給紙コ
ロ方式であった。
近年、感光紙のサイズ等を容易に選定して給紙させる要
求により、第7図に示すように給紙ローラ31,32上流の
部品を感光紙サイズに応じて大、中、小の給紙カセット
41,42,43毎に独立して構成し、各給紙コロ51,52,53によ
り給送紙を給紙ローラ31,32に給送することで、感光紙
の選択という煩しさに対して操作性の向上が計れた。
一方、給紙コロ方式での給紙装置では給紙コロと感光紙
との間の摩擦力によって感光紙を送出させるため、感光
面の傷、しわ、圧痕等が発生しやすく、又、感光紙を一
枚、一枚確実に捌く点に対して十分ではなかった。
この問題を解決するため、エアー給紙方式が考案され
た。この方式によれば感光紙を給紙ローラまで導く際
に、摩擦力で給紙させる給紙コロの代わりにエアー吸着
という手段を利用し、感光紙を吸着カップで吸着させ、
その吸着カップの駆動動作に一枚一枚確実に感光紙を捌
くための捌き動作を組み入れた給紙カムを構成させるこ
とで、給紙コロ方式の先に述べた問題点を解消するよう
にしている。
一方、従来のエアー給紙方式では、コロ給紙方式で発生
しやすい傷、圧痕、しわ、捌き等の改善を行ったが、異
なったサイズの感光紙の給紙を行なう際に感光紙を入れ
かえねばならないという操作性において欠点があった。
それを解決するためにコロ給紙方式が採用した、給紙カ
セット毎に独立した給紙コロを構成させ、複数給紙カセ
ットの給紙を可能とした様に、給紙カセット毎に独立し
た吸着カップを配置させることが容易に考えられるが、
このようにすると構成部品が増えると同時に、各々の給
紙カセット毎に給紙に伴なう調整が必要となり実現には
至っていない。
本考案は上記の点に鑑み、エアー給紙方式を用いて、従
来のコロ給紙方式及びエアー給紙方式の問題点を解消
し、ただ1組の吸着カップだけで、複数の給紙カセット
から感光紙を給紙させることを実現させようとするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
本考案によれば、上記の課題は、鉛直方向に配列され且
つ選択的な使用のためにほぼ水平な給紙方向前後に移動
可能な複数の給紙台と、該複数の給紙台の上方にあって
選択された給紙台に積載された給送紙を給紙ローラへ給
紙するための1組のエアー吸着子と、前記1組のエアー
吸着子を揺動可能に支持する支持手段と、前記1組のエ
アー吸着子を前記給紙台と前記給紙ローラとの間で揺動
させる揺動機構とを備え、該支持手段は,側板に回転自
在に支持された支点軸と、該支点軸に取り付けられた腕
と、該腕の先端部に回転自在に支持された支持軸とから
なり、前記1組のエアー吸着子が該支持軸に取り付けら
れ、該揺動機構が、該支点軸に取り付けられた第1のレ
バーに設けた第1のカムフォロアと、該第1のカムフォ
ロアと協働して一方向に回転する第1のカムと、該第1
のカムフォロアを該第1のカムに接触させる方向に付勢
するスプリングとを含む第1のカム機構と、該支持軸に
取り付けられた第2のレバーに設けた第2のカムフォロ
アと、該第2のカムフォロアと協働して前記支持軸を回
動する第2のカムと、該第2のカムフォロアを該第2の
カムに接触させる方向に付勢するスプリングとを含む第
2のカム機構とからなり、該第1のカムは、該第1のカ
ムフォロアと接触した状態で、前記1組のエアー吸着子
を、最上段の給紙台に積載された給送紙の上方の位置か
ら最下段の給紙台に積載された給送紙に接触できる位置
へ下向きに動かすことができ、且つ逆に上向きに戻すこ
とができ、そして、上向き運動の途中でそれぞれの給紙
台の上方の所定の位置において短い上下運動による紙捌
き動作を行うことができるカム形状を有するとともに、
最下段の給紙台が選択された場合には、該第1のカム
(16)は該第1のカムフォロアと接触した状態を維持し
て前記1組のエアー吸着子が最下段の給紙台の給送紙を
吸着し、そして、最下段以外の給紙台が選択された場合
には、前記1組のエアー吸着子が下向き運動の過程で選
択された給紙台の給送紙に接触したときにその給送紙を
吸着しつつ該第1のカムフォロアが該第1のカムから離
れて前記1組のエアー吸着子の下向き運動が阻止され且
つ該第1のカムの回転が進んで前記1組のエアー吸着子
の上向き運動に相当する該第1のカムの位置において該
第1のカムフォロアが該第1のカムと再接触して前記1
組のエアー吸着子を上向き運動させるようになってお
り、該第2のカムは、該第1のカムと協働して前記1組
のエアー吸着子の上向き運動の途中から該支持軸及び前
記1組のエアー吸着子を前記給紙ローラに向かうように
回転させるカム形状を有することを特徴とする給紙装置
によって解決される。
〔作用〕
上記構成からなる本考案においては、給紙時、給紙を行
なうべき給紙台以外の給紙台は給紙方向後方に退避さ
れ、選択された給紙台は前方に位置し、給送紙はこの位
置からエアー吸着子により給紙ローラへ運ばれる。エア
ー吸着子はカムの作用により揺動運動し、上段側の給紙
台に積載された給送紙のいずれかに接触したときに下向
き運動を阻止されるようになっており、さらに、下段側
の給紙台の所定の位置、及び上段側の給紙台の所定の位
置において短い上下運動による紙捌き動作を行うことが
できるようになっている。例えば上段側の給紙台が選択
された場合には、エアー吸着子は上段側の給紙台に積載
された給送紙に接触してその給送紙を吸着し、紙捌き動
作を行った後給送紙を給紙ローラへ運ぶ。エアー吸着子
が上段側の給紙台の給送紙に接触して停止した後もカム
は回り続けるが、カムに従うエアー吸着子の下段側の給
紙台に向かう運動は揺動機構により吸収される。下段側
の給紙台が選択された場合には、同エアー吸着子は下段
側の給紙台に積載された給送紙に接触してその給送紙を
吸着し、下段側の給紙台の所定の位置において紙捌き動
作を行った後給送紙を給紙ローラへ運ぶ。後者の場合に
は、エアー吸着子は下段側の給紙台の位置において紙捌
き動作を行った後で再び上段側の給紙台の位置において
も紙捌き動作を行うが、これは特に意味はない。
〔実施例〕
本考案の実施例について図面を参照して以下に説明す
る。
第1図は、本考案に係る給紙装置の実施例を示す一部破
断斜視図、第2〜第4図は同装置の側面図を示し、第2
図は、一対の吸着カップ23の基準位置を、第3図は、下
段給紙カセット3の感光紙2の吸着点を、第4図は、上
段給紙カセット1の感光紙2の吸着点を示す。第5図
は、給紙カム16の形状を、第6図はそのカム線図を示
す。
これらの図において、1及び3は感光紙2が積層配置さ
れる上段給紙カセット、下段給紙カセットである。各々
の給紙カセット1,3は底板4、左右一対のサイド板5a,5
b、感光紙2の後端を規制して前端、すなわち給紙カセ
ット前面壁6に押しあてるペーパーガイド7等で構成さ
れている。前記一対のサイド板5a,5bは感光紙2の幅方
向に対称的に移動、及び固定を可能となされ、前端部内
側面には弾性を有し、感光紙2の最大積載高さより上方
に位置する捌き爪8がそれぞれ配設されて互いに対向
し、その先端部は感光紙2の上方まで延在されている。
前記上段給紙カセット1のために、下段給紙カセット3
の左右一対の側面上部に固定されたレール台9が配さ
れ、上段給紙カセット1は矢印方向に移動可能な構成と
なっている。前記上段給紙カセット1及び下段給紙カセ
ット3の両側には側板10,11が対向して立設されてお
り、これらの側板10,11の前端部間には支点軸12が回転
自在に支架されている。支点軸12の一端には、ローラ13
を備えたレバー14が固定されており、このレバー14は引
張コイルバネ15によって第1図時計方向の回動付勢さ
れ、これによって前記ローラ13が給紙カム16のカム面16
aに圧接されている。給紙カム16は、側板10に配設され
た軸17に固定されて、給紙動作時に図示しないモータか
らの動力が伝達されて第1図矢印方向に回転されるよう
に構成されている。この場合、前記給紙カム面16aは第
1図に示すように一定の曲率の湾曲部分aと複雑形状を
なす蛇行部分bとからなり、これによって前記給紙カム
16が一回転した際、第6図に示すカム線図を描き、前記
ローラ13はカム線図に対応した動作を行なう。第6図に
おいて記号A〜Fは、前記ローラ13の位置に対応し、前
記レバー14は振り子運動をする。記号C,Dは前記下段給
紙カセット3の感光紙2の捌き動作、記号E,Fは、前記
上段給紙カセット1の感光紙2の捌き動作に対応する。
前記支点軸12の端部側で前記側板10,11より内側には左
右一対の腕19,20の一端が固定されており、これらの腕1
9,20の先端部間には支持軸22が回転自在に支架されてい
る。支持軸22の前記一対の腕19と20との間の部分には、
最上位の感光紙2先端部を吸引保持する複数の吸着カッ
プ23がスライド可能なブロック24を介してそれぞれ垂設
されている。また前記各吸着カップ23のブロック24は、
エアー中継ブロック25を介して図示しないポンプに接続
されている。前記支持軸22の側板11側端部には、ローラ
26を有する揺動カムレバー27が固定されており、このカ
ムレバー27は、引張コイルバネ28によって、第1図反時
計方向の回動付勢されることにより前記ローラ26を前記
側板11の内側面に配設されたガイドカム29のカム面30に
常時圧接している。ガイドカム29は2枚の金属板29a,29
bで構成され、カム面30は上半部が感光紙2の後端側に
緩やかに湾曲し、下半部がほぼ垂直に形成されている。
なお、第2図ないし第4図に示す31,32は給紙ローラで
ある。
次に、このような構成において、前記上段給紙カセット
1、下段給紙カセット3からの感光紙2の供給動作につ
いて説明する。
吸着カップ23は感光紙2先端上方に所定の高さで第2図
のように保持されている。この時、前記ローラ13は給紙
カム16の変位が最も大きくなる部位A(第5図、第6
図)に圧接されている。
この状態において、上段給紙カセット1、下段給紙カセ
ット3の選択を行なうのであるが、上段給紙カセット1
は、第3図の矢印方向への移動で、その先端、後端を、
図示しないセンサーで位置検知される。従って第3図に
おいては下段給紙カセット3が選択されている事がわか
る。今、第3図の状態、すなわち下段給紙カセット3の
中に積載されている感光紙2の給紙を行なう場合につい
て説明する。
この状態において、給紙動作を開始すると給紙カム16が
第1図時計方向に回転しはじめるため、レバー14はカム
面16aに沿ってスプリング15の力により第1図時計方向
に回動される。その時、すでに吸着カップ23は、図示し
ないエアーポンプが作動しており吸着状態となってい
る。吸着カップ23は、支点軸12、腕19,20及び前記レバ
ー14が一体的に回動する事により降下し、ローラ13が給
紙カム面16aの軸17から最も近い部位B(第5図)に達
した時、下段給紙カセット3に積載された感光紙2の最
上位先端部に接触して下段給紙カセット3の感光紙2を
吸着保持する。(第3図)ここで支持軸22は腕19,20に
対して回転自在ではあるが、カムレバー27が、ガイドカ
ム29のカム面30に沿って上昇するため、第1図半時計方
向に回動され、これに伴って吸着カップ23は若干後方に
移動するような運動を行なう。前記ローラ13が、カム面
16aに沿って動くとき、吸着カップ23は、第3図の下段
給紙カセット3内感光紙2最上位先端部を吸着しつつ、
感光紙2の上方の下段給紙カセット3側面に付けられて
いる捌き爪8近傍で2回振り落とし動作(捌き動作)を
行なうため、(第6図カム線図でC,D部分)2枚目以下
の感光紙を確実に落下させることができる。そして、下
段給紙カセット3内の感光紙2用の2回目の振り落とし
動作が終ると、吸着カップ23は上記上段給紙カセット1
の位置まで上昇してゆき、上段給紙カセット1の捌き爪
8近傍で、2回目の振り落とし動作を2度行なう。この
時上段給紙カセット1は、第3図の位置にあるので、吸
着カップ23はすでに捌かれた1枚の感光紙2を吸い付け
たまま、捌きとは無関係な動作を行なうことになる。こ
のことは、第6図による給紙カム16の給紙カム面16aの
E,Fの動きで示される。その後、前記ローラ13は、給紙
カム面E,Fから給紙カム面16aに沿って位置Aへと移動す
る。その動きは、ガイドカム29のカム面30に沿って吸着
カップ23に伝えられる。つまり、吸着カップ23は、給紙
ローラ31,32の位置へ移動することになる。吸着カップ2
3に吸い付けられた感光紙2の先端が給紙ローラ31,32の
間に入り込んだ後、給紙ローラ31,32は回転をはじめ、
図示しないエアーポンプの吸い付けを止めると同時に一
連の給紙動作を行なうことになる。また、給紙カム16は
第5図のAの位置にもどって止まり、つまり吸着カップ
23は、第2図の位置で、次の給紙動作命令待ちとなる。
以上が下段給紙カセット3選択時の感光紙2の給紙動作
である。なお第2図ないし第4図中の33は荷電部であ
る。
次に、上段給紙カセット1選択時の感光紙2の給紙につ
いて説明する。
上段給紙カセット1内の感光紙2の給紙は第2図の状態
となる様に上段給紙カセット1を矢印方向に移動させ
る。給紙動作命令前は、給紙カム16が第5図のAの状態
で、吸着カップ23は、第2図の状態となっている。給紙
動作を始めると先に述べた下段給紙カセット3の感光紙
2の時と同様に、吸着カップ23は下降をはじめ第4図の
状態となり、感光紙2最上位先端に接触して上段給紙カ
セット1の最上位感光紙2を吸着保持する。この時の給
紙カム16と前記ローラ13との関係は、前記軸17の中心か
らのローラ13の位置が、下段給紙カセット3用捌き動作
DC(第5図)よりも遠い位置になっているため、給紙カ
ム16の給紙カム面16aと、前記ローラ13は接触せず吸着
カップ23の吸着保持の状態は、給紙カム16が回転してロ
ーラ13と接触するまで保持している。したがって、第5
図、第6図のC,Dに相当する下段給紙カセット3内の感
光紙2を捌くための振り落とし動作は、しないことにな
る。給紙カム16の回転が進みようやくカム面16aとロー
ラ13が接触圧接されると、吸着カップ23は上方にあがり
はじめ、ガイドカム29のカム面30に沿って、若干後方に
移動しつつ、上段給紙カセット1用の捌き爪8近傍で、
第5図、第6図に示されるE,Fの振り落とし動作を2回
行なう。その後、先に述べた給紙動作と同様に、吸着カ
ップ23に吸い付けられた感光紙2は、給紙ローラ31,32
の間に先端を入り込ませ給紙される。その時、給紙カム
16は第5図のAの位置で静止し、つまり吸着カップ23は
第2図の位置で次の給紙動作命令持ちとなる。以上が上
段給紙カセット1選択時の感光紙2の給紙動作である。
上記実施例は2種類の給紙カセットについてだけ説明を
行なったが、本考案はこれに限らず、給紙カム16に給紙
カセット数に応じた振りおとし動作を入れれば、給紙カ
セット数は2種以上あっても良いことは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案は以上のような構成、作用を有するのであるか
ら、ただ一組のエアー吸着子だけで、複数の給紙台から
所望の給送紙を給紙することができ、コロ給紙方式のよ
うな給送紙に傷、圧痕、しわ等を発生させることなく、
捌きの容易な給紙装置が簡単な構成で得られる。
また、大型複写機等において、感光紙サイズを変更する
たびに、給紙カセットにその都度感光紙をセットする煩
わしさを解消し、その作業性が著しく向上するものとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の一部破断斜面図、第2図ない
し第4図は同上実施例の側面図で、第2図は給紙開始
前、第3図は下段給紙カセットからの給紙開始時、第4
図は上段給紙カセットからの給紙開始時をそれぞれ示
し、第5図は同上実施例における給紙カムの形状を示す
正面図、第6図は同上カムの運動に対応するカム線図、
第7図は従来の給紙コロ方式による給紙装置の概略図で
ある。 1……上段給紙カセット、2……感光紙、3……下段給
紙カセット、9……レール台、12……支点軸、13……ロ
ーラ、14……レバー、16……給紙カム、19,20……腕、2
2……支持軸、23……吸着カップ、27……カムレバー、2
9……ガイドカム、30……カム面、31,32……給紙ロー
ラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 五井 博司 東京都杉並区久我山1丁目7番41号 岩崎 通信機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−249840(JP,A) 実開 昭57−164746(JP,U) 実開 昭61−5838(JP,U) 実開 昭55−20329(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉛直方向に配列され且つ選択的な使用のた
    めにほぼ水平な給紙方向前後に移動可能な複数の給紙台
    (1,3)と、 該複数の給紙台の上方にあって選択された給紙台に積載
    された給送紙を給紙ローラ(31,32)へ給紙するための
    1組のエアー吸着子(23)と、 前記1組のエアー吸着子(23)を揺動可能に支持する支
    持手段(12,19,20,22)と、 前記1組のエアー吸着子(23)を前記給紙台(1,3)と
    前記給紙ローラ(31,32)との間で揺動させる揺動機構
    (14,16,27,28,29)とを備え、 該支持手段は,側板(10,11)に回転自在に支持された
    支点軸(12)と、該支点軸に取り付けられた腕(19,2
    0)と、該腕の先端部に回転自在に支持された支持軸(2
    2)とからなり、前記1組のエアー吸着子(23)が該支
    持軸(22)に取り付けられ、 該揺動機構が、該支点軸(12)に取り付けられた第1の
    レバー(14)に設けた第1のカムフォロア(13)と、該
    第1のカムフォロア(13)と協働して一方向に回転する
    第1のカム(16)と、該第1のカムフォロア(13)を該
    第1のカム(16)に接触させる方向に付勢するスプリン
    グ(15)とを含む第1のカム機構と、該支持軸(22)に
    取り付けられた第2のレバー(27)に設けた第2のカム
    フォロア(26)と、該第2のカムフォロア(26)と協働
    して前記支持軸を回動する第2のカム(29)と、該第2
    のカムフォロア(26)を該第2のカム(29)に接触させ
    る方向に付勢するスプリング(28)とを含む第2のカム
    機構とからなり、 該第1のカム(16)は、該第1のカムフォロア(13)と
    接触した状態で、前記1組のエアー吸着子を、最上段の
    給紙台に積載された給送紙の上方の位置から最下段の給
    紙台に積載された給送紙に接触できる位置へ下向きに動
    かすことができ、且つ逆に上向きに戻すことができ、そ
    して、上向き運動の途中でそれぞれの給紙台の上方の所
    定の位置において短い上下運動による紙捌き動作を行う
    ことができるカム形状を有するとともに、 最下段の給紙台が選択された場合には、該第1のカム
    (16)は該第1のカムフォロア(13)と接触した状態を
    維持して前記1組のエアー吸着子が最下段の給紙台の給
    送紙を吸着し、そして、最下段以外の給紙台が選択され
    た場合には、前記1組のエアー吸着子が下向き運動の過
    程で選択された給紙台の給送紙に接触したときにその給
    送紙を吸着しつつ該第1のカムフォロア(13)が該第1
    のカム(16)から離れて前記1組のエアー吸着子の下向
    き運動が阻止され且つ該第1のカム(16)の回転が進ん
    で前記1組のエアー吸着子の上向き運動に相当する該第
    1のカム(16)の位置において該第1のカムフォロア
    (13)が該第1のカム(16)と再接触して前記1組のエ
    アー吸着子を上向き運動させるようになっており、 該第2のカム(29)は、該第1のカム(16)と協働して
    前記1組のエアー吸着子の上向き運動の途中から該支持
    軸(22)及び前記1組のエアー吸着子を前記給紙ローラ
    (31,32)に向かうように回転させるカム形状を有する
    ことを特徴とする給紙装置。
JP1989059650U 1989-05-25 1989-05-25 給紙装置 Expired - Fee Related JPH0752118Y2 (ja)

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