JPH0752073A - 物品持ち上げチャック - Google Patents
物品持ち上げチャックInfo
- Publication number
- JPH0752073A JPH0752073A JP19596693A JP19596693A JPH0752073A JP H0752073 A JPH0752073 A JP H0752073A JP 19596693 A JP19596693 A JP 19596693A JP 19596693 A JP19596693 A JP 19596693A JP H0752073 A JPH0752073 A JP H0752073A
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- JP
- Japan
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- chuck
- vertical movement
- article
- vertical
- slider
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 51
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 49
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Manipulator (AREA)
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 かさ低く、構造および制御が簡単で、低コス
トな物品持ち上げチャックを提供する。 【構成】 チャック爪12を開閉できるように枢支14
した上下動スライダ13と、チャック爪12に連結され
てこれを上下動により上下動スライダ13上で回動さ
せ、また上下動スライダ13とともに上下動させる上下
動機構17と、上下動機構17が最下動位置から所定の
上動位置までにある間はチャック爪12が回動のみして
上下動機構17の上動により閉じ、上下動機構17の下
動により開くようにし、また上下動機構17が所定の上
動位置より上にある間はチャック爪12が上下動スライ
ダ13とともにスライドのみして上下動機構17の上下
動によりチャック爪12が上下動のみできるように案内
するガイド18、22、23とを備えたことを特徴とす
る。
トな物品持ち上げチャックを提供する。 【構成】 チャック爪12を開閉できるように枢支14
した上下動スライダ13と、チャック爪12に連結され
てこれを上下動により上下動スライダ13上で回動さ
せ、また上下動スライダ13とともに上下動させる上下
動機構17と、上下動機構17が最下動位置から所定の
上動位置までにある間はチャック爪12が回動のみして
上下動機構17の上動により閉じ、上下動機構17の下
動により開くようにし、また上下動機構17が所定の上
動位置より上にある間はチャック爪12が上下動スライ
ダ13とともにスライドのみして上下動機構17の上下
動によりチャック爪12が上下動のみできるように案内
するガイド18、22、23とを備えたことを特徴とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物品の持ち上げチャッ
ク、詳しくは、開閉により物品を把持し、またはこれを
解除する一対のチャック爪を上下動させて物品を持ち上
げ、または下ろす物品持ち上げチャックに関するもので
ある。
ク、詳しくは、開閉により物品を把持し、またはこれを
解除する一対のチャック爪を上下動させて物品を持ち上
げ、または下ろす物品持ち上げチャックに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の物品持ち上げチャック
は、図4に示すように物品1を外側から把持して、これ
を持ち上げ、または下ろす一対のチャック爪2を矢印a
で示す水平方向に離接させて開閉させる離接機構3と、
この離接機構3を矢印bで示す方向に上下動できるよう
に支持する上下動機構4とを備え、例えば図に示すよう
な作業アーム5の先端部に装備される。
は、図4に示すように物品1を外側から把持して、これ
を持ち上げ、または下ろす一対のチャック爪2を矢印a
で示す水平方向に離接させて開閉させる離接機構3と、
この離接機構3を矢印bで示す方向に上下動できるよう
に支持する上下動機構4とを備え、例えば図に示すよう
な作業アーム5の先端部に装備される。
【0003】物品1を把持し、これを持ち上げるには、
まず図4のようにチャック爪2が開いた状態にて、上下
動機構4により離接機構3を介してチャック爪2を矢印
cで示すように下動させる。
まず図4のようにチャック爪2が開いた状態にて、上下
動機構4により離接機構3を介してチャック爪2を矢印
cで示すように下動させる。
【0004】次に、離接機構3によりチャック爪2を矢
印dで示す方向に近接させて閉じることにより、チャッ
ク爪2が物品1を把持するようにする。
印dで示す方向に近接させて閉じることにより、チャッ
ク爪2が物品1を把持するようにする。
【0005】続いて上下動機構4により離接機構3を介
してチャック爪2を矢印eの方向に上動させることによ
り、物品1を持ち上げ、持ち運ぶことができる。
してチャック爪2を矢印eの方向に上動させることによ
り、物品1を持ち上げ、持ち運ぶことができる。
【0006】また、これとは逆の動作をすることによ
り、物品1を所定位置に下ろして定置することができ
る。
り、物品1を所定位置に下ろして定置することができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のも
のでは、チャック爪2を開閉させる離接機構3と、チャ
ック爪2を上下動させる上下動機構4との2つの駆動機
構が必要であるし、物品1を把持して持ち上げ、または
物品1を下ろして定置するには、離接機構3と上下動機
構4とが、物品1の持ち上げか、あるいは物品1の定置
かの目的に応じた所定の順序とタイミングでそれぞれ動
作制御される必要があるので、かさ高く、構造および制
御が複雑で高価なものとなっている。
のでは、チャック爪2を開閉させる離接機構3と、チャ
ック爪2を上下動させる上下動機構4との2つの駆動機
構が必要であるし、物品1を把持して持ち上げ、または
物品1を下ろして定置するには、離接機構3と上下動機
構4とが、物品1の持ち上げか、あるいは物品1の定置
かの目的に応じた所定の順序とタイミングでそれぞれ動
作制御される必要があるので、かさ高く、構造および制
御が複雑で高価なものとなっている。
【0008】本発明は、このような従来の問題を解消す
ることを課題とし、上下動機構1つの上下動動作制御の
みによって、物品を持ち上げ、または下ろして定置でき
る物品持ち上げチャックを提供することを目的とするも
のである。
ることを課題とし、上下動機構1つの上下動動作制御の
みによって、物品を持ち上げ、または下ろして定置でき
る物品持ち上げチャックを提供することを目的とするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の物品持ち上げチ
ャックは、上記のような目的を達成するために、開閉に
より物品を把持し、またはこれを解除する一対のチャッ
ク爪を上下動させて物品を持ち上げ、または下ろす物品
持ち上げチャックにおいて、チャック爪を開閉できるよ
うに枢支した上下動スライダと、チャック爪に連結され
てこれを上下動により上下動スライダ上で回動させ、ま
た上下動スライダとともに上下動させる上下動機構と、
上下動機構が最下動位置から所定の上動位置までにある
間はチャック爪が回動のみして上下動機構の上動により
閉じ、上下動機構の下動により開くようにし、また上下
動機構が所定の上動位置より上にある間はチャック爪が
上下動スライダとともにスライドのみして上下動機構の
上下動によりチャック爪が上下動のみできるように案内
するガイドとを備えたことを特徴とするものである。
ャックは、上記のような目的を達成するために、開閉に
より物品を把持し、またはこれを解除する一対のチャッ
ク爪を上下動させて物品を持ち上げ、または下ろす物品
持ち上げチャックにおいて、チャック爪を開閉できるよ
うに枢支した上下動スライダと、チャック爪に連結され
てこれを上下動により上下動スライダ上で回動させ、ま
た上下動スライダとともに上下動させる上下動機構と、
上下動機構が最下動位置から所定の上動位置までにある
間はチャック爪が回動のみして上下動機構の上動により
閉じ、上下動機構の下動により開くようにし、また上下
動機構が所定の上動位置より上にある間はチャック爪が
上下動スライダとともにスライドのみして上下動機構の
上下動によりチャック爪が上下動のみできるように案内
するガイドとを備えたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明の物品の持ち上げチャックの上記構成で
は、上下動機構が最下動位置にあるときチャック爪は最
下動位置にて開いた状態にある。この状態にて上下動機
構が上動すると、これが最下動位置から所定の上動位置
までにある間、チャック爪はガイドの働きによって回動
のみして最下動位置のまま上下動機構の上動により閉じ
状態とされるので、所定の高さ位置にある物品を把持す
ることができる。
は、上下動機構が最下動位置にあるときチャック爪は最
下動位置にて開いた状態にある。この状態にて上下動機
構が上動すると、これが最下動位置から所定の上動位置
までにある間、チャック爪はガイドの働きによって回動
のみして最下動位置のまま上下動機構の上動により閉じ
状態とされるので、所定の高さ位置にある物品を把持す
ることができる。
【0011】上下動機構が引き続いて所定の高さ位置よ
りも上に上動すると、チャック爪はガイドの働きによっ
て回動を阻止され、上下動機構の上動によりスライダと
ともに上方にスライドされるので、前記把持した物品を
そのまま持ち上げることができる。
りも上に上動すると、チャック爪はガイドの働きによっ
て回動を阻止され、上下動機構の上動によりスライダと
ともに上方にスライドされるので、前記把持した物品を
そのまま持ち上げることができる。
【0012】したがって、上下動機構が最上動位置にあ
るとき、チャック爪は閉じ状態にあり物品を把持してい
る場合は、これを所定の高さ位置に持ち上げて保持した
状態にある。
るとき、チャック爪は閉じ状態にあり物品を把持してい
る場合は、これを所定の高さ位置に持ち上げて保持した
状態にある。
【0013】この状態で上下動機構を下動させると、上
下動機構が所定の上動位置まで下動する間、チャックは
ガイドの働きによって回動を阻止され、上下動機構の下
動によりスライダとともに下方にスライドされるので、
前記把持している物品を持ち上げ前の位置まで下ろすこ
とができる。
下動機構が所定の上動位置まで下動する間、チャックは
ガイドの働きによって回動を阻止され、上下動機構の下
動によりスライダとともに下方にスライドされるので、
前記把持している物品を持ち上げ前の位置まで下ろすこ
とができる。
【0014】上下動機構が物品の持ち上げ開始位置から
引き続き最下動位置まで下動すると、チャック爪はガイ
ドの働きにより回動のみして上下動機構の下動により、
最下動位置のまま開かれるので、前記下ろした物品の把
持を解除し物品を定置することができる。
引き続き最下動位置まで下動すると、チャック爪はガイ
ドの働きにより回動のみして上下動機構の下動により、
最下動位置のまま開かれるので、前記下ろした物品の把
持を解除し物品を定置することができる。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例としての物品の持ち上
げチャックについて、図1〜図3を参照しながら説明す
る。
げチャックについて、図1〜図3を参照しながら説明す
る。
【0016】本実施例の物品持ち上げチャックは、図
1、図2に示してあるように、物品11を持ち上げ、ま
たは下ろす一対のチャック爪12のそれぞれが、左右一
対の上下動スライダ13の上に軸14により矢印fの方
向に回動できるように個別に枢支している。
1、図2に示してあるように、物品11を持ち上げ、ま
たは下ろす一対のチャック爪12のそれぞれが、左右一
対の上下動スライダ13の上に軸14により矢印fの方
向に回動できるように個別に枢支している。
【0017】上下動スライダ13は、作業アーム10の
先端部に有する支持基板15の正面左右に設けられたガ
イドレール16の案内で矢印bの方向に上下動できるよ
うに支持されている。
先端部に有する支持基板15の正面左右に設けられたガ
イドレール16の案内で矢印bの方向に上下動できるよ
うに支持されている。
【0018】各チャック爪12は先端部の内面に把持ピ
ン12aを有し、これがチャック爪12の閉じ状態にて
物品11の把手11aに外方から内側に差し込まれるこ
とによって物品11を把持し、これを所定高さ位置まで
持ち上げたり、または所定の高さ位置から定置面等にま
で下ろしたりできるようにしている。
ン12aを有し、これがチャック爪12の閉じ状態にて
物品11の把手11aに外方から内側に差し込まれるこ
とによって物品11を把持し、これを所定高さ位置まで
持ち上げたり、または所定の高さ位置から定置面等にま
で下ろしたりできるようにしている。
【0019】各チャック爪12の先端部の内面にはさら
にばね19により内側へ所定量突出するように付勢され
た押圧子20が設けられ、前記把持する物品11を押圧
子20により外側から押圧して、各チャック爪12の中
間位置に安定させられるようにしてある。
にばね19により内側へ所定量突出するように付勢され
た押圧子20が設けられ、前記把持する物品11を押圧
子20により外側から押圧して、各チャック爪12の中
間位置に安定させられるようにしてある。
【0020】しかし、この開閉されるチャック爪12の
物品11を把持する構造は特に限定されるものではな
く、取り扱う物品の形状や種類、大きさ等に合わせて種
々の把持形式を採用することができる。
物品11を把持する構造は特に限定されるものではな
く、取り扱う物品の形状や種類、大きさ等に合わせて種
々の把持形式を採用することができる。
【0021】支持基板15の正面中央には、上下動機構
17が設けられ、これの矢印bの方向に上下動される上
下動ロッド17aが水平なチャックガイド18を介し
て、各チャック爪12と連結されている。チャックガイ
ド18は上下動ロッド17aの下端に取付けられ、両端
部に有する水平な各カム孔18a内に、各チャック爪1
2の尾端12b上に設けたカムフォロア21を嵌め合わ
せている。
17が設けられ、これの矢印bの方向に上下動される上
下動ロッド17aが水平なチャックガイド18を介し
て、各チャック爪12と連結されている。チャックガイ
ド18は上下動ロッド17aの下端に取付けられ、両端
部に有する水平な各カム孔18a内に、各チャック爪1
2の尾端12b上に設けたカムフォロア21を嵌め合わ
せている。
【0022】これによって、上下動機構17は上下動ロ
ッド17aの上下動をチャックガイド18、カム孔18
a、カムフォロア21、および尾端12bを介し各チャ
ック爪12に伝達するようになっており、カム孔18a
と尾端12bとは、上下動ロッド17aの最下動位置か
らの矢印eで示す上動によって各チャック爪12を矢印
gで示す閉じ方向に回動させ、最下動位置への矢印cで
示す下動によって各チャック爪12を矢印hで示す開き
方向に回動させられるような角度関係に設定されてい
る。
ッド17aの上下動をチャックガイド18、カム孔18
a、カムフォロア21、および尾端12bを介し各チャ
ック爪12に伝達するようになっており、カム孔18a
と尾端12bとは、上下動ロッド17aの最下動位置か
らの矢印eで示す上動によって各チャック爪12を矢印
gで示す閉じ方向に回動させ、最下動位置への矢印cで
示す下動によって各チャック爪12を矢印hで示す開き
方向に回動させられるような角度関係に設定されてい
る。
【0023】また、前記開き方向への回動は、上下動ロ
ッド17aの最下動位置にて規制し、閉じ方向への回動
は、所定の閉じ状態に対応する位置まで移動したカムフ
ォロア21を受止めてそれ以上回動しないようにする回
動ストッパ22により規制するようにしてある。
ッド17aの最下動位置にて規制し、閉じ方向への回動
は、所定の閉じ状態に対応する位置まで移動したカムフ
ォロア21を受止めてそれ以上回動しないようにする回
動ストッパ22により規制するようにしてある。
【0024】また上下動ロッド17aが所定の高さ位置
よりも上に位置する間、前記回動ストッパ22とともに
各チャック爪12の矢印f方向の回動を阻止し、チャッ
ク爪12が閉じ状態のまま上下動ロッド17aの上下動
によって上下動されるようにする上下動ガイド23を設
けてある。
よりも上に位置する間、前記回動ストッパ22とともに
各チャック爪12の矢印f方向の回動を阻止し、チャッ
ク爪12が閉じ状態のまま上下動ロッド17aの上下動
によって上下動されるようにする上下動ガイド23を設
けてある。
【0025】回動ストッパ22は上下動スライダ13に
取付けてあるが、これに限られることはない。各チャッ
ク爪12を閉じ状態のまま上下動させる範囲でチャック
爪12の閉じ側への回動を阻止できればよい。
取付けてあるが、これに限られることはない。各チャッ
ク爪12を閉じ状態のまま上下動させる範囲でチャック
爪12の閉じ側への回動を阻止できればよい。
【0026】次に本実施例の物品11を持ち上げたり、
下ろしたりする作業につき図3を参照しながら具体的に
説明する。
下ろしたりする作業につき図3を参照しながら具体的に
説明する。
【0027】上下動機構17の上下動ロッド17aが図
3の(a)に示す最下動位置にあるとき、チャック爪1
2は最下動位置にて開いた状態にある。この状態にて上
下動ロッド17aが矢印eの方向に上動すると、これが
最下位置から図3の(b)に示す所定の上動位置までに
ある間の上下動ロッド17aの上下動により、チャック
爪12はチャックガイド18の働きによって矢印f方向
の回動のみし、最下位置のまま上下動ロッド17aの矢
印eで示す上動により閉じ状態とされるので、所定の高
さ位置にある物品11を把持することができる。
3の(a)に示す最下動位置にあるとき、チャック爪1
2は最下動位置にて開いた状態にある。この状態にて上
下動ロッド17aが矢印eの方向に上動すると、これが
最下位置から図3の(b)に示す所定の上動位置までに
ある間の上下動ロッド17aの上下動により、チャック
爪12はチャックガイド18の働きによって矢印f方向
の回動のみし、最下位置のまま上下動ロッド17aの矢
印eで示す上動により閉じ状態とされるので、所定の高
さ位置にある物品11を把持することができる。
【0028】上下動ロッド17aが図3の(b)に示す
所定の高さ位置に到達して以降、つまり所定の上動位置
より上にある間、カムフォロア21がガイドとしての回
動ストッパ22に当接した状態となることにより、矢印
g方向へのそれ以上の回動を阻止され、上下動ロッド1
7aの上動により上下動スライダ13とともに矢印eで
示す上方にスライドされるので、前記把持した物品11
をそのまま持ち上げることができる。
所定の高さ位置に到達して以降、つまり所定の上動位置
より上にある間、カムフォロア21がガイドとしての回
動ストッパ22に当接した状態となることにより、矢印
g方向へのそれ以上の回動を阻止され、上下動ロッド1
7aの上動により上下動スライダ13とともに矢印eで
示す上方にスライドされるので、前記把持した物品11
をそのまま持ち上げることができる。
【0029】この状態で上下動ロッド17aを下動させ
ると、上下動ロッド17aが図3の(b)に示す所定の
上動位置まで下動する間、チャック爪12は上下動ガイ
ド23の働きによって矢印hで示す回動を阻止され、上
下動ロッド17aの下動により上下動スライダ13とと
もに矢印cで示す下方にスライドされるので、前記把持
している物品11を図3の(b)に示すように持ち上げ
前の位置まで下ろすことができる。
ると、上下動ロッド17aが図3の(b)に示す所定の
上動位置まで下動する間、チャック爪12は上下動ガイ
ド23の働きによって矢印hで示す回動を阻止され、上
下動ロッド17aの下動により上下動スライダ13とと
もに矢印cで示す下方にスライドされるので、前記把持
している物品11を図3の(b)に示すように持ち上げ
前の位置まで下ろすことができる。
【0030】上下動ロッド17aが図3の(b)の状態
から図3の(a)に示す最下動位置まで引き続き矢印c
で示す方向に下動すると、チャック爪12はチャックガ
イド18の働きにより矢印f方向に回動のみして上下動
ロッド17aの矢印cで示す方向の下動により最下動位
置のまま図3の(a)に示す状態に再度開かれるので、
前記下ろした物品11の把持を解除し物品11を定置す
ることができる。
から図3の(a)に示す最下動位置まで引き続き矢印c
で示す方向に下動すると、チャック爪12はチャックガ
イド18の働きにより矢印f方向に回動のみして上下動
ロッド17aの矢印cで示す方向の下動により最下動位
置のまま図3の(a)に示す状態に再度開かれるので、
前記下ろした物品11の把持を解除し物品11を定置す
ることができる。
【0031】したがって、上下動機構1つの、上下動ロ
ッド17aの上動制御のみによって、チャック爪12を
閉じて物品11を把持してから、これを持ち上げるこ
と、および上下動ロッド17aの下動制御のみによっ
て、持ち上げた物品11を下ろしてから、チャック爪1
2を開いて把持を解き物品11を定置することが達成さ
れ、全体にかさ低く、構造および制御が簡単で、低コス
トなものとなる。
ッド17aの上動制御のみによって、チャック爪12を
閉じて物品11を把持してから、これを持ち上げるこ
と、および上下動ロッド17aの下動制御のみによっ
て、持ち上げた物品11を下ろしてから、チャック爪1
2を開いて把持を解き物品11を定置することが達成さ
れ、全体にかさ低く、構造および制御が簡単で、低コス
トなものとなる。
【0032】
【発明の効果】本発明の物品の持ち上げチャックによれ
ば、上下動機構が最下動位置から上動するときのガイド
との協働により、チャック爪を閉じ状態として、所定の
高さ位置にある物品を把持するのに引き続いて、把持し
た物品をそのまま持ち上げ、また上下動機構が最上動位
置から下動するときのガイドとの協働により、前記持ち
上げている物品を下ろすのに引き続いて、これの把持を
解除し物品を定置するので、上下動機構1つの単純な動
作制御だけで、物品を把持して持ち上げたり、持ち上げ
た物品を下ろして把持を解き定置したりすることを達成
し、かさ低く、構造および制御が簡単で低コストなもの
とすることができる。
ば、上下動機構が最下動位置から上動するときのガイド
との協働により、チャック爪を閉じ状態として、所定の
高さ位置にある物品を把持するのに引き続いて、把持し
た物品をそのまま持ち上げ、また上下動機構が最上動位
置から下動するときのガイドとの協働により、前記持ち
上げている物品を下ろすのに引き続いて、これの把持を
解除し物品を定置するので、上下動機構1つの単純な動
作制御だけで、物品を把持して持ち上げたり、持ち上げ
た物品を下ろして把持を解き定置したりすることを達成
し、かさ低く、構造および制御が簡単で低コストなもの
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された一実施例としての物品の持
ち上げチャックを示す正面図である。
ち上げチャックを示す正面図である。
【図2】図1の物品の持ち上げチャックの斜視図であ
る。
る。
【図3】図1の物品の持ち上げチャックの動作状態を示
す説明図図である。
す説明図図である。
【図4】従来例を示す斜視図である。
11 物品 11a 把手 12 チャック爪 12a 把持ピン 12b 尾端 13 上下動スライダ 14 軸 15 支持基板 17 上下動機構 17a 上下動ロッド 18 チャックガイド 18a カム孔 21 カムフォロア 22 回動ストッパ 23 上下動ガイド
Claims (1)
- 【請求項1】 開閉により物品を把持し、またはこれを
解除する一対のチャック爪を上下動させて物品を持ち上
げ、または下ろす物品持ち上げチャックにおいて、 チャック爪を開閉できるように枢支した上下動スライダ
と、チャック爪に連結されてこれを上下動により上下動
スライダ上で回動させ、また上下動スライダとともに上
下動させる上下動機構と、上下動機構が最下動位置から
所定の上動位置までにある間はチャック爪が回動のみし
て上下動機構の上動により閉じ、上下動機構の下動によ
り開くようにし、また上下動機構が所定の上動位置より
上にある間はチャック爪が上下動スライダとともにスラ
イドのみして上下動機構の上下動によりチャック爪が上
下動のみできるように案内するガイドとを備えたことを
特徴とする物品持ち上げチャック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19596693A JPH0752073A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 物品持ち上げチャック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19596693A JPH0752073A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 物品持ち上げチャック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0752073A true JPH0752073A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16349957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19596693A Pending JPH0752073A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 物品持ち上げチャック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0752073A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009078311A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Seiko Epson Corp | 多関節ロボット用ハンドおよびこれを備えた多関節ロボット |
JP2012030351A (ja) * | 2010-07-02 | 2012-02-16 | Shibaura Mechatronics Corp | 把持装置、搬送装置、処理装置、および電子デバイスの製造方法 |
JP2019529287A (ja) * | 2016-09-26 | 2019-10-17 | カーハーエス・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | スピンドル駆動部を有する容器グリッパを備えた搬送装置 |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP19596693A patent/JPH0752073A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009078311A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Seiko Epson Corp | 多関節ロボット用ハンドおよびこれを備えた多関節ロボット |
JP2012030351A (ja) * | 2010-07-02 | 2012-02-16 | Shibaura Mechatronics Corp | 把持装置、搬送装置、処理装置、および電子デバイスの製造方法 |
JP2019529287A (ja) * | 2016-09-26 | 2019-10-17 | カーハーエス・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | スピンドル駆動部を有する容器グリッパを備えた搬送装置 |
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