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JPH07502493A - Htlvの抗原決定基に対応するペプチド - Google Patents

Htlvの抗原決定基に対応するペプチド

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Publication number
JPH07502493A
JPH07502493A JP5507082A JP50708293A JPH07502493A JP H07502493 A JPH07502493 A JP H07502493A JP 5507082 A JP5507082 A JP 5507082A JP 50708293 A JP50708293 A JP 50708293A JP H07502493 A JPH07502493 A JP H07502493A
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JP
Japan
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peptide
htlv
envelope
peptides
iitlv
Prior art date
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Pending
Application number
JP5507082A
Other languages
English (en)
Inventor
パルカー、トーマス・ジェイ
ヘイネス、バートン・エフ
Original Assignee
デューク・ユニバーシテイ
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Filing date
Publication date
Application filed by デューク・ユニバーシテイ filed Critical デューク・ユニバーシテイ
Publication of JPH07502493A publication Critical patent/JPH07502493A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 HTLVの抗原決定基に対応するペプチド〔発明の背景〕 1、技術分野 本発明は、一般的には免疫性調整物に関し、より具体的には、I型または■型ヒ トT細胞白血病ウィルス(BTLV)のエンベロープ蛋白の抗原決定基に対応す るアミノ酸配列を具備した合成ペプチド及びこれを含む免疫性組成物に関する。
2、背景情報 )ITLV−1,オヨび)ITLV−11は、胸腺由来(7) (T)リンパ球 に選択的に感染する、外因性かつ天然に存在するヒトレトロウィルスである。H TLV−1,およびIITLV−11は、成人T細胞白血病およびリンパ腫(A TLL) fPoicsx rl al、Proc、Na口、Acxd。
Sci、 USA 77:7415. 1980: Kalyana+aman  sf al、 5cience218:571. 1982)(7)原因物質 である。人間におけル11TLV−1感染には“l接状態”の前白血病状態が伴 っている。その状態は明かな進行性ATLLに進むが、あるいは、何年も変化し ないままでいる(Yamaguchi el al、Blood 62: 75 8. 1983)。ATLL発病前のみかけ上の潜伏期間が長いことは、健康な りTLV−1陽性キヤリアによる感染の拡大、並びにウィルスに接触したキャリ アの確認を含む疫学上の重要な問題を提示する。IITLV−1は性交、静脈内 薬物投与器具の共同使用、乳房ミルクおよび子宮内もしくは分娩時(prrip arlum)の接触によって伝染され得る(Wong−5…I and Ga1 lo Najure 317:395. 1985) o現在のところ、感染し たヒトからIITLV−1を排除する方法、またはウィルス感染あるいは疾病の 進展を防御する方法はない。ATLLに加えて、)ITLV−1は熱帯性症ψ性 不全対麻痺(Gessainelal、Lancet II:698. 198 6)、慢性進行性を髄障害(Osam* elal、 Ann、 Neu+o1 .21;117. 1987) 、多発性硬化症(Xop+owski el  at、NatuIe 3]8: 1541985) 、非ホジキンリンパ腫、1 987)にも関連している。IITLV−11はまた、ヘアリー〇セル白血病の T細胞変種と呼ばれる珍しい形態の慢性白血病(Kalyanaramanrt  al、5cience、218:471. 1982)にも関連している。
HTLV−1は世界的な分布を有しているが、局在した風土病的134・215 . 1984)、および他の領域で確認されている。HTLV−11の血清学的 陽性の広かりは増大しているか(Rosenblattel at、New E ngl、J、 Med、315+372. 1986) 、HTLV−1f ( 7)疫学はあまり知られていない。同様に、)ITLV−1の血清学的陽性の割 合は、ニューヨーク(9%、 Robert−Guroff ef al、J、  Am。
Med、As5oc、255: 3N3. 1986) 、及びニューオーリン ズ(49%、 tWeiss el al、Ptoc、Am、Soc、Cl1n 、One、6:5. 1987))では静脈内への薬物乱用者において増加して おり、また二ニーヨーク(9%、Robert−Guroll et al、J 、 Am、 Mad、 As5oc、255;3133、 1986)、チャペ ルヒル、ノースキャロライナ(13%(Haynes rl al、 Cl1n  Res、 33:342A、1985))では血液製剤の輸血を受けている患 者において増加している。
最近、Raleigh、 NCからの6人の集団について、IITLV−1に対 する抗体を保持していることが確認された fWeinberg et前白血病 徴候を示唆する異常な循環リンパ球を保持していた。
その後、−人の患者が成人T細胞白血病で死去しており、6人全員がHIVにつ いては血清学的陰性であった。ニューヨークおよびニューオーリンズにおける血 清学的陽性率の増加と共に、この集団での知見は、HTLV−1についての信頼 できる診断試験、並びに未感染個体のための防御ワクチンが緊急に必要であるこ とを強調している。
生産物を含むワクチンが防御的に有用であろうことが指摘されているが、現在の ところ、HTLV−1に対して使用可能なワクチンは存在しない。IITLV− 1エンベロープ遺伝子は、63〜67キロダルトン(kd)の糖蛋白前駆体をコ ードしており、該前駆体は蛋白加水分解により加工されて、成熟gp46外部エ ンベロープ糖蛋白および21kdのトランスメンブラン蛋白を生じる(Lece l al、Proc、Natl、 Acad、Sci、USA、 81:385 6. 1984)。
Kiyokawa et al (Proc、Na11. ^cad、Sci、 USA、81:6202゜1984)は、HTLV−1(7)全gp63エンヘ ローフ前駆体分子ヲ、gp46外部エンベロープ糖蛋白分子の12アミノ酸以外 の全てを含むN末端部と、gp21 )ランスメンプラン分子のほとんど全てか らなるC末端部との二つの断片として、大腸菌中で発現させた。Kiyokaw aらは、ウサギIITLV−1gp63−?−ンベローブ前駆体のN末端および C末端部に対する抗血清を使用して、アメリカおよび日本のBTLV−1の色性 型(pseudo17pes)の両方を中和した。Boshinoら (ln1 . J、 Cxnce+ 36;76]、 1985)は、この発見を抗−gp 21抗血清によって確認した。要約すると、これらのデータは、IITLV−1 のエンベロープ上には少なくとも2つの中和部位がある事、即ち、第一は外部g p46エンベロープ糖蛋白に関連し、第二はgp21 トランスメンブラン糖蛋 白に関連することを示している。さらに、大腸菌中で生産されるこれらBTL’ /−1の組換蛋白はグルコシル化されていないので、糖鎖はこれらの中和部位の 必須成分ではない。
従って、グリコジル化されていない構築物としての合成ペプチドが、BTLV− 1のエンベロープに対する中和抗血清の産生に適しているように思える。日本お よびアメリカのBTLV−1エンベロープに対するヒトまたは動物の抗血清は、 色性型分析において交差的に中和(cross−neul+alixe)するで あろうから1111TLV−1のエンベロープ抗原もまた世界的に単一血清型を 示すと思われる(Nagy et al、In1. J、Cancer 32+ 321. 1983)。
このように、HI Vの単離された特異的中和エピトープとは異なり、一つのI ITLV−I Ll離物に対する合成ワクチンは、他のHTLV−1単離物に対 しても防御性を示すであろう。実際に、抗体または特異抗体を1(TLV−1陽 性リンパ球の培養物に加えると、ウィルス抗原の発現を抑制できる事を実証し、 抗111TLV−1抗体が1n−vivoで防御を達成し得るメカニズムを示唆 した。
これらのデータは、HTLV−1エンベロープ糖蛋白の一部分がヒトにおけるH TLV−1への防御的な抗体価を誘導するワクチンとして使用され得るとの提案 を強力に支持するが、これらの研究では、重要なエピトープの配列は確認されて いない。
■TLV−1とIITLV−11のエンベロープ糖蛋白間には配列の相同性か存 在するから、該配列を解明することはまた、HTLV−11に対するワクチンに 含める重要なりTLV−11エンベロープ糖蛋白のエピトープの確認を容易にす るであろう。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、吐乳動物において、BTLV−1及びllTl、V−11に対 する高力価中和抗体の産生を誘発することができる合成ペプチドであって、単独 もしくはキャリア分子に連結させた形で、および/またはポリマー化により形成 された分子凝集物の形で上記抗体の産生を誘発できる合成ポリペプチドを提供す ることである。
本発明のもう一つの目的は、哺乳類において■TLV−1に対する防御的免疫を 誘発できるIITLV−1エンベロープ蛋白の抗原決定基に対応したアミノ酸配 列を有するペプチドを含んだ、免疫原複合体を提供することである。
本発明の更なる目的は、哺乳類においてTITLV−11に対する防御的免疫を 誘発できるHTLV−11エンベロープ蛋白の抗原決定基に対応したアミノ酸配 列を有するペプチドを含んだ、免疫原調合体を提供するものである。
本発明の付加的な目的は、生物学的テスト試料中において、抗11TLV−1抗 体および抗)ITLv−11抗体の存在を検出する方法を提供することである。
これらのl」的、並びに以下の詳細な説明から当業者に明らかな他の目的は、ウ ィルス性原因物質IITLV−1及びHTLV−11にに・1する免疫反応を生 み出すのに有用な合成ペプチドを提供することによって達成された。
〔発明の概要〕
本発明は、免疫原製剤および該製剤から作成されるワクチンに関する。IITL V−1または)ITLV−11の何れかのエンベロープ蛋白の抗原決定基に対応 するアミノ酸配列を持つ合成ペプチドは、直接またはスペーサ分子を介して適切 なキャリア分子に共有結合されることにより、免疫原1夏合体を形成する。−以 上のこれら複合体を合釘するワクチンか開示される。
−ツ(7) QQ 様1: !6 L ’ で、本発明ハ、)ITLV−1(マ タハ1lTLV−!l)のエンベロブ糖蛋白の抗原決定基に対応したアミノ酸配 列をもった合成ペプチドを具備し、該ペプチドは、単独またはキャリア分子と共 有結合した形で、哺乳類において、IITtV−1(またはHTLV−11)に 対する高力価の防御性抗体を誘発することカできる。本発明のペプチドは、HT LV−I(Seiki ef al。
(Sodroski et al、5cience 225:421. +98 4)におけるエンベBio1. 157:105. 1982)に存在する抗原 決定基に対応する。
もう一つの態様において、本発明は削孔類中でHTLV−1またはIITLV− 11対する高力価の防御性抗体を誘発することができる免疫原調合体を具備し、 該1夏合体は、(i)キャリア分子と、(11)該キャリア分子に共有結合され た、IITLV−1(またはIITLV−11)のエンベロープ糖蛋白の抗原決 定基に対応したアミノ酸配列をもつ合成ペプチドとを具備する。
更に別の態様において、本発明は、上記nrtv−+ (または11TLV−1 1)特異的複合体を免疫学的有効量で哺乳類に投与することを具備した、IIT LV−1(またはHTLV−11)に対する免疫生じさせる方法を包含する。
他の態様において、本発明は、生物学的テスト試料中における抗HTLV−1( 抗HTLV−11>抗体の存在を検出する方法であって、該試料と本発明のペプ チドとを接触させることと、前記試料中の抗体と該ペプチドとの複合体を形成さ せることと、該複合体の形成を測定することとを具備した方法を包含する。
〔図面の簡単な説明〕
図1 : )ITLV−1陽性患者から1すた抗体の、gN6envにコードさ れた合成ペプチドに対する反応性。
図2 : HTLV−1のエンベロープ糖蛋白gp46およびgp63に対する 抗合成ペプチド抗血清の、イムノプロット分析における反 応性。
図3: イムノプロット分析における、抗ペプチド抗体のBTLV−I gp4 6に対する反応性の特異的阻害。
図4Aおよび4B 熱帯痙章性不全対麻痺(丁SP)に付随してBTLV−1を もつ患者AからfjられたFILD−DR2制限細胞障害性T細胞系P−10に ヨッテ認識すレル、BTLV−1gp46(7)エピトープのマツピング。
図5= 合成ペプチド5P−2を用いた、中和性抗ペプチド抗血清の吸収。
図6 HTLV−1に対する中和抗体のペプチド吸収 図7 11TLV−IT細胞/B細胞ペプチド〔発明の詳細な説明〕 本発明は、BTLV−1の免疫原性エピトープに対応するペプチド、HTLV− 11の免疫原性エピトープに対応するペプチド、並びに、それらから作成される IITLV−1およびBTLV−11の夫々にり・1する合成ワクチンに関する 。これらの新規な免疫原製剤は、BTLV−1またはIITLV−11のgp4 6エンベローブ蛋白と共通の抗原決定基を有するペプチドを化学的に合成するこ とにより製造される。該ペプチドはキャリア分子に連結されて、免疫原性複合体 を形成(および/または高分子化される)することによって、ワクチンとして適 切なものになる。これらのワクチンは、例えば非経口的な投与経路で、その免疫 学的有効量が哺乳類に投与された場合に、BTLV−1またはIITLV−11 に関係した疾病に対して免疫感作を行なうために有効である。
免疫原能を研究すべきペプチドには、IITLV−1およびIITLV−11g p46エンベロープ糖蛋白の親水性荷電領域に対応したペプチドが含まれること が確定された。更に、これらのペプチドのうち、βターンをもっと推定されるペ プチドが特に重要であることがわかった。ペプチド内ジスルフィド結合の形成が 、本来の構造的決定因子を確立するのに有用であることが認められた。また、鏡 開ジスルフィド結合の形成は、ペプチドをポリマー化し、より大きく且つより免 疫原性の高いペプチド凝集物を形成するために有用であることが分かった。
HTLV−1およびHTLV−11エンベロープ蛋白の推定アミノ酸配列をコン ピュータ分析することにより、親水性領域の二次構造および位置が決定された。
二次構造は、Chou and Fgsman(Biochemistry 1 3:211 and 13:222. 1974;^dvances in E nBmologF 47+45. 1978)の方法を使用したコンピュータ分 析で決定された。βターンの可能性がありそうな領域の位置は、Roseの方法  (Nature 272:586. 1978)を使用して決定された。
エンベロープ蛋白の親水性領域は、Rose及びRo7 (Proc、 Naj l、 Acad、 Sci、 USA ??+4643. 1980)の技術、 並びにKy”+e及びDoolijllr (J、 Mo1. Biol、15 7:105−132. 1982)の技術によって決定された。
本発明のペプチドには、FITLY−1のgp46エンベローブ糖蛋白内に存在 するB細胞エピトープに対応するか、またはこれと相同であるペプチドが含まれ る。これらペプチドは、長さが約25以下のアミノ酸(単位)であり、且つ親水 性である。該ペプチドは適当なキャリア分子と結合されると、哺乳類において、 HTIV−1の天然のgp46エンベロープ糖蛋白と反応できる高力価+1+1 000)の抗ペプチド抗体の産生を喚起する。本発明の他のペプチドは、)IT LV−11のgp46エンベロープ糖蛋白内に存在するB細胞エピトープに対応 するか、またはこれに対して相同性を有する。これらペプチドは、長さか約25 以下のアミノ酸(中位)であり、且つ親水性である。また、適当なキャリア分子 と結合されると、哺乳類において、HTLV−11の天然のgp46エンベロー プ糖蛋白と反応できる高力価(1+1000)の抗ペプチド抗体の産生を喚起す る。
本発明の合成ペプチドは、表1に示すアミノ酸配列、或いは、表に掲載された特 異的配列で表されるエピトープと結合する抗体によって同様に扱われるように、 表1に示す配列の一つと充分に近似した配列(即ち、免疫学的に同等の配列)ヲ # L i!% ル。カカル同等ノ配列ノー例ハ、WTHPNRNGGG (H TLV−1エンベロープのアミノ酸番号88−98: sp 2L−] と記す )である。以下、このような合成ペプチドを、BTLV−1特異性ペプチドとい う。
表1 診断に使用される合成ペプチドおよび !(TLV−1に対するワクチン 1 33−47 VSSYH5KPCNPAQPV2 86−107 (C)P IIWTKKPNRNGGGYYSASYSDP3 176−189 FC)L NTEPSQLPPTAPP(Y)4 129−149 5SPYWKFQHD VNFTQEVSRLN(C)4A 190−209 (C)LLPBSNLD BILEPSIPWISX(Y)5 269−280 (Y)LPFNWTHC FDPQ(C)6 296−312 (C)PPFSLSPVPTLGSRSR R7374−392YAAQNRRGLDLLFWEQGGL(C)8 400 −4]5 GRFPNITNSHVPILQE9 411−422 (C)PI LQERf’PLENR10462−480CILRQLRBIPSRVRYP IIIYS3618−3622. 1983に従い、リーダー配列のN−末端メ チオニン=1゜ 2、合成ペプチドの配列1−11は、ペプチド4を除き、HTIV −I H1 63エンベロープ前駆分子のN末端からC末端へ順に掲載されている。ペプチド 7−11の配列は、gp2+のトランスメンブラン糖蛋白由来であるが、ペプチ ド1−6の配列はgp46の外部エンベロープ糖蛋白由来である。アミノ酸番号 は、開始メチオニン−1で始まる(Palker eIal、、 J、Immu no (1989) Vol、 142Ftb、1.参照)。
3、括弧内のアミノ酸は、キャリア蛋白(C) とのカップリングおよびペプチ ドのヨード化(Yl を促進するために添加された。CysはN末端またはC末 端の何れかである。
4、−文字コードによって表示される各アミノ酸は、アルギニン(R)、アスパ ラギン酸(D)、アスパラギン(N)、グルタミン(Q)、グルタミン酸(E) 、リジン(K)、フェニルアラニン(F)、トリプトファン(W)および千ロジ ン(Y)を除いて、その名前の頭文字である。
同様に、本願の他の合成ペプチドは、表2に示されるようなアミノ酸配列、また は、表に掲載された特異的配列で表されるエピトープと結合する抗体によって同 様に扱われるように、表2に示される配列の一つと充分に近似した配列(即ち、 免疫学的に同等の配列)を有し得る。このような同等の配列の一例は、PHWI KKPNRQGLGYYS(C) (IITLV−11エンベロープのアミノ酸 番号82−97. DP−90と記す)である。以下、このような合成ペプチド を、BTLV−11特異性ペプチドと言う。
嚢2 診断に使用される合成ペプチドおよび BTLV−11に対する予防接種 1 30−44 5SYHSSPC5PTQPVC244−63CTWNLDL NSLTTDQRLIIPPC383−104BWI[PNRQGLGYYSP SYNDPC4125−140(C)SSPSWKFIISDVNFTQE5  174−194 FC)SEPTQPPPTSPPLVHDSDLEHる。リー ダー配列のメチオニン=1゜ 2、括弧内のアミノ酸が、キャリア蛋白(c)とのカップリングおよびペプチド のヨード(Y)を促進するためニ添加された。CysはN末端またはC末端の何 れがであり得る。
3、−文字コードによって表示される各アミノ酸は、アルギニン(R)、アスパ ラギン酸(D)、アスパラギン(N)、グルタミン(Q)、グルタミン酸(E) 、リジン(K)、フェニルアラニン(F) 、I−リプトファン(W)およびチ ロシン(Y)を除いて、その名前の頭文字である。
本発明のペプチドか共有結合する(複合体を形成する)キャリア分子は、無毒で 、薬学的に使用可能であり、哺乳類において免疫反応を生じるのに十分な大きさ であるのが有利である。適切なキャリア分子の例としては、破傷風トキソイド及 びキーホールカサガイヘモシアニン(Keyhole limpet hem。
cyanin ; KL)l)がある。)ITLV−1特異性ペプチド及びHT LV−1!特異性ペプチドが結合し得る他のキャリア分子には、HTLV−1ま たはBTLV−11gp63エンベロープ糖蛋白またはMargaIit el al、 (1,Immuno1. 138:2213. 1987)のアルゴリ ズムによって推定される螺旋構造をもったP55 gjgポリ蛋白の、T細胞エ ピトープに対応する配列を有するペプチドが含まれる。その具体例が表3に掲載 されている。アミノ酸LASGXSLをl−TlのN末端への付加すると、マウ スTヘルパー細胞によって確二ごされるペプチドとなる。
表3 ETLV−1,IITLV−11(7)T細胞エピトープウィルス 遺伝子 ア ミノ酸 記号 配列FITLY−1xンベローブ 347−363 1−TI  LIIEVDKDISQLTQIVKHTLV−1エンベロづ 64−74 1 −T2 QPPCPNLVSYSGag 184−200 I−T3 DLQD LLQYLC3SLVASLGag 79−87 1−T4 RVNEILHI L)ITLV−11エンベロープ 348−369’ II−T4 KDISB LTQAIVKN)IQNILRVl、両親媒性の螺旋二次構造を含むアミノ酸 配列を保護するために使用される、MargaIit et at、(J、1m munol。
+38:2213. 1987)のアルゴリズム2、5eiki et ale 、 Proc、Na11. Acad、 Sci、 Its^80:3618゜ 1983からの)ITLV−]推定アミノ酸配列HTLV−1特異性ペプチドお よびBTLV−11特異性ペプチドはまた、薬学的に使用可能なアジュバント( 例えば明春)と共に、または破傷風トキソイドよりも免疫原性の高い他のキャリ ア分子に結合して投与され1する。
キャリア分子と本発明のHTLY−1またはIITLV−11特異性ペプチドと の連結は、直接またはスペーサ分子を介してなされる。
スペーサ分子は、無毒性で且つ反応性であるのが有利である。
11TLV−1又は[1V−11特異性ペプヂドのアミノ末端に付加される二つ のグリシン残基は、ペプチドとキャリア分子を連結するのに適切なスペーサ分子 を与える;或いは、HTLV−1または11TLV−11特異性ペプチドは、例 えば表3に表示されている配列(またはその部分)のような他の免疫原性)IT LV−1,若しくはBTLV−11工ンベロープ配列に隣接して、直接合成する ことができる。キャリア分子と結合させるために、IIITLV−1,またはH TLV−11特異的ペプチドのN末端またはC末端の何れかにシスティンを付加 するか、或いは、ジスルフィド結合の形成を介しての鏡開ポリメリゼーションを 促進し、より大きな分子凝集物を形成するために、システィンを両末端に付加す ることができる。
IITLV−1,またはIITLV−11特異性ペプチドに対するキャリア分子 の結合は、カップリング剤を用いて行なわれる。Greenel al、(Ce ll 28+477、 1982)、およびPa1ke+ el al、 (P roc。
Natl、 Acad、Sci、USA84:2479. 1987>に記載さ れているように、ヘテロ官能性のカップリング剤であるトマレイミドベンゾ・イ ルーN−ヒドロキジサクシンイミドナエステル(MBS)、または、水溶性化合 物である0−マレイミドーベンゾイルスルフォサクシンイミド・エステ(Sul lo−M B S )を使用するのが有利である。
本発明のワクチン(哺乳類に投与されると、11TLV−1に対して防御的免疫 反応を誘発する)は、一つ以上の免疫原複合体を合釘する。この夫々の複合体は I’1TLV−1特異性ペプチドを含ンでオリ、各11TLV−1特異性ペプチ ドは、HTLV−1gp46−r−ンベロープ蛋白の異なる部分に対応している 。表1に掲載した一以上のHTLV−1特異的ペプチドを、例えば表3に表示し たHTLV−1エンベロープまたはgag蛋白の推定T細胞エピトープと結合す るか、或いはこれと共に合成するのが有利である。
このようなキメラの一例は、LPPTAPPLLPIISNLDIIILEPS IPWKSKWTKWPNRNGGG (HTLV−1エンベロープ蛋白のアミ ノ酸岳号183−209/88−98; DP−91と記す)である。
同様に、)ITLV−11対して防御的免疫反応を誘発てきる本発明のワクチン は、−以上の免疫原複合体を具倫する。その各々抱合体は、HTLV−11特異 性ペプチドを含み、各ペプチドはHTLV−It gp46エンベローブ蛋白の 異なる部分に対応する。表2に掲載されている一つ以上のHTLV−11特異性 ペプチドは、例えば表3に表示される推定T細胞エピトープと結合され、または これと共に合成されることが有利である。
更に、哺乳類によってIITLV−1およびHTLV−11に対する防御抗体が 同時に生じるように、)ITLV−1および)ITLV−11のエンベロープ蛋 白由来の合成ペプチドを含む上記の免疫原複合体を混合し、単一の接種物とする ことによって、二価のワクチンを構築することかできる。
1(TLV−1およびIITLV・11エンベロープの一部を反映する合成ペプ チド、又はヘルパーT細胞によって認識される282分子をキャリア分子として 使用することによって、破傷風トキソイド等の他のキャリア分子を用いる必要が なくなり、加えてIITLV−1または)ITLV−11に対するB細胞および T細胞の反応が特異的になるという利点か得られる。BTLV−1およびHTI 、V−11特異性ペプチドは、単独または対応するT細胞エピトープと共に合成 されたものの何れであっても、酸化剤で処理してペプチド鎖のシスチン間におけ るジスルフィド結合形成を誘導され、高分子化されることによって、高い免疫原 性をもつ抗原となる。
本発明のHTLV−1およびHTLV−11特異性ペプチドか、免疫感作に続い て中和抗体を産生ずる能力は、Nagy el al、 (Inl、 J。
Cancer 32:321. 1983)に記載されているようにして決定さ れる。
HTLV−1およびI(TLV−11特異性ペプチドをワクチンまたはワクチン 成分として使用することに加えて、これらのペプチドはまた、診断のためにも使 用することができる。生物学的試料中のBTLV−1または)ITLV−11エ ンベロープ蛋白に対する抗体の存在および力価は、固相ラジオインムノアッセイ (RIA)において)ITLV−1および)ITLV−11特異性ペプチドを用 いることにより検出することができる(Palker et at、J、Imm unol。
136・2393. 1986−この報文の全内容が本明細書に参照として組み 込まれる; 1bid、 I’roc、 Na11.Acad、Sci、 US A 84:2479、+987+ 、本発明)HTLV−1オヨびFITLY− I+特異性ペプチトハまた、標準の酵素結合免疫吸着試験(ELISA)におい て、生物学的試料中のHTLV−1またはHTLV−11エンベロープ糖蛋白に 対する抗体の存在を検出するためにの使用され1)る。
本発明のIITL’/−1診断試験の一つの態様においては、IITLV−1g p46エンベロープ由来の合成ペプチドとIITLv−1p19 gag蛋白と の混合物が用いられる。好ましくは、表1のペプチド4Aと、下%F3(7)  tlTLV−1p19 ノhルボキシル末端配列: Pro−Tyr−Val− Glu−Pro−Th+−Ala−Pro−Gln−Val−Leuを含むペプ チドが使用される。組み合せにおいて、これらの二つのペプチドは、p19また はgp46に対する抗体を有する)ITLV−1陽性被検者由来の血清の抗体に よって95%で認識される( Pa1ker elal、J、Immunol、 136:2393. 1986. および表1)。これら二つのペプチドの組み 合わせは、ELISAまたは旧Aにおいて、1(TLV−1陽性患者由来の血清 中の抗体を検出するために使用することができる。
以上述べたところを考慮すれば、ELISA 5RIA 、間接蛍光イムノアッ セイ、およびウェスタンプロット分析等の検出手段を使用して、生物学的試料中 のHTLV−1およびHTLV−11に対する抗体を検出するためにの、HTL V−1およびHT[、V−11特異性テストキツトが構築できるということが当 業者には明らかであろう。
本発明のBTLV−1またはIITLV−11特異的ペプチドによる免疫感作に 反応して産生される抗体が、標準的な技術を使用して、抗原診11fr試験に使 用されるということもまた、当業者には明らかであろう。
以下、実施例に従って本発明をより詳細に説明するが、これら実施例は本発明を 制限するものではない。
実施例I BTLV−1gp46 (Seiki el xi;、Proc、Nx口、^c !d、Sci、USA80:3618−3622.1983)およびBTLV− 1t gp46(Sodorski etal;、5cience、225:4 21−424.1984)由来の親水性アミノ酸配列を含む本質的に純粋な合成 ペプチドが、デュポン2100 ペプチド合成機を用い、製造者により供給され た化学剤およびプログラムサイクルを使用して合成された。配列は表1および2 に掲載されている。
Green el al、(Crll 28:477、1982)およびPgl k!r cl al。
(?oc、 Na1l、 Acad、Sci、 USA 84:2479. 1 987)に記載されているようにして、ペプチドは、MBSを用いてキャリア分 子である破傷風トキソイド(TT)に結合された。カップリングの手順は次の通 りである。まず、リン酸緩衝生理食塩水(pH7,2)0.5ml中の24 m gの破傷風トキソイドを、ジメチルホルムアミド100μm中に溶解させたl  mgのMBSと共に、23℃で1時間インキュベートした。次に、このMBSで 処理した破傷風トキソイド(TT−MBS)をPD−10(Pharmacia )カラム上での選別クロマトグラフィーにかけ、TT−MBSから未反応のMB Sを除去すると共に、TT−MBSを含む分画が、光学密度280 nmでのス ペクトロフォトメトリック分析で定量されたカラム空間容量で回収された。TT −MBSは、PBS中の6−9mgの合成ペプチド(カルボキン末端またはアミ ノ末端に還元されたシスチンを含む)と共に、23℃で3時間、で振盪しながら インキュベートされた(ペプチド:キャリア蛋白の分子比率は30:1)。こう して得られたTT−ペプチド複合体は、4°Cで一晩、PBSで透析されるか又 はPD−10カラム上で再び脱塩され、免疫原として使用された。
ペプチドのキャリア分子トキソイドへの結合は、複合体を5OS−ポリアクリル アミドゲル電気泳動(5DS−PAGE)に供すして、キャリア分子ポリアクリ ルアミドゲル電気泳動の分子量を越える見掛の分子量の増加を測定することによ り、およびMBS処理されたキャリア分子の分子量を凌ぐ見掛けの分子量増加を 測定することによりモニターされた。カップリング効率もまたペプチドの微量ヨ ウ素化によってモニターされたが、この効率はペプチドによって10−30%の 範囲で変化した。
実施例2 BTLV−1七ロポジティブ者由来の抗体のHTLV−1gp46合成ペプチド に対する反応性111TL/V−1gp46 ノ親水性領域由来の合成ペプチド (HTLV−1合成ペプチド)を、0.1M Na)IcO,pH9,6,の緩 衝液中に溶解させるか懸濁させ、Immulon 2マイクロタイタウエル(D 7nxltch)を用いて、この溶液または懸濁液50μg/ウェルを4℃で一 晩インキユベートした。ウェルを空にした後、リン酸緩衝生理食塩水(PBS) 巾の5%の無脂肪乾燥ミルク(Carnation)200μmと、0.1%ア ジ化ナトリウムとをウェルに添加して2時間インキュベートした。ウェルを空に し、5%の無脂肪乾燥ミルクおよび0.05%トウィーン(Tween) 20  (洗浄緩衝液)を含むPBSで一回洗浄し、更に、BTLV−1陽性患者また は通常人由来の血清の洗浄緩衝液による稀釈液(1150)と共に1時間インキ ュベートした。ウェルを洗浄緩衝液で3回洗浄し、更にウサギ抗ヒトIgG f H& L鎖特異性、Cooper Biomrdical。
Malvern、 PA)全血清の洗浄緩衝液にょる]/150希釈液(50μ m)と共に30分間インキュベートし、前記のように洗浄し、続イテ、洗浄緩衝 液50μm中(7) 】25I 標識m白A (Sigma)105cpmと共 に23°Cで更に30分間インキュベートした。ウェルを前記のように洗浄し、 ウェルに結合された放射活性をガンマ−計測器で測定した。図1に、1(TLV −1陽性患者の血清(E)および通常人血清対照(C)の実験で得られた (E /C)の平均cpm値(二つのウェル)を示す。2.0より大きい比は陽性とみ なされた。
実施例3 1’1TLV−1およびHTLV−11に対する抗体の検出p19のC末端に由 来した、IITLV−1にコードされる合成ペプチドである5P−71(Pro −丁yr−vBI−Glu−Pro−Tbr−Alj−Pro−Gln−Val −Leu )またはその部分と、表1に記載したgh46巾来の合成ペプチド5 P−4^とが混合され、上記21人におけるマイクロタイタウエル(ウェル当た りの各ペプチド量は10−50Ig)に添加されて、HTLV−1に対する抗体 を検出するために使用され1)る。また、HTLV−Ii p+9のC末端に由 来するアミノ酸配列を含むペプチド(?o−Tyr−Va 1−Glu−P+o −Thr−The−The−Gln−Cys−Phe )またはその部分は、マ イクロタイタウエル(ウェル当たり10−50Ig)に上記のように添加され、 )ITLV−11に対する抗体を検出するために使用され得る。
実施例4 抗合成ペプチド抗血消の合成ペプチドおよび)ITLV−1エンベロープ糖蛋白 に対する反応性BTLV−I envにコードされた合成ペプチド(HTLV− 1特異性ペプチド)が、上記のように破傷風トキソイド(TT)に共有結合され 、ウサギを免疫感作するために使用された。フロイント完全アジュバント中のペ プチド−TT複合体5 mgで1回の免疫感作を行ない、続いて1週問おきにフ ロイント不完全アジュバント中の該複合体で2回の追加免疫を行なった後、血清 が採集され、該血清の免疫感作ペプチドに対する反応性がテストされた(表4) 。
点迭 11TLV−1合成ペプチド(SP) 1−61.:対するウサギ血清の反応性 抗体 抗 原 5P−I 5P−25P−35P−45P−4A 5P−55P−6αsp−]  58.1 0.5 2.1 0.4 0.9 1.3 0.4抗ペプチド血清 の合成ペプチドに対する反応性がラジオイムノアッセイ(2ウエル)で測定され 、結果が免疫感作および免疫感作前の血清で得られた平均cpm値の比として表 された。抗ペプチド血清は、免疫感作ペプチド(下線値)に対する高度の特異性 を持っていた。
ETLV−1合成ペプチドi6に対する抗血清は、RIAにおいて、1 : 2 000の最小力価を有する免疫感作ペプチドに対して高い特異性で反応した。イ ムノプロットで試験すると、ペプチドI、3.4.4^16に対する抗血清(夫 々レーン2.4. 6.8、IO)はHTLV−1g946および/またはgp 63と反応したが、免疫感作111jの血清(夫々レーン1.3.5.8.9  )では反応しなかった。陽性対照として使用された抗)ITLV−1工ンベロー プモノクローナル抗体1cllは、g、46およびgp63 (ライン12)と も反応したが、陰性対照の腹水(P3X63)は反応しなかった(レーン11) ;これらの結果は図2に示されている。イムノプロット分析において、gp46 に対する抗ペプチド抗血清の反応性は、対応するペプチドによって先にインキュ ベートした抗血清によって特異的に阻害された(図3)。また、gM6に結合す る抗ペプチド抗体の特異性を評価するために、HTLV−1gp46ペプチド5 P−6に対する抗血清が、200μgの5P−6(レーン1)または5P−5( レーン2)の何れかと共に予めインキュベートされ、次いて、イムノプロット分 析においてgpJ6と反応された。合成ペプチド5P−6は、gp46と結合す る抗5P−6抗体を完全に阻害した(レーンl)が、5P−5は疎外しなかった (レーン2)。レーン3は、正常ウサギの血清抗体(プラスペプチド5P−6) にはgp46に対する反応性が欠如していることを示している。上記のデータに よって、IITLV−1gp46由来のペプチド(BTLV−1特異性ペプチド )は、キャリア分子と結合されると、17L1/−1gp46に対する抗体を産 生ずるために使用され得ることが示される。
実施例5 図4Aおよび図4Bに示される結果は、Jacobson el al。
(Viral Immunol、 (1987/1988) l:153−16 2)の方法を使用して11られたものである。
図4A: 患者Aから得たEBV−形質転換B細胞が、tlTLV−1envに コードされる合成ペプチド1−11(表1)と共にインキュベートされ、51C [て標識され、自己のクローン化細胞障害性T細胞系P−10によるペプチド特 異的殺生性を評価するためのターゲットとして使用された。ペプチド5P−4( ムーム)て被覆されたBll胞、およびFITLY−1(・−・)に感染した自 己T細胞の両方が、患者へ由来の細胞障害性T細胞系P−1nによって殺生され た。未処理の自己B細胞(○−○)または残りの11ペプチドの何れかで被覆さ れたB細胞(Δ−Δ)は殺生されなかった。
図5 B : IILA−DR2において細胞障害性のT細胞系P−10と適合 する二つの異種B細胞系(・−・、ムーム)と、ペプチド5P−4て被覆されて 上記のように細胞障害性試験でターゲットとして使用される、)ILA−DR2 において不適合の一つのBm 胞系(0−○)。ペプチド4Aて被覆され11つ ILA−DR2I:おいて適合するB細胞は、T細胞系P−10によって殺生さ れた。
しかるに、ペプチド5P−4Aて1皮覆され11つ)ILA−DR2において不 適合のB細胞では、実質的に少しの殺生しか見られなかった。
これらの結果は、ペプチド5P−4八により規定されるHTLV−1gp46の 領域(アミノ酸198−209)に、ILA−DR2制限細胞障害性T細胞系て ムm゛認されるエピトープが含まれることを示している。
実施例6 A、 合成ペプチド−破傷風トキソイド19合体を用い、フロイント完全アジュ バント中の該1夏合体5 mgを皮下注射(10)することにより、並びにフロ イント不完全アジュ/〈シト中の該;夏合体を皮下注射(8,15,22,29 0)することにより、ウサギを免疫感作した。
HTLV−I Env遺伝子にコードされる合成ペプチドのアミノ酸配列か、表 1に掲載されている。
VSV ()ITLV−1)誘導プラーク形成のパーセント阻害を示すデータか 与えられる。vSvゲノムおよび)ITLV−1エンベロープ糖蛋白を含む偽型 パーティクルの力価が測定され、−回の分析で、+50−200のプラークを与 えた。この試験は、Clampbamet at 、Proc、 Na11.^ cad、 Sci、 US^81:2886. +984の方法に従って、Dr 、Paul Claphamによって行われた。この報文の全内容が、本明細書 中に参照として組み込まれる。
疫感作回数 1 2 3 4 4A 5 6 7 8 9 10 11免疫感作 前の血清 00 000 000000 04 5050 500 0 0 0  NDNDNDND NDB、 破傷風トキソイドに結合された合成ペプチド5 P−2(ETLV−11ンベロープアミノ酸86−107を含む)および5P− 3/4A (IITLV−1エンベロープアミノ酸176−209を含む)に対 する抗ペプチド抗血清を、二匹のヤギ(120,2+)に産生させた。両方のヤ ギから得た抗血清(免疫感作前の血清ではなく)が、IITLV−1で感染され た細胞の、非感染ヒトT細胞と融合する能力(シンシチウム形成)を阻害した。
どのペプチドが、ヤギ20. 21においてHTLV−1中和抗体の誘発に関係 しているかを確定するために、熱不活性化(56°C130分)した抗血清が、 10億分の1モル量のペプチド5P−2,5P−3/4^または陰性対照ジペプ チド5P−7(HTIJ−1エンベロープアミノ酸374−392を含む)の何 れかと共に、23°Cで1時間、予めインキュベートされた。10%の熱不活性 化した牛胎児の血清を含む90111のPRM11640培地中の、5 K 1 0’のIITLV−1感染C91PL細胞および5 x 10’の非感染C81 66ヒトT細胞を含んでいるマイクロタイタウエル内に、10μmの抗血清か添 加された。このマイクロタイタブレートを、37°Cで一晩、5%CO2の湿潤 室内でインキュベートされた。次に、シンシテイア(syncytia)の存在 について、オリンパス0M−2逆光顕微鏡を用い、200倍の倍率でマイクロタ イタウエルを調べた。その結果、抗体プラス5P−2ペプチドをaむウェル中で シンシテイアが増加していることに)ミされるように、ペプチド5P−2(SP −3/4^、または5P−7ではない)が、投−′j、fi!Lに依存して、# 20および21抗血請由来の中和抗体の90%以上を吸収した。ペプチド5P− 2自身は、C8166またはC9]PL細胞によるシンシティラム影成を誘導し なかった(表示せず)。上記の結果は、#20および21抗血清中の中和抗体が 、ペプチド5P−2に対して作用することを示している(図5参照)。
HTLV−1ペプチド5P−2(エンベロープアミノ酸86−107 >の部分 アミノ酸配列を含む短縮ペプチドか合成され、上記のような吸収実験に用いられ た。)ITLV−1エンベロープアミノ酸86−98.88−98. 90−9 8を含むペプチドのみが、ヤギの抗血清#20および21中の中和抗体を吸収す ることができた。
コノ研究によって、BTI、V−1エンベロープアミノ酸90−98への中和部 位かマツピングされた(表6参照)。
表6 SP−2ペプチドを用いた、IITLV−1に対する中和抗体の吸収 吸収され アミノ酸配列 (aa86−107) た中和^bPHWTKKPNRNGGG YYSASYSDP 十GGGYYSASYSDP − PHW、TKKPNRNGGG 十 WTKKPNRNGGG + KKPNRNGGG + KPNRNGGG −to± 実施例7 アミノ末端11TLV−1中和ドメインの変異分析HTLV−1のエンベロープ アミノ酸88−98内のどのアミノ酸が、HTLV−1に対する中和抗ペプチド 抗体の吸収に必要とされるかを確定するために、配列アミノ酸の夫々をアラニン で置換した11のペプチド(2L1.1から2L1.11)が合成された。これ らの11種の変異アミノ酸、および生のBTLV−1配列を持つペプチド2L− 1が、実施例6.B、で説明したようにして、3つのヤギの抗−5P−2血清( #20. 2+および128)内の中和抗体を吸収するために使用された。表7 に示すように、91位および93位のアスパラギンをアラニンに置換したペプチ ド(ペプチド1.6および1.8)は、3つの血清の全てにおいてBTLV−1 に対する中和抗体を吸収できなかった。
また、90位をアラニン置換したペプチド1.3は、血清#21および12Bで 抗体を吸収できず、一方、ベプグード1.5 (92位がアラニン)は血清#2 0中の中和抗体を吸収できなかった。
これらの結果によって、BTLV−1エンベロープアミノ酸のうちで、190( K)、 #92(P)、 $93(N)、および195(N)がIITLV−1 の中和に重要であることか確認された。
図6に掲載されているのは、これが抗血清120.21および128の各ペプチ ド吸収に対して得られたHTLV−1誘導シンジチアの数を示している点を除き 、表7に要約しであるのと同じ実験の結果である。これらの結果は、1120. 2]抗血清で3回、#128抗血請で2回行われた典型的な実験である。
表7 !!TLV−1ペプチド変異 中和^b吸収 2LI WTKKPNRNGGG + + +2L−1,1ATKKPNRNG GC+ + +1.2 WAKKPNRNGGG 十 十 +1.3 WTAK PNRNGGG + −−1,4、WTKAPNRNGGG + + +1.5  WTKKANRNGGG −+ +1.6 WTKKPARNGGG −−− 1,7WTKKPNANGGG + + +1.8 WTKKPNRAGGG  −−−1,9WTKKPNRNAGG ± + +]、10 WTKKPNRN GAG ± + +1.11 WTKKPNRNGGA ± + +1、重要な アミノ酸は、全3血清についてN (93)およびN (95>である。
2、吸収に必要な他のアミノ酸は、血清121および#128ではK (90) 、血清#20ではP (92)である。
3、G (96−98)は、血清#20の吸収では重要な働きはしない。
実施例8 抗ペプチド抗血清によるHTLV−1の中和上記で確定されたIITLV−1エ ンベロープの中和領域に対して相同な、HTLV−11エンベロープのアミノ酸 配列(アミノ酸82−97)をもったペプチドに対する抗血清が、2匹のヤギで 産生された。このHTLV−+1ペプチド(DP−90と称する)は破傷風トキ ソイドに結合され、該複合体がヤギ#120および135の免疫感作に使用され た(表8参照)。IITLv−1感染C91PL細胞をBTLV−11感染Mo −T細胞に置き換えた点を除き、実施例6、B、に記載したシンシチウム試験に よって71PI定すると、これら両方のヤギから得た血清(予め免疫感作された 血清ではなイ)ハ、HTLV−11を中和した。IITLV−11ペプチドDP −90に対する抗体は、HTLV−1を中和しなかった。これは、BTLV−I +エンベロープのアミノ酸配列82−97が、HTLV−11型に特異的な中和 部位を含んでいることを示している。
表8 11TLV−1+ペプチド(aa 82−97)DP−90PHWIKKPNR QGLGYYS (C)a;シンシチウム阻害分析で実施 b;90%以上阻害された最終の血ft希釈実施例9 先の研究(Palket et al、1. I+t+muno!、142:3 612−3619゜1989; Hart et al、 I、 Immuno l、145:267? −2685,1990)において、Tヘルパー細胞によ って認識される部位およびヒト免疫不全ウィルス1型(HIV−1)の(B細胞 )中和部位を含む合成ペプチドが、ペプチドを破傷風トキソイド等のキャリア分 子に結合させる必要なくして、HIV−1単離物に対する中和抗体を誘発てきる ことが実証された。IITLV−1ペプチドを破傷風トキソイド等のキャリア分 子に結合させる必要を回避することを目的として、HTLV−1エンベロープア ミノ酸+83−209に対してアミノ末端に合成された、HTLV−1エンベロ ープペプチドアミノ酸+83−209を含むキメラHTIV−1ペプチドは、ネ ズミTヘルパー細胞によって認識される部位(アミノ酸190−209、 Ku +ala el al、、J、Immunol、143:2024−2030.  1989)と、中和モノクローナル抗体0.5アルフアによって認識される部 位(アミノ酸186−195. Ra1stonet al、1. Boil、 Cbem、264:16343−16346. 1989 )及び中+1+ネズ ミモノクローナル抗体によって認識される部位(アミノ酸190−199. T anaka et al、l、Immunol、147:354−360 )と 、更にCD4+、ヒト細胞障害性T細胞(Jacobson el al、J、 Immunol、1461155〜1162. 1991 )によって認識され る部位(アミノ酸196−209 )とを含んでいる(図6を参照のこと)。二 匹のヤギを免疫感作するために用いると、)ITLV−1(力価= ]/20) を中和する抗血清か得られた。中to抗体はペプチド5P−2(アミノ酸86− 107)で吸収され1するか、ペプチド5P−3/4^ (アミノ酸176−2 09 )では吸収されなかった。これは、キャリア分子とカップリングさせる必 要なくして、該キメラペプチドか中FIJ抗体を誘発し1することを示している 。更に、このペプチドによって誘発される全てのIITLV−1に対する中和抗 体は、上記の中和ドメインに肘して作用し、該ペプチド内に含まれる先に定義し た他の中和部位に対しては作用しなかった。
以上、明瞭化と理解を計る目的で、上述の発明を実施例に従って詳細に説明した 。当業者であれは、ここに開示した内容を読むことによって、)ITLV−1の ワクチンが更に、IITLV−1の膜通過蛋白の親水性エンベロープ領域に対応 する少なくとも一ツノ合成ヘフチド、好ましくは、YAAQIIRRGIDLI FWEQGGFLC(アミノ酸374−388 ) ; CRFPNITNS) lVPItQE (7ミ/M 399−415) 1CPILQERPPLEN R(アミノ酸411−422) 、 CILRQLRI’ILPSRVRYPI IYS (7ミ/酸462−480)を具備し17ることは明らかてあろう。ま た、本発明の範囲を逸脱することなく、形式および詳細における種々の組み合わ せがなされ得ることも明かであろう。
上記に引用した全文献の内容は、その全体が参考として本明細書に組み込まれ、 根拠とされる。
FIG、I C”l/! ff FIG、2 ml リ、O く 廿 シンシティア# F I G、 6A アラニンに変化したアミノ酸 アラニンに変化したアミノ酸 アラニンに変化したアミノ酸 フロントページの続き (51) Int、 C1,6識別記号 庁内整理番号GOIN 33153  V 8310−2J331574 C9015−2J I

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (i)請求項3に記載のペプチドを、前記サンプルに接触させる工程と、 (ii)前記サンプル中の抗HTLV−II抗体を、前記ペプチドと結合させる 工程と、 (iii)前記ペプチドと前記抗体との間の複合体の形成を測定する工程とを具 備した方法。 20.哺乳類血清中において、HTLV−IIに対する抗体の存在または力価を 測定する方法であって、(i)ペプチドである【配列があります】またはその免 疫反応性の部分を、前記血清に接触させる工程と、 (ii)前記抗体と前記ペプチドとの間の複合体を形成させる工程と、 (iii)前記ペプチドと前記抗体との問の複合体の形成を、放射免疫試験また は酵素結合免疫吸肴試験によって測定する工程とを具備した方法。 21.請求項4に記載のペプチドであって、前記アミノ酸配列が、【配列があり ます】であるペプチド。 22.請求項3に記載のペプチドであって、前記アミノ酸配列が、【配列があり ます】であるペ プチド。 23.請求項7に記載の複合体であって、前記キャリア分子が、【配列がありま す】 のアミノ酸配列を有する複合体。
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