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JPH074681B2 - Nc施盤 - Google Patents

Nc施盤

Info

Publication number
JPH074681B2
JPH074681B2 JP1222509A JP22250989A JPH074681B2 JP H074681 B2 JPH074681 B2 JP H074681B2 JP 1222509 A JP1222509 A JP 1222509A JP 22250989 A JP22250989 A JP 22250989A JP H074681 B2 JPH074681 B2 JP H074681B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
center
workpiece
tool
cutting
spindle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1222509A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0386402A (ja
Inventor
和久 三宅
Original Assignee
オ−クマ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オ−クマ株式会社 filed Critical オ−クマ株式会社
Priority to JP1222509A priority Critical patent/JPH074681B2/ja
Publication of JPH0386402A publication Critical patent/JPH0386402A/ja
Publication of JPH074681B2 publication Critical patent/JPH074681B2/ja
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  • Drilling And Boring (AREA)
  • Turning (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、対向主軸台を有するNC旋盤に関するものであ
る。
従来の技術 従来、心押台を使用して軸物工作物を加工するセンタワ
ークによる旋削加工では、両端面,両センタ穴,把持部
外径等の前加工が必要で、旋削工程に入ってもチャック
で把持している部分の加工ができないため工程を2分割
する必要がある。このため前工程を含めると3工程にな
るのが普通である。
発明が解決しようとする課題 従来の技術で述べたセンタワークにおける旋削加工にお
いては、工程数が多いため、工程間の待ちが出たり、各
工程間のタクトバランスがとれない等効率の悪い加工と
なることが多く、前加工だけを別にするためには専用の
センタリングマシンが必要になるという問題点を有して
いる。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、1台の
機械で前加工を含む全加工を連続して行うことができる
NC旋盤を提供しようとするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明のNC旋盤は、両主軸の
中心穴内に主軸とともに回転する多刃工具を軸方向移動
可能に設け、該多刃工具を移動する駆動手段を設け、刃
物台タレットにワークを主軸中心線方向にして把持しう
るワーク把持装置を設けて、多刃工具によりワークの両
端,外周部及びまたはセンタ穴を加工することができる
ようにしたものである。
またセンタを両主軸チャックに自動着脱するセンタ着脱
装置を設けて、多刃工具によりワークの両端,外周部及
びセンタ穴を加工し、引続きセンターワークの全加工を
連続して行うことができるようにすることもできる。
作用 ワーク把持装置に工作物を把持して、主軸とともにカッ
タを回転して、工作物が主軸と同心になる位置に刃物台
タレットを位置決めして両主軸台を同時にZ軸方向工作
物側へ切削送りで移動して、把持部外径とセンタ穴及び
端面の同時加工をする。次いでカッタを後退して、一方
の主軸チャックで工作物の前加工の終わった片側の外径
部を把持し、他方の主軸チャックにセンタ着脱装置によ
りセンタを把持し、このセンタで工作物の片側を支持し
て第1工程の外径旋削をする。次いで他方の主軸チャッ
クで工作物を把持し一方の主軸チヤックにセンタを把持
して工作物を支持して、第2工程の外径旋削をする。
実施例 実施例について第1図,第2図を参照して説明する。公
知のNC旋盤において、ベッド上に削設されたZ軸方向の
すべり案内面上に互いに対向する左側主軸台1と右側主
軸台2がそれぞれ移動位置決め可能に載置され、それぞ
れの主軸台1,2に主軸3,4が回転可能に支持されている。
それぞれの主軸3,4の先端にはチャック5及び6が嵌着
されており、それぞれのチャック5,6は主軸3,4の後端に
設けられた回転シリンダ7,8のピストンによりドローチ
ューブを介して開閉されるようになっている。それぞれ
のチャック5,6の中心穴にセンタドリル11b,12bを中心に
してその外側に端面切削用バイト11c,12c及び外周切削
用バイト11a,12aを有するカッタ11,12がチャック中心穴
内を軸方向移動可能に嵌挿されチャックとともに回転さ
れるようになっている。カッタ11,12は回転シリンダ7,8
の後端面に固着の同心の回転シリンダ13,14に嵌着され
るピストンと連結棒15,16により一体に連結されてお
り、圧油の切換えで切削位置と退避位置に出し入れされ
るようになっている。
それぞれの主軸台1,2にはセンタ着脱装置17,18が設けら
れており、センタ着脱装置のL形のアーム21,22は先端
にセンタ19,20を把持する開閉自在な把持爪を有し、図
示しない駆動手段によりZ軸方向に移動及びX軸平面内
において旋回可能とされ、この旋回で把持するセンタが
主軸と同心の着脱位置と下側の退避位置とに割出される
ようになっている。
更にX軸及びZ軸方向に移動位置決め可能な刃物台24
に、旋回割出可能に設けられたタレット25の工具取付ス
テーションの1つに、ワーク把持装置26が取付けられて
いる。ワーク把持装置26は離れた位置に2つの把持爪を
有し、軸物工作物27をZ軸方向にして切削に耐える強固
な力で把持するようになっている。
続いて本実施例の作用を第3図〜第5図を参照して説明
する。第3図において、回転シリンダ13,14の後室に圧
油が供給されてカッタ11,12が前進され、カッタの端
面,外径切削用バイト11a,12aがチャック5,6の把持爪先
端面より僅かに突出する位置で停止する。刃物台24のX
軸移動で工作物27が主軸と同心位置に位置決めされ、主
軸台1及び2がZ軸方向工作物側へ切削送り速度で同時
に移動され、バイト11a及び12aによる外径切削と、バイ
ト11c及び12cによる端面切削と、センタドリル11b及び1
2bによるセンタ穴切削とを同時に行い、切削が終わると
主軸台1及び2がZ軸方向反工作物側へ移動し、カッタ
の回転が停止される。第4図において、回転シリンダ1
3,14の前室に圧油が供給されてカッタ11,12が後退し、
主軸台2が僅かに右側に移動されたのち、センタ着脱装
置18のアーム22が着脱装置に旋回されて、把持するセン
タ20がチャック6と同心となりアーム22が右側に移動さ
れてセンタ20がチャック把持爪内に挿入され、回転シリ
ンダ8に供給される圧油が切換えられて把持爪が閉じ、
センタ20が把持される。同時に主軸台1が僅かに右行し
てチャック5の工作物把持端面が工作物27の端面と一致
する位置に位置決めされ、回転シリンダ7に供給される
圧油が切換えられて把持爪が閉じ、工作物の左側の前加
工済の外径が把持される。次いで主軸台2が左行してセ
ンタ20が工作物17の右側センタ穴内に挿入圧接されて工
作物が支持され、ワーク把持装置26の把持爪が開いて刃
物台24のX軸方向への後退で工作物から離れ、タレット
25が旋回して第1工程用の切削工具T1が切削位置に割出
される。次いで主軸が回転され、刃物台のZ軸及びX軸
方向の移動で、工具T1の刃先が切削開始位置に位置決め
されたのち、刃物台の切削送りで右側の第1工程の外径
切削が行われ、外径切削が終わると刃物台24は所定の退
避位置に後退し主軸の回転が停止される。第5図におい
て主軸台2が右行してセンタ20が工作物27から離れ、セ
ンタ着脱装置によりセンタ20が取外されて退避し、主軸
台2が左行してチャック6の工作物把持端面が工作物17
の右端面と一致する位置に位置決めされ、把持爪が閉じ
て工作物の右端部外径が把持される。次いでチャック5
が開き主軸頭1が僅かに左行し、センタ着脱装置17のア
ーム21が旋回して、把持するセンタ19がチャック5と同
心となり、アーム21が左行してセンタ19がチャック5の
把持爪10に挿入され、把持爪が閉じてセンタ19が把持さ
れる。次いで主軸台1が右行してセンタ19が工作物27の
左側センタ穴に挿入圧接され、工作物の左側がセンタ19
により支持され、タレット25が旋回して第2工程用切削
工具T2が切削位置に割出され、刃物台24のZ軸及びX軸
の移動で工具T2の刃先が切削開始位置に位置決めされた
のち、刃物台24の切削送りで工作物27の残りの第2工程
の外径切削が行われる。
尚本実施例では両主軸台1,2がZ軸移動可能なものにつ
いて説明したが、一方の主軸台1を固定としても刃物台
24と他方の主軸台2のZ軸同期送り機能を持たせること
により同様の効果を得ることができる。
発明の効果 本発明は、上記のとおり構成されているので次に記載す
る効果を奏する。
Z軸移動位置決め機能を有する対向する2つの主軸台の
それぞれの主軸チャック中心穴に、端面,外径切削用バ
イトとセンタドリルとを共有するカッタを出し入れ可能
に設け、更に刃物台タレットにワーク把持装置と、それ
ぞれの主軸台にセンタ着脱装置とを設けて、主軸チャッ
クへのセンタの自動着脱を行うようになしたので、NC制
御により端面,把持部外径及びセンタリング加工を含む
全加工を連続して行うことが可能となり、加工能率の向
上,工程集約が計れるとともに、段取り替え,ワーク変
更時の対応が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例のNC旋盤の説明図、第2図は右側カッ
タの拡大図、第3図〜第5図は作用説明用で、第3図は
両端面,把持部外径及びセンタ穴加工を表す説明図、第
4図は外径旋削の第1工程の加工を表す説明図、第5図
は外径旋削の第2工程の加工を表す説明図である。 1……左側主軸台、2……右側主軸台 5,6……チャック、11,12……カッタ 19,20……センタ、25……タレット 26……ワーク把持装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一方がZ軸方向に移動位置決め
    可能な対向する2つの主軸台(1,2)を有するNC旋盤に
    おいて、両主軸(3,4)の中心穴内に主軸とともに回転
    する多刃工具(11,12)を軸方向移動可能に設け、該多
    刃工具を移動する駆動手段を設け、刃物台タレット(2
    5)にワーク(27)を主軸中心線方向にして把持しうる
    ワーク把持装置を設けて、多刃工具によりワークの両
    端,外周部及びまたはセンタ穴を加工することができる
    ことを特徴とするNC旋盤。
  2. 【請求項2】センタ(19,20)を両主軸チャック(5,6)
    に自動着脱するセンタ着脱装置(17,18)を設けて、多
    刃工具(11,12)によりワークの両端,外周部及びセン
    タ穴を加工し、引続きセンタワークの全加工を連続して
    行うことができることを特徴とする請求項1記載のNC旋
    盤。
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