JPH0744599A - 回路図入力システム - Google Patents
回路図入力システムInfo
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- JPH0744599A JPH0744599A JP5184722A JP18472293A JPH0744599A JP H0744599 A JPH0744599 A JP H0744599A JP 5184722 A JP5184722 A JP 5184722A JP 18472293 A JP18472293 A JP 18472293A JP H0744599 A JPH0744599 A JP H0744599A
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- wiring
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回路図修正時の更新処理を効率良くできるよ
うにする。 【構成】 回路図データ保持手段10に回路図データを
保持し、回路図修正手段11によってその回路図データ
に対して配線又はインスタンスを削除すると、その削除
情報を追加・削除情報保持手段12に保持し、配線又は
インスタンスが追加されたとき、回路接続差判別手段1
3によって削除情報を基にしてその追加された配線又は
インスタンスの論理が回路上で変わらないと判断された
ら、内部識別番号発生手段14によってその追加された
配線又はインスタンスに削除時と同じ内部識別番号を発
生し、回路図登録手段15によってその内部識別番号を
付加した修正後の回路図データを回路図データ保持手段
10に登録するので、論理が変わらないときの更新処理
を行なわないで済む。
うにする。 【構成】 回路図データ保持手段10に回路図データを
保持し、回路図修正手段11によってその回路図データ
に対して配線又はインスタンスを削除すると、その削除
情報を追加・削除情報保持手段12に保持し、配線又は
インスタンスが追加されたとき、回路接続差判別手段1
3によって削除情報を基にしてその追加された配線又は
インスタンスの論理が回路上で変わらないと判断された
ら、内部識別番号発生手段14によってその追加された
配線又はインスタンスに削除時と同じ内部識別番号を発
生し、回路図登録手段15によってその内部識別番号を
付加した修正後の回路図データを回路図データ保持手段
10に登録するので、論理が変わらないときの更新処理
を行なわないで済む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、大規模集積回路(A
SIC)やプリント配線基板(PCB)等の回路図を設
計するCAD等の回路図入力システムに関する。
SIC)やプリント配線基板(PCB)等の回路図を設
計するCAD等の回路図入力システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の回路図を入力する回路図入
力システムでは、回路図は1つ又は複数のファイルによ
って管理するようにしており、回路図を変更したという
識別には、その回路図を格納しているファイルに付加さ
れている日付によって判別することが多かった。
力システムでは、回路図は1つ又は複数のファイルによ
って管理するようにしており、回路図を変更したという
識別には、その回路図を格納しているファイルに付加さ
れている日付によって判別することが多かった。
【0003】また、回路図の変更(修正)についても回
路図上の配線や論理記号,部品シンボル等のインスタン
ス(これらを「オブジェクト」と総称する)を移動する
ことによって変更されたことになり、回路図上のオブジ
ェクトについての物理的な絵柄を管理するようにしてい
た。したがって、そのオブジェクトについての論理的な
変更の有無については管理していない。
路図上の配線や論理記号,部品シンボル等のインスタン
ス(これらを「オブジェクト」と総称する)を移動する
ことによって変更されたことになり、回路図上のオブジ
ェクトについての物理的な絵柄を管理するようにしてい
た。したがって、そのオブジェクトについての論理的な
変更の有無については管理していない。
【0004】さらに、回路図上の配線やインスタンスを
一旦削除した場合、一般的なシステムでは次に引かれる
配線は以前と違うものであると認識するため、その配線
に対して内部識別番号を付加するようにしており、その
内部識別番号を使用して回路図のネットリストを作成し
ていた。
一旦削除した場合、一般的なシステムでは次に引かれる
配線は以前と違うものであると認識するため、その配線
に対して内部識別番号を付加するようにしており、その
内部識別番号を使用して回路図のネットリストを作成し
ていた。
【0005】したがって、同じ配線を一旦消して再度引
いても同じ番号が付かない。しかしながら、近年になっ
て以前にあった配線と同じであるか否かを判断して、同
じ場合は元の内部識別番号を付けることも一部でできる
ようになってきた。
いても同じ番号が付かない。しかしながら、近年になっ
て以前にあった配線と同じであるか否かを判断して、同
じ場合は元の内部識別番号を付けることも一部でできる
ようになってきた。
【0006】さらにまた、回路図はページ単位で修正す
ることが通常であるが、ネットリスト作成はその全ての
作成(修正)が終了した時点で使用者による明示的な操
作指示又は自動処理における暗黙的な指示により起動さ
れるものであり、その際、回路図上の変更部分をすべて
順に処理する方法が一般的であり、使用者が使用してい
ない空時間にそのような処理はしていなかった。
ることが通常であるが、ネットリスト作成はその全ての
作成(修正)が終了した時点で使用者による明示的な操
作指示又は自動処理における暗黙的な指示により起動さ
れるものであり、その際、回路図上の変更部分をすべて
順に処理する方法が一般的であり、使用者が使用してい
ない空時間にそのような処理はしていなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の回路図入力システムでは、回路図の修正作業時、回路
図上での配線やインスタンスの絵柄と属性等の修正によ
り変更があったととらえて実ファイルの日付を更新する
処理をするため、例えば、インスタンス間の配線の引き
直しを行なっただけでも更新となってしまい、ネットリ
ストのような論理的な情報に関係なくとも、その更新処
理が実行されてしまうので、更新処理に時間がかかると
いう問題があった。
の回路図入力システムでは、回路図の修正作業時、回路
図上での配線やインスタンスの絵柄と属性等の修正によ
り変更があったととらえて実ファイルの日付を更新する
処理をするため、例えば、インスタンス間の配線の引き
直しを行なっただけでも更新となってしまい、ネットリ
ストのような論理的な情報に関係なくとも、その更新処
理が実行されてしまうので、更新処理に時間がかかると
いう問題があった。
【0008】また、従来の回路図入力システムでは、通
常の回路図はページ単位で修正を行ない、必要な修正を
すべて行なった後に使用者によって指示がされると、そ
の回路図のネットリストを作成する。つまり、その指示
から回路図上の修正のあったすべてオブジェクト等を指
示したり検出したりして順にネットリストを作成する処
理を行なうため、ネットリストの作成に時間がかかると
いう問題があった。
常の回路図はページ単位で修正を行ない、必要な修正を
すべて行なった後に使用者によって指示がされると、そ
の回路図のネットリストを作成する。つまり、その指示
から回路図上の修正のあったすべてオブジェクト等を指
示したり検出したりして順にネットリストを作成する処
理を行なうため、ネットリストの作成に時間がかかると
いう問題があった。
【0009】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、回路図修正時の更新処理を効率良くできるよう
にすることを目的とする。また、ネットリストを効率良
く作成できるようにすることも目的とする。
であり、回路図修正時の更新処理を効率良くできるよう
にすることを目的とする。また、ネットリストを効率良
く作成できるようにすることも目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、回路図データを入力して保持する回路図
保持手段と、その手段に保持されている回路図データに
対して配線又は論理記号,部品シンボル等のインスタン
スの追加又は削除等の修正をする回路図修正手段と、そ
の手段によって削除されたデータの削除情報を保持する
削除情報保持手段と、上記回路図修正手段によって追加
された配線又はインスタンスについて上記削除情報保持
手段に保持されている削除情報を基にして回路上の論理
が変わるか否かを判断する論理変更判別手段と、その手
段によって論理が変わらないと判断された配線又はイン
スタンスに対して削除時と同じ内部識別番号を、論理が
変わると判断された場合は新規な内部識別番号をそれぞ
れ発生する内部識別番号発生手段と、その手段によって
発生された内部識別番号を付加した修正後の回路図デー
タを上記回路図保持手段に登録する回路登録手段を備え
た回路図入力システムを提供する。
達成するため、回路図データを入力して保持する回路図
保持手段と、その手段に保持されている回路図データに
対して配線又は論理記号,部品シンボル等のインスタン
スの追加又は削除等の修正をする回路図修正手段と、そ
の手段によって削除されたデータの削除情報を保持する
削除情報保持手段と、上記回路図修正手段によって追加
された配線又はインスタンスについて上記削除情報保持
手段に保持されている削除情報を基にして回路上の論理
が変わるか否かを判断する論理変更判別手段と、その手
段によって論理が変わらないと判断された配線又はイン
スタンスに対して削除時と同じ内部識別番号を、論理が
変わると判断された場合は新規な内部識別番号をそれぞ
れ発生する内部識別番号発生手段と、その手段によって
発生された内部識別番号を付加した修正後の回路図デー
タを上記回路図保持手段に登録する回路登録手段を備え
た回路図入力システムを提供する。
【0011】また、上記の各手段の機能を実現するマイ
クロコンピュータを備え、所定時間内にデータ入力が発
生したか否かを検出する入力イベント検出手段と、その
手段によって所定時間内にデータ入力が検出されなかっ
たときにマイクロコンピュータのCPUが最大負荷のあ
るプログラムを実行しているか否かを検出するCPU稼
動状態検出手段と、その手段によってCPUが最大負荷
のあるプログラムを実行していることが検出されなかっ
たときに上記回路図保持手段に保持されている回路図デ
ータを基にしてバッチ処理でネットリストを作成するネ
ットリスト自動作成手段と、その手段によって作成され
たネットリストを保持するネットリスト保持手段を設け
るとよい。
クロコンピュータを備え、所定時間内にデータ入力が発
生したか否かを検出する入力イベント検出手段と、その
手段によって所定時間内にデータ入力が検出されなかっ
たときにマイクロコンピュータのCPUが最大負荷のあ
るプログラムを実行しているか否かを検出するCPU稼
動状態検出手段と、その手段によってCPUが最大負荷
のあるプログラムを実行していることが検出されなかっ
たときに上記回路図保持手段に保持されている回路図デ
ータを基にしてバッチ処理でネットリストを作成するネ
ットリスト自動作成手段と、その手段によって作成され
たネットリストを保持するネットリスト保持手段を設け
るとよい。
【0012】さらに、上記ネットリスト自動作成手段に
よってネットリストを作成するときの回路図データが正
しい回路か否かをチェックする回路図チェック手段を設
けるとよい。さらにまた、上記ネットリスト自動作成手
段を起動させるか否かを選択するネットリスト自動作成
選択手段を設けるとよい。
よってネットリストを作成するときの回路図データが正
しい回路か否かをチェックする回路図チェック手段を設
けるとよい。さらにまた、上記ネットリスト自動作成手
段を起動させるか否かを選択するネットリスト自動作成
選択手段を設けるとよい。
【0013】
【作用】この発明による回路図入力システムは、回路図
データを入力して保持した後、その回路図データに対し
て配線又は論理記号,部品シンボル等のインスタンスを
削除すると、その削除された配線又はインスタンスの削
除情報を保持し、回路図データに対して配線又は論理記
号,部品シンボル等のインスタンスが追加された場合、
保持されている削除情報を基にして回路上の論理が変わ
るか否かを判断して、変わらないときはその配線又はイ
ンスタンスに対して削除時と同じ内部識別番号を、論理
が変わると判断されたときは新規な内部識別番号をそれ
ぞれ発生させ、その発生された内部識別番号を付加した
修正後の回路図データを登録するので、回路図の修正結
果に論理の変更がなければ配線又はインスタンスの内部
識別番号の更新処理を行なわなくて済む。
データを入力して保持した後、その回路図データに対し
て配線又は論理記号,部品シンボル等のインスタンスを
削除すると、その削除された配線又はインスタンスの削
除情報を保持し、回路図データに対して配線又は論理記
号,部品シンボル等のインスタンスが追加された場合、
保持されている削除情報を基にして回路上の論理が変わ
るか否かを判断して、変わらないときはその配線又はイ
ンスタンスに対して削除時と同じ内部識別番号を、論理
が変わると判断されたときは新規な内部識別番号をそれ
ぞれ発生させ、その発生された内部識別番号を付加した
修正後の回路図データを登録するので、回路図の修正結
果に論理の変更がなければ配線又はインスタンスの内部
識別番号の更新処理を行なわなくて済む。
【0014】また、所定時間内にデータ入力が検出され
なかったときにマイクロコンピュータのCPUで最大負
荷のあるプログラムが実行されていることを検出しなか
ったとき、保持されている回路図データを基にしてバッ
チ処理でネットリストを作成して保持するようにすれ
ば、データ入力の空き時間を利用して、バッチ的にネッ
トリストを事前に作成することができる。
なかったときにマイクロコンピュータのCPUで最大負
荷のあるプログラムが実行されていることを検出しなか
ったとき、保持されている回路図データを基にしてバッ
チ処理でネットリストを作成して保持するようにすれ
ば、データ入力の空き時間を利用して、バッチ的にネッ
トリストを事前に作成することができる。
【0015】さらに、ネットリストを作成するときの回
路図データが正しい回路か否かをチェックするようにす
れば、誤った回路図データによるネットリストを作成す
ることがなくなる。さらにまた、ネットリストの自動作
成を起動させるか否かを選択するようにすれば、データ
入力とネットリストの自動作成とのいずれかを優先させ
ることができる。
路図データが正しい回路か否かをチェックするようにす
れば、誤った回路図データによるネットリストを作成す
ることがなくなる。さらにまた、ネットリストの自動作
成を起動させるか否かを選択するようにすれば、データ
入力とネットリストの自動作成とのいずれかを優先させ
ることができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2はこの発明の一実施例である回路
図入力システムの構成を示す図である。この回路図入力
システムは、データ処理部1,マウス2,キーボード
3,メモリ4,及び画面表示部5により構成されてい
る。
体的に説明する。図2はこの発明の一実施例である回路
図入力システムの構成を示す図である。この回路図入力
システムは、データ処理部1,マウス2,キーボード
3,メモリ4,及び画面表示部5により構成されてい
る。
【0017】データ処理部1は、CPU,ROM,及び
RAMからなるマイクロコンピュータを備えており、回
路図作成,更新,及びネットワーク作成等の各種の処理
を行なう。マウス2は、使用者が各種の操作情報を入力
するためのポインティングデバイスである入力装置であ
る。キーボード3も同じく、使用者が各種のキーによっ
て操作情報を入力するための入力装置である。
RAMからなるマイクロコンピュータを備えており、回
路図作成,更新,及びネットワーク作成等の各種の処理
を行なう。マウス2は、使用者が各種の操作情報を入力
するためのポインティングデバイスである入力装置であ
る。キーボード3も同じく、使用者が各種のキーによっ
て操作情報を入力するための入力装置である。
【0018】メモリ4は、ハードディスク装置,光磁気
ディスク装置,及びフロッピディスク装置等の記憶装置
であり、回路図データ等の各種のデータを読み出し可能
に格納する。画面表示部5は、CRT,及びLCD等の
表示装置であり、回路図の作成や修正等の各種の作業画
面やメッセージを表示する。
ディスク装置,及びフロッピディスク装置等の記憶装置
であり、回路図データ等の各種のデータを読み出し可能
に格納する。画面表示部5は、CRT,及びLCD等の
表示装置であり、回路図の作成や修正等の各種の作業画
面やメッセージを表示する。
【0019】図1は図2のデータ処理部1のこの発明に
かかわる機能構成を示すブロック図である。このデータ
処理部1は、回路図データ保持手段10,回路図修正手
段11,追加・削除情報保持手段12,回路接続差判別
手段13,内部識別番号発生手段14,回路図登録手段
15,入力イベント検出手段16,CPU稼動状態検出
手段17,ネットリスト自動作成手段18,ネットリス
ト保持手段19,ネットリスト作成用チェック手段2
0,及びネットリスト自動作成機能ON/OFF手段2
1からなる。
かかわる機能構成を示すブロック図である。このデータ
処理部1は、回路図データ保持手段10,回路図修正手
段11,追加・削除情報保持手段12,回路接続差判別
手段13,内部識別番号発生手段14,回路図登録手段
15,入力イベント検出手段16,CPU稼動状態検出
手段17,ネットリスト自動作成手段18,ネットリス
ト保持手段19,ネットリスト作成用チェック手段2
0,及びネットリスト自動作成機能ON/OFF手段2
1からなる。
【0020】回路図データ保持手段10は、回路図デー
タを入力保持する。回路図修正手段11は、回路図デー
タ保持手段10に保持されている回路図データに対する
配線又は論理記号,部品シンボル等のインスタンスのデ
ータを移動,削除,コピー,追加などの修正を行なう。
タを入力保持する。回路図修正手段11は、回路図デー
タ保持手段10に保持されている回路図データに対する
配線又は論理記号,部品シンボル等のインスタンスのデ
ータを移動,削除,コピー,追加などの修正を行なう。
【0021】追加・削除情報保持手段12は、回路図修
正手段11によって削除及び追加された配線又は論理記
号,部品シンボル等のインスタンスのデータのシンボル
名称,接続データ,内部識別番号等の削除情報を保持す
る。すなわち、上記の削除情報保持手段に相当する。こ
の接続データとは、配線又はインスタンス間の接続情報
であり、例えば、インスタンスのどのピン同士が接続さ
れているかを示す情報である。また、内部識別番号は回
路図データ中の各配線及びインスタンス毎に固有に付さ
れる識別番号である。
正手段11によって削除及び追加された配線又は論理記
号,部品シンボル等のインスタンスのデータのシンボル
名称,接続データ,内部識別番号等の削除情報を保持す
る。すなわち、上記の削除情報保持手段に相当する。こ
の接続データとは、配線又はインスタンス間の接続情報
であり、例えば、インスタンスのどのピン同士が接続さ
れているかを示す情報である。また、内部識別番号は回
路図データ中の各配線及びインスタンス毎に固有に付さ
れる識別番号である。
【0022】回路接続差判別手段13は、回路図修正手
段11によって配線又は論理記号,部品シンボル等のイ
ンスタンスのデータが追加されたとき、追加・削除情報
保持手段12に保持されている削除情報を基にして回路
図上のオブジェクトの論理が変わるか否かを判断する。
つまり、追加された配線又はインスタンスのデータのシ
ンボル名称と削除情報とが削除されたインスタンスのシ
ンボル名称と削除情報と一致するか否かを判断する。
段11によって配線又は論理記号,部品シンボル等のイ
ンスタンスのデータが追加されたとき、追加・削除情報
保持手段12に保持されている削除情報を基にして回路
図上のオブジェクトの論理が変わるか否かを判断する。
つまり、追加された配線又はインスタンスのデータのシ
ンボル名称と削除情報とが削除されたインスタンスのシ
ンボル名称と削除情報と一致するか否かを判断する。
【0023】内部識別番号発生手段14は、回路接続差
判別手段13によってオブジェクトの論理が変わらない
と判断された場合、追加された配線又はインスタンスに
対して削除時と同じ内部識別番号を発生し、論理が変わ
ると判断された場合は新規な内部識別判断を発生する。
判別手段13によってオブジェクトの論理が変わらない
と判断された場合、追加された配線又はインスタンスに
対して削除時と同じ内部識別番号を発生し、論理が変わ
ると判断された場合は新規な内部識別判断を発生する。
【0024】回路図登録手段15は、作成された回路図
データを回路図データ保持手段10に格納する。また、
回路図修正時には、内部識別番号発生手段14によって
発生された内部識別番号を付加した修正後の回路図デー
タを回路図データ保持手段10に格納する。
データを回路図データ保持手段10に格納する。また、
回路図修正時には、内部識別番号発生手段14によって
発生された内部識別番号を付加した修正後の回路図デー
タを回路図データ保持手段10に格納する。
【0025】入力イベント検出手段16は、キーボード
3やマウス2から所定時間内にデータ入力が発生したか
否かを検出する。CPU稼動状態検出手段17は、マイ
クロコンピュータのCPUが最大負荷のあるプログラム
を実行しているか否かを検出する。
3やマウス2から所定時間内にデータ入力が発生したか
否かを検出する。CPU稼動状態検出手段17は、マイ
クロコンピュータのCPUが最大負荷のあるプログラム
を実行しているか否かを検出する。
【0026】ネットリスト自動作成手段18は、入力イ
ベント検出手段16によって所定時間内にデータ入力が
検出されなかったときに、CPU稼動状態検出手段17
によってマイクロコンピュータのCPUが最大負荷のあ
るプログラムを実行していることが検出されなかったと
き、回路図データ保持手段10に保持されている回路図
データを基にしてバッチ処理でネットリストを作成す
る。つまり、CPUによる処理に余裕があって入力イベ
ントがないときだけバッチ処理でネットリストを自動作
成する。
ベント検出手段16によって所定時間内にデータ入力が
検出されなかったときに、CPU稼動状態検出手段17
によってマイクロコンピュータのCPUが最大負荷のあ
るプログラムを実行していることが検出されなかったと
き、回路図データ保持手段10に保持されている回路図
データを基にしてバッチ処理でネットリストを作成す
る。つまり、CPUによる処理に余裕があって入力イベ
ントがないときだけバッチ処理でネットリストを自動作
成する。
【0027】ネットリスト保持手段19は、ネットリス
ト自動作成手段18によって作成されたネットリストを
保持する。つまり、自動作成したネットリストを一時別
に保存するのを含めてネットリストを保持する。ネット
リスト作成用チェック手段20は、ネットリスト自動作
成手段18によってネットリストを作成するときの回路
図データが正しいか否かをチェックする。すなわち、上
記の回路図チェック手段に相当する。
ト自動作成手段18によって作成されたネットリストを
保持する。つまり、自動作成したネットリストを一時別
に保存するのを含めてネットリストを保持する。ネット
リスト作成用チェック手段20は、ネットリスト自動作
成手段18によってネットリストを作成するときの回路
図データが正しいか否かをチェックする。すなわち、上
記の回路図チェック手段に相当する。
【0028】ネットリスト自動作成機能ON/OFF手
段21は、ネットリスト自動作成手段18を起動させる
か否かを選択する。つまり、ネットリストの自動作成を
するかどうかをON/OFFによって切り換える。
段21は、ネットリスト自動作成手段18を起動させる
か否かを選択する。つまり、ネットリストの自動作成を
するかどうかをON/OFFによって切り換える。
【0029】このように構成することにより、回路図デ
ータ保持手段10に回路図データを入力して保持し、回
路図修正手段11によってその回路図データに対して配
線又は論理記号,部品シンボル等のインスタンスの追加
や削除等の修正がされたとき、その削除された配線又は
論理記号,部品シンボル等のインスタンスの削除情報を
追加・削除情報保持手段12に保持する。
ータ保持手段10に回路図データを入力して保持し、回
路図修正手段11によってその回路図データに対して配
線又は論理記号,部品シンボル等のインスタンスの追加
や削除等の修正がされたとき、その削除された配線又は
論理記号,部品シンボル等のインスタンスの削除情報を
追加・削除情報保持手段12に保持する。
【0030】その後、回路図修正手段11によってその
回路図データに対して配線又はインスタンスが追加され
たとき、回路接続差判別手段13によって追加・削除情
報保持手段12に保持されている削除情報を基にして、
追加された配線又はインスタンスの接続先である論理が
回路上で変わるか否かを判断する。
回路図データに対して配線又はインスタンスが追加され
たとき、回路接続差判別手段13によって追加・削除情
報保持手段12に保持されている削除情報を基にして、
追加された配線又はインスタンスの接続先である論理が
回路上で変わるか否かを判断する。
【0031】そして、内部識別番号発生手段14によっ
て回路接続差判別手段13で論理が変わらないと判断さ
れた配線又はインスタンスに対しては削除時と同じ内部
識別番号を発生し、論理が変わると判断された追加の配
線又はインスタンスに対しては新規な内部識別番号を発
生して、その発生された内部識別番号を付加した修正後
の回路図データを回路図登録手段15によって回路図デ
ータ保持手段10に登録する。
て回路接続差判別手段13で論理が変わらないと判断さ
れた配線又はインスタンスに対しては削除時と同じ内部
識別番号を発生し、論理が変わると判断された追加の配
線又はインスタンスに対しては新規な内部識別番号を発
生して、その発生された内部識別番号を付加した修正後
の回路図データを回路図登録手段15によって回路図デ
ータ保持手段10に登録する。
【0032】さらに、ネットリスト自動作成機能ON/
OFF手段21によってネットリスト自動作成手段を起
動させることを選択すると、入力イベント検出手段16
によって所定時間内にデータ入力の発生が検出されなか
ったとき、CPU稼動状態検出手段17によってマイク
ロコンピュータのCPUが最大負荷のあるプログラムを
実行していることが検出されなかったとき、ネットリス
ト作成用チェック手段20によって回路図データ保持手
段10に保持されているネットリストを作成する対象の
回路図データが正しい回路か否かをチェックする。
OFF手段21によってネットリスト自動作成手段を起
動させることを選択すると、入力イベント検出手段16
によって所定時間内にデータ入力の発生が検出されなか
ったとき、CPU稼動状態検出手段17によってマイク
ロコンピュータのCPUが最大負荷のあるプログラムを
実行していることが検出されなかったとき、ネットリス
ト作成用チェック手段20によって回路図データ保持手
段10に保持されているネットリストを作成する対象の
回路図データが正しい回路か否かをチェックする。
【0033】そして、ネットリスト自動作成手段18に
よってネットリストを作成する対象の回路図データが正
しい回路であると判断されたとき、ネットリスト自動作
成手段18によってその回路図データを基にしてバッチ
処理でネットリストを作成し、その作成されたネットリ
ストをネットリスト保持手段19に保持する。
よってネットリストを作成する対象の回路図データが正
しい回路であると判断されたとき、ネットリスト自動作
成手段18によってその回路図データを基にしてバッチ
処理でネットリストを作成し、その作成されたネットリ
ストをネットリスト保持手段19に保持する。
【0034】次に、この実施例の回路図入力システムに
おける回路図修正の処理について説明する。図3乃至図
7はその処理を示すフローチャートであり、各ステップ
を「S」と略記している。まず、図3に示すように、ス
テップ1で回路図修正か否かをチェックして、回路図修
正でなければ図4のステップ10へ進み、回路図修正な
ら図3のステップ2へ進んでネットリスト自動作成ON
/OFFか否かをチェックする。
おける回路図修正の処理について説明する。図3乃至図
7はその処理を示すフローチャートであり、各ステップ
を「S」と略記している。まず、図3に示すように、ス
テップ1で回路図修正か否かをチェックして、回路図修
正でなければ図4のステップ10へ進み、回路図修正な
ら図3のステップ2へ進んでネットリスト自動作成ON
/OFFか否かをチェックする。
【0035】ステップ2のチェックにおいて、ネットリ
スト自動作成ON/OFFならステップ3へ進んでネッ
トリスト自動作成機能の設定を変更する。この設定で
は、ネットリスト自動作成機能を起動させるONと起動
させないOFFと、入力イベントなしの時間と、CPU
の特別負荷の%などが設定変更可能である。その設定変
更後、最初の処理に戻る。
スト自動作成ON/OFFならステップ3へ進んでネッ
トリスト自動作成機能の設定を変更する。この設定で
は、ネットリスト自動作成機能を起動させるONと起動
させないOFFと、入力イベントなしの時間と、CPU
の特別負荷の%などが設定変更可能である。その設定変
更後、最初の処理に戻る。
【0036】ステップ2のチェックにおいて、ネットリ
スト自動作成ON/OFFでなければステップ4へ進ん
でコマンドがネットリスト作成か否かをチェックする。
ステップ4のチェックにおいて、ネットリスト作成なら
図5のステップ14へ進み、ネットリスト作成でなけれ
ば図3のステップ5へ進む。
スト自動作成ON/OFFでなければステップ4へ進ん
でコマンドがネットリスト作成か否かをチェックする。
ステップ4のチェックにおいて、ネットリスト作成なら
図5のステップ14へ進み、ネットリスト作成でなけれ
ば図3のステップ5へ進む。
【0037】ステップ4のチェックにおいて、ネットリ
スト作成でなければステップ5へ進んで回路図登録実行
か否かをチェックする。ステップ5のチェックにおい
て、回路図の登録実行なら図6のステップ19へ進み、
回路図の登録実行でなければ図3のステップ6へ進んで
ワイヤ(配線)又はインスタンスの配置か否かをチェッ
クする。
スト作成でなければステップ5へ進んで回路図登録実行
か否かをチェックする。ステップ5のチェックにおい
て、回路図の登録実行なら図6のステップ19へ進み、
回路図の登録実行でなければ図3のステップ6へ進んで
ワイヤ(配線)又はインスタンスの配置か否かをチェッ
クする。
【0038】ステップ6のチェックにおいて、ワイヤ
(配線)又はインスタンスの配置なら図7のステップ2
2へ進み、ワイヤ(配線)又はインスタンスの配置でな
ければ図3のステップ7へ進んで回路図に対して削除又
は追加などによって情報の増減があったか否かをチェッ
クする。つまり、ワイヤやインスタンスが削除されたり
追加されたりしてその回路上のワイヤ及びインスタンス
が増えたり減ったりしたか否かを判断する。
(配線)又はインスタンスの配置なら図7のステップ2
2へ進み、ワイヤ(配線)又はインスタンスの配置でな
ければ図3のステップ7へ進んで回路図に対して削除又
は追加などによって情報の増減があったか否かをチェッ
クする。つまり、ワイヤやインスタンスが削除されたり
追加されたりしてその回路上のワイヤ及びインスタンス
が増えたり減ったりしたか否かを判断する。
【0039】ステップ7のチェックにおいて、削除又は
追加等によって情報の増減があれば、つまり、回路上の
ワイヤやインスタンスが削除又は追加されたら、ステッ
プ8へ進んで削除データ(削除情報)とその接続データ
や追加データ等を保持して最初の処理へ戻る。つまり、
このステップ8において削除又は追加された配線又はイ
ンスタンスのシンボル名称,接続データ,及び内部識別
番号等の削除情報あるいは追加された配線又はインスタ
ンスのシンボル名称,接続データ等の追加データを保持
する。ステップ8の処理後、回路上の削除又は追加等に
よる配線又はインスタンス等の情報の増減がなければス
テップ9へ進んで他の処理を実行して最初の処理へ戻
る。
追加等によって情報の増減があれば、つまり、回路上の
ワイヤやインスタンスが削除又は追加されたら、ステッ
プ8へ進んで削除データ(削除情報)とその接続データ
や追加データ等を保持して最初の処理へ戻る。つまり、
このステップ8において削除又は追加された配線又はイ
ンスタンスのシンボル名称,接続データ,及び内部識別
番号等の削除情報あるいは追加された配線又はインスタ
ンスのシンボル名称,接続データ等の追加データを保持
する。ステップ8の処理後、回路上の削除又は追加等に
よる配線又はインスタンス等の情報の増減がなければス
テップ9へ進んで他の処理を実行して最初の処理へ戻
る。
【0040】また、図4のステップ10ではコマンド入
力が終了か否かをチェックして、コマンド入力が終了で
なければステップ11へ進んで他の処理を行なって図3
の最初の処理へ戻り、コマンド入力が終了なら図4のス
テップ12へ進んでネットリスト自動作成プログラムが
起動中か否かをチェックする。
力が終了か否かをチェックして、コマンド入力が終了で
なければステップ11へ進んで他の処理を行なって図3
の最初の処理へ戻り、コマンド入力が終了なら図4のス
テップ12へ進んでネットリスト自動作成プログラムが
起動中か否かをチェックする。
【0041】そして、ステップ12のチェックにおい
て、ネットリスト自動作成プログラムが起動中ならステ
ップ13でネットリスト自動作成プログラムを強制的に
終了させてこの処理を終了し、ネットリスト自動作成プ
ログラムが起動中でなければそのままこの処理を終了す
る。
て、ネットリスト自動作成プログラムが起動中ならステ
ップ13でネットリスト自動作成プログラムを強制的に
終了させてこの処理を終了し、ネットリスト自動作成プ
ログラムが起動中でなければそのままこの処理を終了す
る。
【0042】さらに、図5のステップ14ではネットリ
スト自動作成機能が継続中か否かをチェックして、ネッ
トリスト自動作成機能が継続中でないならステップ16
へ進み、ネットリスト自動作成機能が継続中ならステッ
プ15へ進んで継続中の自動作成を入力イベント等に関
係なくトッププライオリティで実行して、ステップ16
へ進む。
スト自動作成機能が継続中か否かをチェックして、ネッ
トリスト自動作成機能が継続中でないならステップ16
へ進み、ネットリスト自動作成機能が継続中ならステッ
プ15へ進んで継続中の自動作成を入力イベント等に関
係なくトッププライオリティで実行して、ステップ16
へ進む。
【0043】ステップ16では更新された回路図でネッ
トリストが作成されていないものがあるか否かをチェッ
クして、ネットリストが作成されていないものがなけれ
ばステップ18へ進んで自動作成されたネットリストを
更新ネットリストとして使用できるように移動して図3
の最初の処理へ戻り、ネットリストが作成されていない
ものがあればステップ17へ進んでネットリスト作成を
行なってステップ16へ戻る。
トリストが作成されていないものがあるか否かをチェッ
クして、ネットリストが作成されていないものがなけれ
ばステップ18へ進んで自動作成されたネットリストを
更新ネットリストとして使用できるように移動して図3
の最初の処理へ戻り、ネットリストが作成されていない
ものがあればステップ17へ進んでネットリスト作成を
行なってステップ16へ戻る。
【0044】また、図6のステップ19では回路図デー
タを更新として登録し、ステップ20でネットリスト自
動作成はONになっているか否かをチェックして、ON
になっていなければ図3の最初の処理へ戻り、ONにな
っていれば図6のステップ21へ進んでネットリスト自
動作成プログラムをバッチ的に実行をかけて平行処理時
にして図3の最初の処理へ戻る。
タを更新として登録し、ステップ20でネットリスト自
動作成はONになっているか否かをチェックして、ON
になっていなければ図3の最初の処理へ戻り、ONにな
っていれば図6のステップ21へ進んでネットリスト自
動作成プログラムをバッチ的に実行をかけて平行処理時
にして図3の最初の処理へ戻る。
【0045】さらに、図7のステップ22では削除がペ
ージ内であるか否かをチェックして、ページ内でなけれ
ば図3の最初の処理に戻り、ページ内であればステップ
23で配線又は配置との接続データは削除データ中にあ
るか否かをチェックする。つまり、このステップ23で
追加された配線又はインスタンスの接続先が回路上で変
わるか否かを判断する。
ージ内であるか否かをチェックして、ページ内でなけれ
ば図3の最初の処理に戻り、ページ内であればステップ
23で配線又は配置との接続データは削除データ中にあ
るか否かをチェックする。つまり、このステップ23で
追加された配線又はインスタンスの接続先が回路上で変
わるか否かを判断する。
【0046】そして、配線又は配置との接続データが削
除データ中にあればステップ24へ進んで内部識別番号
を新規に付けて図3の最初の処理へ戻り、配線又は配置
との接続データは削除データ中になければステップ25
で(削除)以前についていた内部識別番号を付けて図3
の最初の処理へ戻る。
除データ中にあればステップ24へ進んで内部識別番号
を新規に付けて図3の最初の処理へ戻り、配線又は配置
との接続データは削除データ中になければステップ25
で(削除)以前についていた内部識別番号を付けて図3
の最初の処理へ戻る。
【0047】次に、図5のステップ17におけるネット
リスト作成の詳細な処理について説明する。図8はその
処理を示すフローチャートである。この処理では、ステ
ップ30で削除,追加データ(保持してあるデータ)が
あるか否かをチェックして、なければ図3の最初の処理
へ戻り、あれば図8のステップ31へ進んでネットリス
トを作成するときの回路図データが正しい回路か否かを
チェックするネットリスト作成用チェックを実行し、ス
テップ32へ進む。
リスト作成の詳細な処理について説明する。図8はその
処理を示すフローチャートである。この処理では、ステ
ップ30で削除,追加データ(保持してあるデータ)が
あるか否かをチェックして、なければ図3の最初の処理
へ戻り、あれば図8のステップ31へ進んでネットリス
トを作成するときの回路図データが正しい回路か否かを
チェックするネットリスト作成用チェックを実行し、ス
テップ32へ進む。
【0048】ステップ32ではステップ31におけるチ
ェックでエラーがあるかをチェックして、エラーがなけ
ればステップ33へ進んでネットリスト抽出処理を行な
ってこの処理を終了する。
ェックでエラーがあるかをチェックして、エラーがなけ
ればステップ33へ進んでネットリスト抽出処理を行な
ってこの処理を終了する。
【0049】一方、ステップ32のチェックでエラーが
あればステップ34へ進んでエラーを表示し、ステップ
35でそのエラーに対しての処理を使用者からの操作情
報を基にして行ない、ステップ33へ進んでネットリス
ト抽出処理を行なってこの処理を終了する。
あればステップ34へ進んでエラーを表示し、ステップ
35でそのエラーに対しての処理を使用者からの操作情
報を基にして行ない、ステップ33へ進んでネットリス
ト抽出処理を行なってこの処理を終了する。
【0050】次に、図6のステップ21におけるネット
リスト自動作成の詳細な処理について説明する。図9は
その処理を示すフローチャートである。この処理では、
起動されたネットリスト自動作成プログラムによって次
の処理を実行する。
リスト自動作成の詳細な処理について説明する。図9は
その処理を示すフローチャートである。この処理では、
起動されたネットリスト自動作成プログラムによって次
の処理を実行する。
【0051】まず、ステップ40で一定時間(所定時
間)入力イベントがないか否かをチェックして、所定時
間内に入力イベントあればステップ41へ進んでその入
力イベントに応じた他の処理を実行して最初の処理へ戻
り、所定時間内に入力イベントがなければステップ42
へ進んでマイクロコンピュータのCPUが実行中の処理
についての空き(余裕)が多い状態か否かをチェックす
る。
間)入力イベントがないか否かをチェックして、所定時
間内に入力イベントあればステップ41へ進んでその入
力イベントに応じた他の処理を実行して最初の処理へ戻
り、所定時間内に入力イベントがなければステップ42
へ進んでマイクロコンピュータのCPUが実行中の処理
についての空き(余裕)が多い状態か否かをチェックす
る。
【0052】ステップ42のチェックにおいて、CPU
の処理に空きがなければステップ43へ進んで他の処理
として実行中の処理を実行して最初の処理へ戻り、CP
Uに空きがあればステップ44へ進んでネットリスト自
動作成継続中か否かをチェックして、ネットリスト自動
作成継続中でなければステップ46へ進んで新規にネッ
トリスト作成処理を実行する。
の処理に空きがなければステップ43へ進んで他の処理
として実行中の処理を実行して最初の処理へ戻り、CP
Uに空きがあればステップ44へ進んでネットリスト自
動作成継続中か否かをチェックして、ネットリスト自動
作成継続中でなければステップ46へ進んで新規にネッ
トリスト作成処理を実行する。
【0053】但し、新規にネットリスト作成処理はバッ
チ的に行ない、入力イベントなしでCPUに特別負荷を
与えるJobがない間だけ実行し、入力イベントやCP
Uに最大負荷(特別負荷)を与えるほかの処理が発生し
た時点で、一旦その状態で処理を停止してステップ47
へ進み、あればネットリスト作成を続ける。
チ的に行ない、入力イベントなしでCPUに特別負荷を
与えるJobがない間だけ実行し、入力イベントやCP
Uに最大負荷(特別負荷)を与えるほかの処理が発生し
た時点で、一旦その状態で処理を停止してステップ47
へ進み、あればネットリスト作成を続ける。
【0054】一方、ステップ44のチェックにおいて、
ネットリスト自動作成継続中であればステップ45へ進
んでネットリスト作成を入力イベントなしでCPUに最
大負荷(特別負荷)を与えるJobがない間だけ継続
し、入力イベントやCPUに特別負荷を与える他の処理
が発生した時点で、一旦その状態で処理を停止してステ
ップ47へ進む。
ネットリスト自動作成継続中であればステップ45へ進
んでネットリスト作成を入力イベントなしでCPUに最
大負荷(特別負荷)を与えるJobがない間だけ継続
し、入力イベントやCPUに特別負荷を与える他の処理
が発生した時点で、一旦その状態で処理を停止してステ
ップ47へ進む。
【0055】ステップ47ではネットリスト作成完了か
否かをチェックして、イベント等のインタラプトで完了
でなければステップ48へ進んで他の処理を行なって最
初の処理へ戻り、完了ならステップ49へ進んで他の回
路図でネットリスト自動作成するものがあるか否かをチ
ェックして、なければそのままこの処理を終了し、あれ
ばステップ50へ進んで対象回路図をセットして最初の
処理へ戻る。
否かをチェックして、イベント等のインタラプトで完了
でなければステップ48へ進んで他の処理を行なって最
初の処理へ戻り、完了ならステップ49へ進んで他の回
路図でネットリスト自動作成するものがあるか否かをチ
ェックして、なければそのままこの処理を終了し、あれ
ばステップ50へ進んで対象回路図をセットして最初の
処理へ戻る。
【0056】次に、この回路図入力システムの効果を列
挙する。 (1)回路図の絵柄とは別に論理に対する変更の有無を
管理できるので、回路図修正の際に論理が変更されなか
ったとき、CPUは無駄な更新処理をしなくてよくな
り、論理的に処理を行なうことができ、処理の効率化を
図ることができる。
挙する。 (1)回路図の絵柄とは別に論理に対する変更の有無を
管理できるので、回路図修正の際に論理が変更されなか
ったとき、CPUは無駄な更新処理をしなくてよくな
り、論理的に処理を行なうことができ、処理の効率化を
図ることができる。
【0057】(2)使用者が指示した時点でネットリス
ト作成を開始するのではなく、使用者によってデータ入
力されない間の空き時間を利用して、バッチ的にネット
リストを事前に作成することにより、その時点で事前作
成したデータをセットすることができるので、CPUの
処理待ち時間を低減させて、効率良く稼動させることが
できる。
ト作成を開始するのではなく、使用者によってデータ入
力されない間の空き時間を利用して、バッチ的にネット
リストを事前に作成することにより、その時点で事前作
成したデータをセットすることができるので、CPUの
処理待ち時間を低減させて、効率良く稼動させることが
できる。
【0058】(3)ネットリスト作成用チェックをネッ
トリスト作成前に実行することによって、誤りのある回
路図のネットリストを作ることがなくなり、常に、正し
い回路図のネットリストを得ることができる。また、回
路図に誤りがあるときにはネットリストを作成しないの
で、CPUを無駄に稼動させることなく処理の効率化を
図ることができる。
トリスト作成前に実行することによって、誤りのある回
路図のネットリストを作ることがなくなり、常に、正し
い回路図のネットリストを得ることができる。また、回
路図に誤りがあるときにはネットリストを作成しないの
で、CPUを無駄に稼動させることなく処理の効率化を
図ることができる。
【0059】(4)ネットリスト自動作成機能を起動さ
せるか否かを選択できるので、使用者が少しの間入力作
業を行なわないときに起動させないようにOFFにすれ
ば、バックグラウンドで実行した場合に次に入力作業を
再開するときにレスポンスが遅くなることがなくなり、
CPUによる不要な処理をなくすことができる。
せるか否かを選択できるので、使用者が少しの間入力作
業を行なわないときに起動させないようにOFFにすれ
ば、バックグラウンドで実行した場合に次に入力作業を
再開するときにレスポンスが遅くなることがなくなり、
CPUによる不要な処理をなくすことができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る回路図入力システムによれば、回路図データに対して
配線又は論理記号,部品シンボル等のインスタンスが削
除されると、その削除された配線又はインスタンスの削
除情報を保持し、回路図データに対して配線又はインス
タンスが追加されたとき、その削除情報を基にして回路
上の論理が変わらないときはその追加された配線又はイ
ンスタンスに対して削除時と同じ内部識別番号を付加し
て登録するので、回路図の修正結果に論理の変更がなけ
れば配線又はインスタンスの内部識別番号の更新処理を
行なわずに修正時の更新処理を効率良くできる。
る回路図入力システムによれば、回路図データに対して
配線又は論理記号,部品シンボル等のインスタンスが削
除されると、その削除された配線又はインスタンスの削
除情報を保持し、回路図データに対して配線又はインス
タンスが追加されたとき、その削除情報を基にして回路
上の論理が変わらないときはその追加された配線又はイ
ンスタンスに対して削除時と同じ内部識別番号を付加し
て登録するので、回路図の修正結果に論理の変更がなけ
れば配線又はインスタンスの内部識別番号の更新処理を
行なわずに修正時の更新処理を効率良くできる。
【0061】また、所定時間内にデータ入力が検出され
なかったときにマイクロコンピュータのCPUが最大負
荷のあるプログラムを実行していることが検出されなか
ったときには、保持されている回路図データを基にして
バッチ処理でネットリストを作成して保持するようにす
れば、データ入力の空き時間を利用してネットリストを
作成することができ、ネットリストを効率良く作成する
ことができる。
なかったときにマイクロコンピュータのCPUが最大負
荷のあるプログラムを実行していることが検出されなか
ったときには、保持されている回路図データを基にして
バッチ処理でネットリストを作成して保持するようにす
れば、データ入力の空き時間を利用してネットリストを
作成することができ、ネットリストを効率良く作成する
ことができる。
【0062】さらに、ネットリストを作成する回路図デ
ータが正しい回路か否かをチェックするようにすれば、
誤った回路図データによるネットリストを作成すること
がなくなり、無駄なネットリストの作成処理を行なわず
にネットリストを効率良く作成することができる。
ータが正しい回路か否かをチェックするようにすれば、
誤った回路図データによるネットリストを作成すること
がなくなり、無駄なネットリストの作成処理を行なわず
にネットリストを効率良く作成することができる。
【0063】さらにまた、ネットリストの自動作成を起
動させるか否かを選択するようにすれば、データ入力と
ネットリストの自動作成とのいずれかを優先させること
ができ、ネットリストを効率良く作成することができ
る。
動させるか否かを選択するようにすれば、データ入力と
ネットリストの自動作成とのいずれかを優先させること
ができ、ネットリストを効率良く作成することができ
る。
【図1】図2のデータ処理部のこの発明にかかわる機能
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例である回路図入力システム
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図3】図1に示す回路図入力システムにおける回路図
修正の処理を示すフローチャートである。
修正の処理を示すフローチャートである。
【図4】その続きの処理を示すフローチャートである。
【図5】同じくその続きの処理を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図6】また同じくその続きの処理を示すフローチャー
トである。
トである。
【図7】さらに同じくその続きの処理を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図8】図5のネットリスト作成の詳細な処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図9】図6のネットリスト自動作成の詳細な処理を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
1:データ処理部 2:マウス 3:キーボード 4:メモリ 5:画面表示部 10:回路データ保
持手段 11:回路修正手段 12:追加・削除情
報保持手段 13:回路接続差判別手段 14:内部識別番号
発生手段 15:回路登録手段 16:入力イベント
検出手段 17:CPU稼動状態検出手段 18:ネットリスト
自動作成手段 19:ネットリスト保持手段 20:ネットリスト
作成用チェック手段 21:ネットリスト自動作成機能ON/OFF手段
持手段 11:回路修正手段 12:追加・削除情
報保持手段 13:回路接続差判別手段 14:内部識別番号
発生手段 15:回路登録手段 16:入力イベント
検出手段 17:CPU稼動状態検出手段 18:ネットリスト
自動作成手段 19:ネットリスト保持手段 20:ネットリスト
作成用チェック手段 21:ネットリスト自動作成機能ON/OFF手段
Claims (4)
- 【請求項1】 回路図データを入力して保持する回路図
保持手段と、該手段に保持されている回路図データに対
して配線又は論理記号,部品シンボル等のインスタンス
の追加又は削除等の修正をする回路図修正手段と、該手
段によって削除された配線又はインスタンスの削除情報
を保持する削除情報保持手段と、前記回路図修正手段に
よって追加された配線又はインスタンスについて前記削
除情報保持手段に保持されている削除情報を基にして回
路上の論理が変わるか否かを判断する論理変更判別手段
と、該手段によって論理が変わらないと判断された配線
又はインスタンスに対して削除時と同じ内部識別番号
を、論理が変わると判断された場合は新規な内部識別番
号をそれぞれ発生する内部識別番号発生手段と、該手段
によって発生された内部識別番号を付加した修正後の回
路図データを前記回路図保持手段に登録する回路登録手
段とを備えたことを特徴とする回路図入力システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の回路図入力システムにお
いて、前記各手段の機能を実現するマイクロコンピュー
タを備え、 所定時間内にデータ入力が発生したか否かを検出する入
力イベント検出手段と、該手段によって所定時間内にデ
ータ入力が検出されなかったときに前記マイクロコンピ
ュータのCPUが最大負荷のあるプログラムを実行して
いるか否かを検出するCPU稼動状態検出手段と、該手
段によってCPUが最大負荷のあるプログラムを実行し
ていることが検出されなかったときに前記回路図保持手
段に保持されている回路図データを基にしてバッチ処理
でネットリストを作成するネットリスト自動作成手段
と、該手段によって作成されたネットリストを保持する
ネットリスト保持手段とを設けたことを特徴とする回路
図入力システム。 - 【請求項3】 請求項2記載の回路図入力システムにお
いて、 前記ネットリスト自動作成手段によってネットリストを
作成するときの回路図データが正しい回路か否かをチェ
ックする回路図チェック手段を設けたことを特徴とする
回路図入力システム。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
回路図入力システムにおいて、前記ネットリスト自動作
成手段を起動させるか否かを選択するネットリスト自動
作成選択手段を設けたことを特徴とする回路図入力シス
テム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5184722A JPH0744599A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 回路図入力システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5184722A JPH0744599A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 回路図入力システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0744599A true JPH0744599A (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=16158226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5184722A Pending JPH0744599A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 回路図入力システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0744599A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6388349B1 (en) * | 1997-10-31 | 2002-05-14 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Mounting structure for vibrator with contact power supply |
JP2009223697A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Ricoh Co Ltd | 検証装置及び検証方法 |
-
1993
- 1993-07-27 JP JP5184722A patent/JPH0744599A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6388349B1 (en) * | 1997-10-31 | 2002-05-14 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Mounting structure for vibrator with contact power supply |
JP2009223697A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Ricoh Co Ltd | 検証装置及び検証方法 |
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