JPH07508724A - Nsaidおよび胆汁酸を含む薬剤組成物 - Google Patents
Nsaidおよび胆汁酸を含む薬剤組成物Info
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- JPH07508724A JPH07508724A JP6501285A JP50128594A JPH07508724A JP H07508724 A JPH07508724 A JP H07508724A JP 6501285 A JP6501285 A JP 6501285A JP 50128594 A JP50128594 A JP 50128594A JP H07508724 A JPH07508724 A JP H07508724A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
NSA I Dおよび胆汁酸を含む薬剤組成物本発明は、薬剤組成物に関するも
のである。好ましい実施態様においては、本発明は、胆汁の排泄および/または
腸肝リサイクリングを受ける薬の薬剤組成物に関するものである。本発明はまた
、薬剤組成物への薬剤活性物質の配合方法、薬剤の投与方法、および製薬上有用
な組成物の調製における薬剤および特定の他の成分の使用に関するものである。
本発明はさらに、薬剤の投与による肝臓及び胃腸に及ぼされる毒性の防止手段を
提供するものである。
例えば、EP−A−0179583号およびWO−A−9012583号等にお
いて、薬剤物質を可溶化する目的で薬剤物質を界面活性剤と共に配合することは
通常知られている。EP−A−0274870号は、通常水にはほとんど溶けな
い、非ステロイド性抗炎症剤(non−sjeroidal anfi−inN
ammalory dtug) (N S A I D)が、ミセルとして投与
、さらには可溶化でき、これによって(a)胃の酸性で酵素活性のある環境から
薬剤を強力に保護し、(b)薬剤の悪影g(アスピリン、インドメタシン及びピ
ロキンカム(piroxicaml 等のN5AIDによって誘導される胃腸の
出血など)から胃腸粘膜を保護するという長所があることを示唆している。胆汁
酸(または胆汁酸塩−存在するこれらの物質の性質や割合は環境のpHに依存す
るので、これらの言葉は本明細書において交互に使用される)はそれ自身界面活
性剤として作用する。これらの物質はすべての哺乳動物及び高等なを椎動物に見
られるコラン酸を基礎とした共通の「主鎖」構造を有する化合物の群である。胆
汁酸の洗浄特性はステロイド核上に置換されたヒドロキシル基の数および配向に
よってほとんど決定される。胆汁酸は、モノ−、ジーまたはトリーヒドロキシル
化されている;これらは通常3−αヒドロキシル基を有しているが、C6、ル基
は分子の平面の(β)上若しくは(α)下に位置する。
数多くのヒドロキシルの配置の順列が可能であるが、ある種の配列が他に比べて
非常により共通している。はとんどの動物種において、個々の動物の胆汁酸貯留
中に見られる胆汁酸の一般的な組成には認識されたパターンがある。
胆汁酸は、イン ビボ(in yiyo)では、ヒドロキシル化および池の修飾
によって肝臓中でコレステロールから合成される。哺乳動物及び高等なを椎動物
の胆汁において見られるほとんどすべての胆汁酸は、C24の位置がタウリンま
たはグリシンによってアミド化されている。様々な胆汁酸がグリシン若しくはタ
ウリンのいずれかによってアミド化される範囲は、種間によってかなりの差があ
り、複合酵素に対する基質としてのタウリンの利用可能性に依存する。
本明細書において使用される[胆汁酸jという言葉は、上記したようなアミド化
されたものをも含む。
外分泌腺としての役割として、肝臓は、胆汁、つまり洗浄作用のあるfdefe
+gent)胆汁酸の溶液を分泌し、胆汁は貯蔵され、さらに食事の間に胆嚢に
よって濃縮される。食事を取ると、胃腸ホルモンであるコレシストキニンに応答
して胆嚢が収縮し、胆汁酸が界面活性剤としての主要な役割を果たす十二指腸に
入る:胆汁酸は食事の際にとられる脂質および脂溶性のビタミンの消化および吸
収の促進を促す。胆汁酸はまた、膵臓リパーゼの作用を増幅させる。消化の役割
が終了した後は、胆汁酸は体に食欲に保存される二胆汁酸は、回腸末端からの活
性受容体が介在するプロセスによって効率よく再吸収され、肛門脈を経て肝臓に
戻り、さらに受容体促進抽出(「eceptor enhanced extr
action)された後胆汁中に再分泌される。したがって、胆汁酸のほとんど
連続した流れは、局所解剖学的に局在化しており、肝臓、胆管(biliar7
free)、腸、エンテロサイト(enlerocyte)及び肛門脈システ
ムに制限されるため、腸肝循環からなる。腸肝循環は、数多く繰り返し使用する
ことによって、重要な洗浄作用のある胆汁酸分子を保存できるのみでな(、胆汁
酸が様々な代謝による連続した恒常的な制御を維持できる。胆汁酸は、腸肝循環
の間に胆汁酸に接する、細胞、組織及び器官内およびこれらの間にある様々な脂
質の合成および輸送を調節する必須の役割を有する。
胆汁酸に加えて、数多くの薬剤および薬剤代謝産物もまた胆汁中に分泌される。
薬剤分子が胆汁中に分泌される範囲は、これらの物理化学的特性および分子量に
依存する。
通常、胆汁閾値(biliary thresholdl (具体的にはヒトで
は約300kDa)を超える分子量を有し、生理学的なpHでは陰イオンになり
やすい薬剤は胆汁中に排泄される。
次に薬剤がそのまま胃腸管から再吸収される範囲は胆汁及び胃腸環境における化
学安定性および吸収特性の両方に依存する。
多くの薬剤は腸肝リサイクリングを受ける;胆汁の排泄及び腸肝循環を受ける薬
剤の詳細な説明は、アールエルスミス(R,L、 Sm1th) (1971年
)、ハンドブック オブエックスベリメンタル ファーマコロジー(Handb
ook olExptrimenjal Pharmacology) (ビー
ビー プロディ 及び ジエーアール ギレット(B、B、 Brodie &
J、R,G11l<jle)、著)28巻、パート1、ページ354〜389
においておよびジーエル プラー(G、L、 Plaa) (1975年)、ハ
ンドブック オブ エックスペリメンタル ファーマコロジー(Handboo
k of Experimental PharmaColog7) (ジ工−
アール ギレット(J、 R,G11lejtり及びジエーアールミソチェル(
J、 R,Mitchell))、著)28巻、パート3、ページ130〜14
9において記載されている。
胆汁の排泄によって特に影響を受ける薬剤のカテゴリーは、非ステロイド性抗炎
症剤であり、インドメタシンが例として挙げられる。インドメタシンは、急性及
び慢性の炎症状態を治療するのに用いられる(アールオー ディ(Roo、 C
o7)ら(1987年)7y−7:エル セル(Pharmacol。
Ther、 ) 33巻、ページ383〜433)、インドメタシンは、低い血
漿クリアランス、短い血漿半減期及び低い容積分布を有しくケー ファン(K、
Kwal) ら(1975年)ジ工− ファーマコキネティックス アンド
バイオファーマセテイツクス(J、 Pharmacokinetics &
BiopharmacCulic+)4巻、ページ255〜280) 、肝−胆
経路を経て主に排泄される(エッチビー バッカー(H,B、 HuckerJ
ら(1966年)7フーマコル エックスブ セル(Pharmicol。
Exp、 Them、 ) 153巻、ページ237〜249) 。胆汁中への
そのままのインドメタシンの広範なりリアランスによって、腸肝循環が生じるこ
とが示され、さらにこの広範なりリアランスは上記薬剤と共に観察される広範な
患者間のドーズレスポンス(injer−subject dose resp
onse)に応答可能であると考えられる(ディイー ダガンfD、 E、 D
uggan)ら(1975年)バイオケム 7フー7:エル(Biochem。
Pharmacol、 ) 25巻、ページ1749〜1754) 、この現象
は、バラセタモール、イブプロフェン、サリンダツク(sulindac)、テ
ノキシカム(tenoxiCam)及びピロキシカム(piroxicam)等
の、非ステロイド性抗炎症剤によっても生じることが示された。
エスケー コール(S、K Co1e)ら((1992年)インド ジェー フ
γ−マセティソクス(ln1. J、 Pharmaceu+1cs)80巻、
ページ63〜73)では、インドメタシン(及び他の腸肝リサイクリングされる
薬剤)の生物学的利用能における患者間の差(inter−suJeN var
iation)は個々の胆汁酸の貯留容量や組成における広範な患者間の差(i
nfer−subject variation)によるものであると指摘され
た。
この仮説は、(i)外因的に加えられた胆汁酸はインドメタシンの生物学的利用
能を向上させるが、患者間の差は減少させるという観察;(ii)外因的に加え
られた胆汁酸は、様々な動物種において、アンピシリン(ニス マンディオラ(
S、 Mandiola) ら(1972年)サージエリ−(SutgerF)
71巻、ページ664〜674) 、ヨーパノ酸(アールエヌ ベルク(R,
N、 Berk)ら(1974年)インベスト ラジオル(lnveN、Rad
iol、) 9巻、ページ7〜15)、インドシアニングリーン(アール ヴオ
ンク(R,Yank) ら(1974年)ナウニン シュミーデベルグス アー
ク(Naun7n Schmiedeberg’s lch、) 282巻、ペ
ージ401〜410)、スルホブロモフタレイン(ワイ プラグ(W、Dela
gel ら(1975年)ガツト(Cut、)16巻、ページ105〜108)
及びビリルビン(ニー ニスタラ−(^、EsHrllsr)ら(1988年)
オージェ−エソクスプ フィシオル(0,J、 Exp、 Ph7sio1.)
69巻、ページ217〜225)等の他の有機陰イオンの胆汁の排泄を向上させ
るという先の報告;および(i i i)活性炭またはコレスチラミン(Cho
lestyramine)等の胆汁酸金属イオン封鎖剤による腸肝循環の遮断に
よって腸肝リサイクリングを受ける経口投与された薬剤の生物学的利用能が減少
する(エムニー アルーメシャル(M、 A、 AI−Meshal)ら(19
90年)インド ジェー ファーム(Int、J、 Pharm、 ) 64巻
、ページ155〜160;ビー ドルドニ(B、Dotdoni)ら(1973
年)プルメト ジエ−(Br、 Med、 J、) 14巻、ページ86〜87
;シービー シーガーズ(C,P、 Siegers)ら(1983年)キセノ
ビオティ力(Xenobiotica) 13巻、ページ591〜596;ティ
ダブル ゲニンテルト(7,’1.GBnteNl ら(1988年)タリノ
ファーマコル セル(CIin、 Pharmacol、 Ther、)43巻
、ページ179;シー ベンヴエニスト(C1Benvenislel ら(1
990年)ヨー口 ジエー クリンファーマコル(Eur、 J、 Cl1n、
Pharmacol、)38巻、ページ547〜549)に基づくものであっ
た。腸肝循環から胆汁酸を除去することによって、胆汁の流れを生じさせる主要
な駆動力の一つが除かれる。
以前の研究によって、デオキシコール酸ナトリウム及びコール酸ナトリウムが、
混合ミセルを形成することによって、37°Cで、pH7,3の緩衝液における
インドメタシン及びフェニルブタシンの溶解を促進することが指摘された(ニス
ミャザキ(S、 Mi7axaki) ら(1973年)ケムファーム プル
(Chem、 Pharm、 Bull、327巻、ページ2468〜72)。
上記薬剤を可溶化する胆汁酸を混合したミセルが存在しないと、胆汁のドレナー
ジを行ったラットの血漿中のインドメタシンの世が減少することが報告された(
ニス ミャザキ(S、帽7azaki) ら(1980年)ケムファーム プル
(Chem、 Pharm、 Bull、)28巻、ページ323〜326)。
興味深いことに、胆汁のドレナージを行う患者においては、胆汁中の胆汁酸の量
および故に薬剤の腸肝循環が実質的に減少するので、比較的低い量の非ステロイ
ド性抗炎症剤のみが胆汁中で検出される(エッチティシュナイダー(H9T、5
chneider)ら(1990年)プルジエー クリソ ファーマコル(Br
、J、 Cl1n、 Pharma(of。
)29巻、ページ127〜131)。予想より低い盆の非ステロイド性抗炎症剤
が胆汁のドレナージを行っている患者の胆汁中で検出されたことから、腸肝リサ
イクリングを促進する上で胆汁酸の重要性がさらに指摘される。エスケー コー
ル(S、 K、 Co l elら((1992年)インド ジエーファーム(
Inf、 J、 Pharm、)80巻、ページ63〜7B)によると、イン
ビトロ(in vitro)では胆汁酸の存在下でインドメタシンの溶解が促進
されることが示された。しかしながら、このように可溶化が促進されるからとい
ってイン ビボ(in vivol でも吸収率が向上することにはならない。
上記したように、ヒトの胆汁酸の貯留容量には広範な患者間の差があり、コレス
テロール性の胆石の形成が一つの可能性のある結果として挙げられる。コレステ
ロール性の胆石は、胆汁酸の貯留を、外因的に加えられる胆汁酸、一般的にはケ
ノデオキシコール酸塩やウルソデオキシコール酸塩で拡張させ、胆汁酸の貯留容
量と組成の両方における患者間の差(inter−subiec+ varia
tion)を減少させることによって溶解する(ニーエフ ホフマン(A、 F
、Hoffmxnl(1985年)ジエー コンドロールド リリース(J、
C。
nttolled Re1ease) 2巻、ページ3〜11;ニーエフ ホ7
7 ン(A、 F、 Holfman) (1988年)ザ リバー;バイオロ
ジー アンド パソバイオロジー(The Liver: Biologyxn
d Palhobiology) における(アリアス アイ エム(Aria
sl、M、)、ジャコピー、ダブルジー(Jakob7. W、G、)、ポツパ
ー、エッチ(Popper、I(、)、シャクター、ディ(SchxchHr、
D、)及びシャフリッツ、ディニー(ShxfriN、D、A、)著)第二版、
ラヴエン(Ra v e n ) 、ニューヨーク、ページ552〜572)。
したがって、従来、N5AID等の薬剤を配合する際に界面活性剤を使用するこ
とおよびこのような場合には胆汁酸を使用することが指摘されてきた。しかしな
がら、このような指摘に従うと問題が生じる。多くの胆汁酸は、特にジヒドロキ
シ胆汁酸(dihidroB bile acid)の幾つかは、患者によって
はそれ自身によって、ケノデオキシコール酸塩による胆石の溶解中等に、肝臓に
悪影響を及ぼすこともある。さらに、非ステロイド性抗炎症剤と組み合わせた胆
汁酸によっては、腸肝リサイクリングを受けたすべての組織に対する毒性(to
xic 1oad)を増加させ、これによって胃腸管における実質細胞(sub
stantial cell)の侵食が生じるおよび/または肝臓の毒性が増加
する。したがって、これらを使用することは禁忌である。しかしながら、特に低
い洗浄効果を有する胆汁酸によっては薬剤活性物質の配合用の賦形剤(Iorm
ulator7 excipienf) として使用でき;このような胆汁酸を
用いることによって幾つかの或いはすべての付随した短所を伴わずに数多くの胆
汁酸の使用による長所を維持できることが明らかになった。さらに、一定量の洗
浄作用の低い胆汁酸を薬剤活性物質と組み合わせて投与することによって、外因
性の胆汁酸の貯留の組成および大きさが少なくとも一定の度合いまで標準化でき
る:より信頼性のある薬剤供給(drug deliver7)が、より予測可
能な胆汁の排泄および薬剤活性物質の腸肝リサイクリングから得られる。
本発明の第一の概念によると、薬剤活性化合物および低い洗浄効果を有する胆汁
酸からなる薬剤組成物を提供するものである。
本発明は、腸肝リサイクリングおよび/または胆汁の排泄による問題により、非
経口的に投与されなければならない、広範な様々な化合物の経口投与を可能にす
る。
広い範囲の薬剤活性化合物が本発明の手段によって配合できる。通常、本発明は
、(少なくとも特記しない限りは本発明の手段によって配合される際には)経口
投与が可能な化合物に適用する。したがって、本発明を用いることによって、経
口投与で活性を有する薬剤活性物質、特に(a)胃の酸性で酵素活性のある環境
から保護する必要があり、(b)薬剤の悪影響から胃腸粘膜を保護しなければな
らない物質、を簡便にかつ比較的安価に配合できるものである。
本発明は、実質的に胆汁の排泄および/または腸肝リサイクリングを受ける薬剤
活性物質を配合する際に特に使用される。前記したように、300 k D a
を超える分子量を有する薬剤はヒトにおける胆汁の閾値を超えており、生理学的
なpHでは陰イオンでありやすい薬剤は胆汁中に排泄される傾向にある;しかじ
、これらの特性は胆汁に関する薬剤の挙動を一般的に指導しているにすぎず、必
ずしも予測できない。より一般的には、かなりの肝細胞の受容体結合能を有する
薬剤は、原則的には、胆汁中に排泄されるおよび/または腸肝リサイクリングを
受ける。
上記説明は、多くの実際の試験を目的に応じて容易に発明できるので、経口投与
が本発明から顕著に好まし使用される薬剤を選択する基礎を提供するものである
。
第一に、さらには好ましくは、本発明による配合候補である薬剤活性物質は、単
離、潅流されたラットの肝臓モデルで特定される。
単離されたラットの肝臓としては胆汁システムが挙げられる。好ましいモデルは
、バーンウェル(Barnvell)ら(1983年)バイオケム ジェー(B
iochem、 J、 ) 216巻、ページ107〜111において記載され
ており、本目的に容易に適用できる。特に、候補となる活性化合物は(水溶性の
)Kfi流媒質中に配合される。次に、胆汁への化合物のクリアランスを測定す
る。上記は、胆汁を集め、疑わしい化合物に対して好ましく使用されるアッセイ
を用いることによって簡単に行われる。バーンウェル(Bxrnvell)らに
よって記載された連続層流モデルにおいて、5〜6時間にわたって胆汁中に検出
されるかなりの量の胆汁クリアランスが、投与された薬剤の少なくとも5%(W
/W)によって表わされると報告されている。場合によっては、実質的には5%
を超える曾が上記期間中に胆汁中に検出される:少なくとも10%、25%、5
0%、75%または90%さえもが検出される。潅流媒質は水溶性であり、した
がって水に可溶性の化合物を評価するのに特に適しているが、不溶性の化合物を
も測定できる。当業者によって、上記したような環境下で水に不溶性の化合物を
扱うのに有効な多くの技術が知られている:例えば、水に不溶性の薬剤を(DM
SOまたはエタノール等の)溶剤に予め溶解し、このようにして得られた溶液を
潅流媒質に添加する;または薬剤をアルブミン等のタンパク質である可溶性の担
体分子上に吸着させてもよい。他の潅流モデル(例えば、連続システムに対して
単一経路(single pass) )も容易に考案できる。
第二に、上記したようなエックス ビボ(ex viyo)のモデルの代わりに
、イン ビボ(in viyo)システムを使用してもよい。例えば、胆汁を収
集できるように、ラットの胆管にカニユーレを挿入する。候補となる化合物をラ
ットに経口投与した後、上記したのと同様にして胆汁中で検定する。
第三に、例えば、単離した肝細胞に試験する化合物を結合させることを基礎とす
る、イン ビトロ(invilro)のモデルを使用してもよい。ミャザキ(M
iyazaki)ら(1984年)ディグ ディス アンド サイ(Dig、
Dis、 and Sci、)29巻、ページ1123〜1130の単離された
肝細胞システムを適当に修飾して用いてもよい。
実質的な胆汁の排泄および/または腸肝リサイクリングを受ける薬剤のさらなる
例としては、アンピシリン、アンピシリン(amox7cillin) 、アン
ピシリン(axlocillin)、ベンジルペニシリン、クロキサシリン及び
多くのセファロスポリン等のペニシリンタイプの抗生物質が挙げられる。
腸肝デリバリ−(enterohepatic deliyer7)が改善され
ることから好ましく使用される他の抗菌剤としては、ドキシサイクリン、テトラ
サイクリン、セフォペラゾン(cCIoperaxone’、クロラムフェニコ
ール及びセフオキシチン(cefox自in)が挙げられる。他の多(の薬剤群
も、予測可能な腸肝リサイクリングおよびしたがって改善された信頼性により好
ましく使用され、これらとしては以下のものが挙げられる:心臓血管剤(プラゾ
シン(praxosin)、レセルピン及びジゴキシン等)、イムノモデュレー
ターfimmunomodulafot)/抗腫瘍剤(シクロスポリン、メトト
レキセート、タモキンフェン(lamoxifenl 、ビンクリスチン及びビ
ンブラスチン等)、性ホルモン(タロミツエン及びオエスロゲン(Oesjro
gen)等)、キサンチン(テオフィリン等)、抗ミコバクテリア剤(クロファ
ジミン及びリファンピシン(rilimpicin)等)、血管拡張剤(ジピリ
ダモール等)、抗マラリア剤(クロロキン等)、抗ムスカリン剤(プロバンチリ
ン等)、抗てんかん薬(フェニトイン等)および抗痛風剤(コルヒチン等)。主
要なトランキライザとして使用される重要な他の化合物群としては、ハロペリド
ール、クロルプロマジン及びパーフェナジンが挙げられる。これらの化合物は、
随伴性の腸肝すサイクリンを受け肝臓に悪影響を及ぼすのみでなく、高い肝臓の
第一の代謝(first−pxss melabolism)を有するために、
特に重要である。これらの薬物動態学的及び毒物学的関係によって、本発明をW
O−A−9206680号に記載された肝臓のバイパス技術と組み合わせること
ができる。これらの化合物は、非常に短い血漿半減期を有するので、WO−A−
9206680号に記載された一様に放出されるデリバリ−(susjzine
d−relexse delivery)により好ましく使用される。
本発明はまた、非ステロイド性抗炎症剤(NSAID)を配合するのにも使用さ
れる;これらのうち幾つかは本発明の手段によって特に十分に配合できる。これ
らとしては以下のものがある:インドメタシン、バラセタモール、イブプロフェ
ン、サリンダック(sulind!0、テノキシカム(1enoxicxm)及
びピロキシカム(piroxiCam)。
胆汁酸は個々の洗浄力が非常に異なる。通常、ケノデオキシコール酸塩やデオキ
シコール酸塩等のジヒドロキシ胆汁酸(dihidrox7 bite xci
d) はコール酸等のトリヒドロキシ胆汁酸(trihidrox7 bile
acid)より強力な洗浄能を有する。上記に関してはある程度、胆汁酸ミセ
ルの疎水性の内部に蛍光染料またはスピン標識プローブを導入する等の技術を用
いて水溶液中の自己会合(Bll−assoc目jion)の測定において、臨
界ミセル濃度(CMC)の特性によって、示される。この領域の説明に関しては
、アール コールマン(R,Coleman) (1987年)バイオケム ソ
ス トランス(Biochem、 Soc、 Trans、 ) 15巻、ペー
ジ685〜805およびエムシー カレー(M、 C,Carey) (198
5年)[ステロールズ アンド パイル アシッズ(Slerols and
bilCAcids)Jにおける(ダニエルラン、エッチ(Danielsgo
n、 H)およびソヴアル、ジエ−(Siovall、 J)、著)、エルスヴ
イアー、エムステルダム(EIsevi+r、 A+++sierdam) 、
ページ345〜402を参照。通常、ジヒドロキシ胆汁酸(dihidroxy
bile acid)は1〜3mMの範囲のCMCを有するがトリヒドロキシ
胆汁酸(t「1hidrox7 bile acid)は5〜10mMの範囲の
CMCを有する。胆汁酸の洗浄力を試験するのに非常に良好なモデルはヒト(ま
たは他の種)の赤血球である。洗浄作用のある胆汁酸は、初めに、インキュベー
ション用の等張液中にヘモグロビンが漏れることによって測定される細胞の溶解
を生じずに、脂質及び赤血球のアセチルコリンエステラーゼ等の表面に会合した
タンパク質を可溶化する。ジヒドロキシ胆汁酸による実質的な赤血球の溶解は1
〜5mMの濃度範囲で起こるが、トリヒドロキシ胆汁酸では20〜30mMの濃
度範囲で起こる。上記傾向の例外はジヒドロキシ胆汁酸であるウルソデオキシコ
ール酸塩であり、これは1〜3mMの範囲のCMCで、ジヒドロキシ胆汁酸の強
力な自己会合特性を示すにもかかわらず、60mMを超えた濃度でさえ赤血球の
溶解能が測定されない(アール コールマン(R,Coleman) (198
7年)バイオケム ソス トランスアクションズ(Biochem、Soc、
Traflfa(liQf15) 15巻、ページ685〜805;ディエム
ヒユーマン(09M、 Hu*manl ら(1991年)へパトロジ−(He
palolog7) 14巻、ページ920〜926)。生物学的システムにお
けるウルソデオキシコール酸塩の洗浄効果の欠如は、胆管カニユーレ挿入による
単離、潅流されたラットの肝臓(ニスジー バーンウェル(S、G、 Barn
well) ら(1983年)バイオケム ジエ−(BiochCm、 J、
) 216巻、ページ107〜111)および単離されたヒトの肝細胞(ケー
ミャザキ(K、 Miyazakil ら(1984年)ディグディス アンド
サイ(Dig、 Dig、 xnd Sci、129巻、ページ1123〜1
130)においても観察される。ウルソデオキシコール酸塩の低い洗浄能は、胃
腸の副作用の減少範囲および胆石溶解治療において、ケノデオキシコール酸塩で
はなく、ウルソデオキシコール酸塩を投与された患者の血漿中で測定されたより
低い肝細胞内酵素量に反映すると考えられる(アイニーディ ボウキア−(1,
A、D、8ouChitr) (1980年)アンカ レブ メト(Annx、
Rtv、 Med。
)31巻、ページ59〜77およびトーキヨー コーオペレイティブ ガルスト
ーン スタディ グループ(Tok7o Co−opsrNive Gxlls
lon* 5lud7 Group) (1980年)ガストロエンテロロジ−
(Gis+roenurology) 78巻、ページ542〜548)。
ヒトの赤血球溶解試験は、本発明において有用である胆汁酸の同定の基礎として
使用できる。通常、少なくとも30mMの濃度ではあまり赤血球を溶解しない胆
汁酸を用いる。40mM、50mMまたは60mMでさえあまり溶解い構造を有
する、ウルソデオキシコール酸塩が本発明において好ましく使用される:
ウルソデオキシコール酸塩は、テムズ ラボラトリーズリミテッド(Thxms
i LgboralorIts Ltd、)、ウレクスハム(W「exham)
、英国より容易に利用でき、これは胆石溶解用の商標「ウルソファルク(UR
5OFALK)Jで阪売されている。ウルソデオキシコール酸塩を、アルファ
ケミカルズ リミテッド(Alfa Chemicals Lim1ted)、
英国またはエレギール インダストリア キミカ ソシエタ ペルアチオ=(E
rregietre 1nduslrix Chimica 5pA)、イタリ
アより得てもよい。
外因性の胆汁酸の貯留を変え薬剤のデリバリ−(deliyerY)を容易にす
るためのウルソデオキシコール酸塩の使用は多くの形態をとる。ウルソデオキシ
コール酸塩は、酸としてまたはナトリウム塩等の塩として投与される。イン ビ
ンまたはタウリンとの、複合体として存在する。さらに、ウルソデオキシコール
酸塩のみが、薬剤デリバリ−(drugdclivery)の補助として使用さ
れる洗浄能の乏しい胆汁酸ではない。他の例としては、ウルソデオキシコリル
N−カルボキシメチルグリシン(ursodtox7cho17I N−cir
box7me+hy1glycine)及びそのエステル(ニス ハタノ(S、
1aHn。
)ら(1991年)ジエー ファーマコビオーディン(J、Pharmacob
io−Dyn、 ) 14巻、ページ561〜566)、短い側鎖の胆汁酸であ
るノルコール酸(norcholic acid)及びノルウルツコール酸(n
orursacholic xcid) (ジエー リリエナウ(J、 Li1
1ienxu)ら(1991年)エム ジエー フィシオル(Am、 J、 P
hysiol、) 261巻、ページG1057〜G1064)、β−ムリコー
ル酸 (β−mu+1cholic acid)(ニス カナイ(S、kana
i)ら(1990年)ライフ サイエンセス(Lile 5ciences)
47巻、ページ2421〜2428)、7−ケドーリトコール酸塩(7−kel
o−1i1hocholaje)及びタウロデヒドロコール酸塩(taurod
ehydrocholafe)が挙げられる。しかしながら、膜に損傷を与えな
い(non−mCmbrane damaging)胆汁酸のこれらの例のうち
の多くは、ウルソデオキシコール酸塩と同様に腸肝循環の主成分とはならず、こ
のため好ましい。薬剤デリバリ−補助剤(d r u gdelivery a
id) として胆汁酸を選択するための重要な基準は、前記した赤血球の溶解試
験において定義したように、膜の損傷ではなく、腸肝循環内で、元の形態である
いは膜を損傷しない代謝産物としてのいずれかで、膜を損傷しない形態で存在す
ることである。赤血球溶解試験を用いて胆汁酸を評価する際に、中性のpHで等
浸透圧生理食塩水において可溶性であるためにナトリウム塩またはアミノ酸複合
体を使用しなければならないことに注意する。
洗浄能の乏しい胆汁酸のより洗浄作用のある胆汁酸の毒物学的効果の阻害能にさ
らに注意する。例えば、ウルソデオキシコール酸塩は、より洗浄作用のあるジヒ
ドロキシ及びトリヒドロキシ胆汁酸によって誘導されるラットにおける(ケー
キタ=(K、 Kitani)ら(1985年)アバ ジェー フィシオル(A
m、J、 Physiol、) 248巻、ページ6407〜G417)および
ヒトの赤血球及び単離されたラットの肝細胞の単層の培養物における(ディエム
ヒユー7 ン(D、 M、 Hueman) ら(1991年)へパトロジ−
(HepNology) 14巻、ページ920〜926)脱酵素の胆汁の排泄
を抑制する。これらの研究は臨床環境にまで広げられ、ウルソデオキシコール酸
塩が慢性の活性肝炎(イー ロランディ(E、 Rolandi)ら(1991
年)ヨー口 ジエー クリン ファーマコル(Eur、 J、 Cl1n、 P
hirmxcol、)40巻、ページ473〜476)、初期の胆汁性肝硬変(
アールイー ポウポン(R,E、Poupon)ら(1991年)ニュー イン
グランド ジャーナル オブ メディシン(New EoglxndJourn
al ol MediCine) 324巻、ページ1548〜1554)およ
び嚢胞性線維症(ジュー。コツティング(J、 C。
+fingJら(1990年)ガツト(Gut) 33巻、ページ918〜92
1;エム ナカガヮ(M、 Nakxgawi) ら(1990年)へパトロジ
ー(Hepa+ology) 12巻、ページ322〜334)を患う患者にお
ける肝障害方法を転換する(reverse)ことが示された。
肝臓障害や胆汁うつ滞を生じる肝臓の悪効果をひき起こす多くの薬剤が知られて
いる(ジエー ライケン(J、 Re1chen)及びエフアール シモン(F
、R,Simon) (1988年)[ザ リバー:バイオロジー アンド パ
ソバイオロジ−(The Livsr: Biolog7 and Patho
biolog7) Jにおける、第二版(アイエム アリアス(1,Ll、 A
r目S)、ダブルビー ジャコピー(W、B、 Jikoby) 、1ツチ ポ
ツパー(H,Popper)、ディ シャクター(D、5chachler)及
びディニー シャツリッツ(D、 A、 5halrNx)著)、ラヴエン プ
レスリミテッド(Raven Press Ltd、)、ニューヨーク、ページ
1105〜1123)。ウルソデオキシコール酸塩は、エストラジオール−17
−β−D−グルカロナイド(estradiol−17−β−D−glucar
onide)及びクロルプロマジンによって引き起こされる、単離、層流された
ラットの肝臓における、薬剤で誘導された胆汁うつ滞を転換する(revers
e)ことが示された(シーオー アバ−ナシ−fC,0,Abernalhy)
ら(1992年)ブロック ソス エックスプ パイオル アンド メト(Pr
oc、Soc、 Exp、 Biol、 and Med、)199巻、ページ
54〜58)。移植した患者の管理に使用する免疫抑制剤である、シクロスポリ
ンは、しばしば胆汁うつ滞を引き起こす。シクロスポリンに誘導された胆汁うつ
滞を患う心臓移植した患者において、ウルソデオキシコール酸塩は、肝臓の酵素
およびビリルビンの血漿中の高い値を逆転する(revease) ことが分か
った(ビー カリノウスキー(B、 Kallinovskilら(1991年
)トランスプランテーンヨン(T r a n 5plantation) 5
1巻、ページ1128−1129) 、興味深いことに、一群としての非ステロ
イド性抗炎症剤は、共通して肝臓に毒性のあるものを生じる(ジエーエッチ ル
イスtJ、H,Lewis) (1984年)クリニカル ファーマシ−(C1
inical Pharmacy) 3巻、ページ128〜137)ことから、
薬剤デリバリ−補助剤(drug delivery aid)としてのウルソ
デオキシコール酸塩の使用は膜の損傷のより少ない胆汁酸による胆汁酸の貯留の
置換の点で毒物学的にも薬物動態学的にも長所を有するものである。
要約すると、本発明によって以下が得られる:腸肝リサイクリングを向上させる
ことによる、上記薬剤の生物学的利用能の促進;胆汁の排泄の範囲を修飾するこ
とによる、より再現性のあるドーズレスポンス(dose response)
、さらにはより少ない患者間の差;肝臓及び胃腸管における薬剤や胆汁酸で誘
導される毒性の危険性を減少させる、胆汁酸の貯留をより毒性の少ない胆汁酸で
置換。
薬剤活性物質及び胆汁酸の絶対量及び相対量は、薬理学的性質及び物理化学的性
質の両方に左右される。ただし、一般的な指標としては、胆汁酸に対する薬剤活
性物質の重量比は0.5:1〜10〇二1の範囲であり、1:1〜10:1の範
囲が好ましく、約3:1の比がしばしば実際に使用される。各投与量の本発明の
組成物における薬剤活性物質の量は、例えば、250μg〜1g等、広範囲であ
る;胆汁酸の存在曾は、一般的に、例えば50mg〜500mg、好ましくは1
00mg〜300mgと、幾分より狭い範囲内で変化する。
他の賦形剤が存在してもよい。例えば、種結晶または他のマトリックス材料を被
覆する際には、可塑剤および/または結合剤を使用してもよい。好ましく使用さ
れる可塑剤としては、ポリビニルピロリドン(ポビドン(povidone))
、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC) 、ブロピレングリコール
、ポリエチレングリコールまたはヒドロキシプロピルセルロースが挙げられる。
これらの材料のうち幾つかは可溶化剤としてさらに機能できるものもあり、上記
したまたは他の可溶化剤の存在もまた本発明の概念に含まれるものである。レシ
チンは、その天然に生じる分解生成物である、リゾレシチンや遊離脂肪酸と同様
、適当な脂質可溶化剤である。肝臓バイパスと共に腸肝循環(例えば、ハロペリ
ドール)の安定化が必要である場合には、配合物は相当量のオレイン酸をも含ん
でいてもよい。さらに、一様に放出される(sustained Ieleas
e)調製物が必要である際には、WO−A−9206680号に記載されている
ようにゲルシレス(GELtlCIRES) (登録量a)を使用してもよい。
これらの成分の代わりにまたはこれらに加えて、様々な抗酸化剤及び保存剤が配
合物中に含まれていてもよい。
WO−A−9206680号に記載された配合方法は、先に簡潔に記載したよう
に、ハロペリドール、クロルプロマジン及びパーフェナジン等の、活性物質が重
要な肝臓の第一代謝経路(hepatic first pass mNabo
lism)を受けやすい際には、本発明の配合方法と特に好ましく組み合わされ
る。法律が許容する範囲で参考として本明細書に導入されている内容である、W
O−A−9206680号は以下からなる薬剤配合物に関するものである:(a
)C12−024脂肪酸(リルン酸または、好ましくはオレイン酸等);および
(b)薬剤活性物質;
ただし、CI2−024脂肪酸の一部分は非腸管外投与時に一様に放出されない
(non−sustained release)ように配合され、かつC12
−C24脂肪酸の一部分および少なくとも薬剤活性物質の一部分は非腸管外投与
時に一様に放出される(sustained releaseJ ように配合さ
れる。
本発明による組成物は、原則的には、単に構成成分を一緒に混合することによっ
て調製できる。したがって、本発明の第二の概念によると、構成成分を一緒に混
合することからなる方法である、上記した組成物の調製方法を提供するものであ
る。
薬剤活性物質及び胆汁酸が均質に混合されることが好ましい。上記混合は例えば
ボールミル等で物理的に可能であるが、実際には共通の溶剤から蒸発させること
によってより均質な結果がしばしば得られることが分かった。共通の溶剤の性質
は、当然、構成成分(特に、薬剤活性物質)の溶解性による;C1−3アルコー
ル、特にメタノール等の低級アルコールが好ましいが、他の揮発性の有機溶剤も
使用できる。
本発明の胆汁酸及び薬剤活性物質からなる組成物は、固体または液体のいずれか
として配合され、必要であれば担体粒子上に被覆されていてもよい。適当な担体
粒子としては、以下に制限されないが、シュークロースが挙げられる。
組成物は、担体粒子上に被覆されている如何にかかわらず、必要であれば、カプ
セル中に充填されるまたは錠剤にしてもよい。硬質の或いは軟質のゼラチンカプ
セルを用いてもよいが、硬質のゼラチンカプセルがより好ましい。
固体の配合物としては、粉末、顆粒及び錠剤が挙げられ、様々な賦形剤を含んで
いてもよい。錠剤や顆粒配合物はデンプン、ゼラチン、アラビアゴム若しくは、
特にポリビニルピロリドン等の結合剤を1〜15重世%、好ましくは1〜5重合
%の量で含んでいてもよい。顆粒配合物に関しては、約3重量26の量のポリビ
ニルピロリドンが特に満足できる粉末結合特性を示すことが分かった。
砕解剤が存在していてもよく、これらの砕解剤としては、コーンスターチやアル
ギン酸等のポリマーが挙げられる。
特に好ましい砕解剤としては、架橋重合体、具体的にはクロスカーメロースナト
リウムfcroscxrmellose sodium)等のカルボキシメチル
セルロースナトリウムの重合体が挙げられる。砕解剤は、通常、配合物の1〜1
5重量%、好ましくは1〜5重量%の量で存在し、顆粒調製物では、より好まし
くは配合物の約3重量%で存在する。
さらに、充填剤または希釈剤が、適当な投与サイズが得られるように配合物中に
含まれていてもよい。充填剤及び希釈剤は、配合化学の分野における当業者には
既知であり、例えば、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、ラクトース、リン酸カ
ルシウム及びリン酸ナトリウムが挙げられる。しかしながら、本発明においては
、ラクト−スか特に好ましいことが分かった。充填剤または希釈剤は、通常、2
0〜80%、特に30〜60%の量で存在する。配合物がカプセルの形態を有す
る際には、正確なばらつきのないカプセルの充填が可能であることが重要であり
、このためには、45〜55%、特に約47%の位の充填剤が好ましいことが分
かった。
本発明の配合物は、配合物が回腸に到達するまで薬剤活性化合物の放出を遅延さ
せるために、腸で溶解するように被覆(enjeric coat)されていて
もよい。腸で溶解するように被fil (enferic coallすること
によって、活性化合物が胃の酸性環境下で分解するのを防止できる、または、活
性物質が胃粘膜を攻撃するのを防げる。後者の理由はインドメタシン等のNSA
IDの場合では特に重要である。さらに、回腸の局部的なpHによって、胃中
に放出された場合に比べて薬剤活性物質及び胆汁酸のより迅速な溶解が通常可能
になる。
腸で溶解するように被覆させる物質は当業者には既知であるが、メタクリル酸共
重合体が特に好ましい。メタクリル酸被覆用共重合体の例としてはエウドラギッ
ト エル100(登録商標) (EUDRAGIT LlooTM) (ローム
ファーム(Rohm Pharm)製、ドイツ)がある。
腸で溶解するように被覆をカプセルに施す際には、さらに配合用の補助剤(ai
d)を用いてもよく、この例としては、ジアセチル化モノグリセリド等の可塑剤
やタルク等の付着防止剤が挙げられる。
被覆材料は、例えば適当な溶剤中に若しくは溶剤と組み合わせて懸濁液を形成し
、配合物上に吹付塗ることによる等、既知の手段によって塗布される。
本発明の組成物の投与は、通常、医師、臨床医または獣医の指示のもとでなされ
る。このような広範な薬剤活性物質が本発明の方法によって配合できるので、推
奨される投与形態が記載されるのは明らかに適当でない。投与経路に関しては、
本発明による配合物は通常経口投与用である。
本発明の第三の概念によると、医学的な症状を治療する、予防するまたは管理す
ることを目的とした薬剤の製造における、医学的な症状において有用な薬剤活性
物質および低い洗浄効果を有する胆汁酸の使用を提供するものである。
本発明は、患者に上記した薬剤組成物を投与することからなる方法である、医学
的な症状の治療、予防または管理方法において使用することができる。
本発明の第二およびさらなる概念の好ましい形態は、第一の概念に関したものと
同様であり適宜変更できる(mutN口mu+andis)。
本発明を以下の実施例によって詳細に説明する。実施例は以下に示された添付し
た図面を参照するものである。
図1は、インドジッド(登録商標) (INDOcID”)と胆汁酸/インドメ
タシン配合物との標的率(targeting elficienB)を比較し
たものである。特に、グラフは、10人の被験者に関するインドジッド(登録商
標”) (INDOCID”)からのAUG (μg、 ml、 h−1)イン
ドメタシンの1nに対する、インドジッド(登録商標) (INDOCIDTM
)に関するAUCに対する胆汁酸/インドメタシン配合物によるAUGインドメ
タシンのIn比との関係を示すものである。
実施例1
腸で溶解するように被覆されたカプセルの調製湿式粗砕処理を用いて、以下の構
成成分の均質混合物を形成した:
インドメタシン(超微粉砕) 15.63 46.88ウルソデオキシコール酸
(超微粉砕’) 31.25 93.75ラクトース 47.12 141.3
7クロスカーメロースナトリウム 3.00 9.00ポビドン 3.00 9
.00
合計 100.00 300.00
構成成分を完全に混合した後1.Ommの開口を有する篩(sisve 5cr
un)でスクリーニングした。900m3の10%(w/v)のポビドン(登録
商標) (POVIDONElM)の商標で販売されているポリビニルピロリド
ンの水溶液を、ポビドン(登録商標’) (POVIDONElM)を精製水に
攪拌しながら加えることによって調製した。次に、ポビドン(登録商標) (P
OVIDONE”)溶液をスクリーニングされた乾燥混合物にゆっくり加え、適
当な湿潤物が得られるまで混合した。さらに、この湿潤物を1.7mmの@(s
ieve 5erun)でスクリーニングし、得られたものをユニーブラット(
登録商標)(υN1−GLATT1ゝ0の流動層噴霧乾燥器に移し、含水率が2
%(W/W)未満になるまで60℃で乾燥した。さらに、乾燥物をl、Qmmの
開口を有する篩でスクリーニングした後、サイズ0硬質ゼラチンカプセル(si
ze Ogelxfin CapSulel中に320gの充填重量まで充填し
、さらにゼラチンバンドした(gelatin band)。
上記のようにしてカプセルを調製した後、カプセルを以下の被覆成分を用いて腸
で溶解するように被覆した。
材 料 %(w/w) mg/カプセル(約)メタクリル酸共重合体 65.
0 25. 0ジアセチル化モノグリセリド 10. 0 B、 8タルク 2
5. 0 9. 6
合計 100. 0 38.4
腸で溶解するような被膜を形成する材料は、メタクリル酸共重合体、エウドラギ
ット エル100(登録商標) (EUDRAGIT LlooTM) (ロー
ム ファーム(Rohm Pharmj製、ドイツ)であった。ジアセチル化モ
ノグリセリド(可塑剤)およびタルク(付着防止剤)もまた配合物用補助剤(f
ormulNion aidl中に含ませた。この被覆材料を、ファームーウ゛
インシ ニー /ニス(Pharm−Vinci A/S) 、デンマークによ
って行われる市販の流動層吹は塗布法を用いて水/エタノールQ f5 i(z
として塗布した。
実施例2
10.0gのウルソデオキシコール酸塩(ナトリウム塩)を100.0gのメタ
ノール中に溶解し、還流しながら10分間攪拌しながら加熱した後2.5gのイ
ンドメタシンを添加した。インドメタシンを溶解した後、溶液を、湯浴温度を約
50°Cにし強力な真空状態を維持しながら、工ヴアポテック(登録商標) (
EVAPOTEC)のロータリーフィルムエバポレーター(roluy fil
m evaporatorl中で蒸発させた。
このようにして得られた生成結晶を回収したところ、pH6,8のリン酸緩衝液
に溶解することが分かった。
実施例3
以下の構成成分を使用する以外は、実施例2に概説された方法を用いた:
ウルソデオキシコール酸塩 10.0gメタノール 100.0g
ジクロフェナック(diclofenac) 2. 5 g実施例4
以下の構成成分を使用する以外は、実施例2に概説された方法を用いた:
ウルソデオキシコール酸塩 10.0gメタノール 100.og
ナプロキセン(nλp+oxen) 2. 5 g実施例5
以下の構成成分を使用する以外は、実施例2に概説された方法を用いた:
ウルソデオキシコール酸塩 10.0gメタノール 100.0g
イブプロフェン(ibup+ofen) 2.5 g実施例6
溶解性に関する研究
本発明による配合物の溶解挙動を他の同様の配合物と比較して評価するために、
錠剤及びカプセルに関するニーエスピー XX I I (USP XXII)
の溶解試験を基礎とした試験方法を考案した。試験の目的は、サンプルを腸にお
ける環境と同じ環境にさらすことであった。
使用した溶解機器は、ニーエスピー XXII(USP XX11)(装置2)
によって特定されたものと同様であり、溶質(dissolution med
ium)は、それぞれインドメタシン及びウルソデオキシコール酸試験に関して
37℃で平衡化された、蒸留水によるpH6,4のリン酸緩衝液のまたは蒸留水
によるpH7,2のリン酸緩衝液の5倍希釈液から構成された。750cm3の
溶液を、1100rpの櫂の回転速度で各溶解容器に添加した。各カプセル体の
周りをワイヤのおもりを巻いて、カプセルを各溶解容器に落とした。各時間に、
5cm3の溶質(dissolution medium)のアリコートを除去
し、5c、m3の新鮮な溶質(dissolution medium)と交換
した。サンプルを遠心することによって懸濁した不溶物質を除去し、インドメタ
シン及びウルソデオキシコール酸含量を分析した。インドメタシンは、参考の標
準物質を用いてHPLCによって測定した。ウルソデオキシコール酸は、標準検
全線に対する胆汁酸の酵素検定キット(シグマ ケミカルズ リミテッド(Si
gma Chemicals Ltd、)製)を用いて測定した。結果を表1に
示す。
上記結果から、実施例1の配合物によってインドメタシン及びウルソデオキシコ
ール酸の両方の迅速な溶解が可能になることが示される。これより、本発明の配
合物を用いることによって、活性物質及び胆汁酸を小腸に効果的に供給できる(
dsliver7)ことが明らかに示される。
比較例
実施例1の配合物の有効性を示すために、溶解性をウルソデオキシコール酸を含
む様々な他の市販された調製物と比較した。インドメタシン及びウルソデオキシ
コール酸の両方を含む相当する調製物は市販されていないので、ウルソデオキシ
コール酸のみを含有する調製物を測定した。溶解試験パラメーターは実施例6に
記載したのと同様であるが、溶質の容積は実施例1の配合物に関して簿られた濃
度にウルソデオキシコール酸の濃度が相当するように調整した。使用した市販さ
れた調製物を以下に列挙する。
ウルソファルク (mail) (UR5OFALKTM) (250mg ウ
ルソデオキシコール帽カプセル − テムズ ラボラトリーズ リミテッド(T
hames Laboralo ries Lim1ted) (英国)製デス
ト リ ッ ト (登filり (DESTOLIT”) (150mg ウ
ルソデオキシコール創錠剤 −マリオン メレル ダウ(:1rion Mtr
relf Dot) (英国) 製
アクチガル(登!商標) (ACTIGALL”) (250のg ウルソデオ
キシコール酸)カプセル − チバ ファーマセティカル コーポレーション(
Ciba Ph armaceujical Co、) (アメリカ合衆国)製
結果を以下の表2に示す。
表2に示される結果から、本発明の配合物の効果的な溶解性が得られるばかりで
なく、溶解率もウルソデオキシコール酸を含有する他の配合物のものと比べると
優れていることが示される。
実施例A
インドメタシンを用いた薬理学的実施例以下の薬理学的実施例によって、1回の
投与研究において外因的に加えられた胆汁酸の効果を示す。繰り返し投与するこ
とによって、より安定な外因性の胆汁酸貯留、従ってインドメタシンの向上した
生物学的利用能に関するより再現性のある効果が得られると考えられる。配合物
中の胆汁酸をウルソデオキシコール酸塩で置換することによって、洗浄作用のあ
る胆汁酸の強力な毒性効果を排除することができると考えられる。
投与形態の製造
胆汁酸/インドメタシン配合物は、サイズ1硬質ゼラチンカプセル(sixe
1 gelatin capsulel中に充填されたインドメタシン及び胆汁
酸の混合物で扱口された糖球(コンソリディテッド ケミカルズ リミテッド(
Consolidaltd Chemicals Ltd、) 、ウレクスハム
(Wrexham) 、英国)から構成された。薬剤被覆溶液は、インドメタシ
ン及びポビドン(povidone)を胆汁酸を含むアルコール溶液中に溶解す
ることによって作製された。インドメタシンに対する胆汁酸のER,ffl比は
約2:1であった。この溶液を、ユニーグラット(登録商標) (UNI−GL
ATT’“)流動層(空気@濁システム)を用いてシュークロース上に(底部)
噴霧した。次に、このようにして得られた球を、HPMCのエタノール溶液を用
いた同様のシステムにおいて最終的に被覆したまたはHPMCフタル酸塩を含む
溶液を用いて腸で溶解するように被覆(enteric coal) した。す
へての場合において、ユニーブラット(登録商標) fUNI−GLATTTX
’) システムにおける温度および風量は使用した溶剤を効果的に蒸発させるの
に十分であった。最終的な配合物について、エスケー コールfs、L Co1
e) ら(1992年)インド ジェー ファーム(Int、J、 Pharm
、 ) 80巻、ページ63〜73において記載された高速液体クロマトグラフ
ィー(HPLC)法によってインドメタシン含量を測定し、これによってカプセ
ル充填重合をA11J定した。インドメタシンを50mg含むカプセルが製造さ
れた。インドメタシンカプセルに関するニーニス ファーマコピア XX I
I (US Pharmacopoeia XXII)モノグラフにおいて概説
された方法を用いて溶解試験を行った。
臨床研究
18才から40才で理想体重の±10%以内の体重を有する10人の健常な男性
および女性の被験者に研究に参加してもらった。被験者は、物理的試験および一
連の病院での実験試験によって良好な健康状態にあることが示された。
被験者には、研究を開始する前から最後の血液サンプルを収集するまでの2週問
いずれの薬剤をも控えるように頼んだ。アルコール、紅茶、コーヒー及び他のキ
サンチン含有飲料を、研究を開始する24時間前から研究が終了するまで禁止し
た。食事は、研究の各段階を行う晩12時間抜いた。軽い朝食が投与してから3
時間後に許され、その後、被験者には通常の食事をとらせた。
50mg若しくはインドメタシンと等投与量でインドジッド(登録商標) (I
NDOCID”ゝ1)または胆汁酸/インドメタシン配合物のいずれかを投与さ
れた被験者による任意の2方向の交錯設計(+andomixed two−w
a7 cross−ovet design)で研究した。薬剤を約250m1
の沸騰水道水と共に飲んだ。0時間の血液サンプルを薬剤の投与を行ってから5
分以内に採取した。さらにサンプルを、0.5.1.0.1゜5.2.0.2.
5.3.0.4.0.6.0.8.0.10.0及び12.0時間に採取した。
血液サンプルをリチウムヘパリン管(lithium heparin tub
e)に集め、緩やかに混合し、集めてから15分以内に2.Ox103g/分で
遠心した。分離した血漿を清潔なチューブに移し、−20℃に貯蔵した。1週間
あけた後、被験者に代わりの薬剤を投与し、血液サンプリングに関するプロトコ
ルを繰り返した。血漿サンプルを、エスケー コール(S、に、 Cafel
ラ(1992年)インド ジエー ファーム(Int、 J、 Phxrm、)
80巻、ページ63〜73において記載されたHPLC法によって分析した。−
20℃での貯蔵中はインドメタシンの分解は検出されなかった。
インドメタシンの最大血漿中濃度(Cm!x)およびCma8の時間(1)の観
察値を用いて、臨床研究の結果をfHX
評価した。血漿中濃度曲線の領域を台形の規則(trxpexoidal ru
le)を用いて計算した。エスケー コール(S、に、 Co1t)ら(199
2年)インド ジエー ファーム(Int、J、 Pharm、 l 80巻、
ページ63〜73に記載された薬剤デリノくリーシステム(drug dCli
veB sysHm)の評価(こ関する薬物動態学的評価を用いて結果をさらに
査定した(図1参照)。
結果の統計的有意性を信頼区間によって評価し、p−値を対のt−試験(pai
red 1−text)を用いて計算した(エスピーニスニス ブイ3. 0(
SPSS v3.0) )。
結果
安定性および溶解性の研究
インドメタシン及び胆汁酸で被覆した糖球の2バ・ソチを製造し、HP M C
の薄塗(球の凝集を防止するため)によってまたはHPMCフタル酸塩を含有し
た腸で溶解するような被膜のいずれかによってさらに被覆した。臨床試験および
溶解性の研究を目的として、サンプルを25℃未満に貯蔵し、製造後3ケ月以内
に使用した。インドメタシン含量の変化は上記期間中検出されなかった。
様々なpHの緩97 itMにおいてHPMCで被覆された封入胆汁酸/インド
メタシン球の溶解性の研究によって、pH6,0を超えるとインドメタシンは迅
速に放出され、胆汁酸によって可溶化することが示される。しかしながら、興味
深いことに、インドメタシンのかなり素早い可溶化がpH5,0で起こるが、イ
ンドメタシンは必ずしも容易には溶解しない。腸で溶解するように被覆された及
び被覆されない配合物を、60分間pH1,2の溶解用浴槽において37°Cで
初めにインキュベートした。この処理によって、腸で溶解するように被覆されな
い配合物からは約10%のインドメタシンが放出された。pH1,2で腸で溶解
するように被覆された配合物からのインドメタシンの放出は、使用した分析方法
によって検出可能なレベル以下であった。
pH1,2の緩衝液をp)(’7.2の緩衝液に置き換えると、腸で溶解するよ
うに被覆された球から素早くインドメタシンが放出、可溶化され、10分以内に
90%が放出された。
腸で溶解するように被覆されない配合物からのインドメタシンの放出はより遅く
、30分後で40%、60分後で75%に到達した。
インドメタシンを用いた臨床研究
各配合物に関する血漿中のインドメタシンに関する薬物動態学的データを表3に
示す。血漿中のインドメタシン濃度の平均を表4において時間の関数として示す
。
J−ユ
インドメタシンの薬物 態学的パラメーターL−土
胆汁酸lインドメタシン配合物および
インドジッドの血漿中のインドメタシン濃 の 約値は、各配合物を投与された
10人の被験者に対する95%信頼区間(cr)の平均値である。血漿中のイン
ドメタシン1Xjk(μg/ml)を、固相抽出法およびエスケーコール(S、
K、 Co1d)ら(1992年)インド ジエー ファーム(Ink、J、
Pfurm、)80巻、ページ63〜73に記載されたHPLCアッセイを用
いて測定した。rN、D、Jは使用した分析方法を用いて検出不可能な血漿中の
インドメタシン量であることを示す。
処置間の相違の平均に関する信頼区間をCm、X、t□工及びAUCについて計
算した。対のt−試験(paircd +−resj)を用いて有意性を測定し
た(表3)。興味深いことに、AUGに関する患者間の差(infer−suJ
sct variation)は、インドジッドに比べると胆汁酸/インドメタ
シン配合物ではかなり減少しした。患者間のばらつきにおける上記減少は、10
.95〜16.26μg/ml/時間のAUGにおいて50%の増加と組み合わ
されるものであった。2つの配合物によるインドメタシンに対する血漿の半減期
は、最終的な血漿中のインドメタシン値(表4)の性質が第二のピークの出現を
示しているため、計算されなかった。インドジッドの場合では、第二のピークが
、投与後3時間及び8時間で食事の後で現れる。これらの第二のピークは、胆嚢
中に貯蔵されたインドメタシンがそこから体循環にリサイクルされる胃腸管中に
移ることから生じると考えられる。インドメタシンと共に胆汁酸を加えることに
よって、第二のピークの範囲は減少する。この現象は、循環においてインドメタ
シン旦が一般的に上昇することによって第二のピークがマスクされることによる
ものと考えられる。
本調査の結果から、健常な被験者にインドメタシンと共に胆汁酸を同時に投与す
ることによって、全AUCの点では、薬剤の既知の配合剤と比較すると約50%
まで生物学的利用能が増大することが示された。この改善された生物学的利用能
に対する説明の一部としては、溶解性の研究の基礎を基に予測されるように、十
二指腸の上昇したpHで胆汁酸によってインドメタシンが素早く溶解することが
挙げられる。以前の研究でも、恐らく混合ミセルの形成によって(ニス ミャザ
キ(S、 Mi7axaki) ら(1981年)インド ジエーファーム(I
nj、 J、 Pharm、 l 8巻、ページ303〜310)、胆汁酸がイ
ンドメタシンの溶解を促進する(ニス ミャザキ(S、 &l17axaki)
ら(1979年)ケムファーム プル(Chem、 Pha rm、 Bu
l 1. ) 27巻、ページ2468〜2472)ことが示された。胆汁酸が
混合したミセルが存在しないことが胆汁のドレナージを受けるラットの血漿にお
いて観察されたインドメタシン量が減少したことに関する説明になることが指摘
された(ニス ミャザキ(S、 Mi7axaki) ら(1980年)ケム
ファーム プル(Chem、 Pharm、 Bull、 ) 28巻、ページ
323〜326)、しかしながら、本研究の結果は、t (表3)の点でまたa
x
は表4に示された血漿中の濃度の要約において、インドジッドと比較して、胆汁
酸含有配合物からインドメタシンをより迅速に吸収したことの統計的な有意性の
ある証拠を提供することにはならない。また、Cが実質的な上昇が、m!!
胆汁酸/インドメタシン配合物によるAUGの上昇を説明する証拠はほとんどな
い(表3)。
胆汁酸が胆汁の排泄および/または薬剤の腸肝リサイクリングを促進させること
も、胆ンー1酸によってインドメタシンの生物学的利用能が向上することに関す
るもう一つの説明となっている。インドメタシンがヒト及び励物において腸肝リ
サイクリングを受ける範囲(21〜41%)はよく知られている(ディイー ダ
ガン(D、 E、 Duggznl ら(1972年)7フーマ:lル エソク
スブ セル(Pharmacol、 EXp、 Ther、) 181巻、ペー
ジ563〜575、ディイーダガン(D、E、Duggan) ら(1975年
)バイオケム ファーマコル(Biochem、 Pharmacol、 )
25巻、ページ1749〜1754、ケージ−りγン(K、 C,Kwan)
ら(1975年)ジエー ファーマコキネット バイオファーム(J、 Phx
rmxcokineL Biophar叱)4巻、ページ255〜280、ディ
イー ダガン(D、 E、 Duggan)及びケージ−ファン(K、C,Kw
an) (1979年)ドラッグ メタブ レブ(D r u gMelab、
Rev、)9巻、ページ21〜41)、同様にして、有機陰イオンの胆汁の排
泄の促進に関する胆汁酸の効果もよく知られている(ニス マンディオラ(S、
Mandiola) ら(1972年)サージエリ−(Surgety) 7
1巻、ページ664〜674、アールエヌ ベルク(R,N、Berk) ら(
1974年)インベスト ラジオル(InvesL Radiol、) 9巻、
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ン シュミーデベルグス アーク ファーマコル(Naunyn SChmie
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ellerl ら(1988年)キュージエーエックスブ フィシオル(Q、J
、 Exp、 Ph7sio1.)69巻、ページ217〜225、ニス カナ
イ(5,1anai)及びケー キタ−(K、K11ani) (1986年)
ジエー ラボクリン メト(J、Lxb、 Cl1n、 Med、 ) 108
巻、ページ601〜607)。したがって、有機陰イオンである、インドメタシ
ンが投与された人において循環する胆汁酸の貯留の大きさによって決まる範囲ま
で胆汁中に排泄されると考えられる。ドーズレスポンス(dose respo
nse)はヒトの胆汁酸貯留容量において相当する患者間の差(inter−s
ubiscjva「1ation)に関連するので、この仮説が正しければ、上
記仮説によって、インドジッド(登録商標’) (INDOCID”)等のイン
ドメタシンの既知の配合物に対するドーズレスポンス(dose respon
se)における広範な患者間の差(inter−subject war目t
i on)が説明できるであろう。さらに、外因性の胆汁酸によってヒトの胆汁
酸の貯留を拡張することによって、インドメタシンの腸肝リサイクリング、即ち
「溢流効果(spill−over eIl!cj) Jによる、薬剤の全身の
生物学的利用能、を向上すると考えられる。循環する胆汁酸の貯留が小さい、従
ってインドメタシンの生物学的利用能の乏しい人は外因的な胆汁酸の添加に対す
るインドメタシンの生物学的利用能を最大に向上するように反応すると考えら(
1992年)インド ジエー ファーム(Inf、 J、 Pharm、 )
80巻、ページ63〜73に記載された方法に基づいた、AUCデータの分析が
、強力な相関(r=0.769)を有する、インドジッド(Indocid)と
比較した際の、胆汁酸によるインドメタシンの向上した生物学的利用能の関係を
示しており、これは上記考えを支持するものである(図1)。
以前の研究によって、胃腸の損傷の範囲はインドメタシンの向上した腸肝リサイ
クリングと関係があることが示さレタ(ディイー ダガン(D、 E、 Dug
gan) ら(1975年)バイオケム ファーマコル(Biochem、 P
harmacol、) 25巻、ページ、1749〜1754)。本発見におい
て、インドメタシンの腸肝リサイクリングの範囲は個人の外因性の胆汁酸の貯留
の大きさと相関すると考えられる。したがって、最大の外因性の胆汁酸の貯留を
有する患者は、インドジッド(登録商標) (INDOcID’“)等の標準的
な配合物からインドメタシンの平均的な投与量より高い量を投与される。胆汁酸
を投与することによって、特定の集団における胆汁酸の貯留を安定化させること
は、初期の外因性の胆汁酸の貯留が小さい患者におけるインドメタシンの生物学
的利用能を向上する効果を有するため、−貫した治療効率を維持したまま投与量
を実質的に減少することができる。また、標準的な配合物と比較して、50%ま
で投与量を減少することによって、インドメタシンの全体的な化学的な負荷をも
減らしたまま胃腸の副作用の範囲を抑制できると考えられる。
区
補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)平成 6年12月 6
日暉
Claims (13)
- 1.薬剤活性化合物および低い洗浄効果を有する胆汁酸からなる薬剤組成物。
- 2.経口投与用で使用される請求の範囲第1項に記載の組成物。
- 3.該薬剤活性化合物が実質的な胆汁の排泄および/または腸肝リサイクリング を一般的に受けるものである、請求の範囲第1項または第2項に記載の組成物。
- 4.該葉剤活性化合物が非ステロイド性抗炎症剤(NSAID)である、請求の 範囲第1項から第3項のいずれかに記載の組成物。
- 5.該NSAIDがインドメタシン、パラセタモール、イブプロフェン、サリン ダック、テノキシカムまたはピロキシカムである、請求の範囲第4項に記載の組 成物。
- 6.該NSAIDがインドメタシンである、請求の範囲第4項に記載の組成物。
- 7.該胆汁酸がさらにアミド化されたウルソデオキシコール酸またはその塩であ る、請求の範囲第1項から第6項のいずれかに記載の組成物。
- 8.該胆汁酸がウルソデオキシコリルN−カルボキシメチルグリシン若しくはそ のエステル、ノルコール酸若しくはノルウルソコール酸、β−ムリコール酸、7 −ケト−リトコール酸塩またはタウロデヒドロコール酸塩である、請求の範囲第 1項から第7項のいずれかに記載の組成物。
- 9.C12−C24脂肪酸の一部分は非腸管外投与時に一様に放出されないよう に配合され、かつC12−C24脂肪酸の一部分および少なくとも薬剤活性物質 の一部分は非腸管外投与時に一様に放出されるように配合されることを特徴とす る、C12−C24脂肪酸からなる、請求の範囲第1項から第8項のいずれかに 記載の組成物。
- 10.該C12−C24脂肪酸がオレイン酸である、請求の範囲第9項に記載の 組成物。
- 11.構成成分を一緒に混合することからなる方法である、請求の範囲第1項か ら第8項のいずれかに記載の組成物の調製方法。
- 12.該構成成分が共通の溶剤から蒸発されたものである、請求の範囲第11項 に記載の方法。
- 13.医学的な症状を治療する、予防するまたは管理することを目的とした薬剤 の製造における、医学的な症状において有用な薬剤活性物質および低い洗浄効果 を有する胆汁酸の使用。
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