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JPH0748574Y2 - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

Info

Publication number
JPH0748574Y2
JPH0748574Y2 JP1989099179U JP9917989U JPH0748574Y2 JP H0748574 Y2 JPH0748574 Y2 JP H0748574Y2 JP 1989099179 U JP1989099179 U JP 1989099179U JP 9917989 U JP9917989 U JP 9917989U JP H0748574 Y2 JPH0748574 Y2 JP H0748574Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinders
article
suction
outlet
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989099179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0338843U (ja
Inventor
実 山田
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 石川島播磨重工業株式会社 filed Critical 石川島播磨重工業株式会社
Priority to JP1989099179U priority Critical patent/JPH0748574Y2/ja
Publication of JPH0338843U publication Critical patent/JPH0338843U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0748574Y2 publication Critical patent/JPH0748574Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は物品を非接触で搬送するための搬送装置に関す
るものである。
[従来の技術] 物品を搬送するための装置としては、従来から種々の方
式が採用されている。
一方近年、半導体ウェアー等の精密部品において、疵の
発生を極度に嫌うものを取り扱う場合が増加しつつあ
る。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上記従来の搬送装置は、一般にいずれも物品を
接触保持した状態で搬送する方式であり、このために物
品に疵を生じさせたり、物品を汚してしまう等の問題を
生じていた。
本考案は、上記従来の問題点に着目してなされたもの
で、搬送物品を非接触で搬送できる搬送装置を提供する
ことを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案は上方に向けて略同一平面内で開口し気体を吹き
出す複数の吹出口を有する複数の加圧筒と、上方に向け
て前記吹出口と略同一平面内で開口し気体を吸引する複
数の吸引口を有し、前記複数の加圧筒と混在配置された
複数の減圧筒と、前記複数の加圧筒の夫々に接続した加
圧源と、前記複数の減圧筒の夫々に接続した減圧源と、
前記吹出口のすべてを同方向に同時に傾動するための吹
出口傾動調節装置と、前記吸引口のすべてを同方向に同
時に傾動するための吸引口傾動調節装置と、前記吹出口
の傾動方向と平行に左右側部に配置した案内部とを備
え、物品を前記吹出口から吹き出される流体により浮遊
させ、且つ吸引口からの吸引により引き付けを行って搬
送するようにしたことを特徴とする搬送装置にかかるも
のである。
[作用] 吹出口を所定の方向に傾動させ、吹出口による流体の吹
出しと吸引口による吸引とを調節した状態においてその
上側に搬送物品を載置すると、搬送物品は吹出口から吹
き出される流体圧によって浮遊状態に支持され、且つ吹
出口から吹き出される流体の流れと吸引口に吸引される
流体の流れによる流体の摩擦力によって安定して搬送さ
れる。また、吹出口と吸引口の傾動角度を変更すること
により、搬送物品にブレーキ力を作用させたり、停止位
置を制御させることができる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1、2図は本考案の一実施例を示すものであり、複数
の筒体1が水平且つ平行に軸受架台2に回動可能に支持
されており、且つ前記筒体1の1つ置きが加圧源3に、
又他の筒体1が夫々減圧源4に接続されて加圧筒5と減
圧筒6を構成している。
加圧筒5の外周面には、上方に向けて開口する吹出口7
が所要の間隔で軸方向に複数個一直線に配設されてお
り、又減圧筒6の外周面には、上方に向けて開口する吸
引口8が所要の間隔で軸方向に複数個一直線に配設され
ている。
又、前記各加圧筒5の軸端部の夫々にはリンク9の一端
が固定されており、該各リンク9の他端が押引材10にピ
ン11連結されており、前記押引材10の端部が押し引き作
動を行う吹出口傾動駆動装置12に接続されて吹出口傾動
調節装置13が構成されている。
又、前記減圧筒6の軸端部の夫々にはリンク14の一端が
固定されており、該各リンク14の他端が押引材15にピン
16連結されており、前記押引材15の端部が押し引き作動
を行う傾動駆動装置17に接続されて吸引口傾動調節装置
18が構成されている。図中19は搬送しようとする板状の
搬送物品、20は吹出口7から吹き出される流体、2′は
軸受架台2の上端に形成された案内部を示す。
第1〜3図に示すように、傾動駆動装置12,17を作動さ
せて前記吹出口7と吸引口8が互いに対向する方向にお
いて夫々所要角度上方を向くように傾斜させ、加圧源3
と減圧源4を駆動した状態において、吹出口7及び吸引
口8の上側に搬送物品19を載置する。
すると搬送物品19は、第1図、第3図に示すように吹出
口7から斜め右後方に向って吹き出される流体20の圧力
で浮上された状態に支持されつつ流体20の流れによって
生ずる流体の摩擦力により矢印Aで示す方向に搬送され
る。
このとき、搬送物品19は、吸引口8に吸引される流体の
流れにより適宜吸引口8に向けての吸引力を受けるので
吹出口7からの吹出流体20により飛ばされるのが防止さ
れ、又左右側に設けられた軸受架台2の上部案内部2′
により左右側を案内されながら正しく移動することにな
る。
搬送物品19の搬送を停止する際は、前記傾動駆動装置1
2,17を作動して、吹出口7及び吸引口8が第4図に示す
ように垂直になるように調節すると、流体の摩擦による
搬送力がなくなって搬送物品19は停止する。又搬送物品
19の搬送にブレーキ力を与える際は、前記吹出口7及び
吸引口8を夫々第3図と逆の方向に傾斜させれば良い。
上記によれば、搬送物品19を浮かせたままで、非接触で
の搬送が可能であり、又、吹出口7による流体20の吹出
しの他に吸引口8による流体の吸引を行っていることに
より、搬送物品19は安定した状態に浮上されて搬送され
ることになる。
尚、上記実施例においては、複数の吹出口7を加圧筒5
に、又複数の吸引口8を減圧筒6に備え、加圧筒5、減
圧筒6を交互に配置する場合について例示したが、吹出
口7と吸引口8の配置、傾動方式等は種々変更すること
ができ、又、流体1に吹出口7、吸引口8を設ける構造
とせず、単に吹出口7、吸引口8となるノズルを配設し
た構造としてもよい。
又、本考案の搬送装置は、上述の実施例にのみ限定され
るものではなく、流体としては空気等の種々の気体を用
い得ること、搬送物品の有無の検出、吹出口及び吸引口
の傾斜角度の調節、気体の吹出量及び吸引量の調節等を
自動的に行わせるようにすること、種々の搬送物品の搬
送に適用できること、その他本考案の要旨を逸脱しない
範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の搬送装置によれば、非接
触にて搬送物品を搬送することができるので、疵の発生
や汚れを嫌う物品の搬送に有効に対処でき、更に、吹出
口と吸引口の傾動角度を変更することにより、搬送物品
にブレーキ力を作用させたり、搬送物品の停止位置を制
御させることができる優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例の側面図、第2図は第1図の
II-II矢視図、第3図は搬送物品の搬送状態を示す作動
状態図、第4図は搬送物品の停止状態を示す作動状態図
である。 1は筒体、2は軸受架台、2′は案内部、3は加圧源、
4は減圧源、5は加圧筒、6は減圧筒、7は吹出口、8
は吸引口、12は傾動駆動装置、13は吹出口傾動調節装
置、17は傾動駆動装置、18は吸引口傾動調節装置、19は
搬送物品、20は流体を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方に向けて略同一平面内で開口し気体を
    吹き出す複数の吹出口を有する複数の加圧筒と、上方に
    向けて前記吹出口と略同一平面内で開口し気体を吸引す
    る複数の吸引口を有し、前記複数の加圧筒と混在配置さ
    れた複数の減圧筒と、前記複数の加圧筒の夫々に接続し
    た加圧源と、前記複数の減圧筒の夫々に接続した減圧源
    と、前記吹出口のすべてを同方向に同時に傾動するため
    の吹出口傾動調節装置と、前記吸引口のすべてを同方向
    に同時に傾動するための吸引口傾動調節装置と、前記吹
    出口の傾動方向と平行に左右側部に配置した案内部とを
    備え、物品を前記吹出口から吹き出される流体により浮
    遊させ、且つ吸引口からの吸引により引き付けを行って
    搬送するようにしたことを特徴とする搬送装置。
JP1989099179U 1989-08-25 1989-08-25 搬送装置 Expired - Lifetime JPH0748574Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989099179U JPH0748574Y2 (ja) 1989-08-25 1989-08-25 搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1989099179U JPH0748574Y2 (ja) 1989-08-25 1989-08-25 搬送装置

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Publication Number Publication Date
JPH0338843U JPH0338843U (ja) 1991-04-15
JPH0748574Y2 true JPH0748574Y2 (ja) 1995-11-08

Family

ID=31648237

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JP1989099179U Expired - Lifetime JPH0748574Y2 (ja) 1989-08-25 1989-08-25 搬送装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4554397B2 (ja) * 2005-02-23 2010-09-29 東京エレクトロン株式会社 ステージ装置および塗布処理装置
JP4998047B2 (ja) * 2007-03-29 2012-08-15 パナソニック株式会社 空気清浄機
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JPS514034Y2 (ja) * 1971-08-27 1976-02-04
JPS5016679U (ja) * 1973-04-28 1975-02-21
JPS592733U (ja) * 1982-06-28 1984-01-09 株式会社日立製作所 エアベアリング搬送装置

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JPH0338843U (ja) 1991-04-15

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