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JPH07505362A - イソパラフィン:オレフィンアルキル化触媒 - Google Patents

イソパラフィン:オレフィンアルキル化触媒

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JPH07505362A
JPH07505362A JP5516563A JP51656393A JPH07505362A JP H07505362 A JPH07505362 A JP H07505362A JP 5516563 A JP5516563 A JP 5516563A JP 51656393 A JP51656393 A JP 51656393A JP H07505362 A JPH07505362 A JP H07505362A
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autoclave
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JP5516563A
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フィリップス・ペトロリウム・カンパニー
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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イソパラフィン:オレフィンアルキル化触媒本発明は、イソパラフィン:オレフ ィンアルキル化方法に関する。
アルキル化は、有機分子にアルキル基を付加する反応である。そこで、イソパラ フィンをオレフィンと反応させて、より分子量の高いイソパラフィンを得ること ができる。この考えは、工業的には、酸触媒の存在下においてC2〜C,オレフ ィンとインブタンとを反応させて、いわゆるアルキレートを製造することに基づ いている。このアルキレートは、オクタン価が高いためだけでなく、オクタン価 を向上する添加剤に対する感度も有するため、ガソリンの製造において価値のあ るブレンド用成分である。
工業的アルキル化プロセスには、歴史的に、比較的低い温度条件下において高濃 度のフッ化水素酸または硫酸触媒が用いられてきた。新しい酸を連続的に供給し 、消耗した酸を連続的に除くことにより、酸強度が88〜94重量%に維持され ることが好ましい。本明細書において用いる場合、「高濃度のフッ化水素酸」と いう用語は、少なくとも約85重量%のHFを含有する本質的に無水の液体のこ とをいう。
フッ化水素酸および硫酸によるアルキル化方法は、環境的および安全性に関する 事項、酸の消費ならびにスラッジの処理を含む固有の欠点を有している。硫酸ア ルキル化の一般的な議論については、エル・エフ・アルブライト(L、 F、  Albright)らによる一連の3つの論文、[アルキレーション・オブ・ア イソブタン・ウィズ−C,オレフインズ(Alkylation of l5o butane with C401efines) J、Ind、 Eng、  CheIIl、 Re50、第27巻、第381〜397頁(1988年)を参 照できる。フッ化水素酸が触媒となるアルキル化の概説については、「ハンドブ ック・オブ・ベトロリウム・ソファイニング・プロセスイズ(Handbook  of PetroleumRefining Processes) J 、 第1巻、第23〜28頁(アール・エイ・メイヤーズ(R,A、 Meyers )編、1986年)を参照できる。
フッ化水素またはフッ化水素酸(HF)は、毒性および腐食性が非常に高い。
HFの製造および使用における長年の経験により、危険を認識して予防措置をと るならば、HFを安全に取り扱えるということが判っている。HFの漏洩を防止 するために多くの安全のための予防措置がとられているが、無水の酸が漏れ出す 際に発煙して、かなりの距離まで広がりつる蒸気の雲(vapor cloud )を生じるので、大規模または悲劇的な漏出(escape)が第一に懸念され ている。この分野の従来の当業者は、偶発的な漏出が起る場合に、HFの雲を取 り込むまたは中和するという観点から、この問題に取り組んだ。
米国特許第4.938.935号(オーダ(Audeh))および同第4.98 5.220号(ブレ:I (Greco))ならびに同第4.938.936号 (ヤン(Yan))は、偶発的に放出された後に生じるHF雲を取り込むおよび /または中和する種々の方法を教示している。
しかしながら、イソパラフィン:オレフィンアルキル化触媒としての活性を損わ ずに、HFの雲が発生する傾向を減少させる添加剤を提供することが特に望まし い。そこで、本出願人らは国際公開第W093100314号に、HFにスルホ ランを加えることにより、アルキル化触媒としての活性をあまり損なわずに、雲 が発生する傾向を減少することができるということを記載した。もっとも、HF とスルホランとの混合物は、HFアルキル化プロセス装置を構成する材料として 通常使用される炭素鋼に対する腐食性が高いことが判っている。高濃度のHF触 媒をより安全なHF/添加剤混合物に置換することは、現存するHFアルキル化 プロセス装置を耐腐食性合金の設備により改造することにかかるコストをにより はばまれるので、触媒腐食性の問題は重要である。従って、本発明の目的は、こ の問題点を解決または緩和することである。
本発明によって、フッ化水素酸、スルホランおよび水の混合物が効果的なイソパ ラフィン:オレフィンアルキル化触媒であって、放出された場合に蒸気雲を発生 する傾向を著しく減少させること、ならびにその腐食性がHFおよびスルホラン の無水混合物よりも驚くほど低いということが判った。
本発明は、フッ化水素酸およびスルホランの混合物を含む触媒組成物の存在下に おいて、イソパラフィンをオレフィンによりアルキル化する方法に存し、そこで は混合物が0.5〜10重量%の水を含むように混合物に水が加えられる。
好ましい態様において、触媒組成物は、20〜40重量%のスルホランおよび6 0〜80重量%のHFを含む。最も好ましい触媒組成物は、25〜35重量%の スルホランおよび65〜75重量%のHFを含む。驚くべきことに、最小限度の 設備の変更が行われた工業用のライザー型アルキル化プロセス装置内において、 本発明の触媒組成物を高濃度のHFに代用することができるということが見出さ れた。触媒組成物の含水量を、0.5〜10重量%、好ましくは1〜5重量%の  。
範囲内に制御することにより、炭素鋼に対する触媒の腐食性が減少するという予 期されなかった別の利点も得られる。
供給原料(feedstock) このアルキル化プロセスにおいて有用な供給原料には、少なくとも一種のイソパ ラフィンおよび少なくとも一種のオレフィンが含まれる。本アルキル化プロセス において使用されるイソパラフィン反応体は、4〜8個の炭素原子を有する。
そのようなイソパラフィンの代表例には、イソブタン、イソペンタン、3−メチ ルヘキサン、2−メチルヘキサン、2.3−ジメチルブタンおよび2.4−ジメ チルヘキサンが含まれる。
供給原料のオレフィン成分には、2〜12個の炭素原子を有する少なくとも一種 のオレフィンが含まれる。そのようなオレフィンの代表例には、2−ブテン、イ ソブチレン、1−ブテン、プロピレン、エチレン、ヘキセン、オクテン、ペンテ ンおよびヘプテンが含まれる。好ましいオレフィンには、C4オレフィン、例え ば、1−ブテン、2−ブテン、イソブチレンまたは一種またはそれ以上のこれら のC4オレフィンの混合物が含まれるが、2−ブテンが最も好ましい。本発明の プロセスに適する供給原料は、米国特許第3,862,258号(ハン(hua ng)ら)の第3欄、第44〜56行に記載されている。
イソパラフィンのオレフィンに対するモル比は、一般に、1:1〜100 :  1、好ましくは1:1〜50:1、更に好ましくは5:1〜20:1である。
触媒組成物 本発明の触媒複合体は、50〜80重量%のフッ化水素酸および20〜50重量 %のスルホランを含む。スルホラン(テトラメチレンスルホン)は、次式で示さ れる。
好ましい態様において、触媒組成物は、20〜40重量%のスルホランおよび6 0〜80重量%のHFを含む。最も好ましい触媒組成物は、25〜35重量%の スルホランおよび65〜75重量%のHFを含む。
本発明によれば、水の量を制御することにより、触媒組成物の腐食性の目覚まし い低下が驚異的に果たされるということが判った。触媒組成物は、1〜10重量 %、好ましくは1〜5重量%の水を含むのが適当である。最も好ましい含水量は 、HFおよびスルホランの相対量に従ってわずかに変化するが、最も好ましい触 媒組成物は2〜3重量%の水を典型的に含む。
プロセス条件 本発明の触媒組成物は、実質的に装置の改良をすることなく、現存するフッ化水 素酸アルキル化プロセス装置、例えばライザー反応器アルキル化装置などの中で 、高濃度のフッ化水素酸触媒に容易に取って代わることができる。従って、本発 明のプロセスの転化条件は、典型的な工業規模のフッ化水素酸アルキル化プロセ スの転化条件に類似している。
本発明のアルキル化プロセスは、−18〜66℃(0〜150°F)、好ましく は10〜66℃(50〜150°F)、更に好ましくは21〜43℃(70〜1 10° F)の温度において行うことが適している。圧力は、アルキル化反応ゾ ーン内が確実に液相となるように維持される。圧力は、一般に、240〜840 OkPa (20〜1200psig)、好ましくは445〜3550kPa  (50〜500psig)の範囲に維持される。反応ゾーンには追加の水素が存 在しないことが好ましい。オレフィン供給流量は、一般に、0.01〜50WH 3V、好ましくは0゜5〜20hr”WH5Vの範囲である。混合されたイソパ ラフィン:オレフィン反応体を本発明の触媒組成物と接触させるのは任意の適当 な反応容器内で行うことができ、その例には撹拌槽反応器およびライザー型反応 器が含まれる。混合されたイソパラフィン:オレフィンフィードと本発明の触媒 組成物との接触時間は、一般に、0.1〜50秒の範囲であり、8〜25秒の範 囲が好ましい。
触媒と反応体との相対量を、ここでは酸/油止(acid−to−oil ra tio)で定義する。(本明細書で用いるような)容量基準の酸/油止は、酸可 溶性油(ASO)、酸およびスルホランの容量の総和の、イソパラフィンおよび オレフィン反応器フィード全量に対する割合である。容量による酸/油止は、一 般に0.1:1〜10:1の範囲内にあり、0.1:1〜5:1の範囲にあるこ とが好ましい。触媒とイソパラフィン:オレフィン供給原料の接触時間は、一般 に1〜50秒の範囲であり、8〜25秒の範囲が好ましい。
アルキル化触媒組成物のスルホラン成分は、アルキル化プロセス装置内に直接注 入して加えても、炭化水素装入原料に混合しても、あるいは新しいおよび/もし くは循環される酸触媒組成物または混合された酸/添加剤触媒ストリームと混合 してもよい。アルキル化反応ゾーンの下流において、スルホランをアルキレート 生成物ストリームから分離して、新鮮なおよび/もしくは循環される酸ならびに /または循環される酸/添加剤触媒混合物と混合し、アルキル化反応ゾーンにリ サイクルすることが好ましい。
本発明を実施例および添付図面を参照して詳細に説明する。
図1aは、27℃(80°F)、1310kPa (175psig) 、イソ ブタン/ブテン比=10/1および0.3hr−’のオレフィンWH3Vにおけ るイソパラフィン:オレフィンアルキル化について、TMP/DMH(1−ジメ チルペンタン/ジメチルヘキサン)比を、HF中のスルホランの重量%の関数と してプロットした図である。
図1bは、図1aに関して記載した条件下において、アルキレート生成物中のC o十側副生物、HF中のスルホランの重量%の関数としてプロットした図である 。
図ICは、(図1aに関して上述した)イソパラフィン:オレフィン反応により 生成したアルキレート生成物の06十部分のMON (モーター法オクタン価) を、HF中のスルホランの重量%の関数としてプロットした図である。
図2は、24℃(76°F)における蒸気圧を、HF中のスルホランの重量%の 関数としてプロットした図である。
図3は、100%のスルホラン、100%のHFならびにスルホランを20〜8 0(重量)%含むHFおよびスルホランの混合物について、レインアウト(ra inout)の割合(重量%)を蒸気圧の関数としてプロットした図である。
図4は、スルホランのフッ化水素酸溶液に曝された炭素鋼の腐食速度(Y軸にプ ロット)に与える水の添加の効果を、HF/スルホラン溶液の含水量(X軸にプ ロット)の関数として示している。
実施例1 無水HF(40g、ニューシャーシー州、ブリッジポート(Bridgepor t)のマテソン・ケミカル社(Matheson Chemical Comp any)から入手可能)を清浄な乾燥オートクレーブ(1000cc)内に凝縮 した。イソブタン(100g)を加えた後、オートクレーブを1500rpHで 撹拌した。オートクレーブを室温(22℃、71°F)にした後、790kPa  (100psig)に加圧した。予備混合し、た(マテソン・ケミカル・カン パニーから入手可能な)10・1 (wt/wt)イソブタン:2−ブテンフィ ードの混合物を、全量500ccのイソブタン=2−ブテン装入原料についての 自生圧下、250cc/hrの流量で2時間加えた。フィードを加える間に10 〜15°F(6〜・8℃)の温度上昇が観察され、27=30℃(80〜85° F)の平均反応温度が得られた。フィードの添加を終了した直後に、オートクレ ーブからサンプリング(300cc)した。試料は室温でフラッシュさせて、冷 水トラップにより冷却した。液体試料および気体生成物を、キャピラリー・ガス クロマトグラフィー(GC)(60m DB−1カラム)により分析した。実施 例1の結果を、以下の表Aに示す。
実施例2〜4 以下の方法を実施例2〜4について行った。典型的実験では、スルホラン(テト ラメチレンスルホン、フィリップス・ペトロリウム社(Phollips Pe troleumω、))10gを、清浄な乾燥した1000ccのオートクレー ブに装入した。使用前には、スルホランをP2O,を用いる真空デシケータ内に 貯蔵していた。オートクレーブをシールして、液体窒素により冷却した。オート クレーブから排気して、無水HF(マテソン)40gをオートクレーブ内に凝縮 させた。HF/スルホラン混合物を室温(22℃)に加温した。イソブタン(i oog)を混合物に加え、オートクレーブを790kPa (100psig) に加圧して1500rpmで撹拌した。
予備混合したイソブタン/2−ブテン(= 10 / 1 vt#t)フィード (マテソン)を250cc/hrで導入した。反応中、3〜6℃(5〜10°F )の温度上昇が典型的に観察された。2時間後、フィードの供給を中止して、3 00ccの液体試料を得た。この液体試料を、ガス・サンプリング・ボンベ(g as sampling bomb)およびウェット・テスト・メータ(wet  test meter)に接続された水冷トラップ(これは59ccの水で満 たされている)に通して圧を戻した(depressure)。液体アルキレー ト生成物および気体試料の分析を、60mのDB−1キヤピラリーカラムを備え たヴアリアン(Varian) 6000ガス・クロマトグラフ装置により行っ た。
後記する表Aに、HF中に50重量%までのスルホランを含有するHF/スルホ ラン混合物の結果を掲載している。HF中20重量%のスルホラン(スルホラン 1リツトルあたりHF125モル)の場合、性能は純粋なスルホランと同等であ った。高オクタン価トリメチルペンタンの低オクタン価ジメチルへ・キはンに対 する割合(TMP/DMH)は、純粋なHFが9.2であるのに対して、80/ ′20のHF/スルホランでは9.4であった。HFに50重量%のスルホラン (スルホラン1リツトルあたりHF63モル)を加えると、性能はわずかに低下 した。
50150のHF/スルホラン触媒によるアルキレートは、TMP/DMHが6 ゜5であり、11.8重量%のC9+を含有していた。40/60のHF/スル ホラン触媒(スルホラン1リツトルあたりHF42モル)は、アルキル化につい て活性を示さなかった。わずかに観察された生成物は、2−ブテンフィードがフ ッ化水素化されて生成したフッ化ブチルであった。かくして、HF中のスルホラ ンの有効な濃度範囲は、HF中で約60重量%以下である(即ち、スルポラン1 リツトルあたりのHFが約40モルを越える)ことが判った。
HF/スルホラン触媒の性能を、図1a、lbおよび1cにスルホランの配合率 の関数としてプロットした。アルキレートの品質は、HFに20重量%のスルホ ランを配合する場合にわずかに向上しくCs+MONが、純粋なHFでは97で あるのに対して97.5である)、更にスルポランにより希釈すると低下した。
HF中約50重量%を越えるスルホランでは、イソパラフィン/オレフィンアル キル化について活性が認められなかった。
HF/スルホラン混合物についての蒸気圧(Torr)をスルホラン配合率の関 数として図2に示しているが、HFがスルホランによって希釈されるにつれて蒸 気圧は急激に減少している。
麩 実施例 1 2 3 4 触媒 HF HF/ HF/ HF/ スルホラン スルホラン スルホラン 外観 発煙 発煙 液状 液状 アルキレート生成物 (重量%) cs−ct 5:5 4.7 5.9 B、3C* 88.1 89.3 85 .5 79.9C9+6.4 6.0 B、6 11.8TMP/DMH9,2 9,47,56,5オレフイン転化率(%) 99.9 100 98.0 9 B、8実施例5〜7 HF/スルホラン混合物の評価を、約120ccの全容量を有する長さ46c■ (1,574−ト) (7)ライf−反応器テ行ツタ。マス、約101000k Pa(130psiにおいて、反応器を液体イソブタンで満した。底部から約1 00ccの予備混合したHF/スルホラン触媒(実施例5では70 / 30  vt/vt、実施例6および7では60 / 40 vt/vt)を反応器内に 加圧供給して、イソブタンの一部と置換させた。注入ノズルを清浄に保つように イソブタン流量を維持した。ライザー内の炭化水素の滞留時間は、約300μm の炭化水素降下直径(drop dia■eter)で約6秒であった。オレフ ィンフィードは工業規模のHFアルキル化プロセス装置から得られたものであり 、以下のような平均組成により特徴付けられた。
合計 100.0 実施例5についての転化条件および結果を次の表Bに示す。
! (’F(”C1) 90[32] 90[32) 90(32)圧力(ps ig(kPa)) 130(1000) 125[963] 125(963) 回収率(重量%) 100,5 99.6 94.1転化率(重量%’) 98 .2 98.9 99.2c* ’rMP/DMH5,05,9° 5.8C@ −オレフィン(重量%) CsC重量%)10.1 5.1 4.9C・(重量%) 3.5 3.2 3 .2C7(重量%) 10.8 3.73.7Cs(重量%) 61,6 74 .9 74.4C*+ 12.9 12.5 13.2%TMP (重量%)  64.0 63.5収率(重量基準) 2.2 2.0 2. IR+0(り号 ・チ法オクタン価97.196.997.0+四エチル鉛0ec)、未処理 M+0(モーター法オクタン価95,295.295.3(四エチル鉛0ce) 、未処理 実施例8〜15 実施例8〜15では、HFおよびスルホランの種々の混合物の雲を生成する傾向 を調べた。雲を生成する傾向の測定をレインアウト(rainout)に関して 行うが、これは放出された点から風下の所定の領域内において地面に降下する放 出物質の割合として規定される。例えば、放出された点から風下の所定の領域内 の地面に放出物質の50(重量)%が降下する場合、レインアウトは50(重量 )%である。レインアウトは、雲の生成傾向に反比例的に関係している。偶発的 に放出された場合、降下またはレインアウトする物質は、偶発的な放出の場所か ら風下において、有毒な危険をもたらし得ない。
HFおよびスルホランの混合を、316ステンレス鋼で加工され、冷却/加熱コ イルを有する2リツトルの撹拌式オートクレーブ内で行った。オートクレーブを 窒素で加圧した後、オートクレーブの内容物をノズルを介してフローチャンバー (floy chamber)内に放出させた。液体レインアウトをトレー内に 集め、以下に記載する方法に従ってキャリーオーバー(carry over)  L/た物質を水で洗浄した。
スルホランを計量して、2リツトルのオートクレーブ内に入れた。検定されたK el−Fライニングされたサイトグラス(sight glass)を用いて、 無水HFを計量して、シリンダーからオートクレーブ内に加圧供給した。1回の 運転に対して使用するHFの量を109〜434gと変えた。物質がオートクレ ーブ内に装入されると直ちにフローチャンバー内の風速を所望の設定値に、通常 的0,9a+/sに調節して、典型的な放出の風速をシミュレートした。周囲湿 度を用いた。オートクレーブミキサーを数分間作動させて、内容物の混合も行っ た。蒸発による損失を最小にすると共に、降下したHFおよびスルホランを捕集 するように、3つのドロップアウト・トレー(dropout tray)のそ れぞれに水を入れた。水を満たしたトレーを計量し、放出前のベースライン重量 を測定した。
続いて、オートクレーブの圧力を窒素により調整し、オートクレーブの温度を温 水またはネスラブ・クーラー(Neslab cooler)により調整した。
放出オリフィスへのバルブを開いて、内容物をチャンバー内に流入させた。オリ フィスの直径は0.635mmであった。フローチャンバーのおよその寸法は、 長さ100c+*(40インチ)、高さ30cm(12インチ)、奥行き15C s(6インチ)であった。放出物質はフローチャンバーよりも長い距離を移動す るのに十分な慣性を有するので、第3のトレーの端に衝突プレート(impin ge+5ent plate)を配した。このプレートをスチールウールで覆う ことにより、はね返りを最小にし、基本的な場合の水の運転で98%の十分なレ インアウトを生じさせた。
物質の大部分を衝突プレートに最も近いトレーに入らせて、液体レインアウトを トレー内に集めた。次にトレーを秤量して、レインアウトした物質の量を測定し た。続いて、トレーから蒸発した水、衝突プレートパッド(pad)内の液体ホ ールドアツプ、オートクレーブ内の残存物質およびチャンバー壁に付着した物質 についてデータを補正した。
レインアウトのデータを以下の表Cに示し、図3にプロットした。表Cは、イソ ブタン:ブテンアルキル化触媒としての各HF/スルホラン混合物により製造さ れた、対応するC6+アルキル化TMP(トリメチルペンタン)含量も示してい る。これらの結果により、好ましい触媒組成物によれば、高品質のアルキル化生 成物を製造する一方で、(70重量%を越える)優れたレインアウトが得られる ことが示される。
表C 条件: 450kPa (50psig) 、32℃(90°F)、0.635 關オリフイス直径 物質収支による 8 60 * *5重量%未満 実施例16〜19 以下の方法に従って、HFとスルホランとの混合物の炭素鋼に対する腐食性につ いての評価を行った。
スルホラン(フィリップス・ペトロリウム社から入手できるテトラメチレンスル ホン)の真空蒸留を、KOHから2回およびCaHから1回行った。乾燥したス ルホランは、p2o、を用いる真空デシケータ内で貯蔵した。
典型的実験において、長さ13cm(5,25インチ)および直径0.6C■( 0゜25インチ)の炭素鋼ロッドを、300ccのステンレス鋼オートクレーブ (オートクレーブ・エンジニアーズ社(^utoclave Engineer s Inc、 )製)の頂部に繋がるテフロン・コネクタに取り付けた。精製し たスルホラン(49,5g)および脱イオン水(1g)を、窒素雰囲気下でオー トクレーブに入れた。オートクレーブをシールし、液体窒素により冷却し、大ざ っばな減圧により排気した。HF(60g、マテソン)をオートクレーブ内に凝 縮させた。冷たいオートクレーブを、LPGフィードシステムおよび酸洗浄装置 を備えたパイロット装置に接続した。オートクレーブを29℃(85°F)に加 熱し、イソブタン(マテソン)により790kPa (100psig)に加圧 し、lQQrpmで撹拌した。イソブタンによる内容物のパージを280cc/ hrで24時間行った。イソブタンパージを止め、29℃(85°F)および1 790kPa (100psig)で150時間オートクレーブをシールした。
イソブタンパージの間のHF損失は10gにのぼり、従って、150時間シール を行ったパージ混合物は、はぼ50/ 49/ 1 (wt/vt/vt)のH F/スルホラン/水比であった。
腐食実験の終りに、オートクレーブの内容物の排出を苛性スクラバーに通して行 い、発煙フード内で開けた。炭素鋼ロッドを取り出し、アセトンで濯ぎ、デシケ ータ内に貯蔵した。HF/スルホラン触媒中に浸漬させた炭素鋼ロッドの下端部 (2,5CI)には保護被覆が生成していた。保護被膜の除去を、機械式ビーズ プラスター(sachanical bead blaster)により行い、 腐食されテいない金属を露出させた。ロッドの太さの減少(細り)を測定して、 腐食速度をめた。
実施例16〜19の結果を以下の表りに示す。腐食速度を含水率の関数として示 すグラフを図4に示す。
飢 炭素鋼腐食データ 実施例 触媒中のH,O腐食速度 !ニー の重量%(t=0) 蝕■M江と コメント16 0.005 >40 00 激しい17 0.5 636 激しい、不均一18 1.0 25 中程 度、均一 19 2.0 3 低い、均一 制御された量の水を加えることによる腐食速度の低下は驚異的であるが、無水H Fを炭素鋼内に貯蔵することができるが、水分を含むHFは炭素鋼を激しく腐食 するので、モネル(Monel) 400級の合金のようにニッケルを豊富に含 む耐腐食性合金内に貯蔵しなければならないことが、精油業において周知であっ たため、そのことは予期されていなかった。
HF中のスルホラン(重量%) FIG、1a HF中のスルホラン(重量%) FIG、Ib HF中のスルホラン(重量%) FIG、Ic

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.フッ化水素酸およびスルホランの混合物を含んでなる触媒組成物の存在下に おいて、オレフィンによりイソパラフィンをアルキル化する方法であって、混合 物が0.5〜10重量%の水を含むように混合物に水が加えられる方法。
  2. 2.触媒組成物が、10〜50重量%のスルホランを含んでなる請求の範囲1記 載の方法。
  3. 3.触媒組成物が、20〜40重量%のスルホランを含んでなる請求の範囲1記 載の方法。
  4. 4.触媒組成物が、25〜35重量%のスルホランを含んでなる請求の範囲1記 載の方法。
  5. 5.混合物に1〜5重量%の水が加えられることを含んでなる請求の範囲1記載 の方法。
  6. 6.混合物に2〜3重量%の水が加えられることを含んでなる請求の範囲1記載 の方法。
  7. 7.−18〜66℃(0〜150°F)の温度および240〜8400kPa( 20〜1200psig)の圧力で行う請求の範囲1記載の方法。
  8. 8.10〜66℃(50〜150°F)の温度および445〜3550kPa( 50〜500psig)の圧力で行う請求の範囲1記載の方法。
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