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JPH074894U - 突出体取付部 - Google Patents

突出体取付部

Info

Publication number
JPH074894U
JPH074894U JP3860393U JP3860393U JPH074894U JP H074894 U JPH074894 U JP H074894U JP 3860393 U JP3860393 U JP 3860393U JP 3860393 U JP3860393 U JP 3860393U JP H074894 U JPH074894 U JP H074894U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
mounting bolt
mounting
casing
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3860393U
Other languages
English (en)
Inventor
茂樹 八重
康晴 山本
準 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP3860393U priority Critical patent/JPH074894U/ja
Publication of JPH074894U publication Critical patent/JPH074894U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 折り曲げ座金7や取付ボルト6が破損して
も、破片がポンプ内部に流入することなく、重大事故発
生を防止する。 【構成】 下部筐体2の上面に形成された嵌合溝に嵌入
した突出体5を取付ボルト6で締着し、下面に取付ボル
ト6の頭部に当接しないように逃げ溝3cが形成された
上部筐体3を下部筐体2に接合させて取り付ける突出体
取付部において、逃げ溝3cを前面が溝閉塞部3dによ
り閉塞した長穴形状に形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ポンプの整流板,スプリッタ等の突出体を筐体の合わせ目に取り 付ける突出体取付部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来の突出体取付部を示す。ポンプの整流板,スプリッタ等の突出体5 を下部筐体2の上面に形成された嵌合溝に嵌入し、折り曲げ座金7を挾んで2本 の取付ボルト6をねじ込んで締め付けた後、折り曲げ座金7を折り曲げて取付ボ ルト6の緩み止めをして取付完了である。その後、下部筐体2の上面から出てい る取付ボルト6の頭が当たらないように逃げ溝3cが削成された上部筐体3を下 部筐体2に接合させて取り付けてポンプ等を組み立てる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の突出体取付部の構造は上記のようであるが、万一、折り曲げ座金7が折 れたり取付ボルト6が欠けたりすれば、破片が逃げ溝3cからポンプ内部に流入 し、重大事故の原因になるというような課題があった。
【0004】 この考案は上記課題を解消するためになされたもので、万一、折り曲げ座金7 や取付ボルト6が破損しても、破片がポンプ内部に流入することなく、重大事故 発生を防止した突出体取付部を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る突出体取付部は、上部筐体の下面に取付ボルトの頭部が当接し ないように形成する逃げ溝を前面が閉塞した形状に形成したものである。
【0006】
【作用】
この考案における突出体取付部の上部筐体に形成された逃げ溝は前面が閉塞し た形状に形成されているので、組立完了状態では逃げ溝内の空間は閉塞されてし まい、万一、取付ボルトや折り曲げ座金が破損しても、破片は逃げ溝から出るこ とができず、重大事故発生が防止される。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1はこの考案の一実施例 による水平分割形バレル形ダブルケース多段遠心ポンプの整流板又はスプリッタ のような突出体の取付部を示し、(A)は平面断面図、(B)は側面断面図、( C)は正面図、(D)は分解斜視図である。図1において、2はケーシング下半 部又は下部筐体、3はケーシング上半部又は上部筐体、5は整流板又はスプリッ タのような突出体、6は突出体5を取り付ける取付ボルト、7は取付ボルト6を 締め付けた後折り曲げて緩み止めをする折り曲げ座金である。
【0008】 図1において、下部筐体2のポンプ内部側の上面には、突出体5の基部が挿入 されて嵌合する突出体5の厚さと同じ深さの凹部が形成されており、この凹部に 突出体5の基部が嵌入され、1枚の薄板である折り曲げ座金7を挾んで2本の取 付ボルト6を、突出体5の穴を通して下部筐体2のねじ穴にねじ込むことによっ て締着される。突出体5は、筐体内面からポンプの吸い込み流路内に突出して、 羽根車に流入する流体に予旋回を与えて効率向上を図るため、又は、低流量域で 羽根車からの旋回を伴った逆流により特性が不安定になることを防止するために 設けられる整流板又はスプリッタである。突出体5の上に1枚の折り曲げ座金7 を挾んで2本の取付ボルト6を下部筐体2のねじ穴にねじ込むことによって突出 体5を締着した後、折り曲げ座金7を取付ボルト6の一側面に添わすように折り 曲げて取付ボルト6の緩みを止める。これで突出体5の取付は完了したが、上部 筐体3を下部筐体2に接合させて組み立てるとき、取付ボルト6の頭が上部筐体 3の下部筐体2への取付面である下面に当たるので、上部筐体3の下面の当該箇 所に取付ボルト6の頭が当たらないように逃げ溝3cを削成する必要がある。図 1に示す逃げ溝3cは、正面フライス工具により長穴状の閉塞した凹部に削成し 、上部筐体3の内側縁部には溝閉塞部3dが残るように形成されている。
【0009】 次に、図1に示す実施例の作用について説明する。上記のようにして、下部筐 体2の凹部に突出体5の基部を挿入嵌合させて折り曲げ座金7を挾んで取付ボル ト6をねじ込んで締着した後、上部筐体3を下部筐体2に接合させてポンプを組 み立てると、図1に示すように、逃げ溝3cは、上部筐体3の内側縁部に溝閉塞 部3dが残るように長穴状の閉塞した凹部になるように削成されているので、溝 閉塞部3dの下面は、下部筐体2の上面と面一である突出体5の上面に当接し、 逃げ溝3cによって取付ボルト6の頭が当たらないように形成された空間は閉塞 された空間となる。したがって、万一、折り曲げ座金7が折れるとか取付ボルト 6の頭が欠けるというようなことが生じても、その破片は逃げ溝3cの閉塞空間 から出ることは不可能であり、破片が流路に流れて重大事故の原因になるような ことが防止される。
【0010】 なお、図1に示す逃げ溝3cの長穴形状は、正面フライス工具を使用した溝加 工手段により形成されたものであり、他の加工手段により他の閉塞凹部形状に形 成してもよく、図示のような長穴形状に限定する必要はない。また、例えば、突 出体5が嵌合する下部筐体2の溝が突出体5の厚さより浅く、突出体5の上面が 下部筐体2の上面より出ているような場合は、上部筐体3の溝閉塞部3dの下端 面は突出体5の上面に合わせるように凹ませて形成することは勿論である。
【0011】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、逃げ溝の形状を、上部筐体の内側縁部に溝 閉塞部が残るように長穴状の閉塞した凹部に削成したので、万一、折り曲げ座金 や取付ボルトが破損しても、破片は逃げ溝の閉塞空間から出ることは不可能であ り、破片が流路に流れて重大事故の原因になるようなことが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による突出体取付部を示
し、(A)は平面断面図、(B)は側面断面図、(C)
は正面図、(D)は分解斜視図である。
【図2】従来の突出体取付部を示し、(A)は平面断面
図、(B)は側面断面図、(C)は正面図、(D)は分
解斜視図である。
【符号の説明】
2:下部筐体、3:上部筐体、 3c:逃げ溝、 3
d:溝閉塞部、5:突出体、6:取付ボルト、7:折り
曲げ座金。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部筐体の上面に形成された嵌合溝に嵌
    入させた突出体の基部を取付ボルトで締着し、下面に前
    記取付ボルトの頭部に当接しないように逃げ溝が形成さ
    れた上部筐体を前記下部筐体に接合させて取り付ける突
    出体取付部において、前記逃げ溝を前面が閉塞した形状
    に形成したことを特徴とする突出体取付部。
JP3860393U 1993-06-23 1993-06-23 突出体取付部 Withdrawn JPH074894U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3860393U JPH074894U (ja) 1993-06-23 1993-06-23 突出体取付部

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3860393U JPH074894U (ja) 1993-06-23 1993-06-23 突出体取付部

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH074894U true JPH074894U (ja) 1995-01-24

Family

ID=12529858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3860393U Withdrawn JPH074894U (ja) 1993-06-23 1993-06-23 突出体取付部

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH074894U (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19971106