JPH07504340A - 尿失禁症の人間及び尿路開口手術を受けた人間からの尿を収集するための収集バッグ並びに収集バッグ用の出口弁装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 尿失禁症の人間及び尿路開口手術を受けた人間からの尿を収集するための収集バ ッグ並びに収集バッグ用の出口弁装置 本発明は、尿失禁症の人間又は尿路開口手術を受けた人間からの尿を収集するた めの収集バック、並びに、そのような収集バッグ用の出口弁装置に関する。

上述の如きバッグは周知であって、一般的には、２層のプラスチックシートから 構成され、これらプラスチックシートは、それぞれの周縁部に沿って溶接により 接合され、各シートの間に尿を収集するための空所を形成している。バッグは、 その内容物を排出するための出口弁装置をその最下方部に有しており、ユーザは 上記出口弁装置を開放して収集された尿をバッグから排出することができる。そ のような弁装置からの排出は常に、ホースすなわち管部材を介して行われ、該ホ ースは、弁装置の閉止機構に接続されると共に、排出開口を有している。

バッグを空にした後には、少なくとも数滴の尿が排出ボースすなわち管部材の中 に常に残ることになり、そのような滴からの悪臭を防止するためには、排出ホー ス又は管部材の排出開口を閉止し、そのような残った滴が衣服に接触して結果的 に空気を汚染することを阻止することも必要である。排出ホースすなわち管部材 の排出開口は通常、そのような開口にプラグを詰めることによって閉止される。

弁装置の２つの閉止ｌｌ構を閉止するためには別個の動作が必要であり、プラグ を排出開口に取り付（ブるためには、そのような機器のユーザに対しては常には 期待し得ないある種の器用さが更に必要とされる。上述の如き欠点を有する弁装 置は、例えば、米国特許第４、３００．５６０号明細書、並びに、公衆の閲覧に 供されているデンマーク特許出願３７４３／　８４号に記載されている。

本発明の目的は、周知の弁装置に比較してより容易且つ安全に作動する出口弁装 置を提供することである。この目的は、請求項１の導入部に記載されるタイプで あって請求項ｌの特徴部に記載される特徴を有する本発明の出口弁装置によって 達成される。弁装置の両方の閉止機構は、単−且つ同一の運動可能な手段の単− 且つ同一の運動により同時に作動されるので、その操作が大幅に簡素化されると 同時に、両方の閉止機構の完全な閉止が常に確実に行われる。また、周知の弁装 置とは対照的に。

本発明の弁装置は片手で作動させることができる。

本発明の他の目的は、容易に作動する収集バッグを提供することである。そのよ うなバッグは請求項１０に記載されている０周知の尿収集バッグにおいては、排 出管、並びに、該管を閉止及び閉塞させるための弁装置は１通常、バッグの底部 の溶接部において溶接され、従って、バッグの周縁部の下方に突出する部品を有 する。これらの部品はユーザの皮膚に接触することが多い、排出管。

及び、弁装置の部品は通常、収集バッグのシートよりも硬い及び／又は厚い材料 から形成され、更に、鋭利な部分あるいはぎざぎざの部分さえ有することがある ので。

そのような部品とユーザの皮膚との間の接触はユーザにとって不都合であること が多い。

本発明の収集バッグの好ましい実施例は、上述の如き欠点によって阻害されない 収集バッグを提供する。この好ましい実施例は、請求項１１に記載されている。

弁装置が、使用状態にあるユーザとは反対側を向いているシートの一方に取り付 けられて閉止した状態にあるシートの周縁部の内側に完全に位置すると、弁装置 がユーザの皮膚に接触することが完全に避けられる。

図面を参照して本発明を以下に詳細に説明するが、図面において、 第１図は、尿路開口手術を受けた人間によって使用される本発明の出口弁装置を 備えた本発明の収集バッグを示しており、 第２図は、尿失禁症の人間によって使用される本発明の出口弁装置を備える本発 明の収集バッグを示しており、 第３図は、第３の位置にある第１図の弁装置の好ましい実施例を線ｍ−■に沿っ て示す断面図であり、第４図は２　第３図の弁装置を線ＩＶ−ｒＶに沿って示す 断面図であり。

第５図は、第３図及び第４図の弁装置が第１の位置にある状態を示しており、 第６図は、第３図の弁装置を線Ｖｌ−Ｖｌに沿って示しており、 第７図は、運動可能な手段がベース部材に対して相対的に直線的に運動可能であ る本発明の弁装置の第２の実施例が第３の位置にある状態を側方から示しており 、第８図は、第７図の弁装置が第２の位置にある状態を示す断面図であり、 第９図は、第７図の弁装置が第１の位置にある状態を示す断面図である。

第３図及び第６図の弁装置は、ベース部材ｌＯを有しており、該ベース部材は、 溶接部３によって、その全周に沿いバッグの第１のシートｌに取り付けられてい る。弁装置のベース部材１０は、比較的剛性のベース部分１１を有しており、該 ベース部分は、このベース部分１１から突出する円筒形の部分１２を有している ６円筒形の部分１２は、その一端部が閉止された空所１３を有しており、該空所 は、バッグの空所に開放する他端部な有している０円筒形の部分１２の円筒形の 側面は、空所１３に貫通する貫通穴１４を有している。

弁装置は更に、入口部分２１．直線的な管部分２２及び排出開口２３を有する排 出管部材によって形成される運動可能な手段２０を備えており、上記排出管部材 の入口部分２１は、第１の部材の円筒形の部分１２を包囲している０円筒形の部 分１２及び入口部分２１は、互いに接触するそれぞれの円筒形の面の少なくとも 一部に沿って緊密に係合している。入口部分２１に設けられた環状のリブ２５が 、円筒形の部分１２に設けられた対応する環状の満１５に係合している。リブ２ ５及びＪＩＩＩＳは、シールとしての役割を果たすと共に９分離しないようにす るための閉止機構としての役割を果たす。

ベース部分１１は１円筒形の部分１２とは反対側を向いた側面に幾つかの突出し たリブ９を有している０図示の実施例に右いては、リブ９はベース部分１１に沿 って伸長している。しかしながら、そのようなリブは、横方向に又は斜交する方 向にも伸長することができ、あるいは、リブの代わりに、突出する幾つかのノブ すなわち領域とすることもできる。リブ９は２つの目的を果たす、一方の目的は 、ベース部分１１を強化することであり、他方の目的は、バッグの２つの壁部ｌ 、２（第６図を特に参照のこと）の間にスペーサを提供し、当該バッグを空にす る際に、最後の数滴が収集バッグから出易くなるようにすることである。後者の 目的は特に重要であり、この目的は、上述のように、ベース部分１１に突出する ノブすなわち領域を設けること（こよっても達成することができる。

第４Ｑｌｌ及び第５図は、入口部分２１を有する弁装置の運動可能な手段２０が 、第１の部材の円筒形の部分１２の周囲でどのように回転することができるかを 示している。第５図においては、運動可能な手段２０はある位置まで回転してお り、この位置においては、上記手段の直線的な管部分２２が、ベース部分の円筒 形の部分１２の穴１４に対向して同心円状に配列されており、従って、弁装置は その第１の位置にある。第４図においては、弁装置の運動可能な手段は、当該弁 装置のベース部材１０に関して別の角度位置に配列されている。この場合には１ 図示の管部分２２は、穴１４から離れる方向に回転しており、入口部分２１は、 円筒形の部分１２と封止的に係合している。弁装置の第２の位置（図示せず）に おいては、運動可能な手段２゜は、第４ｒｊｔＪ及び第５図に示す位置の間の角 度位置に配列される。

弁装置のベース部材１Ｇは更に、ベース部分１１から突出するカバー１６を備え ている。カバー１６は突出部１７を有しており、該突出部は、第３図及び第４図 に示す弁装置の＠３の位置において、排出管部材の排出開口の中へ伸長している 。突出部１７を有する部分１６は、排出管部材の排出開口に封止的に係合するよ うな形状になされている。

弁装置は、高分子材料から形成され１例えば、ポリエチレンの如き半剛性の材料 から形成されるのが好ましい。

これにより、突出部１７が、排出開口２３と共に、弁装置を閉止した状態にする ためのスナップロックすなわちバネ錠の役割を果たすという別の利点がもたらさ れる。

第３図から、ベース部分１１が突起すなわちフック１８を有しており、また、カ バー１６も弾性を有するフック１９を有していることが分かる。管部分２２は、 その排出開口２３付近に、エツジ２９を有する円錐形の部分２８を備えて右り、 上記エツジは、弁装置の第３の位置において、フック１８．１９に係合する。フ ック１８．　１９は、エツジ２９に係合すると、排出開口２３を突出部１７に正 しく確実に係合させ、特に、運動可能な手段２０が、円筒形の部分１２の周囲で 回転させることによってのみ、第３の位置から動くことができるようにしている 。収集バッグが完全に充填されると、弁装置が取り付けられているシート１が曲 がろうとするが、フック１８．１９がエツジ２９に係合している時には、弁装置 は不用意な開放すなわち漏洩を起こさないようになされており、その理由は、運 動可能な手段２０はそのような運動に抵抗するように取り付けられているからで ある。

第３図乃至第６図に示す本発明の弁装置の好ましい実施例は、第１図に示すよう に収集バッグに取り付けられた時に、その第１の位置においてユーザの皮膚に接 触しないという別の利点を有する。

第７図、第８図及び第９図は、本発明の弁装置の第２の実施例が、第３の位置、 第２の位置及び第１の位置にそれぞれある状態を示している。弁装置はベース部 材１００を備えてあり、該ベース部材は、収集バッグの第１のシート１０１に設 けられた開口の周囲に右いて、環状の溶接部１０３によって上記第１のシート１ こ取り付けられている。ベース部材１０Ｇは、比較的剛性を有する２つのレール １３０．１３１を有しており、これらレールは、収集バッグの第１のシー）　１ ０１と実質的に平行である。長いレール１３０及び短いレール１３１は、ハウジ ング１１１に接続されており、該ハウジングは同時に、管部材１２２の入口部分 １２１を包囲している。入口部分１２１は、ハウジング１１１に溶接するか、あ るいは、別の方法でハウジングＩｌｌにしっかりと接続することができる。管部 材の入口部分１２１は、シート１０１の開口に連通している。管部材１２２は比 較的可撓性を有しており、その上方部１２２ａが、２つのレール１３０．　１３ １の間に保持されている。管部材の下方部ｔｚｚｂは、短いレール１３１かも離 れている。管部材は更に、排出開口１２３を有している。

運動可能な手段１２０は、比較的剛性を有するレール１３２によって形成され、 該レールは、長いレール１３０と管部材１２２との間の空間の中を移動すること 、ができる、レール１３２は、管部材１２２に面する突出体１３３をその上方端 に有しており、該突出体は２　弁装置の第２及び第３の位置において、管部材１ ２２を絞り、これにより、管部材を通る流れを阻止する。レール１３２は、その 下方端に突出するカバー１１６を有しており、該カバーは、突出部１１７と、フ ック１１８と、フィンガグリップすなわち指で掴む部分１３４とを有している。

弁装置がその第３の位置（第７図）にある時には、カバー１１６は、排出開口１ ２３と封止的帽係合し、これと同時に、突出部１１７が排出開口の内周部に係合 する。

運動可能な手段１２０は、その３つの位置に右いて、フィンガグリップ１３４に よって移動させることができる。

管部材の下方部ｔｚｚｂは、その第１の位置（第９図）において外方へ曲がり、 液体は自由に収集バッグから出て入口部分１２１へ入り、管部材１２２を通って 排出開口１２３から出ることができる。

管部材１２２は、その第２の位置（第８図）において、突出体＋３３と短いレー ル１３１との間で絞られ、これにより、追加の液体が管部材の下方部１２２ｂの 中へ流れるのを阻止する。管部材の下方部！２２ｂの中に存在する滴は、依然と して排出開口１２３から流れ出ることができる。

管部材１２２は、その第３の位Ｉｔ（第７図）においても同様に、突出体１３３ と短いレールとの間で絞られるが、これと同時にカバー１６６が排出開口１２３ と封止的に係合する。

第１図は、開口５を有すると共に、尿路開口手術を受けた人間によって使用され る収集バッグを示している。

バッグは、開口５の周囲に１例えば、本件出願人のデンマーク特許第１４７．０ ３４号及び同第１４７．０３５号明細書（米国特許第４．２３１．３６９号及び 同第４．３６７．６３２号明細書に対応）に記載される如き皮膚に優しい接着剤 から成る接着剤層６を備＾ており、該接着剤層によって、尿路開口手術バッグを それ自身は周知の態様でユーザの皮膚に接着し、開口５をユーザの小孔の周囲に 設けることができる。

第２図は、入口管７を有すると共に、尿失禁症の人間によって使用される収集バ ッグを示している。この収集バッグは１例えば脚部バッグとして構成することが でき。

そのために必要な取り付は手段を有することができる。

本発明の収集バッグには、ｆｊ４えば５本件デンマーク出願と同一の出願日を有 する本件出願人のデンマーク特許出願に記載される収集バッグと同様に、内部シ ート部材すなわち中間壁を設けるのが効果的である。

第１図及び第２図のバッグは、プラスチックシート１．２から成る２つの層から 構成され、上記シートは、例えば溶接又は接着剤（４）によって、それぞれの共 通の周縁部に沿って接合され、収集バッグの２つのシート壁ｌ、２を形成する０ 図示の２つのバッグは共に、それぞれの下方端に狭搾部すなわちいわゆるサンプ ８を有している３本発明のバッグは、そのようなサンプ８を設けずに構成するこ とができる。しかしながら、バッグはサンプ８を有するのが好ましく、その理由 は、そのようなサンプは、液体を排出開口に集めるのに役立ち、従って、バッグ を空にする際に、最後の滴をバッグから排出するのを容易にするからである。各 々のバッグは、上述の如き本発明の好ましい出口弁装置を有し、該出口弁装置は 、第３図及び第６図に関して説明したのと同じ態様で、サンプ８のシート壁１に 取り付けられる。出口弁装置は。

第１図及び第２図においては、閉止した状！！（それぞれの第３の位置）で示さ れており２　いずれの場合においても、弁装置は、それぞれのバッグの周縁部の 完全に内側に位置していることに註意する必要がある。弁装置が取り付けられる シート壁ｌは、使用状態において、ユーザの皮膚とは反対側を向いており、従っ て、バッグは常に弁装置とユーザの皮膚との間に位置するので、弁装置がユーザ の皮膚に接触することはない。

上述のように、第６図は、弁装置のベース部分１１にリブ９が設けられているこ とを示している。これらリブ９は、ベース部分１１の全長にわたって伸長してい る。バッグの後方シート２は、リブ９によって、弁装置から常に隔置された状態 に保持され、従って、液体は常に、バッグの内部から弁装置の穴１３へ自由に排 出される。

諸表子７−５０４３４０　（６） ｎｃｉ、ｓ Ｆｌ６．６ Ｆｌ（３７Ｆｌ６８　Ｆ／６９

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．尿失禁症の人間又は尿路開口手術を受けた人間からの尿を収集するための収 集バッグ用の出口弁装置であって、ベース部材（１０、１００）と、少なくとも １つの運動可能な手段（２０、１２０）とを備え、該運動可能な手段が、入口部 分（２１、１２１）及び排出開口（２３、１２３）を有する排出管すなわちホー ス部材と、ストップ弁と、閉止弁とを形成し、前記排出管すなわちホース部材の 入口部分が、前記バッグの空所につながる開口に接触し、当該出口弁装置は、前 記ストップ弁及び前記閉止弁が共に開放する第１の位置と、前記ストップ弁が閉 止し且つ前記閉止弁が開放する第２の位置と、前記両方の弁が閉止する第３の位 置との３つの位置を有し、更に．回転可能に及び／又は直線的に移動可能な運動 可能な手段（２０、１２０）を備え、該運動可能な手段によって前記３つの位置 に設定することができることを特徴とする出口弁装置。 ２．請求項１の出口弁装置において、前記運動可能な手段（２０）は、前記ベー ス部材（１０）に対して相対的に、回転方向に移動可能であることを特徴とする 出口弁装置。 ３．請求項１の出口弁装置において、前記運動可能な手段（１２０）は、前記ベ ース部材（１００）に対して相対的に、直線的に移動可能であることを特徴とす る出口弁装置。 ４．請求項１乃至３のいずれかの出口弁装置において、前記ベース部材（１０、 １００）又は前記運動可能な手段（２０、１２０）が、当該弁装置の第３の位置 において、排出管部材の前記排出開口（２３、１２３）と封止的に係合するカバ ー（１６、１１６）を有することを特徴とする出口弁装置。 ５．請求項４の出口弁装置において、前記カバー（１６、１１６）は、前記排出 管部材の排出開口（２３、１２３）に対して補完的な形状を有する面を有してお り、また、前記カバーは、当該弁装置がその第３の位置にある時に、前記排出開 口（２３、１２３）の中へ突出して該排出開口と封止的に係合する突出部（１７ 、１１７）を好ましくは有することを特徴とする出口弁装置。 ６．請求項１乃至５のいずれかの出口弁装置において、前記運動可能な手段（２ ０）が、排出管部材（２１、２２、２３）によって形成されることを特徴とする 出口弁装置。 ７．請求項１乃至６のいずれかの出口弁装置において、前記ベース部材（１０、 １００）及び前記運動可能な手段（２０、１２０）が、協働するロック手段（１ ８、１９、２９）をそれぞれ有し、これらロック手段は、当該弁装置がその第３ の位置にある時に係合することを特徴とする出口弁装置。 ８．請求項７の出口弁装置において、前記ロック手段は、突起（２９）及びフッ ク（１８、１９）としてそれぞれ構成され、前記突起及びフックは、前記運動可 能な部分の移動方向に直交する平面に配列されることを特徴とする出口弁装置。 ９．請求項１乃至８のいずれかの出口弁装置において、前記収集バッグのシート （１）の方を向いている前記ベース部材（１０、１００）の側部には、突出する ノブ又は溝（９）、特に、好ましくはバッグの一方のシート壁（１）を貫通して 前記バッグの中に伸長してバッグの２つのシート壁（１、２）の間にスペーサを 形成する長手方向溝が形成されることを特徴とする出口弁装置。 １０．それぞれの周縁部に沿って接合されて空所を形成する２つのシート（１、 ２）と、弁装置とを備える尿失禁症又は尿路開口手術を受けた人間からの尿を収 集するための収集バッグにおいて、ベース部材（１０．１００）と、少なくとも １つの運動可能な手段（２０、１２０）とを備え、該運動可能な手段が、入口部 分（２１、１２１）及び排出開口を有する排出管すなわちホース部材（２２、１ ２２）と、ストップ弁と、閉止弁とを形成し、前記排出管すなわちホース部材の 入口部分（２１、１２１）が、当該バックの空所につながる開口に接触し、前記 弁装置が、前記ストップ弁及び前記閉止弁が共に開放する第１の位置と、前記ス トップ弁が閉止し且つ前記閉止弁が開放する第２の位置と、前記両方の弁が閉止 する第３の位置との３つの位置を有し、前記弁装置が更に、回転可能に及び／又 は直線的に移動可能な運動可能な手段（２０、１２０）を有し、該運動可能な手 段によって前記３つの位置に設定することができるように構成されたことを特徴 とする収集バッグ。 １１．請求項１０の収集バッグにおいて、前記弁装置は、その第３の位置におい て、前記シート（１、２）の周縁部の完全に内側に位置することを特徴とする収 集バッグ。