JPH0745448Y2 - 刷本の搬送装置 - Google Patents
刷本の搬送装置Info
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- JPH0745448Y2 JPH0745448Y2 JP1992019398U JP1939892U JPH0745448Y2 JP H0745448 Y2 JPH0745448 Y2 JP H0745448Y2 JP 1992019398 U JP1992019398 U JP 1992019398U JP 1939892 U JP1939892 U JP 1939892U JP H0745448 Y2 JPH0745448 Y2 JP H0745448Y2
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- belts
- plates
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 1
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
- Framework For Endless Conveyors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、刷本を搬送するための
搬送用ベルト及びガイド板を夫々幅方向に移動調節自在
とした合理的な装置に関する。
搬送用ベルト及びガイド板を夫々幅方向に移動調節自在
とした合理的な装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷機から搬出されてくる刷本を
搬送するにあたり、左右一対の相対向して設けた搬送用
ベルト及びL字形断面形状のガイド板を介して、連続し
て搬出される刷本を重合状で、且つ刺身状の状態で幅揃
えをしながら搬送するようにしていた。
搬送するにあたり、左右一対の相対向して設けた搬送用
ベルト及びL字形断面形状のガイド板を介して、連続し
て搬出される刷本を重合状で、且つ刺身状の状態で幅揃
えをしながら搬送するようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
装置では、ロットによって幅サイズの異なった刷本を搬
送する場合は、その都度左右一対のガイド板の位置を夫
々手作業で移動、調節してガイド板の間隔を目的の幅に
なるように調節する必要があり、従って幅調節作業が煩
雑で、多くの手数を要し、作業能率の低下をもたらす欠
点があった。
装置では、ロットによって幅サイズの異なった刷本を搬
送する場合は、その都度左右一対のガイド板の位置を夫
々手作業で移動、調節してガイド板の間隔を目的の幅に
なるように調節する必要があり、従って幅調節作業が煩
雑で、多くの手数を要し、作業能率の低下をもたらす欠
点があった。
【0004】本考案は、上記のような実情に着目してな
されたもので、その目的とするところは、刷本の任意の
幅に対応して左右一対の相対向して設けた搬送用ベルト
及びL字形断面形状のガイド板の間隔を自動的に任意に
調節自在としたことにより、作業能率の向上を図るよう
にしたものである
されたもので、その目的とするところは、刷本の任意の
幅に対応して左右一対の相対向して設けた搬送用ベルト
及びL字形断面形状のガイド板の間隔を自動的に任意に
調節自在としたことにより、作業能率の向上を図るよう
にしたものである
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の目的を
達成するために、相対向して設けた一対の搬送用ベルト
2、2及び同ベルト2、2の外側で且つ同ベルト2、2
の長手方向に設けたL次形断面形状のガイド板20、2
0を介して刷本1を搬送するようにした装置において 前
記ベルト2、2を適宜設けたプーリ3、3、4、4間に
夫々掛け渡すと共に、同プーリ3、3間に多角形断面状
の駆動軸15を設け、且つ同プーリ3、3を同軸15に
摺動自在に設け、更に搬送用ベルト2、2の下方位置で
且つ同ベルト2、2の長手方向に夫々一対の支持用ロッ
ド10、10を設け、同ロッド10、10の両端を夫々
前記プーリ3、3及び4、4側に回動自在に連結し、且
つ支持用ロッド10、10間にネジ軸11を設け、更に
前記一対のL次形断面形状のガイド板20、20の裏面
に支軸28を有する摺動片21を固定すると共に、ガイ
ド板20、20の下方位置に設けた支持板25、25間
にネジ軸26を設け、且つ同支持板25、25表面に固
定したガイド片27、27内に前記摺動片21、21を
摺動自在に設け、更に支持板25、25の下方位置に設
けた多角形断面状の駆動軸37にカムローラ35を摺動
自在に設けると共に、前記ガイド片27及び支持板25
に長孔30、31を夫々設け、且つ摺動片21に設けた
支軸28を同長孔30、31内に挿通し、更に支軸28
に設けたカムフォロワー29を前記カムローラ35に遊
嵌すると共に、同カムローラ35の駆動を介してガイド
板20、20を夫々振動させるように設け、且つネジ軸
11、26の回動を介して搬送用ベルト2、2、ガイド
板20、20及びカムローラ35、35を夫々幅方向に
互いに近接若し整理くは離反する方向に移動させること
により、刷本の任意の幅に対応してベルト2、2及びガ
イド板20、20の幅調節を容易に行うことができ、ま
たガイド板20、20に振動を与えるべく、カムローラ
などを付設することにより、ガイド板20、20の振動
を介して刷本の紙揃えを容易にでき、刷本の搬送を能率
的に行えるようにしたものである。
達成するために、相対向して設けた一対の搬送用ベルト
2、2及び同ベルト2、2の外側で且つ同ベルト2、2
の長手方向に設けたL次形断面形状のガイド板20、2
0を介して刷本1を搬送するようにした装置において 前
記ベルト2、2を適宜設けたプーリ3、3、4、4間に
夫々掛け渡すと共に、同プーリ3、3間に多角形断面状
の駆動軸15を設け、且つ同プーリ3、3を同軸15に
摺動自在に設け、更に搬送用ベルト2、2の下方位置で
且つ同ベルト2、2の長手方向に夫々一対の支持用ロッ
ド10、10を設け、同ロッド10、10の両端を夫々
前記プーリ3、3及び4、4側に回動自在に連結し、且
つ支持用ロッド10、10間にネジ軸11を設け、更に
前記一対のL次形断面形状のガイド板20、20の裏面
に支軸28を有する摺動片21を固定すると共に、ガイ
ド板20、20の下方位置に設けた支持板25、25間
にネジ軸26を設け、且つ同支持板25、25表面に固
定したガイド片27、27内に前記摺動片21、21を
摺動自在に設け、更に支持板25、25の下方位置に設
けた多角形断面状の駆動軸37にカムローラ35を摺動
自在に設けると共に、前記ガイド片27及び支持板25
に長孔30、31を夫々設け、且つ摺動片21に設けた
支軸28を同長孔30、31内に挿通し、更に支軸28
に設けたカムフォロワー29を前記カムローラ35に遊
嵌すると共に、同カムローラ35の駆動を介してガイド
板20、20を夫々振動させるように設け、且つネジ軸
11、26の回動を介して搬送用ベルト2、2、ガイド
板20、20及びカムローラ35、35を夫々幅方向に
互いに近接若し整理くは離反する方向に移動させること
により、刷本の任意の幅に対応してベルト2、2及びガ
イド板20、20の幅調節を容易に行うことができ、ま
たガイド板20、20に振動を与えるべく、カムローラ
などを付設することにより、ガイド板20、20の振動
を介して刷本の紙揃えを容易にでき、刷本の搬送を能率
的に行えるようにしたものである。
【0006】
【作用】本考案によれば、一対の搬送用ベルト及びL字
形断面形状のガイド板の夫々の間隔を任意に調節自在と
したことにより、刷本の各種の幅に対応して搬送用ベル
ト及びガイド板の間隔を互いに近接させたり、又は離反
させたりして刷本の異なった幅に対して即座に対応する
ことができるのである。
形断面形状のガイド板の夫々の間隔を任意に調節自在と
したことにより、刷本の各種の幅に対応して搬送用ベル
ト及びガイド板の間隔を互いに近接させたり、又は離反
させたりして刷本の異なった幅に対して即座に対応する
ことができるのである。
【0007】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。2、2は夫々搬送用ベルトでプーリ3、4に夫々掛
渡してあり、且つプーリ3、3間には、駆動軸15を設
けると共に、プーリ3に支持用ロッド10を係止するた
めの係止部5を一体化、連結固定して設けてある。
る。2、2は夫々搬送用ベルトでプーリ3、4に夫々掛
渡してあり、且つプーリ3、3間には、駆動軸15を設
けると共に、プーリ3に支持用ロッド10を係止するた
めの係止部5を一体化、連結固定して設けてある。
【0008】尚、前記駆動軸15の断面形状は、例えば
断面が六角形など多角型或いは一部突出部を有する異形
断面形状のものが好ましく、且つ同軸15に嵌合したプ
ーリ3を摺動自在となるように設けてある。
断面が六角形など多角型或いは一部突出部を有する異形
断面形状のものが好ましく、且つ同軸15に嵌合したプ
ーリ3を摺動自在となるように設けてある。
【0009】10、10は夫々ベルト2、2の下方位置
に適宜設けた支持用ロッドで、同ロッドの一端をプーリ
3の係止部5に回動可能に一体化、連結すると共に他端
にプーリ4を回動可能に設けてあり、更に同ロッド1
0、10間にネジ軸11を設けてある。
に適宜設けた支持用ロッドで、同ロッドの一端をプーリ
3の係止部5に回動可能に一体化、連結すると共に他端
にプーリ4を回動可能に設けてあり、更に同ロッド1
0、10間にネジ軸11を設けてある。
【0010】尚、駆動軸15の駆動時には、プーリ3及
び支持ロッド用係止部5が一体的に駆動されてベルト2
が回動されるようにしてある。また、支持用ロッド1
0、10の中央部を中心にして、ネジ軸11の左右の軸
方向において、夫々左方向及び右方向の正逆方向のネジ
を設けてあり、ネジ軸11を左方向または右方向に適宜
回動させることにより、支持用ロッド10、10を介し
てベルト2、2を夫々幅方向に互いに近接させたり、或
いは離反させたりして、ベルト2、2の位置を夫々任意
の位置まで移動することができるようにしてある。
び支持ロッド用係止部5が一体的に駆動されてベルト2
が回動されるようにしてある。また、支持用ロッド1
0、10の中央部を中心にして、ネジ軸11の左右の軸
方向において、夫々左方向及び右方向の正逆方向のネジ
を設けてあり、ネジ軸11を左方向または右方向に適宜
回動させることにより、支持用ロッド10、10を介し
てベルト2、2を夫々幅方向に互いに近接させたり、或
いは離反させたりして、ベルト2、2の位置を夫々任意
の位置まで移動することができるようにしてある。
【0011】20、20は夫々L字形断面形状のガイド
板で、ベルト2、2の外側で、且つベルト2よりも下方
位置に設けてあり、20Aは底板、20Bは側板であ
る。25、25は夫々支持板で、ガイド板20、20の
下方位置に夫々設けてあり、更に同板25、25間には
ネジ軸26を設けてある。
板で、ベルト2、2の外側で、且つベルト2よりも下方
位置に設けてあり、20Aは底板、20Bは側板であ
る。25、25は夫々支持板で、ガイド板20、20の
下方位置に夫々設けてあり、更に同板25、25間には
ネジ軸26を設けてある。
【0012】尚、L字形断面形状のガイド板20、20
の中央部を中心にして、ネジ軸26の左右の軸方向にお
いて、夫々左方向及び右方向の正逆方向のネジを設けて
あり、ネジ軸26を左方向または右方向に適宜回動させ
ることにより、支持板25、25を夫々幅方向に互いに
近接させたり、或いは離反させたりするようにしてあ
る。
の中央部を中心にして、ネジ軸26の左右の軸方向にお
いて、夫々左方向及び右方向の正逆方向のネジを設けて
あり、ネジ軸26を左方向または右方向に適宜回動させ
ることにより、支持板25、25を夫々幅方向に互いに
近接させたり、或いは離反させたりするようにしてあ
る。
【0013】21は摺動片で、L字形断面形状のガイド
板20の裏面側に一体化、固定してあり、27は凹状の
ガイド片で支持片25上に固定してあり、且つ同ガイド
片27内に摺動自在に設けた摺動片21をガイド板20
の直角方向に摺動可能にしてある。
板20の裏面側に一体化、固定してあり、27は凹状の
ガイド片で支持片25上に固定してあり、且つ同ガイド
片27内に摺動自在に設けた摺動片21をガイド板20
の直角方向に摺動可能にしてある。
【0014】28は摺動片21の裏面に固定した支軸
で、同軸にカムフォロワー29を回動自在に軸支してあ
り、30、31は夫々ガイド片27及び支持片25に公
知の手段で設けた長孔で、同長孔30、31は夫々支持
片25の幅方向に設けてあり、且つ長孔30、31内に
前記支軸28を挿通してある。
で、同軸にカムフォロワー29を回動自在に軸支してあ
り、30、31は夫々ガイド片27及び支持片25に公
知の手段で設けた長孔で、同長孔30、31は夫々支持
片25の幅方向に設けてあり、且つ長孔30、31内に
前記支軸28を挿通してある。
【0015】35、35は、夫々支持片25の下方位置
に設けたカムローラで、同ローラ35の周面に周知の手
段により、適宜形状のカム溝36を設けると共に、同溝
36内に前記カムフォロワー29を遊嵌してある。
に設けたカムローラで、同ローラ35の周面に周知の手
段により、適宜形状のカム溝36を設けると共に、同溝
36内に前記カムフォロワー29を遊嵌してある。
【0016】37はカムローラ35、35間に設けた駆
動軸で、同軸37の断面は、前記プーリ3の駆動軸15
と同様に異形断面状に形成してあり、且つカムローラ3
5を駆動軸37に対して摺動自在に設けると共に、同軸
37の駆動により、カムローラ35が駆動される如くし
てある。
動軸で、同軸37の断面は、前記プーリ3の駆動軸15
と同様に異形断面状に形成してあり、且つカムローラ3
5を駆動軸37に対して摺動自在に設けると共に、同軸
37の駆動により、カムローラ35が駆動される如くし
てある。
【0017】尚、駆動軸37が駆動される場合、カムフ
ォロワー29、摺動片21を介してガイド板20が、ベ
ルト2、2の幅方向で振動し、刷本1の両端縁を揃える
ようにしてある。
ォロワー29、摺動片21を介してガイド板20が、ベ
ルト2、2の幅方向で振動し、刷本1の両端縁を揃える
ようにしてある。
【0018】また前記ネジ軸26の回動を介して支持片
25が左右に移動する際、摺動片21、支軸28及びカ
ムフォロワー29を介してL字形断面形状のガイド板2
0及びカムローラ35が夫々ベルト2、2の幅方向に移
動し得るようにしてある。
25が左右に移動する際、摺動片21、支軸28及びカ
ムフォロワー29を介してL字形断面形状のガイド板2
0及びカムローラ35が夫々ベルト2、2の幅方向に移
動し得るようにしてある。
【0019】40、41は、夫々前記のネジ軸11、2
6に固定したプーリで、同プーリ40、41にベルト4
2を掛渡しておき、ネジ軸26を左または右方向に適宜
駆動することにより、ベルト42を介してネジ軸11が
駆動され、L字形断面形状のガイド板20及び支持用ロ
ッド10が夫々ベルト2、2の幅方向に適宜に移動でき
るようにしてある。
6に固定したプーリで、同プーリ40、41にベルト4
2を掛渡しておき、ネジ軸26を左または右方向に適宜
駆動することにより、ベルト42を介してネジ軸11が
駆動され、L字形断面形状のガイド板20及び支持用ロ
ッド10が夫々ベルト2、2の幅方向に適宜に移動でき
るようにしてある。
【0020】52、52は夫々搬送用ベルト2、2の内
側に設けたベルトで、同ベルト52、52を夫々プーリ
50、51、50、51に掛渡してあり、53、54は
夫々プーリ50、50及び51、51に固定した駆動軸
及び回動軸で、ベルト52、52を適宜駆動するように
してある。
側に設けたベルトで、同ベルト52、52を夫々プーリ
50、51、50、51に掛渡してあり、53、54は
夫々プーリ50、50及び51、51に固定した駆動軸
及び回動軸で、ベルト52、52を適宜駆動するように
してある。
【0021】尚、図例では幅調節自在な一対の搬送用ベ
ルト2、2を例示したが、数対の搬送用ベルトを設けて
前記同様に各対のベルトの幅調節を夫々独立に行なうよ
うにしてもよい。
ルト2、2を例示したが、数対の搬送用ベルトを設けて
前記同様に各対のベルトの幅調節を夫々独立に行なうよ
うにしてもよい。
【0022】また前記ベルト2、52の材質としては、
例えばスプリング状(コイル状)の金属製ベルトや通常
の皮革による帯状もしくは円形状のベルトなどいずれで
もよい。
例えばスプリング状(コイル状)の金属製ベルトや通常
の皮革による帯状もしくは円形状のベルトなどいずれで
もよい。
【0023】また前記のネジ軸11、26を回転駆動さ
せる場合、ベルト41を介してネジ軸11、26の回転
数を夫々関連づけて駆動させる場合の他、ネジ軸11、
26を夫々別の制御手段を介して駆動させるようにして
もよい。
せる場合、ベルト41を介してネジ軸11、26の回転
数を夫々関連づけて駆動させる場合の他、ネジ軸11、
26を夫々別の制御手段を介して駆動させるようにして
もよい。
【0024】図6に示したものは、一対の搬送用ベルト
2、2と一対のL字形断面形状のガイド板20、20の
組合わせによる場合で、特にガイド板20、20の底板
20A、20Aの高さを異ならしめてもよい。
2、2と一対のL字形断面形状のガイド板20、20の
組合わせによる場合で、特にガイド板20、20の底板
20A、20Aの高さを異ならしめてもよい。
【0025】即ち、一対の搬送用ベルト2、2とL字形
断面形状のガイド板20、20を夫々ベルト2、2の中
心位置側に互いに近接させ、図7の如く底板20A、2
0Aを重合状にして幅調節を行なってもよい。
断面形状のガイド板20、20を夫々ベルト2、2の中
心位置側に互いに近接させ、図7の如く底板20A、2
0Aを重合状にして幅調節を行なってもよい。
【0026】上記実施例のおいて、周知の手段によって
印刷機から搬出される刷本1(例えば単葉紙、半折状の
刷本等)は、重合状で且つ刺身状の状態で搬出され、搬
送用ベルト52及び2を介して次工程の小束処理部へ搬
送されるのである。
印刷機から搬出される刷本1(例えば単葉紙、半折状の
刷本等)は、重合状で且つ刺身状の状態で搬出され、搬
送用ベルト52及び2を介して次工程の小束処理部へ搬
送されるのである。
【0027】尚、上記のように刷本1が搬送用ベルト5
2及び2を介して搬送される際、図5の如く刷本1の両
側縁が、ガイド板20の振動によって紙揃えされなが
ら、搬送されるのである。
2及び2を介して搬送される際、図5の如く刷本1の両
側縁が、ガイド板20の振動によって紙揃えされなが
ら、搬送されるのである。
【0028】また、ロットの異なった刷本、例えば刷本
の幅が、狭い幅から広幅サイズの刷本にロットを切替え
て搬送する場合は、ネジ軸26を適宜の回転方向へ駆動
させると共に、プーリ41、ベルト42及びプーリ40
を介してネジ軸11を適宜駆動させることにより、例え
ば図5の如く、ガイド板20、20及び搬送用ベルト
2、2が夫々搬送用ベルト2、2の中心位置から外側方
向に移動し、点線位置の離反した位置まで移動し、ガイ
ド板20、20及び搬送用ベルト52、52の間隔が夫
々拡げられ、目的に応じたサイズの刷本の搬送が容易に
行なわれるのである。
の幅が、狭い幅から広幅サイズの刷本にロットを切替え
て搬送する場合は、ネジ軸26を適宜の回転方向へ駆動
させると共に、プーリ41、ベルト42及びプーリ40
を介してネジ軸11を適宜駆動させることにより、例え
ば図5の如く、ガイド板20、20及び搬送用ベルト
2、2が夫々搬送用ベルト2、2の中心位置から外側方
向に移動し、点線位置の離反した位置まで移動し、ガイ
ド板20、20及び搬送用ベルト52、52の間隔が夫
々拡げられ、目的に応じたサイズの刷本の搬送が容易に
行なわれるのである。
【0029】
【考案の効果】本考案は、上述のように、相対向して設
けた一対の搬送用ベルト2、2及び同ベルト2、2の外
側で且つ同ベルト2、2の長手方向に設けたL次形断面
形状のガイド板20、20を介して刷本1を搬送するよ
うにした装置において 前記ベルト2、2を適宜設けたプ
ーリ3、3、4、4間に夫々掛け渡すと共に、同プーリ
3、3間に多角形断面状の駆動軸15を設け、且つ同プ
ーリ3、3を同軸15に摺動自在に設け、更に搬送用ベ
ルト2、2の下方位置で且つ同ベルト2、2の長手方向
に夫々一対の支持用ロッド10、10を設け、同ロッド
10、10の両端を夫々前記プーリ3、3及び4、4側
に回動自在に連結し、且つ支持用ロッド10、10間に
ネジ軸11を設け、更に前記一対のL次形断面形状のガ
イド板20、20の裏面に支軸28を有する摺動片21
を固定すると共に、ガイド板20、20の下方位置に設
けた支持板25、25間にネジ軸26を設け、且つ同支
持板25、25表面に固定したガイド片27、27内に
前記摺動片21、21を摺動自在に設け、更に支持板2
5、25の下方位置に設けた多角形断面状の駆動軸37
にカムローラ35を摺動自在に設けると共に、前記ガイ
ド片27及び支持板25に長孔30、31を夫々設け、
且つ前記摺動片21に設けた支軸28を同長孔30、3
1内に挿通し、更に支軸28に設けたカムフォロワー2
9を前記カムローラ35に遊嵌すると共に、同カムロー
ラ35の駆動を介してガイド板20、20を夫々振動さ
せるように設け、且つネジ軸11、26の回動を介して
搬送用ベルト2、2、ガイド板20、20及びカムロー
ラ35、35を夫々幅方向に互いに近接若しくは離反す
る方向に移動させることにより、刷本の任意の幅に対応
してベルト2、2及びガイド板20、20の夫々の幅調
節を容易に行うことができる。またガイド板20、20
側に付設したカムフォロワー29を前記カムローラ35
に遊嵌し、同カムローラ35の駆動により、ガイド板2
0、20を容易に振動させることができ、従って刷本の
紙揃えを容易にでき、紙揃えを確実に行いながら刷本の
搬送を能率的に行える効果が得られるのである。
けた一対の搬送用ベルト2、2及び同ベルト2、2の外
側で且つ同ベルト2、2の長手方向に設けたL次形断面
形状のガイド板20、20を介して刷本1を搬送するよ
うにした装置において 前記ベルト2、2を適宜設けたプ
ーリ3、3、4、4間に夫々掛け渡すと共に、同プーリ
3、3間に多角形断面状の駆動軸15を設け、且つ同プ
ーリ3、3を同軸15に摺動自在に設け、更に搬送用ベ
ルト2、2の下方位置で且つ同ベルト2、2の長手方向
に夫々一対の支持用ロッド10、10を設け、同ロッド
10、10の両端を夫々前記プーリ3、3及び4、4側
に回動自在に連結し、且つ支持用ロッド10、10間に
ネジ軸11を設け、更に前記一対のL次形断面形状のガ
イド板20、20の裏面に支軸28を有する摺動片21
を固定すると共に、ガイド板20、20の下方位置に設
けた支持板25、25間にネジ軸26を設け、且つ同支
持板25、25表面に固定したガイド片27、27内に
前記摺動片21、21を摺動自在に設け、更に支持板2
5、25の下方位置に設けた多角形断面状の駆動軸37
にカムローラ35を摺動自在に設けると共に、前記ガイ
ド片27及び支持板25に長孔30、31を夫々設け、
且つ前記摺動片21に設けた支軸28を同長孔30、3
1内に挿通し、更に支軸28に設けたカムフォロワー2
9を前記カムローラ35に遊嵌すると共に、同カムロー
ラ35の駆動を介してガイド板20、20を夫々振動さ
せるように設け、且つネジ軸11、26の回動を介して
搬送用ベルト2、2、ガイド板20、20及びカムロー
ラ35、35を夫々幅方向に互いに近接若しくは離反す
る方向に移動させることにより、刷本の任意の幅に対応
してベルト2、2及びガイド板20、20の夫々の幅調
節を容易に行うことができる。またガイド板20、20
側に付設したカムフォロワー29を前記カムローラ35
に遊嵌し、同カムローラ35の駆動により、ガイド板2
0、20を容易に振動させることができ、従って刷本の
紙揃えを容易にでき、紙揃えを確実に行いながら刷本の
搬送を能率的に行える効果が得られるのである。
【図1】本考案の全体を示した斜視図である。
【図2】本考案の全体を示した概略側面図である。
【図3】本考案による支持用ロッドの係止用プーリの概
略断面図である。
略断面図である。
【図4】本考案によるL字状ガイド板の振動用機構を示
した一部断面による側面図である。
した一部断面による側面図である。
【図5】本考案による一対のベルト及びガイド板の幅調
節説明用概略正面図である。
節説明用概略正面図である。
【図6】本考案による一対のベルト及びガイド板の組合
せによる他の実施例を示した概略正面図である。
せによる他の実施例を示した概略正面図である。
【図7】図6による一対のベルト及びガイド板による幅
調節時の作動説明用概略正面図である。
調節時の作動説明用概略正面図である。
1 刷本 2 搬送用ベルト 20 ガイド板
Claims (1)
- 【請求項1】 相対向して設けた一対の搬送用ベルト
2、2及び同ベルト2、2の外側で且つ同ベルト2、2
の長手方向に設けたL次形断面形状のガイド板20、2
0を介して刷本1を搬送するようにした装置において 前記ベルト2、2を適宜設けたプーリ3、3、4、4間
に夫々掛け渡すと共に、プーリ3、3間に多角形断面状
の駆動軸15を設け、且つ同プーリ3、3を同軸15に
摺動自在に設け、更に搬送用ベルト2、2の下方位置で
且つ同ベルト2、2の長手方向に夫々一対の支持用ロッ
ド10、10を設け、同ロッド10、10の両端を夫々
前記プーリ3、3及び4、4側に回動自在に連結し、且
つ支持用ロッド10、10間にネジ軸11を設け、更に
前記一対のL次形断面形状のガイド板20、20の裏面
に支軸28を有する摺動片21を固定すると共に、ガイ
ド板20、20の下方位置に設けた支持板25、25間
にネジ軸26を設け、且つ同支持板25、25表面に固
定したガイド片27、27内に前記摺動片21、21を
摺動自在に設け、更に支持板25、25の下万位置に設
けた多角形断面状の駆動軸37にカムローラ35を摺動
自在に設けると共に、前記ガイド片27及び支持板25
に長孔30、31を夫々設け、且つ摺動片21に設けた
支軸28を同長孔30、31内に挿通し、更に支軸28
に設けたカムフォロワー29を前記カムローラ35に遊
嵌すると共に、同カムローラ35の駆動を介してガイド
板20、20を夫々振動させるように設け、且つネジ軸
11、26の回動を介して搬送用ベルト2、2、ガイド
板20、20及びカムローラ35、35を夫々幅方向に
互いに近接若しくは離反する方向に移動するように構成
したことを特徴とする刷本の搬送装置 。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992019398U JPH0745448Y2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 刷本の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992019398U JPH0745448Y2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 刷本の搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0565941U JPH0565941U (ja) | 1993-08-31 |
JPH0745448Y2 true JPH0745448Y2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=11998171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992019398U Expired - Lifetime JPH0745448Y2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 刷本の搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0745448Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2640629B2 (ja) * | 1994-10-17 | 1997-08-13 | 株式会社不二鉄工所 | 円筒状物品包装装置におけるコンベア装置 |
DE50303207D1 (de) * | 2003-08-07 | 2006-06-08 | Mueller Martini Holding Ag | Vorrichtung zum Zentrieren eines Schuppenstromes |
JP5838128B2 (ja) * | 2012-05-31 | 2015-12-24 | 株式会社木田鉄工所 | 搬送装置 |
JP6826176B1 (ja) * | 2019-11-07 | 2021-02-03 | 株式会社トーカイコーポレーション | 製本済みカレンダーの印刷装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6141696U (ja) * | 1984-08-22 | 1986-03-17 | 株式会社東芝 | 乾燥機 |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP1992019398U patent/JPH0745448Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0565941U (ja) | 1993-08-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |