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JPH07502898A - 酵素rna分子 - Google Patents

酵素rna分子

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JPH07502898A
JPH07502898A JP5512638A JP51263893A JPH07502898A JP H07502898 A JPH07502898 A JP H07502898A JP 5512638 A JP5512638 A JP 5512638A JP 51263893 A JP51263893 A JP 51263893A JP H07502898 A JPH07502898 A JP H07502898A
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JP
Japan
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rna
nucleic acid
acid molecule
cleavage
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP5512638A
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English (en)
Inventor
ビーン、マイケル・ディー
ローゼンシュタイン、サラ・ピー
ペロッタ、アン・ティー
Original Assignee
デューク・ユニバーシティー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by デューク・ユニバーシティー filed Critical デューク・ユニバーシティー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 酵素RNA分子 発明の背景 本発明は、ある時はりボザイムと呼ばれ、他のRNA分子を切断し得る酵素RN A分子に関する。合衆国政府はN、1.H,(GM−40689)からの支援で 幾分なされた本発明に権利を有しつる。
セフ等、U、S特許4.987.071は、1又はそれ以上の酵素活性、例えば 他のRNA分子を切断する作用をなすエンドリボヌクレアーゼを有する種々のR NA分子を記載する。そのような活性は分子内切断活性と呼ばれる。これらの酵 素RNA分子は、それ自体切断及びスプライソングとなる活性を有するRNA分 子から誘導される。そのような自己切断は分子内切断活性の例である。
ベロツタ及びビーン、18 ヌクレイツク・アンラド・リサーチ 6821.1 99゜は、D型肝炎ウィルス(HDV)のゲノムRNAがらの自己切断ドメイン を記載する。彼等は、HDVゲノム鎖の自己切断部位での切断に必要な最小配列 を記載し、又、このドメインの外側を落とす配列が切断反応を阻害する証拠を示 す。彼等は、 他の自己切断及び自己スプライ/レグRNAと共に「リボザイム」を酵素及び基 質部分に物理的に分離することがしばしば可能である。HD V自己切断RNA については、同様にうま(行く分離が可能でありうる。切断部位に対し5′を要 求する単一ヌクレオチドが基質の部分として観察されると、基質の残り及び全触 媒部分は切断部位の3′側で配列に存在しなければならない。我々の結果は、H DVゲノムRNAの自己切断について、切断の部位に対し、5′側で「基質」配 列との有意な相互作用が切断部位でウリノンに限られうろことを示す。より長い 配列を要求することが予想されるが、vLTSV RNAが切断部位に対し3n t5′側のみを要求し、他のRNA触媒反応で切断の部位に隣接するより短い配 列にも先例がある。例えばテトラヒメナ族Iイントロンから誘導されたりボザイ ムはジヌクレオと同じくらい小さな基質を触媒する。同じリボザイムは末端リン 酸エステルを含む反応、ホスホトランスフェラーゼ及び酸性ホスファーゼとして 作用することも可能である(例示省略)。
と述べる。
以下の検討は、本発明の請求の範囲に対する先行技術として認められない技術に 関する。
ベロツタ及びビーン、350 ネイチャー6317.1991は、HDVゲノム 及び抗ゲノムRNAの構造を記載し、又、HD Vゲノム鎖RNAからの自己切 断要素が、切断部位に対し、5′側でただ一つのヌクレオチド及び83ヌクレオ チド又は、変性剤の存在で、自己切断活性のための切断部位に対し3′側で、8 4ヌクレオチドのいずれかを要求することを述べる。
ローゼンノユタイン及びビーン、19 ヌクレイツク・アンツズ・リサーチ54 09.1991は、HDVのゲノム及び抗ゲノム自己切断要素についての塩基対 構造を提案する。
ブランチ及びロバートソン、88 プロノーディンゲス・オン・ナンジナル・ア カデミイ・オン・サイエンシズ USA 10163.1991は、RNAを酵 素及び基質成分であると信じられるものに分割するよう修飾されたHDVによる トランス切断を記載する。これら2つの成分は後で結合し、効率的なRNAプロ セシング反応と正しいRNA末端を与えると記載された。彼等は、ペロツタ及び ビーン、ヌクレイツク・アンッズ・リサーチ、土掘が、初めの5又は6残基が[ ブランチ及びロバートソンのコ基質に存在し、転写物は、/ス切断を要求せず、 結果は切断部位の5′部位に3塩基のみを含んでいる抗ゲノム転写物の[ブラン チ及びロバートソンの]予備的研究と一致する。
さらに速度論的研究は、トランス切断の効率が基質の5′末端と酵素の3′末端 の間を対合する潜在的塩基にどう影響されるか測定することが必要であろう。
そのような塩基対合相互反応の可能性は、酵素転写物の3′末端にδRNAに存 在しない残基を加えることにより[ブランチ及びロバートソンの] トランス反 応中で増加した。
と述べている。
発明の要約 本発明は、例えばD型肝炎ウィルス(HDV)から誘導されたもので、それらは 基質RNAでそれらのRNA切断活性を示すのに基質RNA分子の切断部位がら 3′側に基質RNA分子との塩基対合のみを必要とする、基質RNA切断酵素R NA分子、の構築及び用途に関する。本発明は、又、隣接する2′水酸基の使用 によりその部位を切断するために基質RNAの切断部位の3′又は5′側のみで 結合する必要がある第一酵素RNA分子を提供する。これは、基!RNAの切断 部位から5′側で結合し、切断にグアノシン化合物を必要とするテトラヒメナか ら誘導された酵素RNA分子と対照的である。それは又、基質RNAの切断部位 に対し3′及び5′側の両方で結合し、隣接する2′水酸基を用い切断を生ずる いわゆるヘアピン及びハンマーへッドリボザイムと対照的である。
従って、出願人は第一に、分離(基質)RNA分子の切断が切断部位から3′側 のみで結合する酵素RNA分子により達成できる手段を提供する。これらの酵素 RNA分子は、ハンマーヘッド及びヘアピン酵素RNA分子を一般に必要とする 12−15ヌクレオチドに比べ、所望の活性を発揮するために7基質ヌクレオチ ドと同様に少ない塩基対のみを必要とす。これはテトラヒメナイントロン誘導酵 素RNA分子に対する4−6ヌクレオチド標的よりもわずかに長い。即ち、これ らの酵素RNA分子は、それらが比較的短いRNA分子で、しがも特異的標的、 比較的短い標的配列として提供できるので、これまでに記載された酵素RNA分 子よりも優れている。それらは、それらが他の標的にほとんど又は全く作用する ことなく特別のRNA標的に高度の作用特異性を依然示すので、4−6ヌクレオ チドのみを認識するものよりも優れている。
本発明の酵素RNA分子は、切断部位に対する即時3′側でのグアノシン塩基の 採択、切断部位に対する即時5′側でのU、C又はAの採択、及び生じる切断に ついての2′水酸基の有用性のみを有するほとんど全ての7又は8ヌクレオチド 部位で切断するよう設計できる。従って、これらの酵素RNA分子は、診断及び 治療方法に用いることができる有意なインビトロ及びインビボ活性を提供する。
明らかにするために、本発明の酵素RNA分子は、リホザイムよりはむしろ酵素 と呼ばれ、それらの分子内切断酵素的性質を示す。即ち、これらの分子は他のR NA分子を切断し、それら自体から分離するよう作用する。
従って、第一の局面では、本発明は、切断部位で分離RNA基質を切断するRN A基質切断酵素活性を有する核酸分子を特徴とする。核酸分子は、塩基が切断部 位の3′側のみでRNA基質と塩基対合するRNA基質結合部分、及び(RNA 基質結合部分の一部又は全てを含みうる)酵素活性を有する酵素部分を含む。
核酸分子は切断部位の3′側でのみRNA基質と塩基対合し、その切断部位てR NA基質の切断を起こすことができる。
関連局面では、本発明は、切断部位の3′側でのみRNA基質と核酸分子との塩 基対合を生じさせることによる、切断部位でのRNA基質の切断方法を特徴とす る。そのような方法は、RNA基質を切断部位で分離RNAI賞を切断するRN A基質切断酵素活性を有する核酸分子と接触させることを含む。本核酸分子は、 切断部位の3′側のみてRNA基質と塩基対合するRNA基質結合部分、及び( RNA基質結合部分の一部又は全てを含みうる)酵素活性を有する酵素部分を含 む。
核酸分子は切断部位の3′側でのみRNA基質を塩基対合することが可能であり 、切断部位てRNA基質の切断を生ずる。接触は、核酸分子が切断部位てRNA 基質の切断を生じる条件下に実施する。
別の関連局面では、本発明は切断部位で分離RNA基質を切断するRNA基質切 断酵素活性を有する核酸分子を特徴とする。分子は、切断部位の3′又は5′側 のみてRNA基itと塩基対合し、切断部位の3′側及び5′側の両者ではしな いRNA基質結合部分及び(RNA基質結合部分の一部又は全てを含みうる)酵 素活性を有する酵素部分を含む。核酸分子は、切断部位の3′又は5′側でのみ RNA基質と塩基対合することが可能であり、隣接する2′水酸基により切断部 位でRNA基質の切断を生ずる。この2′水酸基は、一般に基質RNA分子によ り提供される。
上記局面の好ましい実施態様では、核酸分子はD型肝炎ウィルスから誘導され、 核酸分子は、GNNNNNN又はNNNNNNN (式中、各Nは独立していず れかの特定ヌクレオチド塩基であることができる)のRNA基質配列に対し5′ 側で切断する活性を有し、核酸分子は、切断部位と隣接して塩基対合する少なく とも1つのりボヌクレオチドを含み、核酸分子はRNAであり、核酸はRNAと DNAの混合物であり、核酸分子は7ヌクレオチドがら成るが実質的に成る標的 RNA配列と塩基対合し、核酸分子は環状であり、そして核酸分子は単−GU塩 基対、続いて6ワトソンークリツク塩基対(例えば、AUSGC及びATから選 ばれるもの)を有するRNA二本鎖を切る活性を有する。
他の局面では、本発明は二本鎖RNA基質を切断部位で切断するRNA基質切断 酵素活性を有する核酸分子を特徴とする。核酸分子はRNA二本鎖を認識し、G U塩基対のGの5′側てRNA二本鎖、例えば構造:GNNNNNN UNNNNNN を有するRNA二本鎖を切断することができる酵素部分を含む。
別法として、核酸分子は、グアノンノー独立方法でRNA (即ちワトソンーク リック塩基対で結合した構造)二本鎖を切断する活性を有する。
関連局面では、本発明はグアノノン−独立方法でRNA二本鎖又は構造・GNN NNNN UNNNNNN を有するRNA二本鎖を切断する方法を特徴とする。
方法は、RNA二本鎖を、二本鎖RNA基質を切断部位で切断するRNA基質切 断酵素活性を有する核酸分子と接触させる段階を含む。本核酸分子は酵素活性、 例えばGU塩基対のGの5′側で基質を切断することができるものを有する酵素 部分を含む。
さらに別の局面では、本発明は、分離RNA基質を切断部位で切断する酵素活性 を有する環状核酸分子、及びそのような分子の製造方法を特徴とする。一般に、 環状化すべきRNAを含む自己連結及び自己切断RNA分子は、以下に記載する ようなRNAを環状化するのに適当な条件下にイキュベートする。このよう自己 連結自己切断RNAは、自己切断でないがインビボで細胞因子により連結するで あろうグループ■又は■イントロンであるか或はブレーaRNAイントロンから 誘導されうる。
本発明の他の特徴及び利点は、その好ましい実施態様の以下の記載から及び請求 の範囲から明らかであろう。
好ましい実施態様の説明 −図面をまず簡単に説明する。
図面 図IAは、ペロツタ及びビーン上掲1991、並びにローゼンンユタイン及びビ ーン29 バイオケミストリイ8011.1991により提案されたように示し た、自己切断配列5AI−2のヌクレオチド塩基配列及び潜在的二次構造の線図 描写である。切断の部位は矢印により示す。
図IB及びICは、基質DH8L及びDH53とそれぞれ塩基対合したRNA分 子ADC1(図IB)及びADC2C図IC)のヌクレオチド塩基配列及び潜在 的二次構造の線図描写である。図IB及びICの箱領域は、配列が変化する領域 を示す。図1B及びICにおいて、図IAのものと同じヌクレオチド配列は(水 平線により示された塩基対を有する)肉太線で示され、小文字はプロモーター又 はベクターにより提供された転写物に存在する配列を示すのに用いられ、RNA 分子の酵素部分の一部であるとは考えられない。
図ID及びIEは、図IAからの配列の変形を示すHD Vのゲノム及び抗ゲノ ムRNAの同様の線図描写である。
図IF〜IHは、関連活性を示す修飾RNA酵素の例の線図描写である。
図2は、「照合」基質のトランス切断を示すオートラジオグラムの複製である。
基質オリゴヌクレオチド、DH31及びDH53(放射活性5゛−末端標識化) は、表示したようにADCl又はADC2と37℃、45℃又は55℃でインキ ュベートしt二。40mM トリスHCI(25℃でpH8,0) 、1!IM  EDTA、11mM MgC15及び1.5++M基質を含む反応は酵素RN Aの領3μMまでの添加により開始し、次いで表示温度でインキュベートした。
完全反応のpHは、37℃で77から55℃で7.4まで変化した。反応は、2 5mMEDTAを含む10plホルムアミドの添加により30分後停止し、20 %のポリアクリルアミドゲル上の電気泳動により分画した。コントロール反応は 酵素(φ)又はMgC1,(−Mg)のいずれかの不存在で55℃で30分間イ ンキュベートした。マーカーレーン(T1)は基質オリゴヌクレオチドのT1一 部分消化物を含有した。末端標識切断生成物の位置(pUUC>p)を示す。
図3A及び3Bは、55℃での酵素RNA転換を示すグラフ描写である。図3八 において、基質RNA ([5’−32P] DH3I)及び酵素RNA (A DCI)は、4QmM)リスHCI、1mM EDTA、11e+M MgC+ 2(37℃でpH77,55℃でpH7,4)中、反応温度で3分間、別々にブ レインキュベートし、次いで混合して反応を開始した。混合後、DH8Iの濃度 は2μMでADCIの濃度は0.2μMであった。試料(5μl)を表示時間で 取り、同量の25+MEDTAを含むホルムアミドで反応を停止し、20%ポリ アクリルアミドゲル上の電気泳動により分画した。標識基質及び生成物バンドを 測定し、結果を生成物に存在する各レーンに全放射活性のフラクションとして、 及び酵素RNAのモル当りに生成した生成物のモル(P/E)として表した。5 5℃で基質の90−92%は切断し、データはこのエンドポイントを訂正しなか った。黒ぬり三角、反応55℃。白丸、反応37℃。黒ぬり丸、反応は37℃で インキュベートし、次いで30分後55℃にシフトした。図3Bにおいて、実験 は、酵素RNA濃度を0゜3μMに増加し、基質濃度を1.5μMに減じた以外 、図3Aにおけると同様に行った。
図4A及び4Bは、基質標的サイズの評価を示すオーラジオグラムの複製である 。詳しくは、図4Aは、切断の部位に対し3′側の必要物を示す。5′末端標識 基質オリゴヌクレオチドのアルカリ加水分解産生部分消化物、DH3I (レー ン4)は、OmM(レーン6)、2mM (レーン7及び8)又は10mM M g” (レーン9−12)中、50℃で0.3μlM ADClと5分(レーン 7.9及び11)又は30分(レーン8.10及び12)間、インキュベートし た。切断を開始するのに用いたMg 2 ’に加えて、レーン5−12に示す反 応は3QmM トリス/HC1,7mM重炭酸ナトリウム(pH7、5)及び領 5mM EDTAを含み、レーン11及び12に示す反応はさらに2M尿素を含 有した。各反応中の全基質の量は25mMよりも少なく見積もった。試料は、5 μmの反応物を同量の、25+11MEDTAを含むホルムアミドと混合するこ とにより電気泳動用に調製した。生成物を20%ポリアクリルアミド/7M尿素 ゲル上で分画した。マーカー及びコントロール レーン1、標識DH8L未処理 未処理アレーンH5Iは10mM Mg2゛中50℃で10分間ADC1により 切った;レーン3、DH51のT1部分消化物、レーン5、酵素RNAを含まな いlQmM Mg”中50℃で30分間インキュベートしたアルカリ消化物。
図4Bは、切断の部位に対する5′側の要求物を示す。3′−末端標識DH32 のアルカリ産生部分消化物(UUCAGGGUCGGp*CpXレーン4)をO (レーン6)、2(レーン7)、10(レーン8)又は20mM Mg” (レ ーン9)中、領3μMADCIと50℃でインキュベートした。反応は、5分後 、同量の、25mM EDTAを含むホルムアミドの添加により停止した。反応 条件:ま、図4Aに記載したもの(マーカー及びコントロールレーン1−3及び 5は、上記したものと同等のものであった)と異なった。3′標識化及びアルカ リ又はT1による部分消化物に用いた条件は、ベロツタ及びビーン上掲、199 0及び+991に記載される。
図5Aは切断部位に対し5′側の位置で基質に存在するヌクレオチドでの変化の 影響を示ずPE]薄層クロマトグラフィプレートのオートラジオグラムの複製で ある。詳しくは痕跡量の配列[5’ 32P] pNAGGGUcGG (式中 N(ま図に示したヌクレオチドである)のオリゴヌクレオチドを4QmMhリス MCI(pH74) 、1mM EDTA、1bM、ADCl中、掲示したよう に11mM MgCl2を存在させ又はさせることなく55℃で10μm反応で インキュベートした。酵素RNAをiIk後に加えた。5分後、2.5ulの0 .1MEDTAを加えて反応を停止し、各反応から2alをPEIプレート上に 分画した。アデノシン2゜3′サイクリツクリン酸5′リン酸マーカーの位置は 、破線の卵形により示す。
図5Bは、基質RNA超過時間の切断のグラフ描写である。反応は、ADC1の 濃度をDH38(5’G)により反応中に変えた以外、図5Aに記載した通りで あった。PEIプレートはオリジンで2.5μlの0.1M EDTAと共にプ レスポットし、示された時間に281の反応物を取り、直接PEIプレート上に スポットし、反応を停止した。白丸、1μMADCIによるDH34(5’C)  白四角、IIIMADClによるDH35(5’U):白三角、1μMによる DH56(5’A)。
増加するサイズの黒ぬり丸、1.2又は4MMADCIによるDH37(5’G )。
値は反応の最終限度を調整しなかった。
図6−10はそれぞれ以下の酵素RNA分子(ADCI、ADC3、CDC2Q QSPDC7)及び関連基質並びに二本鎖切断酵素の線図描写である。
図11は環状(C)酵素RNA分子の形成に適用したRNA分子を示す線図描写 である。野生型イントロン二次構造は、上方左に図式的に示し、変更(perm uted)イントロン配列の二次構造は、図の残部に示す。太い線はエキリン配 列(?JI数もあり)を示し、細い線はイントロン配列を示し、黒ぬり点線は変 更形に加えられたベクター配列を示す。矢印は5′スプライス部位を指す。数は イントロン中の特異対合を指す。
図12は環状RNA分子の一例の形成の段階を図式的に示す。最初にグアノシン が環状化すべきRNA配列(黒線)を含む変更RNAの5′スプライス部位を攻 撃する。次いで攻撃は3′スプライス部位の新しい3′水酸基により生じ「内部 エキリン」配列の共有結合閉鎖となり、環状RNAを形成する。
酵素RNA分子 本発明の酵素RNA分子は一般に上記される。以下にそのような分子の実施例を 提供する。これらの実施例は本発明に限定されず、本発明を読者に明確に示すた めにのみ提供される。当業者はこれらの実施例及び関連記述が以下に示される請 求の範囲の実施を可能にすることを理解するであろう。
上で検討したように、これらの分子による基質RNAの特異切断は、切断の部位 に対し3′側で塩基対合のみを必要とする。酵素RNA分子の切断の機構も、切 断部位リンへの攻撃が外因性グアノシンの3′−水酸基よりもむしろ隣接する内 因性2′−水酸基によるものであるので、テトラヒメナ指定(例えばL−19) RNA分子について記載されたものと異なる。即ち、これは切断部位の一つの側 のみに要求される塩基対合を伴う隣接する2′水酸基により、部位に切断を起こ す酵素RNAの最初の記載である。以下にHD V酵素について、2′−水酸基 がそのような特異切断に要求される酵素RNAの最初の記載を提供する。
図IAを引用して、酵素トランス反応を示すために以下の実施例で用いられるR NA配列は、HDVの抗ゲノム(マイナス)鎖がらの自己切断配列から誘導され たが、全く同一ではない。図ID及びIEを引用してゲノム及びゲノムHDVか らの自己切断配列は、同様の方法で用いることができ、同様の性質を有する酵素 RNA分子を発達させる。実際、2つの配列の複合体である合成バージョン、C DC200(図8及び以下参照)も活性である。図IF−IHに示すように、R NA配列での有意な違いが本発明の種々の酵素RNAの間に存在する。この事実 は、以下の広範囲の請求範囲を支持する。
以下の実施例から明らかなように、はとんど無限の変化をHDVの項目Iで行う ことができる(図1参照)。幹■対合に含まれる各位置での変化はなされなかっ たけれども、基質の+1の塩基(切断部位に対し3′側の最初の位置)だけが容 易に変化できないことは明らかで、即ち、その位置でGは、切断反応が最大効率 で生ずるのに重要であるように見える。結合部位での変化は、+2ないし+7の 塩基がワトソンークリック対合を経て認識されることを示す。従って、所望の酵 素を基質配列GNNNNNN (式中、Nは特異的ヌクレオチド塩基であること ができる)に対し5′側で切断するよう設計することが可能である。
幹Iを延長(又は短縮)することにより標的配列のサイズを変えることが可能で あることも明らかで、これは活性をある程度まで影響しうる。幹■又は■のサイ ズ及び配列を変えることにより行うことができる本酵素に対する幾つかの変化が ある。図7は、幹■が短縮されて(ADC3)試験がなされたものの一つを示す 。この小さなパージョンは、少なくともADClと同じように活性であるように 見える(図6参照)が、しかしながら、cisでは、自己切断はより長い幹■を 伴うバージョンよりも速く、即ち、小さな酵素はより活性であろう。自己切断形 のRNA分子では、配列てADC3の幹■に変化し、ADCIの幹■は元のバー ジョン以上に切断の程度を増す。酵素活性が要求されない多くの配列が除去でき る。例えば図8 (CDC200)は、造られて活性であることが示されたRN A分子を示す。そのような小さな酵素RNAは、簡単に合成され、より高い特異 的活性の可能性は小RNAが酵素的に活性な構造に折りたたまれる高い確率を有 する。
標的配列も切断反応の間にループを巻くが依然として切断を起こさせる一連の塩 基を含みつる。従って酵素RNA分子は異なる構造のRNA基質を標的とじつる 。
本発明において可能であるRNA構造での幾っがの変化は、幹Hの開いた末端が ループで閉じ、そして幹■が開くバージョンにより示される(図9、PDC7) 。
この「変更」バージョンも酵素的に活性である。酵素設計の見地がらすると、活 性酵素を造る能力は、一度それが合成されると正しく折りたたむRNAを得るこ とに大きく依存しうる。ポリヌクレオチド鎖が開始し、終了する位置を変える能 力はその点について、幾らが役立ちつる。酵素の環状に変更したバージョンを造 ることができるという事実は、酵素の環状形を造ることが可能であることを示唆 する。そのような環状RNA分子は、それらが末端を有しないので、RNAを崩 壊させるエキソヌクレアーゼに対し耐性である。そのような酵素は治療用途に非 常に重要である。
一本鎖RNAを切るよりも単−GU塩基対、続いて6ワトソンークリツク塩基対 を含むRNA二本鏑を切るRNA酵素のバージョンを造ることも可能である。
図10を引用して、幹Iは基質として提供され、酵素の残りはHDV又はその同 等物のRNA配列の残余として提供される。
実施例1. 修飾HDV RNA D型肝炎ウィルスからの自己切断RNA配列を修飾し、分子内(トランス)反応 でRNAの切断を触媒する能力を有する酵素を生成した。デルタ誘導酵素は基質 RNAを特異的部位で切断し、配列特異性は、基質との塩基対に提案された酵素 の部分で変更により変えることができた。長さが約8ヌクレオチドの基質標的サ イズが確認された。切断部位に対し、じかに5′側に単一リポヌクレオチドを含 んでいるオクタヌクレオチドは、切断のための基質であり、切断活性はグアニン 塩基でのみその位置で有意に減少した。これらのデータは、二本鎖が切断部位に 対し、3′側で配列と形成するD型肝炎ウィルス酵素の自己切断形に提案された 二次構造と一致し、それらは切断が隣接2′水酸基による切断部位でのリンの攻 撃を含む提案された機構を支持する。
D型肝炎ウィルス(HDV)は、B型肝炎にもかかっているある患者で見出され た小さな一本鎖RNAウィルスである。ゲノムRNA及び相補的抗ゲノムRNA の両者に存在する自己切断配列は、ウィルスRNAの環複製をローリングする間 RNAを処理するよう作用しうる。従って、HDV RNAは、その天然形でヒ ト細胞内で機能する自己触媒的RNAの例である。他の自己切断RNAと同様、 HDVRNAの自己切断活性は二価カチオンを必要とし、切断により5′水酸基 及び2’、3′−サイクリックリン酸を含有する生成物を産生ずる。
図IAに示されるHDV自己切断構造についての提案モデルは、トランス作用酵 素が切断部位(四角で囲んだ部分、図IA)に隣接する二本鎖により特定される 基質を結合すべきことを示す。本実施例では、幹■の5′部位を削除することに より産生された、触媒形のD型肝炎RNAが特定配列でオリゴリボヌクレオチド を切断することが可能であることを示す。種々のサイズと配列の基質を用い、幹 ■相互反応の分子間型、切断部位二本鎖がトランス反応に必要であるという証拠 が示される。トランス反応は、切断の部位に対し直接5′のヌクレオチドに対す る塩基及び塘必要物を試験するのに用いた。
以下の材料及び方法を本実施例で使用した。
プラスミドpsA1−2及びpsI5’3’(ペロツタ及びビーン、止揚199 1)は、T7プロモーターの下流に挿入された抗ゲノムの自己切断要素の合成バ ージョンを含んだ。pADcl及びpADC2は、鋳型としてプラスミドのウラ ンル含有一本鏑を用いるオリゴヌクレオチド指定削除突然変異導入法により、p sAl−2及びpS I 5’3’からそれぞれ産生じた(クンケル等、154 、メス エンザイム体4eth、 Enzyll、 ) 367.1987 ビ ーイレ及びメソンング、153、メスエンザイム、3.1987)。オリゴヌク レオチド(5′AGGAGGTGGAGATGCC−CTATAGTGAGTC GT)は、抗ゲノム配列の部分に及びT7プロモーターの部分に相補であった。
自己切断要素の配列のT7プロモーターに対応する+2から切断部位に対応する +10まで部分を削除するよう設計し、か(して提案した構造の幹Iの5′側を 削除した。適当な削除を伴うプラスミドは、修#T7 DNAポリメラーゼ及び ジデオキシヌクレオチド鎖ターミネータ−を有するプライマー伸長によりミニブ レツブDNAを配列決定することにより確認した。形質転換及び配列決定の二次 ラウンドに続き、プラスミドDNAを煮沸溶解により一夜培養物より調製し、エ チジウムプロミドの存在でCsC1平衡密度遠心により精製した。
転写に用いた条件は、40Il1MトリスーHCl (pH7,5) 、15+ iM MgC1z、5mMジチオトレイトール、2mMスペルミジン、リポヌク レオすド三リン酸各1mM、0.1mg/ml線状プラスミドDNA、及び50 単位のT7 RNAポリメラーゼ/mHのDNAであった。37℃で60分後、 EDTAを50mM、ホルムアミドを50%(V/V)加え、RNAを7M尿素 含有8%(w/リポリアクリルアミドゲル上で電気泳動することにより分画した 。RNAはUVシャドーイングにより置き、切削し、−晩4℃(10mM ED TA 0.1%(W/V) ドデシル硫酸ナトリウム中)で溶出し、エタノール 沈澱により回収した。濃度を塩基組成及び26Or+aでの吸光係数により評価 した。
基質RNA5 (DH31、UUC”GGGUCGGCAU:DH32、Ut7 C”GGGUCGG ;DH83、UUCAGGCACGGCAU:DH84、 CAGGGUCGG: DH85、UAGGGUCGG;DH86; AAGG GUCGGSDH37;GAGGGUCGG)及び混合オリゴヌクレオチド(D H88、dCArGC;GUCGG)はUSバイオケミカル(オハイオ)より提 供されたが、これらは化学的に合成され、脱保護され、塩基はHPLCにより脱 保護を確かめた。各々をゲル精製し、配列は5’32p−標識材料の酵素的配列 決定により確認した。
DH58のアルカリ加水分解は、その位置で塩基は確認されなかったけれども、 5′デオキシリボースの存在と一致した5′標識モノヌクレオチドを遊離しなか った。基質オリゴヌクレオチドは、25pモルのオリゴヌクレオチド、25pモ ル[ガンマー32P] ATP (7000Ci/■モル)、50mM)リスH CI(24℃でpH8゜9L10菖M M g C1!、5■Mジチオトレイオ ール及び10単位のT4ポリヌクレオチドキナーゼを含む10111反応中で標 識化し、37℃で30分間のインキュベーションに続き、EDTAを加えて標識 オリゴヌクレオチドをゲル精製した。
幾つかの実験について、痕跡量の標識基質を既知量の未標識オリゴヌクレオチド と混合した。未m識基質は5’OH基を含有した。
生成物を7M尿素0.1M1−リス−ホウ酸塩pH8,3及び1+M EDTA を含む20%ポリアクリルアミド(ビスアクリルアミド アクリルアミド:1: 29)ゲル(0,7關厚さ×190閣巾×22cm高さ)上の電気泳動により分 画した。電気泳動に続いて、ゲルをアセテートンートに移し、プラスチックラッ プで覆い、オートラジオグラムを一70℃で調製した。ゲルからの結果を測定す るため、バンドをオートラジオグラム用いて置き、切削し1、セレンコブンンチ レーションを測定することにより定量した。
EMサイエンス(vWRより販売)からのポリエチレンイミン(PEI)プレー トは、予めH,Oで洗浄し、使用直前に乾燥した。試料(2pi)をプレートの 底端(bottom edge)から2C鵬にスポットした。溶媒はLM Li C1であった。定量はバイオスキャン単波検出器を用い行った。
以下の結果を得た。
抗ゲノム自己切断配列(psAl−2)のクローン化合成バージョンを含むプラ スミドを用い、成分の5′末端形成配列の部分を切削し、pADclを産生じた 。
T7 RNAポリメラーゼによるインビトロ合成は幹Iの5′側欠損HindI I[ランオフRNAを産生じた(部分10に対し5′側のヌクレオチドは本転写 で単−Gにより置換した)(図IB参照)。先を切り取った配列の二次バージョ ン、pADC2は幹Iの3′側に変更を取り込んだ(A36U、C37G、図I C参照)。
pADcl及びpADC2から転写されたRNA (ADCI及びADC2)は 精製し、2つのオリゴリボヌクレオチド基質により切断活性を試験した。基質D H81は13−merで、それは切断部位に対応するnt位置−3ないし+10 の野生型配列を含み、ADCI RNAと予想れさる切断部位二本鎖を形成する 可能性を有した(図IB)。DH5Iは、ADC2との同様の相互作用で2つの 不適当な組合わせを含有した。DH3Iに対応する基質DH33は、2つの塩基 変化、位置3におけるG対C及び位置4におけるU対人を含み、そのために基質 はADClとの2つの不適当な組合わせを含んだがADC2による切断部位二本 鎖を形成することができた(図IC)。
各基質は3!Pにより5′末端標識化し、ADCI又はADC2とインキュベー トした。正しい部位での各基質の切断は、5′末端標識トリヌクレオチド[32 p]UUCを放出した。10IIIMMg2゛中、37℃、45℃及び55℃に おいて、DH3LはADCIにより切断されたがADC2によっては切断されず 、一方DH83はADC2によって切断されたがADClによっては切断されな かった(図2参照)。従って、これらの条件下で各形の酵素は、それがワトソン ークリック塩基対を形成できる「適合した」基質のみを切断した。切断反応の正 確度をT1に隣接する配列決定ゲル上の切断生成物及び末端標識基質のアルカリ 加水分解はしごを分析することにより確認した。合成鋳型からの転写により作ら れた内部標識基質によって、5′及び3′生成物を観察した。
酵素(ADCI)に対し10倍過剰の基質(DH3I)により、約60%の基質 を55℃で60分間に切断しく図3A、黒ぬり三角参照)、6モルの基質が酵素 のモル当り切断されたことを示す。しかしながら37℃では、切断された基質の 部分は約10%で停滞期に入った(白丸)。37℃で反応の程度はADClの分 子当り単一切断事件を示すことができた。その解釈と一致して、37℃でのAD CI対DH5I比を増加することは基質の大きなフラクションが切断される結果 となったが、酵素のモル当り約1モルの生成物でやはり停滞期に入った(図3B 1白丸参照)。37℃で30分のインキュベーションに続き、反応を55℃にソ フトすると、切断活性は再開しく図3A及び3B、黒ぬり丸参照)、酵素が37 ℃でのインキュベーションの間に不活性化されなかったことを示す。37℃30 分後、自由(free)酵素の添加は付加切断となり、これは基質が依然利用可 能な形であることを示す。55℃での酵素のプレインキュベーション又はMg2 4の添加に先だつ、加熱による酵素の変性は、37℃で活性増加とはならなかっ た。
好ましい基質標的サイズは、提案された切断部位二本鎖と一致した。提案された 切断部位二本鎖(幹工)が基質結合に寄与しうる程度を評価するため、基質サイ ズを変えることの効果を試験した。DH5Iを32pで5′末端標識化し、ゲル 精製し、次いで部分加水分解に付し、末端標識断片のはしご(ladder)を 産生じ、配列決定ゲル上に示した。lQmM Mg”中、末端標識断片と過剰の ADCIとの混合物のインキュベーションの結果、1Qnt又はそれより長い断 片の切断となり(図4A、レーン9及び10参照)、切断部位に対し3′側で少 なくとも7がこのような条件下に必要であることを示した。Mg2”濃度を50 mMに上げてもサイズ必要物を減少しなかったが、M g 2 ’濃度を2mM に下げる(レーン7及び8)か、又は尿素を2M添加する(レーン11及び12 )と、活性を減少させた。本実験は、速やかに切断されたこれらの基質断片を示 した。それは低レベルの小さな断片の切断を明らかにしなかった。しかしながら 、実験は酵素過剰でなされたので、短い断片がより長い断片により結合部位から 単に競合したことはありそうもなく、従ってそれは切断部位に対し3′側に要求 物のかなり正確な図を示すべきである。
切断部位に刻し5′側の要求物を同様の方法で試験した。1Qnt長の基質、D I−I S 2を[5”2P] pCpで末端標識化し、分析を繰り返した(図 4B参照)。標識基質(5’UUCAGGGUCGGp*Cp、式中、p★は標 識リンである)は切断部位に対し3′側に8ntを含み、M g 2 ”の存在 で、9ntであるか又はそれより長い基質が、へDCIにより切断され、Snt 長の標識生成物を産生じた(レーン7−9)。これらのデータは、切断部位に対 し5′側の単一ヌクレオチドが基質結合及び切断に充分であることを示す。これ は、切断部位に対し5′側の一つのヌクレオチドが自己切断に充分であることを 示し、たゲノム自己切断配列の知見と一致する。
配列5′NAGGGUCGG、式中、NはリボC,U、A、G又はデオキシCで ある、のオクタヌクレオチドは$2pで5′末端標識し、ADCIにより切断に ついて試験した。[5′32p]ヌクレオシド5−ン酸エステル2’、 3′環 状リン酸エステルの放出を薄層クロマトグラフィによりモニターした(図5A参 照)。5′rC,rU及びrAを伴うオリゴヌクレオチドを、試験した条件下、 同様の速度で同様の程度に切断した(図5B参照)。rGを伴うオリゴヌクレオ チドは効果的に切断されず、4倍高い酵素濃度を用いても約10倍遅かった(図 5B参照)。
デオキシリボーズにより一1位置で切断は検出されなかった(図5A参照)。
本実施例で用いたHDV指定酵素及び基質について、データは試験した条件下で 、7−8ntの標的サイズを示す。データは、特異性が基質と酵素の間のワトソ ンークリック塩基対合により大きく影響されることを示す。
切断部位二本鎖(位置3と37、及び4と36)内の2つの位置での塩基対合に ついての証拠が示された(図1及び2)。転写反応を伴う結果は、自己切断RN Aの等しい位置の突然変異導入法により得られたものと一致する。二本鎖の塩基 でのGTJ塩基対(IG:39U)の可能性を示唆する。各位置で自己切断活性 を低下させた変異及びワトソンークリック塩基対を産生じ得たかも知れない置換 は、完全な自己切断活性を回復しない。位置−1にUがある、抗ゲノム配列(図 IA)又はゲノム配列について、幹■を拡げて位置−1にntをそして位置40 にGを含む塩基対(CG又はUG、図IG参照)を含むことが可能である。転写 反応からの結果は、位置−1のGだけが実質的に切断を減じたことを示す。これ らのデータは、−1位置でのGもおそい切断となったRNAの自己切断形の突然 変異導入法から得られた結果と一致した。
転写反応を用いて切断の機構についてモデルの予言を試験した。HDV RNA の自己切断は2’、 3’−環状リン酸エステル及び5′OHを産生じ、切断が 隣接2′OH又はO−による切断部位でのリンへの攻撃を含む、エステル変換機 構により起きることを示唆する。この機構が正しいならば、その2′位置から水 酸基の除去が切断を防止するであろうことを予言する。従って2′水酸基を欠い ている基質の切断不能は、エステル交換機構について付加的証拠を提供する。
実施例2. 環状RNA酵素 はとんど全ての短い配列のRNAをインビトロで又は潜在的にインビボで環状形 に変換できる方法を以下に記載する。本技術は、特異的配列に基質RNAを切断 するよう設計される小さな環状形の酵素RNAを生成するのに有用である。基質 RNAに対する酵素の特異性は、主として標的配列との塩基対合により決定され 、それゆえ、容易に多重化できる。(インビトロでRNAを切断するだめの)分 子生物学での道具としての酵素の証明された用途に加えて、そのような酵素は、 治療剤として、又は遺伝子発現を調節する手段としてアンチセンスRNA/DN Aのいずれかを提供する。アンチセンス技術以上の重要な利点は、酵素が触媒的 に作用することである。
設計された酵素によるRNAの切断はインビトロで非常に効率的であることがで きる。細胞中、標的RNAのレベルに影響を及ぼす酵素の能力は、見込みがあり そうであるが、解決すべき幾つかの障害がある。これら障害の幾つかは、(i) 細胞内での酵素の導入と発現、(ム)細胞内での変性方法に対する酵素の安定化 及び(tii)RNAが活性コンホーメーションに折りたたむ確率を増すことで ある。
これらの障害は当業者によりある程度な(すことができるが、環状酵素はこれら の障害に対し良き解決を与える。例えば環状酵素はインビトロで合成できるか又 は大きな転写物の部分としてインビボで発現できる。しかしながら、一度切削さ れるか環に変換されると、それは発現に要する配列により又はポリアデニル化に より負担がかからず、そのいずれもRNAの酵素コンホーメーノヨンへの折りた たみを妨害できる。環状形のRNAは又、核外(exonucleolyitc )崩壊に耐性であり、従ってインビボでより長い半減期を有する。構造的見地か ら、環状RNAは折りたたみ選択に関して拘束されるようであり、従って、線状 酵素よりも効果的に活性形に折りたたむよう設計することが可能である。
以下に検討される研究において、(二次触媒的RNAを用い)環状RNAを効果 的に産生ずる技術、環状酵素の設計及び合成の検討、及びこれらの酵素の触媒活 性及び構造の特徴づけを示す。検討はインビトロ研究に焦点を合わせるが、これ らはインビボ系にも容易に拡げることができる。
基本的には、自己スプライシングRNAの分子内反応は環状(C)エキソンを生 成するのに用いることができる。CRNAの産生は、イントロン及びエキツノ配 列を配列換えすることにより生じ(エキツノ配列は実質的に何でもよい)、そオ ]により、単一エキソンは変更されているイントロンドメインの間にサンドイッ チされる(図11参照)。得られるRNA転写物は、正常3′スプライス部位の 3′側に正常5′スプライス部位を有する。スプライシングにより、(単一)エ キソンの末端が結合し、環として放出される。スプライス部位の位置が反対にな ったので環が産生ずる。
グループIイントロンの折りたたみ可能性を試験するため、変更イントロンの幾 つかのバージョンが作られ図11)、(図12に一般的に示す方法により)全て はインビトロスプライシング活性についての環状エキソン診断薬を産生ずる。環 の生成は、スプライソング反応が生じたことを示した。図11及び12から明ら かなように、テトラヒメナグループ!イントロン配列は、はんの少しの修飾で変 更イントロンを提供するのに使用できる。酵素配列を含むであろうエキソン部分 は、慣用の制限エンドヌクレアーゼ部位を含むよう設計されて酵素配列の導入を 促進する。新しい構造物が作られると、環状生成物の効率をモニターし条件を至 適化する。インビトロでのスプライシング活性を増強することが知られている特 異的変化を組入れて試験する。
HDV RNA酵素「ハンマーヘッド」又は、自己切断RNAの「ヘアピン」モ チーフに基づく配列を合成して変更イントロンに挿入する。環状形をインビトロ で産生じ、適当な標的及びコントロール基質に対し試験できる。酵素及び標的配 列は、線状(L)形のりボザイムと作用することが既に示されているものがら適 応できる。環状に変更されたHDV酵素は活性である。一つの実施例を図9に示 す。結果は、環状RNA酵素が活性であろうことを示す。
(正常イントロン配列に基づき)変更イントロン配列を作るために、テトラヒメ ナイントロン(413塩基対)及び隣接配列(〜60塩基対)を含むDNA断片 を希釈条件下に連結して環状形の配列を産生じた。次いでこのDNAを3つの制 限エンドヌクアーゼの一つで切り、イントロン配列の非必須部分に切断し、エキ ツノ配列がイントロン配列により隣接したDNAの線状断片を産生じた。そのD NAをT7プロモーターの下流でプラスミドにクローンし、大量のRNAの生成 を促進した。この構造物の全ての3つのバージョンから生成されたRNAはスプ ライシング条件下、Cエキソンを産生じた。
酵素配列を導入するのに適した変更イントロン配列を作るために、上記手段を少 し変える。オリゴヌクレオチドプライマーを合成し、イントロン含有断片の2つ の末端に相補の配列と共に幾つかのユニークな制限部位を含有させた。ポリメラ ーゼ連鎖反応(PCR)を用いてイントロン配列及び必須エキツノ配列を増幅す る。次いで得られるPCR生成物を精製して環状化する。プラント末端ライゲー ションを用いることができるが、それは又、環状化の前に切断てきる両末端近く に共通制限部位を組み入れるのに有用である。円環は上記したように再び切断し 、T7プロモーターを含むベクターに連結し、断片の好ましい定位のための制限 エンドヌクレアーゼ消化によりミニブレツブDNAスクリーンする。全イントロ ン−エキツノ配列はPCR反応により誤りが生じなかったことを保証するよう配 列決定できる。一般にエキラン/クローニング部位配列は長さ約40塩基対であ る。
これらのプラスミドは、転写し円環に変換する断片含有配列用のクローニングベ クターとして用いる。
円環生成は、試験した各配列について至適化できる。一般に、自己スベインング は、法条様性の条件下 5〜50mM Mg”、30〜50℃、0〜200mM −価の塩及びpH7〜9で起きる。反応は低濃度の変性剤(尿素及びホルムアミ ド)を許容し、ある場合には特異性はそれらの存在により増強できる。これらの 条件を変えることの効果を試験し、至適条件を決定する。
RNAの円環は、変性条件下(7M尿素)、ポリアクリルアミドゲル電気泳動に より容易に測定される。一般にC形は、ゲルの条件(アクリルアミド濃度、架橋 の程度、イオン強度、尿素濃度、ことによると温度)を少し変え、異常な可動性 ノットを有するバンドを検出することによりL形の核酸と区別される。最初の方 法は、8%及び12%ポリアクリルアミドを含む2つのゲルを泳動することであ る(円環のサイズは現実の至適濃度を測定するであろうが、これは約50ntの 環についてうまく働く)。別法として、試料を二次元に分析しく低1度ケル、続 いて高濃度での第二の次元)、ここで円環は対角線を泳動する。この技術は生成 物の混合物が複合物であり、円環が両セットの条件下、線状種と共移動するとい うことがなければ必要ではない。
分離された種のRNAが円環であることを決定する最も簡単な方法は、それを部 分加水分解(又は酵素的ニラキング)に付し、次いでゲル系にもどし、そこでC 形をL形から分離することである。いつかニックされる環状RNAは生成物の可 動性において別個のノットを示し、これに対し線状種はより小さな断片のスミア を形成する。放射標識RNAを円環生成物のキネティクス及び程度を定量するの に用いる。ラジオメイジャーの存在しない場合、オートラジオグラフィにより示 されるバンドを、ノンチレー/ヨンカウンターで励起し、カウントする。
変更配列のイントロン部分から非必珈配列の除去は、安定な折りたたみ選択を限 定することにより適当な折りたたみを促進する。正しい折りたたみも、非必須ル ープ配列を必須幹の末端で「類ループ」と置換することにより促進される。その ようなループ配列は、幹の末端で通常の安定性よりも大きなものを与える。
最もよく特徴付けられた小さな酵素がハンマーヘッドモチーフの自己切断RNA から誘導された。以下の記載はハンマーヘッドを基にした酵素についてであるが 、同様の作業をヘアピンを基にした酵素又はHDVを基にした酵素及び関連酵素 について実施できる。基本的着想は切断される一つが基質で他方が酵素であるよ う二本鎖のRNAから自己切断RNA (正常は、一本鎖のRNA)をまとめる ことである。
既に特徴付けられた酵素に対応する配列を含む合成二本鎖DNA断片は、合成さ れて上記した変更イントロン構造物に挿入されて円環を産生ずる。別法として、 それらをT7プロモーターの下流に直接挿入してL−形の酵素を産生ずる。得ら れるプラスミドDNAを適当な制限エンドヌクレアーゼで切断し、流出転写物を T7 RNAポリメラーゼによるインビトロ転写により作る。変更イントロン構 造物により、あるスプライシング、従っである円環生成は、転写反応の工程の間 に起きるであろう。しかしながら、転写に続き条件は残っているスプライスされ ない材料をスプライスするよう調整される。次いで酵素を変性条件下にポリアク リルアミドゲル電気泳動により精製する。
酵素についての基質もインビトロ転写により産生される。短いオリゴヌクレオチ ドはしばしばこれらのアッセーに用いられる。酵素のC及びL/<−ジョンを通 常の基質RNAに対する切断活性について試験する。RNA5の起こりうる集合 を調節するため、酵素及び基質RNAを別々にMg ” ”の不存在でトリス緩 衝液(pH75)中、95℃で1分間加熱し、反応温度まで冷却し、MgC1, を加え、次いで混合に先たち、その反応温度で15分間ブレインキュベートする 。反応をEDTA及び変性剤の添加により停止し、生成物を7M尿素を有するポ リアクリルアミドゲル上で分画する。C酵素の特異活性を、カッティングの量が L酵素を増加するに伴って増加する条件下にL酵素と比較する。
実施例3. 二本鎖RNAを切ること 図10を引用して、自己切断構造での切断の部位は幹Iの塩基に示され、切断は G−U塩基対のGに対し5′側で起きる。酵素の幹■の3′側を含み、又、一本 鎖RNA基質との塩基対(幹工の5′側)にそれを要求するよりも、むしろ幹I を全く省く形の酵素が産生できる(図10参照)。この形の酵素は三次接触によ り二本鎖と結合し、切断可能構造を形成する。
幹l及び■を連結する配列のGヌクレオチドの各での変異は完全活性のために重 要であり、従って酵素の5′末端が抗ゲノム配列の位置40のG(又はゲノム配 列の相当G)で開始すべきであるか、又は少な(とも含む。幹mも完全活性のた めに重要であり、それゆえ酵素の3′末端は、全ての幹■及びループ■を含むべ きである。幹■は短縮され、幹■及び■は共にループにより閉じることができる 。幹■の末端のループ並びに幹■及び■を結ぶ配列は急激な変化を許容しないで あろう。それでこれらも無傷で残されるべきである。
これは、二本鎖RNAを切断するための(自己スプライシングリボザイムよりも むしろ)修飾自己切断リボザイム、例えばHDV、ノ1ンマーヘッド及びヘアピ ンの用途の最初の記載である。スゾスタム、311、ネイチャー83.1986 は、幹Iを欠いている自己スベイシンダテトラヒメナイントロンのバージョンが U−G塩基対のUに対し3′側の位置で、グアノンン依存反応で二本鎖を切断す るであろうことを記載する。これは、問題の酵素が異なる鎖を切断し、又、グア ノシンを要求しないから、本発明と異なる。又、HDV指定酵素はずっと小さく 、従つてより有用である。
用途 本発明の酵素RNAは、治療上及びこの分野でよく認識された診断方法に有効で ある。それらの小さなサイズ及び7−8ヌクレオチドの標的配列のために、それ らの分子はインビボで特異的標的分子を切断するのに有効である。RNAは、製 薬媒体内での治療量で唐音に直接投与することを含む全ての標準的方法によって 、又はインビボでRNAの生成を起こすウィルスのトランスフエクンヨンによっ てさえ、導入しつる。診断において、特殊なRNA配列を存在させることは、上 に示した実施例におけるように、及びセフ等、止揚で検討されるように容易に実 施できる。
他の実施態様は以下の請求の範囲内にある。
G −G CA U C−G II U−A −G C−G 70 −C ^ A −C −C −U G C △ U前 −A −G −G70 −C ^ ^ −C −C −LI G C ・−3゛ 時間(分) △ 二 ;:’ 3 4 5 0 7 8 9 101112−・−−一−・・68  G す00.―−O・・・G −・・OO・・・・・ G −0−・−・・0・ U F7G、 4θ 鴫 、−−1一番 ψ G 嘲診−・ 4に##l−0G 鴫)・・ −・ ◆ −一 −一 U 3.令奉肴 ・ GF)(4) 3’ F/G、 4b フロノー・ 圧5U 時間(分) 5’pppGGGCAU CAAGCυ3′−G −C −U A −C −C −U G 八60 1 11−A I 環状RN A 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成6年7月 13場

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.切断部位の3′側でのみRNA基質と塩基対合するRNA基質結合部分、及 び、 該RNA基質結合部分の一部又は全てを含みうる、該酵素活性を有する酵素部分 、 を含み、 該核酸分子は切断部位3′側でのみRNA基質と塩基対合し、且つ切断部位で該 RNA基質の切断を生じうる、切断部位で分離RNA基質を切断するRNA基質 切断酵素活性を有する核酸分子。
  2. 2.RNA基質を、核酸分子か切断部位で該RNA基質の切断を生ずる条件下、 切断部位で分離RNA基質を切断するRNA基質切断酵素活性を有する核酸分子 と接解させる段階を含み、該核酸分子は、切断部位の3′側でのみRNA基質と 塩基対合するRNA基質結合部分、及び該RNA基質結合部分の一部又は全てを 含みうる、該核酸分子が切断部位の3′側でのみRNA基質と塩基対合し、切断 部位で該RNA基質の切断を生じうる、酵素活性を有する酵素部分を含む、切断 部位の3′側でのみ核酸分子と塩基対合することによる切断部位でのRNA基質 の切断方法。
  3. 3.切断部分の3′又は5′側でのみ塩基対合し、切断部分の3′及び5′側の 両方では塩基対合しないRNA基質結合部分、及び該RNA基質結合部分の一部 又は全てを含みうる、酵素活性を有する酵素部分、 を含み、 核酸分子が切断部位の3′又は5′側でのみRNA基質と塩基対合し、且つ隣接 2′水酸基により切断部位で該RNA基質の切断を生じうる、切断部位で分離R NA基質を切断するRNA基質切断酵素活性を有する核酸分子。
  4. 4.該核酸分子がD型肝炎ウイルスから誘導される、請求項1又は3の核酸分子 。
  5. 5.該核酸分子が配列GNNNNNN、式中、各Nは独立してヌクレオチド塩基 である、に対し5′側で切断する酵素的に活性である、請求項1又は3の核酸分 子。
  6. 6.該核酸分子が、切断部位に隣接して塩基対合する少なくとも一つのリボヌク レオチドを含む、請求項1又は3の核酸分子。
  7. 7.該核酸分子がRNAである、請求項1又は3の核酸分子。
  8. 8.該核酸分子が7又は8ヌクレオチドから成る標的ヌクレオチド配列と塩基対 合する、請求項1又は3の核酸分子。
  9. 9.該核酸分子が環状である、請求項1又は3の核酸分子。
  10. 10.該核酸分子が単一GU塩基対、続く6ワトソン−クリック塩基対を有する RNA二本鎖を切る、請求項1又は3の核酸分子。
  11. 11.該核酸分子がD型肝炎ウイルスから誘導される、請求項2の方法。
  12. 12.該核酸分子が配列GNNNNNN、式中、各Nは独立してヌクレオチド塩 基である、に対し5′側で切断する酵素的に活性である、請求項2の方法。
  13. 13.該核酸分子が、切断部位に隣接して塩基対合する少なくとも一つのリボヌ クレオチドを含む、請求項2の方法。
  14. 14.該核酸分子がRNAである、請求項2の方法。
  15. 15.該核酸分子が7又は8ヌクレオチドから成る標的ヌクレオチド配列と塩基 対合する、請求項2の方法。
  16. 16.該核酸分子が環状である、請求項2の方法。
  17. 17.該核酸分子が単一GU塩基対、続く6ワトソン−クリック塩基対を有する RNA二本鎖を切る、請求項2の方法。
  18. 18.RNA二本鎖と反応し、且つGU塩基対のGの5′側で該RNA二本鎖を 切断しうる酵素部分、 を含む切断部位で二本鎖RNA基質を切断するRNA基質切断酵素活性を有する 核酸分子。
  19. 19.該RNA二本鎖が構造 GNNNNNN UNNNNNN (式中、各Nは独立してヌクレオチド塩基である)を有する、請求項18の核酸 分子。
  20. 20.RNA二本鎖を、切断部位で該二本鎖RNA基質を切断するRNA切断酵 素活性を有する核酸分子と接触させる段階を含み、該核酸分子が該酵素活性を有 する酵素的部分を含み、該核酸分子がGU塩基対のGの5′側で側基質を切断し うる、 構造 GNNNNNN UNNNNNN (式中、各Nは独立してヌクレオチド塩基である)を有するRNA二本鎖を切断 する方法。
  21. 21.切断部位で分離RNA基質を切断する酵素活性を有する、環状核酸分子。
  22. 22.自己切断及び自己結合に適した条件下、環状分子を形成するであろうRN Aを含む分子内自己切断及び自己結合RNA分子をインキュベートし、該環状分 子を産生する段階を含む、 酵素活性を有する環状核酸分子形成方法。
  23. 23.該自己切断及び自己結合核酸がグループIイントロンから誘導される、請 求項22の方法。
  24. 24.該自己切断及び自己結合核酸がグループIIイントロンから誘導される、 請求項22の方法。
  25. 25.該自己切断及び自己結合核酸が自己切断ではないがインビボで細胞因子に より切断し、結合するプレメッセンジャーRNAイントロンから誘導される、請 求項22の方法。
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