JPH074580B2 - 金属屋根の石綿処理装置 - Google Patents
金属屋根の石綿処理装置Info
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- JPH074580B2 JPH074580B2 JP63185021A JP18502188A JPH074580B2 JP H074580 B2 JPH074580 B2 JP H074580B2 JP 63185021 A JP63185021 A JP 63185021A JP 18502188 A JP18502188 A JP 18502188A JP H074580 B2 JPH074580 B2 JP H074580B2
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04D—ROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
- E04D15/00—Apparatus or tools for roof working
- E04D15/003—Apparatus or tools for roof working for removing roof material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B1/00—Cleaning by methods involving the use of tools
- B08B1/20—Cleaning of moving articles, e.g. of moving webs or of objects on a conveyor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B09—DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
- B09B—DISPOSAL OF SOLID WASTE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B09B3/00—Destroying solid waste or transforming solid waste into something useful or harmless
- B09B3/0066—Disposal of asbestos
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属製屋根材の裏側に取り付けられている石
綿を除去処理するための装置に関するものである。
綿を除去処理するための装置に関するものである。
工場や体育館等に使用されている金属製の屋根材の一部
には、断熱材あるいは結露防止材として、吹き付け石綿
やアスベスト紙が取り付けられている。しかし、吹き付
け材の経年劣化によって飛散した石綿の人体に対する危
険性が懸念されるため、殊に、学校等の建築物に対して
は石綿の処理が積極的に進められている。
には、断熱材あるいは結露防止材として、吹き付け石綿
やアスベスト紙が取り付けられている。しかし、吹き付
け材の経年劣化によって飛散した石綿の人体に対する危
険性が懸念されるため、殊に、学校等の建築物に対して
は石綿の処理が積極的に進められている。
然るに、工場、体育館等の金属屋根材が使用されている
建築物は一般的に軒高が高く、屋根裏に取り付けてある
石綿の処理をするためには足場を工場等の全体に設置す
るか、あるいは、高所作業車が必要となり、仮設に要す
る費用が高くなる。また、大規模な工場等では、処理作
業空間を区画して完全に密閉化することが困難な場合が
多く、これに要する費用も莫大なものとなる。このた
め、例えば屋根下にシートを張り、屋根とシートで密閉
化された空間をつくり、この空間内に高効率フィルター
を備えた排気ブロアーを設置し、屋根とシートとの空間
を外気に対して負圧化した後で、屋根裏に石綿の飛散防
止剤を吹き付け、確実に飛散防止措置を行ってから屋根
板を順次取り外し、屋根上の密閉化された処理室内で石
綿の除去処理をする工法等がコスト的に有利である。
建築物は一般的に軒高が高く、屋根裏に取り付けてある
石綿の処理をするためには足場を工場等の全体に設置す
るか、あるいは、高所作業車が必要となり、仮設に要す
る費用が高くなる。また、大規模な工場等では、処理作
業空間を区画して完全に密閉化することが困難な場合が
多く、これに要する費用も莫大なものとなる。このた
め、例えば屋根下にシートを張り、屋根とシートで密閉
化された空間をつくり、この空間内に高効率フィルター
を備えた排気ブロアーを設置し、屋根とシートとの空間
を外気に対して負圧化した後で、屋根裏に石綿の飛散防
止剤を吹き付け、確実に飛散防止措置を行ってから屋根
板を順次取り外し、屋根上の密閉化された処理室内で石
綿の除去処理をする工法等がコスト的に有利である。
このような処理方法で問題となるのが、取り外した屋根
についている石綿の除去処理方法である。即ち、処理室
内部で人手により除去作業を行えば、作業者の石綿暴露
が問題となる。そのため、処理時に石綿の暴露を受けな
い処理装置が要望されていた。また、除去時に石綿の飛
散が発生しなければ、処理室も比較的簡便なものとなし
得ると考えられる。
についている石綿の除去処理方法である。即ち、処理室
内部で人手により除去作業を行えば、作業者の石綿暴露
が問題となる。そのため、処理時に石綿の暴露を受けな
い処理装置が要望されていた。また、除去時に石綿の飛
散が発生しなければ、処理室も比較的簡便なものとなし
得ると考えられる。
そこで本発明は、屋根上にも比較的簡単に設置でき、裏
面に石綿を備えた屋根材を、屋根から取り外した直後に
通過させることにより、確実に石綿の除去及び処理をす
ることができ、しかもその際に、石綿の繊維を飛散させ
るおそれのない金属屋根の石綿処理装置を提供すること
を目的とするものである。
面に石綿を備えた屋根材を、屋根から取り外した直後に
通過させることにより、確実に石綿の除去及び処理をす
ることができ、しかもその際に、石綿の繊維を飛散させ
るおそれのない金属屋根の石綿処理装置を提供すること
を目的とするものである。
本発明は、屋根材の通り抜ける入口と出口とを形成した
箱型ケース内の前記入口側に石綿除去部を、また、前記
出口側に石綿の固結化処理部を配備し、前記石綿除去部
には回転ブラシを設置すると共に負圧状態を維持させる
手段を施し、また、前記固結化処理部に固結剤(飛散防
止剤)塗布手段を設置して成る金属屋根の石綿処理装
置、を以て上記課題を解決した。
箱型ケース内の前記入口側に石綿除去部を、また、前記
出口側に石綿の固結化処理部を配備し、前記石綿除去部
には回転ブラシを設置すると共に負圧状態を維持させる
手段を施し、また、前記固結化処理部に固結剤(飛散防
止剤)塗布手段を設置して成る金属屋根の石綿処理装
置、を以て上記課題を解決した。
ケースの入口から屋根材を送り込むと、屋根材は先ず、
回転ブラシ上を通過することによって石綿を除去され
る。その際石綿除去部は負圧状態にされているため、人
体に有害な石綿繊維の外部飛散が抑止される。屋根材は
続いて、固結化処理部を通過する際に固結剤を吹き付け
等により塗布され、残存付着している微細な石綿の固結
化封じ込め処理が行われた後、出口から送り出される。
回転ブラシ上を通過することによって石綿を除去され
る。その際石綿除去部は負圧状態にされているため、人
体に有害な石綿繊維の外部飛散が抑止される。屋根材は
続いて、固結化処理部を通過する際に固結剤を吹き付け
等により塗布され、残存付着している微細な石綿の固結
化封じ込め処理が行われた後、出口から送り出される。
本発明の好ましい実施例を、図面に依拠して説明する。
図中1は密閉された箱型のケースで、一側面の上部に入
口2が、また、その反対側の側面の上部に出口3が形成
されている。ケース1の上面並びに側面には、必要に応
じて監視窓4、5が配置され、内部の様子を透視できる
ようにしてある。また、入口2及び出口3は、屋根材6
が通過し得るできる限り小さな開口部とするが、更に屋
根材6の断面形状(図では台形波形状)に対応する形状
のカーテン7を垂下させることが好ましい。8は入口2
の外側に添設された支持ロール、9は出口3の外側に添
設された支持ロールで、それぞれ自由回転して屋根材6
の出入を支持する。
図中1は密閉された箱型のケースで、一側面の上部に入
口2が、また、その反対側の側面の上部に出口3が形成
されている。ケース1の上面並びに側面には、必要に応
じて監視窓4、5が配置され、内部の様子を透視できる
ようにしてある。また、入口2及び出口3は、屋根材6
が通過し得るできる限り小さな開口部とするが、更に屋
根材6の断面形状(図では台形波形状)に対応する形状
のカーテン7を垂下させることが好ましい。8は入口2
の外側に添設された支持ロール、9は出口3の外側に添
設された支持ロールで、それぞれ自由回転して屋根材6
の出入を支持する。
石綿除去部において、10は受けロール、11は駆動ロール
で、両者間に入口2から送り込まれた屋根材6を喰わえ
込み、更に奥の方へと搬送する。受けロール10は、屋根
材6の裏面形状に対応した形状となっており(図では算
盤珠形状)、駆動ロール11は単なる円筒上であって、後
述のようにして回転駆動される。12は粗除去ブラシで、
例えば受けロール10同様屋根材6の裏面形状に対応した
形状となっていて、屋根材6の裏面全体を余すところな
くブラッシングできるようになっている(第3図参
照)。13は自由回転する円筒状の押えロールで、粗除去
ブラシ12の上側に配置される。14は粗除去ブラシ12と同
様の形状の仕上げブラシであり、15は円筒状の押えロー
ルである。粗除去ブラシ12と仕上げブラシ14は、常時ス
プリング等によって屋根材6の裏面に圧接させられる。
各ブラシの材質は、石綿の種類に応じて適宜選定する。
16は受けロール、17は駆動ロールで、両者間に屋根材6
を喰わえ込み、出口3へと搬出する。受けロール16及び
駆動ロール17は、それぞれ受けロール10、駆動ロール11
と同様の形状である。18はモーターで、ベルト19、20又
はチェーンを介して粗除去ブラシ12及び仕上げブラシ14
を、それぞれ通例屋根材6の進行方向と逆方向(第2図
矢印方向)回転駆動する。また、モーター18は、ベルト
21、22又はチェーンを介し、駆動ロール11、17を回転駆
動する。23は掻き落とされた石綿を収集するホッパー
で、受けロール10から受けロール16にかけてその下側を
覆っており、底は中央部の落下口24に向けて下り傾斜し
ている。ホッパー23内には塞止板25、26が配備されてい
て、岩田が外方に飛散しないよう配慮してある。27はホ
ッパー23の下に設置された貯蔵箱で、ケース1外に取り
出し可能になっている。28は高性能フィルターを備えた
集塵機29に接続された集塵口であり、集塵機29の作動中
石綿除去部内は、集塵口28を介して負圧状態となる。30
は石綿除去部と後述の固結化処理部とを遮閉する遮閉板
である。31〜35はエアカーテンを形成するためのエアノ
ズルで、図示した例では入口2、塞止板25、26の内側、
両ブラシ間及び石綿除去部の出口に配置してある。上記
集塵機29の作用でケース1内は外気に対して十分負圧と
なっているので、入口2及び出口3からは外気が流入し
てくる。従って石綿繊維が外部に漏出することはない
が、エアノズル31、35の設置により、石綿繊維の外部漏
出防止は完全となる。
で、両者間に入口2から送り込まれた屋根材6を喰わえ
込み、更に奥の方へと搬送する。受けロール10は、屋根
材6の裏面形状に対応した形状となっており(図では算
盤珠形状)、駆動ロール11は単なる円筒上であって、後
述のようにして回転駆動される。12は粗除去ブラシで、
例えば受けロール10同様屋根材6の裏面形状に対応した
形状となっていて、屋根材6の裏面全体を余すところな
くブラッシングできるようになっている(第3図参
照)。13は自由回転する円筒状の押えロールで、粗除去
ブラシ12の上側に配置される。14は粗除去ブラシ12と同
様の形状の仕上げブラシであり、15は円筒状の押えロー
ルである。粗除去ブラシ12と仕上げブラシ14は、常時ス
プリング等によって屋根材6の裏面に圧接させられる。
各ブラシの材質は、石綿の種類に応じて適宜選定する。
16は受けロール、17は駆動ロールで、両者間に屋根材6
を喰わえ込み、出口3へと搬出する。受けロール16及び
駆動ロール17は、それぞれ受けロール10、駆動ロール11
と同様の形状である。18はモーターで、ベルト19、20又
はチェーンを介して粗除去ブラシ12及び仕上げブラシ14
を、それぞれ通例屋根材6の進行方向と逆方向(第2図
矢印方向)回転駆動する。また、モーター18は、ベルト
21、22又はチェーンを介し、駆動ロール11、17を回転駆
動する。23は掻き落とされた石綿を収集するホッパー
で、受けロール10から受けロール16にかけてその下側を
覆っており、底は中央部の落下口24に向けて下り傾斜し
ている。ホッパー23内には塞止板25、26が配備されてい
て、岩田が外方に飛散しないよう配慮してある。27はホ
ッパー23の下に設置された貯蔵箱で、ケース1外に取り
出し可能になっている。28は高性能フィルターを備えた
集塵機29に接続された集塵口であり、集塵機29の作動中
石綿除去部内は、集塵口28を介して負圧状態となる。30
は石綿除去部と後述の固結化処理部とを遮閉する遮閉板
である。31〜35はエアカーテンを形成するためのエアノ
ズルで、図示した例では入口2、塞止板25、26の内側、
両ブラシ間及び石綿除去部の出口に配置してある。上記
集塵機29の作用でケース1内は外気に対して十分負圧と
なっているので、入口2及び出口3からは外気が流入し
てくる。従って石綿繊維が外部に漏出することはない
が、エアノズル31、35の設置により、石綿繊維の外部漏
出防止は完全となる。
固結化処理部は、固結剤噴射ノズル36、スポンジロール
37、ホッパー38、並びに、リミットスイッチ39から成
る。リミットスイッチ39は遮閉板30に取り付けられてお
り、屋根材6の進入及び通過を検出し、固結剤の噴射時
期を制御する。固結剤噴射ノズル36はホッパー38内に上
向きに設置されていて、屋根材6の裏面に固結剤を噴射
する。スポンジロール37は受けロール10、16と同様の形
状であり、屋根材6の裏面に接圧して、噴射された固結
剤を均一に均す役目を果たす。40は押えロールで、スポ
ンジロール37と共に自由回転する。固結剤の塗布は、ロ
ーラーで行ってもよい。なお、第2図における41は、本
装置に屋根材6を送りむためのコンベア装置である。
37、ホッパー38、並びに、リミットスイッチ39から成
る。リミットスイッチ39は遮閉板30に取り付けられてお
り、屋根材6の進入及び通過を検出し、固結剤の噴射時
期を制御する。固結剤噴射ノズル36はホッパー38内に上
向きに設置されていて、屋根材6の裏面に固結剤を噴射
する。スポンジロール37は受けロール10、16と同様の形
状であり、屋根材6の裏面に接圧して、噴射された固結
剤を均一に均す役目を果たす。40は押えロールで、スポ
ンジロール37と共に自由回転する。固結剤の塗布は、ロ
ーラーで行ってもよい。なお、第2図における41は、本
装置に屋根材6を送りむためのコンベア装置である。
上記構成において、コンベア装置41によって搬送されて
きた屋根材6は、支持ロール8に支えられながら、入口
2より石綿除去部に送り込まれる。そこにおいて屋根材
6は、受けロール10と駆動ロール11間に喰わえ込まれ、
更に内方に引き込まれていき、先ず粗除去ブラシ12によ
って裏面全体をブラッシングされ、石綿の粗除去が行わ
れる。続いて、仕上げブラシ14において二度目のブラッ
シングが行われ、残存する石綿が略除去される。このブ
ラッシングに伴って石綿繊維が飛散するが、集塵機29の
作用でホッパー23内は負圧状態となっているので、石綿
は強制的に落下口24から貯蔵箱27内に吸引される。ま
た、入口2にはエアノズル31によってエアカーテンが形
成され、石綿繊維の外部飛散が阻止される。それと共
に、複数のエアノズル32〜35によって形成されるエアカ
ーテンにより、石綿繊維は飛散を抑止され、強制的に下
方に導かれる。
きた屋根材6は、支持ロール8に支えられながら、入口
2より石綿除去部に送り込まれる。そこにおいて屋根材
6は、受けロール10と駆動ロール11間に喰わえ込まれ、
更に内方に引き込まれていき、先ず粗除去ブラシ12によ
って裏面全体をブラッシングされ、石綿の粗除去が行わ
れる。続いて、仕上げブラシ14において二度目のブラッ
シングが行われ、残存する石綿が略除去される。このブ
ラッシングに伴って石綿繊維が飛散するが、集塵機29の
作用でホッパー23内は負圧状態となっているので、石綿
は強制的に落下口24から貯蔵箱27内に吸引される。ま
た、入口2にはエアノズル31によってエアカーテンが形
成され、石綿繊維の外部飛散が阻止される。それと共
に、複数のエアノズル32〜35によって形成されるエアカ
ーテンにより、石綿繊維は飛散を抑止され、強制的に下
方に導かれる。
屋根材6は更に、受けロール10と駆動ロール11、並び
に、受けロール16と駆動ロール17の作用で固結化処理部
へと搬送され、残存石綿に対する固結化処理が行われ
る。即ち、屋根材6の先端が遮閉板30を通過すると、リ
ミットスイッチ39が動作し、固結剤噴射ノズル36より屋
根材6の裏面に固結剤を噴射させ続ける。次いでスポン
ジロール37を通過することにより、噴射された固結剤の
塗布状態が均一化された後、出口3より送り出される。
屋根材6の後端がリミットスイッチ39上を通過すると、
リミットスイッチ39が動作して固結剤の噴射が止まる。
に、受けロール16と駆動ロール17の作用で固結化処理部
へと搬送され、残存石綿に対する固結化処理が行われ
る。即ち、屋根材6の先端が遮閉板30を通過すると、リ
ミットスイッチ39が動作し、固結剤噴射ノズル36より屋
根材6の裏面に固結剤を噴射させ続ける。次いでスポン
ジロール37を通過することにより、噴射された固結剤の
塗布状態が均一化された後、出口3より送り出される。
屋根材6の後端がリミットスイッチ39上を通過すると、
リミットスイッチ39が動作して固結剤の噴射が止まる。
本発明は上述した通りであって、構成簡易であって屋根
上等にも簡単に設置でき、屋根材を通すことによって簡
単確実に石綿の除去並びに固結化処理をすることがで
き、しかもその際石綿繊維を飛散させるおそれがない効
果がある。
上等にも簡単に設置でき、屋根材を通すことによって簡
単確実に石綿の除去並びに固結化処理をすることがで
き、しかもその際石綿繊維を飛散させるおそれがない効
果がある。
第1図は本発明の実施例の斜視図、第2図はその内部構
成図、第3図は回転ブラシの形状例を示す図である。 符号の説明 1……ケース、2……入口 3……出口、6……屋根材 10、16……受けロール、11、17……駆動ロール 12……粗除去ブラシ、13、15……押えロール 14……仕上げブラシ、18……モーター 23……ホッパー、27……収集箱 29……集塵機、30……遮閉板 31〜35……エアノズル、26……固結剤噴射ノズル 37……スポンジロール、38……ホッパー 39……リミットスイッチ
成図、第3図は回転ブラシの形状例を示す図である。 符号の説明 1……ケース、2……入口 3……出口、6……屋根材 10、16……受けロール、11、17……駆動ロール 12……粗除去ブラシ、13、15……押えロール 14……仕上げブラシ、18……モーター 23……ホッパー、27……収集箱 29……集塵機、30……遮閉板 31〜35……エアノズル、26……固結剤噴射ノズル 37……スポンジロール、38……ホッパー 39……リミットスイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】屋根材の通り抜ける入口と出口とを形成し
た箱型ケース内の前記入口側に石綿除去部を、また、前
記出口側に石綿の固結化処理部を配備し、前記石綿除去
部には回転ブラシを設置すると共に負圧状態を維持させ
る手段を施し、また、前記固結化処理部に固結剤塗布手
段を設置して成る金属屋根の石綿処理装置。 - 【請求項2】石綿除去部に屋根材の搬送ロールを備えた
請求項1記載の金属屋根の石綿処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63185021A JPH074580B2 (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | 金属屋根の石綿処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63185021A JPH074580B2 (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | 金属屋根の石綿処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0235978A JPH0235978A (ja) | 1990-02-06 |
JPH074580B2 true JPH074580B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=16163389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63185021A Expired - Lifetime JPH074580B2 (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | 金属屋根の石綿処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH074580B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2825035A1 (fr) * | 2001-05-22 | 2002-11-29 | Richard Thibaut | Machine de nettoyage d'elements filiformes tels des cables. |
JP3490077B2 (ja) * | 2001-12-04 | 2004-01-26 | チヨダコンテナー株式会社 | 段ボール板の紙粉除去装置 |
JP5283418B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-09-04 | ニチアス株式会社 | 建築部材用切断機および建築部材の切断方法 |
-
1988
- 1988-07-25 JP JP63185021A patent/JPH074580B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0235978A (ja) | 1990-02-06 |
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