JPH0747586A - 水溶性シート - Google Patents
水溶性シートInfo
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- JPH0747586A JPH0747586A JP5229716A JP22971693A JPH0747586A JP H0747586 A JPH0747586 A JP H0747586A JP 5229716 A JP5229716 A JP 5229716A JP 22971693 A JP22971693 A JP 22971693A JP H0747586 A JPH0747586 A JP H0747586A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/0011—Working of insulating substrates or insulating layers
- H05K3/0044—Mechanical working of the substrate, e.g. drilling or punching
Landscapes
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は多量の水溶性滑剤を含有したポリエ
チレンオキサイドからなる水溶性シートを提供する。 【構成】 本発明は、重量平均分子量10万〜250万
のポリエチレンオキサイド50〜20重量%と水溶性滑
剤50〜80重量%、もしくは低分子量ポリエチレング
リコールを含む水溶性滑剤50〜80重量%との混合物
を加熱、溶融、混練、押出して製造され、こうするによ
り良好な外観を有する機械的強度、水溶性、成形性に優
れ、表面ベタツキのない水溶性シートが得られる。該水
溶性シートは各種の積層体等の孔明け、切削加工の際、
各種積層板等の片面或は両面に配置して使用すれば、ド
リルなどの発熱防止等に有効なものであり、工業的利用
価値が極めて高いものである。
チレンオキサイドからなる水溶性シートを提供する。 【構成】 本発明は、重量平均分子量10万〜250万
のポリエチレンオキサイド50〜20重量%と水溶性滑
剤50〜80重量%、もしくは低分子量ポリエチレング
リコールを含む水溶性滑剤50〜80重量%との混合物
を加熱、溶融、混練、押出して製造され、こうするによ
り良好な外観を有する機械的強度、水溶性、成形性に優
れ、表面ベタツキのない水溶性シートが得られる。該水
溶性シートは各種の積層体等の孔明け、切削加工の際、
各種積層板等の片面或は両面に配置して使用すれば、ド
リルなどの発熱防止等に有効なものであり、工業的利用
価値が極めて高いものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多量の水溶性滑剤が含有
されて成る優れた水溶性シートに関する。
されて成る優れた水溶性シートに関する。
【0002】
【従来技術】従来より、例えばプリント配線板等は絶縁
体等に金属箔が接着された積層体に表裏導通用のドリル
孔明加工が施されている。その方法としては、ドリル孔
明加工時の発熱を防止するため、水溶性滑剤を紙等のシ
ート類に含浸せしめたシート類を前記積層体の少なくと
も一表面に積層配置して行なうのが一般的であつた。
体等に金属箔が接着された積層体に表裏導通用のドリル
孔明加工が施されている。その方法としては、ドリル孔
明加工時の発熱を防止するため、水溶性滑剤を紙等のシ
ート類に含浸せしめたシート類を前記積層体の少なくと
も一表面に積層配置して行なうのが一般的であつた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
水溶性滑剤を含浸せしめた紙等は水溶性滑剤の含浸性が
劣るため水溶性滑剤を多量に含浸させることが難しく、
ドリル発熱防止用には利用し難いものであった。更に、
水溶性滑剤を含浸せしめた紙等からなる水溶性シートは
表面がベタツキ易く、しかも完全水溶性でないのでドリ
ル孔明加工終了後、残留した水溶性シート等を水で完全
に除去できない等の欠点もあった。
水溶性滑剤を含浸せしめた紙等は水溶性滑剤の含浸性が
劣るため水溶性滑剤を多量に含浸させることが難しく、
ドリル発熱防止用には利用し難いものであった。更に、
水溶性滑剤を含浸せしめた紙等からなる水溶性シートは
表面がベタツキ易く、しかも完全水溶性でないのでドリ
ル孔明加工終了後、残留した水溶性シート等を水で完全
に除去できない等の欠点もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するために鋭意検討を重ねた結果本発明に到達
した。本発明の特徴とする点は、重量平均分子量10万
〜250万のポリエチレンオキサイド50〜20重量%
と水溶性滑剤50〜80重量%、もしくは前記ポリエチ
レンオキサイド50〜20重量%と低分子量のポリエチ
レングリコール1〜10重量%を含む水溶性滑剤50〜
80重量%とからなる混合物を加熱、溶融、混練、押出
して水溶性シートを製造する点にある。この際、フィル
ムもシートの範ちゅうである
題を解決するために鋭意検討を重ねた結果本発明に到達
した。本発明の特徴とする点は、重量平均分子量10万
〜250万のポリエチレンオキサイド50〜20重量%
と水溶性滑剤50〜80重量%、もしくは前記ポリエチ
レンオキサイド50〜20重量%と低分子量のポリエチ
レングリコール1〜10重量%を含む水溶性滑剤50〜
80重量%とからなる混合物を加熱、溶融、混練、押出
して水溶性シートを製造する点にある。この際、フィル
ムもシートの範ちゅうである
【0005】本発明に係るポリエチレンオキサイドと
は、特に制限はなく、酸化エチレンを重合して得られる
完全水溶性のものを例示できる。この際、ポリエチレン
オキサイドの重量平均分子量が10万未満になると、水
溶性シートはワックス状になり脆く、砕け易く好ましく
ない場合が多い。またポリエチレンオキサイドの重量平
均分子量が250万を越えると水溶性シートは成形性が
悪く、水溶性も低下する傾向になり好ましくない場合が
多いが用途によっては使用可能である。
は、特に制限はなく、酸化エチレンを重合して得られる
完全水溶性のものを例示できる。この際、ポリエチレン
オキサイドの重量平均分子量が10万未満になると、水
溶性シートはワックス状になり脆く、砕け易く好ましく
ない場合が多い。またポリエチレンオキサイドの重量平
均分子量が250万を越えると水溶性シートは成形性が
悪く、水溶性も低下する傾向になり好ましくない場合が
多いが用途によっては使用可能である。
【0006】本発明の水溶性滑剤とはボリオキシエチレ
ンのモノエーテル、ポリオキシエチレンのエステル、ポ
リオキシエチレンソルピタンのモノエステル、ポリグリ
セリンのモノステアレート、ポリオキシエチレンプロピ
レンブロックポリマー等が例示でき、具体的には、ポリ
エチレングリコール、ポリオキシエチレンオレイルエー
テル、ポリオキシエチレンステアレート、ポリオキシエ
チレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンモノラウ
レート、ポリオキシエチレンモノステアレート、ポリオ
キシエチレンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビ
タンモノステアレート、ヘキサグリセリンモノステアレ
ート等からなる群れからなる選択された1種または2種
以上のものを例示できる
ンのモノエーテル、ポリオキシエチレンのエステル、ポ
リオキシエチレンソルピタンのモノエステル、ポリグリ
セリンのモノステアレート、ポリオキシエチレンプロピ
レンブロックポリマー等が例示でき、具体的には、ポリ
エチレングリコール、ポリオキシエチレンオレイルエー
テル、ポリオキシエチレンステアレート、ポリオキシエ
チレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンモノラウ
レート、ポリオキシエチレンモノステアレート、ポリオ
キシエチレンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビ
タンモノステアレート、ヘキサグリセリンモノステアレ
ート等からなる群れからなる選択された1種または2種
以上のものを例示できる
【0007】この際、水溶性滑剤が50重量%末満では
孔明加工等の際、発熱防止効果がなくなる傾向があり好
ましくない場合が多い。更に、水溶性滑剤が80重量を
越えるとポリエチレンオキサイドと水溶性滑剤等との均
一溶融混練が難しく、優れた外観を有する水溶性シート
は成形できない場合が多い。斯かる水溶性シートは水溶
解性等の向上も困難になり易く好ましくない場合が多
い。低分子量ポリエチレングリコール(特に制限はない
が分子量6000以下が好ましい)を1〜10重量%含
む水溶性滑剤を用いると、本発明の水溶性シートの水溶
解性を向上させることができる。
孔明加工等の際、発熱防止効果がなくなる傾向があり好
ましくない場合が多い。更に、水溶性滑剤が80重量を
越えるとポリエチレンオキサイドと水溶性滑剤等との均
一溶融混練が難しく、優れた外観を有する水溶性シート
は成形できない場合が多い。斯かる水溶性シートは水溶
解性等の向上も困難になり易く好ましくない場合が多
い。低分子量ポリエチレングリコール(特に制限はない
が分子量6000以下が好ましい)を1〜10重量%含
む水溶性滑剤を用いると、本発明の水溶性シートの水溶
解性を向上させることができる。
【0008】本発明の水溶性シートの製造法は、特に制
限はないが、重量平均分子量10〜250万のポリエチ
レンオキサイド50〜20重量%に水溶性滑剤50〜8
0重量%、もしくは水溶性を向上させるために低分子量
のポリエチレングリコールを1〜10重量%含む水溶性
滑剤50〜80重量%を添加して適宜な混練手段、例え
ば2軸スクリュウを有する押出機、ロール、ニーダー、
バンバリー等を用いて加熱し均一に溶融、混練せしめて
ペレットを造粒し、次いで該ペレットを押出し、ロール
或はプレス等を使用して水溶性シートを製造する方法を
例示できるが、製造方法はこれのみに制限されないのは
勿論である
限はないが、重量平均分子量10〜250万のポリエチ
レンオキサイド50〜20重量%に水溶性滑剤50〜8
0重量%、もしくは水溶性を向上させるために低分子量
のポリエチレングリコールを1〜10重量%含む水溶性
滑剤50〜80重量%を添加して適宜な混練手段、例え
ば2軸スクリュウを有する押出機、ロール、ニーダー、
バンバリー等を用いて加熱し均一に溶融、混練せしめて
ペレットを造粒し、次いで該ペレットを押出し、ロール
或はプレス等を使用して水溶性シートを製造する方法を
例示できるが、製造方法はこれのみに制限されないのは
勿論である
【0009】一般的に、高平均分子量のポリエチレンオ
キサイドは加熱、溶融、混練せしめることにより、平均
分子量が低下する傾向がある。本発明の水溶性シート
は、加熱、溶融、混練され、特に制限はないが、例え
ば、重量平均分子量が10万〜60万に低下したポリエ
チレンオキサイドを含有し、且つ該ポリエチレンオキサ
イドに水溶性滑剤を50〜80重量%、もしくは低分子
量ポリエチレングリコール1〜10重量%を含む水溶性
滑剤を50〜80重量%含有せしめることにより、外
観、耐ベタツキ性、水溶性、機械強度、成形性が優れた
ものになるのである。
キサイドは加熱、溶融、混練せしめることにより、平均
分子量が低下する傾向がある。本発明の水溶性シート
は、加熱、溶融、混練され、特に制限はないが、例え
ば、重量平均分子量が10万〜60万に低下したポリエ
チレンオキサイドを含有し、且つ該ポリエチレンオキサ
イドに水溶性滑剤を50〜80重量%、もしくは低分子
量ポリエチレングリコール1〜10重量%を含む水溶性
滑剤を50〜80重量%含有せしめることにより、外
観、耐ベタツキ性、水溶性、機械強度、成形性が優れた
ものになるのである。
【0010】本発明の水溶性シートは、例えばアルミニ
ウム板、プラスチック基板、プラスチック積層板、鋼
板、紙フェノール積層板、ガラスエポキシ積層板等の各
種積層体の片面或は両面に積層配置せしめて孔明加工や
切削加工等を行なう際に、ドリル等の発熱を防止でき、
高品質で高能率の孔明加工や切削加工等をするのに好適
に用いることができるものである。以下、実施例に基づ
き本発明を説明する
ウム板、プラスチック基板、プラスチック積層板、鋼
板、紙フェノール積層板、ガラスエポキシ積層板等の各
種積層体の片面或は両面に積層配置せしめて孔明加工や
切削加工等を行なう際に、ドリル等の発熱を防止でき、
高品質で高能率の孔明加工や切削加工等をするのに好適
に用いることができるものである。以下、実施例に基づ
き本発明を説明する
【0011】
【0012】実施例1 重量平均分子量100万のポリエチレンオキサイド35
重量%と水溶性滑剤(ポリオキシエチレンモノステアレ
ート)65重量%との混合物を2軸混練押出機に投入し
加熱、溶融、混練してペレット状に造粒した。次いで該
ペレットを40φの押出機で押出し、ロールキャスト
(170℃)で厚さ0.2mmの水溶性シートを得た。
該水溶性シートの外観、耐ベタツキ性、水溶性、機械的
強度、成形性を表1に示す。
重量%と水溶性滑剤(ポリオキシエチレンモノステアレ
ート)65重量%との混合物を2軸混練押出機に投入し
加熱、溶融、混練してペレット状に造粒した。次いで該
ペレットを40φの押出機で押出し、ロールキャスト
(170℃)で厚さ0.2mmの水溶性シートを得た。
該水溶性シートの外観、耐ベタツキ性、水溶性、機械的
強度、成形性を表1に示す。
【0013】比較例1 ポリエチレンオキサイドの重量平均分子量が350万で
ある以外は実施例1と同様にして厚さ0.2mmの水溶
性シートを得た。該水溶性シートの外観、耐ベタツキ
性、水溶性、機械的強度、成形性を表1に示す。
ある以外は実施例1と同様にして厚さ0.2mmの水溶
性シートを得た。該水溶性シートの外観、耐ベタツキ
性、水溶性、機械的強度、成形性を表1に示す。
【0014】実施例2 ポリエチレンオキサイドの重量平均分子量が25万であ
る以外は実施例1と同様にして厚さ0.2mmの水溶性
シートを得た。該水溶性シートのポリエチレンオキサイ
ド重量平均分子量は8万であった。該水溶性シートの外
観、耐ベタツキ性、水溶性、機械的強度、成形性を表1
に示す。
る以外は実施例1と同様にして厚さ0.2mmの水溶性
シートを得た。該水溶性シートのポリエチレンオキサイ
ド重量平均分子量は8万であった。該水溶性シートの外
観、耐ベタツキ性、水溶性、機械的強度、成形性を表1
に示す。
【0015】比較例2 ポリオキシエチレンモノステアレートから成る水溶性滑
剤を含浸させて、ポリオキシエチレンモノステアレート
65重量%(紙重量に対し)を含む紙からなる水溶性シ
ートを得た。該紙からなる水溶性シートの外観、耐ベタ
ツキ性、水溶性、機械的強度、成形性を表1に示を示
す。
剤を含浸させて、ポリオキシエチレンモノステアレート
65重量%(紙重量に対し)を含む紙からなる水溶性シ
ートを得た。該紙からなる水溶性シートの外観、耐ベタ
ツキ性、水溶性、機械的強度、成形性を表1に示を示
す。
【0016】
【表1】
【0017】
【発明の効果】本発明の水溶性シートは多量の水溶性滑
剤を含有しているので水溶性が優れ、表面ベタツキのな
いものであり、しかも重量平均分子量が大きいポリエチ
レンオキサイドをベースにしているために表面外観が優
れ、機械的強度の強いものである。更に本発明の水溶性
シートを各種積層板等の孔明け、切削加工等の際に各種
積層板等の片面或は両面に配置して使用すればドリルな
どの発熱を防止する効果を有しており、工業的利用価値
が極めて高いものである。
剤を含有しているので水溶性が優れ、表面ベタツキのな
いものであり、しかも重量平均分子量が大きいポリエチ
レンオキサイドをベースにしているために表面外観が優
れ、機械的強度の強いものである。更に本発明の水溶性
シートを各種積層板等の孔明け、切削加工等の際に各種
積層板等の片面或は両面に配置して使用すればドリルな
どの発熱を防止する効果を有しており、工業的利用価値
が極めて高いものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 重量平均分子量10万〜250万のポリ
エチレンオキサイド50〜20重量%と水溶性滑剤50
〜80重量%、もしくは前記ポリエチレンオキサイド5
0〜20重量%と低分子量のポリエチレングリコール1
〜10重量%含む水溶性滑剤50〜80重量%とから成
る混合物を加熱、溶融、混練、押出して製造することを
特徴とする水溶性シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5229716A JPH0747586A (ja) | 1993-08-02 | 1993-08-02 | 水溶性シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5229716A JPH0747586A (ja) | 1993-08-02 | 1993-08-02 | 水溶性シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0747586A true JPH0747586A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16896588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5229716A Pending JPH0747586A (ja) | 1993-08-02 | 1993-08-02 | 水溶性シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747586A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002066996A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-05 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 孔明け用滑剤シート及びドリル孔明け加工法 |
JP2002066995A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-05 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 孔明け用滑剤シート及びドリル孔明け加工法 |
JP2009172752A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-08-06 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | ドリル孔明け用エントリーシート |
-
1993
- 1993-08-02 JP JP5229716A patent/JPH0747586A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002066996A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-05 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 孔明け用滑剤シート及びドリル孔明け加工法 |
JP2002066995A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-05 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 孔明け用滑剤シート及びドリル孔明け加工法 |
JP2009172752A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-08-06 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | ドリル孔明け用エントリーシート |
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