JPH0745009Y2 - 自動車用スピードメータ - Google Patents
自動車用スピードメータInfo
- Publication number
- JPH0745009Y2 JPH0745009Y2 JP1988025049U JP2504988U JPH0745009Y2 JP H0745009 Y2 JPH0745009 Y2 JP H0745009Y2 JP 1988025049 U JP1988025049 U JP 1988025049U JP 2504988 U JP2504988 U JP 2504988U JP H0745009 Y2 JPH0745009 Y2 JP H0745009Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support frame
- support plate
- vertical
- speedometer
- electromagnetic induction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Instrument Panels (AREA)
- Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車用スピードメータに関するものである。
第4図,第5図,第6図に基づいて従来装置を説明す
る。
る。
図は自動車用スピードメータと走行距離計を一体に組付
けた計器を示し、第4図は正面図、第5図は側面図、第
6図は背面図である。
けた計器を示し、第4図は正面図、第5図は側面図、第
6図は背面図である。
計器は、断面コの字状の支持枠1と、支持枠1に固定さ
れる支持板2と、支持枠1及び支持板2にとりつけられ
る電磁誘導型スピードメータ3及び積算計4から構成さ
れる。電磁誘導型スピードメータ3は、自動車用スピー
ドメータに用いられるものとして従来公知のものであ
り、図示しない駆動源より車速に応じた回転数にて回転
するマグネットで構成される駆動部3aと、この駆動部3a
から電磁誘導により回転力をうける誘導板で構成される
被駆動部3bと、被駆動部3bの回転に抗力を付えるひげゼ
ンマイ3cとからなり、車速を被駆動部3bの回転角度に変
換するものである。なお、駆動部3aと被駆動部3bは電磁
誘導機構を構成している。
れる支持板2と、支持枠1及び支持板2にとりつけられ
る電磁誘導型スピードメータ3及び積算計4から構成さ
れる。電磁誘導型スピードメータ3は、自動車用スピー
ドメータに用いられるものとして従来公知のものであ
り、図示しない駆動源より車速に応じた回転数にて回転
するマグネットで構成される駆動部3aと、この駆動部3a
から電磁誘導により回転力をうける誘導板で構成される
被駆動部3bと、被駆動部3bの回転に抗力を付えるひげゼ
ンマイ3cとからなり、車速を被駆動部3bの回転角度に変
換するものである。なお、駆動部3aと被駆動部3bは電磁
誘導機構を構成している。
積算計4は複数の回転ドラム4aを主軸4bに並設したもの
で、下位の桁のドラム(第4図最左側のドラム)4aより
順次桁送りすることにより走行距離を積算する公知のも
のである。
で、下位の桁のドラム(第4図最左側のドラム)4aより
順次桁送りすることにより走行距離を積算する公知のも
のである。
これらスピードメータ3及び積算計4は以下の如く支持
枠1支持板2にとりつけられている。
枠1支持板2にとりつけられている。
断面コの字状の支持枠1の水平部1aにはユニットをフレ
キシブル回転伝達軸(図示せず)に連結するための連結
部5と、この連結部5の内側に貫挿して軸支され、駆動
源(図示せず)により回転する駆動されるマグネットか
らなる前記駆動部3aとが取りつけられ、駆動部3aは駆動
ギヤ6を有している。駆動部3aには同軸的に近接して誘
導板からなる被駆動部3bが配され、被駆動部3bの回転軸
としての指針軸7は、支持枠1の両垂直部1bの先端に架
設した支持板2に回動自在に支持されている。
キシブル回転伝達軸(図示せず)に連結するための連結
部5と、この連結部5の内側に貫挿して軸支され、駆動
源(図示せず)により回転する駆動されるマグネットか
らなる前記駆動部3aとが取りつけられ、駆動部3aは駆動
ギヤ6を有している。駆動部3aには同軸的に近接して誘
導板からなる被駆動部3bが配され、被駆動部3bの回転軸
としての指針軸7は、支持枠1の両垂直部1bの先端に架
設した支持板2に回動自在に支持されている。
支持枠1の両垂直部1bの上部には積算計4の主軸4bの両
端が支持されており、また両垂直部1bの下部には第1の
ギヤシャフト8が回転自在に支持されている。更に水平
部1aと支持板2との間には第2のギヤシャフト9が回動
自在に支持されている。
端が支持されており、また両垂直部1bの下部には第1の
ギヤシャフト8が回転自在に支持されている。更に水平
部1aと支持板2との間には第2のギヤシャフト9が回動
自在に支持されている。
尚、11は略Y字状の補強板で下端11aは支持枠1の水平
部1aに、両側端11bは垂直部1bに各々カシメにより固定
されている。
部1aに、両側端11bは垂直部1bに各々カシメにより固定
されている。
今、駆動部3aが車速に応じた回転速度で回転すると、電
磁誘導作用により被駆動部3bである誘導板が所望の回転
力を受け、この回転力とひげゼンマイ3cの抗力とがバラ
ンスする位置まで被駆動部3bは所望角度回転する。これ
により指針軸7に取りつけられた指針(図示せず)が文
字板にて車速を表示する。
磁誘導作用により被駆動部3bである誘導板が所望の回転
力を受け、この回転力とひげゼンマイ3cの抗力とがバラ
ンスする位置まで被駆動部3bは所望角度回転する。これ
により指針軸7に取りつけられた指針(図示せず)が文
字板にて車速を表示する。
一方、駆動部3aの回転は、駆動ギヤ6、駆動ギヤ6に噛
合する第1のギヤシャフト8、この第1のギヤシャフト
8の噛合部8aに噛合する第2のギヤシャフト9、主軸4b
に支持され第2のギヤシャフト9の噛合部9aに噛合する
ギヤ10を介して回転ドラム4aに伝達され、走行距離を回
転ドラム4a上に印刷された数字表示により表示するもの
である。
合する第1のギヤシャフト8、この第1のギヤシャフト
8の噛合部8aに噛合する第2のギヤシャフト9、主軸4b
に支持され第2のギヤシャフト9の噛合部9aに噛合する
ギヤ10を介して回転ドラム4aに伝達され、走行距離を回
転ドラム4a上に印刷された数字表示により表示するもの
である。
ところで、上記装置にあっては、電磁誘導機構において
支持板2に取り付けられる被駆動部(誘導板、指針軸
等)3bと、支持枠1にとりつけられる駆動部(マグネッ
ト)との相互位置精度が重要である。また、常時相互の
位置を正確に保つ必要がある。そのため、支持枠1の背
面側には第6図に示すように補強板11が取りつけられて
いる。補強板11は略Y字形状を呈し、基端部11aが支持
枠1の水平部1aに、両腕部11bが垂直部1bに各々カシメ
により固定される。この固定により、支持枠1における
両垂直部1bの傾斜を阻止し、もって支持板2と水平部1a
との中心位置を一直線上に保ち、駆動部3aと被駆動部3b
との中心位置決めを行うとともに、支持枠1を補強す
る。
支持板2に取り付けられる被駆動部(誘導板、指針軸
等)3bと、支持枠1にとりつけられる駆動部(マグネッ
ト)との相互位置精度が重要である。また、常時相互の
位置を正確に保つ必要がある。そのため、支持枠1の背
面側には第6図に示すように補強板11が取りつけられて
いる。補強板11は略Y字形状を呈し、基端部11aが支持
枠1の水平部1aに、両腕部11bが垂直部1bに各々カシメ
により固定される。この固定により、支持枠1における
両垂直部1bの傾斜を阻止し、もって支持板2と水平部1a
との中心位置を一直線上に保ち、駆動部3aと被駆動部3b
との中心位置決めを行うとともに、支持枠1を補強す
る。
しかし、上記のような補強板11の使用は部品点数を増加
させているとともに、固定手段としてカシメ作業を多用
しているため、組立作業が煩雑であり、結果的に製造コ
ストの上昇の原因となっている。
させているとともに、固定手段としてカシメ作業を多用
しているため、組立作業が煩雑であり、結果的に製造コ
ストの上昇の原因となっている。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、コストの
低減と、駆動部と被駆動部との位置決め、位置保持を確
実かつ容易に行える自動車用スピードメータを提供する
ことを課題としている。
低減と、駆動部と被駆動部との位置決め、位置保持を確
実かつ容易に行える自動車用スピードメータを提供する
ことを課題としている。
上記課題を解決するため本考案により成された自動車用
スピードメータは、電磁誘導機構の駆動部を支持する水
平部と、この水平部の両側に起立する垂直部とを有する
折り曲げ成形された金属枠体である断面コの字状の支持
枠と、この支持枠の垂直部の先端間にカシメにより固定
されて架設され前記駆動部に対向する位置に電磁誘導機
構の被駆動部を支持する、前記支持枠と同様の金属材料
からなる支持板とを備え、駆動部の回転数を被駆動部の
回転角度に変換して被駆動部に連結した指針により車速
を表示するようにした自動車用スピードメータにおい
て、前記支持板に支持板面及び前記垂直部に直交する垂
下壁を一体に設け、前記支持枠に支持枠の水平部及び垂
直部に直交する起立壁を一体に形成し、起立壁には前記
垂下壁の側部に当接して前記垂直部の面と直交方向にお
ける支持板の位置決めを行う規制部を形成したことを特
徴としている。
スピードメータは、電磁誘導機構の駆動部を支持する水
平部と、この水平部の両側に起立する垂直部とを有する
折り曲げ成形された金属枠体である断面コの字状の支持
枠と、この支持枠の垂直部の先端間にカシメにより固定
されて架設され前記駆動部に対向する位置に電磁誘導機
構の被駆動部を支持する、前記支持枠と同様の金属材料
からなる支持板とを備え、駆動部の回転数を被駆動部の
回転角度に変換して被駆動部に連結した指針により車速
を表示するようにした自動車用スピードメータにおい
て、前記支持板に支持板面及び前記垂直部に直交する垂
下壁を一体に設け、前記支持枠に支持枠の水平部及び垂
直部に直交する起立壁を一体に形成し、起立壁には前記
垂下壁の側部に当接して前記垂直部の面と直交方向にお
ける支持板の位置決めを行う規制部を形成したことを特
徴としている。
上記構成において、支持板の垂下壁の側部が支持枠の起
立壁の規制部に当接しているので、支持枠の垂直部が水
平部に対して正確に垂直を保てず傾斜しようとしても、
支持板は支持枠に対してほとんど変形し得ない起立壁に
て位置決めされ、支持板と支持枠との位置は精度よく保
持される。
立壁の規制部に当接しているので、支持枠の垂直部が水
平部に対して正確に垂直を保てず傾斜しようとしても、
支持板は支持枠に対してほとんど変形し得ない起立壁に
て位置決めされ、支持板と支持枠との位置は精度よく保
持される。
しかも、支持板を支持枠の垂直部の先端間にカシメによ
り固定する際に、支持板の垂下壁の側部を支持枠の起立
壁の規制部に当接させるだけでよいので、組み立て作業
が簡単である。
り固定する際に、支持板の垂下壁の側部を支持枠の起立
壁の規制部に当接させるだけでよいので、組み立て作業
が簡単である。
第1図〜第3図は自動車用のスピードメータ及び走行距
離計を一体化した駆動装置に本考案を利用した例を示し
ており、第1図は分解斜視図、第2図は背面図、第3図
は側面図である。尚、電磁誘導型駆動スピードメータ及
び積算計の構造は既に説明した従来構造と同様であるの
で詳細説明は省略する。
離計を一体化した駆動装置に本考案を利用した例を示し
ており、第1図は分解斜視図、第2図は背面図、第3図
は側面図である。尚、電磁誘導型駆動スピードメータ及
び積算計の構造は既に説明した従来構造と同様であるの
で詳細説明は省略する。
断面コの字状の支持枠は折り曲げ成形された金属枠体で
あり、水平部1aの中央にて電磁誘導型スピードメータの
駆動部3aを支持している。支持枠1は水平部1aの他、水
平部1aの両側にて上方に起立する一対の垂直部1bと、水
平部1a及び垂直部1bに直交するように上方に延び、垂直
部1bの約1/2〜1/3程度の高さを有する起立壁1cとを一体
に備えている。垂直部1bは、上端に支持板2を載置する
凹部1dと、この凹部1d両側の爪1eを有し、また中央部に
は後述する中間支持枠を取り付けるための窓部1fを有し
ている。起立壁1cは上端中央部に前記駆動部3aを外方に
臨ませる開口部1gと、この開口部1gの両側に位置し、後
述する支持板2の位置決めを行うため内方へ屈曲した爪
状の位置規制部1hを有している。
あり、水平部1aの中央にて電磁誘導型スピードメータの
駆動部3aを支持している。支持枠1は水平部1aの他、水
平部1aの両側にて上方に起立する一対の垂直部1bと、水
平部1a及び垂直部1bに直交するように上方に延び、垂直
部1bの約1/2〜1/3程度の高さを有する起立壁1cとを一体
に備えている。垂直部1bは、上端に支持板2を載置する
凹部1dと、この凹部1d両側の爪1eを有し、また中央部に
は後述する中間支持枠を取り付けるための窓部1fを有し
ている。起立壁1cは上端中央部に前記駆動部3aを外方に
臨ませる開口部1gと、この開口部1gの両側に位置し、後
述する支持板2の位置決めを行うため内方へ屈曲した爪
状の位置規制部1hを有している。
支持板2は前記支持枠1と同様の金属材料からなり、中
央部に指針軸7の軸受部7aを有し、軸受部7aにより指針
軸7を回転軸とする電磁誘導型スピードメータの被駆動
部(誘導板)3bを支持している。尚、誘導板3bの上面に
載置されるのは警報速度検知板12であって、導電性部材
からなり、後述する検出型と共に警報器のスイッチを構
成するまた3cは被駆動部3bに抗力を与えるひげゼンマイ
である。
央部に指針軸7の軸受部7aを有し、軸受部7aにより指針
軸7を回転軸とする電磁誘導型スピードメータの被駆動
部(誘導板)3bを支持している。尚、誘導板3bの上面に
載置されるのは警報速度検知板12であって、導電性部材
からなり、後述する検出型と共に警報器のスイッチを構
成するまた3cは被駆動部3bに抗力を与えるひげゼンマイ
である。
支持板2は上記水平部の両端近傍に各々一対の溝2aを有
しており、溝2aの幅は支持枠1の垂直部1bの厚さに等し
く、溝2a内に支持枠1の爪1eが嵌合することで、垂直部
1bに対する支持板2の長手方向(垂直部面に垂直な方
向)の位置決め及びこれと直角方向(垂直部面及び水平
部面に平行な方向)の位置決めを行っている。
しており、溝2aの幅は支持枠1の垂直部1bの厚さに等し
く、溝2a内に支持枠1の爪1eが嵌合することで、垂直部
1bに対する支持板2の長手方向(垂直部面に垂直な方
向)の位置決め及びこれと直角方向(垂直部面及び水平
部面に平行な方向)の位置決めを行っている。
また支持板2は、水平部から直角な方向に垂下壁2bを一
体に形成している。垂下壁2bは段部2cとその側面に有
し、段部2cが前記支持枠1の位置規制部1hに当接する。
この当接により支持板2は支持枠1に対して垂直部面1b
面の方向に位置決めされる。また垂下壁2bが起立壁1cの
内側に入り込んで当接することにより、支持板2の垂下
壁2b面の方向の位置決めもなされる。尚、上記垂下壁2b
は下端中央部に開口2dを有しており、この開口部2dと支
持枠1側の前記開口部1gとで駆動部3aを臨ませる逃げを
構成し、ユニット全体の小型化を図っている。
体に形成している。垂下壁2bは段部2cとその側面に有
し、段部2cが前記支持枠1の位置規制部1hに当接する。
この当接により支持板2は支持枠1に対して垂直部面1b
面の方向に位置決めされる。また垂下壁2bが起立壁1cの
内側に入り込んで当接することにより、支持板2の垂下
壁2b面の方向の位置決めもなされる。尚、上記垂下壁2b
は下端中央部に開口2dを有しており、この開口部2dと支
持枠1側の前記開口部1gとで駆動部3aを臨ませる逃げを
構成し、ユニット全体の小型化を図っている。
積算計4を支持するのは中間支持枠13である。中間支持
枠13は合成樹脂材からなり、一対の側壁部13aと、側壁
部13a間を連結する連結部13bとを有している。両側壁13
aの上部には、側方に開口を有する溝13cが設けられ、こ
の溝13cの中間部に形成した円形凹部13d内に積算計4の
主軸4bを嵌合保持している。また一方の側壁13aの下部
及び連結部13bから突出した中央壁13fには側方に開口を
有する他の溝13eが設けられており、この溝13eに合成樹
脂材からなる第1のギヤシャフト8が回動自在に支持さ
れている。更に両側壁13aの中間部及び連結部13bの下端
には、係合爪13gを先端に設けた弾性片13hが一体に形成
されており、係合爪13gが支持枠1の垂直部1bの窓部1
f、及び水平部1aの窓部1iに各々係合することにより、
中間支持枠13は支持枠1に着脱自在に固定されている。
枠13は合成樹脂材からなり、一対の側壁部13aと、側壁
部13a間を連結する連結部13bとを有している。両側壁13
aの上部には、側方に開口を有する溝13cが設けられ、こ
の溝13cの中間部に形成した円形凹部13d内に積算計4の
主軸4bを嵌合保持している。また一方の側壁13aの下部
及び連結部13bから突出した中央壁13fには側方に開口を
有する他の溝13eが設けられており、この溝13eに合成樹
脂材からなる第1のギヤシャフト8が回動自在に支持さ
れている。更に両側壁13aの中間部及び連結部13bの下端
には、係合爪13gを先端に設けた弾性片13hが一体に形成
されており、係合爪13gが支持枠1の垂直部1bの窓部1
f、及び水平部1aの窓部1iに各々係合することにより、
中間支持枠13は支持枠1に着脱自在に固定されている。
14はスイッチ片15に取り付けられた検出片であり、その
爪部14aが第2ギヤシャフト9に形成したカム9bに当接
しており、カム9bの小径部に爪部14aが落ち込んだとき
のみ、スイッチ片15の先端が前記検知板12の大径部外縁
12aに接触し得るようになっている。
爪部14aが第2ギヤシャフト9に形成したカム9bに当接
しており、カム9bの小径部に爪部14aが落ち込んだとき
のみ、スイッチ片15の先端が前記検知板12の大径部外縁
12aに接触し得るようになっている。
次にこの装置の組立手順を第1図を参照して説明する。
電磁誘導型スピードメータの駆動部3aは図に示すように
断面コの字状の支持枠1に取りつけられる。一方被駆動
部3bは支持板2に予め取り付けられる。そして積算計4
は、その主軸4bを溝13c内に側方から圧入することで中
間支持枠13に支持されている。この場合、主軸4bには何
ら溝等を形成しておらず、主軸4bは溝13c両側の弾性に
よる力のみで保持され、軸方向には容易に移動し得る。
断面コの字状の支持枠1に取りつけられる。一方被駆動
部3bは支持板2に予め取り付けられる。そして積算計4
は、その主軸4bを溝13c内に側方から圧入することで中
間支持枠13に支持されている。この場合、主軸4bには何
ら溝等を形成しておらず、主軸4bは溝13c両側の弾性に
よる力のみで保持され、軸方向には容易に移動し得る。
この状態にて、まず支持板2を支持枠1に取りつける。
この際、支持板2の両端は垂直部1b上端の凹部1d内に載
置され、溝2aが爪1eに嵌合するとともに、支持板2の垂
下壁2bが支持枠1の起立壁1cの内側に当接し、且つ垂下
壁2bの段部2cが起立壁1cの位置規制部1hに当接する。垂
下壁2bは支持板2本体に対し、また起立壁1cは水平部1a
に対し垂直部1bと垂直な方向において精度よく位置決め
して成形されることが可能であるから、たとえ垂直部1b
の垂直度が水平部1aに対して多少精度がおちていたとし
ても、前記段部2cと規制部1hとの当接により、支持板2
を支持枠1の水平部1aに対して精度よく位置決めするこ
とができる。
この際、支持板2の両端は垂直部1b上端の凹部1d内に載
置され、溝2aが爪1eに嵌合するとともに、支持板2の垂
下壁2bが支持枠1の起立壁1cの内側に当接し、且つ垂下
壁2bの段部2cが起立壁1cの位置規制部1hに当接する。垂
下壁2bは支持板2本体に対し、また起立壁1cは水平部1a
に対し垂直部1bと垂直な方向において精度よく位置決め
して成形されることが可能であるから、たとえ垂直部1b
の垂直度が水平部1aに対して多少精度がおちていたとし
ても、前記段部2cと規制部1hとの当接により、支持板2
を支持枠1の水平部1aに対して精度よく位置決めするこ
とができる。
位置決めの後は、爪1eをカシメることにより支持板2を
垂直部1b上に強固に固定する。
垂直部1b上に強固に固定する。
次に積算計4を搭載した中間支持枠13の4個の弾性片13
hを各々支持枠1の内側から窓1f及び1iに係合させる。
このとき、積算計4の主軸4bは支持枠1の両垂直壁1bの
内面に当接し、その軸方向の移動を阻止される。これに
より積算計の回転ドラム4aの位置決めがなされると同時
に、第2ギヤシャフト9のギヤ部と第1ギヤシャフト8
のギヤ部との噛合、及び第1のギヤシャフト8と駆動部
のギヤ6との噛合、更に第2のギヤシャフト9と回転ド
ラム4aのギヤ部10との噛合等が正確になされる。もちろ
ん、4個の弾性片13hの爪13gを押圧して窓1f及び1iとの
係合を解除すれば中間支持枠13を容易に取り外すことが
できる。
hを各々支持枠1の内側から窓1f及び1iに係合させる。
このとき、積算計4の主軸4bは支持枠1の両垂直壁1bの
内面に当接し、その軸方向の移動を阻止される。これに
より積算計の回転ドラム4aの位置決めがなされると同時
に、第2ギヤシャフト9のギヤ部と第1ギヤシャフト8
のギヤ部との噛合、及び第1のギヤシャフト8と駆動部
のギヤ6との噛合、更に第2のギヤシャフト9と回転ド
ラム4aのギヤ部10との噛合等が正確になされる。もちろ
ん、4個の弾性片13hの爪13gを押圧して窓1f及び1iとの
係合を解除すれば中間支持枠13を容易に取り外すことが
できる。
本考案は以下の如くであり、支持枠水平部に対する支持
板の位置決めを、水平部から起立した壁に支持板の垂下
壁を当接することで行うようにしたため、支持枠の垂直
部の傾斜に無関係に水平部上の駆動部と支持板上の被駆
動部との位置決めを精度よく確実に行い、且つ保持する
ことができる。また、支持枠あるいは支持板と別個の補
強材を用いることがないから、部品コスト及び組立コス
トを低減して、支持枠体全体を強固なものとすることが
できる。
板の位置決めを、水平部から起立した壁に支持板の垂下
壁を当接することで行うようにしたため、支持枠の垂直
部の傾斜に無関係に水平部上の駆動部と支持板上の被駆
動部との位置決めを精度よく確実に行い、且つ保持する
ことができる。また、支持枠あるいは支持板と別個の補
強材を用いることがないから、部品コスト及び組立コス
トを低減して、支持枠体全体を強固なものとすることが
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案実施例の分解斜視図、 第2図は同実施例の背面図、 第3図は同実施例の側面図、 第4図は従来例の正面図、 第5図はその側面図、 第6図はその背面図である。 1……支持枠、1a……水平部、1b……垂直部、1c……起
立壁、1h……規制部、2……支持板、2b……垂下壁、3
……電磁誘導型スピードメータ、3a……駆動部、3b……
被駆動部。
立壁、1h……規制部、2……支持板、2b……垂下壁、3
……電磁誘導型スピードメータ、3a……駆動部、3b……
被駆動部。
Claims (1)
- 【請求項1】電磁誘導機構の駆動部を支持する水平部
と、この水平部の両側に起立する垂直部とを有する折り
曲げ成形された金属枠体である断面コの字状の支持枠
と、この支持枠の垂直部の先端間にカシメにより固定さ
れて架設され前記駆動部に対向する位置に電磁誘導機構
の被駆動部を支持する、前記支持枠と同様の金属材料か
らなる支持板とを備え、駆動部の回転数を被駆動部の回
転角度に変換して被駆動部に連結した指針により車速を
表示するようにした自動車用スピードメータにおいて、 前記支持板に支持板面及び前記垂直部に直交する垂下壁
を一体に設け、前記支持枠に支持枠の水平部及び垂直部
に直交する起立壁を一体に形成し、起立壁には前記垂下
壁の側部に当接して前記垂直部の面と直交方向における
支持板の位置決めを行う規制部を形成した ことを特徴とする自動車用スピードメータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988025049U JPH0745009Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 自動車用スピードメータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988025049U JPH0745009Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 自動車用スピードメータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01132968U JPH01132968U (ja) | 1989-09-11 |
JPH0745009Y2 true JPH0745009Y2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=31245435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988025049U Expired - Lifetime JPH0745009Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 自動車用スピードメータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0745009Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6240568U (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-11 |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP1988025049U patent/JPH0745009Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01132968U (ja) | 1989-09-11 |
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