JPH07508202A - Ctスキャン装置検出器出力を結合させるための方法と装置 - Google Patents
Ctスキャン装置検出器出力を結合させるための方法と装置Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
CTスキャン装置検出器出力を結合させるための方法と装置
本発明の分野
本発明は、一般的にはコンピュータトモグラフX線装置に、そしてさらに特定化
すれば、そのような装置におけるX線検出器出力信号を処理するために必要な、
アナログ−ディジタルプロセッサの複雑さおよび下流方向のチャンネルの数を節
減するための方法と装置とに関する。
オノ2
今世紀のはじめ、オーストリアの数学者J、ラドンは、三次元物体の二次元スラ
イスが、その投影の全ての無限のセットから再現できることを示した。コンピュ
ータトモグラフ(rcTJ )X線装置は、試験されるべき物体を通る無限のX
線投影のセットを発生する。
結果として検出されたX線データは物体のトモグラフイメージスライスを再構成
するためにコンピュータ処理される。
さらに明確化すれば、CT装置は試験される物体にすべての可能な方向から1つ
またはそれ以上の鉛筆状X線ビームを投射する。物体を通過したX線ビームは、
横断された物体(例えば骨、筋肉、金属)の特性に依存して種々の量だけ減衰さ
れる。物体の遠方に設けられた1つまたはそれ以上のX線検出器はそれらのビー
ムを受け取り、そして入射したX線の強度に比例したアナログ出力信号を提供す
る。次に各検出器出力はディジタル化され、そして物体のスライスイメージを提
供するのを助けるため、コンピュータによって処理される。
理想的にイメージを再構成するために、CT装置は著しく接近して設けられた無
限に大きな数の検出器(または極めて接近して設けられた場所の無限の数に再位
置決めできるいくつかの検出器)を持つ必要がある。経済性およびハードウェア
によってもたらされる制限により、実際のCT装置は数100ないし数1000
の検出器(または検出器位置)からのX線ビームデータを処理している。しかし
、数100ないし数1000の検出器の出力のアナログ−ディジタル()A/D
」)変換のコストは、構成上の妨げとなる。本発明は、発生されるイメージの階
級を実質的に損なうことなくコンピュータ処理されるべきディジタル化された情
報チャンネルの数と同様、CT装置によって必要とされるA/Dコンバータの複
雑性を減少させるための装置と方法とを開示するものである。
この点に関しては、有用な出力イメージを提供するための十分なデータを得るこ
とに関連した問題をより明らかにするため、これまでに開発されてきたCT型X
線スキャン装置の種々の形式を概観することは助けになる。
「第1世代」のCTスキャン構成は、第1A図に概略的に描かれており、そして
それは単独のX線源(S)と、そして単独の検出器(D)とを含み、その両方が
、試験される物体(0)に関して移送一回転方法(矢印T、Hによって示されて
いる)において移動する。この移送一回転移動はX線ビームBを全ての方向から
物体0を通過するようにさせ、移動する検出器りは種々のビーム路に対応する多
くの検出器位置においてアナログ出力信号を提供する。信号処理機構(S P)
は、Dの出力をディジタル化し、そして最終的にスライスイメージを再構成する
。
描写の容易さから、第1A図(および第1B図、第1C図、第1D図においても
)は、検出器りおよび源Sが物体Oに関して等しい半径をもって回転するように
描かれているが、しかし実際にはそれらの半径は等しい必要はない。さらにまた
、第1B図、第1C図および第1D図の場合と同様、物体および源および検出器
の間の相対移動は、全てにおいて必要とされ、そしていくつかの用途においては
、検出器りおよび源Sが固定されており、そして物体Oが回転する。例えば、大
きな物体(例えば航空機の翼)をイメージするためのいくつかの工業用CTスキ
ャンは、移動させるには大きすぎる源Sを必要とするため、固定的な源および検
出器に対して物体が移動する。
第1B図は、第2世代スキャンを描いており、ここでは源SがXa扇形ビームB
を発散し、その一部分が物体Oを通過し、そして単独の検出器りによって検出さ
れるが、ここでは源および検出器の両方が移送一回転方法によって移動する。X
線の扇形ビームが用いられるので、第1B図の装置は、第1A図の装置よりもさ
らに迅速にスキャンを完了することができる。例えば、扇形ビームBがN本の線
を含んでいるならば、物体0は、第1A図の第1世代装置、ここでは1本の線し
か存在しない、よりもN倍速くスキャンできる。描写を容易にするために、第1
B図は、僅かな数の線を描いているのみであるが、しかし実際には扇形ビームB
は連続した線を含んでいる。ここで再び、検出器りおよび源Sは物体Oから等距
離にある必要はないことを、そして物体および源および検出器間の相対移動が全
ての場合に必要であることが理解される。信号処理機構(SP)は検出器出力を
ディジタル化し、そして物体Oのスライスイメージを提供する。
第1C図は、ポイントX線源Sおよび円弧状に配置された多数の検出器D1を持
つ、第3世代CTスキャン装置を描いており、ここではポイント源Sおよび検出
器のアレーD1は物体Oに対して回転するが、しかしここには移送的な移動はな
い。概念的には、第1A図の単独の検出器が、D、に相当する種々の検出器位置
において円弧状に相対的に回転するならば、第1c図に示される複数の検出器と
同様に働くことが可能である。ここでもまた、相対移動の半径は単に理解を容易
にするために等しく描かれているにすぎない。信号処理機構<sp>は、検出器
出力をディジタル化し、そして物体Oのスライスイメージを提供する。そりによ
る米国特許第4,630,202号(1986年12月16日)は、一般的な第
3世代CTスキャンを説明している。
第1D図は、X#!扇形ビームBを発散するIMSおよび検出器のアレーDIを
含むような第4世代のCTスキャン装置を描いており、ここでは源Sが物体0に
対して回転し、検出器アレーは固定されており、そして源または検出器の移送移
動は生じない。検出器アレーおよびX線源が物体Oから等距離にあるように描か
れているのは、単に作図の容易さによるものであることを、ここでも再び理解で
きる。信号処理機構(SP)は、検出器出力をディジタル化し、そして物体0の
スライスイメージを提供する。
第1E図は、ボイド他による米国特許第4,352゜021号(1982年9月
28日)において、全体的に説明されているような第4世代スキャン電子ビーム
CT装置をより詳細に描いたものである。第1E図のCT装置10においては、
ハウジングチャンバ12があり、ここにおいて電子ビーム14が発生され、そし
てビーム光組立体(アセンブリ)16により、チャンバ12の前側下部20内に
設けられた、標準的にはタングステンのターゲット18を円弧状に走査する。電
子ビームが衝突すると、ターゲットは移動する扇形状のX線22を発射する。そ
れらのX線の少なくともいくらかは、物体24の領域を通過し、そして次に、電
子ビーム14によって衝突されたターゲット18の部分の、全体的に直径的に反
対側に設けられている検出器アレー26の領域上に記録される。この検出器アレ
ーは、比較的大きな数Cおそら<2,000−5,000)の検出器りを含み、
それらは移動するXaのビームの少なくとも一部を順次受は取る。各検出器の出
力は標準的には数nAの電流で表されるアナログ信号であり、この信号はおそら
く、数100mVのアナログ信号を得るために、(示されていない)電流−電圧
コンバータを通過する。各検出器出力は、約25KH2よりも高い周波数コンポ
ーネントを除去するために、ローパスフィルタ(フィルタは示されていない)を
通過させることが望ましい。このアナログ検出器出力は次に、アナログ−ディジ
タル(rA/DJ )コンバータを用いてディジタル化される。
必要とされるA/Dコンバータの数(および下流のコンピュータ処理に必要なデ
ィジタル化された信号チャンネルの数)を減少させるために、アナログ検出器出
力のブロックは標準的に多重化される。次に、多重化された出力はA/Dコンバ
ータを用いてディジタル化されるが、この信号が多重化されているために、より
少ない数のA/Dコンバータが必要とされるだけである。これらの多重化および
変換段階は、ボックス30によって第1E図に全体的に描かれているディジタル
取得装置(DAS)によって実施される。A/Dコンバータからのディジタル化
された信号チャンネルは次に、コンピュータ装置32に結合され、ここではそれ
らは大規模に処理されて、高分解能ビデオモニタ34上にX線が放射された物体
のスライスイメージを発生させる。標準的にはコンピュータ装置32はまた、種
々の検出器を、電子ビームスキャンの読みとりを、およびX線が放射される対象
24の再位置決めをも、制御する。第1A図−第1D図を参照すると、その中に
描かれている信号処理機構(S P)は、第1E図において描かれているように
、素子3o、32および34を含むものとして考えられる。
第1E図は、X線検出器データからトモグラフイメージを再構成することにおい
ては、X線ビームがどのように物体Oを横断するかということは重要ではないと
いうことを示している。例えば、第1E図は走査電子ビーム装置を描いているが
、XSt発生器を機械的なガントリー上に取り付け、そして(検出器アレーを含
むことができる)ガントリーを主体(被検体)24に関して回転させるというこ
とも容易に実施可能である。
そのようなスキャン装置は、実際のところ、第3世代装置を説明しているそりに
よる米国特許第4,630゜202号(1986年12月16日)において説明
されている。同様に、これまで説明されてきた他の構成においても、X線ビーム
または扇形ビームの移動する源は、そのようなビームのX線源を回転させること
によって、または(第1E図において行われるように)移動する電子ビームによ
って固定的なX線放射ターゲットを走査することによりも発生させることができ
る。
第2図は、第1E図におけるDAS30の内容の詳細を描いたものであり、そし
てA/Dコンバータの数を、そしてその結果としてコンピュータ処理に必要とさ
れるディジタル化された情報チャンネルの数を、減少させるための従来技術を説
明している。第2図はまた、CTデータからイメージを再構成するために必要と
されるいくつかの関連する技術をも説明している。
第2図の中心には、スキャン装置10に関する共中心21が示されている。定義
によれば、共中心は仮想イメージ再構成口23の中心であり、その円周内に、走
査され、そして適切に再構成されるべき物体Oが横たわっていなければならない
。さらに、共中心21はまた、検出器DIのアレー25の中心であり、そしてX
線ビーム源または(第1E図の実施例におけるターゲット18と符合する)走査
路27の中心でもある。
許容できる再構成のためには、円23内の領域は、全ての可能な方向からX線ビ
ームによって露光されなければならない。
ビーム扇形の渦が示されている第2図の描写においては、源ポイントは「ソース
ファン」と称される。ソースファンの描写においては、どのような所定の時間で
あっても、X線扇形ビームは同時に多くの検出器に衝突するということが理解さ
れる。描写の容易さのために、それぞれが3つのビームを持つ、単に2つのX線
扇形ビームが示されているが、B、のような扇形ビームは実際には、多数のX線
ビームを含む連続体である。
共中心、イメージ再構成サークル、単数または複数の検出器の場所、およびX線
源またはX線ビーム源との間の関係は、第1A図−第1E図において示された、
どのような装置においても存在する。第2図は、X線源またはX線ビーム源が半
径的に検出器よりも共中心から離れているように描かれているが、逆転もまた可
能であり、または適切な配置においては等距離を使用することも可能である。第
1A図−第1E図において示されたCT装置のいずれにおいても再構成サークル
23内に横たわるいかなるイメージOをも適切に再構成することができる。第2
図においては、検出器アレー25の下端が少なくとも再構成サークル23の下側
エツジにまで(そして僅か+iその下にまで、が好都合)伸びており、一方走査
路27の上端は再構成サークル23の上方エツジにまで(そして僅かにその上に
まで。
が好都合)伸びていることに注意すべきである。この構成は、サークル23内の
いかなる点も、各可能な方向(水平的にも含む)から走査され、そして全てのX
線ビームが少なくとも部分的に検出器アレー26の一部分の上に達することを確
実にする。
第1E図における検出器アレー26は約1mmまたは0.1’(第3図参照)の
距離dだけ離れた4、800個の検出器(または検出器位置)のような数を含む
ことが望ましい。しかし、描写の容易さのために、第2図においては円弧25に
沿って設けられた単に9つのそのような検出器(Dl、D2. ・DI)が描か
れているのみである。X線扇形ビーム22が時計回り方向に移動するように、矢
印28によって表されているため、検出器り、はビーム22によつ゛て最初に走
査され、次に検出器り、、D3が走査され、以下同様に行われることが理解され
る。例えば任意の時間tにおいて、扇形ビームB、がタングステンターゲット1
8 (第2図参照)に沿って位置S1において発散される。短時間の後、電子ビ
ーム】4(第2図参照)はたーけ0つと18に沿って位置S、41を走査し、結
果的に扇形ビームB 141が得られる。結果としては第2図における円弧27
に沿って時計方向にスイープする走査する扇形ビームBが得られる。動作のモー
ドに依存して、第1E図の装置に関しては、電子ビーム18が約50m5から1
00m5においてターゲット18に沿って約210°だけ走査することが好都合
である。
描写の容易さの故に、第2図には各検出器出力に関する電流から電圧への変換(
rI/VJ)または、検出器出力コンポーネントのより高い周波数を制限するた
めのどのようなフィルタ、も描かれてはいない。どのような所定の時間でも、移
動するX線扇形ビーム22に露光されている検出器のみがアクティブまたは読み
とりされる必要がある。約2,000の検出器を持つ第1E図に示されるような
装置に関しては、所要の検出器がアクティブにされ、そしてその出力が10μs
から50μs毎に、または類似の時間毎に、サンプルされる。コンピュータ装置
32によって制御されることが望ましいこの選択的な検出器活性化は、再構成さ
れるイメージに割り当てられている、意味のない出力を持っているサンプリング
検出器のために時間が浪費されないことによって、効果的な信号処理を可能とす
る。
それらが同時に読まれるか、またはA/D変換されるのではないために、検出器
D + 、 D tおよびり、はマルチプレクサ40を利用して互いに多重化さ
れ、その信号アナログ出力はA/Dコンバータ42によってディジタル化される
。同様に、検出器Da、Db、D8およびDt、Ds+ Doからの出力は、そ
れぞれマルチプレクサ44および48を用いて多重化され、その信号出力は次に
、それぞれA/Dコンバータ46および50によってディジタル化される。多重
化された検出器が互いに他に隣接していることは必要ではなく、単にそれらが同
時に変換されないということだけがめられているのは当然である。
こうして、第2図に描かれた実施例においては、3つの検出器からの出力を多重
化することによって、必要とされるA/Dコンバータの数が3分の1に減少する
。約4,800個の検出器を持つCT装置においては、マルチプレクサの使用は
必要とされるA/Dコンバータの数を約4.800から約1,700まで減少さ
せることができる。残念ながら、1,700個のA/Dコンバータを持つCT装
置を提供することはいまだに高価であり、コンピュータ処理されるべき下流のデ
ィジタル化された1、700の信号データのチャンネルを必要とすることを意味
している。
3よりも大きなファクタを持つ異なる多重化方法を用いることによって、A/D
コンバータの数(および、この結果の処理に必要とされるディジタル化された情
報チャンネルの数)を減少させることができる。しかし、そのような多重化技術
を別にすれば、結果的なCT装置のビデオイメージの実質的な降級(劣化)なし
にA/Dコンバータの数をさらに減らすことのできる方法は知られていない。例
えば、一般的な技術者は、検出器の変調変換機能(rMTFJ )の降級による
イメージ分解能の損失なしに、2つまたはそれ以上の検出器の出力を直接的に結
合させることは実施不可能であると、長い間考えてきた。
要点を繰り返すと、CT装置における検出器出力信号を結合するための装置およ
び方法に必要なものは、(マルチプレクサを用いて)処理されるべき情報チャン
ネルの数を減少させることのみではなく、A/D変換回路および関連する遅延お
よび結合する回路の複雑さも減少させることにある。付加的に、そのような装置
と方法は、実質的に結果としてのビデオイメージを降級させてはならず、実施す
るのに比較的安価であるべきで、しかも一般的なCT装置においてリアルタイム
で動作することが好都合である、ということが重要である。本発明は、そのよう
な装置と方法を開示する。
本発明の概要
第1の特色においては、本発明は、A/DコンバータおよびCT装置における下
流の処理を減少させるための、そしてその信号出力が次にCTイメージを形成す
るために処理される疑似検出器に2つまたはそれ以上の検出器をディジタル的に
結合させるための、方法を提供する。疑似検出器は、実質的に同じラドン半径を
持ち、そして実質的にCT装置内の再構成サークルの同じ領域を通過することが
望ましいX線ビームを受信する、2つまたはそれ以上の検出器から読み出された
出力データをディジタル的に、互いに加えることによって、創造される。反対に
、疑似検出器は、順次再位置法めされる1つの検出器から創造することもできる
。さらに明確化すれば、この疑似検出器からのディジタルデータ出力信号は、M
ピントの幅のディジタルデータ信号を持つデータビットストリームを含んでおり
、一方、この疑似検出器からのデータ出力信号を発生するために導入される信号
処理は、Mビット幅よりも小さな幅を持つディジタルデータワードを利用する。
すなわち、1つのピットストリーム装置は、それぞれにビット幅のデータピッ)
・ストリームを提供するために、検出器アナログ出力信号の各々に応答し、ここ
で、KはMよりも小さい(および、1に等しいことが望ましい)。Kピッ)・幅
のデータピントストリームのそれぞれは、検出器アナログ信号のそれぞれは相応
する1つの振幅変化を表している。Kビット幅のピットストリームの少なくとも
1つに応答する少なくとも1つのデジタル遅延装置は、Kビット幅のピットスト
リーム間の前もって決められた相対時間遅延を確立する。その間に確立された相
対時間遅延を持つにビット幅データビットストリームに応答するディジタル結合
装置は、前記にビノトデータビソトストリームを加算し、そして単独のMビット
幅のデータビットストリームを形成する。
望ましい実施例においては、ピットストリーム装置はアナログ信号を表現する減
少された幅のピットストリームを提供するためのデルタシグマA/Dコンバータ
を含んでいる。現在市場で入手できるコンポーネントを用いる、望ましい最初の
1つにおいては、デルタシグマコンバータは各X線検出器からの振幅およびレベ
ルシフトされたアナログ信号を受け取り、そしてシリアル出力(すなわち1ビッ
ト幅のピットストリーム)上にアナログ信号の振幅変化を表すマルチピッi・デ
ィジタルワードを提供する。シフトレジスタのような簡単なディジタル遅延装置
は、隣接構出器に関する信号処理チャンネルにおける単独のビット幅のピットス
トリーム間の時間遅延を簡単に、そして信頼性高く確立するために用いられる。
加えて、比較的簡単なディジタル結合装置が、CTイメージを出現させるための
一般的な方法において次に処理される、マルチビット幅のピットストリームを形
成するために、隣接検出器チャンネルに関する単独のビット幅のピットストリー
ムを互いに加えるのに利用することができる。
本発明のさらに別の実施例においては、デルタシグマA/Dコンバータの電流感
応変調器部分は、そのフィルタ部分から分離されており、その結果、振幅および
レベルシフト回路は、デルタシグマ変調器への入力においては必要とはされない
。このことは信号処理装置の回路の複雑さを大幅に減少させる。次に遅延装置が
、隣接する検出器信号処理チャンネル間の時間遅延を提供するためにデルタシグ
マ変調器の出力に結合される。この点において、減少された幅のピットストリー
ムが前に説明された実施例におけると同様結合され、記録され、そしてオフセッ
ト補正され、または逆に、マルチビット幅のディジタルワードがディジタルロー
パスフィルタおよびデシメーションによって、各検出器処理チャンネルに関して
形成されることができる。
反対に、回路コンポーネントのコストと、A/Dコンバータ速度および装置に関
して必要とされる分解能との間のトレードオフに依存して、隣接検出器チャンネ
ルが結合された後にディジタルローパスフィルタおよびデシメーションが行われ
るか、または分配されて、隣接検出器チャンネル結合の部分的に前および後ろに
配置されることもできる。
X線ビームが、異なる時間において異なる検出器によって、または異なる時間に
おいて異なる場所における単独の検出器によって、受は取られるかによって、遅
延ステップは以下の通りとなる。検出器アレーがN個の望ましい隣接検出器また
は検出器場所を持っているとすれば、最後(またはN番目)に読みとられた検出
器に対応しては、前に読みとられた検出器の各々からの出力は時間(N−4)
でだけ遅延される。この関係式において、夏は検出器の数(15」−≦−N)で
あり、モしてては隣接検出器(または検出器場所)間の角度距離に等しい角度距
離をX線源が移動するのに要する時間である。第1に走査される検出器(i=1
)からの出力は時間(N−1) でだけ遅延され、第2に走査される検出器(i
=2)からの出力は、時間(N−2)でだけ遅延され、そして以下同様であって
、最後に走査される検出器(i=N)からの出力は何の遅延もなく受信される。
第2の特色;こおいては、本発明は、実質的に等しいラドン半径を持ち、モして
CT装置再構成サークルの実質的に同じ領域を通過することが望ましいX線に相
当する検出器出力を互いにディジタル的に加算することによって、前に説明した
方法を実施する装置を提供するものである。そのようなX線ビームは、異なる場
所および時間における異なる検出器によって、または異なる時間における異なる
場所での単独の検出器によって、受信されることができる。
両方の特色において、本発明は、実質的に降級のない再構成されたCTビデオイ
メージを提供する。2つ以上の検出器は、1つの疑似検出器内に結合されるとし
ても、1つの疑似検出器が含む検出器の数が小さいときには、再構成されるイメ
ージの品質は保護される。
結合される検出器の数が小さいならば、疑似検出器に含まれる検出器または検出
器位置の極めて近い近似が得られ、そして各検出器から得られたデータがCT装
置再構成サークルの実質的に同じ領域を通過したX線ビームを表現することを確
実にする。
本発明の他の特色および利点は、添付図面と関連して詳細に準備された望ましい
実施例に関する以下の説明から明らかとなるであろう。
図面の簡単な説明
第1A図は、これを用いて本発明が実施できる、第1世代CTスキャン装置の構
成を表す図であり、第1B図は、これを用いて本発明が実施できる、第2世代C
Tスキャン装置の構成を表す図であり、第1C図は、これを用いて本発明が実施
できる、第3世代C丁スキャン装置の構成を表す図であり、第1D図は、これを
用いて本発明が実施できる、第4世代CTスキャン装置の構成を表す図であり、
第1E図は、これを用いて本発明が実施できる、第4世代走査電子ビームCT装
置の詳細を描いた図であり、
第2図は、従来技術によるコンピュータ処理に必要とされるA/Dコンバータの
数およびディジタル化された信号チャンネルの数を減少させるための、多重化さ
れた検出器出力を描いた図であり、
第3図−第5図は、本発明の種々の実施例による2つの検出器出力のディジタル
化および加算を描17Xだ図である。
望ましい実施例の旦
本発明は、その単独出力が次に処理されるような疑似検出器を創造するために、
2つまたはそれ以上の検出器を結合させることにより、CT装置におけるA/D
コンバータの複雑さを減少させるものである。反対に、本発明による疑似検出器
は、シーケンス的に再位置決めされる単独の検出器からの多重の出力を結合する
事もできる。一般的な技術者とは異なり、出願人は疑似検出器の出力から再構成
されたイメージが実質的に降級されないということを発見した。
本発明によると、実質的に同じラドン半径を持つX線ビーム、このビームは試験
される物体と実質的に同じ領域を検分することが望ましい、を検分した検出器か
らのアナログ出力読みとりを表す狭い幅のピットストリームを創造し、検出器出
力間に時間遅延を確立し、そして次に比較的広いビット幅のピットストリームを
形成するために検出器出力を結合させることによって疑似検出器が実施される。
円筒形上の対称形の物体(たとえば完全な丸太)が試験されるならば、出願人の
疑似検出器は、検出器(または検出器位置)が広く離れていたとしても、正確な
方法を提供できる。別の物体に関しては、この方法は不正確ではあるが、しかし
受け入れられるものではあり、特に疑似検出器を形成する検出器が比較的互いに
接近しており、その結果実質的に同じX線ビームが各検出器によって受け取られ
る場合にそのようにいえる。
レメイによる1978年1月3日付けの米国特許第4.066.900号は、全
体的に、それらの間にふされしい時間遅れを有する、CTイメージ装置における
隣接検出器からのA/D変換された出力信号を結合する技術を開示している。こ
のため、この基本的な概念を説明するのに必要とされる、そのような結合のため
の理論に関する、さらに別の議論は不必要である。
第3図−第5図を参照しながら、本発明の種々の実施方法が説明される。前に指
摘したように、遅延時間τは、検出器円弧25の幾何学の、その円弧に沿った検
出器アレー26を含む検出器(または検出器位置)の場所の、Xa源内円弧27
幾何学の、そしてX線源が円弧27に沿って動く速さの、関数である。望ましい
遅延時間τ(またはτが定数でなければ遅延時間)は知られており、そして本発
明によれば、イメージ降級を最小にするためには、遅延時間は約±5パーセント
以内に維持されることが望ましい。
第3図は、第2図に示されたような装置におけるボックス30に関して置換する
ために用いられるディジタル取得装置(DAS)に関する基本的なブロック図で
ある。
第3図においては、隣接検出器り、およびり、、l(ここにおいて、1は検出器
の数に等しく、lは1からNに等しく、そしてNは検出器アレー26における検
出器の全数である)はディジタル化され、その結果、検出器アナログ信号を表す
比較的狭いビット幅のストリームを発生させる。本発明によれば、このディジタ
ル化は、デルタシグマA/Dコンバータ310および312を用いて実施される
が、それら各々は、従来技術による各検出器信号に関して開発されたビット幅よ
りも実質的に小さなビット幅を持つディジタル出力ピットストリームを提供する
。ディジタル時間遅延装置314は、隣接信号間に必要な時間遅延(τ)を確立
する。各チャンネルに関する狭い幅のピットストリームのために、時間遅延装置
314は、Nビット幅のシフトレジスタ、ここでNはディジタル化器310によ
って提供される狭いピットストリームの幅に等しい、のような比較的簡単で信頼
性があり、そしてローコストのディジタル回路を用いて実現可能である。全ての
デルタシグマA/Dコンバータと同様に、ディジタルフィルタは、広いまたはフ
ルビット幅のディジタル出力ワードを実現するために必要でおる。こうして、デ
ィジタル化された隣接検出器信号のディジタル結合の前および/または後および
/またはその間、オプションのディジタルフィルタ回路316および318によ
って描かれているように、FIRフィルタおよび適切なデシメーション回路が使
用される。X線検出器信号のノイズフィルタリングおよび信号整形がどのような
場合にも必要となるので、そのようなフィルタをデルタシグマA/Dコンバータ
を実現させるのに必要なディジタルフィルタ中に都合よく結びつけ、そして内蔵
させることも可能であり、これによって従来技術に比較して、本発明を実施する
ために必要なディジタル回路における増加が無視できるという結果を得る。加え
て、本発明におけるフィルタはディジタルドメインにおいて行われるので、従来
技術の実施例のアナログフィルタによって実施されるような、望ましくない非対
称信号整形に比べて、対称インパルスレスポンス信号整形が可能である。信号結
合器およびフィルタ回路320の出力は次に、線322上のその単独の出力信号
がその後、従来技術におけると同様、CTイメージを形成するために処理される
ような、結合された隣接検出器信号(疑似検出器)を表すフルビット幅のディジ
タルワードとなる。減ぜられたビット幅のピットストリームを結合するために必
要な回路は、比較的簡単な加算回路およびディジタルフィルタを含んでおり、こ
れは結合器320として表されており、当業技術者にとってはよく知られている
ように、デルタシグマA/Dコンバータにおいて一般的に用いられているような
リカーシブフィルタを含んでいる。そのようなフィルタはまた、テキサス州オー
スチンのクリスタルセミコンダクタコーポレーションから、発行されている「デ
ルタシグマ技術ノ と題すするアプリケーションノート「ANI 0REVIJ
において説明されている。その上うなデルタシグマA/D変換を実施するために
使用することができる1つの市販されている入手可能な集積回路は、クリスタル
セミコンダクタコーポレーションから購入できる第C35338A/Dコンバー
タである。
第4図は、現在入手可能なコンポーネントを用いた実施例を描いている。
検出器り、およびD I41からの信号電流は、電流から電圧へのトランスイン
ピーダンス増幅器410および412によってシングルエンドの電圧に変換され
る。
それらの信号は次に、アナログゲインおよびレベルシフト回路414および41
6によって、バイポーラ信号(±V)に変換され、次にそのバイポーラ信号が2
つのデルタシグマA/Dコンバータ418および420への入力信号として加え
られる。A/Dコンバータ418および420は、クリスタルセミコンダクタコ
ーポレーションから入手できるモデル第C35338A/Dコンバータを含むこ
とができる。
この装置においては、時間遅延(τ)がA/Dコンバータチップのディジタルパ
ワーダウン(ICC55338の10番ビン)を用いることによって実施される
。こうして、DASにおけるA/Dコンバータの全てを駆動するために、同じク
ロックを用いることが可能である。さらに明確にすれば、A/Dコンバータ41
8および420はパワーダウンモードにされた後、コンバータ418がアクティ
ブ状態とされ、これは正確にmクロックサイクルを持つ内部校正サイクルを開始
する。コンバーク420のパワーアップ(またはシリーズ)は、隣接検出器間に
確立されるべき望ましい遅延時間(τ)だけ遅延され、これは次にコンバータ4
18と同様の正確に同じ校正サイクルを開始する。
こうして、コンバータ418からの最初の変換は、コンバータ420の最初のそ
れから正確に望ましい時間遅延だけ離れさせられる。コンバータ420からの最
初の変換が結合器424内に読み込まれると直ちに、結合器はコンバータ418
からの最初の変換出力を読みとり、この値はFIFOのような一時的蓄積装置4
22内に保持される。結合器424もまた、必要によって、A/D変換にお(づ
る固有なオフセットに関するオフセット補正を備えることができる。
FIFO422は、コンバータ422からの遅延された出力が結合用回路424
を通してこれに加えられることができるようになるまで、コンバータ418の出
力を保持するためのバッファとして作用することに注意すべきである。加えて、
デルタシグマ型のA/Dコンバータに関して一般的であるディジタルフィルタお
よびデシメーションは、コンバータ418および420内に含まれ、そしてそれ
らの出力はそれぞれ、例えば16ビントワードのシリアルビットストリームを含
んでいる。以前に注目したように、コンバータ418および420内で用いられ
たディジタルフィルタは、CT検出器チャンネル処理において一般的に必要なフ
ィルタを含むことが好都合である。
第5図は、本発明に関する、さらにコスト効果の高い回路形態を描いたものであ
る。この実施例においては、A/Dコンバータの変調器部分はフィルタ部分から
分離されており、その結果、簡単な1ビット幅のシフトレジスタが1時間遅延、
タウ、を確立するために用いることができる。加えて、検出器出力信号り、およ
びDl。1は、接続されて、デルタシグマ変調器の変調器部分への電流入力を直
接的に提供し、前に指摘した「アプリケーションノートANIOREVIJにお
いて説明されているそのような変調器は、クリスタルセミコンダクタコンボレー
ションから入手できるデルタシグマA/Dコンバータが利用できる。こうして、
第4図の実施例において必要な、トランスインピーダンス増幅器およびアナログ
ゲインおよびレベルシフト回路は、この望ましい実施例の中では必要がない。隣
接検出器チャンネルにおける信号間の適切な時間遅延を確立した後に、隣接する
チャンネルのピットストリームが結合される前にどの程度のフィルタが実施され
るが望ましいかをユーザーが決定しなければならない。
第5図に描かれているように、(ディジタルローパスフィルタのような)インパ
ルスレスポンスフィルタおよびデシメーションが、ディジタルフィルタ514お
よび516によって各ピットストリームに関して設けられる。このフィルタ出力
は次に、さらに処理されるMビット幅の出力信号を提供し、モしてCTイメージ
の作成のために、ディジタル結合用回路518に加えられる。コスト都合によっ
て、そして分解能(ビット幅)とディジタル化レートとの間のユーザートレード
オフによって、信号結合器518の前および/または後に必要なディジタルフィ
ルタおよびデシメーションを変化させることができる。この結果、結合器518
内に提供される信号のビット・幅(n)に関して、より特定化するためのガイド
ラインは与えることができない。
終わりに、与えられた金額によって従来技術CT装置は標準的に、ある程度の数
の検出器A/Dコンバータを利用していた。同額の予算が許されるならば、本発
明は妥当な、より多くの検出器を用いて、しかしより少ない複雑なA/Dコンバ
ータおよび下流の処理用コンポーネントをもって、CT装置を構成することがで
き、その結果再構成されるイメージの品Iを向上させることができる。反対に、
所定の品質イメージに関しては、現存する装置と同様の数の検出器を用い、しか
しより少ない複雑なA/Dコンバータおよび、より少ない下流処理用コンポーネ
ントを用いて、より僅かな金額でCT装置を構成することを可能とし、その結果
、より競争力のある価格で装置を構成できる。
本発明の主体および範囲から離れることなく、開示された実施例に関する変更や
変化が可能であること1よ、通常の5業技術者にとっては明らかである。例え1
f、付加的な部分の二だけ処理用チャンネルの数を減少させるために、第2図の
多重技術に結合させて本発明を用いることも可能である。本発明の精神および範
囲カーら離れることのない、全ての、そのような変更、改変、変化および他への
利用および適用は、以下の請求の範囲のみによって限定されている本発明lこよ
りカッ毫−されているものとみなされる。
FIG、2
(9日10RARTI
ゝゝ−28
FIG、3
フロントページの続き
(72)発明者 プルーニング、ホルストアメリカ合衆国 94596 カリフ
ォルニアウオールナツト クリーク エスネイ
アヴエニュ−2085
(72)発明者 バーン、ギュンター
アメリカ合衆国 94025 カリフォルニアメンロパーク リンフイールド
ドライヴ361
Claims (11)
- 1.再構成サークルの少なくとも1つの領域を横切る少なくとも1つのX線ビー ムを発生し、そして前記再構成サークルのイメージを再構成するために、複数の 信号処理用チャンネルのそれぞれの1つにおいて処理される検出器出力信号を生 成発現させるために、少なくとも2つの検出器によって検出されるX線源を持つ コンピュータトモグラフX線装置の、前記イメージを実質的に降級(劣化)させ れことなく前記複数処理用チャンネルの数を減少させるための方法において、検 出器から読み出された出力信号、この信号は実質的に同じラドン半径を持つX線 ビームに相当する、を互いに加える段階を含むことを特徴とする、複数処理用チ ャンネルの数を減少させるための方法。
- 2.前記X線ビームが、前記再構成サークルの実質的に同じ領域を横切る、実質 的に同じラドン半径を持つような、請求項1に記載の方法。
- 3.実質的に同じラドン半径を持つX線ビームが、シーケンス的に生成され、さ らに加算の前に各検出器から読み出された出力信号を時間(N−i)τ、ここで i=1は最初に読み出された検出器を表し、i=Nは最後に読み出された検出器 を表し、そして1<i<Nであって、さらに ここにおいて、τは隣接検出器iおよびi+1の読み出し間の時間である、 だけ遅延させる段階を含むような、請求項1に記載の方法。
- 4.遅延の前記段階が、望ましい遅延時間を創造するためにディジタル装置を通 して遅延されるべき、少なくとも1つの検出器出力信号を結合させる段階を含む ような、請求項3に記載の方法。
- 5.遅延の前記段階が、出力信号をディジタル化するためのシグマデルタ変調器 を通して遅延されるべき、少なくとも1つの検出器出力信号を、比較的狭いビッ ト幅のディジタルストリームおよび比較的狭いビット幅のディジタル遅延素子に 結合させる段階を含むような、請求項4に記載の方法。
- 6.少なくとも再構成サークルの領域を横切る、少なくとも1つのX線ビームを 生じさせ、そして前記再構成サークルのイメージを再構成するために複数の信号 処理用チャンネルのそれぞれの1つにおいて処理される検出器出力信号を発現さ せるために、少なくとも2つの検出器によって検出される、X線源を持つコンピ ュータトモグラフX線装置の、前記イメージを実質的に降級させることなく、前 記複数の信号処理用チャンネルの数を減少させるための装置において、検出器か ら読み出された出力信号、その信号は実質的に同じラドン半径を持つX線ビーム に格当する、を結合させるための装置を含むことを特徴とする、信号処理用チャ ンネルの数を減少させるための装置。
- 7.実質的に同じラドン半径を持つ前記X線ビームが、前記再構成サークルの実 質的に同じ領域を横切るような、請求項6に記載の装置。
- 8.実質的に同じラドン半径を持つ前記X線ビームが、シーケンス的に創造され 、そして ここにおいて、結合させるための的記装置が、結合の前に、前記検出器から読み 出された出力信号を時間(N−i)τだけ遅延させるため、少なくとも1つの検 出器の出力に結合されている遅延装置を含み、ここにおいてi=1は最初に読み 出される検出器を表し、i=Nは最後に読み出される検出器を表し、そして1≦ j≦Nであり、そして ここにおいてτは隣接検出器iおよびi+1の読みとりの間の時間である、のよ うな請求項6に記載の装置。
- 9.前記遅延装置がチィジタル的に望ましい遅延時間を創造するような、請求項 8に記載の装置。
- 10.前記結合させるための装置が、出力信号を比較的狭いビット幅のディジタ ル信号にディジタル化するためのシグマデルタ変調器と、前記遅延を確立するた めの狭いビット幅のディジタル遅延と、そして前記出力信号を結合させるための 狭いビット幅のディジタル加算機と、そして比較的広いビット幅のディジタル出 力信号を発現させるために前記加算機の出力に結合されたディジタルフィルタと を含むような、請求項9に記載の装置。
- 11.放射イメージ作成装置において、少なくとも調査される領域において、横 切る少なくとも1つの放射ビームを発生するための放射源と、それぞれのアナロ グ出力信号を発現させるために、前記領域を横切る前記放射ビームの部分に応答 する少なくとも2つの検出器装置と、 前記アナログ出力信号をディジタル化するためのディジタル化装置と、そして 領域の属性を表すイメージを発現させるために前記ディジタル化された出力信号 に応答する処理用装置と、を含み、 ここにおいて、前記ディジタル化装置が、a)それぞれKビット幅のビットスト リームを提供するために前記アナログ出力信号に応答するビットストリーム装置 、ここにおいてKはMよりも小さく、各前記ビットストリームは、前記アナログ 出力信号の相応する1つの振幅変化を表す、と b)前記Kビット幅のビットストリーム間に前もって決められた相対的な時間遅 延を確立するために、前記Kビット幅のビットストリームの少なくとも1つに応 答する少なくとも1つのディジタル遅延装置と、そして c)前記Kビット幅のビットストリームを加算するために、そして前記イメージ を発現する前記処理用装置によって用いられる単独のMビット幅のビットストリ ームを形成するために、それらの間に確立された前記相対的な時間遅延を持つ前 記Kビット幅のビットストリームに応答するディジタル結合用装置と、 を含むことを特徴とする放射イメージ作成装置。
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