JPH0751962A - 回転運動機構 - Google Patents
回転運動機構Info
- Publication number
- JPH0751962A JPH0751962A JP19609293A JP19609293A JPH0751962A JP H0751962 A JPH0751962 A JP H0751962A JP 19609293 A JP19609293 A JP 19609293A JP 19609293 A JP19609293 A JP 19609293A JP H0751962 A JPH0751962 A JP H0751962A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axis
- shaft
- guide
- moving body
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Machine Tool Units (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡易な構造で、移動体を高速で正確に旋回さ
せることができる回転運動機構を提供する。 【構成】 第1軸ガイド12a、12bと第2軸ガイド
14a、14bは、各1対設けられている。第1軸移動
ガイド16は、各端部がそれぞれ第2軸ガイド14a、
14bへスライド可能に嵌着され、第2軸ガイド14
a、14bに沿って第2軸方向Yへ移動可能である。第
2軸移動ガイド20は、各端部がそれぞれ第1軸ガイド
12a、12bへスライド可能に嵌着され、第1軸ガイ
ド12a、12bに沿って第1軸方向Xへ移動可能であ
る。移動体24は、第1軸移動ガイド16および第2軸
移動ガイド20上を移動可能である。回転軸30は、軸
線を中心に回転可能である。回転駆動手段32は、回転
軸30を軸線を中心として回転させる。レバー40は、
一部分が回転軸30と一体に回転可能に固定され、他の
部分が連結軸46を介して移動体24へ軸着されてい
る。
せることができる回転運動機構を提供する。 【構成】 第1軸ガイド12a、12bと第2軸ガイド
14a、14bは、各1対設けられている。第1軸移動
ガイド16は、各端部がそれぞれ第2軸ガイド14a、
14bへスライド可能に嵌着され、第2軸ガイド14
a、14bに沿って第2軸方向Yへ移動可能である。第
2軸移動ガイド20は、各端部がそれぞれ第1軸ガイド
12a、12bへスライド可能に嵌着され、第1軸ガイ
ド12a、12bに沿って第1軸方向Xへ移動可能であ
る。移動体24は、第1軸移動ガイド16および第2軸
移動ガイド20上を移動可能である。回転軸30は、軸
線を中心に回転可能である。回転駆動手段32は、回転
軸30を軸線を中心として回転させる。レバー40は、
一部分が回転軸30と一体に回転可能に固定され、他の
部分が連結軸46を介して移動体24へ軸着されてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転運動機構に関し、一
層詳細には平面姿勢を変えることなく移動体を平面内で
回転させるための回転運動機構に関する。
層詳細には平面姿勢を変えることなく移動体を平面内で
回転させるための回転運動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば同時に複数のレンズを研磨する場
合、全てのレンズを同程度に研磨するために研磨するレ
ンズを搭載した移動体を平面姿勢を変えることなく移動
体を平面内で回転(以下、旋回と記すことがある)させ
るための運動機構が提案されている(特開平3−115
065号公報参照)。特開平3−115065号公報に
開示される運動機構は、4辺に配されたボールネジを駆
動することにより、そのボールネジに囲繞されて成る矩
形平面内を移動体が移動する構成になっている。移動体
の移動は、ボールネジによるX軸方向およびY軸方向の
移動が合成されたものである。従って、移動体を円を描
くように旋回させるには、移動体のX軸方向およびY軸
方向の移動を細かく組み合わせて実現している。そのた
め、各ボールネジの回転制御はコンピュータで制御して
いる。
合、全てのレンズを同程度に研磨するために研磨するレ
ンズを搭載した移動体を平面姿勢を変えることなく移動
体を平面内で回転(以下、旋回と記すことがある)させ
るための運動機構が提案されている(特開平3−115
065号公報参照)。特開平3−115065号公報に
開示される運動機構は、4辺に配されたボールネジを駆
動することにより、そのボールネジに囲繞されて成る矩
形平面内を移動体が移動する構成になっている。移動体
の移動は、ボールネジによるX軸方向およびY軸方向の
移動が合成されたものである。従って、移動体を円を描
くように旋回させるには、移動体のX軸方向およびY軸
方向の移動を細かく組み合わせて実現している。そのた
め、各ボールネジの回転制御はコンピュータで制御して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の運動機構には次のような課題がある。移動体を円
を描くように旋回させるには、X軸方向およびY軸方向
のボールネジを細かく制御し、移動体のX軸方向および
Y軸方向の移動量を組み合わせるため、コンピュータ制
御が不可欠となり、運動機構が高価になる。加えてコン
ピュータ制御用のプログラムの開発も必要となる。ま
た、コンピュータで精密に制御しても移動体の軌跡は正
確な円にはならない。しかも、ボールネジや、ボールネ
ジを駆動するモータの精度には限界があり、移動体を高
速で正確に旋回させるのは困難である。さらに、移動体
の旋回半径を変更する場合、プログラムに変更を加える
必要があり、簡単に行うことができない。従って、本発
明は簡易な構造で、移動体を高速で正確に旋回させるこ
とができ、さらには旋回半径の変更も容易に行い得る回
転運動機構を提供することを目的とする。
従来の運動機構には次のような課題がある。移動体を円
を描くように旋回させるには、X軸方向およびY軸方向
のボールネジを細かく制御し、移動体のX軸方向および
Y軸方向の移動量を組み合わせるため、コンピュータ制
御が不可欠となり、運動機構が高価になる。加えてコン
ピュータ制御用のプログラムの開発も必要となる。ま
た、コンピュータで精密に制御しても移動体の軌跡は正
確な円にはならない。しかも、ボールネジや、ボールネ
ジを駆動するモータの精度には限界があり、移動体を高
速で正確に旋回させるのは困難である。さらに、移動体
の旋回半径を変更する場合、プログラムに変更を加える
必要があり、簡単に行うことができない。従って、本発
明は簡易な構造で、移動体を高速で正確に旋回させるこ
とができ、さらには旋回半径の変更も容易に行い得る回
転運動機構を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、第1軸方向
へ平行に配された1対の第1軸ガイドと、前記第1軸方
向と直角な第2軸方向へ平行に配された1対の第2軸ガ
イドと、前記第1軸方向へ配され、各端部がそれぞれ前
記第2軸ガイドへスライド可能に嵌着され、第2軸ガイ
ドに沿って前記第2軸方向へ移動可能な第1軸移動ガイ
ドと、前記第2軸方向へ配され、各端部がそれぞれ前記
第1軸ガイドへスライド可能に嵌着され、第1軸ガイド
に沿って前記第1軸方向へ移動可能な第2軸移動ガイド
と、前記第1軸移動ガイドおよび前記第2軸移動ガイド
上を移動可能であり、第1軸移動ガイドおよび第2軸移
動ガイドと一体となって前記第1軸ガイドと前記第2軸
ガイドに囲繞されて成る矩形平面内を移動可能な移動体
と、前記矩形平面と直角にに配され、軸線を中心に回転
可能な回転軸と、該回転軸を軸線を中心として回転させ
るための回転駆動手段と、一部分が前記回転軸と一体に
回転可能に固定され、他の部分が前記矩形平面と直角に
配された連結軸を介して前記移動体へ軸着されたレバー
とを具備することを特徴とする。また、上記回転運動機
構において、前記移動体と前記レバーとの軸着位置を調
整可能にする調整機構を設けてもよい。
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、第1軸方向
へ平行に配された1対の第1軸ガイドと、前記第1軸方
向と直角な第2軸方向へ平行に配された1対の第2軸ガ
イドと、前記第1軸方向へ配され、各端部がそれぞれ前
記第2軸ガイドへスライド可能に嵌着され、第2軸ガイ
ドに沿って前記第2軸方向へ移動可能な第1軸移動ガイ
ドと、前記第2軸方向へ配され、各端部がそれぞれ前記
第1軸ガイドへスライド可能に嵌着され、第1軸ガイド
に沿って前記第1軸方向へ移動可能な第2軸移動ガイド
と、前記第1軸移動ガイドおよび前記第2軸移動ガイド
上を移動可能であり、第1軸移動ガイドおよび第2軸移
動ガイドと一体となって前記第1軸ガイドと前記第2軸
ガイドに囲繞されて成る矩形平面内を移動可能な移動体
と、前記矩形平面と直角にに配され、軸線を中心に回転
可能な回転軸と、該回転軸を軸線を中心として回転させ
るための回転駆動手段と、一部分が前記回転軸と一体に
回転可能に固定され、他の部分が前記矩形平面と直角に
配された連結軸を介して前記移動体へ軸着されたレバー
とを具備することを特徴とする。また、上記回転運動機
構において、前記移動体と前記レバーとの軸着位置を調
整可能にする調整機構を設けてもよい。
【0005】
【作用】作用について説明する。レバーは、一部分が回
転軸と一体に回転可能に固定され、他の部分が矩形平面
と直角に配された連結軸を介して移動体へ軸着されてい
る。そこで、回転駆動手段を介して回転軸を回転させる
と、レバーは、矩形平面と平行な平面内で、回転軸と共
に回転する。すると、移動体はレバーの一部分と、連結
軸を介して軸着された部分との間を半径とする旋回を行
う。その際、移動体は第1軸移動ガイドと第2軸移動ガ
イドに平面姿勢が保持される。なお、調整機構を設ける
と、移動体とレバーとの軸着位置を調整できるので、移
動体の旋回半径を調整可能となる。
転軸と一体に回転可能に固定され、他の部分が矩形平面
と直角に配された連結軸を介して移動体へ軸着されてい
る。そこで、回転駆動手段を介して回転軸を回転させる
と、レバーは、矩形平面と平行な平面内で、回転軸と共
に回転する。すると、移動体はレバーの一部分と、連結
軸を介して軸着された部分との間を半径とする旋回を行
う。その際、移動体は第1軸移動ガイドと第2軸移動ガ
イドに平面姿勢が保持される。なお、調整機構を設ける
と、移動体とレバーとの軸着位置を調整できるので、移
動体の旋回半径を調整可能となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面と共に詳述する。 (第1実施例)第1実施例について図1〜図3と共に説
明する。まず構成について説明する。10は基台であ
り、矩形に形成されている。基台10は、不図示の支持
脚により床面上に支持されている。12a、12bは第
1軸ガイドの一例であるX軸ガイドであり、直動ガイド
から成る。X軸ガイド12a、12bは、互いに所定距
離離間すると共に、第1軸方向の一例であるX軸方向へ
平行に配されている。X軸ガイド12a、12bは、基
台10上に固定されている。なお、第1軸ガイドとして
は、直動ガイドに限らず、例えばシャフトを用いること
も可能である。
面と共に詳述する。 (第1実施例)第1実施例について図1〜図3と共に説
明する。まず構成について説明する。10は基台であ
り、矩形に形成されている。基台10は、不図示の支持
脚により床面上に支持されている。12a、12bは第
1軸ガイドの一例であるX軸ガイドであり、直動ガイド
から成る。X軸ガイド12a、12bは、互いに所定距
離離間すると共に、第1軸方向の一例であるX軸方向へ
平行に配されている。X軸ガイド12a、12bは、基
台10上に固定されている。なお、第1軸ガイドとして
は、直動ガイドに限らず、例えばシャフトを用いること
も可能である。
【0007】14a、14bは第2軸ガイドの一例であ
るY軸ガイドであり、直動ガイドから成る。Y軸ガイド
14a、14bは、互いに所定距離離間すると共に、第
2軸方向の一例であるY軸方向へ平行に配されている。
Y軸ガイド14a、14bも基台10上に固定されてい
る。なお、第2軸ガイドも直動ガイドに限らず、例えば
シャフトを用いることが可能である。16は第1軸移動
ガイドの一例であるX軸ロッドであり、金属棒で形成さ
れている。X軸ロッド16は、X軸方向へ配され、各端
部がそれぞれY軸スライダ18a、18bに固定されて
いる。Y軸スライダ18a、18bは、下端部がそれぞ
れY軸ガイド14a、14bへスライド可能に嵌着さ
れ、Y軸ガイド14a、14bに沿ってY軸方向へ移動
可能になっている。従って、X軸ロッド16は、Y軸ス
ライダ18a、18bを介して、X軸方向の姿勢を維持
しつつY軸ガイド14a、14bに沿ってY軸方向へ移
動可能になっている。なお、第1軸移動ガイドとして
は、金属棒に限らず、例えば直動ガイドを用いることも
可能である。
るY軸ガイドであり、直動ガイドから成る。Y軸ガイド
14a、14bは、互いに所定距離離間すると共に、第
2軸方向の一例であるY軸方向へ平行に配されている。
Y軸ガイド14a、14bも基台10上に固定されてい
る。なお、第2軸ガイドも直動ガイドに限らず、例えば
シャフトを用いることが可能である。16は第1軸移動
ガイドの一例であるX軸ロッドであり、金属棒で形成さ
れている。X軸ロッド16は、X軸方向へ配され、各端
部がそれぞれY軸スライダ18a、18bに固定されて
いる。Y軸スライダ18a、18bは、下端部がそれぞ
れY軸ガイド14a、14bへスライド可能に嵌着さ
れ、Y軸ガイド14a、14bに沿ってY軸方向へ移動
可能になっている。従って、X軸ロッド16は、Y軸ス
ライダ18a、18bを介して、X軸方向の姿勢を維持
しつつY軸ガイド14a、14bに沿ってY軸方向へ移
動可能になっている。なお、第1軸移動ガイドとして
は、金属棒に限らず、例えば直動ガイドを用いることも
可能である。
【0008】20は第2軸移動ガイドの一例であるY軸
ロッドであり、金属棒で形成されている。Y軸ロッド2
0は、Y軸方向へ配され、各端部がそれぞれX軸スライ
ダ22a、22bに固定されている。X軸スライダ22
a、22bは、下端部がそれぞれX軸ガイド12a、1
2bへスライド可能に嵌着され、X軸ガイド12a、1
2bに沿ってX軸方向へ移動可能になっている。従っ
て、Y軸ロッド20は、X軸スライダ22a、22bを
介して、Y軸方向の姿勢を維持しつつX軸ガイド12
a、12bに沿ってX軸方向へ移動可能になっている。
なお、第2軸移動ガイドも金属棒に限らず、例えば直動
ガイドを用いることも可能である。
ロッドであり、金属棒で形成されている。Y軸ロッド2
0は、Y軸方向へ配され、各端部がそれぞれX軸スライ
ダ22a、22bに固定されている。X軸スライダ22
a、22bは、下端部がそれぞれX軸ガイド12a、1
2bへスライド可能に嵌着され、X軸ガイド12a、1
2bに沿ってX軸方向へ移動可能になっている。従っ
て、Y軸ロッド20は、X軸スライダ22a、22bを
介して、Y軸方向の姿勢を維持しつつX軸ガイド12
a、12bに沿ってX軸方向へ移動可能になっている。
なお、第2軸移動ガイドも金属棒に限らず、例えば直動
ガイドを用いることも可能である。
【0009】24は移動体であり、X軸ロッド16およ
びY軸ロッド20が、軸受を介して挿通されている。移
動体24はX軸ロッド16およびY軸ロッド20上を移
動可能になっている。従って、移動体24はX軸ロッド
16およびY軸ロッド20と一体となり、X軸ガイド1
2a、12bとY軸ガイド14a、14bに囲繞されて
成る矩形平面26内を移動可能である。X軸ロッド16
およびY軸ロッド20が挿通されているため、移動体2
4は常時平面姿勢、すなわちX軸方向およびY軸方向の
姿勢を変えることなく移動可能である。移動体24には
例えば研磨するレンズを載置するための旋回テーブル2
8を取り付けることが可能になっている。30は回転軸
であり、基台10へ垂直に取り付けられている。回転軸
30は、ボールベアリングを介して軸線を中心に回転可
能になっている。回転軸30の上部は基台10から上方
へ突出し、下部は基台10から下方へ突出している。
びY軸ロッド20が、軸受を介して挿通されている。移
動体24はX軸ロッド16およびY軸ロッド20上を移
動可能になっている。従って、移動体24はX軸ロッド
16およびY軸ロッド20と一体となり、X軸ガイド1
2a、12bとY軸ガイド14a、14bに囲繞されて
成る矩形平面26内を移動可能である。X軸ロッド16
およびY軸ロッド20が挿通されているため、移動体2
4は常時平面姿勢、すなわちX軸方向およびY軸方向の
姿勢を変えることなく移動可能である。移動体24には
例えば研磨するレンズを載置するための旋回テーブル2
8を取り付けることが可能になっている。30は回転軸
であり、基台10へ垂直に取り付けられている。回転軸
30は、ボールベアリングを介して軸線を中心に回転可
能になっている。回転軸30の上部は基台10から上方
へ突出し、下部は基台10から下方へ突出している。
【0010】32は回転駆動手段の一例であるサーボモ
ータであり、取付フレーム34を介して基台10の下面
側に固定されている。モータ32の出力軸36は、カプ
ラ38を介して回転軸30の下端部へ連結されている。
従って、モータ32は、回転軸30を矩形平面26に対
して直角な軸線を中心に回転させることができる。40
はレバーであり、後端部がキー42を介して回転軸へ固
定されている。従って、レバー40は回転軸30の回転
に伴い、矩形平面26と平行な平面内で回転軸30と一
体となって回転する。本実施例では精密回転を想定して
回転駆動手段としてサーボモータ32を用いたが、単に
回転駆動を行う手段であれば油圧モータや内燃機関を用
いることもできる。44は連結部材であり、逆U字状に
形成されている。連結部材44は、上面に連結軸46が
立設されている。連結軸46は、回転軸30と平行に立
設されている。連結部材44は、連結軸46を介して移
動体24の下部に軸着されている。レバー40は連結部
材44の逆U字の間を挿通されている。
ータであり、取付フレーム34を介して基台10の下面
側に固定されている。モータ32の出力軸36は、カプ
ラ38を介して回転軸30の下端部へ連結されている。
従って、モータ32は、回転軸30を矩形平面26に対
して直角な軸線を中心に回転させることができる。40
はレバーであり、後端部がキー42を介して回転軸へ固
定されている。従って、レバー40は回転軸30の回転
に伴い、矩形平面26と平行な平面内で回転軸30と一
体となって回転する。本実施例では精密回転を想定して
回転駆動手段としてサーボモータ32を用いたが、単に
回転駆動を行う手段であれば油圧モータや内燃機関を用
いることもできる。44は連結部材であり、逆U字状に
形成されている。連結部材44は、上面に連結軸46が
立設されている。連結軸46は、回転軸30と平行に立
設されている。連結部材44は、連結軸46を介して移
動体24の下部に軸着されている。レバー40は連結部
材44の逆U字の間を挿通されている。
【0011】48は調整機構の一例である調整ボルトで
あり、連結部材44の側面に螺着されている。調整ボル
ト48を締め込むと、調整ボルト48の内端がレバー4
0の側面に当接し、連結部材44のレバー40に対する
位置、換言すると移動体24とレバー40との軸着位置
が固定される。一方、調整ボルト48を緩めると、連結
部材44はレバー40に対して位置が可変となるので、
移動体24とレバー40との軸着位置を調整可能にな
る。なお、調整機構としては調整ボルト48に限らず、
例えばレバー40を螺竿で形成し、連結部材44に当該
螺竿へ螺合する回転ナットを設け、回転ナットを回転さ
せて移動体24とレバー40との軸着位置を調整可能に
してもよい。
あり、連結部材44の側面に螺着されている。調整ボル
ト48を締め込むと、調整ボルト48の内端がレバー4
0の側面に当接し、連結部材44のレバー40に対する
位置、換言すると移動体24とレバー40との軸着位置
が固定される。一方、調整ボルト48を緩めると、連結
部材44はレバー40に対して位置が可変となるので、
移動体24とレバー40との軸着位置を調整可能にな
る。なお、調整機構としては調整ボルト48に限らず、
例えばレバー40を螺竿で形成し、連結部材44に当該
螺竿へ螺合する回転ナットを設け、回転ナットを回転さ
せて移動体24とレバー40との軸着位置を調整可能に
してもよい。
【0012】次に、このように構成された回転運動機構
の動作について説明する。まず、調整ボルト48を緩め
た状態で、移動体24の旋回半径となる回転軸30と連
結軸46との間の距離を設定する。回転軸30と連結軸
46との間の距離が決まったら調整ボルト48を締め込
んで移動体24とレバー40との軸着位置を固定する。
この状態でモータ32を回転駆動すると、回転軸30は
軸線を中心に回転する(矢印A)。すると、レバー40
も回転軸30と一体に同方向へ回転する。レバー40の
回転力は連結部材44を介して移動体24へ伝達され
る。その結果、移動体24はレバー40と一体となって
矢印B方向(矢印Aと同方向である)へ回転する。
の動作について説明する。まず、調整ボルト48を緩め
た状態で、移動体24の旋回半径となる回転軸30と連
結軸46との間の距離を設定する。回転軸30と連結軸
46との間の距離が決まったら調整ボルト48を締め込
んで移動体24とレバー40との軸着位置を固定する。
この状態でモータ32を回転駆動すると、回転軸30は
軸線を中心に回転する(矢印A)。すると、レバー40
も回転軸30と一体に同方向へ回転する。レバー40の
回転力は連結部材44を介して移動体24へ伝達され
る。その結果、移動体24はレバー40と一体となって
矢印B方向(矢印Aと同方向である)へ回転する。
【0013】移動体24が矢印B方向へ回転する際、移
動体24にはX軸ロッド16およびY軸ロッド20が挿
通されているので移動体24のX軸方向およびY軸方向
の平面姿勢が常時保持される。さらには連結軸46を介
して移動体24とレバー40が軸着されているので移動
体24は回転軸30を中心に矢印B方向へ旋回する。従
って、例えば旋回テーブル28上に複数のレンズを載置
した状態で移動体24を旋回させると、複数のレンズは
全部が同じ条件で回転させることが可能となる。
動体24にはX軸ロッド16およびY軸ロッド20が挿
通されているので移動体24のX軸方向およびY軸方向
の平面姿勢が常時保持される。さらには連結軸46を介
して移動体24とレバー40が軸着されているので移動
体24は回転軸30を中心に矢印B方向へ旋回する。従
って、例えば旋回テーブル28上に複数のレンズを載置
した状態で移動体24を旋回させると、複数のレンズは
全部が同じ条件で回転させることが可能となる。
【0014】(第2実施例)第2実施例について図4〜
図6と共に説明する。なお、第1実施例と同一の構成部
材については第1実施例と同一の符号を付し、説明は省
略する。第1実施例の場合、移動体24がX軸ロッド1
6に対してY軸スライダ18aまたは18bのいずれか
へ接近した状態でレバー40が回転すると、移動体24
が接近した側のY軸スライダ18aまたは18bが反対
側のY軸スライダ18bまたは18aより先に移動す
る。その結果、X軸ロッド16がX軸方向に対して傾斜
してしまい、振動や騒音等が発生する。同じく移動体2
4がY軸ロッド20に対してX軸スライダ22aまたは
22bのいずれかへ接近した場合も同様な状態が発生す
る。そこで、第2実施例の回転運動機構では第1軸移動
ガイド(X軸ロッド16)および第2軸移動ガイド(Y
軸ロッド20)の傾斜を防止するための傾斜防止機構が
設けられている。
図6と共に説明する。なお、第1実施例と同一の構成部
材については第1実施例と同一の符号を付し、説明は省
略する。第1実施例の場合、移動体24がX軸ロッド1
6に対してY軸スライダ18aまたは18bのいずれか
へ接近した状態でレバー40が回転すると、移動体24
が接近した側のY軸スライダ18aまたは18bが反対
側のY軸スライダ18bまたは18aより先に移動す
る。その結果、X軸ロッド16がX軸方向に対して傾斜
してしまい、振動や騒音等が発生する。同じく移動体2
4がY軸ロッド20に対してX軸スライダ22aまたは
22bのいずれかへ接近した場合も同様な状態が発生す
る。そこで、第2実施例の回転運動機構では第1軸移動
ガイド(X軸ロッド16)および第2軸移動ガイド(Y
軸ロッド20)の傾斜を防止するための傾斜防止機構が
設けられている。
【0015】まず、X軸ロッド16のX軸に対する傾斜
を防止するための第1の傾斜防止機構について説明す
る。50a、50bはY軸ラックであり、Y軸ガイド1
4a、14bの外側に、Y軸ガイド14a、14bと平
行に配設されている。Y軸ラック50a、50bも基台
10上に固定されている。52a、52bはY軸ピニオ
ンであり、X軸ロッド16の各端部にそれぞれ固定され
ている。第2実施例のX軸ロッド16は、移動体24お
よびY軸スライダ18a、18bを回転可能に挿通さ
れ、両端はY軸スライダ18a、18bから外側へ突出
されている。従って、Y軸ピニオン52a、52bは、
X軸ロッド16と一体に回転可能であり、Y軸ラック5
0a、50bと噛合しつつY軸ラック50a、50b上
をY軸方向へ転動可能になっている。
を防止するための第1の傾斜防止機構について説明す
る。50a、50bはY軸ラックであり、Y軸ガイド1
4a、14bの外側に、Y軸ガイド14a、14bと平
行に配設されている。Y軸ラック50a、50bも基台
10上に固定されている。52a、52bはY軸ピニオ
ンであり、X軸ロッド16の各端部にそれぞれ固定され
ている。第2実施例のX軸ロッド16は、移動体24お
よびY軸スライダ18a、18bを回転可能に挿通さ
れ、両端はY軸スライダ18a、18bから外側へ突出
されている。従って、Y軸ピニオン52a、52bは、
X軸ロッド16と一体に回転可能であり、Y軸ラック5
0a、50bと噛合しつつY軸ラック50a、50b上
をY軸方向へ転動可能になっている。
【0016】この構成により、移動体24がX軸ロッド
16に対してY軸スライダ18aまたは18bのいずれ
かへ接近した状態でレバー40が回転した場合、移動体
24が接近した側のY軸スライダ18aまたは18bが
反対側のY軸スライダ18bまたは18aより先に移動
しようとするため、X軸ロッド16をX軸に対して傾斜
させようとする。しかし、X軸ロッド16の両端に固定
されたY軸ピニオン52a、52bが、Y軸ラック50
a、50bと噛合しているのでX軸ロッド16の傾斜を
阻止する。その結果、X軸ロッド16のX軸方向に対す
る傾斜が防止され、X軸ロッド16を常時X軸方向と平
行な状態に保持可能となる。
16に対してY軸スライダ18aまたは18bのいずれ
かへ接近した状態でレバー40が回転した場合、移動体
24が接近した側のY軸スライダ18aまたは18bが
反対側のY軸スライダ18bまたは18aより先に移動
しようとするため、X軸ロッド16をX軸に対して傾斜
させようとする。しかし、X軸ロッド16の両端に固定
されたY軸ピニオン52a、52bが、Y軸ラック50
a、50bと噛合しているのでX軸ロッド16の傾斜を
阻止する。その結果、X軸ロッド16のX軸方向に対す
る傾斜が防止され、X軸ロッド16を常時X軸方向と平
行な状態に保持可能となる。
【0017】次に、Y軸ロッド20のY軸に対する傾斜
を防止するための第2の傾斜防止機構について説明す
る。54a、54bはX軸ラックであり、X軸ガイド1
2a、12bの外側に、X軸ガイド12a、12bと平
行に配設されている。X軸ラック54a、54bも基台
10上に固定されている。56a、56bはX軸ピニオ
ンであり、Y軸ロッド20の各端部にそれぞれ固定され
ている。第2実施例のY軸ロッド20も、移動体24お
よびX軸スライダ22a、22bを回転可能に挿通さ
れ、両端はX軸スライダ22a、22bから外側へ突出
されている。従って、X軸ピニオン56a、56bは、
Y軸ロッド20と一体に回転可能であり、X軸ラック5
4a、54bと噛合しつつX軸ラック54a、54b上
をX軸方向へ転動可能になっている。
を防止するための第2の傾斜防止機構について説明す
る。54a、54bはX軸ラックであり、X軸ガイド1
2a、12bの外側に、X軸ガイド12a、12bと平
行に配設されている。X軸ラック54a、54bも基台
10上に固定されている。56a、56bはX軸ピニオ
ンであり、Y軸ロッド20の各端部にそれぞれ固定され
ている。第2実施例のY軸ロッド20も、移動体24お
よびX軸スライダ22a、22bを回転可能に挿通さ
れ、両端はX軸スライダ22a、22bから外側へ突出
されている。従って、X軸ピニオン56a、56bは、
Y軸ロッド20と一体に回転可能であり、X軸ラック5
4a、54bと噛合しつつX軸ラック54a、54b上
をX軸方向へ転動可能になっている。
【0018】この構成により、移動体24がY軸ロッド
20に対してX軸スライダ22aまたは22bのいずれ
かへ接近した状態でレバー40が回転した場合、移動体
24が接近した側のX軸スライダ22aまたは22bが
反対側のX軸スライダ22bまたは22aより先に移動
しようとするため、Y軸ロッド20をY軸に対して傾斜
させようとする。しかし、Y軸ロッド20の両端に固定
されたX軸ピニオン56a、56bが、X軸ラック54
a、54bと噛合しているのでY軸ロッド20の傾斜を
阻止する。その結果、Y軸ロッド20のY軸方向に対す
る傾斜が防止され、Y軸ロッド20を常時Y軸方向と平
行な状態に保持可能となる。
20に対してX軸スライダ22aまたは22bのいずれ
かへ接近した状態でレバー40が回転した場合、移動体
24が接近した側のX軸スライダ22aまたは22bが
反対側のX軸スライダ22bまたは22aより先に移動
しようとするため、Y軸ロッド20をY軸に対して傾斜
させようとする。しかし、Y軸ロッド20の両端に固定
されたX軸ピニオン56a、56bが、X軸ラック54
a、54bと噛合しているのでY軸ロッド20の傾斜を
阻止する。その結果、Y軸ロッド20のY軸方向に対す
る傾斜が防止され、Y軸ロッド20を常時Y軸方向と平
行な状態に保持可能となる。
【0019】上記の第1および第2の傾斜防止機構を設
けることにより、第2実施例の回転運動機構では、X軸
ロッド16およびY軸ロッド20の傾斜が防止されるの
で、移動体24がX軸ロッド16およびY軸ロッド20
一端部方向へ移動しても振動や騒音の発生がなく、安定
かつ精密な運転が可能になっている。なお、第1および
第2の傾斜防止機構としては上記のラック、ピニオン方
式に限らず、例えばピニオンに代えてタイミングプーリ
やスプロケットを設け、ラックに代えてタイミングベル
トやチェーンを張設し、噛合させてもよい。
けることにより、第2実施例の回転運動機構では、X軸
ロッド16およびY軸ロッド20の傾斜が防止されるの
で、移動体24がX軸ロッド16およびY軸ロッド20
一端部方向へ移動しても振動や騒音の発生がなく、安定
かつ精密な運転が可能になっている。なお、第1および
第2の傾斜防止機構としては上記のラック、ピニオン方
式に限らず、例えばピニオンに代えてタイミングプーリ
やスプロケットを設け、ラックに代えてタイミングベル
トやチェーンを張設し、噛合させてもよい。
【0020】(第3実施例)第3実施例について図7と
共に説明する。なお、先行実施例と同一の構成部材につ
いては先行実施例と同一の符号を付し、説明は省略す
る。先行実施例では1個のモータ32で移動体24を旋
回させたが、移動体24の旋回半径が長い場合や、移動
体24へ搭載されたワークや工具の重量が大きい場合は
移動体24をより大きなトルクで旋回させる必要があ
る。第3実施例では、2個(3個以上でもよい)のモー
タ32a、32bで2本の回転軸30a、30bおよび
2本のレバー40a、40bを回転させる。2本のレバ
ー40a、40bは、連結軸46a、46bを介して1
個の移動体24へ軸着されている。両レバー40a、4
0bの回転軸30a、30bと連結軸46a、46bと
の間の距離は等しく設定されている。両モータ32a、
32bは同方向へ回転すると共に、両モータ32a、3
2bの回転速度は略等しくなるよう回転させる。
共に説明する。なお、先行実施例と同一の構成部材につ
いては先行実施例と同一の符号を付し、説明は省略す
る。先行実施例では1個のモータ32で移動体24を旋
回させたが、移動体24の旋回半径が長い場合や、移動
体24へ搭載されたワークや工具の重量が大きい場合は
移動体24をより大きなトルクで旋回させる必要があ
る。第3実施例では、2個(3個以上でもよい)のモー
タ32a、32bで2本の回転軸30a、30bおよび
2本のレバー40a、40bを回転させる。2本のレバ
ー40a、40bは、連結軸46a、46bを介して1
個の移動体24へ軸着されている。両レバー40a、4
0bの回転軸30a、30bと連結軸46a、46bと
の間の距離は等しく設定されている。両モータ32a、
32bは同方向へ回転すると共に、両モータ32a、3
2bの回転速度は略等しくなるよう回転させる。
【0021】この構成によると、2個のモータ32a、
32bの出力を同時に1個の移動体24へ伝達すること
ができる。従って、先行実施例と比べて2倍のトルクで
移動体24を旋回させることができるので、移動体24
の旋回半径が長い場合や、移動体24へ搭載されたワー
クや工具の重量が大きい場合であっても、移動体24を
高速、安定旋回をさせることができる。以上、本発明の
好適な実施例について種々述べてきたが、本発明は上述
の実施例に限定されるのではなく、例えば矩形平面26
は水平面ではなく、垂直面や傾斜面であってもよい等、
発明の精神を逸脱しない範囲でさらに多くの改変を施し
得るのはもちろんである。
32bの出力を同時に1個の移動体24へ伝達すること
ができる。従って、先行実施例と比べて2倍のトルクで
移動体24を旋回させることができるので、移動体24
の旋回半径が長い場合や、移動体24へ搭載されたワー
クや工具の重量が大きい場合であっても、移動体24を
高速、安定旋回をさせることができる。以上、本発明の
好適な実施例について種々述べてきたが、本発明は上述
の実施例に限定されるのではなく、例えば矩形平面26
は水平面ではなく、垂直面や傾斜面であってもよい等、
発明の精神を逸脱しない範囲でさらに多くの改変を施し
得るのはもちろんである。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る回転運動機構を用いると、
レバーは、一部分が回転軸と一体に回転可能に固定さ
れ、他の部分が矩形平面と直角に配された連結軸を介し
て移動体へ軸着されている。そこで、回転駆動手段を介
して回転軸を回転させると、レバーは、矩形平面と平行
な平面内で、回転軸と共に回転する。すると、移動体は
レバーの一部分と、連結軸を介して軸着された部分との
間を半径とする旋回を行う。その際、移動体は第1軸移
動ガイドと第2軸移動ガイドに平面姿勢が保持されるの
で、正確な円軌跡を描きつつ旋回可能となる。従って、
移動体の旋回のみについてみると、コンピュータの付設
はもちろんプログラム開発も不要となるので、移動体を
正確な円軌跡で旋回させることができ、かつ安価な回転
運動機構を実現可能となる。
レバーは、一部分が回転軸と一体に回転可能に固定さ
れ、他の部分が矩形平面と直角に配された連結軸を介し
て移動体へ軸着されている。そこで、回転駆動手段を介
して回転軸を回転させると、レバーは、矩形平面と平行
な平面内で、回転軸と共に回転する。すると、移動体は
レバーの一部分と、連結軸を介して軸着された部分との
間を半径とする旋回を行う。その際、移動体は第1軸移
動ガイドと第2軸移動ガイドに平面姿勢が保持されるの
で、正確な円軌跡を描きつつ旋回可能となる。従って、
移動体の旋回のみについてみると、コンピュータの付設
はもちろんプログラム開発も不要となるので、移動体を
正確な円軌跡で旋回させることができ、かつ安価な回転
運動機構を実現可能となる。
【0023】また、従来のようにコンピュータ制御する
ことなく、回転駆動手段の出力だけで移動体を旋回させ
ることができるので、移動体の位置に応じてボールネジ
の駆動量を演算で求める作業が不要となり、簡単に高速
運転も可能となる。さらに、請求項2の構成を採用する
と、移動体とレバーとの軸着位置を調整できるので、移
動体の旋回半径を簡単に調整可能となる等の著効を奏す
る。
ことなく、回転駆動手段の出力だけで移動体を旋回させ
ることができるので、移動体の位置に応じてボールネジ
の駆動量を演算で求める作業が不要となり、簡単に高速
運転も可能となる。さらに、請求項2の構成を採用する
と、移動体とレバーとの軸着位置を調整できるので、移
動体の旋回半径を簡単に調整可能となる等の著効を奏す
る。
【図1】本発明に係る回転運動機構の第1実施例を示し
た平面図。
た平面図。
【図2】第1実施例の回転運動機構の一部破断平面図。
【図3】第1実施例の回転運動機構の正面断面図。
【図4】本発明に係る回転運動機構の第2実施例を示し
た平面図。
た平面図。
【図5】第2実施例の回転運動機構の一部破断平面図。
【図6】第2実施例の回転運動機構の正面断面図。
【図7】第3実施例の回転運動機構の正面断面図。
12a、12b X軸ガイド 14a、14b Y軸ガイド 16 X軸ロッド 20 Y軸ロッド 24 移動体 26 矩形平面 30、30a、30b 回転軸 32、32a、32b サーボモータ 40、40a、40b レバー 46、46a、46b 連結軸 48 調整ボルト 50a、50b Y軸ラック 52a、52b Y軸ピニオン 54a、54b X軸ラック 56a、56b X軸ピニオン
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16H 25/20 A 9242−3J Z 9242−3J
Claims (2)
- 【請求項1】 第1軸方向へ平行に配された1対の第1
軸ガイドと、 前記第1軸方向と直角な第2軸方向へ平行に配された1
対の第2軸ガイドと、 前記第1軸方向へ配され、各端部がそれぞれ前記第2軸
ガイドへスライド可能に嵌着され、第2軸ガイドに沿っ
て前記第2軸方向へ移動可能な第1軸移動ガイドと、 前記第2軸方向へ配され、各端部がそれぞれ前記第1軸
ガイドへスライド可能に嵌着され、第1軸ガイドに沿っ
て前記第1軸方向へ移動可能な第2軸移動ガイドと、 前記第1軸移動ガイドおよび前記第2軸移動ガイド上を
移動可能であり、第1軸移動ガイドおよび第2軸移動ガ
イドと一体となって前記第1軸ガイドと前記第2軸ガイ
ドに囲繞されて成る矩形平面内を移動可能な移動体と、 前記矩形平面と直角にに配され、軸線を中心に回転可能
な回転軸と、 該回転軸を軸線を中心として回転させるための回転駆動
手段と、 一部分が前記回転軸と一体に回転可能に固定され、他の
部分が前記矩形平面と直角に配された連結軸を介して前
記移動体へ軸着されたレバーとを具備することを特徴と
する回転運動機構。 - 【請求項2】 前記移動体と前記レバーとの軸着位置を
調整可能にする調整機構が設けられていることを特徴と
する請求項1記載の回転運動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19609293A JPH0751962A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 回転運動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19609293A JPH0751962A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 回転運動機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0751962A true JPH0751962A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16352084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19609293A Pending JPH0751962A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 回転運動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0751962A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996032223A1 (fr) * | 1995-04-14 | 1996-10-17 | Yugen Kaisha Sozoan | Mecanisme a mouvement tournant |
JP2006189114A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Oki Electric Ind Co Ltd | スライド機構及びワーク搬送装置 |
JP2014511481A (ja) * | 2011-02-15 | 2014-05-15 | ナノトロニクス イメージング リミテッド ライアビリティ カンパニー | 連続走査型xy移動ステージ |
CN104613150A (zh) * | 2013-11-01 | 2015-05-13 | 雅马哈发动机株式会社 | 促动器 |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP19609293A patent/JPH0751962A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996032223A1 (fr) * | 1995-04-14 | 1996-10-17 | Yugen Kaisha Sozoan | Mecanisme a mouvement tournant |
CN1074967C (zh) * | 1995-04-14 | 2001-11-21 | 有限会社创造庵 | 旋转工作台 |
JP2006189114A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Oki Electric Ind Co Ltd | スライド機構及びワーク搬送装置 |
JP2014511481A (ja) * | 2011-02-15 | 2014-05-15 | ナノトロニクス イメージング リミテッド ライアビリティ カンパニー | 連続走査型xy移動ステージ |
CN104613150A (zh) * | 2013-11-01 | 2015-05-13 | 雅马哈发动机株式会社 | 促动器 |
US9752664B2 (en) | 2013-11-01 | 2017-09-05 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Actuator |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040831 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |