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JPH07503143A - Hcv単離物のタイピング法 - Google Patents

Hcv単離物のタイピング法

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JPH07503143A
JPH07503143A JP6512767A JP51276794A JPH07503143A JP H07503143 A JPH07503143 A JP H07503143A JP 6512767 A JP6512767 A JP 6512767A JP 51276794 A JP51276794 A JP 51276794A JP H07503143 A JPH07503143 A JP H07503143A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 HCV単離物のタイピング法 本発明はHCV単離物の遺伝子型を決定するための、HCVの5°非翻訳領域由 来の配列を標的とするプローブの使用に関する。
本発明はまた、HCV単離物の遺伝子型決定法に関する。
本発明はさらにHCV単離物の遺伝子型を決定するためのキットに関する。
C型肝炎ウィルス(HCv)は、非^、非B(NANB)肝炎の大部分を引き起 こす陽性鎖でエンベロニブを持つRNAウィルスの一族である。それらのゲノム 組織はペスチウイルス科(Pestiviridae)およびワラビウィルス科 (Flaviviridae)と親密な関連性を示す。幾つかの原型単離物の完 全なゲノムを包含するcDNAクローン配列はすでに完璧に決定されている(K atoら、1990 ;Chooら、1991 ;Okamotoら、 199 1:Takamizawaら、 1991;Okamatoら、 199Q b)。これらのゲノムは約9500塩基対の長さである。、、KatoSTak amizawaおよびChooにより報告された単離物は、3010または30 11アミノ酸の塩基読み取り枠(ORF)を含み、ならびにOkamotoによ り報告された単離物は3033のアミノ酸をコードする。これらの単離物を比較 すると、エンベロープ(E)および非構造領域(NS)はかなりの変異性を表す が、一方5°非翻訳領域(UR)、およびより程度が低いが、コア領域は高度に 保存されていることが示されている。
NS3領域のクローン配列を使用して、Kuboら(1989)は日本と米国の 単離物を比較し、はぼ80%のヌクレオチド、および92%のアミノ酸相同性を 見い出した。配列変異性の存在は、5’ UR,コア、およびEl領域が入手で きた時にさらに証明された(IIc−JlおよびIC−J4 :Okamoto ら、L99Q)。日本の研究所では幾つかのNS5断片を単離した後、K1およ びに2のふたつの群が記述された(Enomotoら、 1990)。“アメリ カ様(^merican−1ike)”単離物PT−1をKl(これは日本では より一般的であった)と比較すると、それらは親密な関連性を示したが、群間の ヌクレオチド同一性が約80%の異なるサブタイプであった。K2配列は、Kl およびPT−1の両方によりわずかに関連しているだけである。なぜならばその 相同性が核酸を基準としてわずか67%、アミノ酸を基準として72%観察され たからである。さらにに2はふたつの群(K2aおよびに2b)に分類でき、そ れらは約80%の群間のヌクレオチド相同性を示した。5’ URでのヌクレオ チド配列分析では、K1とPT−1との間で99%の同一性を、ならびににに1 とに2との間で最高94%の同一性が示され、この分析は5°URを使用して制 限断片鎖長冬型(RFLP)、ならびにIICVをKlおよびに2群に分類する こと可能にする(Nakaoら1991)。さらにIIc−J6およびIIc− J8の完全な配列により、第二群に関する証拠が得られ、ふた−)(7)配列は に2群と関連していた(Okamotoら、1991 ;Okamotoら19 92b)。4ツノ支脈(すナワチタイブエ:tlCV−1およびIIcV−11 ; タイプII :HCV−J、 −BK、 IIC−J4:タイプII[:I IC−J5;タイプIV:HC−J8)を含むIIcVの系統発生系図がOka m。
toらにより提案された(1992b)。しかし、タイプIとタイプ■との間、 ならびにタイプ■とタイプ■との間に79%の核酸配列相同性を観察することが できる。第一群間(タイプIおよび■)、ならびに第二群間(タイプ■および■ )には程度の低い相関性が67−68%存在するだけである。さらに新たなII cVタイプ、HCV−TがNS5領域を研究した後にタイ国で検出された(Mo riら、1992)。HCV−Tはすべての他の既知のNS5配列と65%の相 同性を有し、ならびにふたつの群(HCV−TaおよびIIcV−Tb)が検出 でき、これらはまた約80%の核酸相同性を示した。英国の単離物に見い出され た同様な新規群と、タイプIから■との系統発生的関連の解明は、5°υR1コ ア、NS3およびNS5領域の保存部分を分析することにより可能であった(C hanら、 1992a)。新たな系統発生系図が提案され、これによれば゛タ イプ1°はタイプIおよび■、°タイプ2°はタイプ■および■、ならびに′タ イプ3°およびそれらの有する単離物E−blからE−b8、ならびにI(CV −Tに対応した。゛タイプ3°由来の単離物の5’ IIR配列の中には他者( Bukhら、1992;Chaら、 1992;Leeら、1992)により報 告されたものもあった。
幾つかの特許出願はタイプtucvtstei物のゲノム由来のプローブにより HCVの存在を検出する問題点に取り組んだ(国際公開第92102642号、 欧州特許第419182号、欧州特許第398748号、欧州特許第46943 8号および欧州特許第461863号)。さらに、HCV単離物の5’ tlR は一般的な1lcv検出のためのプローブおよびプライマーを設計するためのよ い候補になることが証明された(Chaら、1991;Inchaupseら、 1991)。しかし、これらの特許出願のいずれも、分析すべき試料中に存在す るHCVのタイプおよび/またはサブタイプを同定するだめの方法を与えていな い。
種々のHCV遺伝子型感染は種々の血清学的反応性(Chanら、1991)、 ならびに種々のインターフェロンIFN−γ処置への応答(Pozattoら、 1991;Kanaiら、1992;Yoshiokaら、1992)を生じる ことが実証され、IICV遺伝子型決定の重要性が強調されている。現在まで、 このことはコード領域、マタは5’ URでの莫大な配列決定に関する努力によ り、あるいはコアープライマーのタイプ−特異的な組み合わせを使用するHCV  cDN^についてのポリメラーゼ連鎖反応(PCB)により(Okamoto ら、 1992a)、あるいは5’ URまたはNS5領域内の(RFLP)分 析により(Nakaoら、1991 ;Chanら、1992b)達成されただ けであった。しかしこれらのいずれの上記特許出願および公開も、分析すべき試 料中に存在するIIcVのタイプまたはサブタイプを同定するための信頼しうる 方法を提供していない。それはこれらの方法では特にタイピングが労働を要し、 ならびにサブタイピングはさらに労働荷重であるか、あるいは不可能と思われる からである。この点でLeeら(1992)ノ、IICV単離物T 、T) ル 1IcV324とHCV324X間ヲ、これう単離物のゲノムの5’ UR由来 のPCR断片により識別する試みは注目できる。その結果はこれら5’ URプ ローブは、それらが誘導されたそれぞれの単離物のゲノムとは特異的反応性を表 さないことを実証している。
従って本発明の目的は、生物学的試料中に存在する1種の、または数種のncv 遺伝子型の存在を迅速かつ確実に決定する方法、および決定した単離物(または 複数の単離物)を確実に分類する方法を提供することである。
もうひとつの本発明の目的は、未知のICVタイプまたはサブタイプを同定する 方法を提供することである。
本発明のもうひとつの目的は、感染した生物学的流体を、ゲノムの水準で明白に タイプまたはザブタイプと関連した種々の血清学的群に分類できる方法を提供す ることである。
本発明のもうひとつの目的は、I(CVの種々のタイプまたはサブタイプの存在 、または不存在を迅速に検出するためのキットを提供することである。
本発明は少なくともひとつのプローブの使用に関し、生物学的試料中に存在する IICV単離物の遺伝子型を決定するために、該プローブは(i)ひとつのnc v単離物の被検体鎖中に存在する、5゛非翻訳領域(UR)のヌクレオチド−2 91位から一66位に伸長するドメイン中の、遺伝子型に特異的な標的領域にハ イブリダイズすることができ、または該プローブは(if)任意の上記に定義し たプローブに相補的である。
本発明は好ましくは、約5から約50ヌクレオチド、より好ましくは約10から 約40ヌクレオチド、ならびに最も好ましくは約15から約30ヌクレオチドを 含有する少なくともひとつのプローブの使用に関し、該プローブは(i)例えば 図2のcDNA配列により表されるようなcDN^配列によって表されるひとつ のHCV単離物のヌクレオチド−291位から一66位に伸長するドメイン中に ある、被検体鎖中に存在する遺伝子型に特異的な標的領域にハイブリダイズする ことができ、ここでヌクレオチドの位置を示す負の番号は、HC1’ポリタンパ ク質をコードする塩基読み取り枠の初めのATGコドンより前にあるヌクレオチ ドから始まっている。あるいは該プローブは(if)生物学的試料中に存在する IICVの(インビトロ)遺伝子型決定のために上記に定義したプローブと相補 的であり、該試料はHCV陽性であると事前に同定されているかもしれない。
上記方法は他のHCV単離物との相同性の割合に従い、該単離物を分類するため に使用することができ、単離物が同じタイプに属するという事実によれば: 完全ゲノム中の核酸水準で74%より高い相同性を表す;または、ヌクレオチド 7935位と8274位との間にあるNS5領域中の核酸水準で74%より高い 相同性を表す: またはその完全なポリタンパク質はアミノ酸水準で78%より高い相同性を表す 7 またはアミノ酸2646位と2758位の間にあるそのNS5領域は、アミ ノ酸水準で80%より高い相同性を表す:ならびにIICV単離物が同じサブタ イプに属するという事実によれば、完全ゲノムにおいて核酸水準で90%より高 い相同性、かつ完全ポリタンパク質において、アミノ酸水準で90%より高い相 同性を表す。
より好ましくは上述の方法は、以下の事実に従うIIcV単離物の分類に関する 、 (1)ヌクレオチド7935と8274との間(Chooら、1991)、また は8261と8600との間(Katoら、1990)、または8342と86 81との間(Okamotoら、1991)にあるN55b領域中の核酸配列の 系統発生的分析に基づき、同じHCVタイプに属する単離物は、0.34より低 いヌクレオチドディスタンスを表し、通常は0.33より低(、より通常では0 .32より低く、および同じサブタイプに属する単離物は0.1.35より低く 、通常は0.13より低く、より通常では0゜125より低いヌクレオチドディ スタンスを表し、その結果、同じタイプに属するが、異なるサブタイプの単離物 は0.135から0.34の範囲の通常では0.14から0.33の範囲、より 通常では0.15から0.32の範囲を表す、ヌクレオチドディスタンスを表し 、そして異なるIIcVタイプに属する単離物は0.34より高(、通常は03 5より高く、より通常では0.36より高いヌクレオチドディスタンスを表し、 (2)ヌクレオチド378と957との間にあるコア/El領域中の核酸配列の 系統発生的分析に基づき、同じIIcVタイプに属する単離物は、0.38より 低く、通常は0.37より低く、より通常では036より低いヌクレオチドディ スタンスを表し、そして同じサブタイプに属する単離物は017より低く、通常 は016より低く、より通常では0,15より低いヌクレオチドディスタンスを 表し、その結果同じタイプに属するが、異なるサブタイプの単離物は015から 038の範囲の通常では0.16から0.37の範囲の、より通常では0.17 から0.36の範囲のヌクレオチドディスタンスを表し、そして異なるHCVタ イプに属する単離物は0.36より高く、通常は0.365より高(、より通常 では0.37より高いヌクレオチドディスタンスを表し、(3)ヌクレオチド4 664と5292との間(Chooら、1991)、または4993と5621 との間(Katoら、1990)、または5017と5645との間(Okam otoら、1991)にあるNS3/NS4領域中の核酸配列の系統発生的分析 に基づき、同じHCVタイプに属する単離物は、0.35より低く、通常は0. 34より低く、より通常では0.33より低いヌクレオチドディスタンスを表し 、そし゛(同じサブタイプに属する単離物は0.19より低く、通常は0.18 より低く、より通常では0.17より低いヌクレオチドディスタンスを表し、そ の結果同じタイプに属するが、異なるサブタイプの単離物は0.17から0.3 5の範囲、通常では0.18から0.34の範囲、より通常では0.19から0 .33の範囲のヌクレオチドディスタンスを表し、そして異なるIIcVタイプ に属する単離物は0.33より高く、通常は0.34より高く、より通常では0 .35より高いヌクレオチドディスタンスを表す。
“遺伝子型決定”という用語は、タイピングおよび/またはサブタイピングのい ずれかを言う。HCV単離物を°遺伝子型決定°するための方法とは、少なくと も部分的にはIIcV単離物を遺伝子型に分類することと考えられている。1i ck’遺伝子型゛は関連した配列を持っHCV単離物の群である。
そのような関連配列は上記および実施例9に説明したようなヌクレオチドディス タンスを示すものとして定義される。より大きな群(IIcVタイプ)、とより 小さい群(IICVサブタイプ)とは関連していることが示された。
HCVタイプはいつでもひとつ以上のHCVサブタイプを含んでいる。したがっ て、遺伝子型決定法は、サブタイピング(HCVサブタイプへの分類)の不必要 なHCv単離物のタイピング(HCVタイプへの分類)を目的とすることができ 、または好ましい態様においてはサブタイピングを目的とすることができる。サ ブタイプへの分類は、本質的にタイプへ分類するためのデータを提供することが 理解されるべきである。
“遺伝子型に特異的な標的領域”という表現は、図2および4からすぐに導き出 すことができる5゛非翻訳領域(UR)中の種々のHCV遺伝子型間で観察され る少な(ともひとつのヌクレオチド変異を言う。
“HCVポリタンパク質”という用語はサブタイプ1bに属するHCV−J単離 物のHCVポリタンパク質を言う(Katoら、1990)。
“プローブという表現は、相補性に基づいて特定のHCV単離物中に存在する標 的配列とハイブリッドを形成する任意のポリヌクレオチドに対応する。そのよう なプローブにはDNA、RNA、または合成ヌクレオチド類似体を含む。本発明 のプローブは、固体支持体に固定された被検鎖と共にインキュベートすることが できる。本発明の好ましい態様においては、プローブそれ自体を固体支持体に固 定することができる。これらのプローブはさらに捕獲プローブを含むことができ 、このプローブは次に直接的、または間接的に固体支持体に結合する結合分子に カップルされることを特徴とするか、あるいは標識プローブを含んでもよく、こ の標識プローブは検出しつる標識を持っているのが特徴である。
本発明は生物学的試料中に存在するIICV単離物の遺伝子型決定法に関し、そ の方法は以下の二種を含んで成る・−試料中のりボヌクレオチド、またはデオキ シリボヌクレオチドが接近できるように作られた試料を、必要に応じて適当な変 性条件下で少なくともひとつのプローブと接近させ、該プローブは(1)ひとつ のHCV単離物の5゛非翻訳領域のヌクレオチド−291位がら一66位に伸長 するドメイン中の領域とハイブリダイズすることができ、または該プローブは( 五)任意の上記に定義したプローブに相補的であり、ならびに−該プローブと同 定すべきIICV単離物のヌクレオチド配列との間にあるいは形成された複合体 を検出する。
本発明はまた生物学的試料中に存在するHCV単離物の遺伝子型決定法に関し、 その方法は以下の工程を含んで成るニー試料中のりボヌクレオチド、またはデオ キシリボヌクレオチドが接近できるように作られた試料を、必要に応じて適当な 変性条件下で、好ましくは約5から50の、より好ましくは約10から約40ヌ クレオチドの、最も好ましくは約15から約30ヌクレオチドの少なくともひと つの該プローブと接触させ、該プローブは(1)例えば図2中のcDNA配列に より表されるcDN八配列配列り表されるひとつのIICV単離物の5’ LI Rのヌクレオチド−291位から一66位に伸長するドメイン中の領域とハイブ リダイズすることができ、ここでその位置の負の番号はHCVポリタンパク質を コードする塩基読み取り枠の初めの^TGコドンより前にあるヌクレオチドから 始まっており、あるいは該プローブは上記に定義したプローブに相補的であり、 一該プローブと同定すべきHcv単離物のヌクレオチド配列との間にあるいは形 成された複合体を検出し、およびハイブリダイゼーションパターンから存在する IIcV単離物のタイプ(または複数のタイプ)を判断する。
上述の方法は、他のHCV単離物との相同性の割合に従って該単離物を分類する 方法と考えることができ、単離物が同じタイプに属するという事実によれば: 完全ゲノム中の核酸水準で74%より高い相同性を表す:または、ヌクレオチド 7935位と8274位との間にあるNS5領域中の核酸水準で74%より高い 相同性を表す。
またはその完全なポリタンパク質はアミノ酸水準で78%より高い相同性を表す 、 またはアミノ酸2646位と2758位の間にあるNS5領域は、アミノ酸 水準で80%より高い相同性を表す】ならびに同じサブタイプに属するHCV単 離物は、完全ゲノム中の核酸水準で90%より高い相同性、かつ完全ポリタンパ ク質中のアミノ酸水準で90%より高い相同性を表す。
より好ましくは、上記方法は以下の事実によるHCV単離物の分類に関し、 (1)ヌクレオチド7935と8274位との間(Chooら、1991)、ま たは8261と8600との間(Katoら、1990)、または8342と8 681との間(Okamotoら、1991)にあるN55b領域中の核酸配列 の系統発生的分析に基づき、同じHCVタイプに属する単離物は、034より低 く、通常は0.33より低(、より通常では0.32より低いヌクレオチドディ スタンスを表し、そして同じサブタイプに属する単離物は0.135より低く、 通常は0.13より低く、より通常では0125より低いヌクレオチドディスタ ンスを表し、その結果同じタイプに属するが、異なるサブタイプの単離物は0. 135から0.34の範囲、通常では0.14から033の範囲、より通常では 015から0.32の範囲のヌクレオチドディスタンスを表し、そして異なるH CVタイプに属する単離物は0゜34より高く、通常は0.35より高く、より 通常では036より高いヌクレオチドディスタンスを表し、 (2)ヌクレオチド378と957との間にあるコア/El領域中の核酸配列の 系統発生的分析に基づき、同じHCVタイプに属する単離物は、0.38より低 く、通常は0.37より低く、より通常では0.36より低いヌクレオチドディ スタンスを表し、そして同じサブタイプに属する単離物は0.17より低く、通 常は0.16より低く、より通常では015より低いヌクレオチドディスタンス を表し、その結果同じタイプに属するが、異なるサブタイプの単離物は015か ら0.38の範囲、通常では0.16からo、37の範囲、より通常では0.1 7から0.36の範囲のヌクレオチドディスタンスを表し、そして異なるHCV タイプに属する単離物は0.36より高(、通常は0365より高く、より通常 では0.37より高いヌクレオチドディスタンスを表し、(3)ヌクレオチド4 664と5292との間(Chooら、1991)、またはヌクレオチド499 3と5621との間(Katoら、1990)、またはヌクレオチド5o17と 5645との間(Okamotoら、1991)にあるNS3/NS4領域中の 核酸配列の系統発生的分析に基づき、同じHCVタイプに属する単離物は、0. 35より低く、通常は0.34より低く、より通常では0.33より低いヌクレ オチドディスタンスを表し、そして同じサブタイプに属する単離物はo、19よ り低く、通常は018より低く、より通常では0.17より低いヌクレオチドデ ィスタンスを表し、その結果同じタイプに属するが、異なるサブタイプの単離物 は0゜17から0.35の範囲、通常では0.18から0,34の範囲、より通 常では0.19から0.33の範囲のヌクレオチドディスタンスを表し、そして 異なるHCVタイプに属する単離物は0.33より高ぐ、通常は0.34より高 く、より通常では0.35より高いヌクレオチドディスタンスを表す。
“被検体鎖”という用語は、生物学的試料中に存在するがもじれない配列を含有 すると疑われる一本の、または二本鎖の核酸分子に対応し、該被検体鎖は直接的 に検出されるか、または増幅後に検出される。この被検体鎖は好ましくは陽性の 、または陽性鎖のRNA5cDN^または増幅されたcDN^である。
“生物学的試料”という表現は、HCV配列を含有する任意の生物学的試料(組 織または流体)を言い、より具体的には血液、血清または血漿試料を言う。
タイプまたはサブタイプ特異的標的領域間(あるとすれば)と、上述のプローブ 間に形成されたハイブリッドの検出は、使用するレポーター分子(report er molecule)の性質(プローブ上、または標的とする被検体鏡上の いずれかに存在する)に依存し、ならびに比色、蛍光、放射検出、または従来技 術を含む任意の他の方法による手段によって測定することができる。
“(HCV)単離物”という用語は自然に感染したヒト、または実験的に感染さ せた動物から得たC型肝炎ウィルスの遺伝物質を含有する任意の生物学的流体を も言い、ならびにインビトロの実験で得たC型肝炎ウィルス遺伝物質を含有する 流体を言う。例えば、インビトロ培養実験由来の細胞および生育培地の両方をI IcV遺伝物質の源として使用することができる。
”ハイブリダイズ”、または゛標的°゛という表現は、任意の周知技術に従い行 われるハイブリダイゼーション実験を言い、ならびに相同的標的(ひとつまたは 2〜3の誤対合を含む)、または好ましくは完全な相同的標的(誤対合は認めら れない)の検出を可能とする。
本発明において、感受性のあるPCR法が、入れ千秋に重複した万能プライマー の組み合わせ(set of nested、 universal prim er)を用いて、高度に保存された5’ ORのために使用された。これらプラ イマーの位置および配列は、すでに報告されているタイプ1および2配列、なら びにタイプ3配列BR56(図2)から誘導された。得られた増幅生成物を、5 ゛υRの可変領域に対して定位の、膜片上に平行線として固定された(逆−ハイ ブリダイゼーション法:reverse−hybridization pri ciple)オリゴヌクレオチドとハイブリダイズさせる。このハイブリダイゼ ーションアッセイは、ラインプローブアッセイ(line probe ass ey:LiPA)と呼ばれるが、迅速なアッセイであり、この方法により以前は 不完全に記載されたz4、Z6およびZ7(Bukhら1992)と同様の単離 物が検出された。これらIIcV株に関する新しいタイプ4の分類が提案されて いる。BE95およびBE96、ならびにS^1(Chaら、1992)と同様 な他の単離物が識別でき、タイプ5aのような単離物を分類することが提案され ている。1tK2(Bukhら、1992)と同様な単離物を区別することがで き、新たなタイプ6aの分類が提案されている。
単離物BE98中に新たな遺伝子型が検出され、この単離物をHCvタイプ3、 サブタイプ3cに分類することが提案されている。別の新たな配列がGB438 中に検出され、これは4fに分類することができた。このLiPA法は、患者血 清中に存在するHCVタイプおよびそれらのサブタイプを容易かつ早く決定する ことを可能にする。
本発明の好適な態様によれば、少なくともふたつのプローブを含むプローブの組 が使用される。
好適な態様によれば、本発明の方法において、使用するプローブは以下のひとつ のドメイン中の少なくとも5ヌクレオチドの領域を標的とする・ a)図2のヌクレオチド−293位からヌクレオチド−278位に伸長するもの b)図2のヌクレオチド−275位からヌクレオチド−260位に伸長するもの C)図2のヌクレオチド−253位からヌクレオチド−238位に伸長するもの d)図2のヌクレオチド−244位からヌクレオチド−229位に伸長するもの e)図2のヌクレオチド−238位からヌクレオチド−223位に伸長するもの f)図2のヌクレオチド−170位からヌクレオチド−155位に伸長するもの g)図2のヌクレオチド−141位からヌクレオチド−117位に伸長するもの h)図2のヌクレオチド−83位からヌクレオチド−68位に伸長するもの i)図2のヌクレオチド−103位からヌクレオチド−88位に伸長するもの j)ヌクレオチド−146位からヌクレオチド−130位に伸長するもの。
領域−170から−155、および−141から−117はウィルスRNA中の 同じステム(stem)の部分となることができる゛直線配列中の可変領域を表 す。したがってひとつの領域中での突然変異は、もうひとつの領域のもうひとつ の突然変異により補われ、RNA二重二重形成が可能となるが、またはならない 。変異は他の新しいタイプのHCVにも同じ位置で同様に起こると思われ、それ ゆえにこれらの可変領域は現在の、および未だ発見されていないが、今後発見さ れるであろうすべてのHCvタイプを識別するための道具となるであろう。
もうひとつの態様によれば、本発明は少なくとも以下のひとつの配列を標的とす るような配列を含んで成るプローブに関する:AATTGCCAGGACGAC C(配列番号:5)TCT CCA GGCATT GAG C(配列番号二6 )CCG CGA GACTGCTAG C(配列番号ニア)TAG CGT  TGG GTr GCG A 、 (配列番号: 8 )nRCCG GRA  AGA CTG G (配列番号: 9 )TGRCCG GGCATA GA G T (配列番号:10)TTA CCG GGA AGA CTG G ( 配列番号:11)TGA CCG GACATA GAG T (、配列番号: 12)AAT CGCTGG GGT GACC(配列番号=13)TrT C TG GGT ATT GAG C(配列番号:14)TCT TGG AGC AACCCG C(配列番号=15)TCT TGG AACAACCCG C (配列番号=16)AAT YGCCGG GAT GACC(配列番号=17 )TTCTrG GAA CTA ACCC(配列番号:18)TrT CCG  GGCATr GAG C(配列番号:19)TTG GGCGYG CCC CCG C(配列番号:20)CCG CGA GAT CACTAG C(配 列番号、21)CCG GGA AGA CTG GGT C(配列番号:22 )CCG GAA AGA CTG GGT C(配列番号:23)ACCCA CTCT ATG CCCG (配列番号、24)ACCCACTCT ATG  TCCG (配列番号:25)ATA GAG TGG GTr TAT C ,(配列番号+ 26 )TCT GCG GAA CCG GTG A (配 列番号:27)AAT TGCCAG GAY GACC(配列番号:28)G CT CAG TGCCTG GAG A (配列番号・29)CCGCGAG ACYGCTAGC(配列番号・30)本図2のヌクレオチド−170位からヌ クレオチド−155位に伸長するもの、および図2のヌクレオチド−83位から ヌクレオチド−68位に伸長するもの、 本図2のヌクレオチド−141位からヌクレオチド−117位に伸長するもの、 および図2のヌクレオチド−83位からヌクレオチド−68位に伸長するもの、 本図2のヌクレオチド−170位からヌクレオチド−155位に伸長するもの、 および図2のヌクレオチド−146位からヌクレオチド−130位に伸長するも の、 本図2のヌクレオチド−132位からヌクレオチド−117位に伸長するもの、 および図2のヌクレオチド−146位からヌクレオチド−130位に伸長するも の、・ 本図2のヌクレオチド−146位からヌクレオチド−130位に伸長するもの、 および図2のヌクレオチド−103位からヌクレオチド−88位に伸長するもの 。
本発明はまたニ 一次の配列: TTC丁TG GAA CTA ACCC。
−またはTがUに置換された対応する配列−または上記に定義した配列に相補的 な配列を標的とするような配列を有するプローブに関する。
本発明はまた、2種のプローブの組、または2種のプローブの混合物に関し、こ こで各2種のプローブは10から40の連続的ヌクレオチドから成り、およびこ こで2種のプローブは以下のドメインの対の中からそれぞれ選ばれたふたつの領 域をそれぞれ標的とする:本図2のヌクレオチド−170位からヌクレオチド− 155位に伸長するもの、および図2のヌクレオチド−141位からヌクレオチ ド−117位に伸長するもの、 本図2のヌクレオチド−170位からヌクレオチド−155位に伸長するもの、 および図2のヌクレオチド−103位からヌクレオチド−88位に伸長するもの 、 本図2のヌクレオチド−141位からヌクレオチド−117位に伸長するもの、 および図2のヌクレオチド−103位がらヌクレオチド−88位に伸長するもの 、 本図2のヌクレオチド−170位からヌクレオチド−155位に伸長するもの、 および図2のヌクレオチド−83位からヌクレオチド−68位に伸長するもの、 本図2のヌクレオチド−141位からヌクレオチド−117位に伸長するもの、 および図2のヌクレオチド−83位からヌクレオチド−68位に伸長するもの、 本図2のヌクレオチド−170位からヌクレオチド−155位に伸長するもの、 および図2のヌクレオチド−146位からヌクレオチド−130位に伸長するも の、 本図2のヌクレオチド−132位からヌクレオチド−117位に伸長するもの、 および図2のヌクレオチド−146位からヌクレオチド−130位に伸長するも の、 本図2のヌクレオチド−146位からヌクレオチド−130位に伸長するもの、 および図2のヌクレオチド−103位からヌクレオチド−88位に伸長するもの 。
好適な態様によれば、本発明は少な(ともひとつの次のHCVタイプ:1lCv タイプ1、HCvタイプ2、IIcVタイプ3、HCVタイプ4、HCVタイプ 5、オヨヒHCVタイプ6に属するIIcV単離物を、それらが含まれると思わ れる生物学的試料中からタイピングする法に関し、以下の工程を含んで成るニー 試料中のりポヌクレオチドまたはデオキシリボヌクレオチドがすでに接近できる ようにされている上記試料を、必要に応じて適当な変性条件下で、図2および4 中のcDNA配列により表されるIIcV単離物の5°URのヌクレオチド−2 91位からヌクレオチド−66位に伸長するドメイン中の領域とハイブリダイズ することができる少なくともひとつのプローブと接触させ、ここでヌクレオチド 位置の負の番号はHCvポリタンパク質をコードする塩基読み取り枠の初めのコ ドンよりも前にあるヌクレオチドから始まっており、あるいは該プローブは上記 に定義したプローブに相補的でありニ ー該プローブと標的領域間にあるいは形成された複合体を検出し。
一観察されたハイブリダイゼーションパターンから存在する11CVタイプを判 断する。
好適な態様によれば、本発明は少な(ともひとつの次のHCVタイプ、HCvタ イプ1、IICVタイプ2、IIcVタイプ3、IICVタイプ4、IICvタ イプ5、オヨヒHCVタイプ6に属するIICV単離物のタイピング法に関し、 ならびに使用するプローブは以下の標的領域、またはTがUに置換された該領域 、あるいはそのように定義した領域に相補的な領域のひとつを標的とすることが できるようになっている。
HCVタイプ1および6について: AATTGCCAGGACGACC(No、5)TCTCCAGGCATTGA GC(No、6)AATTGCCAGGAYGACC(No、28)HCVタイ プ1について: GCTCAGTGCCTGGAGA(No、29)TrRCCGGRAAGAC TGG(No、9)TGRCCGGGCATAGAGT(No、10)TrAC CGGGAAGACTGG(No、11)TGACCGGACATAGAGT( No、12)CGTACAGCCτCCAGGC(No、32)CCGGGAA GACTGGGTC(No、22)CCGGAAAGACTGGGTC(No、 23)ACCCACTCTATOCCCG(No、24)ACCCACTCTA TGTCCG(No、25)ATAGAGTGGGTrTATC(tJo、26 )GGACCCAGTCTrCCTG(No、33)TGCCTGGTCAn’ TGGG(No、34)゛r口’CTGGGTATrGAGC(No、14)C CGCGAGATCACTAGC(No、21)CCGCAAGATCACTA GC(No、36)GAATCGCCGGGTTGAC(No、54)HCV  9イブ41:′L1て GAGTGTTGTACAGCCT(No、37)GA GTGTTGTGCAGCCT(No、39)AAT CGCCGG GACG ACC(No、 40)AATGCCCGGCAATrTG(No、41)AA TCGCCGAGATGACC(No、42)AATGCTCGGAAATTr G(No、43)AATCGCCAGGATGACC(No、49)TGCCT GGAAATTTGGG(No、50)GGAATCGCCAGGACGA(N o、53)AATTGCCGGGACGACC(ト)o、 47)TCTCCG GGCATrGAGC(No、46)GAGTGTCGAACAGCCT(No 、44)配列中、YはCまたはTを表し、そしてKはGまたはTを表すが、ある いは使用するプローブは上記に定義したプローブの中から選択されたふたつのプ ローブの組である。
本発明はまた生物学的試料中に存在するI(CV単離物のタイプ(および複数の タイプ)を決定する上記方法の使用に関する。
“タイプという用語は、その群の他の単離物のゲノムに対して、HCV単離物の 完全なゲノムが核酸水準で74%より高い相同性を表す、またはI(Cv単離物 のヌクレオチド7935位と8274位間にあるNS5領域が核酸水準で74% より高い相同性を表す、またはIICV単離物の完全なポリタンパク質がアミノ 酸水準で78%より高い相同性を表す、またはそのアミノ酸2646位と275 8位間にあるNS5領域がアミノ酸水準で80%より高い相同性を表すIICV 単離物の群に対応し、ここで上記番号は、HCV−J単離物のHCVポリタンパ ク質の最初のATGコドンまたはメチオニンから始まる(Katoら、1990 )。
異なるタイプのHCVに属する単離物は核酸水準で74%より低(、かつアミノ 酸水準で78%より低い相同性を表す。同じタイプに属する単離物が、同じサブ タイプに属する時、核酸水準で通常約92から95%、かつアミノ酸水準で95 から96%の相同性を表し、ならびに同じタイプに属するが異なるサブタイプに 属するものは核酸水準で約79%、かつアミノ酸水準で85−86%の相同性を 表す。より好ましくはIIcV単離物の分類は以下の事実に従い行われるべきで ある、 (1)ヌクレオチド7935と8274との間(Chooら、1991)、また は8261と8600との間(Katoら、1990)、または8342と86 81との間(Okamotoら、1991)にあるN55b領域中の核酸配列の 系統発生的分析に基づき、同じIIcVクイブに属する単離物は、0.34より 低く、通常は0.33より低く、より通常では0.32より低いヌクレオチドデ ィスタンスを表し、そして同じサブタイプに属する単離物は0135より低く、 通常は0.13より低く、より通常では0゜125より低いヌクレオチドディス タンスを表し、その結果同じタイプに属するが、異なるサブタイプの単離物は0 135から0.34の範囲、通常は0゜14から0.33の範囲、より通常では 0.15から0.32の範囲のヌクレオチドディスタンスを表し、および異なる IIcVタイプに属する単離物は0.34より高く、通常は0.35より高く、 より通常では0.36より高いヌクレオチドディスタンスを表し、 (2)ヌクレオチド378と957との間にあるコア/El領域中の核酸配列の 系統発生的分析に基づき、同じHCVタイプに属する単離物は、0.38より低 く、通常は0.37より低(、より通常では0.36より低いヌクレオチドディ スタンスを表し、そして同じサブタイプに属する単離物は0.17より低く、通 常は0.16より低(、より通常では0.15より低いヌクレオチドディスタン スを表し、その結果同じタイプに属するが、異なるサブタイプの単離物は0.1 5から0.38の範囲、通常では0.16から0.37の範囲、より通常では0 .17から0.36の範囲のヌクレオチドディスタンスを表し、そして異なるH CVタイプに属する単離物は0.36より高く、通常は0.365より高く、よ り通常では0.37より高いヌクレオチドディスタンスを表し、(3)ヌクレオ チド4664と5292との間(Chooら、1991)、またはヌクレオチド 4993と5621との間(Katoら、1990)、またはヌクレオチド50 17と5645との間(Okamotoら、1991)にあるNS3/NS4領 域中の核酸配列の系統発生的分析に基づき、同じHCVタイプに属する単離物は 、0.35より低く、通常は034より低く、より通常では0.33より低いヌ クレオチドディスタンスを表し、そして同じサブタイプに属する単離物は0.1 9より低(、通常は0.18より低く、より通常では017より低いヌクレオチ ドディスタンスを表し、その結果同じタイプに属するが、異なるサブタイプの単 離物は0゜17から0.35の範囲、通常では018から0.34の範囲、より 通常では0.19から0.33の範囲のヌクレオチドディスタンスを表し、そし て異なるI(CVタイプに属する単離物は0.33より高く、通常は0.34よ り高く、より通常では035より高いヌクレオチドディスタンスを表す。
本発明の好適な態様によれば、タイプ1を同定するために、配列番号5.28お よび6を用いて設計された任意のプローブを使用することができる:タイプ2を 同定するために、配列番号8から12、または22から26、および32から3 4を用いた任意のプローブを使用することができる:ならびにタイプ3を同定す るために、配列番号13.14.36.21、または54を用いた任意のプロー ブを使用することができる。ならびにタイプ4を同定するために、配列番号17 .18、または19および37がら43、および配列番号49.50および53 を用いた任意のプローブを使用することができる。
プローブ44から47はタイプ5を、プローブ48はタイプ6を同定するために 使用できる。
以下の領域は特定のタイプを識別するために使用できる:タイプ2について一2 38位から一223位間にある領域、タイプ4について−244から一229位 間にある領域、タイプ3について一253位から一238位間、または−275 位から一260位間、または−293位から一278位間にある領域。
−2位のヌクレオチドはさらに特定のタイプまたはサブタイプ間を識別するため にも使用できる。
本発明の方法はまたHCVのサブタイプを識別および分類することを含んで成り 、ここで上述のプローブに加えて、以下の標的領域とハイブリダイズするプロー ブ、あるいはTがUに置換されている該領域、またはこのように定義した領域に 相補的な領域も使用される、HCVタイプ1、iブタイブ1aについてCCCC GCAAGACTGCTA(No、31)HCVタイプ1、サブタイプ1bにつ LlでCCGCGAGACTGCTAGCCNo、7)CCGCGAGACYG CTAGC(No、30)配列中YはCまたはTを表し、 HCVタイプ2、サブタイプ2aに2いて。
TTRCCGGRAAGACTGG(No、9)TGRCCGGGCATAGA GT(No、IQ)CCGC3GAAGAC丁GGGTC(No、22)ACC CACTCTATGCCCG(No、24)配列中RはAまたはGを表し、 HCVタイプ2、サブタイプ2bについてITACCGGGAAGACTGG  (No、11)TGACCGGACATAGAGT(No、12)CCGGAA AGACTGGGTC(No、23)ACCCACTCTATGTCCG(No 、25)HCVタイプ2、サブタイプ2cについて。
GGACCCAGTCTrCCTG(No、33)TGCCTGGTCATTT GGG(No、34)HCVタイプ3、サブタイプ3aについてAATCGCT GGGGTGACC(No、13)TTTCTGGGTATrGAGC(No、 14)TKTCTGGGTATrGAGC(No、35)配列中にはGまたはT を表し、 HCVタイプ3、サブタイプ3bについてTTTCCGGGCATTGAGC( No、19)AATCGCCGG GA丁GACC(No、38)CCGCGA GATCACTAGC(No、21)HCVタイプ3、サブタイプ3Cについて GAGTGTCGTACAGCCT (No、51)GAATCGCCGGGT TGAC(No、54)゛「ローCCGGGCATTGAGC(No、19)C CGCGAGACTGCTAGC(No、7)HCVタイプ4、サブタイプ4a または4dについてAATCGCCGGGATGACC(tJo、38)L丁C CG GGCATT GAG C(No、 19)AAT GCCCGG CA A TTT G (No、 41)AAT CGCCGG GACGACC(N o、 40)タイプ4、サブタイプ4cについて AATCGCCGAGATGACC(No、42)AATGCTCGGAAAT rTG(No、43)TGCCTGGAAATTTGGG(No、50)GGA ATCGCCAGGACGA(hJo、53)CCGCGAGACTGCTAG C(No、7)タイプ4、サブタイプ4eについて: AATCGCCGGGACGACC(No、40)GAGTGTTGTGCAG CCT(No、39)AATGCCCGGCAATrTG(hJo、41)タイ プ4、サブタイプ4fについて ゛「ローCCGGGCAn″GAGC(No、19)AATCGCCGGGAT GACC(No、38)GAGTGTCGTACAGCCT(No、51)CC GCGAGACTGCTAGC(No、7)タイプ4、サブタイプ4g(暫定的 )について。
TGCCTGGAAATTTGGG(No、50)GGAATCGCCAGGA CGA(hJo、53)タイプ4、サブタイプ4h(暫定的)について・AAT CGCCAGGATGACC(No、49)TGCCTGGAAATTTGGG (No、50)または使用するプローブは定義したプローブの中から選択された ふたつのプローブの組である。
本発明はまた分析すべき生物学的試料中に存在するIIcVサブタイプ(および 複数のザブタイプ)の上記決定方法の使用に関する。
゛サブタイプという用語は、同じ群の他の単離物のゲノムの対応部分に対して、 IICV単離物の完全なゲノムまたは完全なポリタンパク質が、核酸水準および アミノ酸水準の両方で90%より高い相同性を表す、またはOCV単離物のヌク レオチド7935位と8274位間にあるNS5領域が核酸水準で88%より高 い相同性を表すHCV単離物の群を言う。ここで上記番号は、長OLRの開始コ ドンのアデニン残基から始まる。異なるIICVサブタイプに属し、かつ同じH CVタイプに属する単離物は、核酸水準で74%より高く、かつアミノ酸水準で 78%より高い相同性を表す。
より好ましくはHCV単離物のタイプまたはサブタイプへの分類に関する上記方 法は以下の事実に従い行われるべきである、(1)ヌクレオチド7935と82 74との間(Chooら、1991)、または8261と8600との間(Ka toら、1990)、または8342と8681との間(Ql(Bmotoら、 1991)にあるN55b領域中にある核酸配列の系統発生的分析に基づき、同 じIICVタイプに属する単離物は、0.34より低く、通常は0.33より低 く、より通常では032より低いヌクレオチドディスタンスを表し、そして同じ サブタイプに属する単離物は0.135より低く、通常は0.13より低く、よ り通常では0.125より低いヌクレオチドディスタンスを表し、その結果同じ タイプに属するが、異なるザブタイプの単離物は0.135から0.34の範囲 、通常では014から033の範囲、より通常では0.15から0.32の範囲 のヌクレオチドディスタンスを表し、そして異なるHcvタイプに属する単離物 は034より高く、通常は035より高く、より通常では0.36より高いヌク レオチドディスタンスを表し、 (2)ヌクレオチド378と957との間にあるコア/El領域中にあるの核酸 配列の系統発生的分析に基づき、同じIICVタイプに属する単離物は、0.3 8より低く、通常は037より低く、より通常では0.36より低いヌクレオチ ドディスタンスを表し、そして同じサブタイプに属する単離物は0.17より低 く、通常は016より低く、より通常では0.15より低いヌクレオチドディス タンスを表し、その結果同じタイプに属するが、異なるサブタイプの単離物は0 .15から0.38の範囲、通常では0.16から0.37の範囲、より通常で は0.17から0.36の範囲のヌクレオチドディスタンスを表し、そして異な るHCVタイプに属する単離物は0.36より高く、通常は0.365より高く 、より通常では0.37より高いヌクレオチドディスタンスを表し、(3)ヌク レオチド4664と5292との間(Chooら、1991)、またはヌクレオ チド4993と5621との間(Katoら、1990)、またはヌクレオチド 5o17と5645との間(Okamotoら、1991)にあるNS3/NS 4領域中の核酸配列の系統発生的分析に基づき、同じHCVタイプに属する単離 物は、0.35より低く、通常は034より低く、より通常では0.33より低 いヌクレオチドディスタンスを表し、そして同じサブタイプに属する単離物は0 .19より低く、通常は0.18より低く、より通常では0.17より低いヌク レオチドディスタンスを表し、その結果同じタイプに属するが、異なるサブタイ プの単離物は017から0.35の範囲、通常では0.18から0.34の範囲 、より通常では0.19がら0.33の範囲のヌクレオチドディスタンスを表し 、そして異なるHCVタイプに属する単離物は0.33より高く、通常は0.3 4より高く、より通常では0.35より高いヌクレオチドディスタンスを表す。
これらの基準を使用してIIcV単離物は少なくとも6つのタイプに分類するこ とができる。
数種のサブタイプは、5’ UR,および7935位と8274位の間にあるN S5の部分を含むコード領域、およびヌクレオチド317と957の間にあるC /El領域の相同性に基づき、ならびにBukhらにより記載された(1993 )単離物Z1とDK13との比較に基づき、確実にタイプ1.2.3および4に 識別できる(1a、 Ib、 2a、 2b、 2c、 3a、 3b、 3c 、 4a、 4b、 4c、 4d、 4eおよび4f)。
さらにタイプ4のサブタイプ4gおよび4hへの細分は試案であり、5’ UR 中の差異に基づくだけである。報告されたほとんどの単離物、および本発明のタ イピング系により提案された分類の総覧を表1に与える。
本発明の好適な態様によれば、配列番号31を使用したプローブはサブタイプ1 aを同定するために使用でき;配列番号7および30を使用したプローブはサブ タイプ1bを同定するために使用でき;配列番号9.10.22、または24を 使用した任意のプローブはサブタイプ2aを同定するために使用でき;配列番号 11.12.23、または25を使用した任意のプローブはサブタイプ2bを同 定するために使用でき:配列番号33、または34を使用した任意のプローブは サブタイプ2cを同定するために使用でき:配列番号13.14または35を使 用した任意のプローブはサブタイプ3aを同定するために使用でき:配列番号3 8.19および21を使用した任意のプローブはサブタイプ3b、4aまたは4 dを同定するために使用でき、配列番号38、または41を使用した任意のプロ ーブはサブタイプ4bを同定するために使用でき:配列番号42、または43を 使用した任意のプローブはサブタイプ4Cを同定するために使用でき;配列番号 39.40または41を使用した任意のプローブは同定するために使用でき4e 、 51.38.19または7:4f;配列番号49、または50を使用した任 意のプローブは推定上のサブタイプ4hを同定するために使用でき;配列番号5 0、または53を使用した任意のプローブは推定上のサブタイプ4gを同定する ために使用できる。
本発明の方法の好適な態様によれば、識別すべき)ICVタイプまたはサブタイ プはIICVのための万能プローブにより同定することができ、それは以下のひ とつの領域を標的とするようなものである。
TTG GGCGYG CCCCCG C(No、20)TCT GCG GA A CCG GTG A (No、27)本発明の方法のもうひとつの有利な態 様によれば、ハイブリダイゼーションの工程は標的する領域を含有するデオキシ リボヌクレオチドまたはりボヌクレオチドの増幅工程によって進められ、有利に 以下の工程を含んで成る。
一タイプまたはサブタイプを決定すべき単離物を含有すると思われる生物学的試 料を、標的する領域を含むプライマーの組と接触させ、ここで該プライマーはI ICVゲノムの保存領域と相補的であり、および好ましくはプライマーはHCV ゲノムの5゛非翻訳保存領域に相補的であり、該プライマーは好ましくは少な( とも8個の連続的ヌクレオチド、より好ましくは約15個の、さらにより好まし くは15個より多(の連続的ヌクレオチドを有し、該連続的ヌクレオチドはそれ ぞれ図2および4のヌクレオチド−341からヌクレオチド−171に伸長する 領域、およびヌクレオチド−67からヌクレオチド−1に伸長する領域から選ば れた配列に相補的である。
あるいは、アンチセンスプライマーもコア領域に伸長することができ、あるいは プライマーの組は5’ ORおよびコア領域の両方(PCHの1断片中にか、ま たはそれぞれふたつの領域のためのプライマーの組)を増幅することを目的とし てもよいか、または目的とする。したがって、コア領域からのプローブは、コア PCR生成物中の(サブ)タイプに特異的な領域にハイブリダイズすることがで き、ダイブおよび/またはサブタイプをさらに識別するためのプローブアッセイ 工程に含めることができ、−例えば上述のプライマーの組によるポリメラーゼ連 鎖反応を介し標的領域を増幅させ、あるいはシボキンゲニンまたはビオチンのよ うな標識を増幅標的配列に取り込み、ここで該増幅は20から80回繰り返され 、有利には30から50回繰り返される。
本発明の好適な態様によれば、被検体鎮は酵素的または化学的に、インビボまた はインビトロのいずれかでハイブリダイゼーションの前に修飾される。核酸化合 物にレポータ一群をカップリングさせるための多くの系が記載され、それらはビ オチンまたはシボキンゲニンのような標識の使用に基づいている。本発明のさら なる別の態様によれば、サンドイッチハイブリダイゼーションを使用できる。好 適な態様において、被検体鎖に存在する標的配列はcDNAに転換され、ここで 該cDNAはポリメラーゼ連鎖反応(PCR:5aikiら、1988)、リガ ーゼ連鎖反応(LCR; Landegrenら、1988;Wu & Wal lace、 1989:Barany、 1991)、核酸配列を基本とした増 幅(NASB^;Guatelliら、1990;Compton、 1991 )、転写を基本とした増幅系(TASHKwOhら、1989)、鎖置換増幅( SAD:Duck、 1990;Walkerら、1992)またはQbレプリ カーゼによる増幅(lizardiら、1988;Lomeliら、1989) のような任意の周知技術によって増幅される。
cDN^増幅工程は好ましくはPCR法の手段により行われ、次の工程から成る ことができる・ (a)ポリメラーゼ連鎖反応法のために、検出すべき標的配列を含むプライマー の組を提供し。
(b)[的領域をポリメラーゼ連鎖反応を介して(a)のプライマーの手段によ り増幅させ:ならびに同工程中に、適当な標識分子を増幅樟的中に取り込むこと ができ、該標識分子は好ましくはシボキンゲニンまたはビオチンである。
“プライマー”と言う用語は、IIcVゲノム由来のcDNAまたはRNAのセ ンス鎖またはアンチセンス鎖の保存領域に相補的なオリゴヌクレオチド配列に対 応し:好ましくはHCVゲノムの5′非翻訳保存領域、ならびにより好ましくは 一341位から一171位および一67位から一1位を含むHCVゲノムの5° 非翻訳領域の保存、またはコア領域の保存領域から選択される。
本発明の有利な態様において、本方法は増幅が二重のPct?段階から成り、各 段階に特別なプライマーの組が関与し、該第一段階はヌクレオチド−341から −ヌクレオチド−186に伸長する領域、およびヌクレオチド−52からヌクレ オチド−1に伸長する領域から選ばれた外側のプライマー、ならびに特に以下の 組: CCCTGT GAG f;AA CTII CTG TCT TCA CGC (No、 1 )GGT GCA CGG TCT ACG AGA CCT  (No、 2 )あるいはこれらの相補鎖が関与し、 配列中、WはAまたはTを表し、ならびに該第二段階はヌクレオチド−326か らヌクレオチド−171に伸長する領域、およびヌクレオチド−68がらヌクレ オチド−1に伸長する領域から選ばれた入れ子状に重複したプライマー、ならび に特に以下の組: TCT AGCCAT GGCGTT AGT RYG AGT GT (No 、 3)CACTCG CAA GCA CCCTAT CAG GCA GT  (No、 4)配列中RはAまたはG1およびYはTまたはCを表し、あるい はこれらの相補鎖が関与するものである。
本発明のこの態様によれば、二重’PCRは第一回目では配列番号1および2に 表される、またはそれらの相補的配列を含む外側プライマーを使用して行われ、 ならびに第二回目では配列番号3および4に表される、またはそれらの相補的配 列を含む入れ子状に重複したプライマーを使用して行われる。
“適当な標識分子”という用語は、増幅のポリメラーゼ段階中に取り込まれる標 識ヌクレオチドの使用を含むことができ、5akaiら(1988)およびBe jら(1990)、ならびに当業者に周知の任意技術によって説明されるような ものである。
本発明で記載されているアッセイは当業者にとって明らかない(っがの方法によ って改良することができる。例えばcPCR反応は、RN八−捕獲工種により進 めることができる。
さらに別の態様によれば、本発明は少なくともひとつのオリゴヌクレオチドブラ イマーを含んで成る組成物に関し、該プライマーは好ましくは少なくとも15個 の連続的ヌクレオチドを有し、該連続的ヌクレオチドは、それぞれヌクレオチド −341位からヌクレオチド−171位に伸長する領域、およびヌクレオチド− 67位からヌクレオチド−1位に伸長する領域(図2の)から選ばれた配列に相 補的であるか、またはそれらの相補鎖である。
さらに別の態様によれば、本発明は好ましくは少な(とも15個の連続的ヌクレ オチドを有する少なくともひとつのオリゴヌクレオチドプライマーを含んで成る 組成物に関し、該連続的ヌクレオチドは以下の任意の配列から選ばれる。
CCCTGT GAG GAA CTW CTG TCT TCA CGC(N o、 1 )GGT GCA CGG TCT ACG AGA CCT’(N o、2 )TCT AGCCAT GGCGTT AGT RYG AGT G T (No、 3)CACTCG CAA GCA CCCTAT CAG G CA GT (No、4)配列中、Wは^またはTを表し、RはAまたはGを表 し、およびYはTまたはCを表し、 あるいはこれらの相補鎖である。
有利な態様によれば、生物学的試料に含有されるすべてのHCV単離物の同時タ イピングに関する本発明の方法は、以下の要素のひとつを、上記に定義したプロ ーブがすでに固定化されている固体支持体と接触させる工程を含んで成る。
一試料中の遺伝物質がハイブリダイゼーションできるようにされている該生物学 的試料、 −または該生物学的試料中に含有された精製された遺伝物質、−または精製され た遺伝物質に由来する単一のコピー、−または精製された遺伝物質に由来する増 幅されたコピー。
本発明の好適な態様によれば、上記に定義したプローブは固体支持体に固定化さ れている。
”固体支持体”という用語は、オリゴヌクレオチドプローブがカップルできる任 意の支持体について言うことができ、ただしオリゴヌクレオチドはそのハイブリ ダイゼーション特性を保持しており、かつハイブリダイゼーションのバンクグラ ウンドは低く保持されている。通常固体支持体はマイクロタイタープレートまた は膜(例えばナイロンまたはニトロセルロース)である。
膜への適用または固定化に先立ち、核酸プローブを修飾することは固定化を容易 にするため、またはハイブリダイゼーション効率を向上させるために便利である 。そのような修飾は、例えばポモポリマーティリング、脂肪族基、Ni12基、 Sl+基、カルボキシル基のような種々の反応性基のカップリング、またはビオ チンまたはハプテンのカップリングを包含することができる。
本発明の有利な態様によれば、本方法は上記に定義した任意のプローブを以下の 要素いずれかと接触させることから成るニー試料中の遺伝物質がハイブリダイゼ ーションできるようにされている該生物学的試料、 −または該生物学的試料中に含有された精製された遺伝物質、−または精製され た遺伝物質に由来する単一のコピー、−または精製された遺伝物質に由来する増 幅されたコピー、ここで該要素は予め支持体上に固定化されている。
本発明はまた新規単離物のタイピングに関する。
より具体的には、本発明は既知のタイプまたはサブタイプとは異なる新規+1c Vタイプまたはサブタイプの検出法および識別法に関し、該方法は以下の工程を 含んで成る。
一生物学的試料中のIIcV単離物が既知のどのタイプまたはサブタイプに属す るかを上記に定義した方法により決定し、ここで該生物学的試料はあるいはII CV抗原または抗体アッセイ、または上記に定義したようなIIcVについての 万能プライマーを使用することにより予めHCV含有であると決定されていても よ(、 −上記に定義したふたつの任意のドメインから選ばれた領域を標的にすることが できる少なくともひとつのプローブと陽性的にハイブリダイズしない試料が観察 された場合には、その試料中に存在するHCVタイプの完全なゲノムを配列決定 するか、あるいは決定すべき新規タイプおよび/またはサブタイプの相当する5 ゛非翻訳領域の部分(または複数の部分)を配列決定する。
生物学的試料中に存在する新規HCVタイプおよび/またはサブタイプの検出法 および識別法は、有利には以下の工程を含んで成る(ここで新規タイプを同定す る場合にはタイプ1、タイプ2、タイプ3、タイプ4、タイプ5、夕・rプロと は異なるものであり;新規サブタイプを同定する場合にはタイプIIICV単離 物についてはサブタイプ1aおよび1b、タイプ2単離物についてはサブタイプ 2a、 2bおよび2c、タイプ3単離物についてはサブタイプ3a、 3bお よび3c、タイプ4単離物についてはサブタイプ4a、 4b、 4c、 4d 、 4e、 4f、 4gおよび4h;タイプ5単離物についてはサブタイプ5 a;タイプ6単離物についてはサブタイプ6aとは異なるものである)−分析す べき生物学的試料中のIIcV単離物(複数のIIcV単離物)が既知のどのタ イプ(複数のタイプ)またはサブタイプ(複数のサブタイプ)に属するかを上記 に定義した本発明の方法により決定し、ここで該生物学的試料はあるいはHCv 抗原または抗体アッセイ、または上記に定義したようなHCvについての万能プ ライマーを使用する手段により予めIICv含有であると決定されていてもよく 、−上記に定義した任意のタイプ特異的またはサブタイプ特異的ドメインから選 ばれた領域を標的にすることができる少なくともひとつのプローブとハイブリダ イズしない試料が観察された場合には、より具体的にはタイプlについて配列番 号5.28および6と、タイプ2について配列番号8から12または22から2 6および32がら34と、タイプ3について配列番号13.14.36.21、 または54と、ならびにタイプ4について配列番号17.18.19.37から 43.49.50および53と;ならびにサブタイプ1bについて配列番号7お よび3oと、サブタイプ1aについて配列番号31と、サブタイプ2aについて 配列番号91022または24と、サブタイプ2bにつぃて11.12.23ま たは25と、サブタイプ2cについて配列番号33または34と、あるいはサブ タイプ3aについて配列番号13.14または35と、サブタイプ3b、4aま たは4dについて配列番号38.21、および19と、サブタイプ4bについて 配列番号38または41と、サブタイプ4cについて配列番号42または43と :サブタイプ4eについて配列番号39.40または41と、サブタイプ4fに ついて;配列番号51.38.19または7と:推定のサブタイプ4hについて は配列番号49または50と:推定のサブタイプ4gについては配列番号50ま たは53とハイブリダイズしない試料が観察された場合には、試料中に存在する HCVタイプの完全なゲノムを配列決定するか、あるいは決定すべき新規タイプ および/またはサブタイプの相当する5°非翻訳領域の部分(または複数の部分 )を配列決定する。
“新規単離物”とは、上述した9つの領域のいずれともハイブリダイズできない か、または現在知られているIIcVのタイプまたはサブタイプのひとつに適合 すると正しく判断できる反応性を示すことができない単離物に対応する。本発明 のこの特別な態様も以下の工程により行うことができる: (a)HCv抗体−陽性血清、または臨床的なNANB肝炎試料、または無作為 な試料群をcPCR(cDNA PCR)により調査し、(b)すでにcPCR 生成物を得た、これらの試料を使用してIIcV LiPAを行い、ならびに (C)異常な反応性を表すPCR断片をクローニングおよび配列決定する。
本発明はまた生物学的試料中に存在するHCV、および/または111v、およ び/またはHBV、および/またはIITLVのタイプ(複数のタイプ)ならび にサブタイプ(複数のサブタイプ)の決定法に関し、この方法は以下の工程を含 んで成るニ ー以下のプローブを提供し、 本上記に定義した少なくともひとつのプローブ、好ましくはプローブは上記に定 義したものであり、HCVの遺伝子型決定(タイピングおよび/またはサブタイ ピング)が可能であり、ならびに以下の少なくともひとつのプローブ 本上記生物学的試料中に存在しうるIIIVタイプlおよび/またはタイプ2の オリゴヌクレオチドを検出できるプローブ、ならびに/または 本上記生物学的試料中に存在しうるIIBVサブタイプ、および/またはsAg 突然変異体および/またはcAg突然変異体のオリゴヌクレオチドを検出できる プローブ、ならびに/または本生物学的試料中に存在すると疑われるIITLV −Iおよび/またはHTLV−IIのオリゴヌクレオチドを検出できるプローブ 、−あるいは上記に定義したプライマーの組に加えて、少な(ともひとつの次の プライマーを提供してもよ< :PCR反応の手段により、ヒト免疫不全症ウィ ルス(IIIV)、および/またはIIBY、および/またはヒトT細胞リンフ ォトコピツク(lymphotropic)ウィルス(IITLV)オリゴヌク レオチドのそれぞれを増幅させるためのプライマーの組、ならびに生物学的試料 中に存在するかもしれないHCV、およびIIBVおよび/またはIIIVおよ び/または)ITLVのいずれかを増幅させ、−上述した上記定義のプローブと 本試料中の遺伝物質がすでにハイブリダイゼーションできるようにされている生 物学的試料、 本または上記生物学的試料中に含有された精製された遺伝物質、 本または精製された遺伝物質由来の単一コピー*または精製された遺伝物質由来 の増幅コピーとを、プローブとIICVならびに少なくともひとつの次のウィル ス、IIBY。
および/またはIIIV、および/またはIITLVの単離物の標的配列とがハ イブリダイゼーションできる条件下で接触させ、−使用したプローブと生物学的 試料に存在するかもしれない標的領域との間に形成した可能性のある複合体を検 出する。
本態様によれば、生物学的試料中に存在するHCVのタイプまたはサブタイプに 加えて、本発明はまたHTLV、 HIV、 HBVのような任意の他の親から 伝播したウィルスの単離物のタイプまたはサブタイプを決定する方法に関し、ひ とつの同−片にプローブを包含することを特徴とし、かっ該プローブはニ ー上記ncvの種々のタイプおよび/またはサブタイプ−ヒト免疫不全症ウィル スIIIV−1およびHIV−2−ヒト■細胞リンフォトロゴツクウィルスHT LV−1およびIITLV−一種々の118表面抗原(HBsAg)変異体また はIIBコア抗原(IIBcAg)またはHBブレコアAg変異体、に特異的に ハイブリダイズすることを特徴とする。
いくつかの試験試料において、種々の標的配列の特異的検出が臨床的な関連性を 同時に提供する。これらのそれぞれの標的配列について、別個のハイブリダイゼ ーション試験が対応するプローブを使用して行われるべきである。(従来)技術 を構成する種々のタイプ/サブタイプに特異的なプローブの組み合わせは、本発 明により説明されるような新規かつ創意あるHCVタイプ/サブタイブー特異的 プローブと組合わさり、ひとつの膜片上で、親から伝播したヒトのウィルス性疾 患のための容易かつ信頼性のある一般的タイピングシステムを提供することがで きた。もし被検路の増幅が必要な場合には、プライマーの組を分別および分類す べきウィルス生体自体について提供できる。
本発明はまた固体支持体に関し、具体的には膜片に関し、その表面の既知の位置 には以下のプローブ、またはそれらの相補鎖、または上述したプローブであって TがUに置き換えられたものから選択されたものを含む・ 一上記の配列番号5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15. 16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27. 28から54および93から96、ならびにこれらのプローブと、IIcV単離 物が、区別されるべき生物学的試料中に含まれると思われるHCVのリボまたは デオキシリボヌクレオチド鎖との間に、ハイブリダイゼーションがあるがどうが を決定するための対照を含む。
本発明の特に好適な態様によれば、プローブは膜片に対して(横)線を引く様式 (line−wise fashion)で固定化されている。
本発明のこの好適な態様においで、各プローブの組は膜片の定められた位置に適 用され、配列番号5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15. 16.17.18.19、20.21.22.23.24.25.26.27、 配列番号28から54、および配列番号93から96から選択されたプローブ、 ならびに結合体が結合するための対照線を含む。
本発明の好適態様の方法は、HCV感染のタイプを素早く決定することを可能に する。このアッセイは少な(とも6つの異なるIIcVタイプ間を識別し、およ び少なくとも18サブタイプ間を識別する能力を提供し、ならびにIICVの新 規タイプまたは(サブ)タイプを調査する良い道具である。
例えば新規サブタイプlc、 ldおよびタイプ7、ならびに他の新規(サブ) タイプは上述した領域中に特別な突然変異を含んでも良く、これは新規配列由来 のタイプ−特異的プローブの手段によって特異的検出のために使用できる。
本発明はまたHCV単離物を含有すると思われる生物学的試料から少なくともひ とつのHCV単離物をインビトロで識別するための、ならびにIICVタイプサ ブタイプに従い分類するためのキットに関するものであり、該キットは以下のも のを含むニ ー上記に定義された任意のプローブから選択された少なくともひとつのプローブ 。
−これらプローブと)ICV単離物のcDNAおよび/またはRNAとの間で行 われるべきハイブリダイゼーション反応を可能にする緩衝液を作成するために必 要な緩衝液または成分、−適当である時には、ハイブリダイゼーションの進行か ら生成するハイブリッドを検出するための手段。
本発明はまたIIcV単離物を含有すると思われる生物学的試料から少なくとも ひとつのIIcV単離物をタイピングするための、ならびにIICVタイプおよ びサブタイプに従い分類するためのキットに関するものであり、該キットは以下 のものを含む・ 一場合によって、上記に定義されたひとつの万能ブローブー一本発明の任意のプ ローブから選択される少なくともひとつのプローブ、 −これらのプローブとHCV単離物のcDNAおよび/またはRNAとの間で行 われるべきハイブリダイゼーション反応を可能にする緩衝液を作成するために必 要な緩衝液または成分、−適当である時には、ハイブリダイゼーションの進行か ら生成するハイブリッドを検出するための手段。
この態様によれば、本発明はまたHCV単離物の遺伝子型決定(タイピングおよ び/またはサブタイピング)のためのキットに関しニー上記に定義したプローブ の組、優先的に固体支持体に固定化されており、より優先的にはひとつの同一の 膜に固定化されており、−場合によって上記に定義したプライマーの組、−ハイ ブリダイゼーション行うために、および形成したハイブリッドを検出するのに必 要な緩衝液の組、を含む。
本発明はまた少なくとも以下のひとつのIIcVタイプCIIcVタイプ1、H CVタイプ2、HCvタイプ3、tICVタイプ4、IIcvタイプ5、Hcv タイプ6)ニ属するHCv単離物のタイピングのためのキットに関し、該キット は少なくともひとつの上記に定義したプローブ、 −これらプローブと上記FI CV単離物のcDNAsおよび/またはRNA5との間で行われるべきハイブリ ダイゼーション反応を可能にする緩衝液を作成するために必要な緩衝液または成 分ニ ー適当な場合にはハイブリダイゼーションの進行から生成するハイブリッドを検 出するための手段、を含む。
本発明は有利には、IICVタイプおよびサブタイプを識別ならびに分類するた めのキットに関し、該キットはニー少なくともひとつの上記に定義したプローブ 、−これらプローブと上記HCV単離物のcDNAsおよび/またはRNA5と の間で行われるべきハイブリダイゼーション反応を可能にする緩衝液を作成する ために必要な緩衝液または成分ニー適当な場合にはハイブリダイゼーションの進 行から生成スるハイプリントを検出するための手段、を含む。
配列番号1から54および93から96由来のすべてのプローブは新規である。
さらに配列番号18.29.33.34.35.40.42.43.47.49 および54のプローブは新規配列に由来する。
入れ千秋に重複したPCR断片の長さを示すエチジウムブロマイドで染色したア ガロースゲル。各対のレーン^はBlo−1l−dUTPを取り込んだPCR断 片を表ず。レーンBはBlo−1l−dUTP無しのPCR断片である。1:血 清BR28,2・血清BR24,3:血清BR29,4:血清BR33,5,血 清BR36,6および7:陰性対照血清、8・血清JP62.9血清BR23, 10・鋳型無しのcPCR対照、M分子量マーカー。
第2図 4種の異なるIIcVタイプ由来の単離物の5’ URヌクレオチド配列の整合 配列。箱で囲ったヌクレオチドは4種の異なる群をタイピングするために使用し たプローブの位置を示す。下線を引いたヌクレオチドは各群内をサブタイピング するために使用される。はとんどの配列のヌクレオチド−140から一139間 の間隔にはいくつかタイプ4単離物中の挿入が対応する。
プローブの番号は表4に使用する番号と一致する。
!1丙 いくつかの典型的な血清についてのHCV LiPAタイピングの結果。片は1 9の平行した線を含む。
Aニブローブ5(配列番号5);Bニブローブ6(配列番号6);Cニブローブ 7(配列番号7);Dニブローブ8(配列番号8):Eニブローブ26(配列番 号26) ; F ニブローブ22(配列番号22)おヨヒブローブ24(配列 番号24);Cニブローブ10(配列番号10):Hニブローブ13(配列番号 13);Iニブローブ14(配列番号14);J・プローブ21(配列番号21 ):にニブローブ15(配列番号15);Lニブローブ16(配列番号16); Mニブローブ17(配列番号17);Nニブローブ19(配列番号19) ;  0、プローブ18(配列番号1g);Pニブローブ155(アンチセンスプロー ブ・5′−GGGGGCCTGGAGGCTG−3’ X配列番号97);Cニ ブローブ27(配列番号27);Rニブローブ20(配列番号20) ; S結 合体の結合のための対照ライン。
片(ストリップ)を以下の血清のPCR生成物とハイブリダイズさせた二片に血 清BR5、片2:血消BR12:片3:血清BR18、片4.血清BR22:片 5:血清BR19、片6.血清BR95:片7:血消BU79、片8:血清BR 23、片9:血清JP63゜ !ユ回 新規単離物(BH90、BH31、BH92、BH93、BH94、BH95、 BH96、BH97、BH98、BH99、GB48、GB116、GB358 、GB569、GB549、GB809、CA111600、CAM736、G B47g、GB724、およびCB43g)、ナラび1.: IICV 9 イ ブ1a(HCV−1)、1b(HCV−J)、2a(tlc−J6)、2b(I Ic−J8)、3a(BH56)、3b(IIcV−TR)、5(SAI)、6 (HKI)ノ1lCV5’非翻訳領域のヌクレオチド配列の整合配列。この整合 配列を構成するために使用した配列は、EMBLデータベースから取り、以下の 受け入れ番号を有する: ’ M62321、”010749.3D00944 、’1101221、’D13448、’D11443.7M84838、およ び8L08156゜ヌクレオチド−220から−180の間の配列は示されてい ないが、それらはすべての単離物中でHCV−1と同一である。°−°ヌクレオ チドはIICV−1中の対応するヌクレオチドと同一である;−145から−1 44の間に作られた空所゛1.″は、整合配列がCA挿入を有するタイプ6配列 を持つと認められる:はとんどのヌクレオチド中の−138と−137の間に作 られた空所°、′は、整合配列がその位置で特別なヌクレオチドを有する配列を 保存する。本は第2図に表される−220と一180残基の間の保存HCv配単 離物BE90. BE91. BE92. BE93. BE95. GB35 8、GB549およびGB809のNS5配列のアミノ酸配列、ならびに表6に 記載された既知の配列の整合配列。
第6図 配列番号32を使用したプローブを含むラインプローブアッセイ、タイプ1およ び2血清で試験した。1.タイプ2a血消BE82.2.タイプ2a血清JP6 2.3.タイプ2b血清BE91、A結合体対照、B、プローブ20および27 、C,プローブ8、D、プローブ26、E、プローブ32(配列番号32)。
第7図 配列番号33および34を使用したプローブを含むラインプローブアッセイ、タ イプ2a、 2b、および2c血清で試験した。1.タイプ2a血消JP62. 2゜タイプ2b血消BE91.3.タイプ2c血清BE92、A、結合体対照、 Bプローブ20および27、C,プローブ8、D、プローブ26、E、プローブ 32、F。
プローブ22、G、プローブ24、H,プローブ23、■、プローブ25、J、 プローブ33(配列番号33)、K、プローブ34(配列番号34)。
第8図 配列番号31.37および38を使用したプローブを含むラインプローブアッセ イ、タイプ4血清で試験した。1、タイプ4a血清GB116.2.血清GBI I3.3.タイプ4f血清GB438、A、結合体対照、B、プローブ20およ び27、C,プローブ37(配列番号37)、D、プローブ38(配列番号38 )、E、プローブ19、F、プローブ31(配列番号31)、G、プローブ7゜ 第9図 配列番号44.45.95および46を使用したプローブを含むラインプローブ アッセイ、タイプ4aおよび5a血清で試験した。1.タイプ5a血清BE95 .2、タイプ4a血清GB116、A、結合体対照、B、プローブ20および2 7、C。
プローブ44(配列番号44)、Dプローブ45(配列番号45)、E、プロー ブ46(配列番号46)、F、プローブ31(配列番号31)、G、プローブ7 ゜第1O図 配列番号93.94.95および96を使用したプローブを含むラインプローブ アッセイ、タイプ4aおよび5a血清で試験した。1.タイプ4a血清GBII 6.2.タイプ5a血清BE95、A、結合体対照、B、プローブ20および2 7、C,プローブ93(配列番号93)を濃度0.4pmol/ulで適用、D 、プローブ94(配列番号94)を濃度2.5pmol/alで適用、E、プロ ーブ94(配列番号94)を濃度1、 Opmo1#1で適用、F、プローブ9 4(配列番号94)を濃度0.4pmol/B 1で適用、Gプローブ95(配 列番号95)を濃度2.5pmol/μiで適用、H,プローブ95(配列番号 95)を濃度1. Opmo1/11で適用、■、プローブ95(配列番号95 )を濃度0.4pmo1#1で適用、J プローブ96(配列番号96)を濃度 0.4pmol#+1で適用。
種々の分類系の概観。
点l 第3図に示される結果の解説。
飢 11CV LiP^タイピングおよびIICV抗体アッセイの最終結果。
血清学と関連したタイピングの要約が与えられている。lNN0−LIA II CV^bアッセイはNS4エピトープを使用したひとつの系列、NS5エピトー プを使用したひとつの系列、およびコアエピトープを使用した4つの系列を含む 。コア系列について最高点が与えられただけである。信号の強さは数で与えられ る二〇=陰性;9−不確定;1−3−陽性。抗体試験の最終的解釈はLIAtl IIに与えられる:1=陽性;0=陰性;9−不確定。 Innatest H CVAbで試験した血清の信号対ノイズの比が与えられている血清もある。
ム プライマーおよびプローブのヌクレオチド配列、位置および方向。
嚢」− 11cVの新タイプおよびサブタイプから設計された新プローブの概観。
分類が可能な、または向上したタイプおよびサブタイプ、配列、および配列番号 を示す。
本はすべての単離物をタイピングまたはサブタイピングしていなしプローブを表 し、該タイプまたはサブタイプを表すことが見いだされた。下線の文字は暫定的 なサブタイプへの分割を表す。
煮立 BE90. BE91. BE92. BE93. BE95. GB35g、  GB549.およびGB809と、公表されているヌクレオチド7935から 8274(本発明中で使用した番号に従う)由来のHCV NS5領域中の配列 との間の配列相同性。同一サブタイプ内の相同性得点は際立っている。相同性を 計算するために使用した公表配列はEMBLのデーターベースから取り、以下の 受け入れ番号を持つ: I M62321.2010749.3M67463、 ’D90208、’X61596、’L02836.7M84754、’D10 750、’Dll168;001171.1°538204.11M58335 、’ 2010078、’ 3010079、” 010080、+5[110 081、l 6DOO944、および” DO1221゜これらすべてが完全ゲ ノムを表すが、NS5配列カ公表サレテイル12、+3.14.15おヨヒ”I ;!除<。”i;tchiranの特許(国際特許第92/19743)、配列 番号18に公開されている。
実施例 世界の各地から得たHCV単離物の天然変異体を研究するために、HCV単離物 のタイピングおよびサブタイピングに関する迅速な手段をラインプローブアッセ イ(LiPA)の様式で開発した。
本質的に、取り込まれたビオチン化dUTPを含有するcPcR断片を、ニトロ セルロース膜上に固定化したオリゴヌクレオチドとハイブリダイズさせる。安定 なハイブリダイゼーション二重鎖を次にストレプトアビジン−標識アルカリホス ファターゼにさらし、続いてNBTにトロ42ブルーテトラゾリウム)およびB CIP(ブロモクロロ−インドリルリン酸)で発色させる。cPCR断片は任意 のHCV RNAの5°URから、高度に保存されたプライマーの組を使用して 合成される。タイピングに使用されるオリゴヌクレオチドは、cPCR断片の内 部のタイブー特異的可変部に対して向けられている。事実、直線配列中の−17 0と一155位との間、および−132と一117位との間の可変領域が、折り たたまれたウィルスRNA中のステムの部分となることができ、第一領域の突然 変異が第二領域のもうひとつの突然変異により補足され、RNAの二重鎖形成が できるか、またはできない。変異および保存はHCVの他の新タイプにも同一位 置で同様に起こると思われ、それゆえにこの可変領域は現在の、および未だ発見 されていないが今後発見されるであろうすべてのHCVタイプを識別するための 道具として残るかもしれない。さらに、5′[IRと比較してより高い可変性が コア、NS3およびNS5領域中で観察され、これらの領域中で、万能プライマ ーの組を採用するタイピングはもはや理にかなったものではないだろう。
本発明で提案した命名は暫定的なものであり、国際委員会により提出されるかも しれない新しいガイドラインに従いさらに補正に供されることにもなろう。例え ばサブタイプ4aはもうひとつのタイプ4サブタイプ(4Cまたは4eのような )に変更されるかもしれないし、ならびにタイプ4はタイプ5または6に変更さ れるかもしれない。そのような場合にはタイプ4aは例えば6Cになるかも知れ ない。しかし新しい分類が、本発明で提案されたプローブの手段によりタイプま たはサブタイプに分類された単離物の特定群の分類を妨害するものではないだろ う。
1、タイピングおよびサブタイピングのために使用した血清試料61のブラジル 人試料(BRIからBR61)を、IIcV抗体ELISAアッセイ(Inn。
test HCV Ab、 イノンエネテイ−7クス+ Innogeneti cs)およびInnoLIA IIc’/^b試験(イノジェネティックス)で 試験した。初めの23の血清試料は(BRlからBR23)は、ALTレベルが 高い、またはInno−LIAの結果が陽性である血液透析者、あるいは受容者 がNANB肝炎疾患を発病している供与者の血液、のいずれかから採取した。他 の14(BR24からBR37)の血清試料は無作為に選択した:残りの24の 血清は(BR38からBR61)は、それらのLI八へりターンに基づき選択し た。後者のほとんどがLIAのNS4およびNS5合成ペプチドと僅かに陽性、 不確定、または陰性の反応性を示した。以下の血清もこのタイピング試験に含ま れた1日本人の2種のプール血清(JP62および63)、ベルギー人の6種の 血清(BE64からBE69)、オランダからの4種の血清(NH2OからNE 73)、ブルンディーからの6種の血清(B[I74からBU79)およびガボ ンからの2種の血清(GB80およびGB81)。これらはすべてInno〜L IA HCVAbアッセイ系で試験された。血清BU74からBt178は抗− コア抗体について陽性であるだけだったが、一方血清BU79はNS5系にのみ 反応した。2種のがホン人から血清はLIA I(CV陰性(Inno−LIA  tlcV)、)IIV陰性(InnatestHIv)であったが、HTLV 陽性(InnotestHTLV)であった。ベルギーからの1種の血清(BE 69)およびオランダからの1種の血清(NE73)は完全に陰性であった。N E−血清の3種(NE71からNE73)が第二世代のRIB八試へ(オルソダ イアグノスティックス社:0rth Diagnostics Inc、)に陰 性であったので選択した。
2、 cPCR,PCR生成物の分析、およびクローニングPCR反応に使用し たプライマーは、種々のIICVタイプの5” ORの保存領域に相補的であっ た。タイプ1およびタイプ2配列(Katoら、1990 ;Nakanoら、 1991;Okamotoら、1991)、ならびに我々のタイプ3クローン( BR56;受は入れ番号D13448、CCJJB/EMBL/Genbank  DNAデータベース、1992年10月21日寄託)をアニーリングさせるた めに、縮退が含まれた。外側PCRプライマー配列(IcPr98、配列番号1 および1lcPr29、配列番号2)、ならびに入れ子状に重複したPCRブラ イ? −(tlcPf95、配列番号3および1lcPr96、配列番号4)を 表4に表す。種々の血清タイプの検出のために使用したプローブも表4に掲示す る。すべてのオリゴヌクレオチドは392DN^/RN^合成機(アブライドバ イオシステムズ;Applied Biosystems)で合成した。
ウィルスRNAを、わずかに変更を加えたが本質的(こChomczynkiお よび5acchi(1987)+m記fiサレタヨウl:抽出シtコ。RNAを 2(ll1gのDextran T50Q(ファルマシア;Pharmacia )と共沈させた。このRNANレベレトを簡単1こ乾燥し、10μmのDEPC −処理lI20中に再せ濁した。2μmの150ng/μmの無イ乍為プライマ ー(random primer:ファルマシア)を加え、65’Cで10分間 変性させtコ後、第−鎮のcDNA合成を2hlについて250のIIPRI( アマジャム:^mersham)、50hMのdATP、 dCTP、 dTT PおよびdGTP、 lxAMV緩衝液(ストラタジーン;Stratagen e)、および2,5UのAMV−RT(ストラタジーン)の存在下1こで42° Cで行った。生成したcDNへの7111を外側PCR中で40サイクルにわた って増幅させ、各サイクルは全容量50111で95℃で1分、55℃で1分、 および72°Cで1分力)ら構成されていた。溶液を最終濃度200μMのdA TP、 dCTP、 dTTPおよびdGTP、1xTaqil衝液(ストラタ ジーン;Stratagene)、0.2+lllの各プライマー、ならびにI UのTaqポリメラーゼ(ストラタジーン)(こ調整した。第一回の増幅生成物 の1μmを、入れ子状に重複したプライマーで再度、同一組成の緩衝液中で40 サイクル増幅させた。IIcVタイピンク゛)二つ(1て;よ、入れ子状に重複 したPCRは40uMのBlo−11dLITP(ングマ;Siguma)およ び16hMのdTTPを含有した。外側、および入れ子状に重複したPCR生成 物の両方を次に2%の低融点にノーブノーティーノー、エフエムンー:NuSi eve GTG FMC)/1%ウルトラブユア(Ul、tra Pureギブ コ ビーアールエル:アガロースゲルを使用した電気泳動に供した。エチジウム ブロマイド染色後、PCR断片をアガロースケルから切り小腰DNAを0.45 μmllV膜(ミ1ノポア.MilLipore)を通過させる遠心により回収 して、2度のフェノール/クロロホルム抽出および2度のエーテル抽出を行うこ と(二より精製し、沈殿させ、続いてT4ポリメラーゼ(ベーリンガー;Boe hringer)で処理し、T4キナーゼ(ベーリンガー)でリン酸化し、最終 的にpBluescript KS(−Xストラタジーン)の脱リン酸化Eco  RV部位に連結した。プラスミドDNAの調製は、アルカリ溶解法(Mani atisら、1982)に記載されているように行った。配列決定反応は、デア ザG/A丁7シークエンシングミツクス(Deaza G/A sequenc ing mixes:ファルマシア)を使用することにより、I7およびT3プ ライマーを用いて二重鎖プラスミドDNAについて行った。
これらの配列決定反応の結果を第2図に表す。以下の配列がDNAデータベース に寄託された(BR56 :DDBJ/EMBL/シーンバンク受は入れ番号D 13448;BU74:DDBJ/EML/シーンバンク受は入れ番号D134 49 ;BU79 :受は入れ番号013450;GB80:受は入れ番号01 3451 ;GE81 :受は入れ番号013452:GP62:受は入れ番号 D13453)。
HCv−感染患者からの血清RNAをcDNA合成のための鋳型として使用し、 これを次に入れ子状に重複したPCHのための鋳型とした。ふたつのプライマー の組が、外側反応のためにはIcPr98(配列番号l)およびIcPr29( 配列番号2)、ならびに入れ子状に重複した反応のためには)IcPr95(配 列番号3)およびIcPr95(配列番号4)(表4)が設計された。これら4 種のプライマーは公表された配列(Katoら、1990 ; Nakaoら、 1991 ;Okamotoら、1991)、ならびに単離物BR56(第2図 参照)の非翻訳領域から得たクローンの配列に合うように選択された。入れ子状 に重複したPCRの結果の増幅生成物は235塩基対(bp)の長さである。B io−1 1−dUTPの取り込みにより、アガロースゲル電気泳動後に視覚的 に明らかな移動度の減少がある(第1図)。
すべての異なるIIcVタイプについてDNA断片の大きさが同じであることは 、制限酵素消化またはハイブリダイゼーションのような第二の実験が分類に必要 であることを示唆している。それゆえに平行線として適用されているIIcV− 特異的オリゴヌクレオチドプローブを含有している膜片が開発された。これらの 片は、合成中にビオチン化ヌクレオチドが中に取り込まれた5’ ORのPCR 増幅DNA断片とハイブリダイズする。ハイブリダイゼーションの後、アルカリ フォスファターゼで標識したストレプトアビジンヲ加え、ハイブリダイゼーショ ン中に形成されたビオチン化ハイブリッドに結合するようになる。NBT/BC IPとインキュベーションした後、紫色の沈殿が現れる。
3、ラインプローブアッセイ(LiP^)片の調製15−marのオリゴヌクレ オチド(種々のタイプまたはサブタイプのHCVに特異的である;表4、番号5 から27)の3′末端にpoly−(dT)尾を以下のように付けた:20I) +1101のプライマーを25μmの緩衝液中(3,2+nMのdTT、 25 mMのTris、 HCI(pH7,5)、 0.1Mのカコジル酸ナトリウム 、1mMのCoCl2.0.1mMのジチオスレイトール、および600のター ミナルデオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼ(ファルマンア)を含有する )にて37°Cで1時間インキュベーションした。反応を2.5IIlの0.5 M EDTA、(pt18.0)を加えて止め、ならびに20XSSC(Man iatisら、1982)で最終濃度が6xSSCとなるまで希釈し、2.5p molのオリゴヌクレオチド/μmを反応させた。
この溶液のlpmolをニトロセルロース膜上に4mm離して適用した。結合体 用の対照として、ビオチン化DNAを並べて適用した。オリゴヌクレオチドを8 0℃に2時間焼いて膜に固定した。膜を次に4−mmの片に切断した。
4 、 LiP^試験ハイブリダイゼーションおよび発色10++1の入れ子状 に重複したPCR増幅生成物(取り込まれたBlo−11dLITP含有)をl hlの400mM NaOH/10mM EDTAと混合し、室温(RT)で1 0分間イアキュベーンヨンする。次に1mMの予め暖めた(37°C)ハイブリ ダイゼーション緩衝液(3Mの塩化テトラメチルアンモニウム、(TMACl、 メルク:Merck)、50mMのリン酸ナトリウム(pH6,8)、1mMの EDTA、5×デンハーツ溶液(Maniatlsら、19g2)、0.6%( W/V)SDS、および1100j/mlの剪断サケ精子DN^を含む)を加え 、ハイブリダイゼーションを水浴中にて振盪しながら42℃で2時間行う(Ja cobsら、1988)。片を、RTで5分間、1mMの予め暖めた(37℃) の洗浄緩衝液(3M TMACI、0.2%SDS、 50+nM Tris、 lIClXpH8,0)で2回洗浄し、次に51℃で30分間ストリンンエント な洗浄、ならびに簡単な洗浄工程をRTで行う。この時点で洗浄緩衝液をすすぎ 溶液(Rinse 5olution:NaC1、Triton、 0.5%N aN3を含むリン酸緩衝液:イノーリパ(Inno−Lipa)、イノジエネテ イツクス(Innogenetics)、アントワープ、ベルギー)に交換し、 片をRTで2回、1mMですすぐ。最終的に、片を結合希釈物(Conjuga te Diluent:Nacl、Triton、タンパク質安定化剤、0.1 %NaN3を含有するリン酸緩衝液:イノ−リア(Inno−Lia)、イノジ エネティックス、アントワープ、ベルギー)ですすぎ、4000Xに希釈したス トレプトアビジンを含有する結合希釈物とインキュベーションし、アルカリフォ スファターゼ(ギブコBRL)でさらにRTで30分間標識する。片を再度すす ぎ溶液で3回、基質希釈物(Substrate Diluent:NaC]お よびMgC12を含有するTris緩衝液:イノ−リア、イノジエネティックス 、アントワープ、ベルギー)で1回洗浄する。
発色はBCIPおよびNBTを基質希釈物に加えて、この片をRTで30分間イ ンキュベーションすることにより行う。発色は緩衝液を蒸留水と交換することに より停止する。
5、HCVタイプ1.2および3間を識別するためのLiPAタイプ3に対する プローブのための配列を血清BR56(受は入れ番号D13448)由来のcP CRクローンから得た。公表されたタイプ1配列をBR56と比較した時、4か ら6個の変異を含む16ヌクレオチドのふたつの領域が、いつも観察された。驚 くことには、タイプ2配列が入手できるようになった時、これらふたつの領域で の変異が再び維持されていたことである。ゆえに、タイピング用プローブの位置 はこれらの領域中から選ばれ、その領域はタイプ間で比較的低程度の相同性を有 するが、ひとつのタイプの中ではよく保存されていた。第−片は全部で8つの別 個に固定化されたオリゴヌクレオチドが適用された。それらのふたつはHCVタ イプ1(HcPr124、配列番号5、および1lcPr125、配列番号6) に、4つはIIcVタイプ2(HcPr136、(配列番号9)およびtlcP r137、(配列番号10)はncvタイプ2aに、HcPr126(配列番号 11)およびHcPr127(配列番号12)はタイプ2bに)に対し、ならび にふたつはIICVタイプ3(tlcPr12g、配列番号13、およびHcP r129、配列番号14)IIcVに対するものであった(表4)。
cPCR生成物を23種のブラジル人血清(BRIからBR23)から合成し、 ならびにハイブリダイゼーション後にその中の17がタイプ1の16marを認 識した。4種のタイプ3血消がタイプ2a血渭と共に見いだされた。血清BR2 3をタイプ1およびタイプ3と−1−・インフエクションさせた。2種の日本人 のプール血清を続いて試験した:JP63はタイプlおよびタイプ2aプローブ と反応し、JP62ブールの大部分がタイプ2a配列を含有していた。プライマ ーHcPr95(配列番号3)とHcPr96(配列番号4)との間の領域のc PCRクローニングおよび配列決定後、JP62(第2図)はタイプ2aである と確定した。タイプ2bプローブであるHcPr126(配列番号11)および l1cPr127(配列番号12)は、JP62がそれらとは反応しなかったが 、それぞれたった1つか、および2つのヌクレオチドがJP62(受は入れ番号 DI3453)の配列と異なっていた。それゆえに、選択したハイブリダイゼー ションおよび洗浄の条件はたいへんストリンジェントであり、このアッセイでは わずかひとつの誤対合もハイブリダイゼーションを許さない。
6、サブタイプ間の識別 すべての入手可能なタイプ1コード配列を注意深く比較した後、ふたつのサブタ イプ(laおよびlb)を79%の平均ゲノム相同性で明らかに区別できる。5 °UR領域において、HCV−JとHCV−1との間にたったふたつの変異が、 入れ子状に重複したPCR生成物領域に観察されただけで、98.8%の相同性 を示した。HCV−1(la)とIIcV−J(lb)との間にはわずかふたつ の変異が存在したが、−99位で観察されるAからGへの転換はこれまでに調査 したすべてのタイプ1b単離物で起こることが観察された。それゆえに、プロー ブHcPr138(配列番号7)へのハイブリダイゼーションは、Gへ置換した 領域にも広がるが、タイプ1b単離物であることを示している。
すべての入手しつるタイプ3の5’ UR配列(本発明: Bukhら、199 2HChanら。
1992;Leeら、1992)を比較する時、−139位での、共通なG(タ イプ3a;HcPr140、配列番号15)の存在、またはよりまれであるが^ (タイプ3b:HcPr139、配列番号16)の存在により、単離物をふたつ の群に分割できた。タイプ2aとタイプ2bとの間(またはに2aとに2bとの 間)の識別は上記に報告したように可変領域中で行うことができた。
タイプ1および3についてのこれらすべてのタイプーおよびサブタイブー特異的 プローブの組み合わせ(表4)は、17種のブラジル人血清(すでにタイプ1を 8つの1aタイプ、および9つのタイプ1b血清に特徴ずけられたもの)を分け ることを可能にする。4つのタイプ3血清のうち3つがタイプ3a系とハイブリ ッドを形成した。コーインフェクンヨンさせた血清BR23のcPCR断片中の 異なる分子がタイプ1bおよびタイプ3aの系とハイブリダイズした(第3図、 第8片)。
別の38のブラジル人血fi (BR24からBR61)をこの新しいLiPA で試験した。
これらの血清を選択するにあたっての最も有力な基準は、NS4およびNS5エ ピトープに関する抗体の不存在であった。なぜならば以前の報告ではタイプ2お よびタイプ3抗−NS4抗体と、タイプI NS4抗原との間に低度の交差反応 があったからである(Chanら、1991)。38のブラジル人血清のうちの 12がタイプ1aと、14がタイプ1bと、9がタイプ3aと、2がタイプ3b と、ならびにひとつはタイプ1bおよびタイプ3aとのコーインフエクションで あると決定できた。すべての試験したブラジル人血清はタイプを決定できたと結 論した。タイプ3サブタイプ間の識別に関連性があるかどうかを決定することが 残る。TaおよびTb単離物の5°OR由来の配列データ(Morlら、199 2)は公表されてないので、我々のタイプ3aおよび3bの分割は未だ試験的な ものである。血清学および塩基の読み取り枠についてのさらなるデータが、タイ プ3およびタイプ4のサブタイプの決定を確立するためには必要である。
7 タイプ4単離物の同定およびタイプ4−特異的プローブのLiPAへの編入 6人のブルンディー人血清(BL174からBU79)から増幅したPCR断片 は、片上のいずれのl 5−merとも反応できなかった。これらブルンディー 人試料(BU74 :受は入れ番号別3449(これはBU76と同一)、およ びBU79 :受は入れ番号013450;第2図)からの3つのPct?断片 をクローン化し、配列決定した。
以前記載されたほとんどのタイプとは明らかに異なる配列が得られた。
ブルンディー人試料は互いに、およびZ6(Bukhら、1992)と関連して おり、タイプ3またはタイプ2よりもタイプlにより高い相同性を表す。しかし タイプ1とのほとんどの相違は、ここでも可変領域に位置していた。最も驚くべ き発見は、BU74およびBU76において、−139位と一140位の間にひ とつの余分なヌクレオチドが存在することである。この結果は新規+ICVタイ プ(複数のタイプ)またはサブタイプ(複数のタイプ)が存在することに賛成の 議論を支持し、これを暫定的にタイプ4と呼ぶ。これらアフリカ人から増幅でき たウィルスの5°UR配列は、以前記載されたタイプとは、互いに大変異なった 。それゆえにこれらの単離物は暫定的にタイプ4と命名した。アフリカから得ら れた同様な配列が、Bukhら(1992)の研究でも見られたが、ひとつはオ ランダからのものであった。第2図は、ヌクレオチド−291と−55の間の領 域において、この群内では最大8種の変異が可能であることを表す。タイプ4は さらにいくつかのサブタイプから構成されるようであり、すなわちこれらのサブ タイプはタイプ1のサブタイプとは異なるようである。
これらのデータを得た後、LiPAは3つの点で改良された。第一にオリゴヌク レオチドHcPr142(配列番号20)(ひとつの縮退を持つ)が、PCB生 成物の存在を確認するための万能++CVプローブとして高度に保存された領域 から選択された(表4)。第二に、3種のオリゴヌクレオチド(HcPr144 、配列番号17(ひとつの縮退をもつ)、HcPr145、配列番号18および +IcPr146、配列番号19:表4)をタイプ4配列の同定のために合成し た。第三に、万能タイプ2プローブを可変領域の外側から選択した(IlcPr 147、配列番号8、表4)、なぜならタイプ2の検出のだめの万能プローブを 、−170位と一155位の間、および−132位と一117位との間の領域か ら選ぶことができなかったからである。
この様式のLiPAで、ブルンディー人血清(表3)からの6PCR断片を期待 どおりタイプ4に分類した(第3図、第6および7片)。ふたつのガボン人血清 、オランダからの4血清および6つのベルギー人血清も調査に含めた。
GB80からタイプ4HCV5’ URが増幅でき、これをクローン化し、およ び配列決定した(第2図)。他のガボン人血清GB81はタイプ2(クローン化 され、配列決定された、第2図)の変異体とタイプ4のコーインフエクションを 表した。後者はBU79と同じタイピングパターン(第3図、第7片)を与えた 。GB81とタイプ2およびタイプ4プローブとの反応が、タイピングプローブ 間の予期せぬ交差反応により起こるのか、または単にコーインフエクションの結 果なのかを確かめるために、cPCR生成物をクローン化し、17の別個のコロ ニーをPCRおよびIICV LiPAに供した。10(59%)コロニーがタ イプ4の挿入を含み、および7つがタイプ2を含み(41%)、明らかに同−血 清内で2つのタイプのHCVのコーサーキュレーション(co−circula tion)を示していた。3つのNE−血清は0rtho RIBA試験に陰性 、およびInno−LIAllcV Ab試Ml:陽性(NH4I)、不確定( NE72)または陰性(NE73)なノテ、タイプ3a単離物が存在することを 示すことができた。第4のNE血清は、0rtho RIBAおよびlNN0− LIAの両方によい反応性を示すが、タイプ1a単離物を含有した。最終的に、 分析した6つのベルギー人血清から、BE64からBE67がタイプlb株に感 染していた。イタリアからの患者1人(BE68)はタイプ2a感染であり、な らびにBE69はタイプ3a配列を含有した。後者は慢性の、ウィルス性一様の NANB肝炎の症例から得たものであったが、すべての第二世代アンセイ、なら びに抗−NS3、抗−Elおよび抗−E2リサーチアッセイに陰性であった。こ の血清はきわめて低いウィルス価を有し、および2年の開に採取された4つの別 個の試料で、第二回のPCR(itにわずかに陽性になり、HCV診断では入れ 千秋に重複したPCRの必要性を示した。入れ千秋に重複したPCR断片の配列 は、BR56と同一であった。タイプ3株が示す変異は大変少ないので、このこ とは驚くことではなかった。
全部で19の種々のオリゴヌクレオチドを第3図に示すようなLiPA片様式に 使用した。い(っがのオリゴヌクレオチドは同じIIcvサブタイプに対してい るので、タイプ2aのためにプローブHcPr156(配列番号22)t4(C Pr158(配列番号24)とともにプールした。タイプ4に対するオリゴヌク レオチドは別個に適用した、なぜならこの時点ではコード領域がらの配列情報が 極めて少なく、したがってサブタイプへの分割(あるとすれば)は未だできない からである。いくっがのタイプ4配列中の余分な塩基の存在により、この群をさ らにサブタイピングする試みの基礎をっ(ることかできる。いくつかの代表的血 清で得られた結果を第3図に表す。これらの片の解釈は表2に与えられる。
この調査で61のPCR−陽性ブラジル人11CV血清のタイプが決定された。
20(33%)ノ血清ハタイブ1aHCV感染ヲ有シ、23(38%)ltター i”7’lb、 1(1,5%)はタイプ2a、15(24,5%)はタイプ3 、および2(3%)の血清はコーインフエクションであることが分かった。コー インフエクションされた血清であることはBR23(第1図、レーン9;第3図 、片8)により図示される。残る20の血清を5つの異なる国から集めた:8つ の血清がアフリカにあるふたつの国から得たものであった。
症例BE67のような少数の場合において、タイプ1bPCR断片は3bサブタ イププローブHcPr139(配列番号16)を認識した。これは血清BE67 のTb配列が一139位でTの代わりに八を有することを推定することにより説 明できる。JP62(受は入れ番号D13453)配列で得た結果は、オリゴヌ クレオチド中のひとつの誤対合力いイブリダイゼーション信号を認めない点から 、この推定がさらに支持される。単離物−特異的変異は5°UR中に散在してい るので、タイプが与えられた単離物が別のタイプのサブタイピングプローブとハ イブリダイズすることも可能である(第3図、片6および7を参照)。そのよう な反応性は、調べた単離物中にサブタイピングプローブの配列が存在することを 示すにすぎない。しかしGB81について調査したように、血清がコーインフエ クションしていない限り、多くのタイピングプローブとの反応性は観察されなか った。
一般的に、タイプla cPcR生成物がLiPAでハイブリダイズする時、プ ローブHcPr124(配列番号5)、tlcPr125(配列番号6)および HcPr142(配列番号20)の配列が入れ子状に重複したcPCR断片中に 存在しなければならない。したがって184bp(第2図)のうちの48bp( 26%)が、即座にわかる。同じ理由から、IIcV Jタイプと同様な単離物 は配列中の33%、HCJ6タイプは35%、BR56タイプは34%、Z6お よびBU77タイプは26%、BU74タイプは41%、ならびにB[I79タ イプは32%が知られていると計算することができる。しかし、15−merの いくつかの縮退から情報が損失することを考慮しなければならず、したがってこ れらの割合は最大値である。にもかかわらず、この研究法はハイブリダイゼーシ ョン法による配列決定の考え方を支持するものである(Strezoskaら、 1991)。
LiPAと、我々のLnno−LIA IICV Abアッセイのこれら血清の 抗体反応性とを比較する時(表3)、遺伝子型とそれらの表現型(血清型)との 間のいくつかの相関が明らかになる。ベル°ギー、オランダ、ガボン、およびブ レンディーからのタイプ3および4血清すべての第二世代の抗体アッセイとの反 応は、わずかに陽性、不確定、または陰性である。わずかに陽性の反応はほとん どが抗−コア抗体により起こるが、LIA NS4およびNS5エピトープに対 する抗体は通常存在しない。これは免疫的交差反応を起こすわずかに異なるだけ のエピトープをコードする、コア配列の高度な保存に合致する。NS4およびN S5領域に対するエピトープは高可変領域に位置し、はとんどの免疫的交差反応 を起こすことはできない。現在の抗体アッセイはタイプ1エピトープを含んでい るので、タイプ2、タイプ3およびタイプ4感染血清の数%が陰性の結果を示す であろうことは可能である。しかし、タイプ3ブラジル人血清がタイプI NS 4およびNS5抗原と交差反応しないという結論を、我々の結果からは導くこと ができない(表3)。無作為に選択した14の血清(BR24から37:表3) については、LIA反応性と9つのタイプ1ウイルスとの間に100%の相関が あった。4つのタイプ3血清かう2ツ(BR34およびBR36)がNS4と反 応し、3つが(BR33,BR34およびBR35)がNS5と反応した。BR 37はコーインフェクションゆえに考慮されなかった。単一のタイプに感染した 77の血清のすべての血清学的データを分析した時、タイプ1血清の58%およ び44%がそれぞれNS4およびNS5エピトープを認識した。これらの割合は やや低く、それは選択基準のためである。タイプ3血清については、37%およ び53%がそれぞれNS4およびNS5と反応した。より高い交差反応性は高− 危険群で観察することができ、それは例えばヨーロッパの血液提供者を対象とし た結果と比較した場合のブラジルから得たこれら試料である(本発明およびCh anら、1992)。そのような交差反応する血清は多回感染によって誘導され ることができ、その中には同時に生じるものもある゛が、その他は続けて起こる だろう。
前の抗−HCV記憶は新たなHCV感染により二次免疫され、ひとつのタイプの ウィルスのコーサーキュレーションを起こすことができ、別のタイプに対する抗 体を生じた。このような説明は、血清BR56に関してあてはまり、この血清は IICVタイプ3と決定されたが、タイプ1コア、El、 E2. NS3.  NS4およびNS5に対する抗体を含んでいた(データは示さず)。抗−タイプ 3抗体がこの血清に存在するかどうかを決定することが残る。
免疫応答の差異に加えて、種々のHCVタイプは長期肝臓疾患に対する種々の経 過も表し、それらはすでに報告されている(Okamotoら、 1992a) 。
結論として、LiPAは+1(J感染のタイプを迅速に決定できる。このアッセ イは異なる4つのHCVタイプおよび8つのサブタイプ間を識別する能力を有し 、新らたなタイプを決定するための良い手段である。
さらに、このアッセイはcPCR反応をRNA−捕獲PCRと交換することによ りさらに改良できる。最終的に、このアッセイは遺伝子型、将来的に血清型と、 臨床状態または疾患の結果との関連を確立するさらなる道具となることが証明で きた。
8、新規タイプおよびザブタイプの識別、およびそれらを分類するために有用な プローブ ベルギーから得た単離物BE82、BE90、BE91. BE92、BE93 、BE94、BE95、BE96、BE97、BE98 :カボ゛/から得たG H48、GB116、GB35g、GB569、GB549、GB809、GB 487、GB724およびcB438;カメルーンから得りCAM600おヨヒ cAM736:をさらに研究するために確保した。なぜなら実施例3および4に 従い、プローブ5から27を含むLiPAによる遺伝子型の決定後に、異常な反 応性が観察されたからである。5゛非翻訳領域の配列を、実施例2に記載された ように配列番号1.2.3および4を使用する入れ子状に重複したプライマーに よるPCR法、クローニングおよび配列決定後に得た。これらのほとんどの単離 物に関するNS5コード領域中の配列情報が得られ、既知の配列との整合配列を 第5図に表す。各サブタイプに関する典型的単離物のNS5核酸、およびアミノ 酸配列の相同性を、公表された単離物の配列と共に表6に与える。この計算は第 4図に与えるように、タイプおよびサブタイプへの分類を可能にする。いくつか の原型配列を持つこれら新規の単離物の5′非翻訳領域のヌクレオチド整合配列 も第4に与えられる。
HCV−1と比較すると数個の変異が観察できる。5°非翻訳領域中の同一変異 は、コード領域中の同様な配列と相関するので、そのような変異は本発明におい て、新規タイプおよびサブタイブー特異的プローブを設計するために採用する。
BE82はサブタイプ1bの単離物であるが、−94位でC変異を表し、それゆ えにプローブ7とは反応できなかった。NS5領域を配列決定した後に、この単 離物がサブタイプ1bに属するものと結論できた。ゆえにプローブ3゜(−94 位でTおよびCの縮退を含む)はサブタイプ1bのより良い遺伝子型決定をする ことができるはずである。
BE90は、別のサブタイプ1b単離物であるが、−159位でT変異を、およ び−126位でC変異を表すので、万能プローブ2oおよび27、ならびにサブ タイピングプローブ7とのみ反応した。NS5領域の配列決定では、単離物がサ ブタイプ1bに属することが分かった。プローブ28(Tおよび一126位での Cの縮退を含む)はタイプ1および6のよい遺伝子型決定ができるはずである。
単離物BE92は万能プローブ2oおよび27に加えて、プローブ8および26 とのみ反応した。すなわちこの単離物はタイプ2と分類できるが、サブタイプを 決定することはできなかった。それはプローブ23.24.25または26との 反応性が観察できなかったからである。配列決定した後に、ふたつの新らたなモ ティーフをまさに観察することができた: GGACCCAGTCTTCCTG (プローブ331:ヨリ包含サレル)、おヨヒTGCCTGGTCATTTGG G(プローブ34により包含される)。NS5領域の配列決定では、同一タイプ 内の分類と矛盾しないタイプ2aとタイプ2b単離物との相同性が明らかになっ たが、別のサブタイプではサブタイプ2cが提案された。
単離物BE93およびBE94はサブタイピング用プローブ14と、いかなる反 応性を表さなかった。5゛非翻訳領域およびNS5領域を配列決定した後、これ らの単離物は3aサブタイプに属すると結論した。ゆえに、プローブ35のよう に一118位でCおよび^の縮退を含むプローブはサブタイプ3aのよりよい遺 伝子型決定を可能にするはずである。
単離物GB48、GB116、GB358およびGB569は、LiPAにおい てプローブ17および19で陽性のハイブリダイゼーション信号を表し、すでに 報告されているタイプ4単離物と同一であることを示すが、単離物GB549お よびGB809は万能プローブとしか反応しなかった。5°非翻訳領域、および NS5の一部分の配列が得られた。第5および6図、ならびに表6からGB35 8により表される単離物はタイプ4の同じサブタイプに属すると結論でき、それ はサブタイプ4aと提案される。しかし、GB549およびGB809のいずれ もサブタイプ4a、 4bおよび4d単離物と、ならびに互いに低い相同性を表 すが、GB809はZ4と同じサブタイプに属すると思われる。これらの相同性 は同じタイプ4への分類に対応するが、タイプ4の異なるサブタイプへの分類で ある:GB549はサブタイプ4eへ、およびGB809はサブタイプ4cへ分 類することが提案される。単離物GB116. GB358およびGB569が ら得た配列すべては、プローブ38で検出可能であるモティーフAATCGCC GGGATGACC1ならびに、プローブ19で検出可能であるモティーフTT TCCGGGCATTGAGCを表す。したがってプローブ38および19は、 サブタイプ4aの検出および分類に有用である。プローブ38はサブタイプ4a 、 4b、 4d、 4fおよび3bに特異的であり、一方ブローブ19はサブ タイプ3b−、4a、および4dを認職するが、新タイプ3cおよび4fともハ イブリダイズする。興味深いことには、新タイプ3b配列)ICV−TRがこれ らのプローブと交差反応する。しカルタイプ3−特異的プローブ21との反応性 から、3bは依然タイプ3と分類できる。
GB549も特徴的な−Tニーrイー7を表す。モーr イー7 AATCGC CGGGACGACCはプローブ40テ検出でき、および配列AATGCCCG GCAATTTG11プロ−フ41テ検出しつる。したがってプローブ4oおよ び41はサブタイプ4bのサブタイピングに有用である。
GB809と同一の反応性は、LiPAにおいてカメルーンがら得たふたつの試 料CAM600およびCAM736で得られた。NS5領域を配列決定した後、 これらの試料はGB809と同一のサブタイプに属すると結論でき、ならびに5 ゛非翻訳領域を配列決定した後に、すでにGB809に存在するふたつの同一モ ティーフが再び検出された。すなわちプローブ42で検出しうるモチイー 7  AATCGCCGAGATGACC,およびプローブ43テ検出しうるAATG CTCGGAAATTTGがサブタイプ4cに特徴的であることが分かり、プロ ーブ42および43はサブタイプ4cの検出および分類用に有用であると思われ る。しかしz4は、同じサブタイプ4cへの分類に対応するE1領域中に相同性 を示すが、ここでも独自な5’ UR配列を表し、プローブ7.5oおよび53 で検出できる。
単離物GB487. GB724およびBE97の5°非翻訳領域中の新規配列 が検出された。これらの単離物に関して、ボード領域の配列情報に基づくのでは ない新なサブタイプの分類が暫定的に提案された。すべて3種の単離物がプロー ブ50で検出可能な配列、TGCCTGGAAATTTGGGt14t。GB4 87ハ7’ローブ49で検出可能な独自の配列AATCGCCAGGATGAC Cを表し、暫定的にサブタイプ4hに分類される。GB724およびBE97は 、両方ともプローブ53で検出可能な配列、GGAATCGCCAGGACGA を含有し、暫定的にサブタイプ4gに分類される。
タイプ4単離物は、通常−238位にT、および−235位に^を表す。それゆ えに、プローブ37.38および51はより良いタイプ4の遺伝子型決定を行う ことができるはずである。
別の例において、BE95はLiPAにおいてプローブ7および17とのみハイ ブリダイズするが、すべての他の単離物とコード領域における低い約68%の相 同性を表す。しかしBE95と同じサブタイプへの分類(サブタイプ5aと提案 される)で一致し、BE95に対する相同性を表すBE96は除外する。BE9 5. BE96およびSAIはすべてプローブ44で検出可能な同じモティーフ 、G^GTGTCGAACAGCCT +プローブ45および47で検出可能な ^^TTGCCGGGAYGACC。
プローブ46で検出可能なTCTCCGGGCATTGAGCを表す。したがっ てプローブ44.45.46および47はタイプ5aの遺伝子型決定のために有 用である。
配列はBukhら(1992)により公表され、それらは独自のC^挿入を−1 44および一145位の間に含む。これらの単離物は暫定的にタイプ6と分類さ れ、およびプローブ48の手段によって検出できる。
新たなC型肝炎ウィルスが単離物BE98から発見され、これはLiPAでプロ ーブ19とのみ反応した。5°非駐訳領域の配列には、プローブ54で検出しう る新たなモティーフ、GAATCGCCGGGTTGACが含まれる。コア領域 の配列決定により、遺伝子型3aおよび3bに対しおよそ等しく相違する相同性 を表す配列が明らかとなり、この原型配列には新たなタイプ3Cが提案される。
単離物GB438は、プローブ38および19で検出しうるサブタイプ4aに典 型的な配列モティーフを含有するが、E1領域ではやはり異なる配列を表し、タ イプ4a内の新たなサブタイプを表し、これをサブタイプ4fと命名した。サブ タイプ4aからの識別は配列番号51および7を用いたプローブの手段によって 行うことができる。
プローブ29はBE90の配列がら得たもので、プローブ51および52はGB 724の配列から得たものであるが、特定のIICVタイプまたはサブタイプの 遺伝子型決定を向上させるために有用でありうる。
実施例9:ヌクレオチドディスタンスの計算系統発生分析 すでに公表された配列はEMBLデータベース、公開35がら得た。他の配列は 本発明者により分析され、およびDDBJデータベースに寄託した。配列は系統 学推論パッケージ、3.50バージヨン(Phylogeny Inferen ce Package Version 3.5c)フェルセンスティン、19 93年3月(Felsenstein、 Mareh 1993)に対する連続 的様式中に与えられた。同一長の配列のみが同じ計算ニ含マレタ。使用シタフo  ’;f ラムハDNADIST、 PROTDIST、 DNAPARS、  PROTPAR3,NEIGHBOR,5EQBOOT、 C0N5ENSEオ ヨヒDRAWTREEテアツタ。最大DN^ティスタンスの見込マトリックスは 、Kimura−2パラメーター設定を使用してDNADISTにより作成され た。ブートストラップ分析は5EQBOOTを使用して、2000反復で行った 。これらすべてのマトリックスをさらにNeighbor−Joining設定 を使用しNEIGHBORで分析し、ならびにC0N5ENSEで分析してコン センサス樹系を計算した。5EQBOOTデータ設定もDNAPARSプログラ ムで1130回の反復で分析された。推定のタンパク質配列は、PROTDIS Tで分析され、続いてNEIGHBORで分析された。最終的にプログラムDR AYTREEは系統発生樹系図の図形的出力を創造するために使用された。すべ ての分析はSUN 5PARCIPXコンピューターステーションで行われた。
NS5領域 Enomotoらにより記載されたプライマーの組(1990)を使用して、1 3の種々の単離物由来の340bp長のN55b PCR断片を増幅、クローン 化および配列決定した。このヌクレオチド配列を、PHYLIP 3.5cパツ ケージのDN^DISTプログラム(Felesentstein、 1993 )を使用して系統発生樹系図を作るために使用した。6つの主な群または゛タイ プの多様性はこの根無し木の証明である。各群はさらにふたつ以上の亜群または ′サブタイプ′に細分することができた。以下の集団(緊密に関連した単離物か ら成る群)が作られた:1a、1b、2b、 3a、3b、4aおよび5a0こ の集団化は反復2000の5EQB00T/DNADIST/NEIGHBOR /C0N5ENSEプログラムを使用する100%のブートストラップ様式の再 サンプルデータに現れた。ブートストラップ様式のDNAPAR3分析も同様な 集団化を生じた。DNADISTマトリックスから、単離物間、タイプ間および サブタイプ間の分子の進化的ディスタンスを計算できた。上記に示した分割され た集団のみをこれらの計算に含めた。
ひとつのサブタイプの単離物間でこの範囲は0.0148から0.1064(平 均0゜0623 ;標準偏差0.0181)であった。サブタイプ間のディスタ ンスは0.1654から0.2675(平均0.2312:標準偏差0.018 2)であり、タイプ間では0.3581から0.6549(平均0.4942. 標準偏差0.0485)の範囲であった。しかし例外も現れた。
!1cmJ6と単離物BE92との間のディスタンスは0.1539であり、デ ィスタンス間としては低いディスタンス値であるが、しかし同一サブタイプ間に 属する単離物間で得られたどのような値よりもはるかに高かった。HC−J6と BE92との間のNS5ヌクレオチド配列の相同性は86.2%だった。ブート ストラップ様式のDNAデータベースは両方の配列をこの場合98.8%にまと め、これはサブタイプ2a分類に関しては異議のあるところであるが、しかし分 子進化的ディスタンスおよびBE92の5°LIRの配列から暫定的にこの単離 物をサブタイプ2cに分類した。
GB809はタイプ4a集団から、0.1509(最小/最大= 0.1384 10.1597)(7)平均ディスタンスに位置した。87.4%の最大相同性 がGB809とGB358(タイプ4a)の間に存在する。しかし、これらのデ ータがら、観察された5’ UR中の変異性と共に新たなタイプ4サブタイプ4 cを作ることが可能になる。GB549は新たなサブタイプ4eを表し、ヌクレ オチド水準で4a集団から0.2426のディスタンスを:サブタイプ4cから 0.2403のディスタンスを;およびGB438から0.1738のディスタ ンスを有する。単離物GB438はおそらく別のタイプ4サブタイプを表すかも しれないが、暫定的に4fと命名する。
コア/El領域 DNA5DISTプログラムを使用するヌクレオチド378と957との間にあ るコア/El領域に関する系統発生樹系図は6つの主要支脈を生じ、6つの異な る遺伝子型を表す。2000回の反復でブートストラップ様式のりサンプリング 分析から、100%の確実性で、以下の集団を明らかにできた;サブタイプ1a 、lb、 2a、2b、3aおよび4a0サブタイプ4C% 4e、 4fおよ び5aはひとつの単離物により表されるだけなので、この集団化はこれらには不 適当である。DNADISTマトリックスに基づき、同一サブタイプに属する単 離物に関する分子の進化的ディスダンスは、0.0402がら0.111(平均 0.0772、標準偏差0.0197)、サブタイプ間は0.1864から0. 3535(平均0.2833、標準偏差0.0350)、およびタイプ間は0. 3824から0.6230(平均0.4894、標準偏差0.0554)の範囲 にあった。
DNADISTマトリックスからのディスタンスはさらに、タイプ4中に少なく とも4つの異なるサブタイプが存在する証明を提供した。タイプ4aは0゜00 83の平均相互ディスタンスを有する;一方タイブ4c、4eおよび4fでの平 均は0.2602であった。サブタイプ4cおよび4fは4eから、それぞれ0 .2047および0.1864離れており、一方4cと4fとの間のディスタン スは0.2316であった。
NS3/4領域 すでに記載したタイプ3aエピトープ領域(Stuyverら1993a)およ びEMBLデータバンクの他の配列を含むDNA配列は、DNADISTおよび NEIGHBORを使用してヌクレオチドディスタンスを計算するために使用さ れた。DNADISTマトリックスから単離物間の分子的進化のディスタンスは 0.0407から0゜1181(平均0.0855、標準偏差0.0190)、 サブタイプ間は0.2281がらo、2603(平均0.2416、標準偏差0 .0098)およびタイプ間は0.4052から0.6247(平均0.488 9、標準偏差0.0531)の範囲であった。
実施例10 実施例の導入部、および前述の実施例中に記載したように、5’ URの可変領 域は遺伝子型に特異的な配列を、実施例8に記載したように新たに発見された遺 伝子型中にも含むと期待され、従ってそのような新たな遺伝子型−特異的モティ ーフは、実施例8に記載したような遺伝子型−特異的プローブの手段によって再 度検出されるべきである。それゆえに、プローブ32および実施例8に記載した プローブ31.33.34.37.38.44.45および46を合成し、ニト ロセルロース膜に適用し、実施例3および4に記載したようなビオチン−標識P CR断片を用いたラインプローブアッセイを行った。ただしPCR断片の合成中 に、bio−11−dUTPから取り込まれたものではな(、配列番号3および 4を用いた5゛−ビオチン化プライマー、または配列番号1および2を用いた5 °−ビオチン化プライマーから取り込まれたビオチンを用いたPCR生成物の標 識は除外した。
第6図は、HCVのタイプ1ではないHCVタイプ2の5’ OR断片の、配列 番号32を用いたプローブへのタイブー特異的ハイブリダイゼーションを表す。
サブタイプ2aおよび2b単離物の両方が特異的にプローブ32とハイブリダイ ズした。
第7図において、配列番号33および34のプローブは、血清BE92由来の遺 伝子型2c PCR生成物と特異的にハイブリダイズすることを表すことができ た。一方遺伝子型2aおよび2b血清は、それぞれ2aおよび2b遺伝子型−特 異的プローブとの特異的ハイブリダイゼーションを観察することができたが、こ れらのプローブ(配列番号33および34)に対しては反応しなかった。新しい 遺伝子型2cは、最近発見された他の遺伝子型2cとは異なるかもしれないと思 われたので、このサブタイプの種類のための別の名前が提案できる。
第8図は、タイプ4血清を用いて行ったラインプローブアッセイを表し、最も共 通なタイプ4血消のプローブ37および38への特異的ハイブリダイゼーション を表す。
第9図は、タイプ5a血清のプローブ44.45.46およびプローブ7に対す る特異的ハイブリダイゼーションを図解し、一方タイブ4血清の反応性は通常プ ローブ31に限られ、プローブ44がら46に対しては存在しない。
それゆえに、配列番号18のプローブのタイプ4およびタイプ5単離物の両方に 対する混乱は、今では配列番号19のプローブに加えて配列番号37.38.4 4.45.46.7.30、おび31のプローブを遺伝子型4および5を識別す るために採用することにより、便利に克服できる。
実施例11 実施例3および4で概説したような他のハイブリダイゼーション条件(温度およ び緩衝液)を使用することが好ましいかもしれない。それゆえに、配列番号93 .94.95および96のプローブをニトロセルロース膜に適用した。第10図 は実施例4に記載されたようなタイプ4血清GB116およびタイプ5a血消B E95を用いたラインプローブアッセイを表すが、以下が異なる:PCR断片を NaOH/SDS中で変性させた後、3XSSC(Maniatisら、(19 82))および1%ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)から成る1、0mlのハ イブリダイゼーション溶液(50°Cに予め暖めた)を変性PCR生成物に加え 、ハイブリダイゼーションを振盪湯浴中で50℃、2時間行った。片を同じハイ ブリダイゼーション緩衝液で50°Cで30分間洗浄し、その後実施例4に記載 されたように洗浄および発色を行った。第1O図では、明らかなタイブー特異的 反応を観察できる。それゆえに、タイプ−特異的ハイブリダイゼーションは、ハ イブリダイゼーションブローブにわずかに変更を加えた後に実施例4および10 中に記載されたような他のハイブリダイゼーション条件でも得られた。例えば特 定のハイブリダイゼーション条件で、より特異的なハイブリダイゼーションを行 うために、プローブの位置を変更することができ、例えばタイブー特異的ヌクレ オチドがプローブの中央部に位置するようにプローブを配置することができる。
特定のプローブについて、他のハイブリダイゼーション条件中でも特異性を保持 するために、連続的!1CV配列を長くし、または短くし、かつ/またはプロー ブのセンスを逆にして、特定の好ましい温度または塩濃度条件で遺伝子型−特異 的ハイブリダイゼーションを可能にすることも好ましいかもしれない。しかし場 合によっては、イノノン類または誤対合ヌクレオチドを含めて、遺伝子型−特異 的ハイブリダイゼーションが特定の温度または塩濃度条件で起こるようにするこ とが好ましいかもしれない。例えば配列番号37のプローブは、タイプ4と5単 離物間を実施例10に記載したようなテトラメチルアンモニウムクロライド緩衝 液中で識別できたが、いまでは連続的HCv配列の3゛末端を2ヌクレオチド延 長することにより配列番号93(5°−GAGTGTTGTACAGCCTCC −3’ )に変更され、プローブ93はSSC/SDSハイブリダイゼーション 緩衝液中で特異活性を表した(第10図)。配列番号44のプローブはタイプ4 と5単離物間を実施例10に記載したようなテトラメチルアンモニウムクロライ ド緩衝液中で識別できたが、いまでは連続的11cV配列の3′末端を1ヌクレ オチド延長することにより配列番号96(5−GAGTGTCGAACAGCC TC−3”Iに変更され、プローブ96はSSC/SOSハイブリダイゼーショ ンV!衝液中で特異滑液中表した(第10図)。配列番号46のアンチセンスプ ローブは、−132から−117の位置を標的とし、タイプ4と5の単離物間を 実施例10に記載したようなテトラメチルアンモニウムクロライド緩衝液中で識 別できたが、今では配列IS番号95(5’ −TGCCCGGAGATTTG GG−3”)に変更され、これは−126から−111の位置を標的とするセン スプローブであり、プローブ95はSSC/SDSハイブリダイゼ−ノヨン緩衝 液中で特異活性を表した(第10図)。
実施例では当業者に対して、実施例4に与えたような遺伝子型−特異的変異、ま たは他の新たな、または今後発見される遺伝子型中に存在する遺伝子型−特異的 変異を標的とするためのプローブを開発する多(の可能性を説明した。
表 3 HCV LipaタイピングおよびHcv抗体アッセイの最終結果引用 文献 Barany F(1991)、クローン化耐熱性リガーゼを使用する遺伝子疾 患の検出およびDNA増幅(Genetic disease detecti on and DNA amplificati。
n using cloned thermostable ligase、  ) Proc Natl^cad Sci Its^88:P 89−193゜ Bej^、 Mahbubani M、 Miller R,Di Ce5ar e J、 Haff L、^tlas R(1990)水中の病原細菌および指 標を検出するための多重PCR増幅および固定化捕獲プローブ(Multipl ex PCRaIIIplification and immobilize d capture probes for detection of ba cterial pathogens and 1ndicators i■ water、) Mol Ce1l Probes 4:353−365゜Bu kh J、 Purcell R,Miller R(1992) C型肝炎ウ ィルスの5゛非コード領域の配列分析(Sequence analysis  of the 5°noncoding region of hepatit is Cvirus、 ) Proc Natl Acad Sci USA  89:4942−4946゜Bukh J、 Purcell R,Mille r R(1993)世界中から集められた単離物の推定上のE1遺伝子の配列分 析により予想されたC型肝炎ウィルスの少な(とも12遺伝子型(^t 1ea st 12 genotypes of hepatitis Cvirus  predicted by 5equence analysis of th e putative El gene of 1solatescollec ted worldwide、) Proc Natl Acad Sci U SA 90:8234−8238Cha T、 Beal E、 Irvine  B、 Kolberg J、 Chien D、 Kugo G、 Urde a M(1992)、少なくとも5つの関連した、しかし別個のC型肝炎ウィル ス遺伝子型が存在する(^t 1east five related、 bu t distinct、 hepatitis Cviral genotyp es exist、 ) Proc Natl Acad Sci USA 8 9ニア144−7148Chan S、Simmonds P、McOmish  F、Yap P、Mitchell R,Dow B、Follett E、  (1991)異なる3種のC型肝炎ウィルスによる感染に対する血清学的応答 (Serological responses to 1nfection  with three different types of hepati tis Cvirus、 )Lancet 338:1991゜Chan S、  licomish F、 Holmes E、 Day B、 Peuthe rer J、 Follett E、 Yap P、Simmonds P(1 992a)新規C型肝炎ウィルスタイプの分析、およびその現存する変異体に対 する系統発生的関係(^nalysis of a new hepatiti sCvirus type and its phylogenetic re lationship to existing variants、) J  Gen Virol 73:1131−1141゜Chan S、 )lolm es E、 McOmish F、 Follett E、 Yap P、 S ia+a+onds P(19X2 b)新規で高度に異なるHCVタイプ(タイプ3)の系統発生的分析:感染に関 する配列変異性の血清学的応答に対する効果。C型肝炎ウィルスおよび関連ウィ ルスを対象としたウィルス分子学および病原論(Phylogenetican alysis of a new highly divergent HCV  type(type3):effect of 5e■ uence variability on serological res ponces to 1nfection、 In:Hep≠■ itis Cvirus and related viruses、 Mo1 ecular Virology and pathoge■ esis、 )イタリアペニスでの第一回定例総会、抄録D5.73゜Chom czynski P、 5acchi N (1987)グアニジニウム酸チオ シアネートーフェノールークoロホルム抽出にょる単回RNA単離法(Sing le 5tep method of RNA1solation by ac id guanidinium thiocyanate−phenol−ch loroform extraction、 )^nal Biochem 1 62:156−159゜Choo Q、 Richman K、 Han J、  Berger K、 Lee C,Dong C,Gallegos C。
Co1t D、 Medina−3elby A、 Barr P、 1lei ner A、 Bradley D、 Kuo G、 Ho■ ghton M (1991)C型肝炎ウィルスの遺伝的組織および多様性(G enetic organization and diversity of  the hepatitis Cvirus、 ) Proc Natl A ■ ad Sci USA 88:2451−2455゜Compton J(19 91)、核酸配列を基本とした増幅(Nucleic acid 5equen ce−based amplification、 ) Nature、 35 0:91−92゜Duck P(1,990)キメラ環化オリゴヌクレオチドに 基づくプローブ増幅系(Probe amplifier system ba sed on chimeric cycling oligonucleot i■ es、 )Biotechniques 9.142−147゜Enomoto  N、 Takada A、 Nakao 丁、 Date T(1990)日 本にはふたつのタイプのC型肝炎ウィルスが存在する(There are t wo types of hepatitis Cvirus in Japa n、)Biochem Biophys Res Comm 170:1021 −1025゜Guatelli J、 Whitfield K、 Kwoh  D、 Barringer K、 Richman D、Gengera T( 1990)レトロウィルスによる複製後に模擬実験された多重酵素反応による核 酸の等温のインビトロ増幅(Isothermal、 in vitro am plification of nucleic acids by a mu ltienzyme reaction modeled after re■ roviral replication、 ) Proc Natl Aca d Sci USA 871874−1878、Inchaupse G、^b e K、 Zebedee S、 Na5off M、 Pr1nce^(19 91)ポリメラーゼ連鎖反応による感染血清中のウィルスRNAの検出のための C型肝炎ウィルス由来保存領域の使用(υse of conserved 5 equences from hepatitis Cvirus for d etection of viral RNAin 1nfected 5er a by polymerase chain reaction、 ) ll epatology、 14:595−600゜Jacobs K、 Rude rdorf R,Ne1ll S、 Dougherty J、 Brown  E、 Fr1tschE(1988)テトラアルキルアンモニウム塩溶液中では オリゴヌクレオチド二重鎖の熱安定性は配列非依存的である組み替えDNAクロ ーンの同定への応用(丁he thermal 5tability of o ligonucleotide duplexes is 5equence  1ndependent in tedraalkylammonium 5a lt 5olution:applicatio■ to identifying recombinant DNA clone s)、Nucl Ac1d Res 16:4637−4650゜ Kanai K、 Kako M、 Okamoto H(1992)慢性C型 肝炎のIIcV遺伝子型およびインターフェロンへの応答(HCV genot ypes in chronic hepatitis ’Cand resp onse to 1nterferon、 ) Lancet 339:154 3゜Kato K、 Hijikata M、 Ootsuyama Y、 N akagawa M、 0hkoshi S、 Sugimura T、 Sh imotohno K(1990)非A非B肝炎の日本人患者由来ヒトC型肝炎 ウィルスゲノムの分子クローニング(Molecular cloning o f the human hepatitis Cvirus genomef rom Japanese patients with non−^、non −B hepatitis、 ) Proc Natl Acad Sci U SA 87:9524−9528゜Kubo Y、 Takeuc’hi K、  Boonmar S、 Katayama T、 Choo Q、 Kuo  G、 Veiner A、Bradly D、 lloughton M、 5 aito I、 Miyamura T(1989)日本にて輸血後の非A非B 肝炎に関わる供与者から単離したC型肝炎ウィルスのcDN^DNAA cDN A fragment of hepatjtis Cvirus 1sola ted from an 1rnplicated donor of pos t−transfusion non−^、non−B hepatitis  in Japan、) m ucl Ac1ds Res 17:l036g−10372,Kwoh D、  Davis G、 Whitfield K、 Chappelle H,D imichele L、 Gingeras T(1989)転写に基づく増幅 系、およびビーズ−を基本としたサンドイッチハイブリダイゼーション様式を用 いた増幅ヒト免疫不全ウィルスタイプ1の検出(Transcription− based amplification system and detec tion of amplified human immunodefic■ ency virus typel with a bead−based s andwich hybridization forma煤B ) Proc Natl^cad Sci USA86 :1173−1177 ゜Landegren U、 Kaiser R,5anders J、 fl ood L(1988)リガーゼを仲介した遺伝子検出法(Ligase−me diated gene detection technique、 ) 5 cience 241:1077−1080. Lee C,Cheng C, fang J、 Lumeng L(1992)5’非翻訳領域の非保存配列を 用いたC型肝炎ウィルスの同定(Identification ofhepa titis Cviruses with a nonconserved 5 equence of the 5°untranslated region 、 ) J C11n Microbiol 30:1602−1604Liz ardi P、 Guerra C,Lomeli H,Tussie−Lun a I、 Kramer F(1933)組ミ替えRN^ハイブリダイゼーショ ンプローブの指数関数的増幅(Exponentialamplificati on of recombinant RNA hybridization  probes、)Bio/s echnologV 6:1197−1202、Lomeli H,Tyagi  S、 Pr1ntchard C,Li5ardi P、 Kramer F (1939)複製しうるハイブリダイゼーシヨンプローブの使用に基づ(定量的 アッセイ(Quantitative asseys based on th e use of replicatable hybridiza■ ion probes、 ) C11n Chem 35:1826−1831 ゜Maniatis T、 Fr1tsch E、 Sambrook J(1 982)モレキュラークローニンク:実験マニュアル。コールドスプリングハー バ−ラボラトリ−出版、コールドスプリングハーバ−1NY、 (Molecu lar cloning : a laboratorymanual、 Co 1d Spring 1larbor Laboratory Press、C o1d Spring 1larbo秩B NY) Mori S、 Kato N、 YagyuΔ、 Tanaka T、 Ik eda Y、 Petchclai B、 Chiewsilp P、 Kur imura T、 Shimotohno K(1992)タイ国における患者 のC型肝炎ウィルスの新タイプ(八new type of hepatiti s Cvirus in patientsin Thailand、 ) B iochem Biophys Res Comm 183:334−342゜ Nakao T、 Enomoto N、 Takada N、 Takada  A、 Date T(1991)制限長多形によるC型肝炎ウィルスゲノムの タイピング(Typing of hepatitis Cvirus gen omes by restriction length polymorph ism、 )J Gen Virol 7Q: 2105−2112゜ Oka+noto H,0kada S、 Sugiyama Y、Yotsu moto S、 Tanaka T、Yoshizava H,Tuda F、  Miyakawa Y、 Mayumi M(1990)C型肝炎ウィルスゲ ノムの5゜末端配列(The 5’ terminal 5equence o f the hepatitis Cvirus genome。
) Japan J Exp Med 60:167−177゜0karnot o Il、0kada S、Sugiyama Y、Kurai K、l1zu ka H,Machida A、Miyakawa Y、 Mayumi M( 1991)ヒトキャリアーから単離したC型肝炎ウィルスのゲノムRN^のヌク レオチド配列二報告された単離物の保存および異種領域の比較(Nucleot ide 5equence of the genomic RNA of h epatitisCvirus 1solated from a human  carrier:con+parison with reportedis olates for conserved and divergent r egions、) J Gen Virol 72:20kamoto +l、  Sugiuama Y、 0kada S、 Kurai K、 Akaha ne Y、 Sugai Y、 Tanaka T、 5ato K、 Tsu da F、 Miyakawa Y、 Mayumi M(1992a)タイブ ー特異的プライマーを用いたポリメラーゼ連鎖反応によるC型肝炎ウィルスのタ イピング:臨床的調査および感染源の追跡(Typing hepatitis  Cvirusby polymerase chain reaction  with type−specific primers:applicati on to clinical 5urveys and tracing 1 nfectious 5ources、) J GenVirol 73:67 3−679゜ Okamoto■、 Kurai K、 0kada S、 Yamamoto  K、 Lizuka II、 Tanaka T、 Fukuda S、 T suda F、 Mishiro 5(1992b)報告された単離物に対して 相同性が良くないC型肝炎ウィルスゲノムの完全長配列:4種の別個の遺伝子型 の比較研究(Full−1ength 5equences of a hep atitis Cvirus genome having poor hom ology to reported 1solates:comparati ve 5tudy of fB ur distinct genotype、 ) Virology 188 :331−341゜Pozatto G、Moretti M、 Franzi n F、 Croce L、 Tiribe/lli C,MasayuT、  Kaneko S、 Unoura M、 Kobayashi K(1991 )種々のC型肝炎つイルスクローンテノ肝臓疾患の重症度(Severity  of 1iver disease with different he’p atitis CviraL clones、 ) Lancet 333:5 Q9゜5aiki r、Ge1fand D、5toffel S、5char f S、Higuchi R,Horn G、Mullis K、Er1ich  H(1988)耐熱性ポリメラーゼを用いたDNAのプライマー指令型酵素的 増幅(Primer−directed enzymatic amplifi cation of DNA with a thermostable DN A polymerase、) 5cience 239:487−491゜5 trezoska Z、 Pauneska T、 Radosavljevi c D、 Labat I、Drmanac R,Crkvenjakov R (1991)ハイブリダイゼーションによるDNA配列決定:非−ゲルーニ基づ (方法による100塩基の解読(DNA sequencing by hyb ridization+100 bases read by a non−g el−based method、 ) Proc Natl Acad 5モ ■ USA 88:10089−10093゜Takamizawa^、 Mori  C,Fuke 1. Manabe S、 Murakami S、 Fuj ita J。
0nishi E、 Andoh T、 Yoshida I、 Okayam a It (1991)ヒトキャリアーから単離したC型肝炎ウィルスの構造お よび組織(Structure and organization of t he hepatitis Cvirus 1solated from hu man carriers、 )J VirB 165・1105−1113゜ Walker G、 Little M、 Nadeau J、 5hank  D(1992)制限酵素/DNAポリメラーゼ系によるDNAの等温インビトロ 増幅(Isothermal in vitro amplification  of DNA by restriction enzyme/DNA po lymerase system、) P■ oc Natl Acad Sci US^89:392−396゜fu D、  Wallace B、 (1989)ライゲーション増幅反応(LAR)−鋳 型依存的ライゲーノヨンの連続的循環を使用する特別なりNA配列の増幅(Th e ligation amplification reaction(LA R)−amplification of 5pecific DNA 5e■ uences using 5equential rounds of te mplate−dependent ligation、 j Genomics 4:560−569゜Yoshioka K、 Kakum u S、 Wakita T、 Ishikawa T、 Itoh Y、 T akayanagiM、 Higuchi Y、 5hibata M、 Mo rishima T(1992)ポリメラーゼ連鎖反応によるC型肝炎ウィルス の検出およびインターフェロン治療への対応、C型肝炎ウィルスの遺伝子型に対 する関連性(Detection of hepatitis Cvirus  by polymerase chain reaction and res ponse to 1nterferon−t■ erapy:relationship to genotype of he patitis Cvirus、 ) Hepatolog■ 16:293−299゜ Figure 3 Fjure5、慢月 配列番号 Hcv−I 5AGVQEDAASLRACI(R18−Q−TH−に−−−− −一一一〇 Figure 6 、工、−〇 −−−−D E F G −日 、−1 J K Figure 7 一一一 −E Figure 8 一−B Figure 9 Figure N。
フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE) 、0A(BF、BJ、CF、CGCA、CH,CZ、DE、DK、ES、FI、 GB、HU、JP、KP、KR,KZ、LK、LU、LV、MG、MN、MW、 NL、No、NZ、PL、PT、RO。
RU、SD、SE、SK、UA、US、UZ、VN(72)発明者 ロツソー、 ルデイ ベルギー国ビーー2180エケレン・ウイルゲンホーベ ストラード45 (72)発明者 パン・ホイベルスウイン、フーゴベルギー国ビー−9270カ ルケン・コルマン

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.生物学的試料中に存在するHCV単離物の遺伝子型を決定するために、(i )ひとつのHCV単離物の被検体鎖中に存在する、5′非翻訳領域のヌクレオチ ド−291位から−66位に伸長するドメイン中の遺伝子型に特異的な標的領域 にハイブリダイズすることができるプローブであり、または(ii)任意の上記 に定義したプローブに相補的なプローブである、少なくともひとつのプローブの 使用。
  2. 2.以下の工程: −生物学的試料中のリボヌクレオチド、またはデオキシリボヌクレオチドが接近 できるように作られた試料を、必要に応じて適当な変性条件下で少なくともひと つのプローブと接近させ、該プローブは(i)ひとつのHCV単離物の5′非翻 訳領域のヌクレオチド−291位から−66位に伸長するドメイン中の領域にハ イブリダイズすることができ、または該プローブは(ii)任意の上記に定義し たプローブに相補的であり、ならびに −該プローブと同定すべきHCV単離物のヌクレオチド配列との間にあるいは形 成された複合体を検出する、ことを含んで成る生物学的試料中に存在するHCV 単離物の遺伝子型決定法。
  3. 3.少なくともふたつのプローブを含んで成るプローブの組を使用する、請求の 範囲第2項記載の方法。
  4. 4.使用するプローブが以下のひとつのドメイン中の少なくとも5ヌクレオチド : a)ヌクレオチド−293位からヌクレオチド−278位に伸長するもの(図2 および4) b)ヌクレオチド−275位からヌクレオチド−260位に伸長するもの(図2 および4) c)ヌクレオチド−253位からヌクレオチド−238位に伸長するもの(図2 および4) d)ヌクレオチド−244位からヌクレオチド−229位に伸長するもの(図2 および4) e)ヌクレオチド−238位からヌクレオチド−223位に伸長するもの(図2 および4) f)ヌクレオチド−170位からヌクレオチド−155位に伸長するもの(図2 および4) g)ヌクレオチド−141位からヌクレオチド−117位に伸長するもの(図2 および4) h)ヌクレオチド−83位からヌクレオチド−68位に伸長するもの(図2およ び4) i)ヌクレオチド−103位からヌクレオチド−88位に伸長するもの(図2お よび4) j)ヌクレオチド−146位からヌクレオチド−130位に伸長するもの、の領 域を標的とする、請求の範囲第2項または第3項記載の方法。
  5. 5.決定すべきHCVの各タイプまたはサブタイプのために、ふたつの異なるプ ローブの組またはふたつのプローブの混合物が使用され、該組または混合物の各 プローブが、請求の範囲第4項のように、以下のドメインの対の一覧の中からそ れぞれ選択されたそれぞれ異なる領域を標的とする: *ヌクレオチド−170位からヌクレオチド−155位に伸長するもの(図2お よび図4中)、およびヌクレオチド−141位からヌクレオチド−117位に伸 長するもの(図2および図4中)、*ヌクレオチド−170位からヌクレオチド −155位に伸長するもの(図2および図4中)、およびヌクレオチド−103 位からヌクレオチド−88位に伸長するもの(図2および図4中)、*ヌクレオ チド−141位からヌクレオチド−117位に伸長するもの(図2および図4中 )、およびヌクレオチド−103位からヌクレオチド−88位に伸長するもの( 図2および図4中)、*ヌクレオチド−170位からヌクレオチド−155位に 伸長するもの(図2および図4中)、およびヌクレオチド−83位からヌクレオ チド−68位に伸長するもの(図2および図4中)、*ヌクレオチド−141位 からヌクレオチド−117位に伸長するもの(図2および図4中)、およびヌク レオチド−83位からヌクレオチド−68位に伸長するもの、 *ヌクレオチド−170位からヌクレオチド−155位に伸長するもの(図2お よび図4中)、およびヌクレオチド−146位からヌクレオチド−130位に伸 長するもの(図2および図4中)、*ヌクレオチド−132位からヌクレオチド −117位に伸長するもの(図2および図4中)、およびヌクレオチド−146 位からヌクレオチド−130位に伸長するもの(図2および図4中)、*ヌクレ オチド−146位からヌクレオチド−130位に伸長するもの(図2および図4 中)、およびヌクレオチド−103位からヌクレオチド−88位に伸長するもの (図2および図4中)、請求の範囲第4項記載の方法。
  6. 6.少なくともひとつの以下の配列: 【配列があります】(配列番号:5) 【配列があります】(配列番号:6) 【配列があります】(配列番号:7) 【配列があります】(配列番号:8) 【配列があります】(配列番号:9) 【配列があります】(配列番号:10)【配列があります】(配列番号:11) 【配列があります】(配列番号:12)【配列があります】(配列番号:13) 【配列があります】(配列番号:14)【配列があります】(配列番号:15) 【配列があります】(配列番号:16)【配列があります】(配列番号:17) 【配列があります】(配列番号:18)【配列があります】(配列番号:19) 【配列があります】(配列番号:20)【配列があります】(配列番号:21) 【配列があります】(配列番号:22)【配列があります】(配列番号:23) 【配列があります】(配列番号:24)【配列があります】(配列番号:25) 【配列があります】(配列番号:26)【配列があります】(配列番号:27) 【配列があります】(配列番号:28)【配列があります】(配列番号:29) 【配列があります】(配列番号:30)【配列があります】(配列番号:31) 【配列があります】(配列番号:32)【配列があります】(配列番号:33) 【配列があります】(配列番号:34)【配列があります】(配列番号:35) 【配列があります】(配列番号:36)【配列があります】(配列番号:37) 【配列があります】(配列番号:38)【配列があります】(配列番号:39) 【配列があります】(配列番号:40)【配列があります】(配列番号:41) 【配列があります】(配列番号:42)【配列があります】(配列番号:43) 【配列があります】(配列番号:44)【配列があります】(配列番号:45) 【配列があります】(配列番号:46)【配列があります】(配列番号:47) 【配列があります】(配列番号:48)【配列があります】(配列番号:49) 【配列があります】(配列番号:50)【配列があります】(配列番号:51) 【配列があります】(配列番号:52)【配列があります】(配列番号:53) 【配列があります】(配列番号:54)【配列があります】(配列番号:93) 【配列があります】(配列番号:94)【配列があります】(配列番号:95) 【配列があります】(配列番号:96)配列中YはTまたはCを表し、 KはGまたはTを表し、 ならびにRはGまたはAを表し、 −またはTがUに置換された対応する配列、−または上記に定義した配列に相補 的な配列、を標的とするような配列を有するプローブ。
  7. 7.ふたつの各プローブが、請求の範囲第4項のように、以下のドメインの対の 一覧の中からそれぞれ選択されたそれぞれ異なる領域を標的とする: *ヌクレオチド−170位からヌクレオチド−155位に伸長するもの(図2お よび図4中)、およびヌクレオチド−141位からヌクレオチド−117位に伸 長するもの(図2および図4中)、*ヌクレオチド−170位からヌクレオチド −155位に伸長するもの(図2および図4中)、およびヌクレオチド−103 位からヌクレオチド−88位に伸長するもの(図2および図4中)、*ヌクレオ チド−141位からヌクレオチド−117位に伸長するもの(図2および図4中 )、およびヌクレオチド−103位からヌクレオチド−88位に伸長するもの( 図2および図4中)、*ヌクレオチド−170位からヌクレオチド−155位に 伸長するもの(図2および図4中)、およびヌクレオチド−83位からヌクレオ チド−68位に伸長するもの(図2および図4中)、*ヌクレオチド−141位 からヌクレオチド−117位に伸長するもの(図2および図4中)、およびヌク レオチド−83位からヌクレオチド−68位に伸長するもの、 *ヌクレオチド−170位からヌクレオチド−155位に伸長するもの(図2お よび図4中)、およびヌクレオチド−146位からヌクレオチド−130位に伸 長するもの(図2および図4中)、*ヌクレオチド−132位からヌクレオチド −117位に伸長するもの(図2および図4中)、およびヌクレオチド−146 位からヌクレオチド−130位に伸長するもの(図2および図4中)、*ヌクレ オチド−146位からヌクレオチド−130位に伸長するもの(図2および図4 中)、およびヌクレオチド−103位からヌクレオチド−88位に伸長するもの (図2および図4中)、ふたつのプローブの組、またはふたつのプローブの混合 物。
  8. 8.次のHCVタイプ:HCVタイプ1、HCVタイプ2、HCVタイプ3、H CVタイプ4、HCVタイプ5、HCVタイプ6を含有すると思われる生物学的 試料から、少なくともひとつの上記HCVタイプに属するHCV単離物の遺伝子 型を決定する方法であって、 −生物学的試料中のリボヌクレオチド、またはデオキシリボヌクレオチドが接近 できるように作られた試料を、必要に応じて適当な変性条件下で少なくともひと つのプローブと接近させ、少なくともひとつプローブが(i)ひとつのHCV単 離物の5′非翻訳領域のヌクレオチド−291位から−66位に伸長するドメイ ン中の領域とハイブリダイズすることができ、または該プローブが(ii)任意 の上記に定義したプローブに相補的であり、ならびに −該プローブと標的領域の間にあるいは形成された複合体を検出し、ならびに −観察されたハイブリダイズパターンから存在するHCVタイプを判断する、 工程を含んで成る、請求の範囲第2項ないし第7項のいずれか一項に記載の方法 。
  9. 9.次のHCVタイプ:HCVタイプ1、HCVタイプ2、HCVタイプ3、H CVタイプ4、HCVタイプ5、HCVタイプ6の少なくともひとつに属するよ うなHCV単離物の遺伝子型を決定する請求の範囲第8項記載の方法であって、 ここで使用する該プローブは少なくともひとつの以下の標的領域、またはTがU に置換された該領域、または該領域に相補的である領域を標的することができ: HCVタイプ1および6について:【配列があります】(No.5)【配列があ ります】(No.6) 【配列があります】(No.28) HCVタイプ1について:【配列があります】(No.29)HCVタイプ2に ついて:【配列があります】(No.8)【配列があります】(No.9) 【配列があります】(No.10) 【配列があります】(No.11) 【配列があります】(No.12) 【配列があります】(No.32) 【配列があります】(No.22) 【配列があります】(No.23) 【配列があります】(No.24) 【配列があります】(No.25) 【配列があります】(No.26) 【配列があります】(No.33) 【配列があります】(No.34) HCVタイプ3について:【配列があります】(No.13)【配列があります 】(No.14) 【配列があります】(No.21) 【配列があります】(No.36) 【配列があります】(No.54) HCVタイプ4および5について:【配列があります】(No.17)HCVタ イプ4について:【配列があります】(No.18)HCVタイプ4、3cおよ び3bについて:【配列があります】(No.19)HCVタイプ4および3b について:【配列があります】(No.38)HCVタイプ4について:【配列 があります】(No.37)【配列があります】(No.39) 【配列があります】(No.40) 【配列があります】(No.41) 【配列があります】(No.42) 【配列があります】(No.43) 【配列があります】(No.49) 【配列があります】(No.50) 【配列があります】(No.53) HCVタイプ5について:【配列があります】(No.45)【配列があります 】(No.47) 【配列があります】(No.46) 【配列があります】(No.44) HCVタイプ6について:【配列があります】(No.48)領域中、YはCま たはTを表し、およびKはGまたはTを表し、あるいは使用するプローブは上記 に定義したプローブの中から選択されたふたつのプローブの組である、上記方法 。
  10. 10.HCVのサブタイプを識別および分類する請求の範囲第9項記載の方法で あって、ここで請求の範囲第9項記載に定義された特定のHCVタイプとハイブ リダイズできる少なくともひとつのプローブに加えて、以下の標的領域、または TがUに置換された該領域、または上記に定義した領域に相補的な該領域を標的 する少なくともひとつのプローブが使用され: HCVタイプ1、サブタイプ1aについて:【配列があります】(No.31) HCVタイプ1、サブタイプ1bについて:【配列があります】(No.7) 【配列があります】(No.30) 領域中YはCまたはTを表し、 HCVタイプ2、サブタイプ2aについて:【配列があります】(No.9) 【配列があります】(No.10) 【配列があります】(No.22) 【配列があります】(No.24) 領域中RはAまたはGを表し、 HCVタイプ2、サブタイプ2bについて:【配列があります】(No.11) 【配列があります】(No.12) 【配列があります】(No.23) 【配列があります】(No.25) HCVタイプ2、サブタイプ2cについて:【配列があります】(No.33) 【配列があります】(No.34) HCVタイプ3、サブタイプ3aについて:【配列があります】(No.13) 【配列があります】(No.14) 【配列があります】(No.35) 領域中KはGまたはTを表し、 HCVタイプ3、サブタイプ3bについて:【配列があります】(No.19) 【配列があります】(No.38) 【配列があります】(No.21) HCVタイプ3、サブタイプ3cについて:【配列があります】(No.51) 【配列があります】(No.54) 【配列があります】(No.19) 【配列があります】(No.7) HCVタイプ4、サブタイプ4aまたは4dについて:【配列があります】(N o.38) 【配列があります】(No.19) タイプ4、サブタイプ4bについて: 【配列があります】(No.38) 【配列があります】(No.41) 【配列があります】(No.40) タイプ4、サブタイプ4cについて: 【配列があります】(No.42) 【配列があります】(No.43) 【配列があります】(No.50) 【配列があります】(No.53) 【配列があります】(No.7) タイプ4、サブタイプ4eについて: 【配列があります】(No.40) 【配列があります】(No.39) 【配列があります】(No.41) タイプ4、サブタイプ4fについて: 【配列があります】(No.19) 【配列があります】(No.38) 【配列があります】(No.51) 【配列があります】(No.7) タイプ4、サブタイプ4g(暫定的)について:【配列があります】(No.5 0) 【配列があります】(No.53) タイプ4、サブタイプ4h(暫定的)について:【配列があります】(No.4 9) 【配列があります】(No.50) あるいは使用されるプローブは上記に定義したプローブの中から選択されたふた つのプローブの組であり、ならびに、ひとつのタイプについてふたつのサブタイ プのみがある時は、それらが上述の領域のひとつを標的としないという事実から 判断されるサブタイプを排除することによって、これら上述のプローブが決定さ れると思われる、上記方法。
  11. 11.識別すべきHCVタイプまたはサブタイプが、以下のひとつの領域を標的 とするようなHCVの万能プローブにより同定される:【配列があります】(N o.20) 【配列があります】(No.27) 請求の範囲第2項ないし第10項のいずれか一項に記載の方法。
  12. 12.ハイブリダイゼーションの工程が標的する領域を含有するデオキシリボヌ クレオチドまたはリボヌクレオチドの増幅工程によって進められ、有利に以下の −タイプまたはサブタイプを決定すべき単離物を含有すると思われる生物学的試 料を、標的する領域を含むプライマーの組と接触させる工程であって、該プライ マーがHCVゲノムの保存領域と相補的であり、および好ましくはプライマーが HCVゲノムの5′非翻訳保存領域に相補的であり、該プライマー好ましくは少 なくとも15個の連続的ヌクレオチドを有し、該連続的ヌクレオチドがそれぞれ ヌクレオチド−341からヌクレオチド−171に伸長する領域、およびヌクレ オチド−67からヌクレオチド−1(図2および4の)に伸長する領域から選ば れた配列に相補的である工程、 −例えば上述のプライマーの組の手段によるポリメラーゼ連鎖反応を介し標的領 域を増幅させる工程、および場合によってジゴキシゲニンまたはビオチンのよう な標識を増幅された標的配列に取り込む工程(ここで該増幅工程が20から80 回繰り返され、有利には30から50回繰り返される)、 を含んで成る請求の範囲第2項ないし第11項のいずれか一項に記載の方法。
  13. 13.増幅が二重のPCR段階から成り、各段階に特別なプライマーの組が関与 し、該第一段階はヌクレオチド−341から−ヌクレオチド−186に伸長する 領域、およびヌクレオチド−52からヌクレオチド−1に伸長する領域から選ば れた外側のプライマー、ならびに特に以下の組:【配列があります】(No.1 ) 【配列があります】(No.2) あるいはこれらの相補鎖が関与し、 配列中、WはAまたはTを表し、ならびに該第二段階はヌクレオチド−326か らヌクレオチド−171に伸長する領域、およびヌクレオチド−68からヌクレ オチド−1に伸長する領域から選ばれた入れ子状に重複したプライマー、ならび に特に以下の組: 【配列があります】(No.3) 【配列があります】(No.4) 配列中RはAまたはG、およびYはTまたはCを表し、あるいはこれらの相補鎖 が関与する、請求の範囲第12項記載の方法。
  14. 14.生物学的試料に含有されるすべてのHCV単離物を同時に遺伝子型を決定 するための請求の範囲第2項ないし第13項のいずれか1項に記載された方法で あって、以下の要素のひとつ:−試料中の遺伝物質がハイブリダイゼーションで きるようにされている該生物学的試料、 −または該生物学的試料中に含有された精製された遺伝物質、−または精製され た遺伝物質に由来する単一のコピー、−または精製された遺伝物質に由来する増 幅されたコピーを、請求の範囲第2項ないし第13項のいずれか1項に記載され たプローブがすでに固定化されている固体支持体と接触させる、工程を含んで成 る上記方法。
  15. 15.請求の範囲第2項ないし第14項のいずれか1項に記載された任意のプロ ーブを以下の要素のひとつ: −試料中の遺伝物質がハイブリダイゼーションできるようにされている該生物学 的試料、 −または該生物学的試料中に含有された精製された遺伝物質、−または精製され た遺伝物質に由来する単一のコピー、−または精製された遺伝物質に由来する増 幅されたコピーここで該要素はすでに支持体に固定されている、と接触させる、 工程を含んで成る請求の範囲第2項ないし第14項のいずれか1項に記載された 方法。
  16. 16.既知のタイプまたはサブタイプとは異なる新規HCVタイプまたはサブタ イプの検出法および同定法であって、以下の:−生物学的試料中に存在するHC V単離物が既知のどのタイプまたはサブタイプに属するかを請求の範囲第2項に 定義した方法により決定する工程であって、場合により該生物学的試料はあるい はHCV抗原または抗体アッセイによるか、または請求の範囲第11項に定義し たようなHCVについての万能プライマーを使用することにより予め前記生物学 的試料がHCV含有であると決定されていてもよい工程、−請求の範囲第4項に 定義した任意のドメインから選ばれた領域を標的にすることができる少なくとも ひとつのプローブと陽性的にハイブリダイズしない試料が観察された場合には、 その試料中に存在するHCVタイプの完全なゲノムを配列決定するか、あるいは 決定すべき新規タイプおよび/またはサブタイプに相当する試料の5′非翻訳領 域のその部分(または複数の部分)を配列決定する工程、を含んで成る上記方法 。
  17. 17.生物学的試料中に存在する新規HCVタイプおよび/またはサブタイプの 検出法および同定法であって、(新規HCVタイプおよびサブタイプとは、新規 タイプを同定する場合にはタイプ1、タイプ2、タイプ3、タイプ4、タイプ5 、およびタイプ6とは異なるものであり;新規サブタイプを同定する場合にはタ イプ1HCV単離物についてはサブタイプ1aおよび1b、タイプ2単離物につ いてはサブタイプ2a、および2b、タイプ3単離物についてはサブタイプ3a 、3bおよび3c、タイプ4単離物についてはサブタイプ4a、4b、4c、4 d、4e、4f、4g(暫定的)および4h(暫定的)とは異なるものである) 、以下の: −分析すべき生物学的試料中のHCV単離物(複数のHCV単離物)が既知のど のタイプ(複数のタイプ)またはサブタイプ(複数のサブタイプ)に属するかを 請求の範囲第2項ないし第14項のいずれか一項による方法により決定する工程 であって、場合により該生物学的試料はあるいはHCV抗原または抗体アッセイ によるか、または請求の範囲第11項に定義したようなHCVについての万能プ ライマーを使用することにより予め前記生物学的試料がHCV含有であると決定 されていてもよい工程、−請求の範囲第9項および第10項に定義した任意のタ イプ特異的またはサブタイプ特異的ドメインから選ばれた領域を標的にすること ができる少なくともひとつのプローブとハイブリダイズしない試料が観察された 場合には、より具体的にはタイプ1について配列番号5、28および6と、タイ プ2について配列番号8から12または22から26および32から34と、タ イプ3について配列番号13、14、36、21、または54と、ならびにタイ プ4について配列番号17、18、19、37から43、49、50および53 と;ならびにサブタイプ1bについて配列番号7および30と、サブタイプ1a について配列番号31と、サブタイプ2aについて配列番号91022または2 4と、サブタイプ2bについて11、12、23または25と、サブタイプ2c について配列番号33または34と、あるいはサブタイプ3aについて配列番号 13、14または35と、サブタイプ3b、4aまたは4dについて配列番号3 8、21、および19と、サブタイプ4bについて配列番号38または41と、 サブタイプ4cについて配列番号42または43と;サブタイプ4eについて配 列番号39、40または41と、サブタイプ4fについて;配列番号51、38 、19または7と;推定のサブタイプ4hについては配列番号49または50と ;推定のサブタイプ4gについては配列番号50または53とハイブリダイズし ない試料が観察された場合には、試料中に存在するHCVタイプの完全なゲノム を配列決定するか、あるいは決定すべき新規ダイブおよび/またはサブタイプに 相当する試料の5′非翻訳領域のその部分(または複数の部分)を配列決定する 工程、 を含んで成る上記方法。
  18. 18.生物学的試料中に存在するHCV、および/またはHIV、および/また はHBV、および/またはHTLVのタイプ(複数のタイプ)ならびにサブタイ プ(複数のサブタイプ)の決定法であって、−以下のプローブを提供する工程、 *請求の範囲第1項ないし第8項のいずれかに定義した少なくともひとつのプロ ーブ、好ましくはプローブは請求の範囲第9項および第10項に定義したもので あり、HCVの遺伝子型決定(タイピングおよび/またはサブタイピング)が可 能であり、ならびに以下の少なくともひとつのプローブ: *上記生物学的試料中に存在しうるHIVタイプ1および/またはタイプ2のオ リゴヌクレオチドを検出できるプローブ、ならびに/または *上記生物学的試料中に存在しうるHBVサブタイプ、および/または(SAg )突然変異体および/または(CAg)突然変異体のオリゴヌクレオチドを検出 できるプローブ、ならびに/または*生物学的試料中に存在すると疑われるHT LV−Iおよび/またはHTLV−IIのオリゴヌクレオチドを検出できるプロ ーブ、−場合によって請求の範囲第12項または第13項に定義したプライマー の組に加えて、少なくともひとつの次のプライマー類であってPCR反応により 、ヒト免疫不全症ウイルス(HIV)、および/またはHBV、および/または ヒトT細胞リンフォトロピック(lymphotropic)ウイルス(HTL V)オリゴヌクレオチドのそれぞれを増幅させるためのプライマーの組を提供す る工程、ならびに生物学的試料中に存在しうるHCV、およびHBVおよび/ま たはHIVおよび/またはHTLVのいずれかを増幅させる工程、−上述の上記 定義のプローブと *試料中の遺伝物質がすでにハイブリダイゼーションできるようにされている生 物学的試料、 *または上記生物学的試料中に含有された精製された遺伝物質、 *または精製された遺伝物質由来の単一コピー*または精製された遺伝物質由来 の増幅コピーを、上述した上記定義のプローブと、プローブとHCVならびに少 なくともひとつの次のウイルス、HBV、および/またはHIV、および/また はHTLVの単離物の標的配列とがハイブリダイゼーションできる条件下で接触 させる工程、 −使用したプローブと生物学的試料に存在しうる標的領域との間に形成した可能 性のある複合体を検出する工程、を含んで成る上記方法。
  19. 19.固体支持体、具体的には膜片であって、その表面の既知の位置には以下の プローブ、またはそれらの相補鎖、または上述したプローブであってTがUに置 き換えられたものから選択されたものを含み:−請求の範囲第9項および第10 項に記載の配列番号5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15 、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27 、28から54および93から96、ならびにこれらのプローブと、区別される べきHCV単離物が存在する生物学的試料中に含まれると思われるHCVのリボ またはデオキシリボヌクレオチド鎖との間にハイブリダイゼーシヨンがあるかど うかを決定するための対照を含む固体支持体。
  20. 20.任意のHCV単離物をインビトロで識別するためのキットであって、−H CV単離物の存在を同定するための手段、−請求の範囲第1項に定義した少なく ともひとつのプローブ、−これらプローブとHCV単離物のcDNAおよび/ま たはRNAとの間で行われるべきハイブリダイゼーション反応を可能にする緩衝 液を作成するために必要な緩衝液または成分、−適当である時には、ハイブリダ イゼーションの進行から生成するハイブリッドを検出するための手段、を含む上 記キット。
  21. 21.HCV単離物を含有すると思われる生物学的試料から少なくともひとつの HCV単離物をダイピングするための、ならびにHCVタイプおよびサブタイプ に従いHCV単離物を分類するためのキットであって、−場合により請求の範囲 第11項に定義したひとつのプローブ、 −請求の範囲第2項ないし第10項に記載された任意の中から選択された少なく ともひとつのプローブ、−これらのプローブとHCV単離物のcDHAおよび/ またはRNAとの間で行われるべきハイブリダイゼーション反応を可能にする緩 衝液を作成するために必要な緩衝液または成分、−適当である時には、ハイブリ ダイゼーションの進行から生成するハイブリッドを検出するための手段、を含む 上記キット。
  22. 22.少なくとも次のひとつのHCVタイプ(HCVタイプ1、HCVタイプ2 、HCVタイプ3、HCVタイプ4、HCVタイプ5、HCVタイプ6)に属す るHCV単離物のタイピングのためのキットであって、少なくともひとつの請求 の範囲第9項に定義したプローブ、 −これらプローブと上記HCV単離物のcDNAsおよび/またはRNASとの 間で行われるべきハイブリダイゼーション反応を可能にする緩衝液を作成するた めに必要な緩衝液または成分;−適当な場合にはハイブリダイゼーションの進行 から生成するハイブリッドを検出するための手段、を含む上記キット。
  23. 23.HCVタイプおよびサブタイプを識別ならびに分類するためのキットであ って、 −請求の範囲第9項または第10項による少なくともひとつのプローブ、 −これらプローブと上記HCV単離物のcDNAsおよび/またはRNASとの 間で行われるべきハイブリダイゼーション反応を可能にする緩衝液を作成するた めに必要な緩衝液または成分:−適当な場合にはハイブリダイゼーションの進行 から生成するハイブリッドを検出するための手段、を含む上記キット。
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